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JP5925499B2 - 車両用ドアの止水構造 - Google Patents

車両用ドアの止水構造 Download PDF

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JP5925499B2 JP2012012768A JP2012012768A JP5925499B2 JP 5925499 B2 JP5925499 B2 JP 5925499B2 JP 2012012768 A JP2012012768 A JP 2012012768A JP 2012012768 A JP2012012768 A JP 2012012768A JP 5925499 B2 JP5925499 B2 JP 5925499B2
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Description

本発明は、車両用ドアの止水構造に係り、特に、グロメットを有する構造における止水構造に関する。
従来より、自動車のドアに配索されるドアハーネスの止水(防水)構造については、車体とヒンジ結合されるドアフレームの端面(側板)に貫通孔が設けられ、ドアハーネスに取り付けたグロメットを貫通孔や凹状形状箇所に装着してドアから車体へとドアハーネスが配索されている。そして、防水構造の向上及び作業性向上のため各種の技術が提案されている。
例えば、グロメットカバー(グロメット)の内側、すなわちドア側板側にプロテクタを固定し、内部に配索されるワイヤーハーネスがドアパネル表面に接触しないように保護する構造がある(例えば、特許文献1参照)。
図1の斜視図及び図2の平面図にプロテクタ170を有する非貫通タイプのグロメット設置構造101を簡単に模式的に示す。ドアパネルに側板部A2(外部側)から内板部A1(室内側)にわたって略L字状に凹んだグロメット用凹部152が設けられ、そのグロメット用凹部152にグロメット110(クランプ部)が挿入され固定される。そして、グロメット110がグロメット用凹部152に装着されると、グロメット110を跨ぐようにウェザーストリップ190が装着される。さらに、ドアパネル(ドアトリム180)の内部ではグロメット110の裏面124側に、ジャバラ部140を介して導出されるワイヤーハーネスを保護するためのプロテクタ170が固定される。一般に、プロテクタ170は樹脂成型品で形成されている。
特開平11−20573号公報
ところで、上述のように従来技術では、プロテクタはグロメットに固定される構造により、ワイヤーハーネスがドアパネルに直接接触しないように対策されていた。一般に、ドアトリム内部にワイヤーハーネスを配索する車両では、ドアトリムとグロメットは固定されておらず、ドアトリムの車両組み付け後に、グロメットを別途位置あわせして組み付ける必要があり、作業効率の観点から改善が求められていた。
本発明の目的は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決する技術を提供することにある。
本発明のある態様は、車両用ドアの止水構造に関する。この車両用ドアの止水構造は、車両用ドアの側板部分に凹形状に形成されたグロメット配置部に装着される非貫通タイプのグロメットと、前記車両用ドアに装着されるドアトリムと一体に成形され、前記グロメットが前記グロメット配置部に装着された際に、前記グロメットに固定され、内部に配索されるハーネスを保護するプロテクタとを備え、前記グロメットは、前記車両用ドアに装着されたときに内面となる領域に形成された係止固定構造を有し、前記プロテクタは、内部に前記ハーネスが配索されるプロテクタ本体部と、前記ドアトリムから延出して前記プロテクタ本体部に一体に接続するトリム・プロテクタ接続部とを有し、前記プロテクタ本体部は、前記係止固定構造と係止する係止部を有している
本発明によれば、グロメットを有する構造における止水構造において、所望の止水性能を維持しつつ、グロメット装着の際の作業性を向上させる技術を提供できる。
従来技術に係る、車両用ドアへのグロメット装着構造を模式的に示した斜視図である。 従来技術に係る、プロテクタの配置を模式的に示した図である。 実施形態に係る、車両用ドアへのグロメット装着構造を模式的に示した斜視図である。 実施形態に係る、ドアトリムに設けられたプロテクタ部の配置を模式的に示した図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照しつつ説明する。
図3は本実施形態に係る車両用ドアへのグロメット装着構造1を模式的に示した斜視図であって、図4はプロテクタ70の配置を模式的に示した図である。
図示のように、本実施形態のグロメット装着構造1では、ドアパネル50の側板部分A2にグロメット10が装着されている。具体的には、ドアパネル50の内板部分A1から側板部分A2にわたって略L字形状のグロメット用凹部52が形成されており、そのグロメット用凹部52に非貫通タイプのグロメット10が挿入され固定されている。外観上は、従来技術の図1の構造と変わりはない。
グロメット10は、ワイヤーハーネスをドア内部から車体側へ導出する機能を有し、グロメットベース部20とジャバラ部40とを備えてゴム材等の弾性材料によって一体に形成されている。このグロメット10は非貫通タイプである。
ジャバラ部40はグロメットベース部20の外面部22に取り付けられた蛇腹状の筒状体であって、グロメットベース部20に設けられた貫通孔に連通している。ワイヤーハーネスがジャバラ部40を介してドアパネル50内部から車体側へと導出する。
グロメットベース部20は、必要に応じて金属板や樹脂板等のインナーを内装しており、グロメット用凹部52に一般的なクランプ部材(図示せず)や係止形状(図示せず)によって装着される。装着状態で、グロメットベース部20の外面部22は、側板部分A2と略同一平面になるように形成されている。
また、グロメットベース部20の外観形状は、略矩形形状(台形を倒した形状)となっており、図示左側の上下のコーナーはラウンドしている。方図示の右側側面部分は、ちょうど車両パネルの内板部分A1に勘合して略同一平面になるように形成されている。
さらに、グロメットベース部20の内面部(裏面)24には、止水リップ(図示せず)がトリム80側を除く三方の外縁に沿って形成されている。
ドアパネル50の内板部分A1には、トリム用凹部54が凹状に形成されており、樹脂製のドアトリム80が装着される。ドアトリム80の裏面86には、プロテクタ部70がドアトリム80の本体部分と一体に形成されている。
具体的には、ドアトリム80の裏面86の前方側(側板部分A2側)の端部近傍にプロテクタ部70が形成されている。プロテクタ部70は、内部にワイヤーハーネスが配索されるプロテクタ本体部72と、ドアトリム80から延出してプロテクタ本体部72に一体に接続するトリム・プロテクタ接続部74とから構成されている。
プロテクタ部70の形状は、ドアトリム80の本体部分から延出するトリム・プロテクタ接続部74の構造以外は、原則として、従来技術のプロテクタ170や特許文献1の構造を採用することができる。つまり、グロメット10がグロメット用凹部52に装着された状態で、トリム用凹部54にドアトリム80が取り付けられると、プロテクタ部70(プロテクタ本体部72)がグロメット10の内面部24に固定される。ここでは、グロメットベース部20の内面部24に設けられた所定の係止・固定構造と係止し固定する係止部を有している。そして、車両組み付け時には、ドアトリム80を取り付けることで、グロメット10とドアトリム80の位置あわせが完了する。
以上、本実施形態では、ドアトリム80にプロテクタ部70を設けて、プロテクタ部70がグロメット10に固定される構造としたことで、従来技術のようにプロテクタ部70を単独の部品として用意する必要がなく、部品点数の削減を実現でき、低コスト化や部品管理工数の削減ができる。さらに、車両組み付け工程における、グロメット10の位置あわせ作業を省略することができる。つまり、ドアトリム80とグロメット10が固定されるタイミングで、プロテクタ部70の位置あわせ作業が同時に行うことができる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素及びその組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1 グロメット装着構造
10 グロメット
20 グロメットベース部
22 外面部
24 内面部
40 ジャバラ部
50 ドアパネル
52 グロメット用凹部
54 トリム用凹部
70 プロテクタ部
72 プロテクタ本体部
74 トリム・プロテクタ接続部
80 ドアトリム
84 表面
86 裏面
90 ウェザーストリップ
A1 内板部分
A2 側板部分

Claims (1)

  1. 車両用ドアの側板部分に凹形状に形成されたグロメット配置部に装着される非貫通タイプのグロメットと、
    前記車両用ドアに装着されるドアトリムと一体に成形され、前記グロメットが前記グロメット配置部に装着された際に、前記グロメットに固定され、内部に配索されるハーネスを保護するプロテクタと
    を備え
    前記グロメットは、前記車両用ドアに装着されたときに内面となる領域に形成された係止固定構造を有し、
    前記プロテクタは、内部に前記ハーネスが配索されるプロテクタ本体部と、前記ドアトリムから延出して前記プロテクタ本体部に一体に接続するトリム・プロテクタ接続部とを有し、
    前記プロテクタ本体部は、前記係止固定構造と係止する係止部を有している
    ことを特徴とする車両用ドアの止水構造。
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