JP6085472B2 - Scramjet engine and combustion control method - Google Patents
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Description
本発明は、スクラムジェットエンジンに関する。特に、本発明は、スクラムジェットエンジンにおける燃焼制御に関する。 The present invention relates to a scramjet engine. In particular, the present invention relates to combustion control in a scramjet engine.
ジェットエンジンの一種として、ラムジェットエンジン(ramjet engine)が知られている。ラムジェットエンジンは、機械的な圧縮機の代わりに、高速飛行に伴うラム圧による空気の圧縮を利用する。より詳細には、インレットにおいて、ラム圧により空気の圧縮が行われ、超音速空気流は亜音速まで減速させられる。燃焼室では、その亜音速空気流に対して燃料が噴射され、燃焼(亜音速燃焼)が発生する。このようなラムジェットエンジンは、動作領域が超音速領域などの高速領域(マッハ3〜5が最も効率が良い)に限られるが、機械的な圧縮機を使用しないため、機体の軽量化の観点から好適である。 A ramjet engine is known as a type of jet engine. A ramjet engine uses air compression by ram pressure associated with high-speed flight instead of a mechanical compressor. More specifically, air compression is performed at the inlet by ram pressure, and supersonic airflow is decelerated to subsonic speed. In the combustion chamber, fuel is injected with respect to the subsonic air flow, and combustion (subsonic combustion) occurs. Such a ramjet engine is limited to a high speed region such as a supersonic region (Mach 3 to 5 is most efficient), but since a mechanical compressor is not used, the viewpoint of weight reduction of the fuselage To preferred.
その一方で、飛行速度がマッハ5を超えると、吸入した超音速空気流を亜音速まで減速する場合、吸入した空気流の圧力損失や機体に係る空気抵抗が増大し、非効率に(最悪の場合はエンジンの作動が困難に)なってくる。そこで、吸入した超音速空気流を超音速のまま燃焼室に導き、超音速燃焼を行う技術も提案されている。これは、スクラムジェット(スーパーソニック・コンバスチョン・ラムジェット(supersonic combustion ramjet))エンジンと呼ばれている。 On the other hand, when the flying speed exceeds Mach 5, when the supersonic airflow sucked is decelerated to subsonic speed, the pressure loss of the sucked airflow and the air resistance related to the aircraft increase, which is inefficient (worst The engine will be difficult to operate). Therefore, a technique for supersonic combustion is also proposed in which the supersonic air flow that has been sucked is guided to the combustion chamber in supersonic speed. This is called a scramjet (supersonic combustion ramjet) engine.
図1は、典型的なスクラムジェットエンジンの構成を概略的に示している。インレット110に吸入される超音速空気流は、超音速のまま、燃焼室120に導かれる。燃焼室120では、その超音速空気流に対して燃料が噴射され、燃焼(超音速燃焼)が発生する。そして、その燃焼により発生した燃焼ガスがノズル130から噴出し、その反動で推進力が得られる。このようなスクラムジェットエンジンでは、吸入から排気までのエンジン全域にわたって、空気流が音速以下に減速されることがないため、広いマッハ数域で高いエンジン性能が維持される。
FIG. 1 schematically shows the configuration of a typical scramjet engine. The supersonic air flow sucked into the inlet 110 is guided to the
但し、スクラムジェットエンジンの場合、超音速の空気流が燃焼室120を通過する時間は、数ミリ秒と非常に短い。そのため、燃料に如何に早く着火するか、すなわち、着火性の向上が重要な課題の1つとなる。
However, in the case of a scramjet engine, the time required for the supersonic air flow to pass through the
特許文献1(特開平8−334213号公報)は、超音速燃焼器における着火性を向上させることを目的とした2段噴射方式を開示している。具体的には、図2に示されるように、2つの燃料噴射部101、102が、主流空気の方向に沿って上流側と下流側に分けて配置される。2つの燃料噴射部のうち、下流側の燃料噴射部102が主に燃料を噴射し、上流側の燃料噴射部101は補助的に燃料を噴射する。下流側の燃料噴射部102から超音速空気流に対して主燃料が噴射されることにより、図2に示されるように、斜め衝撃波103が形成される。更に、その斜め衝撃波103の前には、回転流が発生し、循環領域104が形成される。上流側の燃料噴射部101から噴射される少量の補助燃料は、燃焼室壁に沿って流れ、その循環領域104に供給される。結果として、循環領域104内の燃料濃度が増加し、自己着火温度が低下する。すなわち、着火性が向上する。
Patent Document 1 (Japanese Patent Laid-Open No. 8-334213) discloses a two-stage injection method aimed at improving the ignitability in a supersonic combustor. Specifically, as shown in FIG. 2, the two
図2で示された方式の場合、保炎は、斜め衝撃波103の下流領域(相対的に流速の低い領域)において主になされる。つまり、保炎位置は、下流側の燃料噴射部102の位置に依存して決定される。しかしながら、エンジン比推力増大あるいはエンジン小型化の観点から言えば、保炎はできるだけ上流側にて行うことが望ましい。
In the case of the method shown in FIG. 2, flame holding is mainly performed in the downstream region (region where the flow velocity is relatively low) of the
本発明の1つの目的は、スクラムジェットエンジンに関する新たな燃焼制御方式を提供することにある。 One object of the present invention is to provide a new combustion control system for a scramjet engine.
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。 [Means for Solving the Problems] will be described below using the numbers and symbols used in [Best Mode for Carrying Out the Invention]. These numbers and symbols are added in parentheses in order to clarify the correspondence between the description of [Claims] and [Best Mode for Carrying Out the Invention]. However, these numbers and symbols should not be used for the interpretation of the technical scope of the invention described in [Claims].
本発明の1つの観点において、スクラムジェットエンジンが提供される。そのスクラムジェットエンジンは、燃焼室(120)に第1燃料(11)を噴射する第1燃料噴射部(10)と、主流空気の方向(X)に沿って第1燃料噴射部(10)の下流に設けられ、燃焼室(120)に第2燃料(21)を噴射する第2燃料噴射部(20)と、第1燃料(11)及び第2燃料(21)のそれぞれの噴射量を制御する制御部(30)と、を備える。制御部(30)は、第1期間(P1)よりも後の第2期間(P2)における第2燃料(21)の噴射量を、第1期間(P1)における第2燃料(21)の噴射量及び第2期間(P2)における第1燃料(11)の噴射量より減らす。 In one aspect of the invention, a scramjet engine is provided. The scramjet engine includes a first fuel injection section (10) that injects the first fuel (11) into the combustion chamber (120), and a first fuel injection section (10) along the direction (X) of the mainstream air. A second fuel injection unit (20) that is provided downstream and injects the second fuel (21) into the combustion chamber (120), and controls the injection amounts of the first fuel (11) and the second fuel (21). And a control unit (30). The control unit (30) determines the injection amount of the second fuel (21) in the second period (P2) after the first period (P1), and the injection of the second fuel (21) in the first period (P1). The amount and the injection amount of the first fuel (11) in the second period (P2) are reduced.
本発明の他の観点において、スクラムジェットエンジンにおける燃焼制御方法が提供される。スクラムジェットエンジンは、燃焼室(120)に第1燃料(11)を噴射する第1燃料噴射部(10)と、主流空気の方向(X)に沿って第1燃料噴射部(10)の下流に設けられ、燃焼室(120)に第2燃料(21)を噴射する第2燃料噴射部(20)と、を備える。燃焼制御方法は、第1期間(P1)よりも後の第2期間(P2)における第2燃料(21)の噴射量を、第1期間(P1)における第2燃料(21)の噴射量及び第2期間(P2)における第1燃料(11)の噴射量より減らすステップを含む。 In another aspect of the present invention, a combustion control method for a scramjet engine is provided. The scramjet engine includes a first fuel injection section (10) that injects a first fuel (11) into a combustion chamber (120), and a downstream of the first fuel injection section (10) along the direction (X) of mainstream air. And a second fuel injection section (20) for injecting the second fuel (21) into the combustion chamber (120). The combustion control method uses the injection amount of the second fuel (21) in the second period (P2) after the first period (P1), the injection amount of the second fuel (21) in the first period (P1), and A step of reducing the injection amount of the first fuel (11) in the second period (P2).
本発明によれば、スクラムジェットエンジンに関する新たな燃焼制御方式が提供される。 According to the present invention, a new combustion control system for a scramjet engine is provided.
添付図面を参照して、本発明の実施の形態に係るスクラムジェットエンジン及び燃焼制御方法を説明する。 A scramjet engine and a combustion control method according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
1.第1の実施の形態
図3は、本発明の第1の実施の形態に係るスクラムジェットエンジンの構成、特に、燃焼室120(図1参照)への燃料噴射に関連する構成を示している。スクラムジェットエンジンは、第1燃料噴射部10、第2燃料噴射部20、及び制御部30を備えている。
1. First Embodiment FIG. 3 shows a configuration of a scramjet engine according to a first embodiment of the present invention, in particular, a configuration related to fuel injection into a combustion chamber 120 (see FIG. 1). The scramjet engine includes a first
第1燃料噴射部10は、燃焼室120に対して第1燃料11を噴射する。第2燃料噴射部20は、燃焼室120に対して第2燃料21を噴射する。また、燃焼室120を流れる主流空気(超音速空気流)の方向がX方向であるとき、そのX方向に沿って、第2燃料噴射部20は、第1燃料噴射部10の下流に設けられている。言い換えれば、X方向において、第1燃料噴射部10は、第2燃料噴射部20よりも上流側に配置されており、第2燃料噴射部20は、第1燃料噴射部10よりも下流側に配置されている。
The first
制御部30は、第1燃料噴射部10からの第1燃料11の噴射量、及び、第2燃料噴射部20からの第2燃料21の噴射量を制御するように構成されている。
The
次に、本実施の形態に係るスクラムジェットエンジンにおける燃焼制御を説明する。 Next, combustion control in the scramjet engine according to the present embodiment will be described.
まず、図3を参照して、着火時における制御を説明する。着火時、制御部30は、第1燃料11と第2燃料21のそれぞれの噴射量を“ある程度”に設定する。ここで、“ある程度”とは、超音速空気流に対する燃料の噴射によって斜め衝撃波が形成される程度を意味する。
First, the control at the time of ignition will be described with reference to FIG. At the time of ignition, the
より詳細には、第1燃料噴射部10は、燃焼室120の超音速空気流に対してある程度の第1燃料11を噴射する。その結果、噴射された第1燃料11の上流側に第1斜め衝撃波12が形成される。更に、その第1斜め衝撃波12の前には、回転流が発生し、第1亜音速領域(第1循環領域)13が形成される。
More specifically, the first
また、第2燃料噴射部20は、燃焼室120の超音速空気流に対してある程度の第2燃料21を噴射する。その結果、噴射された第2燃料21の上流側に第2斜め衝撃波22が形成される。更に、その第2斜め衝撃波22の前には、回転流が発生し、第2亜音速領域(第2循環領域)23が形成される。
Further, the second
図3に示されるように、第2亜音速領域23は、第1燃料噴射部10と第2燃料噴射部20との間に形成される。本実施の形態では、制御部30は、その第2亜音速領域23が第1燃料噴射部10の直ぐ下流にまで達するように、第2燃料21の噴射量を設定する。第2亜音速領域23では流速が低いため、第1燃料噴射部10から噴射された第1燃料11は、その第2亜音速領域23において着火し易くなる。すなわち、着火性が向上する。
As shown in FIG. 3, the second
次に、図4を参照して、着火後における制御を説明する。着火後も、制御部30は、第1燃料11の噴射量を“ある程度”に維持する。その結果、第1斜め衝撃波12及び第1亜音速領域13は維持される。従って、保炎は、第1斜め衝撃波12の下流の領域(相対的に流速の低い領域)において可能である。
Next, the control after ignition will be described with reference to FIG. Even after ignition, the
一方、保炎が第1斜め衝撃波12の下流領域で可能であるため、その保炎期間において第2燃料21の噴射を“ある程度”に維持する必要はない。つまり、保炎期間中、制御部30は、第2燃料21の噴射量を着火時よりも減らすことができる。あるいは、制御部30は、保炎期間中、第2燃料21の噴射を停止させてもよい。いずれにせよ、保炎期間において、第2燃料21の噴射量は、第1燃料11の噴射量よりも少なく設定される。
On the other hand, since flame holding is possible in the downstream region of the first
結果として、保炎は、第1斜め衝撃波12の下流の領域において主になされることになる。すなわち、保炎位置は、上流側の第1燃料噴射部10の位置に依存して決定される。このように保炎が上流側で行われることは、エンジン比推力増大あるいはエンジン小型化の観点から好適である。
As a result, the flame holding is mainly performed in a region downstream of the first
図5は、本実施の形態に係る燃焼制御方式を要約的に示している。着火期間P1(図3参照)において、制御部30は、第1燃料11と第2燃料21のそれぞれの噴射量を“ある程度”に設定する。着火期間P1に続く保炎期間P2(図4)において、制御部30は、第1燃料11の噴射量を“ある程度”に維持する。一方、制御部30は、保炎期間P2における第2燃料21の噴射量を、着火期間P1における第2燃料21の噴射量及び保炎期間P2における第1燃料11の噴射量よりも減らす。例えば、制御部30は、保炎期間P2において第2燃料21の噴射を停止させる。このような燃焼制御方式により、保炎位置は、上流側の第1燃料噴射部10の位置に依存して決定されることになる。
FIG. 5 schematically shows the combustion control system according to the present embodiment. In the ignition period P1 (see FIG. 3), the
図6は、比較例として、特許文献1の場合の燃焼制御方式(図2参照)を要約的に示している。比較例の場合、下流側の第2燃料21が主燃料として用いられる。上流側の第1燃料11は、着火のために補助的に用いられるに過ぎない。この場合、保炎位置は、下流側の燃料噴射部102の位置に依存して決定されることになる。
FIG. 6 schematically shows a combustion control method (see FIG. 2) in the case of Patent Document 1 as a comparative example. In the case of the comparative example, the downstream
図7は、比較例と本実施の形態との対比を示している。第1燃料噴射部10と第2燃料噴射部20との間のX方向距離は“α”であるとする。また、保炎に必要な長さは“L”であるとする。このとき、最低限必要な燃焼器長を考える。比較例の場合、最低“L+α”の燃焼器長が必要である。一方、本実施の形態の場合、最低“L”の燃焼器長で足りる。すなわち、本実施の形態によれば、エンジンを小型・軽量化することができる。
FIG. 7 shows a comparison between the comparative example and the present embodiment. It is assumed that the distance in the X direction between the first
もしくは、保炎位置が上流側にシフトする分だけ圧力を受ける燃焼器面積が増大するため、エンジン比推力が増加する。 Alternatively, the area of the combustor that receives pressure is increased by the amount by which the flame holding position is shifted upstream, so that the engine specific thrust increases.
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、スクラムジェットエンジンの着火性が向上する。更に、小型・軽量化あるいは比推力の増大が可能となる。 As described above, according to the present embodiment, the ignitability of the scramjet engine is improved. Furthermore, it becomes possible to reduce the size and weight or increase the specific thrust.
2.第2の実施の形態
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る構成を示している。第1の実施の形態と重複する説明は省略する。第2の実施の形態によれば、第1燃料噴射部10と第2燃料噴射部20との間の位置の燃焼室120の壁にキャビティ40(くぼみ部)が設けられている。
2. Second Embodiment FIG. 8 shows a configuration according to a second embodiment of the present invention. A duplicate description with the first embodiment is omitted. According to the second embodiment, the cavity 40 (recessed portion) is provided in the wall of the
着火時、このキャビティ40と第2亜音速領域23との相互作用により、着火性が向上する。また、保炎期間において、このキャビティ40と第1斜め衝撃波12の下流領域との相互作用により、保炎性が向上する。
At the time of ignition, the ignitability is improved by the interaction between the
本発明に係るスクラムジェットエンジンは、飛しょう体、航空機、ロケット等に適用可能である。 The scramjet engine according to the present invention can be applied to flying objects, aircraft, rockets, and the like.
以上、本発明の実施の形態が添付の図面を参照することにより説明された。但し、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、要旨を逸脱しない範囲で当業者により適宜変更され得る。 The embodiments of the present invention have been described above with reference to the accompanying drawings. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be appropriately changed by those skilled in the art without departing from the scope of the invention.
10 第1燃料噴射部
11 第1燃料
12 第1斜め衝撃波
13 第1亜音速領域
20 第2燃料噴射部
21 第2燃料
22 第2斜め衝撃波
23 第2亜音速領域
30 制御部
40 キャビティ
P1 着火期間
P2 保炎期間
DESCRIPTION OF
Claims (5)
主流空気の方向に沿って前記第1燃料噴射部の下流に設けられ、前記燃焼室に第2燃料を噴射する第2燃料噴射部と、
前記第1燃料及び前記第2燃料のそれぞれの噴射量を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、第1期間よりも後の第2期間における前記第2燃料の噴射量を、前記第1期間における前記第2燃料の噴射量及び前記第2期間における前記第1燃料の噴射量より減らすと共に、前記第1期間における前記第2燃料の噴射量を、前記第2燃料の噴射により形成される斜め衝撃波の前に形成される亜音速領域が前記第1燃料噴射部の直ぐ下流に達するように設定する
スクラムジェットエンジン。 A first fuel injection section for injecting a first fuel into the combustion chamber;
A second fuel injection section provided downstream of the first fuel injection section along the direction of mainstream air and injecting second fuel into the combustion chamber;
A control unit that controls the injection amount of each of the first fuel and the second fuel,
The control unit determines the injection amount of the second fuel in a second period after the first period, the injection amount of the second fuel in the first period, and the injection amount of the first fuel in the second period. In addition to reducing the injection amount of the second fuel in the first period, the subsonic region formed before the oblique shock wave formed by the injection of the second fuel is immediately downstream of the first fuel injection unit. A scramjet engine set to reach .
前記制御部は、前記第1燃料の噴射量を、前記第1燃料の噴射により斜め衝撃波が形成されるように設定する
スクラムジェットエンジン。 The scramjet engine according to claim 1,
The control unit sets an injection amount of the first fuel so that an oblique shock wave is formed by the injection of the first fuel. Scramjet engine.
前記制御部は、前記第2期間において前記第2燃料の噴射を停止させる
スクラムジェットエンジン。 A scramjet engine according to any one of claims 1 to 2 ,
The control unit is a scramjet engine that stops the injection of the second fuel in the second period.
主流空気の方向に沿って前記第1燃料噴射部の下流に設けられ、前記燃焼室に第2燃料を噴射する第2燃料噴射部と、
前記第1燃料及び前記第2燃料のそれぞれの噴射量を制御する制御部と、
前記第1燃料噴射部と前記第2燃料噴射部との間の位置の前記燃焼室の壁に設けられたキャビティと
を備え、
前記制御部は、第1期間よりも後の第2期間における前記第2燃料の噴射量を、前記第1期間における前記第2燃料の噴射量及び前記第2期間における前記第1燃料の噴射量より減らす
スクラムジェットエンジン。 A first fuel injection section for injecting a first fuel into the combustion chamber;
A second fuel injection section provided downstream of the first fuel injection section along the direction of mainstream air and injecting second fuel into the combustion chamber;
A control unit for controlling the respective injection amounts of the first fuel and the second fuel;
A cavity provided in a wall of the combustion chamber at a position between the first fuel injection portion and the second fuel injection portion ;
Equipped with a,
The control unit determines the injection amount of the second fuel in a second period after the first period, the injection amount of the second fuel in the first period, and the injection amount of the first fuel in the second period. More Scramjet engine.
前記スクラムジェットエンジンは、
燃焼室に第1燃料を噴射する第1燃料噴射部と、
主流空気の方向に沿って前記第1燃料噴射部の下流に設けられ、前記燃焼室に第2燃料を噴射する第2燃料噴射部と
を備え、
前記燃焼制御方法は、第1期間よりも後の第2期間における前記第2燃料の噴射量を、前記第1期間における前記第2燃料の噴射量及び前記第2期間における前記第1燃料の噴射量より減らすステップを含み、
前記第1期間における前記第2燃料の噴射量が、前記第2燃料の噴射により形成される斜め衝撃波の前に形成される亜音速領域が前記第1燃料噴射部の直ぐ下流に達するように設定される
燃焼制御方法。 A combustion control method for a scramjet engine,
The scramjet engine is
A first fuel injection section for injecting a first fuel into the combustion chamber;
A second fuel injection unit provided downstream of the first fuel injection unit along the direction of mainstream air and injecting a second fuel into the combustion chamber;
In the combustion control method, the injection amount of the second fuel in a second period after the first period is determined based on the injection amount of the second fuel in the first period and the injection of the first fuel in the second period. Including steps to reduce than quantity ,
The injection amount of the second fuel in the first period is set so that the subsonic region formed before the oblique shock wave formed by the injection of the second fuel reaches immediately downstream of the first fuel injection unit. combustion control method.
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