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JP5935885B2 - 駆動装置、電子機器及び駆動制御プログラム - Google Patents

駆動装置、電子機器及び駆動制御プログラム Download PDF

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JP5935885B2 JP2014520835A JP2014520835A JP5935885B2 JP 5935885 B2 JP5935885 B2 JP 5935885B2 JP 2014520835 A JP2014520835 A JP 2014520835A JP 2014520835 A JP2014520835 A JP 2014520835A JP 5935885 B2 JP5935885 B2 JP 5935885B2
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Description

本発明は、アクチュエータを駆動させる駆動装置、電子機器及び駆動制御プログラムに関する。
従来から、フラットなタッチパネルを入力手段とする電子機器がある。このタッチパネルは、タッチパネルに対する接触を入力操作として受け付けるものであり、操作に応じた触感を提供することは考慮されていなかった。そのため従来のタッチパネルでは、操作に応じた触感を表現するデバイスの搭載が望まれていた。
そこで近年では、例えばLRA(Linear Resonant Actuator)による振動を利用して操作に応じた触感を提供することが考えられている。また、LRAの駆動方法については、特許文献1として挙げるものや、触覚提示デバイスを制御するための専用IC(Integrated Circuit)等がある。
特開2012−20284号公報
しかしながらLRAを用いた振動では、入力を停止しても直ちに振動が停止しないため、例えばメタルドーム式のボタンを押下する操作で生じる急峻な触感等を表現することが困難である。また特許文献1のようなLRAの入力停止後に逆位相入力を行う振動抑制手段もあるが、抑制効果が不十分であった。このため従来の技術では、操作の種類に対する適切な触感の違いを表現することが困難である。
そこで開示の技術は、操作に応じた触感を提供することが可能な駆動装置、電子機器及び駆動制御プログラムを提供することを目的とする。
開示の一態様の駆動装置は、アクチュエータの共振周波数の正弦波であり且つ前記正弦波の振幅の値が所定の範囲となる点において前記アクチュエータの加振を停止する駆動信号の波形データが格納された記憶部と、前記記憶部に格納された前記波形データを読み出し、前記波形データに対応する駆動信号を前記アクチュエータへ出力する駆動処理部と、を備える。
開示の技術によれば、操作に応じた触感を提供することができる。
本実施例の概要を説明する図である。 人の加速度器官の感度を示す図である。 本実施例の電子機器を説明する図である。 LRAの例を示す図である。 本実施例の駆動装置を説明する図である。 本実施例の駆動装置によるLRAの駆動を説明するフローチャートである。 タッチパネルの共振周波数による振動の励起を説明する図である。 LRAの共振周波数の電圧を駆動信号としたときのタッチパネルの振動の加速度を示す図である。 高周波振動を励起する箇所をずらした例を示す図である。 LRAが筐体に設けられた電子機器の例を示す図である。
以下に図1を参照して本実施例の概要について説明する。図1は、本実施例の概要を説明する図である。
図1(A)は、人間の指に加速度計1を取り付けてボタン2を押下した際に生じる振動の加速度の波形11を示す図である。図1(B)は、人間の指に加速度計1を取り付けて、LRA(Linear Resonant Actuator)が取り付けられたタッチパネル3をタッチした際に生じる振動の加速度の波形12を示す図である。図1の例では、ボタン2は例えばメタルドーム式のボタンである。またボタン2とタッチパネル3は、電子機器に設けられたものである。
波形11で示される振動は、1〜数周期で急速に減衰する。これに対して波形12で示される振動は、駆動信号の供給を停止後もLRAの固有振動数による自由振動が減衰するまで続く。
ところで、人間の指は、振動周波数200Hzにおいて振動の加速度が0.02G以下になると振動を感知できなくなる。振動周波数とは、1秒間の振動数である。振動の加速度とは、単位時間当たりの振動の速度変化量を示すものである。図2は、人の加速度器官の感度を示す図である。尚人間の加速度を感知する器官は、パチニ小体である。パチニ小体は、主に皮膚に見られる主要な4種類の機械受容体のうちの1つである。
すなわち波形11では、指は0.01sec以内に振動の加速度が0.02G以下とるため振動を感知しなくなる。これに対して波形12では、振動の加速度が0.02G以下になるまで0.1secが必要であり、指は0.1sec経過するまで振動を感知し続ける。したがって波形11で示される振動と、波形12で示される振動とでは、人間が感知する触感として全く異なるものとなる。
そこで本実施例では、LRAの振動のパターンを工夫することで、ボタン2を押下した際のクリック感を表現する。
以下に図3を参照して本実施例の電子機器について説明する。図3は、本実施例の電子機器を説明する図である。
本実施例の電子機器は、例えば表示機能と入力機能とを有するタッチパネルを入力手段として有する機器であれば良い。例えば本実施例の電子機器は、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、携帯情報端末等であっても良い。
本実施例の電子機器100は、筐体110、タッチパネル120、両面テープ130、LRA140、基板150を有する。
本実施例の電子機器100では、両面テープ130により、タッチパネル120が筐体110に固定されている。LRA140は、タッチパネル120の筐体側の面に取り付けられている。LRA140は、予め設計された共振周波数を持つ振動系とアクチュエータとが組み合わされたもので、主に共振周波数で駆動して振動を発生させる振動デバイスであり、駆動波形の振幅により振動量が変化する。尚本実施例ではLRA140を振動デバイスとしたが、共振器と加振用のアクチュエータを備えた構造であればLRAに限らない。
基板150は、筐体110内部に配置されている。基板150には、LRA140の駆動を制御するために駆動装置やLRA140に駆動信号を出力するドライバIC等が実装されている。
本実施例の電子機器100は、タッチパネル120にユーザの指が接触すると、この接触を感知して基板150に実装された駆動装置によりLRA140を駆動し、LRA140の振動をタッチパネル120に伝播させる。
尚本実施例の電子機器100は、タッチパネル120を入力操作部とする機器であればよいため、例えばATM(Automatic Teller Machine)のように特定の場所に設置されて利用される機器であってもよい。
以下に図4を参照してLRA140について説明する。図4は、LRAの例を示す図である。図4(A)はボイスコイルを用いたLRAの例を示す図であり、図4(B)は圧電素子を用いたLRAの例を示す図である。
図4(A)に示すLRA30は、ばね31、磁石32、コイル33を有する。LRA30は、ばね31のばね定数をkとし、磁石32の質量をmとすると、固有振動数f0が以下の式1で示される。
Figure 0005935885

図4(B)に示すLRA40は、重り41、梁42、圧電素子43を有する。LRA40は、重り41の質量をmとし、梁42のヤング率をEとし、梁42の断面2次モーメントをIとし、Lを梁42の長手方向の長さとすると、固有振動数f0が以下の式2で示される。
Figure 0005935885

本実施例のLRA140は、ボイスコイルを用いたLRA30を適用しても良いし、圧電素子43を用いたLRA40を適用しても良い。
次に図5を参照して本実施例の電子機器100の有する基板150に実装された駆動装置について説明する。図5は、本実施例の駆動装置を説明する図である。
本実施例の駆動装置200は、CPU(Central Processing Unit)210と、メモリ220とを有する。CPU210は、メモリ220に格納された駆動制御プログラム230を読み出して実行することで、後述するLRA140の駆動処理を行う。メモリ220には、LRA140の駆動を制御する駆動制御プログラム230が格納される記憶領域と、波形データ240が格納される記憶領域と、触感を提供するAPI(Application Programming Interface)250が格納される記憶領域とが設けられている。
駆動制御プログラム230は、CPU210にLRA140の駆動制御を実行させる。波形データ240は、LRA140により生じる振動によりクリック感を表現するために予め生成された駆動信号の波形を表すデータである。波形データ240の詳細は後述する。API250は、駆動制御プログラム230により起動され、触感を提供するための各種処理を行う。API250は、図5ではAPI250はメモリ220に格納されるものとしたが、基板150に実装された他のメモリに格納されていても良い。
図6は、本実施例の駆動装置によるLRA140の駆動を説明するフローチャートである。
本実施例の駆動装置200は、タッチパネル120に対する接触を検出すると(ステップS601)、API250を起動させる(ステップS602)。具体的には駆動装置200は、例えばタッチパネル120上に表示されたボタンに対する接触があった場合等にAPI250を起動しても良い。
API250は、メモリ220に格納された波形データ240を読み出し、波形データ240に対応した駆動指令をドライバIC260へ出力する(ステップS603)。ドライバIC260は、駆動指令を受けて波形データ240をD/A(Digital to Analog)変換し(ステップS604)、アンプ等により増幅する(ステップS605)。ドライバIC260は、増幅した信号をLRA140に対して出力する(ステップS606)。
以下に本実施例の波形データ240について説明する。
本実施例では、筐体110に固定されたタッチパネル120自体も高周波で振動する振動デバイスであることに着目する。本実施例では、LRA140の駆動信号を、振幅がピークの時点でLRA140に対する加振を停止させる信号とし、タッチパネル120自体の高周波の振動を励起することで、1〜数周期で急速に減衰する振動を発生させてクリック感を表現する。
図7は、タッチパネル120の共振周波数による振動の励起を説明する図である。
図7(A)は本実施例のLRA140の駆動信号の例を示す図である。図7(A)に示す駆動信号Gは電圧の信号であり、駆動信号Gの波形は、LRA140の共振周波数の正弦波形である。図7(A)の例では、LRA140の共振周波数を225Hzとした。
本実施例の駆動信号Gは、振幅がピークとなった点P1でLRA140に対する加振を停止する。駆動信号Gの振幅は、加振が停止した直後に0となる。このように本実施例では、駆動信号Gに値が大きく変化する不連続点を設けることで、この不連続点においてLRA140の振動を調和振動から外す。
また図7(A)の例では、駆動信号GによるLRA140の駆動時間を7/4周期とすることで、振幅がピークとなる点P1が駆動信号Gの終端となるようにした。駆動信号Gの終端とは、LRA140に対する加振を停止する点である。本実施例では、駆動信号Gの周期を7/4としたが、これに限定されない。
本実施例では、例えば駆動信号GによるLRA140の駆動時間10msec以下となるように駆動信号Gの周期を設定しても良い。本実施例では、駆動信号Gの周期が短いほど指が振動を知覚し続ける時間が短くなり、クリック感に近い短時間の触覚刺激を表現することができる。尚このとき本実施例では、知覚する強度は低下するため、触覚提示として十分な強度が得られる駆動時間は確保する必要がある。
本実施例の駆動装置200は、図6のステップS603において、API250により、駆動信号Gを示す波形データ240を読み出し、波形データ240に対応した駆動指令をドライバIC260へ出力する。ドライバIC260は、波形データ240をD/A変換して増幅し、LRA140に出力する。
本実施例の波形データ240とは、例えば駆動信号Gの周波数、振幅、位相、駆動時間(周期)等を含んでいても良い。また波形データ240は、駆動信号Gの波形を示す式等であっても良い。
以下に本実施例の駆動装置200において、LRA140に駆動信号Gが印加された場合について説明する。
図7(B)は、本実施例のLRA140に駆動信号が印加された場合のタッチパネル120の振動の加速度の波形を示す図である。図7(B)では、タッチパネル120の共振周波数を1kHzとした場合に、LRA140に共振周波数225Hzの駆動信号Gが印加された場合のタッチパネル120の振動の加速度を示している。
本実施例においてLRA140は、共振周波数225Hzで振動する。またタッチパネル120は共振周波数1kHzで振動する。すなわちLRA140の振動は低周波振動であり、タッチパネル120の振動は高周波振動と言える。尚タッチパネル120の共振周波数は、タッチパネル120の4辺が筐体110に固定された状態における共振周波数である。
タッチパネル120の高周波振動は、LRA140を共振周波数225Hzで低周波振動させた場合は励起されない。この状態において駆動装置200は、LRA140の振動を調和振動から外して急激な力をタッチパネル120に印加することで、タッチパネル120の高周波振動を励起する。
この結果駆動装置200は、図7(B)に示すように、点P1において周波数が1kHzの高周波振動が励起され、1〜数周期で急速に減衰する振動を発生させる。さらに図7の例では、点P1で高周波振動を励起することで、低周波振動の加速度の最大値と高周波振動の加速度の最大値とをタイミングを合わせて重畳し、短時間で強度の大きい急峻なピークを発生させている。
このように本実施例では、振動の加速度の短時間の急峻なピークを発生させることで、鋭い触感を提供することができ、クリック感を表現できる。
尚本実施例におけるタッチパネル120の振動の加速度は、タッチパネル120の中央に図示しない加速度センサを配置し、この加速度センサにより検出した。
以下に図8を参照して本実施例の効果を説明する。図8は、LRAの共振周波数の電圧を駆動信号としたときのタッチパネルの振動の加速度を示す図である。図8の例では、LRA140の駆動時間を短くしてクリック感の表現を試みた際のタッチパネル120の振動の加速度を示している。
しかしながらタッチパネル120の振動は、LRA140の駆動時間を短くしても、振動量を増幅させるための立ち上がりの時間と、増幅された振動の加速度が0.02G以下に減衰するまでの時間が必要となり、振動が数周期に亘って続く。図8の例では、立ち上がりから減衰までに25msec程度の時間がかかり、振動が約4周期に亘り続いていることがわかる。したがってクリック感のような鋭い触感を提供することが困難である。
これに対して図7(B)では、周波数1kHzの振動が急激に立ち上がっており、その振動も2周期程度で減滅していることがわかる。
よって本実施例では、振動の加速度の短時間の急峻なピークを発生させてクリック感を表現することができる。
また図7の例では、駆動信号Gの振幅がピークとなる点で加振を停止させるものとしたが、加振を停止させる点はここに限定されない。本実施例では、例えば低周波振動の加速度のピークとなるタイミングと高周波振動の加速度のピークとなるタイミングとを合わせるため、駆動信号の終端を点P1からずらしても良い。
図7の例では、低周波振動の加速度の振幅のピークにほぼ重なって、高周波振動の加速度の振幅のピークが発生する。
図7の例では、低周波振動は共振周波数であるため、図7(A)の駆動信号Gの波形に対して図7(B)の加速度の波形はπ/2位相差が生じており、駆動信号Gにおいて振幅がピークとなる点P1において振動の加速度は0となる。本実施例では、駆動信号Gの終端である点P1で高周波振動が励起され、高周波振動の加速度がピークを迎える。よって高周波振動の加速度がピークを迎えるタイミングは、駆動信号が点P1となるタイミングから僅かにずれることになる。
具体的には例えば、低周波振動の加速度のピークは駆動信号Gの終端である点P1から1/4周期でピークを迎えるはずであり、時間に換算すると約1.11ms後に低周波振動の加速度はピーク(最大値)となる。一方、高周波振動は駆動信号Gの終端である点P1においてゼロから立ち上がり、3/4周期で低周波振動と同方向の加速度のピークを迎えるはずである。これを時間に換算すると、高周波振動は、0.75ms後に加速度がピーク(最大値)となる。よって両者のピークは時間差0.36msで発生する。また高周波振動の加速度のピークは、低周波振動の加速度のピークを100%とした場合に低周波振動の加速度がピークに対して約87%の強度の位置と重なるといえる。
そこで本実施例では、駆動信号GによるLRA140の駆動時間を7/4周期+0.36msとして、駆動信号Gの振幅のピークを100%としたとき駆動信号Gの振幅が87%となる点を駆動信号Gの終端としても良い。駆動信号Gの終端となる点P1をずらすことで、高周波振動が励起されるタイミングをずらすことができ、低周波振動の加速度のピークと高周波振動の加速度のピークとを重ねることができる。
図9は、高周波振動を励起する箇所をずらした例を示す図である。図9(A)は、LRA140に印加される駆動信号の正弦波形を示し、図9(B)は本実施例のLRA140に駆動信号が印加された場合のタッチパネル120の振動の加速度の波形を示す。
図9(A)において、駆動信号G1は、振幅のピークからわずかにずれた点P2を終端としている。図9(B)では、駆動信号G1の終端P2を振幅のピークからずらしたため、高周波振動の加速度のピークは図7(B)に示す値よりも小さくなるが、図7の例と同等の効果を得ることができる。
すなわち本実施例に駆動信号の終端は、例えばタッチパネル120の振動の加速度を示す波形にクリック感を表現する急峻なピークを生成できる点であれば良い。具体的には駆動信号の終端は、駆動信号の値と0とが不連続となる点であれば良い。すなわち駆動信号の終端は、振幅の中心点である0以外であれば良い。尚駆動信号の終端は、振幅のピークに近い点であるほど、タッチパネル120の振動の加速度の波形に短時間で急峻なピークを発生させることができるため、好ましい。
さらに本実施例では、例えば駆動信号GによるLRA140の加振を停止させた後に、LRA140の残留振動を抑制するためのブレーキ波形をLRA140に印加しても良い。ブレーキ信号は、例えばLRA140に発生する振動の逆位相の信号等である。本実施例では、駆動信号GによりLRA140の加振を停止した後にブレーキ信号を用いれば、残留振動を低減でき、タッチパネル120の振動の加速度を短時間で急速に減衰する波形とすることができる。
また本実施例の電子機器100では、LRA140がタッチパネル120の筐体側の面に取り付けられるものとしたが、これに限定されない。LRA140は、例えば筐体110内部に配置された基板150の近傍に配置されても良い。
図10は、LRA140が筐体に設けられた電子機器の例を示す図である。図10に示す電子機器100Aでは、LRA140が筐体110内部に設けられた基板150の近傍に配置されている。
図10のようにLRA140が筐体110の内部に設けられた場合、電子機器100Aは、電子機器100Aの組立が終わった時点でのタッチパネル120の共振周波数が1kHzとなるように設計されていることが好ましい。
本実施例は、電子機器100Aに対しても適用することができる。また電子機器100Aに本実施例を適用した場合、本実施例の電子機器100と同様にメタルドーム式のボタン2を押下した際のクリック感を表現することができる。
以上、実施の形態の駆動装置、電子機器及び駆動制御プログラムについて詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
100、100A 電子機器
110 筐体
120 タッチパネル
130 両面テープ
140 LRA
200 駆動装置
210 CPU
220 メモリ
230 駆動制御プログラム
240 波形データ
250 API
260 ドライバIC

Claims (4)

  1. アクチュエータの共振周波数の正弦波であり且つ前記正弦波の振幅の値が所定の範囲となる点において前記アクチュエータの加振を停止する駆動信号の波形データが格納された記憶部と、
    前記記憶部に格納された前記波形データを読み出し、前記波形データに対応する駆動信号を前記アクチュエータへ出力する駆動処理部と、を有する駆動装置。
  2. 前記駆動信号は、前記振幅がピークとなったとき、前記アクチュエータの加振を停止する請求項1記載の駆動装置。
  3. タッチパネルと、
    前記タッチパネルを振動させるアクチュエータの共振周波数の正弦波であり且つ前記正弦波の振幅の値が所定の範囲となる点において前記アクチュエータの加振を停止する駆動信号の波形データが格納された記憶部と、前記記憶部に格納された前記波形データを読み出し、前記波形データに対応する駆動信号を前記アクチュエータへ出力する駆動処理部と、を有する駆動装置と、を有する電子機器。
  4. コンピュータに、
    アクチュエータの共振周波数の正弦波であり且つ前記正弦波の振幅の値が所定の範囲となる点において前記アクチュエータの加振を停止する駆動信号の波形データが格納された記憶部から前記波形データを読み出す処理と、
    前記波形データに対応する駆動信号を前記アクチュエータへ出力する処理と、を実行させる駆動制御プログラム。
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