JP6048340B2 - 糖ペプチドの分析方法 - Google Patents
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Description
<糖ペプチドの種類>
本発明では、分析対象として、糖ペプチドが用いられる。糖ペプチドの種類は特に限定されない。特に、本発明の分析方法は、N‐結合型糖鎖のように、複雑な糖鎖構造を有する糖ペプチドの糖鎖の構造解析に有用である。一実施形態において、上記糖ペプチドは糖鎖部分にシアル酸を含む。また、一実施形態において、上記糖ペプチドは糖鎖部分が分枝構造を有している。
質量分析に供するための糖ペプチド試料の調製では、ペプチド鎖および糖鎖に含まれる全てのカルボキシ基が除去または修飾される。これにより、カルボキシ基を含まない修飾糖ペプチドが得られる。ペプチド鎖に含まれるカルボキシ基とは、ペプチドのC末端および酸性アミノ酸残基(アスパラギン酸およびグルタミン酸)のカルボキシ基である。糖鎖に含まれるカルボキシ基とは、シアル酸やムラミン酸等の酸性糖に含まれるカルボキシ基である。
上記調製後の試料は、MSの2乗以上の多段階質量分析に供される。質量分析のイオン化法としては、マトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)法、エレクトロスプレーイオン化(ESI)やナノエレクトロスプレーイオン化(nano−ESI)法等が挙げられる。特に、MALDI法が好適である。
(シアリルグリコペプチド)
シアリルグリコペプチド(SGP)は、東京化成工業より購入したものをそのまま用いた。また、SPGを0.8%トリフルオロ酢酸(TFA)水溶液に溶解し、80℃で45分間処理して、糖鎖のN‐アセチルノイラミン酸を完全に除去することにより、脱シアル酸シアリルグリコペプチド(dSGP)を得た。
SIGMAより購入したTransferrinを、尿素:6M、重炭酸アンモニウム:50mM、およびトリス(2‐カルボキシエチル)ホスフィン塩酸塩(TCEP):5mMの存在下、室温で45分反応させ、変性および還元を行った。次いで、ヨードアセトアミド(IAA):10mMの存在下、室温遮光条件下で45分反応させアルキル化を行った後、ジチオスレイトール(DTT):10mM存在下、室温遮光条件下で45反応させ、余剰のIAAを不活性化した。その後、トリプシンを加え、37℃で一夜反応させ、プロテアーゼ消化を行った。消化後、カーボンカラムを用いて脱塩を行った。
(セルロースマイクロチップの作製>
200μLのマイクロピペットチップの先端に、少量のコットンを詰め、その上に1mgのセルロースパウダーを加えた。得られたセルロースマイクロチップに上から水100μLを加え、上方からシリンジで空気を送り、下方(チップ先端)から排出した。これを2回繰り返した。さらに50%アセトニトリル(ACN)、0.1%TFA水溶液100μLで2回、80%ACN、0.1%TFA水溶液で2回、同様の操作を行い、セルロースマイクロチップの洗浄および平衡化を行った。
40pmolのdSGPをマイクロチューブ内に乾固し、そこに1Mのメチルアミン塩酸塩および0.5Mのメチルモルフォリンを含むDMSO溶液10μLを加えて、dSGPを溶解させた。次に、100mMの(7‐アザベンゾトリアゾール‐1‐イルオキシ)トリス(ピロリジノ)ホスホニウムヘキサフルオロフォスフェイト(PyAOP)を含むDMSO溶液10μLを加えて混合し、室温で1時間反応させた。
反応終了後の試料に、100μLのACNを加えて溶解させ、これを洗浄・平衡化したセルロースマイクロチップに加え、上から空気を送り下から排出した。排出した溶液を再度セルロースマイクロチップに加えて同様に排出し、これをさらにもう一回繰り返した。次に、セルロースマイクロチップに、80%ACN,0.1%TFA水溶液を100μL加え、下から排出して洗浄した。これを3回繰り返した。最後に、50%ACN,0.1%TFA水溶液を20μL加えて、セルロースマイクロチップからdSGPを溶出した。これを2回繰り返し、これらの溶出液をあわせて乾固した。
得られた試料を水に再溶解し、MALDIプレート上でp−クマル酸と1,1,3,3−テトラメチルグアニジンからなる液体マトリクス(G3CA)と混合し、MALDI‐MS分析装置(島津製作所製、AXIMA(登録商標)‐Resonance)により質量分析を行った。
dSGPのメチルアミド化を行わず、dSGPを水に溶解したものを試料として、上記実施例1と同様にして質量分析に供した。
(MS1の対比)
図1Aは比較例1(メチルアミド化なし)のdSGPの正イオンMS1スペクトルであり、図1Bは実施例1(メチルアミド化後)のdSGPの正イオンMS1スペクトルである。比較例1では、プロトンが付加した一次イオンのm/zが2283であるのに対して、実施例1では一次イオンのm/zが2296に増加している。その差13は、−NHCH3基とOH基との質量差に等しい。また、実施例1では、m/z=2283のピークがほとんど観測されなかったことから、ペプチド鎖のC末端(Lys残基)のカルボキシ基がほぼ完全にメチルアミド化されていることがわかる。
図2(a)は、実施例1(メチルアミド化後)のdSGPの正イオンMS2スペクトルであり、図3(a)は、比較例1(メチルアミド化なし)のdSGPの正イオンMS2スペクトルである。図2(a)の各フラグメントは、図3(a)の各フラグメントに比して、m/zが13増加していることから、実施例1では、ペプチド鎖のカルボキシ基がメチルアミド化されたフラグメントが観測されていることがわかる。実施例1で得られたm/z=673.5のフラグメントをさらにMS3分析に供したところ、ペプチドが、アミノ酸配列:KVANKTを有していることが確認された(データ不図示)。
図2(b)は、実施例1(メチルアミド化後)のdSGPの負イオンMS2スペクトルであり、図3(b)は、比較例1(メチルアミド化なし)のdSGPの負イオンMS2スペクトルである。図3(b)では、ペプチド鎖部分由来のフラグメントである0,2Xイオンの生成量が多く、糖鎖構造を反映するフラグメントとして観測されたのは、2,4ARイオン、および2,4AR−1イオン(R=6)の2種のみであった。一方、図2(b)では、0,2Xイオンは観測されず、2,4ARイオン、および2,4AR−1イオンの生成量が増大している。また、図2(b)では、2,4AR、2,4AR−1に加えて、糖鎖部分に由来するフラグメントとして0,2AR−1、0,3A4、B5、C4、C3、およびDイオンが観測された。
実施例1において、メチルアミン塩酸塩に代えて塩化アンモニウムを用い、カルボキシ基をアミド化して、同様の測定を行った。正イオン測定においてプリカーサイオンのm/zは2282、負イオン測定においてプリカーサイオンのm/zが2280であった。負イオンMS2測定では、実施例1と同様に、Dイオンを含む糖鎖構造を反映する多数のフラグメントが観測された(データ不図示)。
<脱水縮合剤としてDMT‐MMを用いた例>
40pmolのdSGPをマイクロチューブ内に乾固し、そこに1Mのメチルアミン塩酸塩水溶液を20μL加え溶解させた。次いで1Mの塩化4‐(4,6‐ジメトキシ‐1,3,5‐トリアジン‐2‐イル)‐4‐メチルモルホリニウム(DMT‐MM)水溶液を加えて攪拌し、50℃で16時間反応させた。反応終了後の試料に、ACNおよびTFAを、80%ACN、0.1%TFAとなるように加え、実施例1と同様に、セルロースマイクロチップを用いて精製および脱塩を行った後、質量分析を行った。分析結果を図4に示す。
<脱水縮合剤としてEDCを用いた例>
40pmolのdSGPをマイクロチューブ内に乾固し、そこに1Mのアセトヒドラジド水溶液(pH2.5)を50μL加え溶解させた。次いで4MのN‐(3‐ジメチルアミノプロピル)‐N’‐エチルカルボジイミド(EDC)水溶液を加えて攪拌し、室温で1時間反応させた。その後、再度EDC水溶液を加えて1時間反応させることを3回繰り返し、合計4時間反応させた。反応終了後の試料に、ACNおよびTFAを、80%ACN、0.1%TFAとなるように加え、実施例1と同様に、セルロースマイクロチップを用いて精製および脱塩を行った後、質量分析を行った。分析結果を図5に示す。
上記実施例1〜3によれば、脱水縮合剤や求核剤の種類に関わらず、糖ペプチドのカルボキシ基を修飾することによって、MALDIによるイオン化の際の副反応が抑制され、MS2分析の対象となるプリカーサイオンの生成量が増大することが分かる。これは、MALDIによるイオン化の際にナトリウム付加が生じやすいカルボキシ基が修飾されたことに起因すると考えられる。また、負イオンのMS2スペクトルでは、ペプチド鎖部分に由来するXイオンの量が減少し、糖鎖部分由来のフラグメントイオンの種類および量が増大している。これは、負イオン化されやすいカルボキシ基が修飾されたことによって、糖鎖部分でのイオン化が相対的に生じやすくなったことに関連していると推定される。その結果として、従来は観測が困難であったDイオンを含む糖鎖部分由来フラグメントが観測されるようになり、糖鎖構造に関するより詳細な情報が得られるようになった。
実施例4では、dSGPに代えて、脱シアル酸処理したトランスフェリンのトリプシン消化糖ペプチド用い、実施例1と同様にPyAOPとメチルアミン塩酸塩を用いて、カルボキシ基のメチルアミド化を行い、精製および脱塩を行った後、質量分析を行った。正イオンMS2スペクトルを図6(a)、負イオンMS2スペクトルを図6(b)に示す。
比較例2では、メチルアミド化を行わず、脱シアル酸処理したトランスフェリンのトリプシン消化糖ペプチドを水に溶解したものを、質量分析に供した。正イオンMS2スペクトルを図7(a)、負イオンMS2スペクトルを図7(b)に示す。
正イオンMS2スペクトルにおいて、図6(a)の各フラグメントは、図7(a)の各フラグメントに比して、m/zが26増加しており、2個のカルボキシ基がメチルアミド化されている。すなわち、実施例4では、ペプチドのC末端(Lys残基)のカルボキシ基に加えて、Glu残基のカルボキシ基もほぼ完全にメチルアミド化されていることがわかる。
実施例5では、dSGPに代えて、脱シアル酸処理されていないSGPを用い、実施例1と同様にPyAOPとメチルアミン塩酸塩を用いて、カルボキシ基のメチルアミド化を行い、精製および脱塩を行った後、質量分析を行った。正イオンMS1スペクトルを図8Aに示す。また、正イオンMS2スペクトルを図9(a)、負イオンMS2スペクトルを図9(b)に示す。
SGPのメチルアミド化を行わず、SGPを水に溶解したものを、上記実施例5と同様にして質量分析に供した。正イオンMS1スペクトルを図8Bに示す。
(MS1の対比)
図8Aは比較例3(メチルアミド化なし)のSGPの正イオンMS1スペクトルであり、図8Bは実施例5(メチルアミド化後)のSGPの正イオンMS1スペクトルである。比較例3では、プロトンが付加した一次イオンのm/zが2865であるのに対して、実施例5では一次イオンのm/zが39増加して、2904となっており、糖ペプチドの3個のカルボキシ基、すなわち、ペプチドのC末端(Lys残基)のカルボキシ基に加えて、2個のシアル酸のカルボキシ基の全てがほぼ完全にメチルアミド化されていることがわかる。
図9(a)では、プリカーサイオンから1個のN‐アセチルノイラミン酸が脱離したm/z=2601のフラグメントイオン、および2個のN‐アセチルノイラミン酸が脱離したm/z=2298のフラグメントイオンに加えて、m/z=2236のフラグメントイオンが観測されている。このことから、N‐アセチルノイラミン酸の還元末端側には、GalおよびGlcNACが付加していることが確認できる。このように、本発明では、糖鎖部分にシアル酸が付加した糖ペプチドの一次イオンをプリカーサイオンとする、正イオンMS2分析により、シアル酸が付加した糖ペプチドのフラグメントイオンが得られ、より詳細な糖鎖の構造解析が可能となる。
図9(b)では、0,2Xイオンはほとんど観測されず、2個のシアル酸のそれぞれのカルボキシ基がメチルアミド修飾された2,4AR、2,4AR−1、および0,2AR−1イオン、ならびに1個のシアル酸のカルボキシ基がメチルアミド修飾されたB3イオン、C4イオン、およびDイオンが観測された。このDイオンは、Neu5Ac‐Gal‐GlcNAc‐Man‐Manに相当する質量電荷比m/z=992を有しており、糖鎖の分枝構造を反映するとともに、分枝の非還元末端にシアル酸(Neu5Ac)が付加していることを示すフラグメントである。このように、本発明によれば、負イオンMS2分析よりシアル酸が付加したDイオンが得られることから、シアル酸含有糖ペプチドの解析においては、糖鎖の分枝構造に加えて、シアル酸の付加位置やシアル酸の数の特定も可能となる。
実施例6では、脱シアル酸処理されていないトランスフェリンのトリプシン消化糖ペプチド用い、実施例1と同様にPyAOPとメチルアミン塩酸塩を用いて、カルボキシ基のメチルアミド化を行い、精製および脱塩を行った後、質量分析を行った。正イオンMS2スペクトルを図10(a)、負イオンMS2スペクトルを図10(b)に示す。
Claims (7)
- 糖鎖部分に分枝構造を含む糖ペプチドの分析方法であって、
脱水縮合剤の存在下で、糖ペプチドのペプチド鎖および糖鎖に含まれる全てのカルボキシ基が除去または修飾され、カルボキシ基を含まない修飾糖ペプチドを得るステップ;および
前記修飾糖ペプチドを、負イオンモードのMSの2乗以上の多段階質量分析に供するステップを有し、
前記多段階質量分析において、修飾糖ペプチドの一次イオンをプリカーサイオンとして、糖鎖の分枝部分からその非還元末端の糖鎖構造に由来するフラグメントイオンを得て、
前記フラグメントイオンのm/zの値に基づいて、糖ペプチドの糖鎖の分枝構造を決定する、分析方法。 - 前記糖ペプチドは、糖鎖部分にシアル酸を含む、請求項1に記載の分析方法。
- 前記フラグメントイオンは、シアル酸が付加した糖鎖のフラグメントイオンを少なくとも1種含む、請求項2に記載の分析方法。
- 前記糖ペプチドは、糖鎖部分に酸性官能基を有していないか、または糖鎖部分にカルボキシ基以外の酸性官能基を有していない、請求項1〜3のいずれか1項に記載の分析方法。
- 脱水縮合剤の存在下での求核試薬との反応により、前記カルボキシ基の修飾がおこなわれる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の分析方法。
- 前記求核試薬が、アンモニウム、アミン、およびこれらのハロゲン化塩からなる群から選択される1以上である、請求項5に記載の分析方法。
- 前記脱水縮合剤が、ホスホニウム塩である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の分析方法。
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