JP5998808B2 - レーザレーダ装置 - Google Patents
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Description
前記レーザ光発生手段で発生したレーザ光を反射する第1反射部と、前記第1反射部を所定の中心軸を中心として回転させる駆動部とを備え、前記駆動部により前記第1反射部を回転させることで前記第1反射部から外部空間に照射されるレーザ光の向きを変化させる走査手段と、
光を受光する受光領域を有する検出手段と、
前記レーザ光が前記外部空間の物体で反射して生じる反射光を反射可能な反射面を備えると共に回転可能に構成された第2反射部と、前記第2反射部の反射面が前記第1反射部からの前記レーザ光の照射側に面するように前記第1反射部と前記第2反射部とを同期させて回転させる同期手段とを備え、前記第2反射部に入り込む前記反射光を当該第2反射部で反射させて前記検出手段の前記受光領域に導くように構成された誘導手段と、
前記レーザ光発生手段にて前記レーザ光が発生した際の前記第1反射部又は前記第2反射部の回転角度と、当該レーザ光の発生から当該レーザ光に応じた前記反射光が前記検出手段によって検出されるまでの経過時間とに基づいて、前記外部空間における当該レーザ光の到達位置を検出する到達位置検出手段と、
前記到達位置検出手段によって検出された前記到達位置が予め定められた監視エリア内であることを条件として検出対象物が検出されたものと判定する判定手段と、
を備え、
前記判定手段は、前記第1反射部の1周期の回転範囲におけるいずれかの回転角度にあるときのレーザ光の照射方向において、前記到達位置検出手段によりレーザ光の複数の到達位置が検出された場合に、当該回転角度において最後方の到達位置よりも前側の到達位置の検出結果を前記検出対象物以外のノイズによるものと判定する構成をなしており、
前記誘導手段は、前記第1反射部からの前記レーザ光の照射方向に対し所定角度傾斜した方向で前記第2反射部に入り込む前記反射光が前記検出手段に向けて集光される構成をなし、且つ前記外部空間における前記レーザ光の投光光軸上の所定位置が前記受光領域で受光可能となる視野範囲の中心となる受光光軸上に位置し、前記レーザ光の投光光軸において前記所定位置から前記第1反射部に近づくほど、前記受光光軸から離れることを特徴とする。
このように投光光軸上の所定位置が受光光軸上に位置する構成では、所定位置付近の物体でレーザ光が反射したときの反射光のうち、反射位置中心部(投光光軸付近)からの相対的に強い反射光は検出手段における受光領域の中心部に入り込みやすくなり、更にその中心部周囲からの反射光も受光領域中心部の周囲で受光されやすくなる。
一方、レーザ光の投光光軸において所定位置から第1反射部に近づくほど、受光光軸から離れるようになっているため、より第1反射部に近い物体(即ち装置に近い物体)でレーザ光(投光レーザ)が反射するときには、その反射位置中心部(投光光軸付近)からの相対的に強い反射光は、検出手段において受光領域の中心部からより離れた位置に入り込みやすくなり、これに応じて、その中心部(投光光軸)の周囲で反射して受光領域に入り込もうとする反射光の受光位置もシフトする。
つまり、この構成では、反射位置が装置に近くなるほど、反射光の入射領域を全体的に受光領域の中心からずらすことができるため、相対的に近い位置(少なくとも第1反射部から前記所定位置までの間において、より装置側の位置)に存在する物体からの反射光は、これよりも遠い位置に存在する物体からの反射光を受光する場合に比べて受光されない反射光が増え、相対的に検出光量を抑えることができる。一方、相対的に遠い位置(少なくとも第1反射部から前記所定位置までの間において、より所定位置側に離れた位置)の物体を検出する場合には、反射光の入射領域を全体的に受光領域の中心付近とすることで遠距離の検出感度を下げない構成とすることができる。
特に、本発明に係るレーザレーダ装置の構成では、装置に近い近距離の物体にレーザ光が当たった場合、収束性が高いレーザ光による反射光となるため、エネルギーの大きい反射光が受光系に入り込むことになる。しかしながら、本発明では、このような近い位置からの反射光の多くは、指定された受光光軸からやや離れた位置に入力光として集まることになるため、入力光の多くは検出手段に感知されず無効となる。よって制御上の受光量(即ち、検出手段での総受光量)は下がり、それに併せて当該入力光の受光波形の山のピーク及び裾野が短くなる(図12(B)参照)。このような特徴を有するため、同一の照射方向において2つの検出波形(物体からの反射光の各受光波形)が得られる場合には、近い位置からの反射光の受光波形(山)と、これよりも遠い位置からの反射光の受光波形(山)が区別できるようになり、後方の物体からの受光波形が前方の物体の受光波形に埋もれなくなるため、後方の物体をより確実に検出することが可能になる。
一方、収束性が弱まった状態で遠距離の物体で反射した反射光は、指定された受光光軸中心だけでなく、受光領域全域で満遍なく受光されることになり、収束位置が受光光軸中心でなくとも収束性は落ちない。よって、制御上の受光量(即ち、検出手段での総受光量)は低下せず、受光感度の低下を効果的に抑えることができる。
そして、このような本願の構造によれば、近距離に霧が発生してもその後方の検出物体を検出できる可能性を高めることができると共に、遠距離でも従来と同じ感度で検出物体を検出することが可能になり、このような効果を得るために複雑な構成や複雑な制御方法を用いる必要もない。
以下、本発明のレーザ測定装置を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(レーザレーダ装置の概要)
まず、図1等を参照してレーザレーダ装置1の概要について説明する。
図1は、第1実施形態に係るレーザレーダ装置1の全体構成を概略的に例示する断面図である。なお、図1では、レーザレーダ装置1を第2反射部41の回転中心軸Cに沿った所定切断面(中心軸C及びフォトダイオード60の受光位置を通る切断面)で切断した構成を概略的に示している。また、以下の説明では、透過板の断面については白抜きで示すこととする。
本実施形態では、フォトダイオード60が「検出手段」の一例に相当し、後述する走査手段によって照射されるレーザ光が外部空間に存在する物体で反射したときに当該物体からの反射光を検出するように機能する。
これら回転反射機構40及びミラー62は、「誘導手段」の一例に相当するものであり、レーザダイオード10からのパルスレーザ光L1が外部空間の物体で反射して生じる反射光を反射可能な反射面41aを備えると共に回転可能に構成された第2反射部41と、第2反射部41の反射面41aが第1反射部21からのレーザ光の照射側に面するように第1反射部21と第2反射部41とを同期させて回転させる「同期手段」としてのモータ50とを備え、第2反射部41に入り込む反射光を当該第2反射部41で反射させてフォトダイオード60の受光領域に導くように構成されている。
次に、レーザレーダ装置で行われる検出処理について説明する。
図5(A)は、図1のレーザレーダ装置で行われる検出処理の流れを例示するフローチャートであり、図5(B)は、その検出処理における初期処理の流れを例示するフローチャートである。図5(C)は、その検出処理における距離測定処理の流れを例示するフローチャートである。図6は、図5(C)の距離測定処理におけるノイズ判別処理の流れを例示するフローチャートである。図7は、初期設定処理で得られた背景物体の距離データを示すグラフであり、各回転位置(各回転角度)での照射方向におけるレーザレーダ装置から背景物体までの距離をそれぞれ示すものである。図8(A)は、ある照射方向においてレーザ光が単一の物体で反射したときのフォトダイオードでの受光波形を示すグラフであり、図8(B)は、ある照射方向においてレーザ光が2つの物体で反射したときのフォトダイオードでの受光波形を示すグラフである。図9は、後方の到達位置からの反射光の減衰を説明する説明図である。図10は、後方の到達位置での受光波形を補正するための補正テーブルを説明する説明図である。
まず、検出角度範囲(0°〜180°)において、連続する複数の回転角度において到達位置までの距離値が近似するグループを検出する。具体的には、検出角度範囲(0°〜180°)において、連続する2つの回転角度に着目したときに、これら回転角度における到達位置までの距離値の差が所定範囲に収まっている場合には、これら回転角度の各到達位置を同一グループとし、これら回転角度における到達位置までの距離値の差が所定範囲に収まっていない場合には、これら回転角度の各到達位置を別グループとするようにグループ分けを行う。
置に相当する波形とを含む受光波形)において、最後方の到達位置(第2到達位置)からの反射光によって得られた波形を補正し、この補正結果に基づいて、当該最後方の到達位置が背景位置か否かを判断する。この補正方法としては様々な方法を採用することができ、例えば、図9のように最後方の到達位置の波形Pa(山となる波形)において閾値での波形幅Waを求め、予め記憶された補正テーブルを参照して検出位置(当該波形Paにおいて閾値を超える最初のタイミング)からの補正量Δを算出し、検出位置を補正することができる。
本構成において、「第1反射部21及び第2反射部41の1周期の回転範囲におけるいずれか複数の回転角度にあるときのレーザ光の各照射位置において、到達位置検出手段によりレーザ光の複数の到達位置が検出された場合」とは、即ち、その回転角度に対応する各照射方向において、霧等の拡散物などにレーザ光の一部が照射され、残余のレーザ光がその後方の物体(背景等)に照射されたことが想定される。従って、このような検出結果が得られた場合にその各回転角度における前側の到達位置の検出結果を検出対象物以外のノイズによるものと判定すれば、霧等に起因するノイズを除去しやすくなる。特に、上記方法では、第1反射部21及び第2反射部41の1周期の回転範囲における複数の回転角度での受光結果に基づき、その受光結果に係る対象物体が検出対象物であるか霧等のノイズであるかを判定することができるため、例えばある1回のスキャン(即ち1周期のスキャン)にて物体からの反射光が確認された場合に、この物体が検出対象物であるか霧等のノイズであるかを当該1回のスキャン結果によって判別することが可能となる。従って、霧等のノイズに起因する誤検出を抑えて検出対象物をより正確に検出することができると共に、霧等のノイズと検出対象物とを判別するために要する時間を効果的に低減して検出の迅速化を図ることができる装置を実現できる。
検出対象物の端部にレーザ光が照射された場合でもレーザ光の到達位置として2つの到達位置が検出される可能性があるが、このような場合、検出対象物の端部にレーザ光が照射される一方向のみで複数の到達位置が検出される可能性が高く、連続する複数方向で複数の到達位置が検出される可能性は低くなる。従って、上記のように、第1反射部21及び第2反射部41が連続した切替順序の所定数の各回転角度にあるときの各照射方向において、レーザ光の複数の到達位置が検出された場合には、検出対象物の端部にレーザ光が照射されたことに起因して複数の到達位置が検出されたのではなく、各照射方向において霧等の微小な拡散物にレーザ光の一部が当たることで複数の到達位置が検出された可能性が高いといえる。従って、このような検出結果が得られたときに、所定数の各回転角度における前側の到達位置の検出結果を検出対象物以外のノイズによるものと判定すれば、より高い精度で霧等に起因するノイズを除去しやすくなる。
外部空間の検出エリア内に霧等の拡散物が存在する場合、拡散物の粒子(例えば微小な水滴等)は極めて小さいため、所定方向に照射されたレーザ光の一部がこのような粒子に当たっても、当該レーザ光の残余の部分は粒子の後方に照射されるため、この照射方向でのレーザ光の到達位置は少なくとも2位置となる。従って、上記構成のように、各照射方向において、背景データで定められる各照射方向での背景物体位置よりも近い近距離位置がレーザ光の到達位置として検出され、且つこの近距離位置よりも遠い遠距離位置がレーザ光の到達位置として検出されない場合、即ち、各照射方向でのレーザ光到達位置がそれぞれ1つである場合、これら照射方向で検出された各レーザ光到達位置(即ち、所定個数の回転角度における各近距離位置)は上記のような微小な粒子の位置ではなく、検出対象物の位置である可能性が高い。従って、このような検出結果が得られることを条件としてこれら近距離位置において検出対象物が検出されたものと判定すれば、検出対象物をより正確に検出できるようになる。
そして、判定手段は、補正手段により各照射方向における第2到達位置からの受光波形を補正した補正結果と、背景データで定められる各照射方向での背景物体位置とに基づいて、第2到達位置に存在する物体が背景であるか否かを判別し、背景でないと判別された場合に複数の回転角度における第2到達位置にて検出対象物が検出されたものと判定している。
外部空間の検出エリア内に霧等の拡散物が存在しているときにおいて、所定方向に照射されたレーザ光の一部がこの拡散物の粒子に当たり、残余のレーザ光が後方の背景物体に照射されたときには、背景物体に照射されるレーザ光の量が通常時(霧等の拡散物に照射されることなく直接照射された時)よりも小さくなり、背景物体からの反射光の受光波形は本来予定していた通常時の受光波形から大きく変化することになる。そして、このように背景物体からの受光波形が変化してしまうと、算出される背景物体の位置が背景データで定められる本来の位置からずれる虞がある。
これに対し、上記のように補正手段を設け、各照射方向においてレーザ光の到達位置として2位置(第1到達位置及び第2到達位置)が検出されたときに、各照射方向における第2到達位置からの反射光の受光波形を、各照射方向の第1到達位置の受光波形に基づく減衰を補うように補正すれば、各第2到達位置の通常時(レーザ光が直接照射される時)の波形内容を推測しやすくなり、それら第2到達位置が背景物体位置であるか否かをより正確に判別できるようになる。
この構成では、投光光軸上の所定位置P3が受光光軸L2上に位置するため、所定位置P3付近の物体でレーザ光が反射したときの反射光のうち、反射位置中心部(投光光軸付近)からの相対的に強い反射光はフォトダイオード60における受光領域の中心部に入り込みやすくなり、更にその中心部周囲からの反射光も受光領域中心部の周囲で受光されやすくなる。このように、相対的に遠い位置(少なくとも第1反射部21から所定位置P3までの間において、より所定位置P3側に離れた位置)の物体を検出する場合には、反射光の入射領域を全体的に受光領域の中心付近とすることができるため、これよりも近距離の場合と比べて検出感度の低下を抑えることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
一方、レーザ光L1の投光光軸において所定位置P3から第1反射部21に近づくほど、受光光軸L2から離れるようになっているため、図2の物体101のように、より第1反射部21に近い物体でレーザ光L1(投光レーザ)が反射するときには、その反射位置P4の中心部(投光光軸付近)からの相対的に強い反射光は、フォトダイオード60において受光領域の中心部からより離れた位置に入り込みやすくなり(図11(B)の領域E3参照)、これに応じて、その中心部(投光光軸)の周囲で反射して受光領域に入り込もうとする反射光の受光位置もシフトする(図11(B)の領域E4参照)。つまり、第1反射部21に近くなるほど、反射光の入射領域を全体的に受光領域の中心P5からずらすことができるため、所定位置P3付近の場合に比べて受光されない反射光が増え、相対的に検出光量を抑えることができる。
10…レーザダイオード(レーザ光発生手段)
20…走査装置(走査手段)
21…第1反射部
30…モータ(駆動部
40…回転反射機構(誘導手段)
41…第2反射部
41a…反射面
50…モータ(同期手段)
60…フォトダイオード(検出手段)
62…ミラー(誘導手段)
52…回転角度センサ(到達位置検出手段)
64…絞り部材
64a…開口部(導光部)
70…制御回路(到達位置検出手段、判定手段)
P3…所定位置
L2…受光光軸
Claims (3)
- レーザ光を発生させるレーザ光発生手段と、
前記レーザ光発生手段で発生したレーザ光を反射する第1反射部と、前記第1反射部を所定の中心軸を中心として回転させる駆動部とを備え、前記駆動部により前記第1反射部を回転させることで前記第1反射部から外部空間に照射されるレーザ光の向きを変化させる走査手段と、
光を受光する受光領域を有する検出手段と、
前記レーザ光が前記外部空間の物体で反射して生じる反射光を反射可能な反射面を備えると共に回転可能に構成された第2反射部と、前記第2反射部の反射面が前記第1反射部からの前記レーザ光の照射側に面するように前記第1反射部と前記第2反射部とを同期させて回転させる同期手段とを備え、前記第2反射部に入り込む前記反射光を当該第2反射部で反射させて前記検出手段の前記受光領域に導くように構成された誘導手段と、
前記レーザ光発生手段にて前記レーザ光が発生した際の前記第1反射部又は前記第2反射部の回転角度と、当該レーザ光の発生から当該レーザ光に応じた前記反射光が前記検出手段によって検出されるまでの経過時間とに基づいて、前記外部空間における当該レーザ光の到達位置を検出する到達位置検出手段と、
前記到達位置検出手段によって検出された前記到達位置が予め定められた監視エリア内であることを条件として検出対象物が検出されたものと判定する判定手段と、
を備え、
前記判定手段は、前記第1反射部の1周期の回転範囲におけるいずれかの回転角度にあるときのレーザ光の照射方向において、前記到達位置検出手段によりレーザ光の複数の到達位置が検出された場合に、当該回転角度において最後方の到達位置よりも前側の到達位置の検出結果を前記検出対象物以外のノイズによるものと判定する構成をなしており、
前記誘導手段は、前記第1反射部からの前記レーザ光の照射方向に対し所定角度傾斜した方向で前記第2反射部に入り込む前記反射光が前記検出手段に向けて集光される構成をなし、且つ前記外部空間における前記レーザ光の投光光軸上の所定位置が前記受光領域で受光可能となる視野範囲の中心となる受光光軸上に位置し、前記レーザ光の投光光軸において前記所定位置から前記第1反射部に近づくほど、前記受光光軸から離れることを特徴とするレーザレーダ装置。 - 前記投光光軸上の前記所定位置が前記監視エリア内となるように前記監視エリアが設定されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザレーダ装置。
- 前記第2反射部から前記検出手段までの経路には、光を通過させる導光部を備えた絞り部材が設けられており、
前記絞り部材は、前記受光光軸が前記導光部の導光領域内を通るように配置され、前記第2反射部で反射する前記反射光のうち前記導光領域内に入り込む光を選択的に前記受光領域に導き、前記導光領域から外れた光の通過を遮ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザレーダ装置。
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