JP5900915B2 - 美白化粧料 - Google Patents
美白化粧料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5900915B2 JP5900915B2 JP2010017945A JP2010017945A JP5900915B2 JP 5900915 B2 JP5900915 B2 JP 5900915B2 JP 2010017945 A JP2010017945 A JP 2010017945A JP 2010017945 A JP2010017945 A JP 2010017945A JP 5900915 B2 JP5900915 B2 JP 5900915B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extract
- acid
- component
- eggplant
- juice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
Melongena;Egg plant c.v.‘Mizu−nasu’)の搾汁液又はエキスが、チロシナーゼ活性抑制作用を有することを見出して、本発明を完成するに至った。従来、水ナスの搾汁液又はエキスについては、表皮細胞及び真皮線維芽細胞のコラーゲン産生促進等の抗老化作用を有することしか見出されておらず(特許文献1)、チロシナーゼ活性抑制作用やメラニン生成抑制作用に基づく美白効果を有することについては何ら報告がなされていない。
Melongena;Egg plant c.v.‘Mizu−nasu’)を使用することについては何ら開示されていない。
また、後に試験例1に示す通り、ナス類の搾汁液、又はエキスが有するチロシナーゼ活性抑制作用は、ナス(Solanum
Melongena)の中でも特に水ナス(Solanum Melongena;Egg plant cv.Mizunasu)に顕著に認められるが、かかる事実に関しても、当然ながら公知文献中には何ら記載も示唆もなされていない。
ここで水ナスとは、ナスの品種のうち在来系統7品種、水茄子柔、和泉水茄子、泉州絹川水茄子などの品種を指し(非特許文献1)、特にそれら品種を大阪の泉州地域で栽培したものが本発明において好適に用いられる。
本発明に於いてエキスとは、水ナスの乾燥粉砕物、抽出液或いは抽出液から濃縮などにより溶媒を除いて得られる固形成分を意味する。
また、本発明において化粧料なる文言は、所謂化粧料のほかに医薬部外品をも含む広義で用いる。
また、本発明の美白化粧料において、美白の有効成分として用いる水ナスの搾汁液又はエキスは、皮膚に対する刺激性がほとんどなく、このため本発明の美白化粧料は生体安全性にも非常に優れている。
本発明において、水ナスとしては、在来系統7品種、水茄子柔、和泉水茄子、泉州絹川水茄子などを用いることができる。
水ナスの搾汁液及びエキスは、後に試験例に示す通り、チロシナーゼ活性を顕著に抑制する作用を有しており、美白剤として用いることができる。
また、水ナスのエキスは、水ナスの果実を乾燥したのち粉砕して乾燥粉砕物とするか、あるいは、水ナスの果実、又は場合によっては搾汁液に凍結乾燥等を施して得られる乾燥粉末を溶媒で抽出することによって調製される。
以下に、抽出エキスの調製方法について、果実から抽出する方法を例にとって説明するが、搾汁液の乾燥粉末からの抽出エキスの調製も、これに準じて行うことができる。
水ナスの果実からの抽出エキスの調製は、果実を、必要に応じてこれに予め水洗、乾燥処理などを施した上、浸漬法、向流抽出法など適宜の手段により抽出溶媒と接触させることによって行うことができる。また、超臨界抽出法を用いてもよい。
なお、得られる抽出エキスの美白作用の観点から、本発明においては、それら溶媒のうちでも特には高極性のものが好適に使用される。さらには化粧料への幅広い適用が可能であるという点からも、水、低級アルコール類及び多価アルコール類から選ばれた一種の単独溶媒又は二種以上の混合溶媒の使用が好ましく、なかでも水の単独使用が最も好ましい。
、果汁もしくはエキス溶液を用いる場合であれば、それら溶液をそのまま、又は必要に応じて濃度調整等を施した後、これに酵素を添加し、酵素の至適温度付近に1〜24時間保持することによって行われる。
この場合、エキス溶液の溶媒組成が、酵素反応の妨げとなる可能性があるときには、該溶媒を一旦留去した上、ここに得られるエキス粉末を好ましくは水に再溶解又は分散させて酵素処理を行うようにする。
Melongena;Egg plant c.v.Mizu−nasu)の搾汁液、又はそのエキスは、後に試験例に示す通り、チロシナーゼ活性を顕著に抑制する効果を有し、しかも皮膚に対する刺激性が少ないなど生体安全性に優れ、化粧料への配合剤として有用なものである。
また、乳化剤乃至乳化助剤として、酵素処理ステビアなどのステビア誘導体、レシチン及びその誘導体、乳酸菌発酵米、乳酸菌発酵発芽米、乳酸菌発酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ジュアゼイロ(Zizyphus
juazeiro:Rhamnaceae)抽出物等を配合することもできる。
amaryllifolius Roxb.)抽出物、アルカンジェリシア・フラバ(Arcangelicia flava Merrilli)抽出物、カミツレ抽出物(商品名:カモミラET)、ジンコウ抽出物、ハマメリス抽出物、イタドリ抽出物、サワヒヨドリ抽出物、甘草抽出物、フキタンポポ抽出物、アルテア抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ユキノシタ抽出物、ナツメ抽出物、シャクヤク抽出物、トウキ抽出物、モモ抽出物、柑橘類(ミカン、ユズ、ダイダイなど)の抽出物、緑藻類、紅藻類又は褐藻類の海藻の抽出物、アマモ等の海草の抽出物、リノール酸及びその誘導体もしくは加工物(例えばリポソーム化リノール酸など)、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体等が、又皮膚老化防止・美肌化・シワ防止
成分として、動物又は魚由来のコラーゲン及びその誘導体、エラスチン及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体、グリチルリチン酸及びその誘導体(ジカリウム塩等)、t−シクロアミノ酸誘導体、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、アラントイン、α−ヒドロキシ酸類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、コエンザイムQ−10、α−リポ酸、ゲンチアナエキス、甘草エキス、ハトムギエキス、カミツレエキス、ニンジンエキス、アロエエキスなどの生薬抽出エキス、米抽出物加水分解物、低アレルゲン米抽出物加水分解物、米糠抽出物加水分解物、米発酵エキス、緑藻類、紅藻類又は褐藻類の海藻の抽出物、アマモ等の海草の抽出物、ソウハクヒエキス、ジュアゼイロ(Zizyphus
juazeiro)抽出物、ブナ抽出物、キダチアロエ抽出物、マンネンロウ抽出物、イチョウ抽出物、スギナ抽出物、ベニバナ抽出物、オタネニンジン抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、ハゴロモグサ抽出物、レンゲ抽出物、マンゴー抽出物、チェリモヤ抽出物、マンゴスチン抽出物、タベブイア・インペチギノサ抽出物、柑橘類(ミカン、ユズ、ダイダイなど)の抽出物、酵母抽出物、卵殻膜抽出タンパク質、デオキシリボ核酸カリウム塩、スフィンゴ脂質、ハス種子発酵液、紫蘭根抽出物、ムラサキシキブ抽出物、イネ抽出物、サンゴ草抽出物、花粉荷エキス、ユリ全草抽出物等がある。
impetiginosa)抽出物等がある。
水ナス(泉州産。以下同じ)の果実2800gをフードプロセッサーでペースト状にし、さらにそれを圧搾して得られた液をろ過し、黄褐色澄明の水ナス搾汁液1980gを得た(固形分濃度3.70%)。
水ナスの果実2800gをフードプロセッサーでペースト状にし、さらにそれを圧搾して得られた液を活性炭で脱色処理を行い、無色透明の水ナス搾汁液1700gを得た(固形分3.51%)。
水ナスの果実の乾燥物100gに精製水1000gを混合し、40℃で4時間抽出を行った後ろ過し、黄色澄明の水ナス果実抽出液820gを得た(固形分濃度1.31%)。
水ナスの果実の乾燥物100gに精製水と1,3‐ブチレングリコールの7:3(重量比)混液1200gを混合し、80℃で2時間抽出を行った後ろ過し、黄褐色澄明の水ナス果実抽出液910gを得た(固形分濃度1.01%)。
水ナスの果実の乾燥物100gに精製水とエタノールの1:1(重量比)混液800gを混合し、4℃で72時間抽出を行った後ろ過し、淡黄色澄明の水ナス果実抽出液650gを得た(固形分濃度0.77%)。
水ナスの果実の乾燥物100gを粉砕機で粉砕した後篩別し、平均粒径20μmの水ナス果実乾燥物粉末75gを得た。
製造例1と同様にして得た水ナス搾汁液500gを凍結乾燥した後粉砕し、黄褐色の水ナス搾汁液粉末16.8gを得た。
製造例1において、水ナスの果実に代えて長ナスの果実2800gを使用する他は製造例1と同様にして、長ナス搾汁液1020gを得た(固形分3.15%)。
製造例1において、水ナスの果実に代えて米ナスの果実2800gを使用する他は製造例1と同様にして、米ナス搾汁液980gを得た(固形分3.20%)。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
ヘキサラン (注1) 4.0
パラフィン 5.0
グリセリルモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート
6.0
ブチルパラベン 0.1
(注1)株式会社テクノーブル製 トリオクタン酸グリセリル
[B成分]
製造例1の水ナス搾汁液 10.0
グリセリン 5.0
メチルパラベン 0.1
モイストン・C (注2) 1.0
精製水 全量が100部となる量
(注2)株式会社テクノーブル製 NMF成分
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
実施例1のB成分中製造例1の水ナス搾汁液に代えて製造例2の水ナス搾汁液を用いる ほかは実施例1と同様にしてクリームを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート
2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例1の水ナス搾汁液 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
[成分]部
製造例2の水ナス搾汁液 10.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.1
香料 適量
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテル 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の水ナス搾汁液 10.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して化粧水を得た。
実施例3のB成分中、製造例1の水ナス搾汁液に代えて製造例3の水ナス果実抽出液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
実施例3のB成分中、製造例1の水ナス搾汁液に代えて製造例4の水ナス果実抽出液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
実施例3のB成分中、製造例1の水ナス搾汁液に代えて製造例5の水ナス果実抽出液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート
2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例1の水ナス搾汁液 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
水酸化カリウ 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム2.0部を用いるほかは実施例9と同様にして乳液を得た。
実施例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム2.0部を用いるほかは実施例9と同様にして乳液を得た。
実施例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは実施例9と同様にして乳液を得た。
実施例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて米糠抽出物加水分解物(株式会社テクノーブル製、商品名「グレイスノウ*雪*HP」、固形分濃度3.5%)5.0部を用いるほかは実施例9と同様にして乳液を得た。
実施例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて白芥子(Brassica
Alba)種子抽出物(株式会社テクノーブル製、商品名「シナブランカ−WH」、固形分濃度1.0%)5.0部を用いるほかは実施例9と同様にして乳液を得た。
実施例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてγ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸1.0部を用いるほかは実施例9と同様にして乳液を得た。
実施例9のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて米抽出物加水分解物(株式会社テクノーブル製、商品名「オリゼノーブル」、固形分濃度1.5%)5.0部を用いるほかは実施例9と同様にして乳液を得た。
[成分] 部
製造例2の水ナス搾汁液 3.0
L−アスコルビン酸 −2−グルコシド 2.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
アルギン酸ナトリウム 0.1
水酸化カリウム 適量
香料 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
[A成分] 部
ベンガラ 0.5
黄酸化鉄 1.5
黒酸化鉄 0.1
酸化チタン 10.0
6−ナイロンパウダー 4.0
セリサイト 全量が100部となる量
マイカ 23.0
タルク 25.0
製造例6の水ナス果実乾燥物粉末 0.1
[B成分]
スクワラン 1.0
メチルポリシロキサン 4.0
プロピルパラベン 0.1
デヒドロ酢酸 0.1
流動パラフィン 2.0
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ混合攪拌し混合した後、200メッシュのタイラーメッシュの篩にかけ、得られた混合粉末を金型に打型してプレストパウダーを得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 2.4
モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0
セトステアリルアルコール 0.2
液状ラノリン 2.0
流動パラフィン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.5
プロピルパラベン 0.05
[B成分]
製造例1の水ナス搾汁液 5.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
ベントナイト 0.5
プロピレングリコール 4.0
トリエタノールアミン 1.1
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ加温した後混合攪拌した。これを再加温し、上記のC成分を添加して型に流し込み、室温になるまで攪拌してリキッドファンデーションを得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル
2.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の水ナス搾汁液 5.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却してクリームファンデーションを得た。
[A成分] 部
エタノール 60.0
l−メントール 0.5
香料 0.1
メチルパラベン 0.1
[B成分]
グリセリン 2.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
製造例5の水ナス果実抽出液 10.0
精製水 全量が100部となる量
上記のA成分とB成分をそれぞれ常温で溶解した後、A成分にB成分を攪拌しながら加え溶解させてヘアートニックを得た。
[成分] 部
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 6.0
ポリビニルピロリドン 4.0
グリセリン 1.0
エチルパラベン 0.1
製造例3の水ナス果実抽出液 5.0
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を80℃に加温した後混合攪拌してヘアートリートメントを得た。
本品はヘアーパックとしても好適なものであった。
[A成分] 部
N−ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 10.0
ポリオキシエチレン(3)アルキルエーテル硫酸ナトリウム
20.0
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 10.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
クエン酸 0.1
製造例4の水ナス果実抽出液 5.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してヘアーシャンプーを得た。
[A成分] 部
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.2
ステアリルアルコール 1.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の水ナス搾汁液 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してヘアーリンスを得た。
[A成分] 部
N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム 25.0
ヤシ油脂肪酸カリウム液(40%) 26.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の水ナス搾汁液 10.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してボディシャンプーを得た。
[A成分] 部
硬化ヒマシ油 26.0
ヤシ油 10.0
オリーブ油 4.0
[B成分]
水酸化ナトリウム 6.0
砂糖 10.0
グリセリン 5.0
製造例7の水ナス搾汁液粉末 0.5
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
エタノール 20.0
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加えてケン化した。これを攪拌しながら50℃まで冷却し、C成分を加えた。これを型に流し込み冷却した後、室温下で数日間乾燥させ、充分に乾燥したものを型から取りだして石けんを得た。
製造例1の水ナスの搾汁液を試料として用い、さらに、比較製造例1の長ナスの搾汁液、及び比較製造例2の米ナスの搾汁液を比較試料として用い、それらの細胞内チロシナーゼ活性抑制作用を調べた。
[試験方法]
培養B16マウスメラノーマ細胞を、96穴マイクロプレートに8×103個/穴播種し、10%仔牛血清(FBS)含有イーグル最少必須培地(MEM)中、37℃、5%CO2の条件下に1日間プレ培養した後、10%FBS含有イーグルMEMで、試料溶液(水ナス、長ナス、及び米ナスの搾汁液)を2.5%、及び5.0%の濃度(溶液として)となるように希釈した液に置換し、同条件で2日間培養した。
次に培養液を除去し、0.3mg/mLのMTT溶液を添加するか、又は、界面活性剤(Triton X-100)と5mMのLドーパ溶液を添加して37℃で反応を行った後、マイクロプレートリーダー(Model 450、バイオラッド社製)を用い、波長570−630nmでMTT値を、波長490nmでドーパ値をそれぞれ測定した。
なお、比較のため、試料無添加の場合(対照)及びコウジ酸の添加の場合(陽性対照)についても同様の試験を行った。
なお、本試験で陽性対照として用いたコウジ酸も顕著にチロシナーゼ活性を抑制していることから、試験系が正常であったことが判る。
Claims (1)
- 水ナス(Solanum Melongena;Egg plant c.v.‘Mizu−nasu’)の果実の搾汁液及び/又はエキスから選ばれた1種又は2種以上を配合したことを特徴とする美白化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010017945A JP5900915B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 美白化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010017945A JP5900915B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 美白化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011157283A JP2011157283A (ja) | 2011-08-18 |
JP5900915B2 true JP5900915B2 (ja) | 2016-04-06 |
Family
ID=44589572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010017945A Active JP5900915B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 美白化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5900915B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5957208B2 (ja) * | 2011-11-14 | 2016-07-27 | 共栄化学工業株式会社 | 化粧料 |
KR101434219B1 (ko) | 2013-03-28 | 2014-08-28 | 재단법인 전남생물산업진흥원 | 가지로부터 초임계유체를 이용하여 항산화 활성을 갖는 물질의 고효율 추출방법 |
JP6498867B2 (ja) * | 2014-04-04 | 2019-04-10 | 共栄化学工業株式会社 | 保湿用組成物 |
JP2019202966A (ja) * | 2018-05-24 | 2019-11-28 | ピアス株式会社 | 骨髄幹細胞の分化誘導剤、表皮改善剤、皮膚外用剤、及び、表皮改善方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0812565A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-01-16 | Shiseido Co Ltd | 皮膚外用剤 |
JP3527406B2 (ja) * | 1997-03-19 | 2004-05-17 | 株式会社資生堂 | 美白用皮膚外用剤 |
JP2000095663A (ja) * | 1998-09-24 | 2000-04-04 | Kose Corp | 植物抽出物を含有する外用剤 |
JP2001019618A (ja) * | 1999-07-06 | 2001-01-23 | Shiseido Co Ltd | 美白剤及びこれを配合した皮膚外用剤 |
-
2010
- 2010-01-29 JP JP2010017945A patent/JP5900915B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011157283A (ja) | 2011-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4563225B2 (ja) | 化粧料 | |
JP5147805B2 (ja) | 化粧料 | |
JP4693623B2 (ja) | 化粧料 | |
JP4960948B2 (ja) | 植物抽出エキスの製造方法及び化粧料 | |
JP4734093B2 (ja) | 化粧料 | |
JP5698586B2 (ja) | 化粧料 | |
JP6706017B2 (ja) | 幹細胞機能維持剤 | |
JP5780706B2 (ja) | 美白化粧料 | |
JP5054945B2 (ja) | 化粧料 | |
JP6166506B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2011032186A (ja) | 化粧料 | |
JP5020475B2 (ja) | 線維芽細胞賦活剤及びこれを含む皮膚外用剤 | |
JP5773356B2 (ja) | 化粧料 | |
JP5900915B2 (ja) | 美白化粧料 | |
JP4769153B2 (ja) | 化粧料 | |
JP2005022993A (ja) | コラーゲン及びエラスチン産生促進剤並びにこれを含む老化防止化粧料 | |
JP5483928B2 (ja) | 化粧料 | |
JP4927337B2 (ja) | 化粧料 | |
JP2006104129A (ja) | 化粧料 | |
JP2006143670A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP5812562B2 (ja) | 化粧料 | |
JP4755845B2 (ja) | テストステロン−5α−リダクターゼ阻害剤及びテストステロン−5α−リダクターゼ阻害剤を含有する化粧料。 | |
JP6498867B2 (ja) | 保湿用組成物 | |
JP6559948B2 (ja) | 皮膚ターンオーバー改善剤 | |
JP4573545B2 (ja) | 化粧料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130910 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140715 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5900915 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |