JP5922873B2 - プレーナ型アクチュエータ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
図1は本発明によるプレーナ型アクチュエータの第1実施形態の上面図であり、図2は、図1のA−O−B線に沿った断面図である。
図1及び図2において、本実施形態のプレーナ型アクチュエータ1は、図示省略の光源から光ビームを直交する2軸方向に偏向する二次元駆動の電磁駆動タイプのアクチュエータであり、アクチュエータ部2と支持部3とを備えて構成されている。
図4は、第1実施形態のプレーナ型アクチュエータ1の製造工程(A)〜(D)を示すものであり、図5は、図4に続く製造工程(E)〜(G)を示すものである。尚、図4及び図5は、各製造工程における、図1のA−O−B線に沿った断面に対応する図である。
以下に本実施形態における上記各工程について説明する。
図6は、本発明によるプレーナ型アクチュエータ1の第2実施形態の断面図であり、図2と同様にA−O−B線に沿った断面図である。尚、第2実施形態のプレーナ型アクチュエータ1の上面図は図1と同じである。図1に示す第1実施形態と同一の構成については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。また、本実施形態におけるプレーナ型アクチュエータ1の動作は、第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。
図8は、第2実施形態のプレーナ型アクチュエータ1の製造工程(A)〜(D)を示すものであり、図9は、図8に続く製造工程(E)及び(H)を示すものである。尚、図8及び図9は、各製造工程における、図1のA−O−B線に沿った断面に対応する図である。尚、第1実施形態のプレーナ型アクチュエータの製造方法と同一の構成については説明を簡略化する。
以下に本実施形態における上記各工程について説明する。
2 アクチュエータ部
3 支持部
4 固定部
5a,5a 外側トーションバー
5b,5b 内側トーションバー
6a 外側可動部
6b 内側可動部
7 第1半導体基板
8 駆動コイル(駆動手段)
9a,9b 溝部
9c 溝部(回動許容溝部)
9d 凸部
10 第2半導体基板
11 保護層
Claims (10)
- 枠状の固定部の内側のトーションバーに可動部が回動可能に軸支され、少なくとも前記トーションバーに対応する部位に該トーションバーの厚さに応じた厚さを残して形成された溝部を有する第1半導体基板で形成されているアクチュエータ部と、
第2半導体基板で前記固定部と異なる形状に形成され前記アクチュエータ部を支持する支持部とを有し、
前記固定部は前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板の間のエッチングストップ層を介して前記支持部に接合されるプレーナ型アクチュエータ。 - 前記支持部を枠状に形成する構成とし、該支持部の枠外面が前記固定部の枠外面と略面一で、かつ、該支持部の枠幅が前記固定部の枠幅より幅広になるように、該支持部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のプレーナ型アクチュエータ。
- 前記第2半導体基板は、前記可動部の回動を許容する溝部を有するキャビティー基板であることを特徴とする請求項1に記載のプレーナ型アクチュエータ。
- 前記第2半導体基板は、前記溝部内の前記可動部の回動を妨げない箇所に凸部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のプレーナ型アクチュエータ。
- 枠状の固定部と、該固定部の内側に形成されるトーションバーと、前記トーションバーを介して前記固定部に回動可能に軸支され駆動手段によって駆動される可動部とを第1半導体基板で一体形成して備えたアクチュエータ部と、第2半導体基板で形成され前記固定部を介して前記アクチュエータ部を支持する支持部とを有し、前記第1半導体基板として、少なくとも前記トーションバーに対応する部位に該トーションバーに応じた厚さが残るように予め溝部が形成されたキャビティー基板を用いて形成したプレーナ型アクチュエータの製造方法において、
半導体基板の裏面側からエッチングして、少なくとも前記トーションバーに対応する部位に該トーションバーに応じた厚さが残るように除去して前記溝部を形成して、前記第1半導体基板としてのキャビティー基板を形成する工程と、
前記第1半導体基板の裏面に、第2半導体基板を貼り合わせる工程と、
前記第1半導体基板の表面をパターニングして、エッチングし、前記固定部、前記トーションバー及び前記可動部以外の部分を除去し、前記アクチュエータ部を形成する工程と、
前記第2半導体基板の裏面をパターニングして、前記固定部と異なる形状になるようにエッチングし、前記支持部以外の部分を除去し、前記支持部を形成する工程と、
を上記順序で行うことを特徴とするプレーナ型アクチュエータの製造方法。 - 前記支持部を形成する工程は、前記支持部の枠外面が前記固定部の枠外面と略面一で、かつ、当該支持部の枠幅が前記固定部の枠幅より幅広になるように、前記第2半導体基板をエッチングして前記支持部を枠状に形成することを特徴とする請求項5に記載のプレーナ型アクチュエータの製造方法。
- 前記キャビティー基板を形成する工程の後に、前記第1半導体基板の前記溝部の内面にエッチングストップ層を形成する工程を備えることを特徴とする請求項5又は6に記載のプレーナ型アクチュエータの製造方法。
- 枠状の固定部と、該固定部の内側に形成されるトーションバーと、前記トーションバーを介して前記固定部に回動可能に軸支され駆動手段によって駆動される可動部とを第1半導体基板で一体形成して備えたアクチュエータ部と、第2半導体基板で形成され前記固定部を介して前記アクチュエータ部を支持する支持部とを有し、前記第1半導体基板として、少なくとも前記トーションバーに対応する部位に該トーションバーに応じた厚さが残るように予め溝部が形成されたキャビティー基板を用いて形成したプレーナ型アクチュエータの製造方法において、
半導体基板の裏面側からエッチングして、少なくとも前記トーションバーに対応する部位に該トーションバーに応じた厚さが残るように除去して前記溝部を形成して、前記第1半導体基板としてのキャビティー基板を形成する工程と、
前記第2半導体基板の表面側から、前記可動部の回動を許容する溝部を形成するようにエッチングして、前記支持部を形成する工程と、
前記第1半導体基板の裏面に、前記第2半導体基板を貼り合わせる工程と、
前記第1半導体基板の表面をパターニングして、エッチングし、前記固定部、前記トーションバー及び前記可動部以外の部分を除去し、前記アクチュエータ部を形成する工程と、
を上記順序で行うことを特徴とするプレーナ型アクチュエータの製造方法。 - 前記支持部を形成する工程において、該溝部内の前記可動部の回動を妨げない箇所に凸部が残るように、前記第2半導体基板をエッチングして前記支持部を形成することを特徴とする請求項8に記載のプレーナ型アクチュエータの製造方法。
- 前記支持部を形成する工程の後に、前記第2半導体基板の前記溝部の内面にエッチングストップ層を形成する工程を備えることを特徴とする請求項8又は9に記載のプレーナ型アクチュエータの製造方法。
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