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JP5997507B2 - 転圧機械 - Google Patents

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Description

本発明は、路面工事に使用される転圧機械に係り、詳しくは、転圧機械に搭載されたディーゼルエンジンから排出されるNOxを浄化するためのNOx触媒装置に供給される液体還元剤を貯留する還元剤タンクの配置構造に関する。
近年、ディーゼルエンジンから排出されるNOxを浄化すべく、種々のNOx浄化装置が使用されており、例えばNOx触媒装置(SCR触媒等)の排気上流側に尿素水等の液体還元剤を供給することでNOx触媒装置にてNOxを還元するNOx浄化技術が開発されている。
建設機械においてもディーゼルエンジンが広く使用されていることから、上記液体還元剤を供給する構成のNOx触媒装置が広く採用されつつあり、このような建設機械では、車体上に尿素水等の液体還元剤を貯留するための液体還元剤タンクが設けられる。
ところで、建設機械は屋外で使用されるため、冬季等、気温が低い状況下では、上記液体還元剤タンク内の尿素水等の液体還元剤が凍結して使用できなくなるという問題がある。
そこで、液体還元剤の凍結を防止できるように、或いは液体還元剤が凍結しても簡単に解凍可能なように、例えば油圧ショベルにおいて液体還元剤タンクをディーゼルエンジンに接近させて配設する構成が開示されている(特許文献1参照)。
特開2003−20936号公報
ディーゼルエンジンは、建設機械のうち路面工事に使用される転圧機械にも搭載されており、この転圧機械においても液体還元剤タンクをディーゼルエンジンの近傍に配置することが望ましい。
しかしながら、例えば振動ローラ車両のような転圧機械は、特許文献1に示すような油圧ショベル等の大型の建設機械に比べて小型であり、液体還元剤タンクをエンジンルーム内で単純にディーゼルエンジンの近傍に配設すると、ディーゼルエンジンに接近し過ぎ、却って過熱され易いという問題がある。
例えば液体還元剤が尿素水である場合、尿素水は所謂ポットライフ(使用可能期間)を確保できる温度が約40℃であるのに対し、転圧機械のエンジンルーム内の温度は約50〜70℃と高く、ディーゼルエンジンの近傍に設けた液体還元剤タンク内の尿素水の温度が当該ポットライフを確保できる温度である約40℃の温度を超えてしまい、液体還元剤の還元剤としての機能が大きく損なわれるという問題がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、NOx触媒装置にてNOxを還元する液体還元剤を貯留するための液体還元剤タンクを液体還元剤の凍結や過熱なく好適に配設した転圧機械を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の転圧機械は、ディーゼルエンジンと、前記ディーゼルエンジンから排出されるNOxを浄化するためのNOx触媒装置と、前記NOx触媒装置に供給されてNOxの還元を行う液体還元剤を貯留する還元剤タンクと、前記ディーゼルエンジンを収容するエンジン室と、前記エンジン室よりも前側に、該エンジン室と隔壁を挟んで隣接して形成され、前記還元剤タンクを収容する還元剤タンク室と、開閉可能にして前記エンジン室及び前記還元剤タンク室の双方を共に覆うよう設けられ、閉状態で前記隔壁の上縁と当接する蓋部材と、前記還元剤タンク室の前側の室壁に外気を導入可能に設けられた開口孔と、前記開口孔を開閉可能に覆う開口孔閉鎖部材と、前記隔壁に設けられた連通孔と、前記連通孔を開閉可能に覆う連通孔閉鎖部材とを備えたことを特徴とする。
請求項2の転圧機械では、請求項1において、前記転圧機械の作動中、前記連通孔が前記連通孔閉鎖部材で閉鎖されているときには前記開口孔は前記開口孔閉鎖部材で閉鎖されることなく開放され、前記開口孔が前記開口孔閉鎖部材で閉鎖されているときには前記連通孔は前記連通孔閉鎖部材で閉鎖されることなく開放されてなることを特徴とする。
請求項3の転圧機械では、請求項2において、前記開口孔閉鎖部材及び前記連通孔閉鎖部材は着脱可能な一の共通閉鎖部材を共用するものであり、前記転圧機械の作動中、前記開口孔及び前記連通孔のいずれか一方のみが前記共通閉鎖部材を用いて選択的に閉鎖されてなることを特徴とする。
請求項4の転圧機械では、請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記還元剤タンク室の側壁には、前記開口孔及び前記連通孔とは別に排気孔が設けられていることを特徴とする。
請求項5の転圧機械では、請求項1乃至のいずれかにおいて、前記転圧機械は、前部に路面を転圧する前部転圧ローラを有し、前記エンジン室は前記転圧機械の前記前部転圧ローラの後方に位置して設けられ、前記還元剤タンク室は前記前部転圧ローラの上方に位置して設けられていることを特徴とする。
請求項1の転圧機械によれば、転圧機械のエンジン室よりも前側に該エンジン室と隔壁を挟んで隣接して還元剤タンク室を設けるとともにエンジン室及び還元剤タンク室の双方を共に覆う開閉可能な蓋部材を閉状態で隔壁の上縁と当接するように設け、還元剤タンク室内に、ディーゼルエンジンから排出されるNOxをNOx触媒装置にて還元除去する液体還元剤を貯留するための還元剤タンクを収容するようにしている。
従って、還元剤タンクは、隔壁の上縁と蓋部材とが当接することによってディーゼルエンジンから隔絶されており、ディーゼルエンジンの発生する熱を直接受けないようにでき、還元剤タンク内の液体還元剤がディーゼルエンジンの発生する熱で過熱してしまわないようにできる。これにより、液体還元剤の還元剤としての機能を確保することができる。
しかも、転圧機械の還元剤タンク室の前側の室壁に外気を導入可能に開口孔を設けるとともに該開口孔を開閉可能に覆う開口孔閉鎖部材を設け、さらに隔壁に連通孔を設けるとともに該連通孔を開閉可能に覆う連通孔閉鎖部材を設けるようにしている。
従って、これら開口孔や連通孔を開閉することで、還元剤タンク室内に開口孔を介して外気を取り入れたり、連通孔を介してエンジン室内の暖気を取り入れたりすることができ、還元剤タンク内の液体還元剤の温度を適当な温度に調整することが可能である。
請求項2の転圧機械によれば、転圧機械の作動中、連通孔が連通孔閉鎖部材で閉鎖されているときには開口孔は前記開口孔閉鎖部材で閉鎖されることなく開放され、開口孔が開口孔閉鎖部材で閉鎖されているときには連通孔は連通孔閉鎖部材で閉鎖されることなく開放されてなる。
従って、連通孔が閉鎖されているときに開口孔が開放されることで、還元剤タンク室内に外気を取り入れる一方、還元剤タンク室内へのエンジン室内からの暖気の流入を遮断することができ、開口孔が閉鎖されているときに連通孔が開放されることで、還元剤タンク室内への外気の流入を遮断する一方、還元剤タンク室内にエンジン室内の暖気を取り入れることができる。
これにより、外気温が高いとき(夏季等)には、開口孔から還元剤タンク室内に外気を導入して還元剤タンク内の液体還元剤を冷却するようにでき、液体還元剤には所謂ポットライフ(使用可能期間)を確保できる温度が存在(尿素水で約40℃)しているところ、外気温が高いとき(夏季等)であっても、液体還元剤の温度が当該ポットライフを確保できる温度を極力超えないようにでき、液体還元剤の還元剤としての機能を良好に確保することができる。
また、外気温が低いとき(冬季等)には、ディーゼルエンジンが発生する熱によるエンジン室内の暖気を還元剤タンク室内に導入して還元剤タンク内の液体還元剤の温度低下による凍結を防止でき、或いは、例えばディーゼルエンジンの暖機運転時において還元剤タンク内の液体還元剤が凍結している場合には、エンジン室内の暖気で還元剤タンク内の液体還元剤を速やかに解凍することができ、外気温が低いとき(冬季等)であっても、やはり液体還元剤の還元剤としての機能を良好に確保することができる。
請求項3の転圧機械によれば、転圧機械の作動中、開口孔及び連通孔のいずれか一方のみが共通閉鎖部材を用いて選択的に閉鎖されてなるので、開口孔閉鎖部材と連通孔閉鎖部材とを共用化して製造コストを低減できるとともに作業効率を向上させつつ、液体還元剤の還元剤としての機能を良好に確保することができる。
請求項4の転圧機械によれば、還元剤タンク室の側壁には排気孔が設けられているので、外気温が高いとき(夏季等)には、還元剤タンク室内に開口孔から排気孔に流れる外気の流れを作り、還元剤タンク内の液体還元剤を良好に冷却でき、或いは、外気温が低いとき(冬季等)には、還元剤タンク室内に連通孔から排気孔に流れるエンジン室内の暖気の流れを作り、還元剤タンク内の液体還元剤の温度低下による凍結を良好に防止することができる。
請求項5の転圧機械によれば、還元剤タンク室は前部転圧ローラの上方に位置して設けられているので、還元剤タンク室は、少なくとも前部転圧ローラの直径分だけ地面から離間して高い位置にあることになり、還元剤タンク内の液体還元剤が地面の反射熱によって熱せられないようにでき、外気温が高いとき(夏季等)であっても、液体還元剤の温度が地面の反射熱で上昇しないようにできる。
また、還元剤タンク室が少なくとも前部転圧ローラの直径分だけ地面から離間して高い位置にあると、転圧機械の前端部分に位置する還元剤タンク室は、高さ方向の寸法が小さく容積が非常に小さくデッドスペースになり易いのであるが、かかるデッドスペースを有効に活用することができることにもなる。
本発明に係る振動ローラ車両の側面図である。 本発明に係る振動ローラ車両を前方より見た正面図である。 図1のA−A線に沿う振動ローラ車両の前部車体の横断面図である。 図3のB−B線に沿う振動ローラ車両の前部車体の縦断面図である。 開口孔を還元剤タンク室側から視た拡大図(a)及び(a)のC−C線に沿う前壁の断面図(b)である。 閉鎖部材の正面図(a)及び上面図(b)である。 閉鎖部材で開口孔を覆った状態の正面図(a)及び(a)のD−D線に沿う前壁の断面図(b)である。 連通孔を還元剤タンク室側から視た拡大図(a)及び(a)のE−E線に沿う隔壁の断面図(b)である。
以下、本発明に係る転圧機械の一実施形態について図面に基づき説明する。
本発明に係る転圧機械は、例えば舗装作業を行う振動ローラ車両であり、以下振動ローラ車両について説明する。
図1は、本発明に係る振動ローラ車両の全体を示す側面図であり、図2は振動ローラ車両を前方より見た正面図である。また、図3は図1のA−A線に沿う横断面図であり、図4は図3のB−B線に沿う縦断面図である。
振動ローラ車両は、大きくは前部転圧ローラ1を備えた前部車体2と後部転圧ローラ3を備えた後部車体4とから構成されている。これら前部車体2と後部車体4とはセンタピン5を介して水平方向に屈曲可能なアーティキュレート式に連結されており、振動ローラ車両は、前部車体2と後部車体4とを相互に屈曲することで車両の旋回を行うことが可能に構成されている。
前部転圧ローラ1はほぼ車幅と対応する長さを有する金属ドラムから構成され、前部車体2から下方に延設された左右一対の支持アーム6により回転可能に支持されている。一方、後部転圧ローラ3は2本一対のゴムタイヤ3a、3aの組が左右一対設けられて計4本のゴムタイヤ3aから構成され、後部車体4に設けられたアクスル7により回転可能に支持されている。
図3、4に示すように、前部車体2は、車体フレームが金属板からなる後壁30、一対の側壁31、31、前壁32及び底壁33で囲われて外殻が構成され、上部に金属板からなるフード(蓋部材)34が開閉可能に載置されて構成されている。また、後壁30と前壁32との間には、前部車体2の前方寄りに位置して隔壁36が設けられている。これより、後壁30、一対の側壁31、31及び隔壁36で囲われた空間がエンジンルーム(エンジン室)2aとして機能し、一方、隔壁36、一対の側壁31、31及び前壁32で囲われた空間が還元剤タンク室2bとして機能する。詳しくは、エンジンルーム2aの前方には前部転圧ローラ1が位置しており、ヘッドライト39、39が配設される前部車体2の前端部分は作業者の前方視認性を高めるためフード34の先端部分が斜め下方向に傾斜しており、故に当該前部車体2の前端部分に位置する還元剤タンク室2bは、少なくとも前部転圧ローラ1の直径分だけ地面から離間し、高さ方向の寸法がかなり小さく狭くなっている。
エンジンルーム2aには、パワーユニットとしてディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)20や油圧ポンプ(図示せず)等の機器が搭載され、エンジン20の駆動力はアクスル7を介して後部転圧ローラ3に伝達される。また、図示しないが、エンジン20の駆動により油圧ポンプから吐出される作動油は、例えば前部転圧ローラ1内に設けられた振動用モータに供給され、作動油の供給により振動用モータは路面の転圧時に前部転圧ローラ1を加振する。
後部車体4上の前側位置にはステアリング8を備えた操作台9が設置され、操作台9の後側には座席10が設置されている。座席10に着座した作業者はステアリング8及び足下のアクセルペダルやブレーキペダルの操作により振動ローラ車両を走行させ、舗装作業時には前部転圧ローラ1及び後部転圧ローラ3により路面の転圧を行なう。
後部車体4を構成する車体フレーム12は、座席10の直下及びその後側においてボックス状の貯水タンク収容部13を形成しており、貯水タンク収容部13内には貯水タンク14が設置されている。貯水タンク14は、前部転圧ローラ1及び後部転圧ローラ3の近傍に配設されたローラ散水ノズル15に配管を介して接続されている。具体的には、ローラ散水ノズル15は、後述するスクレーパ装置26、28にそれぞれ取り付けられている。これにより、舗装作業時には、前部転圧ローラ1及び後部転圧ローラ3へ砂利やアスファルト等の舗装材が付着しないよう、貯水タンク14に貯留された水をローラ散水ノズル15から前部転圧ローラ1及び後部転圧ローラ3や路面に散水可能である。
前部車体2には、前部転圧ローラ1に向けて延びるとともに前部転圧ローラ1の回転軸に沿う方向に延びてスクレーパ装置26、27が設けられており、これにより、前部転圧ローラ1に付着した砂利やアスファルト等の舗装材を掻き落とすことが可能である。また、後部車体4には、後部転圧ローラ3に向けて延びるとともに後部転圧ローラ3の回転軸に沿う方向に延びてスクレーパ装置28が設けられており、これにより、上記同様、後部転圧ローラ3に付着した砂利やアスファルト等の舗装材を掻き落とすことが可能である。
ところで、図3、4に示すように、エンジン20の排気通路には、エンジン20から排出されるNOxを浄化すべく、NOx触媒装置22が介装されている。NOx触媒装置22は例えばSCR触媒(Selective Catalytic Reduction触媒)等の選択還元型NOx触媒装置からなり、NOx触媒装置22の排気上流側に尿素水(液体還元剤)を供給することでNOx触媒装置22においてエンジン20から排出されるNOxを選択的に還元することが可能である。
そして、前部車体2には、NOx触媒装置22に尿素水を適宜供給可能なよう、尿素水を貯留しておく還元剤タンク24が搭載されている。詳しくは、還元剤タンク24は、上記還元剤タンク室2b内にほぼ車幅方向中央に位置して設けられている。即ち、還元剤タンク24は、隔壁36を挟んでエンジンルーム2aより前方に位置する還元剤タンク室2b内に設けられている。尿素水はエンジン20の燃料(軽油)に対し5重量%程度使用することから、給油と同時に尿素水も補給するのであれば、燃料タンク(図示せず)が例えば50リットルである場合には還元剤タンク24は約2.5リットルの容量である。なお、還元剤タンク24とNOx触媒装置22とは尿素水供給管路23によって接続されている。
図4に示すように、隔壁36の上縁とフード34の下面とは当接しており、これによりエンジンルーム2aと還元剤タンク室2bとで空間が完全に分離されている。より詳しくは、フード34には、下面に位置し、吸音、断熱等を目的として柔軟なラバー材等からなるインシュレータ35が貼付されており、これにより、隔壁36の上縁は当該インシュレータ35と密接し、隔壁36の上縁とフード34の下面との当接部分においてエンジンルーム2aと還元剤タンク室2bとはほぼ気密に分離されている。
図2、3に示すように、前壁32には、前部車体2の幅方向で左右対称に位置して一対の開口孔32a、32aが設けられている。これら開口孔32a、32aの還元剤タンク室2b側には開口孔32a、32aを覆うようにして閉鎖部材(開口孔閉鎖部材)40が着脱自在にそれぞれ配設されており、閉鎖部材40によって開口孔32a、32aを開閉可能である。
図5には、開口孔32aを還元剤タンク室2b側から視た拡大図(a)及び(a)のC−C線に沿う前壁32の断面図(b)が示され、図6には、閉鎖部材40の正面図(a)及び上面図(b)が示され、図7には、閉鎖部材40で開口孔32aを覆った状態の正面図(a)及び(a)のD−D線に沿う前壁32の断面図(b)が示されている。
図2、5に示すように、開口孔32aは、例えば縦方向に延びる長尺の複数(ここでは4本)のスリットにより構成されている。一方、図6に示すように、閉鎖部材40は、端部に立ちフランジ41の形成された板状の金属部材であって、開口孔32aを構成する複数のスリットに対応して、上記同様の複数(4本)のスリットからなる開口孔40aが形成されて構成されている。なお、開口孔32a及び開口孔40aの各スリット間の部材幅はスリット幅と同一またはスリット幅よりも広く設定されている。そして、前壁32には開口孔32aを上下で挟むようにして閉鎖部材40を前壁32の面に沿い車幅方向にスライド可能且つ保持可能に上下一対のガイド部材32b、32bが設けられている。これにより、閉鎖部材40を図7に実線及び二点鎖線で示すようにガイド部材32b、32bに沿って矢印方向にスライドさせ、開口孔32a及び開口孔40aの各スリット同士の相対位置を変えることで、開口孔32aの開度を適宜調節可能であり、開口孔32aを開閉可能である。
また、図3に示すように、隔壁36には、エンジン20の冷却ファン21の送風を受けることが可能なように、一方の側壁31寄りに位置して連通孔36aが設けられている。そして、連通孔36aの還元剤タンク室2b側には連通孔36aを覆うようにして閉鎖部材(連通孔閉鎖部材)44が着脱自在に配設されており、閉鎖部材44によって連通孔36aを開閉可能である。
図8には、連通孔36aを還元剤タンク室2b側から視た拡大図(a)及び(a)のE−E線に沿う隔壁36の断面図(b)が示されており、同図に示すように、連通孔36aは、上記開口孔32aと全く同様に、例えば縦方向に延びる長尺の複数(ここでは4本)のスリットにより構成され、隔壁36には連通孔36aを上下で挟むようにして閉鎖部材44を隔壁36の面に沿い車幅方向にスライド可能且つ保持可能に上下一対のガイド部材36b、36bが設けられている。閉鎖部材44は、上記図6、7に併せて示すように、閉鎖部材40と構造は全く同一であって開口孔44aを有している。これにより、閉鎖部材40と同様、閉鎖部材44を図7に実線及び二点鎖線で示すようにガイド部材36bに沿って矢印方向にスライドさせ、連通孔36a及び開口孔44aの各スリット同士の相対位置を変えることで、連通孔36aの開度を適宜調節可能であり、連通孔36aを開閉可能である。
なお、閉鎖部材40と閉鎖部材44とは構造が同一であるため、閉鎖部材40を連通孔36aの開閉にも使用することができ、逆に閉鎖部材44を開口孔32aの開閉に使用することもでき、閉鎖部材40と閉鎖部材44とを共通閉鎖部材として共用可能である。
また、図3に示すように、連通孔36aから離間した側の側壁31の還元剤タンク室2bの部分には、上記開口孔32aや連通孔36aとは別に排気孔31aが設けられている。
以下、このように還元剤タンク室2bに配設された還元剤タンク24並びに開口孔32a及び連通孔36aにより生じる本発明に係る作用効果について説明する。
上述したように、還元剤タンク室2bとエンジンルーム2aとは隔壁36の上縁と蓋部材34とが当接することによって空間が完全に分離されており、還元剤タンク24は、エンジンルーム2aよりも前方に位置する還元剤タンク室2b内にエンジン20から隔絶されて配設されている。従って、還元剤タンク24は、エンジン20の発生する熱を直接受けないようにできる。これにより、還元剤タンク24内の尿素水がエンジン20の発生する熱で過熱してしまわないようにできる。
また、上述したように、還元剤タンク室2bは、少なくとも前部転圧ローラ1の直径分だけ地面から離間して高い位置にあることから、還元剤タンク24内の尿素水が地面の反射熱によって熱せられることもない。
また、前部車体2の前端部分は、このように少なくとも前部転圧ローラ1の直径分だけ地面から離間し、且つ、作業者の前方視認性を高めるためフード34の先端部分は斜め下方向に傾斜していることから、前部車体2の前端部分に位置する還元剤タンク室2bは、高さ方向の寸法が小さく容積が非常に小さくデッドスペースになり易いところ、当該前部車体2の前端部分を還元剤タンク室2bとし、この還元剤タンク室2bに還元剤タンク24を収容することにより、このようなデッドスペースを有効に活用することができることにもなる。
そして、前壁32には、一対の開口孔32a、32aが閉鎖部材40により開閉可能に設けられており、隔壁36には、連通孔36aが閉鎖部材44により開閉可能に設けられている。従って、これら開口孔32a、32aや連通孔36aを開閉することで、還元剤タンク室2b内に開口孔32a、32aを介して外気を取り入れたり、連通孔36aを介してエンジンルーム2a内の暖気を取り入れたりすることができ、還元剤タンク24内の尿素水の温度を適当な温度に調整することが可能である。以下、場合を分けて具体的に説明する。
[外気温が高いとき(夏季等)]
外気温が高いとき(夏季等)には、還元剤タンク24がエンジン20の発生する熱を受けると尿素水が過熱してしまうことから、連通孔36aについては閉鎖部材44で閉鎖し、開口孔32a、32aについては、閉鎖部材40を開位置までスライドさせ、或いは閉鎖部材40を完全に取り外すようにして開放する。この場合、上述したように、閉鎖部材40と閉鎖部材44とは共通閉鎖部材として共用可能であることから、取り外した一の閉鎖部材40を閉鎖部材44として共用して連通孔36aを閉鎖するようにしてもよい。
このように、連通孔36aを閉鎖する一方で開口孔32a、32aを開放すると、エンジンルーム2aと還元剤タンク室2bとを隔壁36で完全に遮断し、エンジンルーム2a内の暖気が還元剤タンク室2b内に流入しないようにできるとともに、振動ローラ車両の走行時、特に振動ローラ車両が前進するときにおいて、図3に実線矢印で示すように、開口孔32a、32aから還元剤タンク室2b内に外気を導入し排気孔31aから排出するようにして還元剤タンク室2b内に良好に外気の流れを作るようにでき、還元剤タンク24内の尿素水を冷却して過熱させないようにできる。
これにより、尿素水は所謂ポットライフ(使用可能期間)を確保できる温度が約40℃であるところ、外気温が高いとき(夏季等)であっても、尿素水の温度が当該ポットライフを確保できる約40℃を極力超えないようにでき、尿素水のNOx還元剤としての機能を良好に確保することができる。
この際、閉鎖部材40と閉鎖部材44とを共通閉鎖部材として共用するようにすれば、製造コストを低減できるとともに作業効率を向上させることもできる。
[外気温が低いとき(冬季等)]
外気温が低いとき(冬季等)には、還元剤タンク24内の尿素水は温度が低下して凍結し易いことから、開口孔32a、32aについては閉鎖部材40で閉鎖し、連通孔36aについては閉鎖部材44を開位置にスライドさせ、或いは閉鎖部材44については完全に取り外すようにして開放する。この場合、上述したように、閉鎖部材40と閉鎖部材44とは共通閉鎖部材として共用可能であることから、取り外した閉鎖部材44を閉鎖部材40として共用して開口孔32aを閉鎖するようにしてもよい。
このように、開口孔32a、32aを閉鎖する一方で連通孔36aを開放すると、低温の外気を還元剤タンク室2b内に取り入れないようにできるとともに、エンジンルーム2aと還元剤タンク室2bとを連通孔36aを介して連通させ、図3に破線矢印で示すように、エンジン20が発生する熱によるエンジンルーム2a内の暖気を還元剤タンク室2b内に導入し排気孔31aから排出するようにして還元剤タンク室2b内に良好に暖気の流れを作るようにでき、還元剤タンク24内の尿素水の温度低下による凍結を防止できる。或いは、例えばエンジン20の暖機運転時において、還元剤タンク24内の尿素水が凍結している場合であっても、エンジンルーム2a内の暖気で還元剤タンク24内の尿素水を速やかに解凍することができる。
ここでは特に、連通孔36aは、エンジン20の冷却ファン21の送風を受けることが可能なよう一方の側壁31寄りに位置して設けられているので、エンジン20の冷却ファン21の送風によってエンジンルーム2a内を側壁31に沿って流れる暖気を良好に還元剤タンク室2b内に導入し、還元剤タンク24内の尿素水を急速に昇温させることができる。
これにより、外気温が低いとき(冬季等)であっても、やはり尿素水のNOx還元剤としての機能を良好に確保することができる。
この際、閉鎖部材40と閉鎖部材44とを共通閉鎖部材として共用することで、やはり製造コストを低減できるとともに作業効率を向上させることもできる。
[外気温がやや高いとき或いはやや低いとき(春季、秋季等)]
外気温がやや高いとき或いはやや低いとき(春季、秋季等)には、開口孔32a、32a及び連通孔36aの開度をそれぞれ閉鎖部材40と閉鎖部材44とを適宜スライドさせて調節する。
これにより、外気温がやや高いとき或いはやや低いとき(春季、秋季等)においても、やはり尿素水のNOx還元剤としての機能を良好に確保することができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば上記実施形態では、開口孔32a、32a及び連通孔36aを全く同様のスリットで構成し、同様のスリットからなる開口孔40a及び開口孔44aを有した全く同様の構造の閉鎖部材40及び閉鎖部材44によって開口孔32a、32a及び連通孔36aの開度をそれぞれ調節し、開口孔32a、32a及び連通孔36aの開閉を行うようにしたが、開口孔32a、32a及び連通孔36aはスリットに限られるものではなく単なる孔であってもよいし、これら全てを同様にしなくてもよく、閉鎖部材40及び閉鎖部材44についても単なる閉鎖板やグロメットで構成してもよいし、全てを同様の構造にしなくてもよい。さらに、閉鎖部材40及び閉鎖部材44については開閉可能なルーバー等の開閉扉で構成してもよい。
また、上記実施形態では、前壁32に一対の開口孔32a、32aを設け、隔壁36に一つの連通孔36aを設けるようにしたが、これらはそれぞれ単数であっても複数であってもよく、前壁32に一つの開口孔32aを設ける一方、隔壁36に連通孔36aを複数設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、閉鎖部材40及び閉鎖部材44を還元剤タンク室2b側に設けるようにしたが、閉鎖部材40を前壁32の外側に、閉鎖部材44をエンジンルーム2a側に設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、連通孔36aから離間した側の側壁31の還元剤タンク室2bの部分に排気孔31aを設けるようにしたが、排気孔31aを複数設けるようにしてもよいし、例えば側壁31とフード34との間に隙間があるような場合には、特に排気孔31aを設けなくてもよく、かかる隙間を排気孔31aの代用としてもよい。
1 前部転圧ローラ
2 前部車体
2a エンジンルーム(エンジン室)
2b 還元剤タンク室
20 ディーゼルエンジン
22 NOx触媒装置
24 還元剤タンク
31 側壁
31a 排気孔
32 前壁
32a 開口孔
34 フード(蓋部材)
36 隔壁
36a 連通孔
40 閉鎖部材(開口孔閉鎖部材)
40a 開口孔
44 閉鎖部材(連通孔閉鎖部材)
44a 開口孔

Claims (5)

  1. ディーゼルエンジンと、
    前記ディーゼルエンジンから排出されるNOxを浄化するためのNOx触媒装置と、
    前記NOx触媒装置に供給されてNOxの還元を行う液体還元剤を貯留する還元剤タンクと
    前記ディーゼルエンジンを収容するエンジン室と
    前記エンジン室よりも前側に、該エンジン室と隔壁を挟んで隣接してされ、前記還元剤タンクを収容する還元剤タンク室と、
    開閉可能にして前記エンジン室及び前記還元剤タンク室の双方を共に覆うよう設けられ、閉状態で前記隔壁の上縁と当接する蓋部材と、
    前記還元剤タンク室の前側の室壁に外気を導入可能に設けられた開口孔と、
    前記開口孔を開閉可能に覆う開口孔閉鎖部材と、
    前記隔壁に設けられた連通孔と、
    前記連通孔を開閉可能に覆う連通孔閉鎖部材と
    を備えたことを特徴とする転圧機械。
  2. 前記転圧機械の作動中、前記連通孔が前記連通孔閉鎖部材で閉鎖されているときには前記開口孔は前記開口孔閉鎖部材で閉鎖されることなく開放され、前記開口孔が前記開口孔閉鎖部材で閉鎖されているときには前記連通孔は前記連通孔閉鎖部材で閉鎖されることなく開放されてなることを特徴とする、請求項1記載の転圧機械。
  3. 前記開口孔閉鎖部材及び前記連通孔閉鎖部材は着脱可能な一の共通閉鎖部材を共用するものであり、
    前記転圧機械の作動中、前記開口孔及び前記連通孔のいずれか一方のみが前記共通閉鎖部材を用いて選択的に閉鎖されてなることを特徴とする、請求項2記載の転圧機械。
  4. 前記還元剤タンク室の側壁には、前記開口孔及び前記連通孔とは別に排気孔が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の転圧機械。
  5. 前記転圧機械は、前部に路面を転圧する前部転圧ローラを有し、
    前記エンジン室は前記転圧機械の前記前部転圧ローラの後方に位置して設けられ、前記還元剤タンク室は前記前部転圧ローラの上方に位置して設けられていることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1項に記載の転圧機械。
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