JP5903630B2 - Intercom device - Google Patents
Intercom device Download PDFInfo
- Publication number
- JP5903630B2 JP5903630B2 JP2012152711A JP2012152711A JP5903630B2 JP 5903630 B2 JP5903630 B2 JP 5903630B2 JP 2012152711 A JP2012152711 A JP 2012152711A JP 2012152711 A JP2012152711 A JP 2012152711A JP 5903630 B2 JP5903630 B2 JP 5903630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- module
- jumper
- extension
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Description
本発明は、子器との通話機能を有するインターホン装置に関する。 The present invention relates to an intercom apparatus having a call function with a handset.
従来から、屋内に設置され、玄関などの屋外に設置された子器(ドアホン子器)との相互接続により全体としてインターホンシステムを構築するインターホン装置(モニターテレビ)が提供されている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1に記載のインターホン装置は、ホームテレホンと接続されることでそのハンドセットを用いて子器と通話可能となる。
2. Description of the Related Art Conventionally, interphone devices (monitor televisions) are provided that construct an intercom system as a whole by being interconnected with a child unit (door phone child unit) installed indoors and outdoors such as a front door (for example, Patent Literature) 1). The intercom device described in
この種のインターホン装置においては、各種の機能を必要に応じて備えていることが望ましい。特許文献1に記載のインターホン装置は、カメラ付きの子器から伝送される映像信号を表示画面に映し出すので、たとえばズーム処理回路やパン処理回路や録画処理回路などが機能拡張回路として、共通部分に付加的に接続されるように構成されている。そのため、機能拡張回路は、各種処理回路をモジュール化する等の措置を講じておけば、その中からの取捨選択により極めて簡単に所望する機能を有するインターホン装置が得られるようになり、機種の多様化にも柔軟に対応できる。
In this type of intercom apparatus, it is desirable to have various functions as necessary. Since the intercom apparatus described in
ところで、インターホン装置としては、別室に設置された副親機を接続可能であって、副親機−子器間での通話などを可能とした装置も提供されている。このようなインターホン装置においては、子器以外の装置(副親機)を接続するためのインタフェースが必要である。 By the way, as an intercom device, there is also provided a device that can be connected to a secondary master unit installed in a separate room and that can make a call between the secondary master unit and the slave unit. In such an intercom device, an interface for connecting a device (secondary master) other than the slave unit is necessary.
しかし、特許文献1に記載のインターホン装置は、子器以外の装置(ホームテレホン)を接続するためのインタフェースが機能拡張回路ではなく、共通部分として設けられている。そのため、ユーザは、副親機を接続するためのインタフェースを持たないインターホン装置を導入し、後から副親機を追加する必要性が生じたような場合、インターホン装置そのものを副親機が接続可能なインターホン装置と交換する必要がある。
However, in the interphone device described in
本発明は上記事由に鑑みて為されており、副親機を接続するためのインタフェースを持たない場合でも、必要に応じて後から副親機を接続でき、また副親機を接続する際に施工ミスの生じにくいインターホン装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above reasons, and even when the secondary master unit is not provided with an interface, the secondary master unit can be connected later if necessary, and when the secondary master unit is connected. The object is to provide an intercom device that is less prone to construction errors.
本発明のインターホン装置は、子器に接続される子器端子を具備し前記子器との通話機能を有する基本モジュールと、当該基本モジュールに設けられている拡張端子に対して接続され、前記子器との通話機能を有する副親機を前記基本モジュールに接続可能とする拡張モジュールと、前記基本モジュールに対する前記拡張モジュールの接続状態の良否を判定する判定部とを備え、前記基本モジュールは、前記子器端子に接続され前記子器との間で伝送される伝送信号を通す伝送路と、前記伝送路に接続され当該伝送路を通して前記子器への電力供給を行う子器給電部と、前記伝送路の一部に挿入され前記拡張モジュールが前記拡張端子に接続されたときに非導通状態にされることにより前記伝送信号の経路を切り替えるジャンパ部とを有し、前記子器給電部は、前記ジャンパ部と前記子器端子との間において前記伝送路に接続されており、前記拡張端子は、前記ジャンパ部における前記子器給電部側の一端に接続された第1接続部と、前記ジャンパ部の他端に接続された第2接続部とを含み、前記判定部は、前記拡張モジュールにおける前記第2接続部との接続点を検出点として当該検出点の電圧を検出する検出部と、前記検出点に前記子器給電部からの電圧が印加されていれば前記ジャンパ部が非導通状態でないと判断し誤施工を報知する報知部とを有することを特徴とする。 The intercom apparatus of the present invention includes a base module having a handset terminal connected to the handset and having a communication function with the handset, and an extension terminal provided in the base module. An extension module capable of connecting to the basic module a secondary master unit having a communication function with a device, and a determination unit for determining whether the extension module is connected to the basic module. A transmission path that passes through a transmission signal that is connected to the slave terminal and is transmitted between the slave terminals, a slave feeder that is connected to the transmission path and supplies power to the slave through the transmission path, and A jumper section that is inserted into a part of the transmission path and switches the path of the transmission signal by being turned off when the extension module is connected to the extension terminal; A daughter feeder is connected to the transmission line between the jumper and the slave terminal, and the extension terminal is connected to one end of the jumper on the slave feeder side. A connection portion and a second connection portion connected to the other end of the jumper portion, and the determination portion uses a connection point with the second connection portion in the extension module as a detection point, and outputs a voltage at the detection point. It has a detection unit for detecting, and a notification unit for determining that the jumper unit is not in a non-conducting state when a voltage from the slave unit power supply unit is applied to the detection point, and for notifying erroneous installation. .
このインターホン装置において、前記判定部は、前記検出点と前記検出部との間に、前記伝送路から入力される音声信号を低減する帯域除去フィルタを有することが望ましい。 In this intercom apparatus, it is preferable that the determination unit includes a band elimination filter that reduces an audio signal input from the transmission path between the detection point and the detection unit.
このインターホン装置において、前記拡張端子は、前記拡張モジュールが接続された状態で前記検出点に接続される第3接続部を有しており、前記検出部は、前記基本モジュール内に設けられ、前記第3接続部を介して前記検出点の電圧を検出することがより望ましい。 In this intercom apparatus, the extension terminal has a third connection part connected to the detection point in a state where the extension module is connected, and the detection part is provided in the basic module, It is more desirable to detect the voltage at the detection point via the third connection portion.
このインターホン装置において、前記拡張モジュールは、前記基本モジュールに付加される拡張機能を実現する制御デバイスを有しており、当該制御デバイスは、前記検出部に兼用されていることがより望ましい。 In this intercom apparatus, the extension module preferably includes a control device that realizes an extension function added to the basic module, and the control device is also preferably used as the detection unit.
本発明は、基本モジュールに設けられている拡張端子に接続される拡張モジュールが、副親機を基本モジュールに接続可能とするので、副親機を接続するためのインタフェースを持たない場合でも、必要に応じて後から副親機を接続できる。また、報知部は、検出点に子器給電部からの電圧が印加されていればジャンパ部が非導通状態でないと判断し誤施工を報知するので、副親機を接続する際に施工ミスを生じにくいという利点がある。 The present invention requires an expansion module connected to an expansion terminal provided in the basic module, even if it does not have an interface for connecting the secondary master unit because the secondary master unit can be connected to the basic module. You can connect the secondary master unit later according to In addition, if the voltage from the slave unit power supply unit is applied to the detection point, the notification unit determines that the jumper unit is not in a non-conducting state and notifies the erroneous installation. There is an advantage that it is difficult to occur.
(実施形態1)
本実施形態のインターホン装置1は、図2に示すように、宅外に設置された子器2に電気的に接続されており、子器2との通話機能を有している。本実施形態では、戸建て住宅に設置されるインターホン装置1を一例として示しており、子器2は玄関ポーチや門扉に設置されたドアホンである。
(Embodiment 1)
As shown in FIG. 2, the
インターホン装置1は、宅内におけるキッチン、リビング等の壁に設置される筐体(図示せず)を備え、この筐体内に、少なくとも子器2との通話機能を有した基本モジュール11(図1参照)を備えている。インターホン装置1は、親機として機能し、子器2と共にインターホンシステムを構築する。
The
基本モジュール11は、図1に示すように、子器2に電気的に接続される子器端子111と、子器2との通話に用いられる通話処理部112と、通話処理部112に接続された音声入出力部113とを具備している。また、基本モジュール11は、各部の動作を統括的に制御するCPU(Central ProcessingUnit:中央演算処理装置)からなる制御部114と、各部の動作用電力を生成する電源回路115と、子器2に電力供給する子器給電部116とを有している。さらに、基本モジュール11は、子器端子111と通話処理部112との間を接続し、通話処理部112と子器2との間で伝送される伝送信号(音声信号)を通す伝送路117を有している。
As shown in FIG. 1, the
子器端子111には、2線式の子器接続線5(図2参照)を介して子器2が接続される。音声入出力部113は、音声を電気信号に変換するマイクロホン1131と、電気信号を音声に変換するスピーカ1132とを有し、通話処理部112との間で電気信号(音声信号)の授受を行う。電源回路115は、AC−DCコンバータからなり、交流電力を適切な電圧の直流電力に変換して、基本モジュール11の各部に電力供給する。
The
通話処理部112は、2線式の伝送路117にて子器端子111に接続された2線−4線変換回路(ハイブリッド回路)1121を有している。さらに通話処理部112は、2線−4線変換回路1121の後段(4線側)に、第1コーデック1122と、音声データの処理に用いられる音声処理部1123と、第2コーデック1124とを有している。
The
また、2線−4線変換回路1121の受話用出力は、受話アンプ1125を介して第1コーデック1122に接続されており、スピーカ1132と第2コーデック1124との間には、スピーカアンプ1126が設けられている。2線−4線変換回路1121の送話用入力は、送話アンプ1128を介して第1コーデック1122に接続されており、マイク1131と第2コーデック1124との間には、マイクアンプ1127が設けられている。
The reception output of the 2-wire to 4-
これにより、子器2から入力された音声信号は、2線−4線変換回路1121の受話用出力から受話アンプ1125、第1コーデック1122、音声処理部1123、第2コーデック1124、スピーカアンプ1126を介してスピーカ1132に出力される。一方、マイクロホン1131から入力された音声信号は、マイクアンプ1127、第2コーデック1124、音声処理部1123、第1コーデック1122、送話アンプ1128を介して2線−4線変換回路1121の送話用入力に入力される。
As a result, the audio signal input from the
また、インターホン装置1は、子器2の呼出釦(図示せず)が操作されて子器2からの呼出信号を受信すると、音声入出力部113のスピーカ1132から呼出音を出力させる。この状態で、インターホン装置1は、図示しない通話釦が操作されると、音声入出力部113をユーザインタフェースとして子器2との間で通話可能な状態になり、通話釦が再度操作されると通話を終了する。
In addition, when the call button (not shown) of the
ここにおいて、伝送路117の一部には、導通状態と非導通状態とを手動で切替可能なジャンパ部118が設けられている。子器給電部116は、伝送路117を通して子器2に電力供給するように、ジャンパ部118と子器端子111との間において伝送路117に接続され、伝送路117に直流電圧を印加する。つまり、通話処理部112と子器端子111との間にはジャンパ部118が介在し、このジャンパ部118が導通状態にあれば、通話処理部112と子器端子111とはジャンパ部118を通して電気的に導通する。子器給電部116は、ジャンパ部118と子器端子111との間において伝送路11に接続されているので、ジャンパ部118の導通・非導通によらず、常に伝送路117を介して子器端子111に接続される。
Here, a part of the
ジャンパ部118は一例としてリード線からなる。この場合、ジャンパ部118としてのリード線が切断されることにより、ジャンパ部118は両端間が電気的に遮断されて非導通状態となる。したがって、施工者は、リード線を切断するだけで容易にジャンパ部118を非導通状態に切り替えることができる。また、ジャンパ部118がリード線からなる場合、ジャンパ部118は、絶縁被覆の色と線径との少なくとも一方によって、他のリード線(ハーネスを含む)と区別されていることが望ましい。これにより、ジャンパ部118以外のリード線が誤って切断されることを予防できる。
The
さらに、ジャンパ部118としてのリード線は、筐体内において異なる基板間を接続するハーネスの一部であってもよい。この場合、インターホン装置1単体としても必要なハーネスの一部がジャンパ部118を兼用しているので、ハーネスと別にジャンパ部118として専用のリード線を設ける場合に比べて、構成の簡略化を図ることができる。
Furthermore, the lead wire as the
また、ジャンパ部118は、基本モジュール11の基板に実装される一対のジャンパピンと、この一対のジャンパピンに対し着脱可能に装着されるジャンパブロックとの組み合わせであってもよい。このジャンパ部118は、ジャンパブロックが装着された状態で一対のジャンパピン間が導通する。この構成によれば、施工者は、ジャンパブロックを取り外すだけでジャンパ部118を容易に非導通状態にでき、ジャンパブロックを再度取り付ければジャンパ部118を導通状態に戻すこともできる。
Further, the
また、他の例として、ジャンパ部118はスイッチであってもよい。この構成によれば、施工者は、スイッチのオン、オフ切り替えによって容易にジャンパ部118の導通状態、非導通状態を切り替えることができ、且つジャンパ部118を導通状態に戻すこともできる。さらに、施工者は、ジャンパ部118にジャンパピンを用いる場合とは異なり、ジャンパブロックを紛失することもない。
As another example, the
なお、子器2は、図3に示すように、インターホン装置1の子器端子111に接続される親機端子21と、通話用のマイクロホン22およびスピーカ23と、電源分離部24と、マイクアンプ25と、ダイオードブリッジ26と、トランス27とを有している。マイク22は、マイクアンプ25およびダイオードブリッジ26を介して親機端子21に接続され、スピーカ23は、トランス27を介して親機端子21に接続されている。電源分離部24は、ダイオードブリッジ26とマイクアンプ25との間に接続され、子器2の動作電源を分離してマイクアンプ25に供給する。
As shown in FIG. 3, the
ところで、本実施形態のインターホン装置1は、宅内の別室に設置された副親機3と接続されることにより、副親機3−子器2間での通話など、副親機3に関連した機能を実現する。なお、副親機3は、インターホン装置1および子器2と共にインターホンシステムを構築する。
By the way, the
ただし、このインターホン装置1は、基本モジュール11としては、このような副親機3を接続するためのインタフェースを有しておらず、そのままでは副親機3を接続することができない。そこで、本実施形態のインターホン装置1は、基本モジュール11に加えて、副親機3を基本モジュール11に接続可能とするための拡張モジュール12を備え、この拡張モジュール12を基本モジュール11に対して着脱可能に接続できるように構成されている。
However, the
すなわち、このインターホン装置1においては、拡張モジュール12を電気的に接続するための拡張端子13が基本モジュール11に設けられている。さらに、インターホン装置1の筐体内には、拡張モジュール12を収納する拡張スペース(図示せず)が設けられている。拡張端子13は、本実施形態では拡張モジュール12を着脱可能に接続する差込み式のコネクタ端子である。ここで、拡張モジュール12は基本モジュール11とは別体であって、必要に応じてインターホン装置1の筐体内に収納され、ハーネス17にて拡張端子13に接続されることにより基本モジュール11に対して電気的に接続される。なお、図1においては、基本モジュール11に拡張モジュール12が接続された状態のインターホン装置1を表している。
In other words, in the
拡張端子13は、ジャンパ部118における子器給電部116側の一端(図1におけるA点)に接続された第1接続部131と、通話処理部112側であるジャンパ部118の他端(図1におけるB点)に接続された第2接続部132とを含んでいる。つまり、第1接続部131と第2接続部132とは、ジャンパ部118の両端(A点、B点)に接続されており、ジャンパ部118が導通(A点−B点間が導通)状態にあればジャンパ部118を通して導通する。さらに、拡張端子13は、制御部114に接続された第3接続部133を含んでいる。
The
拡張モジュール12は、図1に示すように、副親機3が電気的に接続される増設端子14と、リレーを用いた切替器15と、拡張端子13に対しハーネス17にて着脱可能に接続される接続端子16とを具備している。
As shown in FIG. 1, the
増設端子14は、副親機3に繋がる内線接続線6(図2参照)を接続するためのインタフェースであり、ここでは差込み式のコネクタ端子とするが、たとえば端子ねじ(図示せず)を具備するねじ式端子であってもよい。また詳しくは後述するが、切替器15は、基本モジュール11の制御部114からの切替信号に応じて、増設端子14と接続端子16との間の接続経路を切り替える。なお、拡張モジュール12は、基本モジュール11と副親機3との間で信号変換を行う機能などを有していてもよい。
The
拡張端子13に接続される接続端子16は、拡張端子13の第1接続部131に対応する第1の被接続部161と、第2接続部132に対応する第2の被接続部162と、第3接続部133に対応する第3の被接続部163とを有している。すなわち、拡張端子13に接続端子16が接続された状態では、第1接続部131に第1の被接続部161が接続され、第2接続部132に第2の被接続部162が接続され、第3接続部133に第3の被接続部163が接続される。
The
増設端子14は一対の端子からなり、その一方が切替器15を介して第1の被接続部161および第2の被接続部162に接続され、他方が拡張モジュール12の回路グランドに接続されている。
The
切替器15は、第1の被接続部161に接続された第1のリレー151と、第2の被接続部162に接続された第2のリレー152と、第1および第2のリレー151,152と増設端子14との間に挿入された第3のリレー153とを有している。言い換えれば、第1の被接続部161と第2の被接続部162との間には、第1のリレー151と第2のリレー152とが直列に挿入される。また、第1の被接続部161と増設端子14との間には、第1のリレー151と第3のリレー153とが直列に挿入され、第2の被接続部162と増設端子14との間には第2のリレー152と第3のリレー153とが直列に挿入される。
The
これら第1〜3のリレー151,152,153は、基本モジュール11の制御部114から第3接続部133および第3の被接続部163を介して与えられる切替信号に応じて、オン、オフが切り替わる。
These first to
上述した構成によれば、インターホン装置1は、基本モジュール11に拡張モジュール12を付加するか否かによって、副親機3を接続するためのインタフェースの有無を変更することが可能である。したがって、副親機3を必要としないユーザは、拡張モジュール12が付加されていない状態のインターホン装置1を導入すればよい。また、インターホン装置1は、その筐体内の拡張スペースに拡張モジュール12を収納し、且つ拡張端子13に拡張モジュール12を接続することで、副親機3を接続可能となる。
According to the configuration described above, the
ここにおいて、ジャンパ部118は、拡張モジュール12が基本モジュール11に接続された状態、つまり拡張端子13に接続端子16が接続された状態では、第1接続部131と第2接続部132との間を遮断するように非導通状態にされる。つまり、拡張端子13に接続端子16を接続することにより、拡張モジュール12の付加作業を行う施工者は、拡張モジュール12を付加する際に、ジャンパ部118を導通状態から非導通状態へと切り替えることになる。言い換えれば、伝送路117の一部に挿入されたジャンパ部118は、拡張モジュール12が拡張端子13に接続されたときに非導通状態にされることにより、伝送信号の経路を切り替える機能を持つ。
Here, the
以下では、拡張モジュール12が基本モジュール11に接続され、ジャンパ部118が非導通状態にある場合のインターホン装置1の動作について説明する。
Hereinafter, the operation of the
この状態で、インターホン装置(親機)1と子器2との間で通話を行う場合には、基本モジュール11の制御部114は、第1のリレー151と第2のリレー152とをオンにし、第3のリレー153をオフにするように切替信号を出力する。これにより、ジャンパ部118が非導通状態であっても、拡張端子13における第1接続部131と第2接続部132との間、つまりジャンパ部118の両端(A点−B点)間は、第1のリレー151と第2のリレー152とを通して導通する。したがって、通話処理部112は、子器端子111に接続されている子器2と電気的に接続されることになり、インターホン装置1−子器2間の通話が可能になる。このとき、インターホン装置1は、子器給電部116を動作させ、子器給電部116から子器2に対して電力供給する。
In this state, when a call is made between the intercom device (master unit) 1 and the
一方、インターホン装置(親機)1と副親機3との間で通話を行う場合、基本モジュール11の制御部114は、第2のリレー152と第3のリレー153とをオンにし、第1のリレー151をオフにするように切替信号を出力する。これにより、拡張端子13における第2接続部132、つまりジャンパ部118の通話処理部112との接続点(B点)と増設端子14との間は、第2のリレー152と第3のリレー153とを通して導通する。したがって、通話処理部112は、増設端子14に接続されている副親機3と電気的に接続されることになり、インターホン装置1−副親機3間の通話が可能になる。このとき、インターホン装置1は、子器給電部116を動作させなくてもよい。
On the other hand, when a call is made between the interphone device (master unit) 1 and the
また、子器2と副親機3との間で通話を行う場合、基本モジュール11の制御部114は、第1のリレー151と第3のリレー153とをオンにし、第2のリレー152をオフにするように切替信号を出力する。これにより、拡張端子13における第1接続部131、つまりジャンパ部118の子器端子111との接続点(A点)と増設端子14との間は、第1のリレー151と第3のリレー153とを通して導通する。したがって、子器端子111に接続されている子器2は増設端子14に接続されている副親機3と電気的に接続されることになり、子器2−副親機3間の通話が可能になる。このとき、インターホン装置1は、子器給電部116を動作させ、子器給電部116から子器2に対して電力供給する。
Further, when a call is made between the
さらに、インターホン装置1と子器2と副親機3とのいずれでも通話を行わない待機時においては、基本モジュール11の制御部114は、第1〜3のリレー151,152,153を全てオフにするように切替信号を出力する。したがって、インターホン装置1の待機時にあっては、拡張端子13における第1接続部131と第2接続部132との間、第1接続部131と増設端子14との間、第2接続部132と増設端子14との間はいずれも電気的に遮断される。このとき、インターホン装置1は、子器給電部116を動作させ、給電状態(子器2へ給電可能な状態)にする。
Further, in the standby state in which any of the
ところで、本実施形態のインターホン装置1は、基本モジュール11に対する拡張モジュール12の接続状態の良否を判定する判定部18を備えている。ここでいう接続状態の良否とは、基本モジュール11に拡張モジュール12が接続された状態で、ジャンパ部118が正しく遮断されて非導通状態になっているか否かを表している。つまり、判定部18は、基本モジュール11に拡張モジュール12が接続されているにもかかわらず、ジャンパ部118が非導通状態ではなく導通状態にあれば、基本モジュール11に対する拡張モジュール12の接続不良と判定する。本実施形態では、判定部18は拡張モジュール12に設けられている。
By the way, the
判定部18は、図1に示すように、拡張モジュール12における第2接続部132との接続点の電圧を検出する検出部181と、検出部181の検知結果に応じて誤施工の有無を報知する報知部182とを有している。
As shown in FIG. 1, the
すなわち、検出部181は、第2の被接続部162と第2のリレー152との接続点を検出点とし、この検出点の電圧を検出する。図1の例では、判定部18は、検出点と回路グランドとの間に分圧用の抵抗183,184の直列回路を有し、検出部181は、抵抗184の両端電圧を検出することにより検出点の電圧を検出する。
That is, the
報知部182は、検出部181で検出された電圧が所定値以上であれば、ジャンパ部118が非導通状態でない、つまりジャンパ部118が導通状態にあると判断し、誤施工を報知する。ここで、報知部182が検出部181の検出電圧と対比する所定値は、子器給電部116が伝送路117に印加する直流電圧より小さな値に設定されている。報知部182は、音や光によって誤施工を報知する。たとえば、インターホン装置1の筐体の前方から見える位置に発光ダイオードを設け、報知部182は、検出部181で検出された電圧が所定値以上であれば、この発光ダイオードを点灯させることにより誤施工を報知するように構成される。
If the voltage detected by the
要するに、基本モジュール11に拡張モジュール12が接続された状態で、検出点(第2の被接続部162)はジャンパ部118の通話処理部112との接続点(B点)につながっている。このとき、ジャンパ部118が非導通状態にあれば、ジャンパ部118の両端(A点−B点)間は、第1のリレー151と第2のリレー152とを通して導通する場合を除いて電気的に遮断される。そのため、第1〜3のリレー151,152,153が全てオフであるインターホン装置1の待機時においては、ジャンパ部118の子器端子111との接続点(A点)に子器給電部116から印加される電圧は、検出点では検出されないはずである。言い換えれば、インターホン装置1の待機時であっても、ジャンパ部118が導通状態にあれば、検出部181は検出点にて所定値以上の電圧を検出することになる。
In short, in a state where the
そこで、報知部182は、検出点の電圧が所定値以上であれば、ジャンパ部118が導通状態にあることを報知して、ジャンパ部118が正しく非導通状態に切り替えられていないことを施工者に知らせる。要するに、報知部182は、検出点に子器給電部116からの電圧が印加されていれば、ジャンパ部118が非導通状態でないと判断して、誤施工を報知する。
Therefore, if the voltage at the detection point is equal to or higher than the predetermined value, the
また、インターホン装置1は、待機時においては、子器給電部116を常に動作させておく必要はなく、判定部18にて基本モジュール11に対する拡張モジュール12の接続状態の良否を判定する際にのみ、子器給電部116を動作させてもよい。具体的には、インターホン装置1は、待機時において原則として子器給電部116の動作を停止させ、図示しない設定完了確認ボタンが押下されてから一定時間のみ、子器給電部116を動作させて給電状態にする構成であってもよい。これにより、施工者は、施工(拡張モジュール12の接続)完了時に、設定完了確認ボタンを押下することで、インターホン装置1の待機時において子器給電部116を一時的に動作させ、接続状態の良否を確認することができる。
Further, the
以上説明した本実施形態のインターホン装置1によれば、副親機3を接続するためのインタフェースを持たない場合でも、必要に応じて後から副親機3を接続できるという利点がある。
According to the
すなわち、このインターホン装置1は、基本モジュール11に拡張モジュール12を接続するか否かによって、副親機3用のインタフェースの有無を変更できる。したがって、ユーザは、拡張モジュール12が付加されていない状態のインターホン装置1を導入しておくことで、後から副親機3を接続しようとする場合、必要に応じて拡張モジュール12を付加すればよいので、インターホン装置1そのものを交換する必要がない。このように、拡張モジュール12が後付け可能であることから、本実施形態のインターホン装置1は拡張性に優れる。また、拡張モジュール12は筐体内に収納されるので、拡張モジュール12が取り付けられてもインターホン装置1の外観は損なわれない。
That is, the
しかも、インターホン装置1は、拡張モジュール12を基本モジュール11に接続し、ジャンパ部118を導通状態から非導通状態に切り替えることにより、はんだ付けなどの作業を伴うことなく、通線したままの状態で拡張モジュール12を付加可能である。そのため、施工者は、インターホンシステムの運用開始後であっても、基本モジュール11に対して拡張モジュール12を容易に付加できる。
In addition, the
さらに、上記インターホン装置1は、基本モジュール11に対する拡張モジュール12の接続状態の良否を判定する判定部18を備え、基本モジュール11に拡張モジュール12が接続された状態で、ジャンパ部118が非導通状態になっていなければ報知する。これにより、施工者は、基本モジュール11に拡張モジュール12を接続して副親機3を接続する際、ジャンパ部118が正しく非導通状態となっているか否かを知ることができ、ジャンパ部118の切り替え忘れ等の施工ミスを防止できる。
Furthermore, the
なお、図1の構成では、検出部181は、抵抗183,184にて分圧された検出点の電圧を検出するので、子器給電部116の出力電圧が比較的大きい場合でも、検出部181の入力電圧を予め決められている検出部181の許容電圧範囲に収めることができる。
In the configuration of FIG. 1, the
本実施形態の変形例として、インターホン装置1は、図4に示すように検出点(第2の被接続部162)と検出部181との間に、伝送路117から入力される音声信号を低減する帯域除去フィルタ(以下、「フィルタ」と略称する)185が設けられていてもよい。フィルタ185は、抵抗183,184の接続点と検出部181との間に挿入されており、特定の周波数帯域(ここでは音声信号の周波数帯域)の信号を減衰させ、他の周波数帯域の信号については略減衰させることなく通過させる。簡易な構成としては、音声信号の周波数帯域で低インピーダンスとなるコンデンサにて、抵抗183,184の接続点を接地することによりフィルタ185が実現される。フィルタ185は、検出部181および報知部182と共に判定部18を構成する。
As a modification of the present embodiment, the
図4に示すインターホン装置1によれば、インターホン装置1−子器2間の通話時やインターホン装置(親機)1−副親機3間の通話時など、検出点(第2の被接続部162)を音声信号が通過する場合でも、検出部181への音声信号の影響を抑制できる。したがって、このインターホン装置1は、通話時あるいは警報音などの出力時において、比較的振幅の大きい音声信号が検出点を通過する場合でも、検出部181の入力電圧を検出部181の許容電圧範囲に収めることができ、検出部181を保護できる。
According to the
本実施形態の他の変形例として、インターホン装置1は、図5に示すように基本モジュール11の制御部114とは別に、拡張モジュール12に制御デバイス186が設けられていてもよい。ここでいう制御デバイス186は、CPU、マイコン(マイクロコンピュータ)、FPGA(Field ProgrammableGate Array)、DSP(Digital SignalProcessor)などであって、基本モジュール11に付加される拡張機能を実現する。
As another modification of this embodiment, the
図5の例では、制御デバイス186は、判定部18の検出部並びに報知部として兼用される。具体的には、制御デバイス186はアナログ信号の入力を受け付けるADコンバータ入力を有しており、抵抗183,184の接続点が直接もしくは抵抗などを介して制御デバイス186のADコンバータ入力に接続されている。これにより、検出点(第2の被接続部162)の電圧に対応する電圧(分圧後の電圧)が、制御デバイス186のADコンバータ入力に印加されることになり、制御デバイス186内のAD変換機能によりデジタル値に変換される。図5の例ではさらに、抵抗183,184の接続点と制御デバイス186との間に、音声信号を低減させるフィルタ185が挿入されている。
In the example of FIG. 5, the
拡張モジュール12の制御デバイス186は、第3の被接続部163に接続されており、拡張端子13の第3接続部133を介して、基本モジュール11に設けられたCPUからなる制御部114とシリアル制御信号で通信する。制御デバイス186は、制御部114からの切替信号を受けて、切替器15の第1〜3のリレー151,152,153を制御する。また、この制御デバイス186は、センサ19などの入出力機器を接続することができ、入出力機器(ここではセンサ19)から入力されたデータを基本モジュール11の制御部114に伝送することが可能である。なお、制御デバイス186は、そのI/Oポートが発光部(図示せず)や通話処理部112の音声処理部1123に接続され、発光部を点灯あるいは点滅させたり、音声入出力部113のスピーカ1132から報知音を出力させたりすることにより報知を行う。
The
図5に示す構成のインターホン装置1によれば、拡張モジュール12を付加することで、制御デバイス186により基本モジュール11に拡張機能が実現され、インターホン装置1の用途が拡張される。たとえば、人感センサなどのセンサ19がインターホン装置1に接続可能になれば、インターホン装置1は、センサ19の検出結果をユーザに通知することができる。また、このインターホン装置1は、制御デバイス186のADコンバータが判定部18の検出部として兼用されることにより、拡張モジュール12に検出部専用のハードウェアが不要になり、拡張モジュール12の部品点数を削減できるという利点もある。
According to the
ところで、子器2に来訪者等を撮影するカメラ(図示せず)が備わっている場合、インターホン装置1は、子器2のカメラで撮像された映像を表示する機能を有していてもよい。この場合、インターホン装置1は、映像データ処理に用いられる映像処理部(図示せず)と、液晶ディスプレイを含む映像表示部(図示せず)とを備える。これにより、インターホン装置1は、子器2からの呼出信号を受信すると、子器2から映像信号を受けて、カメラで撮像された映像を子器2との通話が終了するまで映像表示部にて表示する。
By the way, when the subunit |
また、インターホン装置1は、上述のような戸建て住宅用に限らず、たとえば集合住宅や事務所などに用いられてもよい。集合住宅の各住戸に設けられるインターホン装置1は、たとえば図6に示すように、住戸外に設置された複数台の子器201,202に電気的に接続されており、各子器201,202との通話機能を有している。図6の例では、子器201は住戸ごとに設置されたドアホンであり、子器202は集合住宅の共用ロビーに設置されたロビーインターホンである。この場合、インターホン装置1の子器端子111は、ドアホンからなる子器201を接続するためのドアホン端子と、ロビーインターホンのように共用スペースに設置されている子器202を接続するための幹線端子とが別々に設けられる。なお、ロビーインターホンからなる子器202には、制御装置7を介して複数系統の幹線8が接続されており、幹線8は住戸ごとに分岐器9で分岐されインターホン装置1に接続される。
In addition, the
(実施形態2)
本実施形態のインターホン装置1は、判定部18における検出部が、拡張モジュール12ではなく基本モジュール11に設けられている点で実施形態1のインターホン装置1と相違する。以下では、実施形態1と同様の構成については共通の符号を付して適宜説明を省略する。
(Embodiment 2)
The
本実施形態のインターホン装置1では、基本モジュール11の制御部114としてのCPUが、判定部18の検出部並びに報知部として兼用されている。具体的には、図7に示すように抵抗183,184の接続点が直接もしくは抵抗などを介して第3の被接続部163に接続され、第3の被接続部163に接続される第3接続部133には制御部114としてのCPUのADコンバータ入力に接続される。つまり、拡張モジュール12が接続された状態で、第3接続部133は、抵抗183とフィルタ185と第3の被接続部163とを介して検出点(第2の被接続部162)に接続される。これにより、検出点(第2の被接続部162)の電圧に対応する電圧(分圧後の電圧)が、第3接続部133を介して制御部114としてのCPUのADコンバータ入力に印加されることになり、CPU内のAD変換機能によりデジタル値に変換される。
In the
図7の例ではさらに、抵抗183,184の接続点と第3の被接続部163との間に、音声信号を低減させるフィルタ185が挿入されている。言い換えれば、拡張端子13のうち第3接続部133は、拡張モジュールが接続された状態で抵抗183およびフィルタ185を介して検出点(第2の被接続部162)に接続されている。したがって、基本モジュール11の制御部114は、第3接続部133を介して検出点の電圧を検出することができる。なお、第3の被接続部163には検出点(第2の被接続部162)が直接接続されていてもよく、この場合、分圧用の抵抗183,184やフィルタ185は、基本モジュール11内に設けられる。
In the example of FIG. 7, a
また、制御部114としてのCPUは、発光ダイオード187に接続されており、検出された電圧が所定値以上であれば、発光ダイオード187を点灯あるいは点滅させることにより、ジャンパ部118が導通状態にあることを報知する。具体的には、制御部114のI/Oポートに、発光ダイオード187と抵抗188との直列回路を介して電源回路115の出力が接続されている。そのため、制御部114は、I/Oポートの出力をHレベルからLレベルに切り替えることにより、発光ダイオード187に電流を流して発光ダイオード187を点灯させることができる。さらに、図7の例では、制御部114は、別のI/Oポートが通話処理部112の音声処理部1123に接続されており、音声入出力部113のスピーカ1132から報知音を出力させることでも報知するように構成されている。
The CPU as the
以上説明した本実施形態のインターホン装置1によれば、基本モジュール11の制御部114が、第3接続部133を介して検出点の電圧を検出するので、拡張モジュール12に検出部の機能が不要になり、拡張モジュール12の部品点数を少なく抑えられる。しかも、このインターホン装置1は、制御部114としてのCPUのADコンバータが判定部18の検出部として兼用されることにより、基本モジュール11に検出部専用のハードウェアが不要になり、基本モジュール11の部品点数を削減できるという利点もある。
According to the
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。 Other configurations and functions are the same as those of the first embodiment.
1 インターホン装置
2 子器
3 副親機
11 基本モジュール
116 子器給電部
117 伝送路
118 ジャンパ部
12 拡張モジュール
13 拡張端子
131 第1接続部
132 第2接続部
133 第3接続部
18 判定部
181 検出部
182 報知部
185 帯域除去フィルタ
186 制御デバイス
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記基本モジュールは、前記子器端子に接続され前記子器との間で伝送される伝送信号を通す伝送路と、前記伝送路に接続され当該伝送路を通して前記子器への電力供給を行う子器給電部と、前記伝送路の一部に挿入され前記拡張モジュールが前記拡張端子に接続されたときに非導通状態にされることにより前記伝送信号の経路を切り替えるジャンパ部とを有し、
前記子器給電部は、前記ジャンパ部と前記子器端子との間において前記伝送路に接続されており、
前記拡張端子は、前記ジャンパ部における前記子器給電部側の一端に接続された第1接続部と、前記ジャンパ部の他端に接続された第2接続部とを含み、
前記判定部は、前記拡張モジュールにおける前記第2接続部との接続点を検出点として当該検出点の電圧を検出する検出部と、前記検出点に前記子器給電部からの電圧が印加されていれば前記ジャンパ部が非導通状態でないと判断し誤施工を報知する報知部とを有する
ことを特徴とするインターホン装置。 A basic module having a handset terminal connected to the handset and having a call function with the handset, and an extension terminal provided in the basic module, and having a call function with the handset An extension module that can connect a secondary master unit to the basic module; and a determination unit that determines whether the extension module is connected to the basic module.
The basic module includes a transmission path for transmitting a transmission signal connected to the slave unit and transmitted to the slave unit, and a slave connected to the transmission path and supplying power to the slave unit through the transmission path. A power feeder, and a jumper that is inserted into a part of the transmission path and switches a path of the transmission signal by being turned off when the extension module is connected to the extension terminal,
The slave unit power supply unit is connected to the transmission path between the jumper unit and the slave unit terminal,
The extension terminal includes a first connection part connected to one end of the jumper part on the side of the child feeder part, and a second connection part connected to the other end of the jumper part,
The determination unit is configured to detect a voltage at the detection point using a connection point with the second connection unit in the extension module as a detection point, and a voltage from the slave unit power supply unit is applied to the detection point. And an informing unit for judging that the jumper unit is not in a non-conducting state and notifying an erroneous construction.
ことを特徴とする請求項1に記載のインターホン装置。 The intercom apparatus according to claim 1, wherein the determination unit includes a band elimination filter that reduces an audio signal input from the transmission path between the detection point and the detection unit.
前記検出部は、前記基本モジュール内に設けられ、前記第3接続部を介して前記検出点の電圧を検出する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のインターホン装置。 The extension terminal has a third connection portion connected to the detection point in a state where the extension module is connected,
The interphone apparatus according to claim 1, wherein the detection unit is provided in the basic module and detects a voltage of the detection point via the third connection unit.
当該制御デバイスは、前記検出部に兼用されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載のインターホン装置。 The extension module has a control device that realizes an extension function added to the basic module,
The interphone apparatus according to claim 1, wherein the control device is also used as the detection unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012152711A JP5903630B2 (en) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | Intercom device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012152711A JP5903630B2 (en) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | Intercom device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014017613A JP2014017613A (en) | 2014-01-30 |
JP5903630B2 true JP5903630B2 (en) | 2016-04-13 |
Family
ID=50111950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012152711A Expired - Fee Related JP5903630B2 (en) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | Intercom device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5903630B2 (en) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003198737A (en) * | 2001-12-25 | 2003-07-11 | Aiphone Co Ltd | Video intercom system |
JP5081073B2 (en) * | 2008-06-13 | 2012-11-21 | パナソニック株式会社 | Intercom system |
JP6399421B2 (en) * | 2012-03-14 | 2018-10-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Intercom device and intercom system |
-
2012
- 2012-07-06 JP JP2012152711A patent/JP5903630B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014017613A (en) | 2014-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9363091B2 (en) | Power over Ethernet devices, systems and methods | |
JP5903630B2 (en) | Intercom device | |
JP3872988B2 (en) | Apartment house intercom system | |
JP2010231581A (en) | Maintenance phone for fire alarm facilities | |
JP6344715B2 (en) | Intercom base unit and intercom system | |
JP2006304219A (en) | Intercom system for complex housing | |
JP3125993U (en) | TV intercom equipment | |
JP6399421B2 (en) | Intercom device and intercom system | |
RU2014115159A (en) | VOICE INFORMATION DEVICE FOR INTERCONNECTION NETWORKS | |
JP2000101730A (en) | Interphone system | |
JP4966143B2 (en) | Intercom system | |
JP4257224B2 (en) | Security intercom system | |
JP2005236581A (en) | Monitoring/calling system for apartment house | |
JP2008136111A (en) | Nurse call system | |
JP2014068147A (en) | Interphone system | |
JP2015195607A (en) | Interphone system and interphone master unit | |
JP2002290590A (en) | Intercom slave device with camera | |
KR200223325Y1 (en) | Telephone switching apparatus | |
JP2014116979A (en) | Intercom system and intercom master unit | |
JP2002135436A (en) | Interphone system | |
JP2008034984A (en) | Master set and intercom system | |
JP2009225230A (en) | Video interphone apparatus | |
JPH03112256A (en) | Doorphone adaptor | |
JP2009232258A (en) | Disaster prevention equipment | |
JPH01265641A (en) | Extension unit for telephone exchange system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150311 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20150312 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151225 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5903630 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |