JP6040457B2 - レーザー走査光学装置 - Google Patents
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Description
レーザー光束を射出する複数の光源手段と、
前記複数の光源手段のそれぞれから発せられた光束を偏向走査する偏向手段と、
前記偏向手段により偏向された光束をそれぞれの光源手段に対応する複数の被走査面上に結像させる走査光学素子と、
前記走査光学素子を保持するホルダーと、
を備えたレーザー走査光学装置において、
前記複数の光源手段から発せられた光束は偏向平面に対してそれぞれ異なる角度を有して前記偏向手段に入射し、
前記走査光学素子のうち最も大きい副走査方向のパワーを持つ走査レンズは、前記複数の光源手段から発せられたそれぞれの光束の光路中に配置され、
前記走査レンズは副走査方向に非対称な断面形状であって、前記ホルダーに保持される際に前記ホルダーの所定の位置に当接する一対の基準座面を有し、
前記走査レンズをその弾性変形によって走査線の湾曲を調整する調整機構を備え、
前記走査レンズのうち、偏向平面に対して対称に入射され反射された光束の光路中に配置された少なくとも二つの走査レンズは同形状をなし、かつ、走査線の湾曲を調整するための前記一対の基準座面を副走査方向の両側部に有し、
前記走査レンズは材料の光弾性係数が40×10 -12 (Pa -1 )以上であり、
前記複数の光源手段から発せられた光束のうち前記偏向手段へ入射する角度の大きい光束の光路中に配置された走査レンズは、走査線の湾曲を調整するための前記一対の基準座面が副走査方向の片側部のみに有すること、
を特徴とする。
本発明の他の形態であるレーザー走査光学装置は、
レーザー光束を射出する複数の光源手段と、
前記複数の光源手段のそれぞれから発せられた光束を偏向走査する偏向手段と、
前記偏向手段により偏向された光束をそれぞれの光源手段に対応する複数の被走査面上に結像させる走査光学素子と、
前記走査光学素子を保持するホルダーと、
を備えたレーザー走査光学装置において、
前記複数の光源手段から発せられた光束は偏向平面に対してそれぞれ異なる角度を有して前記偏向手段に入射し、
前記走査光学素子のうち最も大きい副走査方向のパワーを持つ走査レンズは、前記複数の光源手段から発せられたそれぞれの光束の光路中に配置され、
前記走査レンズは副走査方向に非対称な断面形状であって、前記ホルダーに保持される際に前記ホルダーの所定の位置に当接する一対の基準座面を有し、
前記走査レンズをその弾性変形によって走査線の湾曲を調整する調整機構を備え、
前記走査レンズのうち、偏向平面に対して対称に入射され反射された光束の光路中に配置された少なくとも二つの走査レンズは同形状をなし、かつ、走査線の湾曲を調整するための前記一対の基準座面を副走査方向の両側部に有し、
四つの光源手段から発せられた光束が進行する四つの光路を備え、
前記走査レンズは材料の光弾性係数が40×10 -12 (Pa -1 )以上であり、
前記偏向手段へ入射する角度の大きい光束の光路中に配置された2本の走査レンズは、同形状であり、かつ、走査線の湾曲を調整するための前記一対の基準座面が副走査方向の片側部のみに有し、
前記偏向手段へ入射する角度の小さい光束の光路中に配置された2本の走査レンズは、同形状であり、かつ、走査線の湾曲を調整するための前記一対の基準座面が副走査方向の両側部に有すること、
を特徴とする。
実施例1であるレーザー走査光学装置1Aは、タンデム方式のカラー画像形成装置に用いられるものであり、図1に示すように、四つの感光体ドラム40y,40m,40c,40k上にそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成するように構成されている。感光体ドラム40上に形成された4色の画像(静電潜像)はトナーにて現像された後、図示しない中間転写ベルト上に1次転写/合成され、記録材上に2次転写される。この種の画像形成プロセスは周知であり、その説明は省略する。
実施例2であるレーザー走査光学装置1Bは、基本的には前記実施例1として示したレーザー走査光学装置1Aと同様の構成からなり、異なるのは、以下に説明するように、走査レンズ23kに対する走査線湾曲調整のためのアクセスA方向が実施例1とは反対方向に設定されている点である。アクセス方向A及び走査線の湾曲調整に関して以下に説明する。
ところで、走査レンズ23に対してその弾性変形を利用して感光体ドラム40へ結像する走査線の湾曲を調整するには、図3及び図4に示す調整機構30が用いられている。具体的には、走査レンズ23の主走査方向Yの両端部を基準座面30a,30bとしてこの部分をホルダー35の突片35a,35bで保持し、走査レンズ23の上面の両端部及び中央部をばね部材36a,36b,36cで弾性的に押圧し、さらに、走査レンズ23の下面中央部をホルダー35に螺着したねじ部材37で下方から押圧可能とする。
なお、本発明に係るレーザー走査光学装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できることは勿論である。
10…ポリゴンミラー
23y,23m,23c,23k…走査レンズ
30a,30b…基準座面
40y,40m,40c,40k…感光体ドラム
Claims (3)
- レーザー光束を射出する複数の光源手段と、
前記複数の光源手段のそれぞれから発せられた光束を偏向走査する偏向手段と、
前記偏向手段により偏向された光束をそれぞれの光源手段に対応する複数の被走査面上に結像させる走査光学素子と、
前記走査光学素子を保持するホルダーと、
を備えたレーザー走査光学装置において、
前記複数の光源手段から発せられた光束は偏向平面に対してそれぞれ異なる角度を有して前記偏向手段に入射し、
前記走査光学素子のうち最も大きい副走査方向のパワーを持つ走査レンズは、前記複数の光源手段から発せられたそれぞれの光束の光路中に配置され、
前記走査レンズは副走査方向に非対称な断面形状であって、前記ホルダーに保持される際に前記ホルダーの所定の位置に当接する一対の基準座面を有し、
前記走査レンズをその弾性変形によって走査線の湾曲を調整する調整機構を備え、
前記走査レンズのうち、偏向平面に対して対称に入射され反射された光束の光路中に配置された少なくとも二つの走査レンズは同形状をなし、かつ、走査線の湾曲を調整するための前記一対の基準座面を副走査方向の両側部に有し、
前記走査レンズは材料の光弾性係数が40×10 -12 (Pa -1 )以上であり、
前記複数の光源手段から発せられた光束のうち前記偏向手段へ入射する角度の大きい光束の光路中に配置された走査レンズは、走査線の湾曲を調整するための前記一対の基準座面が副走査方向の片側部のみに有すること、
を特徴とするレーザー走査光学装置。 - レーザー光束を射出する複数の光源手段と、
前記複数の光源手段のそれぞれから発せられた光束を偏向走査する偏向手段と、
前記偏向手段により偏向された光束をそれぞれの光源手段に対応する複数の被走査面上に結像させる走査光学素子と、
前記走査光学素子を保持するホルダーと、
を備えたレーザー走査光学装置において、
前記複数の光源手段から発せられた光束は偏向平面に対してそれぞれ異なる角度を有して前記偏向手段に入射し、
前記走査光学素子のうち最も大きい副走査方向のパワーを持つ走査レンズは、前記複数の光源手段から発せられたそれぞれの光束の光路中に配置され、
前記走査レンズは副走査方向に非対称な断面形状であって、前記ホルダーに保持される際に前記ホルダーの所定の位置に当接する一対の基準座面を有し、
前記走査レンズをその弾性変形によって走査線の湾曲を調整する調整機構を備え、
前記走査レンズのうち、偏向平面に対して対称に入射され反射された光束の光路中に配置された少なくとも二つの走査レンズは同形状をなし、かつ、走査線の湾曲を調整するための前記一対の基準座面を副走査方向の両側部に有し、
四つの光源手段から発せられた光束が進行する四つの光路を備え、
前記走査レンズは材料の光弾性係数が40×10-12(Pa-1)以上であり、
前記偏向手段へ入射する角度の大きい光束の光路中に配置された2本の走査レンズは、同形状であり、かつ、走査線の湾曲を調整するための前記一対の基準座面が副走査方向の片側部のみに有し、
前記偏向手段へ入射する角度の小さい光束の光路中に配置された2本の走査レンズは、同形状であり、かつ、走査線の湾曲を調整するための前記一対の基準座面が副走査方向の両側部に有すること、
を特徴とするレーザー走査光学装置。 - 同形状をなす前記二つの走査レンズは、前記複数の光源手段から発せられた光束のうち前記偏向手段へ入射する角度の小さい光束の光路中に配置された走査レンズであり、かつ、走査線の湾曲を調整するためにアクセスする方向が逆方向であること、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザー走査光学装置。
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