JP6056323B2 - 視線検出装置、視線検出用コンピュータプログラム - Google Patents
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Description
上記の一般的な記述及び下記の詳細な記述の何れも、例示的かつ説明的なものであり、請求項のように、本発明を限定するものではないことを理解されたい。
発明者は、ユーザの眼を照明する光源と、ユーザの眼を撮影するカメラとの間隔に対する、そのカメラからユーザの顔までの距離の比が所定値以上になると、そのカメラにより生成された画像上で明瞳孔状態になるとの知見を得た。
なお、表示画面2aを注視するユーザの顔全体が画像上に写るように、広角カメラ3の光軸が表示画面2aと直交するように、広角カメラ3は取り付けられることが好ましい。一方、赤外カメラ5により撮影された画像上にユーザの眼及びその周囲が写るように、赤外カメラ5の光軸が表示画面2aと直交するか、表示画面2aの法線よりも上方を向くように、赤外カメラ5は取り付けられることが好ましい。
なお、広角カメラ3も、赤外カメラ5と同様に、照明光源4から発せられる赤外光に感度を有するカメラであってもよい。
制御部9が有するこれらの各部は、制御部9が有するプロセッサ上で実行されるコンピュータプログラムにより実現される機能モジュールである。また制御部9が有するこれらの各部は、その各部に対応する回路が集積された一つの集積回路として、制御部9が有するプロセッサとは別個にコンピュータ1に実装されてもよい。この場合、その集積回路は、記憶部8とは別個に、視線検出処理で利用される各種のデータを記憶して、視線検出装置が有する記憶部として機能する記憶回路を含んでいてもよい。
例えば、顔検出部21は、広角画像の各画素の値をHSV表色系により表される値に変換する。そして顔検出部21は、各画素の色相成分(H成分)の値が肌色に相当する値(例えば、0°〜30°の範囲内の値)となる画素を、顔の一部が写っている可能性がある顔領域候補画素として抽出する。
そこで顔検出部21は、顔領域候補画素に対してラベリング処理を行って、互いに隣接している顔領域候補画素の集合を顔候補領域とする。そして顔検出部21は、顔候補領域の大きさがユーザの顔の大きさに相当する基準範囲に含まれているか否か判定する。顔候補領域の大きさがユーザの顔の大きさに相当する基準範囲に含まれていれば、顔検出部21はその顔候補領域を顔領域と判定する。
なお、顔候補領域の大きさは、例えば、顔候補領域の水平方向の最大幅の画素数で表される。この場合、基準範囲は、例えば、広角画像の水平方向画素数の1/4以上〜2/3以下に設定される。あるいは、顔候補領域の大きさは、例えば、顔候補領域に含まれる画素数で表されてもよい。この場合、基準範囲は、例えば、広角画像全体の画素数の1/16以上〜4/9以下に設定される。
そして顔検出部21は、顔領域を表す情報を眼周辺領域検出部22へ渡す。
人の眼は、水平方向に二つ並んでいる。そこで、眼周辺領域検出部22は、検出された眼周辺領域候補のうち、眼周辺領域候補の重心間の垂直方向の位置差がもっとも少なく、かつ、水平方向に左眼と右眼間の間隔に相当する距離だけ離れている二つの眼周辺領域候補を抽出する。そして眼周辺領域検出部22は、その二つの眼周辺領域候補の外接矩形領域を眼周辺領域とする。
眼周辺領域検出部22は、広角画像上の眼周辺領域の位置及び範囲を表す情報である眼周辺領域情報を、座標変換部23及び距離推定部25へ渡す。なお、眼周辺領域情報は、例えば、眼周辺領域の各コーナーの広角画像上での位置座標を含む。
なお、ユーザの顔の位置で、広角カメラ3の光軸と赤外カメラ5の光軸とが所定の間隔だけ離れている場合、座標変換部23は、座標(qx,qy)を求めるために、上記の(2)式において、その所定の間隔に相当するオフセットを(2)式の右辺に加えればよい。
この変形例によれば、広角カメラ3の歪曲収差と赤外カメラ5の歪曲収差が無視できないほど大きい場合でも、座標変換部23は、広角画像上の眼周辺領域に相当する狭角画像上の拡大眼周辺領域を正確に特定できる。
狭角画像上のユーザの眼のサイズは、広角画像上のユーザの眼のサイズよりも大きいので、眼精密検出部24は、眼及びその周囲のより詳細な情報を利用できるため、眼周辺領域検出部22よりも正確な眼の位置を特定できる。
距離推定部25は、三角測量の原理に基づいて、広角カメラ3と赤外カメラ5間の距離と、それぞれのカメラからユーザの眼への方向ベクトルとから、その方向ベクトル同士が交差する位置を求める。そして距離推定部25は、赤外カメラ5からその交差位置までの距離を、赤外カメラ5からユーザの顔までの距離と推定する。
また、照明光源4と赤外カメラ5との間隔は、表示部2から利用者までの距離の想定される最大値を所定の係数、例えば、上記の閾値で割って求めた間隔以上空けられていることが好ましい。さらに、この閾値条件を十分に満たして明瞳孔状態を回避して、さらにユーザの顔を照明する明るさのムラも同時に回避することが好ましい。例えば上記のように、赤外カメラ5により生成される画像上でユーザの瞳孔及びプルキンエ像が識別可能なサイズの下限値となるときの赤外カメラ5からユーザの顔までの距離をlmaxとし、閾値の27をrateとして(1)式に従うと、間隔dは約50.0mmに設定される。これにより、プルキンエ像を用いて視線検出処理を行える限りにおいては明瞳孔状態は生じず、かつ、照明光源4による顔の照明ムラを抑制することができる。
本実施形態では、プルキンエ像検出部27は、一方の眼の瞳孔に相当するテンプレートと精密眼領域との間でテンプレートマッチングを行い、精密眼領域内でテンプレートとの一致度が最も高くなる領域を検出する。そしてプルキンエ像検出部27は、一致度の最高値が所定の一致度閾値よりも高い場合、その検出した領域に瞳孔が写っていると判定する。なお、テンプレートは、瞳孔の大きさに応じて複数準備されてもよい。この場合、プルキンエ像検出部27は、各テンプレートと精密眼領域とのテンプレートマッチングをそれぞれ実行し、一致度の最高値を求める。そして一致度の最高値が一致度閾値よりも高い場合、プルキンエ像検出部27は、一致度の最高値に対応するテンプレートと重なった領域に瞳孔が写っていると判定する。なお、一致度は、例えば、テンプレートとそのテンプレートと重なった領域との正規化相互相関値として算出される。また一致度閾値は、例えば、0.7または0.8に設定される。
プルキンエ像検出部27は、プルキンエ像の重心及び瞳孔重心を視線検出部28へ通知する。
本実施形態では、視線検出部28は、ユーザの視線方向と表示画面上でのユーザの注視位置との関係を表す注視位置テーブルを参照することにより、ユーザの注視位置を決定する。
眼周辺領域検出部22は、広角画像の顔領域内で眼周辺領域を検出する(ステップS104)。そして眼周辺領域検出部22は、眼周辺領域情報を制御部9の座標変換部23及び距離推定部25へ渡す。
一方、プルキンエ像検出部27が瞳孔重心及び照明光源4のプルキンエ像の検出に成功した場合(ステップS111−Yes)、プルキンエ像検出部27は、プルキンエ像の重心及び瞳孔重心を制御部9の視線検出部28へ通知する。
その後、制御部9は、視線検出処理を終了する。
照明光源4−1は、照明光源4−2よりも赤外カメラ5の近くに配置されており、例えば、照明光源4−1と赤外カメラ5の間隔は30mmであり、照明光源4−2と赤外カメラ5の間隔は60mmである。なお、赤外カメラ5と照明光源4−2の間隔は、(1)式に従って決定されてもよい。
制御部91が有するこれらの各部は、制御部91が有するプロセッサ上で実行されるコンピュータプログラムにより実現される機能モジュールである。また制御部91が有するこれらの各部は、その各部に対応する回路が集積された一つの集積回路として、制御部91が有するプロセッサとは別個にコンピュータ1に実装されてもよい。この場合、その集積回路は、記憶部8とは別個に、視線検出処理で利用される各種のデータを記憶して、視線検出装置が有する記憶部として機能する記憶回路を含んでいてもよい。
なお、第2視線検出部29は、眼の角膜に相当するテンプレートと眼周辺領域または精密眼領域との間でテンプレートマッチングを行い、眼周辺領域または精密眼領域内でテンプレートとの一致度が最も高くなる領域を角膜が写っている角膜領域と判定する。そして第2視線検出部29は、角膜領域よりも顔の内側に位置し、角膜領域と隣接するとともに、白眼に相当する輝度または色を持つ画素の集合を、角膜よりも内側の白眼の部分とする。また第2視線検出部29は角膜領域よりも顔の外側に位置し、角膜領域と隣接するとともに、白眼に相当する輝度または色を持つ画素の集合を、角膜よりも外側の白眼の部分とする。
この場合、距離推定部25は、プルキンエ像検出部27が瞳孔重心を検出する処理と同様の処理を行って、それぞれの眼の瞳孔重心を検出すればよい。
(付記1)
ユーザの眼を照明する光源と、
ユーザの顔を撮影した画像を生成する撮像部と、
前記撮像部からユーザの顔までの距離を推定する距離推定部と、
前記撮像部と前記光源間の間隔に対する、前記撮像部からユーザの顔までの距離の比に応じて、ユーザの眼の瞳孔全体が前記光源からの光により明るくなる明瞳孔状態となるか否かを判定する判定部と、
前記判定部が明瞳孔状態とならないと判定した場合に、前記画像から前記光源の角膜反射像とユーザの瞳孔重心とを検出するプルキンエ像検出部と、
前記判定部が明瞳孔状態とならないと判定した場合に、前記瞳孔重心と前記角膜反射像との位置関係に応じてユーザの視線方向または注視位置を検出する視線検出部と、
を有する視線検出装置。
(付記2)
前記判定部は、前記比を、明瞳孔状態となる前記撮像部と前記光源間の間隔に対する前記撮像部からユーザの顔までの距離の比の下限値と比較し、前記比が前記下限値以上である場合に、明瞳孔状態となると判定し、一方、前記比が前記下限値未満である場合に、明瞳孔状態とならないと判定する、付記1に記載の視線検出装置。
(付記3)
前記光源と前記撮像部間の間隔は、当該間隔に対する前記撮像部からユーザの顔までの距離の比が前記下限値と等しい場合に前記画像上でユーザの瞳孔のサイズ及び前記角膜反射像のサイズが識別可能なサイズの下限値となるように設定される、付記2に記載の視線検出装置。
(付記4)
前記光源よりも前記撮像部から離れた位置に配置された第2の光源をさらに有し、
前記判定部は、明瞳孔状態となると判定した場合、前記光源を消灯し、かつ前記第2の光源を点灯させ、
前記撮像部は、前記第2の光源が点灯した状態でユーザの顔を撮影した第2の画像を生成し、
前記プルキンエ像検出部は、前記第2の画像から前記第2の光源の角膜反射像とユーザの瞳孔重心とを検出し、
前記視線検出部は、前記第2の光源の角膜反射像とユーザの瞳孔重心との位置関係に応じてユーザの視線方向または注視位置を検出する、付記1または2に記載の視線検出装置。
(付記5)
前記判定部が明瞳孔状態となると判定した場合に、前記画像から前記ユーザの角膜の重心を検出し、該角膜の重心の位置に応じてユーザの視線方向または注視位置を検出する第2の視線検出部をさらに有する、付記1〜3の何れか一項に記載の視線検出装置。
(付記6)
前記撮像部と異なる位置に配置され、ユーザの顔を撮影した第3の画像を生成する第2の撮像部をさらに有し、
前記距離推定部は、前記画像上のユーザの眼の位置と前記第3の画像上のユーザの眼の位置との位置関係に基づいて前記撮像部から前記ユーザの顔までの距離を推定する、付記1〜4の何れか一項に記載の視線検出装置。
(付記7)
前記距離推定部は、前記画像上でユーザの左眼の瞳孔と右眼の瞳孔とをそれぞれ検出し、前記画像上での該左眼の瞳孔と該右眼の瞳孔間の間隔に応じて前記撮像部からユーザの顔までの距離を推定する、付記1〜4の何れか一項に記載の視線検出装置。
(付記8)
ユーザの顔を撮影した画像を生成する撮像部からユーザの顔までの距離を推定し、
前記撮像部とユーザの眼を照明する光源間の間隔に対する、前記撮像部からユーザの顔までの距離の比に応じて、ユーザの眼の瞳孔全体が前記光源からの光により明るくなる明瞳孔状態となるか否かを判定し、
明瞳孔状態とならないと判定した場合に、前記画像から前記光源の角膜反射像とユーザの瞳孔重心とを検出し、前記瞳孔重心と前記角膜反射像との位置関係に応じてユーザの視線方向または注視位置を検出する、
ことを含む視線検出方法。
(付記9)
ユーザの顔を撮影した画像を生成する撮像部からユーザの顔までの距離を推定し、
前記撮像部とユーザの眼を照明する光源間の間隔に対する、前記撮像部からユーザの顔までの距離の比に応じて、ユーザの眼の瞳孔全体が前記光源からの光により明るくなる明瞳孔状態となるか否かを判定し、
明瞳孔状態とならないと判定した場合に、前記画像から前記光源の角膜反射像とユーザの瞳孔重心とを検出し、前記瞳孔重心と前記角膜反射像との位置関係に応じてユーザの視線方向または注視位置を検出する、
ことをコンピュータに実行させるための視線検出用コンピュータプログラム。
(付記10)
照明光源部と赤外撮像部とを有する表示装置であって、
前記照明光源部と前記赤外撮像部との間隔が、該表示装置から利用者までの利用を想定する最大距離と所定の係数から求めた距離以上空けられていること、
を特徴とする表示装置。
(付記11)
前記所定の係数は、明瞳孔状態が生じ得る、前記照明光源部と前記赤外撮像部の間隔に対する、前記撮像部からユーザの顔までの距離の比の下限値であり、前記間隔は、前記最大距離を前記比の下限値で割って得られる距離以上空けられている、付記10に記載の表示装置。
(付記12)
前記最大距離は、前記赤外撮像部により生成された画像上でユーザの瞳孔のサイズ及び前記角膜反射像のサイズが識別可能なサイズの下限値となる距離である、付記10または11に記載の表示装置。
2 表示部
2a 表示画面
3 広角カメラ
4、4−1、4−2 照明光源
5 赤外カメラ
6 入力部
7 記憶媒体アクセス装置
8 記憶部
9 制御部
10 記憶媒体
21 顔検出部
22 眼周辺領域検出部
23 座標変換部
24 眼精密検出部
25 距離推定部
26 判定部
27 プルキンエ像検出部
28 視線検出部
29 第2視線検出部
Claims (6)
- ユーザの眼を照明する光源と、
ユーザの顔を撮影した画像を生成する撮像部と、
前記撮像部からユーザの顔までの距離を推定する距離推定部と、
前記撮像部と前記光源間の間隔に対する、前記撮像部からユーザの顔までの距離の比に応じて、ユーザの眼の瞳孔全体が前記光源からの光により明るくなる明瞳孔状態となるか否かを判定する判定部と、
前記判定部が明瞳孔状態とならないと判定した場合に、前記画像から前記光源の角膜反射像とユーザの瞳孔重心とを検出するプルキンエ像検出部と、
前記判定部が明瞳孔状態とならないと判定した場合に、前記瞳孔重心と前記角膜反射像との位置関係に応じてユーザの視線方向または注視位置を検出する視線検出部と、
を有する視線検出装置。 - 前記判定部は、前記比を、明瞳孔状態となる前記撮像部と前記光源間の間隔に対する前記撮像部からユーザの顔までの距離の比の下限値と比較し、前記比が前記下限値以上である場合に、明瞳孔状態となると判定し、一方、前記比が前記下限値未満である場合に、明瞳孔状態とならないと判定する、請求項1に記載の視線検出装置。
- 前記光源と前記撮像部間の間隔は、当該間隔に対する前記撮像部からユーザの顔までの距離の比が前記下限値と等しい場合に前記画像上でユーザの瞳孔のサイズ及び前記角膜反射像のサイズが識別可能なサイズの下限値となるように設定される、請求項2に記載の視線検出装置。
- 前記光源よりも前記撮像部から離れた位置に配置された第2の光源をさらに有し、
前記判定部は、明瞳孔状態となると判定した場合、前記光源を消灯し、かつ前記第2の光源を点灯させ、
前記撮像部は、前記第2の光源が点灯した状態でユーザの顔を撮影した第2の画像を生成し、
前記プルキンエ像検出部は、前記第2の画像から前記第2の光源の角膜反射像とユーザの瞳孔重心とを検出し、
前記視線検出部は、前記第2の光源の角膜反射像とユーザの瞳孔重心との位置関係に応じてユーザの視線方向または注視位置を検出する、請求項1または2に記載の視線検出装置。 - 前記判定部が明瞳孔状態となると判定した場合に、前記画像から前記ユーザの角膜の重心を検出し、該角膜の重心の位置に応じてユーザの視線方向または注視位置を検出する第2の視線検出部をさらに有する、請求項1〜3の何れか一項に記載の視線検出装置。
- ユーザの顔を撮影した画像を生成する撮像部からユーザの顔までの距離を推定し、
前記撮像部とユーザの眼を照明する光源間の間隔に対する、前記撮像部からユーザの顔までの距離の比に応じて、ユーザの眼の瞳孔全体が前記光源からの光により明るくなる明瞳孔状態となるか否かを判定し、
明瞳孔状態とならないと判定した場合に、前記画像から前記光源の角膜反射像とユーザの瞳孔重心とを検出し、前記瞳孔重心と前記角膜反射像との位置関係に応じてユーザの視線方向または注視位置を検出する、
ことをコンピュータに実行させるための視線検出用コンピュータプログラム。
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