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JP5998200B2 - コンテンツの中断されない再生を提供するメディアレンダリングデバイス - Google Patents

コンテンツの中断されない再生を提供するメディアレンダリングデバイス Download PDF

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Description

本発明は、概して、メディアレンダリングデバイスの分野に関し、より詳しくは、ホームネットワークにおけるメディアレンダリングデバイスによりレンダリングされるコンテンツの中断されない再生を提供する分野に関する。
特許出願US2008/0235620号は、レンダリング装置を備えるシステム及びコンテンツをレンダリング装置に供給する複数の供給源の制御のための制御デバイスを開示している。制御デバイスは、スイッチングを確認するためにユーザインタフェースとの確認するユーザインタラクションを検出すると、システムを第1のアクティビティから第2のアクティビティに切替えるように抑制する。これは、レンダリング装置での現在進行中の再生の中断をもたらし得る。
例示的な状況として、テレビのようなレンダリングデバイスは、インターネットソース、USBソース又はDLNAメディアサーバからのオーディオ/ビデオコンテンツをレンダリングすることができる。コントローラデバイスは、テレビの再生を中断することができ、他のコンテンツソースからの(例えば、ブルーレイディスクプレーヤからの、又は、ホームネットワーク内にあるパーソナルコンピュータ(PC)からの)コンテンツを再生することを要求する。これは、テレビに現在のコンテンツの再生を停止させることができ、(例えば、ブルーレイディスクプレーヤからの、又は、ネットワーク内にあるPCからの)コントローラデバイスで指示されたコンテンツソースに切り替えることができる。これは、テレビでの現在進行中の再生の中断をもたらし得る。この問題は、ホームネットワークがテレビを制御するために複数のコントローラを有するときに非常に大きくなり得る。
従って、本発明の目的は、ホームネットワークにおけるメディアレンダリングデバイスによりレンダリングされるコンテンツの中断されない再生のための方法を提供することにある。本発明は、独立請求項により規定される。従属請求項は、有利な実施形態を規定する。
本主題の目的は、ホームネットワークにおけるメディアレンダリングデバイスによりレンダリングされるコンテンツの中断されない再生のための方法であって、前記メディアレンダリングデバイスは、複数のコンテンツソースから利用可能なコンテンツをレンダリングするように構成され、前記ホームネットワークは、前記メディアレンダリングデバイスを制御するために複数のコントローラデバイスを有し、当該方法は、前記ホームネットワーク内の前記メディアレンダリングデバイスを保持し、前記メディアレンダリングデバイスがコンテンツをレンダリングしているかどうかを確認し、そうである場合には、前記メディアレンダリングデバイスがコンテンツのその現在進行中のレンダリングを中断せずに続けたいかどうかを確認し、そうである場合には、レンダリングサービス要求を予約しない及び呼び出さないよう前記複数のコントローラデバイス通知するように前記メディアレンダリングデバイスを構成し、これにより、レンダリングサービス要求の処理を停止する、方法を提供することにより実現される。
ホームネットワーク内のメディアレンダリングデバイスは、概して、複数のコンテンツソースからの再生をサポートする。コンテンツソースは、これらに限定されるものではないが、i)USBソース、ii)インターネットソース、iii)チューナ、iv)高精細度マルチメディアインターフェース(HDMI)ソース、及び、v)DLNA(Digital Living Network Alliance)ソースであり得る。
DLNA/UPnPは、DLNAサーバコンテンツがAVT(Audio Video Transport)サービスを介して再生されることを要求するその要求をコントローラデバイスがプッシュすることができるメカニズムを有する。更に、再生は、AVT及びRCS(Rendering Control Service)を介して制御され得る。これは、現在進行中の再生を中断することができる。これは、メディアレンダリングデバイスが現在選択されているソースのコンテンツの再生を停止し、コントローラデバイスで指示されたコンテンツソースに切り替えなければならないことを意味し得る。この問題は、ホームネットワーク内に複数のコントローラデバイスがあるときに、より大きくなり得る。
再生の中断についての使用事例シナリオは、ユーザがテレビを介してニュース速報を見ており、(子供がふざけて行っているだけかもしれないとしても)コントローラデバイス(例えば、キッズコントローラデバイス)は再生を中断することであり得る。
他の使用事例シナリオは、ユーザAがメディアレンダリングデバイス上のコンテンツを見ているということであり得る。ユーザBのコントローラデバイスは、メディアレンダリングデバイスを遠隔制御しようとし、プログラムの記録を実行するために中断する。ユーザCのコントローラデバイスもメディアレンダリングデバイスを遠隔制御しようとし、プログラムの記録を実行するために中断する場合に、問題は非常に大きくなり得る。
更なる使用事例シナリオは、オーディオレンダリングデバイスが部屋Aにおいてコンテンツを再生していることであり得る。コントローラデバイスは、部屋Bにおいて、部屋Aにおけるオーディオレンダリングデバイスのボリュームを制御しようとする。これは、部屋Bにおけるユーザがより大きなボリュームを必要とするかもしれないためであり得る。部屋A内のユーザは、より高いボリュームレベルに変化するのを好まないかもしれない。
更なる使用事例シナリオは、オーディオレンダリングデバイスが2つのスピーカ(即ち、部屋Aに配置されたスピーカ1及び部屋Bに配置されたスピーカ2)を介してコンテンツを再生していることであり得る。部屋A内のコントローラデバイス及び部屋B内のコントローラデバイスは、コンテンツの再生を同時に制御しようとし、これは、望ましくないかもしれない。
要約すると、ユーザが認識しなくてもよい現在進行中の再生の中断が存在し得る。それ故、メディアレンダリングデバイスがその現在進行中の再生を中断せずに続けたいときには、メディアレンダリングデバイスがコントローラデバイスにこれらの要求をプッシュしないことを要求する必要がある。
メディアレンダリングデバイスは、特定のコントローラデバイスだけがレンダリングサービス要求を送ることを可能にしない。これにより、コントローラデバイス内の優先度/ランキングをサポートする。
更に、メディアレンダリングデバイスは、i)イベント、ii)ホームネットワーク内の全てのコントローラデバイスに向かう予約要求及び予約更新要求を受けること、について連続的に知らせなければならないので、ネットワークトラフィックの浪費が存在する。これは、順次、処理パワーの浪費に達し得る(例えば、単一のコントローラからの予約及び予約更新の周波数は、おおよそ15秒である)。
開示された方法は、メディアレンダリングデバイスが、レンダリングサービス要求を呼び出す如何なるコントローラデバイスより前に如何なるレンダリングサービス要求も呼び出すことなく、コントローラデバイスの全て又は幾つかに通知するのを可能にする。更に、開示された方法は、ホームネットワーク内のメディアレンダリングデバイス上でサービス要求をレンダリングする処理を一時的に無効にし得る。これは、進行中の再生が中断することなく継続することを可能にする。メディアレンダリングデバイスは、ホームネットワーク内で保持され、メディアレンダリングデバイスとして認識される。ホームネットワーク内でメディアレンダリングデバイスを保持することは、以下の利点を有する。
1.ホームネットワーク内の全てのコントローラデバイスは、メディアレンダリングデバイスがホームネットワーク内にあることを知るだろう。それ故、コントローラデバイスによるメディアレンダリングデバイスの再発見のオーバーヘッドがない。
2.コンフィギュレーション能力の異なるレベルをコントローラデバイスに提供する。
一実施形態において、メディアレンダリングデバイスは、UPnP AVT(Audio/Video transport)サービスのA/V再生制御に関連するレンダリングサービス要求を一時的に無効にする。この実施形態は、コンフィギュレーション能力を可能にする。コンフィギュレーション能力は、ホームネットワーク内においてレンダリングサービスの無効の異なるレベルを提供することに関し得る。これは、UPnP AVTサービスのA/V再生制御の無効を可能にするが、UPnP RCS(Rendering Control Service)のボリューム/ミュート制御を許可することを可能にすることができる。
更に、メディアレンダリングデバイスは、AVTサービス内で新たなURLの設定に関連するレンダリングサービス要求を一時的に無効にし得る。これは、更なるコンフィギュレーション能力を可能にし得る。これは、AVTサービス内で再生/一時停止/停止を許可することを可能にすることができるが、AVTサービス内で新たなURLの設定を無効にすることができる。
更に、メディアレンダリングデバイスは、レンダリングが進行中の間、予め決められたコンテンツソースからのコンテンツのレンダリングに関連するレンダリングサービス要求を一時的に無効にすることができる。これは、更なるコンフィギュレーション能力(例えば、インターネットコンテンツが見られている間、無効が実施され得るのに対し、USBコンテンツが見られている間、許可され得る)を提供する。
更なる実施形態において、メディアレンダリングデバイスは、特定のコントローラデバイスにより呼び出されるレンダリングサービス要求を一時的に無効にし、これにより、優先順位付与を可能にする。この実施形態は、ホームネットワーク内の特定のコントローラデバイスに向かうレンダリングサービスを無効にすることを可能にし、これにより、異なるコントローラデバイスに渡るメディアレンダリングデバイスに優先順位をつける。メディアレンダリングデバイスは、以下の少なくとも1つにより呼び出されたレンダリングサービス要求を一時的に無効にし得る。
− 子供により使用されるコントローラデバイス
− ゲストにより使用されるコントローラデバイス
− 配偶者により使用されるコントローラデバイス
これは、更に他のコンフィギュレーション能力を可能にし得る。子供により使用されるコントローラデバイスは、現在進行中の再生を中断するのを可能にされない一方で、配偶者コントローラデバイスは、現在進行中の再生を制御するのを可能にされ得る。更に、ゲストコントローラデバイスは、現在進行中の再生を中断するのを可能にされないだろう。
更なる実施形態において、メディアレンダリングデバイスは、第1のコントローラデバイスにより呼び出されたレンダリングサービス要求が処理されたかどうかチェックしてもよく、もしそうである場合には、第1のコントローラデバイスに優先順位をつけ、第1のコントローラデバイス以外のコントローラデバイスにより呼び出されたレンダリングサービス要求の処理を一時的に無効にする。この実施形態は、コントローラデバイスを構成して優先順位をつけるために更なるコンフィギュレーション能力を提供する。
更なる実施形態において、メディアレンダリングデバイスは、イベントメカニズムを用い、レンダリングサービス要求の処理が一時的に無効にされるよう1又はそれ以上のコントローラデバイス通知する。この実施形態は、(例えば、時間停止が実施されている間)コントローラデバイスが特定のレンダリングサービスに関連するイベントを予約するのを許可しないことをもたらし得る。これは、ホームネットワークトラフィック及び処理パワーを軽減することができる。
更なる実施形態において、各コントローラデバイスは、固有の識別情報をメディアレンダリングデバイスに出力し、これにより、対応するコントローラデバイス上でのレンダリングサービスの一時的な無効化を促進する。
更なる実施形態において、メディアレンダリングデバイスの電源オンは、一時的に無効にされたレンダリングサービスを有効にする。パワーのON/Offは、必ずしもメディアレンダリングデバイスのON/OFFを意味する必要はない。ON/OFFは、ソフトウェアであるメディアレンダリングデバイスのレンダリング装置コンポーネントに対してのみであり得る。一例として、メディアレンダリングデバイスのON/OFFは、まさにPC上の実行可能な動作のON/OFFであり得る。この実施形態は、更なるコンフィギュレーション能力を可能にし得る。ユーザは、特定のコンテンツに関する再生が終わったときに、レンダリングサービスを自動的に可能にするための設定を有し得る。更に、ユーザは、ホームネットワーク内のコントローラデバイスのリストを見るために、メディアレンダリングデバイス上にユーザインタフェースを示され得る。ユーザは、コントローラデバイスのレンダリングサービスの無効をチェック/非チェックすることを可能にされ得る。
本主題の他の目的において、ホームネットワーク内のメディアレンダリングデバイスによりレンダリングされるコンテンツの中断されない再生を提供するための論理ユニットが開示される。メディアレンダリングデバイスは、複数のソースからの利用可能なコンテンツをレンダリングするように構成される。論理ユニットは、ホームネットワーク内のメディアレンダリングデバイスを保持し、メディアレンダリングデバイスがコンテンツをレンダリングしているかどうかを確認するための保持ユニットと、前記メディアレンダリングデバイスがコンテンツのその現在進行中のレンダリングを中断せずに継続したいかどうかを確認するための確認ユニットと、レンダリングサービス要求を予約しない及び呼び出さないよう前記複数のコントローラデバイス通知するように前記メディアレンダリングデバイスを構成し、これにより、レンダリングサービス要求の処理を停止する構成ユニットと、を有する。
本主題の更なる目的において、メディアレンダリングデバイスによりレンダリングされるコンテンツの中断されない再生を提供するための論理ユニットを有するホームネットワークが開示される。
前述の態様、特徴及び利点は、添付図面を参照して、単なる例によって、更に説明されるだろう。添付図面において、同一の参照符号は、同一又は類似の部分を示す。
本主題の一実施例によるホームネットワークの例示的な構成を示す。 本主題の一実施例による中断されない再生を提供する方法を示す例示的なフローチャートを概略的に示す。 本主題の一実施例によるコンテンツの中断されない再生を提供するための例示的な論理ユニットを概略的に示す。
図1によれば、ホームネットワーク100は、居住用ローカルエリアネットワークである。これは、概して、家の中に典型的に配置されたデジタルデバイス間の通信のために用いられる。ホームネットワーク100の重要な機能は、イントラネットアクセスを共有することである。ホームサーバは、増加した機能性に対して追加され得る。ホームネットワーク100は、有線又は無線の技術を用いてもよい。
ホームネットワーク100は、メディアレンダリングデバイスとしてテレビ102aを含む。テレビ102aは、レンダリングサービスを提供し、異なるコンテンツソースからの再生をサポートするように構成される。コンテンツソースは、
i)USBソース104
ii)インターネットソース106
iii)チューナソース108
iv)HDMIソース110
v)DLNAソース112
であり得る。
複数のコントローラデバイス140a,140b,140c,140nは、テレビ102aを制御するように構成される。
標準のネットワークアーキテクチャのプロトコルにより規定されるUPnP(http://upnp.org/sdcps-and-certification/standards)は、ホームネットワークの主要な標準技術の1つである。UPnPに基づくホームネットワークシステムは、サービスを提供するための複数のUPnPデバイスと、複数のUPnPデバイスを制御するための制御ポイントとを含む。UPnPデバイスは、これらのイベントを制御ポイントに通知する。
UPnPに基づくオーディオ/ビデオデバイスを制御するためのホームネットワークシステムは、ホームネットワークを介してメディアコンテンツを提供するためのメディアサーバと、ホームネットワークを介して提供されるメディアコンテンツを再生するためのメディアレンダリング装置と、メディアサーバ及びメディアレンダリング装置を制御するための制御ポイントとを含む。
制御ポイントは、イベントを介してメディアサーバ及びメディアレンダリング装置の状態情報を得る。例えば、メディアサーバ及びメディアレンダリング装置がオーディオ/ビデオトランスポートサービス及びレンダリング制御サービスを提供するときには、メディアサーバ及びメディアレンダリング装置が変更状態変数を"LastChange"状態変数テーブルにおく場合、変更状態変数は、予め決められた時間の後、制御ポイントに出力される。それ故、制御ポイントは、デバイスの現在の状態を通知される。
メディアサーバは、メディアコンテンツに関する情報を各UPnP動作における制御ポイントに通知する。また、メディアサーバは、メディアコンテンツを再生するために、対応するメディアコンテンツをストリーミングによりメディアレンダリング装置に出力する。メディアレンダリング装置は、メディアコンテンツを再生する。ストリーミング方法は、種々の既知の方法から選択され得る。
UPnP/DLNAは、DLNAサーバコンテンツがAVTサービスを介して再生されることを要求しているその要求をコントローラデバイス140aがプッシュし得るメカニズムを有する。更に、再生は、AVT及びRCS(Rendering Control Service)を介して制御され得る。これは、テレビ102aにより再生されている現在進行中の再生を中断し得る。これは、テレビ102aが現在選択されているソースのコンテンツ(例えば、インターネットソース106)の再生を停止し、コントローラデバイス140aが指示したコンテンツソースに切り替えなければならないことを意味し得る。この問題は、ホームネットワーク100内に複数のコントローラデバイス(即ち、140b,140c...140n)があるときに、非常に大きくなり得る。
再生の中断についての使用事例シナリオは、ユーザがテレビ102aを介してニュース速報を見ていることであり得る。コンテンツソースはチューナ108である。コントローラデバイス140c(例えば、子供用コントローラ)は、(子供がふざけて行っているだけかもしれないにもかかわらず)再生を中断する。
他の使用事例シナリオは、ユーザAがテレビ102a上のコンテンツを見ていることであり得る。ユーザBのコントローラデバイス(例えば、140d)は、テレビを遠隔制御しようとし、コンテンツを見るのを中断する。ユーザCのコントローラデバイス(例えば、140e)がテレビを遠隔制御しようとし、コンテンツを見るのを中断する場合、問題は非常に大きくなり得る。
ユーザが認識しない現在進行中の再生の中断が存在する。それ故、テレビ120aが、テレビがその現在進行中の再生を中断せずに続けたいときにはこれらの要求をプッシュしないようコントローラデバイス140a,140b,140c...140n要求する必要がある。
テレビは、特定のコントローラデバイスのみがレンダリングサービス要求を送ることを許可することができない。これにより、コントローラデバイスの中で優先度/ランキングをサポートする。
更に、テレビが、i)イベント、ii)ホームネットワーク100内の全てのコントローラデバイス140a、140b、140c、140d、140e...140nに向かう予約要求及び予約更新要求を受け取ること、について連続的に通知しなければならないので、ネットワークトラフィックの浪費が存在する。これは、順次、処理パワーの浪費をもたらし得る(例えば、単一のコントローラからの入力及び入力更新の周波数はおおよそ15秒である)。
図2によれば、開示された方法の奥の思想は、メディアレンダリングデバイスにより処理されるべきレンダリングサービス要求を予約しない及び呼び出さないようコントローラデバイス通知することである。これは、進行中の再生が中断することなく継続するのを可能にする。更に、メディアレンダリングデバイスは、ホームネットワーク内で保持され、メディアレンダリングデバイスとして認識される。
方法は、ホームネットワーク100内でテレビ102aを保持し、テレビ102aがコンテンツをレンダリングしているかどうかを確認するステップ202を有する。
テレビ102aがコンテンツをレンダリングしている場合、ステップ204において、確認は、メディアレンダリングデバイスがコンテンツのその現在進行中のレンダリングを中断せずに続けたいかどうかを確認するために実行される。
そして、ステップ206において、テレビ102aは、メディアレンダリングデバイスにより処理されるべきレンダリングサービス要求を予約しない及び呼び出さないようコントローラデバイス140a,140b...140n通知するように構成され、これにより、サービス要求をレンダリングする処理を停止する。これは、テレビ102aがコンテンツの中断されない再生を提供するのを可能にする。
開示された方法を実装する1つの手段は、以下の通りであり得る。
テレビ102aによりコントローラデバイス(例えば、140a)に送られる最後のイベントは、Suspended State Information Per Serviceと呼ばれる追加的な状態変数を有し得る。この変数が設定されると、コントローラデバイス(例えば、140a)は、このサービスがもはや利用可能でないことを知るだろう。これから以後は、コントローラデバイス(例えば、140a)は、停止された期間の間のいかなる最後のイベントも得るのを停止することができ、更に、コントローラデバイス(例えば、140a)は、サービスを予約するのを停止することができる。サービスがもはや停止状態ではなくなると、この変数は消去され、最後のイベントは、前と同じように、コントローラデバイス(例えば、140a)に送られ得る。コントローラデバイス(例えば、140a)がサービスごとに停止状態を問い合わせることも可能であるだろう。
中断されない再生を提供するためにレンダリングサービス内の特定の動作を一時的に無効にすることも可能であり得る。これは、サービスごとの動作ごとの停止された状態情報が存在し得ることを意味し得る。この情報は、コントローラデバイス(例えば、140a)により問い合わせられ得る。テレビ102aは、最後の変更イベントを介してコントローラデバイス(例えば、140a)通知することができる。
イベントの処理、ネットワークトラフィック及び電力を節約することが可能であり得る。テレビ102aは、時間停止が実施される間、コントローラデバイス140aが特定のサービスのイベントを予約するのを禁止することをもたらし得るサービスの停止についてコントローラデバイス140aに通知することができる。テレビ102aは、テレビ102aがコントローラデバイス140aにおけるメディアレンダリングデバイスとして依然としてリストアップされるように、コントローラデバイス140aに通知を送信し続け得る(例えば、それぞれ15分、これはネットワーク上で重くならない)。同時に、テレビ102aは、コントローラサービスが停止されているデバイス140b、140c...140nに対していかなるイベント/更新も送ることができない。このメカニズムは、ネットワークトラフィック及びそれ故にテレビ102a上の電力を節約することを可能にする。これは、イベントの数が下がり得るので、コントローラデバイス140a上の電力節約をもたらし得る。
一実施形態において、テレビ102aは、UPnP AVTサービスのA/V再生制御に関連するレンダリングサービス要求を一時的に無効にすることができる。これは、コンフィギュレーション能力を可能にする。これは、ホームネットワーク内のレンダリングサービスの無効の異なるレベルを提供することを可能にすることができる。これは、UPnP AVTサービスのA/V再生制御の無効化を可能にし得るが、UPnP Rendering Control Serviceのボリューム/ミュート制御の有効化を可能にすることができる。
テレビ102aは、AVTの範囲内で新たなURLの設定に関連するレンダリングサービス要求を一時的に無効にすることができる。これは、AVTサービス内で再生/一時停止/停止を可能にすることができるが、AVTサービス内で新たなURLの設定を無効にすることができる。
テレビ102aは、レンダリングが進行中の間、予め決められたコンテンツソースからのコンテンツのレンダリングに関連するレンダリングサービス要求を一時的に無効にすることができる。これは、他のコンフィギュレーション能力を提供することができる(例えば、インターネットコンテンツが見られている間、無効化が実施されるのに対し、USBコンテンツが見られている間、これは有効にされ得る)。
更なる実施形態において、テレビ102aは、特定のコントローラデバイスにより呼び出されるレンダリングサービス要求を一時的に無効にすることができ、これにより、優先順位付与を可能にする。これは、ホームネットワーク内の特定のコントローラデバイスに向かうレンダリングサービスを無効にすることを可能にし、これにより、異なるコントローラデバイスに渡るメディアレンダリングデバイスに優先順位をつける。
1つのオプションは、コントローラデバイスに関する利用可能な/許可された動作のリストを獲得する状態変数を取り込むことであり得る。中断されない再生を提供するために特定のコントローラデバイスに向かうサービス/動作を一時的に無効にすることが可能であり得る。テレビ102aは、コントローラデバイス140a、140b...140nのリスト、サービスのリスト、及び、処理(又は応答)したい動作のリストを内部的に維持することができる。これは、コントローラデバイスに向かうサービスの優先順位付与を可能にすることができ、特定の動作及びサービスを許可(禁止)することにより異なるコントローラデバイスに向かうパーソナライズを可能にすることができる。
テレビ102aは、以下の少なくとも1つにより呼び出されるレンダリングサービス要求を一時的に無効にすることができる。
− 子供により使用されるコントローラデバイス
− ゲストにより使用されるコントローラデバイス
− 配偶者により使用されるコントローラデバイス
これは、更に他のコンフィギュレーション能力を可能にする。子供により使用されるコントローラデバイスは、現在進行中の再生を中断するのを許可されない一方で、配偶者コントローラデバイスは、現在進行中の再生を制御するのを許可され得る。更に、ゲストコントローラデバイスは、現在進行中の再生を中断するのを許可されないだろう。
更なる実施形態において、テレビ102aは、第1のコントローラデバイス(例えば、140a)により呼び出されたレンダリングサービス要求が処理されたかどうか確認し、そうである場合は、第1のコントローラデバイス(例えば、140a)に優先順位をつけ、第1のコントローラデバイス(例えば、140b,140c,140d...140n)以外のコントローラデバイスにより呼び出されるレンダリングサービス要求の処理を一時的に無効にする。これは、コントローラデバイス140a,140b,140c...140nを構成する及び優先順位をつけるために他のコンフィギュレーション能力を提供する。
更なる実施形態において、テレビ102aは、イベントメカニズムを用いることができ、レンダリングサービス要求の処理が一時的に無効にされるよう1又はそれ以上のコントローラデバイス140a、140b通知することができる。これは、(例えば、時間停止が実施されている間)コントローラデバイスが特定のレンダリングサービスに関連するイベントを予約するのを禁止することをもたらし得る。これは、ホームネットワークトラフィックを節約することができ、これにより、処理電力を節約する。
テレビ102aが進行中の再生に関するレンダリングサービスを無効にする停止メカニズム及び期間をトリガすることを決定する種々の可能性が存在し得る。幾つかの可能性は、(これらに限定されないが)以下のとおりである。
1.ユーザは、予め設定されたスクリーンを含む全てのコンテンツソースのための再生スクリーン内でレンダリングサービスを無効にするためにテレビ102a上にスクリーン上のソフトキー/ボタンを有し得る。ソフトキー/ボタンは、レンダリングサービスを再度有効にするようにトグルボタンとして機能することができる。
2.汎用遠隔規制は、レンダリングサービスを無効/有効にするためのこれらのユーザインタフェースにおけるキー又はソフトキーを有し得る。
3.コントローラデバイス140a、140b、140cも、レンダリングサービスを無効/有効にするためのこれらのユーザインタフェースにおけるキー又はソフトキーを有し得る。斯様なキーは、無効化/有効化に関して動作しないか、又は、ソフトキーが灰色になり、テレビが特定のコントローラデバイスに関するサービスを無効にするときはいつでも制御不能にすることが可能であり得る。
4.ユーザは、レンダリングサービスが無効にされ得る期間のデフォルト設定を有し得る。
5.現在の再生番組がEPG情報に関連付けられている場合、番組がEPGデータに従って終了すると、無効状態は自動的に終了し得る。レンダリングサービスが無効状態の間にユーザがチャンネル/プリセットを変更する場合、現在の調整されたプリセットのEPG情報に関連付けられ得る。
6.現在の調整されたチャンネル/プリセットに関するEPG情報がない場合、デフォルト設定により期間がガイドされ得る。
7.特定のコンテンツの再生が完了したときには、ユーザは、レンダリングサービスを自動的に有効にするための設定を有し得る。
更なる実施形態において、各コントローラデバイス140a、140b、140c...140nは、固有の識別情報をテレビ102aに出力することができ、これにより、対応するコントローラデバイスに対するレンダリングサービスの一時的な無効を促進する。
ホームネットワーク内のコントローラデバイスを一意的に識別することが可能である。この固有の識別情報は、種々の手段で取り込まれ得る。1つのオプションは、任意のUPnP Audio/Video Transport又はRendering Control Service動作を送る間、コントローラデバイスが、固有の識別情報をテレビに伝達するように構成されることであり得る。これを実装する幾つかの他のオプションは、以下のとおりであり得る。
1.固有の識別情報は、HTTP要求内の既存のHTTPユーザエージェントフィールドの部分であり得る。
2.固有の識別情報は、SOAP(Simple Object Access Protocol)エンベロープ本体の範囲内の全ての動作に関する引数リストの範囲内の新たな引数名の部分であり得る。
3.固有の識別情報は、SOAP(Simple Object Access Protocol)エンベロープ本体の範囲内の動作名タグの範囲内の新たなパラメータの部分であり得る。
コントローラデバイスに順次関連する固有の識別情報は、コントローラデバイスに関連する1又はそれ以上のデータで作られ得る。即ち、
1.MACアドレス(ホームネットワーク内の各コントローラデバイスに対して固有である場合に好ましい)
2.アプリケーション名(同じコントローラデバイス上で動作している複数のコントローラアプリケーションが存在し得る場合にのみ好ましい)及びアプリケーションインスタンスID(同じコントローラデバイス上で動作している同じコントローラアプリケーションの複数のインスタンスが存在し得る場合にのみ必要とされる)
3.デバイスタイプ/クラス(コントローラデバイスに関するより詳細な情報をテレビに与え得る場合に好ましい)
4.フレンドリネーム(テレビがコントローラデバイスについて記憶するよりユーザーフレンドリな手段である場合に好ましい)
5.IPアドレス(ホームネットワーク内で変化するので好ましくない)
更なる実施形態において、テレビ102aの電源オンは、一時的に無効にされたレンダリングサービスを有効にすることができる。電源ON/OFFは、必ずしもメディアレンダリングデバイスのON/OFFを意味する必要があるわけではない。ON/OFFは、ソフトウェアであるメディアレンダリングデバイスのレンダリング装置コンポーネントに対してのみであり得る。一例として、メディアレンダリングデバイスのON/OFFは、まさにPC上で実行可能な動作のON/OFFであり得る。これは、他のコンフィギュレーション能力を可能にする。ユーザは、特定のコンテンツの再生が終了しているときにレンダリングサービスを自動的に有効にするための設定を有してもよい。更に、ユーザは、ホームネットワーク内のコントローラデバイス140a,140b,140c...140nのリストを見るためにテレビ102a上にユーザインタフェースを提示され得る。ユーザは、コントローラデバイスのそれぞれに関するレンダリングサービスの無効を確認/非確認することを可能にされ得る。
図3によれば、ホームネットワーク100におけるメディアレンダリングデバイス102aによりレンダリングされるコンテンツの中断されない再生を提供するための論理ユニット302が開示されている。メディアレンダリングデバイス102aは、複数のソース104,106,108,110,112から利用可能なコンテンツをレンダリングするように構成される。論理ユニット302は、ホームネットワーク内のメディアレンダリングデバイス102aを保持し、メディアレンダリングデバイスがコンテンツをレンダリングしているかどうかを確認するための保持ユニット302aと、前記メディアレンダリングデバイスがコンテンツのその現在進行中のレンダリングを中断せずに継続したいかどうかを確認するための確認ユニット302bと、レンダリングサービス要求を予約しない及び呼び出さないよう前記複数のコントローラデバイス通知するように前記メディアレンダリングデバイスを構成し、これにより、サービス要求をレンダリングする処理を停止する構成ユニット302cと、を有する。
論理ユニット302は、ホームネットワーク100の部分である代わりにメディアレンダリングデバイス102a自体に含まれてもよい。
要約すると、ホームネットワークにおけるメディアレンダリングデバイスによりレンダリングされるコンテンツの中断されない再生を提供する方法が開示される。本方法は、ホームネットワーク内のメディアレンダリングデバイスを保持し、メディアレンダリングデバイスがコンテンツをレンダリングしているかどうかを確認し、そうである場合には、メディアレンダリングデバイスがコンテンツのその現在進行中のレンダリングを中断せずに続けたいかどうかを確認し、そうである場合には、レンダリングサービス要求を予約しない及び呼び出さないよう複数のコントローラデバイス通知するようにメディアレンダリングデバイスを構成し、これにより、レンダリングサービス要求の処理を停止する。
開示された主題は、ホームネットワーク内のメディアレンダリングデバイスに対して有用である。メディアレンダリングデバイスは、接続されたテレビ、ストリームデバイス、接続されたフォトフレーム、セットトップボックス、携帯電話及びパーソナルコンピュータ/ラップトップであり得る。開示された主題は、バッテリで動作するメディアレンダリングデバイスに対して有用である。ネットワークトラフィックは、異なるコントローラデバイスに向かうイベント/通知の処理を回避することにより低減されることができ、これは、順次電力を節約することができる。開示された主題は、レンダリングサービスが無効にされている間、コントローラデバイス及びレンダリングデバイスがネットワークトラフィックを回避することにより処理パワーを節約するのを支援することができる。
開示された主題は、他の領域(例えば照明)に拡張され得る。例示的な状況として、電球は、光レンダリング装置とみなされ得る。4つのスイッチ(S1、S2、S3及びS4)は、電球コントローラとみなされ得る。ユーザは、1つのスイッチ(S1)を用いて電球をオンに切り替えてもよく、その電球が、他の残りのスイッチ(S2、S3及びS4)を介して他のものによりオフに切り替えられることを望まないだろう。それ故、ユーザは、電球を斯様なモードに設定することができ、当該モードは、残りのスイッチ(S2、S3及びS4)通知し、更に、スイッチS2、S3及びS4が電球を制御するのを無効にする。
更に、実施形態は、UPnP/DLNA対応デバイスについて述べているが、同じ概念が非DLNA/UPnPシナリオ(例えば、Universal Remote Controller、Bonjourに基づくアップルコントローラとして機能し得るWiFi対応携帯電話)に拡張され得る。
主題が図面及び前述の説明において詳細に示された一方で、斯様な図示及び説明は、例示又は単なる例であるとみなされ、限定されるべきではない。主題は、開示された実施形態に限定されるものではない。開示された実施形態に対する他のバリエーションは、図面、開示及び特許請求の範囲の研究から、当業者により理解及び実施され得る。"有する"という動詞の使用及びその活用は、請求項又は明細書に記載されているもの以外の要素の存在を除外するものではない。要素又はステップの単数表記は、斯様な要素又はステップの複数の存在を除外するものではない。単一のユニットは、請求項において記載された幾つかのアイテムの機能を充足してもよい。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に用いられ得ないことを示すものではない。図面及び説明は、単なる例示と考えられるべきであり、主題を限定するものではない。請求項中の如何なる参照符号も、その範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (9)

  1. ホームネットワークにおけるメディアレンダリングデバイスによりレンダリングされるコンテンツの中断されない再生のための方法であって、
    前記メディアレンダリングデバイスは、複数のコンテンツソースから利用可能なコンテンツをレンダリングするように構成され、前記ホームネットワークは、前記メディアレンダリングデバイスを制御するために複数のコントローラデバイスを有し、
    当該方法は、
    前記ホームネットワーク内の前記メディアレンダリングデバイスを保持し、前記メディアレンダリングデバイスがコンテンツをレンダリングしているかどうかを確認し、そうである場合には、
    前記メディアレンダリングデバイスがコンテンツのその現在進行中のレンダリングを中断せずに続けたいかどうかを確認し、そうである場合には、
    任意のコントローラデバイスがレンダリングサービス要求を呼び出す前に如何なるレンダリングサービス要求も予約しない及び呼び出さないよう前記複数のコントローラデバイスに通知するように前記メディアレンダリングデバイスを構成し、これにより、レンダリングサービス要求の処理を停止し、
    前記メディアレンダリングデバイスは、イベントメカニズムを用い、前記レンダリングサービス要求の処理が一時的に無効にされるよう前記複数のコントローラデバイスのうちの一部のコントローラデバイスに通知し、これにより、前記一部のコントローラデバイスが特定のレンダリングサービスに関連するイベントを予約するのを許可しない、方法。
  2. 前記メディアレンダリングデバイスを構成することは、
    UPnP Audio/Video TransportサービスのA/V再生制御に関連するレンダリングサービス要求を一時的に無効にすること、
    UPnP Rendering Control Servicesに関連するレンダリングサービス要求を一時的に無効にすること、
    Audio/Video Transportサービス内の新たなURLの設定に関連するレンダリングサービス要求を一時的に無効にすること、
    レンダリングが進行中の間、予め決められたコンテンツソースからのコンテンツのレンダリングに関連するレンダリングサービス要求を一時的に無効にすること、
    のうち少なくとも1つを更に有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記メディアレンダリングデバイスを構成することは、特定のコントローラデバイスにより呼び出されるレンダリングサービス要求の処理を一時的に無効にすることを更に有し、これにより、優先順位付与を可能にし、
    前記特定のコントローラデバイスは、
    子供により使用されるコントローラデバイス、
    ゲストにより使用されるコントローラデバイス、
    配偶者により使用されるコントローラデバイス、
    のうち少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記メディアレンダリングデバイスを構成することは、
    第1のコントローラデバイスにより呼び出されたレンダリングサービス要求が処理されたかどうか確認し、そうである場合は、前記第1のコントローラデバイスに優先順位をつけ、前記第1のコントローラデバイス以外のコントローラデバイスにより呼び出されるレンダリングサービス要求の処理を一時的に無効にすることを更に有する、請求項3に記載の方法。
  5. 各コントローラデバイスは、固有の識別情報を前記メディアレンダリングデバイスに出力し、これにより、対応するコントローラデバイス上でのレンダリングサービスの一時的な無効化を促進する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記メディアレンダリングデバイスの電源オンは、一時的に無効にされたレンダリングサービスを有効にする、請求項1に記載の方法。
  7. ホームネットワーク内のメディアレンダリングデバイスによりレンダリングされるコンテンツの中断されない再生を提供するための論理ユニットであって、
    前記メディアレンダリングデバイスは、複数のソースから利用可能なコンテンツをレンダリングするように構成され、
    当該論理ユニットは、
    前記ホームネットワーク内の前記メディアレンダリングデバイスを保持し、前記メディアレンダリングデバイスがコンテンツをレンダリングしているかどうかを確認するための保持ユニットと、
    前記メディアレンダリングデバイスがコンテンツのその現在進行中のレンダリングを中断せずに継続したいかどうかを確認するための確認ユニットと、
    任意のコントローラデバイスがレンダリングサービス要求を呼び出す前に如何なるレンダリングサービス要求も予約しない及び呼び出さないよう前記複数のコントローラデバイスに通知するように前記メディアレンダリングデバイスを構成し、これにより、レンダリングサービス要求の処理を停止する構成ユニットとを有し、
    前記メディアレンダリングデバイスは、イベントメカニズムを用い、前記レンダリングサービス要求の処理が一時的に無効にされるよう前記複数のコントローラデバイスのうちの一部のコントローラデバイスに通知し、これにより、前記一部のコントローラデバイスが特定のレンダリングサービスに関連するイベントを予約するのを許可しない、論理ユニット。
  8. 請求項7に記載の論理ユニットを有する、ホームネットワークシステム。
  9. 請求項1−6のうちいずれか一項に記載の方法を実行するための実行可能なプログラムコードを有する、ソフトウエアプログラム。
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