JP5997242B2 - 作業車両 - Google Patents
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Description
図7に示すステップS100においては、算出した負荷率Lが設定した重負荷値L1よりも大きいか否かについて判断する。負荷率Lが重負荷値L1よりも大きい場合には、エンジン回転数Nrがエンジン回転数上限値Nmaxよりも小さいか否かについて判断し(ステップS105)、負荷率Lが重負荷値L1以下の場合には、ステップS120に移行する。ステップS105において、エンジン回転数Nrがエンジン回転数変更上限値Nmaxよりも小さい場合には、エンジン回転数変更アクチュエータ93を駆動して、エンジン回転数Nrを増加させる(ステップS110)。そして、ステップS100に戻る。ステップS105において、エンジン回転数Nrがエンジン回転数上限値Nmax以上の場合には、エンジン回転数上限値Nmaxに維持させてステップS120に移行する。
ステップS120においては、負荷率Lが重負荷値L2よりも大きいか否かについて判断する。負荷率Lが重負荷値L2よりも大きい場合には、目標車速Vsが車速下限値Vminよりも速いか否かについて判断する(ステップS125)。負荷率Lが重負荷値L2以下の場合には、ステップS140に移行する。ステップS125において、車速Vが車速下限値Vminよりも速い場合には、変速アクチュエータ91を駆動することにより、車速Vを減少させる(ステップS130)。そして、ステップS120に戻る。ステップS125において、目標車速Vsが車速下限値Vmin以下である場合には、目標車速Vsを車速下限値Vminに維持させてステップS140に移行する。
図7に示すステップS140においては、負荷率Lが軽負荷値L3よりも小さいか否かについて判断する。負荷率Lが軽負荷値L3よりも小さい場合には、車速Vと目標車速Vsとが同じであるか否かについて判断し(ステップS145)、負荷率Lが軽負荷値L3以上の場合には、適正負荷範囲にあるので、エンジン回転数及び車速を維持する。ステップS145において、車速Vが目標車速Vsでないときには、変速アクチュエータ91を駆動することにより、車速Vを目標車速Vsにする(ステップS150)。そして、ステップS140に移行する。ステップS145において、車速Vが目標車速Vsであるときには、ステップS160に移行する。
ステップS160においては、負荷率Lが軽負荷値L4よりも小さいか否かについて判断する。負荷率Lが軽負荷値L4よりも小さい場合には、エンジン回転数Nrがエンジン回転数下限値Nminよりも大きいか否かについて判断する(ステップS165)。負荷率Lが軽負荷値L4以上の場合には、エンジン回転数及び車速を維持し、最初に戻る。ステップS165において、エンジン回転数Nrがエンジン回転数下限値Nminよりも大きい場合には、エンジン回転数変更アクチュエータ93を駆動することにより、エンジン回転数Nrをエンジン回転数変更量設定ダイヤル82で設定した変更量だけ減少させる(ステップS170)。そして、S160に戻る。ステップS165において、エンジン回転数Nrがエンジン回転数下限値Nmin以下である場合には、エンジン回転数下限値Nminに維持し、最初に戻る。
図8に示すステップS200においては、負荷率Lが重負荷値L1よりも大きいか否かについて判断する。負荷率Lが重負荷値L1よりも大きい場合には、エンジン回転数Nrがエンジン回転数上限値Nmaxよりも小さいか否かについて判断する(ステップS205)。負荷率Lが重負荷値L1以下の場合には、ステップS220に移行する。ステップS205において、エンジン回転数Nrがエンジン回転数上限値Nmaxよりも小さい場合には、エンジン回転数変更アクチュエータ93を駆動することにより、エンジン回転数Nrを増加させる(ステップS210)。そして、ステップS200に戻る。ステップS205において、エンジン回転数Nrがエンジン回転数上限値Nmax以上の場合には、ステップS220に移行する。
ステップS220においては、負荷率Lが重負荷値L2よりも大きいか否かについて判断する。負荷率Lが重負荷値L2よりも大きい場合には、目標車速Vsが車速下限値Vminよりも速いか否かについて判断する(ステップS225)。負荷率Lが重負荷値L2以下の場合には、最初に戻る。ステップS225において、目標車速Vsが車速下限値Vminよりも大きい場合には、変速アクチュエータ91を駆動することにより、車速Vを減少させる(ステップS230)。そして、ステップS220に戻る。ステップS225において、目標車速Vsが車速下限値Vmin以下である場合には、最初に戻る。
図9に示すステップS300においては、負荷率Lが軽負荷値L4よりも小さいか否かについて判断する。負荷率Lが軽負荷値L4よりも小さい場合には、エンジン回転数Nrがエンジン回転数下限値Nminよりも大きいか否かについて判断する(ステップS305)。負荷率Lが重負荷値L4以上の場合には、最初に戻る。ステップS305において、エンジン回転数Nrがエンジン回転数下限値Nminよりも大きい場合には、エンジン回転数変更アクチュエータ93を駆動することにより、エンジン回転数Nrをエンジン回転数変更量設定ダイヤル82で設定した変更量だけ減少させ、(ステップS310)、ステップS300に戻る。ステップS305において、エンジン回転数Nrがエンジン回転数下限値Nmin以下である場合には、最初に戻る。
図10に示すステップS400においては、負荷率Lが重負荷値L2よりも大きいか否かについて判断する。負荷率Lが重負荷値L2よりも大きい場合には、目標車速Vsが車速下限値Vminよりも速いか否かについて判断する(ステップS405)。負荷率Lが重負荷値L2以下の場合には、最初に戻る。ステップS405において、目標車速Vsが車速下限値Vminよりも大きい場合には、変速アクチュエータ91を駆動することにより、車速Vを減少させる(ステップS410)。そして、ステップS400に戻る。ステップS405において、目標車速Vsが車速下限値Vmin以下である場合には、最初に戻る。
なお、微小時間d2の長さは変更することができ、0に設定することも可能である。車速Vを減少させる速さは、副変速機構43の状態に基づいて決定される。車速Vの減少は、負荷率Lが重負荷値L2(L1)以下となる時点(T3)まで続き、T3以降はエンジン回転数Nrは変更上限値のまま及び車速VはT3時点での減少した速度のままで維持される。さらに、負荷率Lが軽負荷値L3よりも小さくなった時点(T4)から、微小時間d3の間負荷率Lが軽負荷値L3よりも小さくなった状態が持続した場合には、車速Vは目標車速Vsと異なっているので、車速Vを目標車速Vsに戻すために増加させる。なお、微小時間d3の長さは変更することができ、0に設定することも可能である。車速Vが目標車速Vsと等しくなった時点(T5)においても、負荷率Lが軽負荷値L4(L3)よりも小さい状態が微小時間d4の間持続している場合には、エンジン回転数変更アクチュエータ93を駆動することにより、エンジン回転数Nrを減少させる。なお、微小時間d4の長さは変更することができ、0に設定することも可能である。エンジン回転数Nrを増加させる速さは副変速機構43の状態に基づいて決定される。エンジン回転数Nrの減少は、負荷率Lが軽負荷値L4(L3)以上となる時点(T6)まで続き、T6以降はエンジン回転数NrはT6時点での減少したエンジン回転数のまま及び車速Vは目標車速Vsのままで維持される。
5 エンジン
61 車速検出手段
70 エンジン回転数設定手段
71 エンジン回転数検出手段
80 制御選択スイッチ
81 モード操作スイッチ
82 エンジン回転数変更量設定ダイヤル
83 車速変更量設定ダイヤル
84 閾値設定ダイヤル
85 表示部
91 変速アクチュエータ
93 エンジン回転数変更アクチュエータ
100 制御装置
Claims (3)
- エンジン回転数検出手段と、エンジン回転数設定手段と、エンジン回転数変更アクチュエータと、車速検知手段と、無段変速装置と、無段変速装置を変速する変速アクチュエータと、負荷検知手段と、エンジン回転数及び車速を制御する制御装置とを備える作業車両において、
エンジン負荷が、設定した軽負荷値よりも大きい場合、エンジンの回転数及び車速を維持するように、エンジン回転数変更アクチュエータと変速アクチュエータを制御し、
エンジン負荷が設定した軽負荷値よりも小さい場合、車速を一定に維持しながらエンジン回転数を減少させるように、エンジン回転数変更アクチュエータと変速アクチュエータを制御する構成とした
こと特徴とする作業車両。 - エンジン回転数の変更量を設定するエンジン回転数変更量設定手段を備え、エンジン負荷が設定した軽負荷値よりも小さい場合、エンジン回転数を前記変更量の範囲内で減少させるように、エンジン回転数変更アクチュエータを制御する構成としたことを特徴とする請求項1記載の作業車両。
- エンジン負荷が設定した軽負荷値よりも小さい場合、エンジン回転数が前記エンジン回転数変更量設定手段が設定するエンジン回転数下限値よりも小さくならないように、エンジン回転数を前記変更量の範囲内で減少させるように、エンジン回転数変更アクチュエータを制御する構成としたことを特徴とする請求項2記載の作業車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014248490A JP5997242B2 (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | 作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014248490A JP5997242B2 (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | 作業車両 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013155075A Division JP5762482B2 (ja) | 2013-07-25 | 2013-07-25 | 作業車両 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016165025A Division JP6323918B2 (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 作業車両 |
Publications (2)
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JP5997242B2 true JP5997242B2 (ja) | 2016-09-28 |
Family
ID=52815627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014248490A Active JP5997242B2 (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | 作業車両 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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-
2014
- 2014-12-08 JP JP2014248490A patent/JP5997242B2/ja active Active
Also Published As
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