JP6087262B2 - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6087262B2 JP6087262B2 JP2013245215A JP2013245215A JP6087262B2 JP 6087262 B2 JP6087262 B2 JP 6087262B2 JP 2013245215 A JP2013245215 A JP 2013245215A JP 2013245215 A JP2013245215 A JP 2013245215A JP 6087262 B2 JP6087262 B2 JP 6087262B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- unit
- prediction target
- temperature prediction
- predicted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 78
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 claims description 60
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 49
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 39
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 25
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 25
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 claims description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 description 7
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 4
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る数値制御装置1の構成を示すブロック図である。数値制御装置1は、プログラム2を解析し、駆動装置3から駆動装置電流および駆動装置温度を、モータ4からモータ電流およびモータ温度を、周囲温度センサ5から周囲温度を取得しながら、駆動装置3を介してモータ4を運転させるために駆動装置3へ運転信号を出力するとともに、連続で運転できる運転サイクルの回数である残サイクル数を表示器6に出力する。
ここで、qは単位時間当たりの発熱量、Iは実測電流、rは温度予測対象の抵抗である。^2は2乗を示す。ある時刻の発熱量は、当該時刻における単位時間当たりの発熱量にサンプリング周期分の時間を乗算した値とする。抵抗rは、予め実験を行い温度予測対象の電流と発熱量を測定して最小2乗法などの方法により同定する。なお、温度予測対象が複数個である場合は、それぞれの温度予測対象に対して発熱量を算出する。
t(i)は時刻iでの温度予測対象の温度から周囲温度を差し引いた温度である。q(i)は時刻iにおける発熱量である。a(0<a<1)は放熱係数であり、b(b>0)は発熱係数である。放熱係数および発熱係数は温度予測対象の構造や運転環境によって決定される値である。両係数は予め温度予測対象の各時刻の温度を測定して最小2乗法などの方法により同定する。なお、時刻iを現在時刻としj≧0とすると、t(i+j+1)は、時刻i+j+1での予測温度から現在時刻の周囲温度を差し引いた温度となる。温度予測対象の温度変化に比べて、温度予測対象の周囲の空気の温度変化は十分に小さいため、時刻i−jおよび時刻i+jの周囲温度は時刻iの周囲温度として扱うことができる。
この数式(3)は、数式(2)を用いて温度t(n)と温度t(n+k)の関係を表した式である。特に、数式(3)において、kを無限大とすると無限回の運転サイクルを実行したときの温度T(n)が以下の数式(4)のように導出できる。
ただし、AおよびBは下記の数式(5)および(6)で示される。
数式(6)において、Σ_(i=0)^(k−1){}は、i=0、1、・・・、k−1のそれぞれの場合について{}内の値の総和をとる操作を表す。
なお、数式(8)においてAおよびBは数式(5)および(6)より導出する。
数式(10)において、logA[]は底がAである対数をとる操作を表す。
図3は、本発明の実施の形態2に係る数値制御装置1bの構成を示すブロック図である。なお、図3では、図1に示した実施の形態1の構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。実施の形態1では、温度推移モデルおよび温度推移逆モデルの放熱係数および発熱係数を一度同定すると以降は固定値として扱い、温度予測および残サイクル数を算出する構成だった。
図4は、本発明の実施の形態3に係る数値制御装置1cの構成を示すブロック図である。なお、図4では、図1に示した実施の形態1の構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本実施の形態3に関わる部分を中心に説明する。
y(i+1)=a×y(i)+q(i) ・・・(12)
そして、今回の温度予測タイミングにおけるx(n)をAとし、y(n)にbを乗じた量をBとする。
図5は、本発明の実施の形態4に係る数値制御装置1dの構成を示すブロック図である。なお、図5では、図3に示した実施の形態2および3の構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本実施の形態4に関わる部分を中心に説明する。
Claims (7)
- モータまたは駆動装置の一方または両方を温度予測対象とし、モータが同一の運転を繰り返すように駆動装置を介してモータを制御する数値制御装置において、
前記温度予測対象の温度および電流を取得して出力する運転状態取得部と、
前記温度予測対象の電流から前記温度予測対象の発熱量を演算する発熱量演算部と、
前記温度予測対象の発熱量を記録する発熱量記録部と、
前記温度予測対象の温度、周囲温度および前記発熱量記録部に記録された発熱量、および1回の運転サイクルに要する時間から温度推移モデルに基づいて、前記温度予測対象の温度を予測温度として予測する温度予測部と、
前記温度予測対象の温度、周囲温度および前記発熱量記録部に記録された発熱量、および前記1回の運転サイクルに要する時間から温度推移逆モデルに基づいて、前記温度予測対象の温度が予め定めた値に達するまでに要する運転回数を残サイクル数として演算する残サイクル数演算部と、
を備えることを特徴とする数値制御装置。 - 前記温度予測対象の温度を記録する実測温度記録部と、
前記予測温度を記録する予測温度記録部と、
前記実測温度記録部に記録された前記温度予測対象の温度と前記予測温度記録部に記録された前記予測温度とを比較し両者の誤差に基づいて前記温度推移モデルおよび前記温度推移逆モデルを補正するモデル補正部と、
を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。 - モータまたは駆動装置の一方または両方を温度予測対象とし、モータが同一の運転を繰り返すように駆動装置を介してモータを制御する数値制御装置において、
前記温度予測対象の温度および電流を取得して出力する運転状態取得部と、
前記温度予測対象の電流から前記温度予測対象の発熱量を演算する発熱量演算部と、
前記温度予測対象の温度、周囲温度および前記発熱量演算部で演算された発熱量、および1回の運転サイクルに要する時間から温度推移モデルに基づいて、前記温度予測対象の温度を予測温度として予測する温度予測部と、
前記温度予測対象の温度、周囲温度および前記発熱量演算部で演算された発熱量、および前記1回の運転サイクルに要する時間から温度推移逆モデルに基づいて、前記温度予測対象の温度が予め定めた値に達するまでに要する運転回数を残サイクル数として演算する残サイクル数演算部と、
を備えることを特徴とする数値制御装置。 - 前記温度予測対象の温度を記録する実測温度記録部と、
前記予測温度を記録する予測温度記録部と、
前記実測温度記録部に記録された前記温度予測対象の温度と前記予測温度記録部に記録された前記予測温度とを比較し両者の誤差に基づいて前記温度推移モデルおよび前記温度推移逆モデルを補正するモデル補正部と、
を備える
ことを特徴とする請求項3に記載の数値制御装置。 - 前記温度予測部は、温度予測の前に第1の時刻における温度と、前記第1の時刻から前記1回の運転サイクルに要する時間後の時刻における温度との関係を示す第1の温度関係式の係数および定数を逐次演算により算出し、
前記残サイクル数演算部は、前記残サイクル数の演算の前に第2の時刻における温度と、前記第2の時刻から前記1回の運転サイクルに要する時間前の時刻における温度との関係を示す第2の温度関係式の係数および定数を逐次演算により算出する
ことを特徴とする請求項3または4に記載の数値制御装置。 - 前記温度推移モデルは、周囲への放熱および運転により発生した発熱量の影響により
温度予測対象の温度が時間的に順方向に推移する過程を表したモデルであり、
前記温度推移逆モデルは、周囲への放熱および運転により発生した発熱量の影響により
温度予測対象の温度が時間的に逆方向に推移する過程を表したモデルである
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の数値制御装置。 - 前記残サイクル数を表示する表示部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の数値制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013245215A JP6087262B2 (ja) | 2013-11-27 | 2013-11-27 | 数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013245215A JP6087262B2 (ja) | 2013-11-27 | 2013-11-27 | 数値制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015103169A JP2015103169A (ja) | 2015-06-04 |
JP6087262B2 true JP6087262B2 (ja) | 2017-03-01 |
Family
ID=53378782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013245215A Active JP6087262B2 (ja) | 2013-11-27 | 2013-11-27 | 数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6087262B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111208782A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-05-29 | 北京航天测控技术有限公司 | 一种用于机床主轴状态预测的数据处理方法及装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6438366B2 (ja) * | 2015-08-28 | 2018-12-12 | ファナック株式会社 | 電動機に対する動作指令を学習する機械学習方法および機械学習装置並びに該機械学習装置を備えた制御装置および電動機装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126010A (ja) * | 1986-11-15 | 1988-05-30 | Kobe Steel Ltd | テイ−チング・プレイバツク式ロボツトの作業限界予知方法 |
JP3902710B2 (ja) * | 1999-03-24 | 2007-04-11 | 株式会社牧野フライス製作所 | 数値制御による工作機械の制御方法及び装置 |
JP2010120150A (ja) * | 2008-11-22 | 2010-06-03 | Mori Seiki Co Ltd | 工作機械の熱変形補正のための推定方法 |
JP5628994B2 (ja) * | 2013-01-21 | 2014-11-19 | ファナック株式会社 | モータがオーバーヒート温度に達するまでの時間を推定する時間推定手段を有する工作機械の制御装置 |
-
2013
- 2013-11-27 JP JP2013245215A patent/JP6087262B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111208782A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-05-29 | 北京航天测控技术有限公司 | 一种用于机床主轴状态预测的数据处理方法及装置 |
CN111208782B (zh) * | 2019-12-26 | 2021-06-22 | 北京航天测控技术有限公司 | 一种用于机床主轴状态预测的数据处理方法及装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015103169A (ja) | 2015-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6234187B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JP6464220B2 (ja) | 機械学習装置及び熱変位補正装置 | |
CN106873506B (zh) | 校正装置、校正装置的控制方法、信息处理程序及记录介质 | |
JP5956619B2 (ja) | 加工条件に応じてパラメータを調整するパラメータ自動調整装置 | |
US9887661B2 (en) | Machine learning method and machine learning apparatus learning operating command to electric motor and controller and electric motor apparatus including machine learning apparatus | |
JP6443311B2 (ja) | 制御装置、制御プログラムおよび記録媒体 | |
JP5837148B1 (ja) | 工作機械の熱変位補正装置 | |
JP6469065B2 (ja) | 機械学習装置及び加工時間予測装置 | |
CN107193219B (zh) | 仿真装置、仿真方法、控制程序以及记录介质 | |
JP5779320B2 (ja) | グロープラグの温度を制御する方法及びグロープラグ制御ユニット | |
JP2011005623A (ja) | 消費電力推定装置 | |
JP2016016488A (ja) | ロボットプログラム修正システム | |
US20180267486A1 (en) | Control device, storage medium, and control system | |
CN107798160A (zh) | 用于数控机床的热变形预测的方法和装置 | |
WO2017094424A1 (ja) | 制御装置 | |
JP6111913B2 (ja) | 制御パラメータ調整システム | |
US9912215B2 (en) | Motor control device for estimating temperature of windings, and method for calculating allowable duty cycle time for machine | |
JP2009229382A (ja) | 制御機器および電力推定方法 | |
CN107193218B (zh) | 仿真装置、仿真方法、控制程序以及记录介质 | |
CN113050539A (zh) | 热位移校正装置 | |
JP6753893B2 (ja) | 熱変位補正装置 | |
JP5321165B2 (ja) | フィードフォワード量推定装置および制御装置 | |
JP6087262B2 (ja) | 数値制御装置 | |
US11137728B2 (en) | Processing device, control parameter determination method, and non-transitory recording medium storing a control parameter determination program | |
JP2006220408A (ja) | 温度制御方法、温度制御装置、熱処理装置およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160915 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160920 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6087262 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |