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JP5983150B2 - ロボットシステムおよびロボットハンド - Google Patents

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Description

この発明は、ロボットシステムおよびロボットハンドに関し、特に、柔軟物を搬送するロボットシステムおよびロボットハンドに関する。
従来、柔軟物を搬送するロボットシステムおよびロボットハンドが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ベルトコンベア(コンベア)により搬送される食製品(柔軟物)を、ベルトコンベアから持ち上げて保持して搬送するロボットハンドを含む搬送用ロボット(ロボット)と、搬送用ロボットのロボットハンドの動作を制御する制御手段(制御部)とを備えた食製品搬送システム(ロボットシステム)が開示されている。
WO2011/152520A1
しかしながら、上記特許文献1に開示された食製品搬送システム(ロボットシステム)では、ロボットハンドにより食製品(柔軟物)をベルトコンベア(コンベア)から持ち上げるように構成されており、柔軟で変形しやすい食製品を変形させないようにロボットハンドの力を調整しながら食製品を持ち上げる必要がある。このため、ロボットハンドの制御が複雑になるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、柔軟物の搬送の際の制御が複雑になるのを抑制することが可能なロボットシステムおよびロボットハンドを提供することである。
第1の局面によるロボットシステムは、コンベアにより搬送される柔軟物をコンベアの下側で受け取り、柔軟物を折り畳んで加工して搬送するロボットハンドを含むロボットと、ロボットによる柔軟物の加工および搬送の制御を行う制御部とを備える。
第1の局面によるロボットシステムでは、上記のように構成することによって、柔軟物が落ちてくる所定の位置にロボットハンドを移動させる制御を行うだけで、ロボットハンドにより柔軟物をコンベアの下側で受け取ることができるので、柔軟物を持ち上げる場合と異なり、柔軟物の搬送の際の制御が複雑になるのを抑制することができる。また、柔軟物を搬送するロボットハンドを、柔軟物を加工する作業にも利用することができるので、柔軟物を加工するロボットハンドを別個に設ける必要がない。
第2の局面によるロボットハンドは、コンベアにより搬送される柔軟物をコンベアの下側で受け取り、柔軟物を折り畳んで加工して搬送するハンド部を備える。
第2の局面によるロボットハンドでは、上記のように構成することによって、柔軟物が落ちてくる所定の位置にロボットハンドを移動させる制御を行うだけで、ロボットハンドにより柔軟物をコンベアの下側で受け取ることができるので、柔軟物を持ち上げる場合と異なり、柔軟物の搬送の際の制御が複雑になるのを抑制することが可能なロボットハンドを提供することができる。また、柔軟物を搬送するロボットハンドを、柔軟物を加工する作業にも利用することができるので、柔軟物を加工するロボットハンドを別個に設ける必要がない。
上記ロボットシステムおよびロボットハンドによれば、柔軟物の搬送の際の制御が複雑になるのを抑制することができる。
本実施形態によるロボットシステムの全体構成を示した平面図である。 本実施形態によるロボットシステムの柔軟物受け取り位置に位置するハンド部を示した斜視図である。 本実施形態によるロボットシステムの柔軟物受け取り位置に位置するハンド部を示した側面図である。 本実施形態によるロボットシステムの柔軟物を受け取った状態のハンド部を示した斜視図である。 本実施形態によるロボットシステムの柔軟物を折り畳んで加工している途中の状態のハンド部を示した斜視図である。 本実施形態によるロボットシステムの折り畳んで加工した状態の柔軟物を保持している状態のハンド部を示した斜視図である。 本実施形態によるロボットシステムの柔軟物を載置する前のハンド部を示した断面図である。 本実施形態によるロボットシステムの柔軟物を載置する際のハンド部を示した断面図である。 本実施形態によるロボットシステムの柔軟物を載置した後のハンド部を示した斜視図である。 本実施形態によるロボットシステムのセンサ近傍を示した平面図である。 本実施形態によるロボットシステムの柔軟物の傾きを説明するための図である。 本実施形態によるロボットシステムのセンサによる柔軟物の検知信号を示した図である。 本実施形態によるロボットシステムのロボットコントローラによる柔軟物の傾き検知処理を説明するためのフローチャートである。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図10を参照して、本実施形態によるロボットシステム100の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態によるロボットシステム100は、ロボット1と、ロボット1に取り付けられたハンド部11と、ロボット2と、ロボット2に取り付けられたハンド部21と、ロボットコントローラ3とを備える。また、ロボットシステム100は、図10に示すように、第1センサ41、第2センサ42、第3センサ43および第4センサ44を備える。また、ロボットシステム100は、図1に示すように、コンベア4により搬送される柔軟物6をコンベア4の下側(Z1方向側、図2参照)で受け取り、柔軟物6を加工して型枠5に搬送するためのシステムである。なお、ロボット1およびロボット2は、それぞれ、「第1ロボット」および「第2ロボット」の一例である。また、ロボットコントローラ3は、「制御部」の一例である。また、型枠5は、「箱状の入れ物」の一例である。また、ハンド部11は、「ロボットハンド」および「第1ロボットハンド」の一例である。また、ハンド部21は、「ロボットハンド」および「第2ロボットハンド」の一例である。また、第3センサ43および第4センサ44は、「センサ」の一例である。
ロボット1(2)は、図1に示すように、垂直多関節ロボットからなる。また、ロボット1(2)のアーム12(22)には、関節を駆動するためのサーボモータ(図示せず)が内蔵されており、このサーボモータの駆動は、ロボットコントローラ3によって制御されるように構成されている。ロボット1は、コンベア4の搬送方向の下流側(X1方向側)のY1側に配置されている。ロボット2は、ロボット1に隣接するように、コンベア4の搬送方向の下流側(X1方向側)のY2側に配置されている。アーム12(22)の先端には、ハンド部11(21)が取り付けられている。
また、ロボット1およびロボット2は、ロボットコントローラ3の制御により、互いに干渉しないように駆動するように構成されている。具体的には、ロボット1およびロボット2は、それぞれ、Y方向における中心線200を越えないように駆動するように構成されている。つまり、ロボット1は、中心線200よりY1方向側で駆動し、ロボット2は、中心線200よりY2方向側で駆動するように構成されている。言い換えると、中心線200よりY1方向側およびY2方向側でコンベア4により搬送される柔軟物6は、それぞれ、ロボット1およびロボット2により、加工および搬送されて、それぞれ、型枠5のY1方向側およびY2方向側に2列に載置される。
ここで、本実施形態では、ハンド部11(21)は、コンベア4により搬送される柔軟物6をコンベア4の下側(Z1方向側)で受け取り、柔軟物6を加工して搬送するために用いられる。また、ハンド部11(21)は、図1に示すように、型枠5の中に、複数の柔軟物6を隣接して載置するように構成されている。ハンド部11は、柔軟物6を受け取る際に、コンベア4の搬送方向の下流側(X1方向側)のY1側に配置されている。ハンド部21は、ハンド部11に隣接するように、コンベア4の搬送方向の下流側(X1方向側)のY2側に配置されている。また、ハンド部11は、隣接するハンド部21側と反対側(Y1方向側)でロボット1のアーム12に装着されている。ハンド部21は、隣接するハンド部11側と反対側(Y2方向側)でロボット2のアーム22に装着されている。
また、ハンド部11(21)は、第1受部111(211)と、第2受部112(212)と、エアチャック113(213)と、エアシリンダ114(214)とを含む。第1受部111(211)は、第1壁部111a(211a)と、底部111b(211b)と、第2壁部111c(211c)とを有する。第2受部112(212)は、第1壁部112a(212a)と、底部112b(212b)と、第2壁部112c(212c)とを有する。なお、エアチャック113(213)は、「第1エア駆動部」の一例である。また、エアシリンダ114(214)は、「第2エア駆動部」の一例である。
ここで、ハンド部11および21は、同様の構成であるため、ハンド部11について主に説明し、ハンド部21の説明は省略する。
ハンド部11の第1受部111および第2受部112は、柔軟物6をコンベア4から受け取り、加工して、保持するように構成されている。また、第1受部111および第2受部112は、保持した柔軟物6を、搬送するとともに型枠5に載置するように構成されている。具体的には、第1受部111および第2受部112は、図2に示すように、柔軟物6をコンベア4の下側(Z1方向側)で受け取る際に、柔軟物6の長手方向(Y方向)に沿って配置されている。つまり、第1受部111および第2受部112は、柔軟物6をコンベア4の下側(Z1方向側)で受け取る際に、コンベア4の搬送方向(X方向)と直交する方向(Y方向)に沿って配置されている。
また、第1受部111および第2受部112は、図3および図4に示すように、略U字形状の断面を有するように形成されている。具体的には、第1受部111(第2受部112)は、柔軟物6をコンベア4の下側(Z1方向側)で受け取る際に、コンベア4側と反対側(X1方向側)に配置された第1壁部111a(112a)と、下側(Z1方向側)に配置された底部111b(112b)と、コンベア4側(X2方向側)に配置された第2壁部111c(112c)とにより、断面が略U字形状になるように形成されている。第1壁部111a(112a)は、図3に示すように、底部111b(112b)に対して、角度α(たとえば、70度)を有して外側に傾斜するように形成されている。第2壁部111c(112c)は、底部111b(112b)に対して、角度β(たとえば、40度)を有して外側に傾斜するように形成されている。つまり、第2壁部111c(112c)は、第1壁部111a(112a)よりも緩い角度で外側に傾斜するように形成されている。また、第1受部111および第2受部112は、図2に示すように、柔軟物6をコンベア4の下側(Z1方向側)で受け取る際に、コンベア4の搬送方向(X方向)と直交する方向(Y方向)に延びるように形成されている。
また、第1受部111および第2受部112は、図5および図6に示すように、柔軟物6を受け取った側(内側)が互いに対向するように移動させることにより、柔軟物6を折り畳んで加工するとともに、加工した状態で柔軟物6を保持するように構成されている。つまり、第1受部111および第2受部112は、コンベア4から受け取ったY方向に沿って延びる柔軟物6を、第1受部111および第2受部112により挟むようにして略中央で折り畳むように構成されている。
また、第1受部111(第2受部112)は、図7および図8に示すように、保持した柔軟物6を載置する際に、柔軟物6の長手方向(X方向)に沿って延びる回動軸115a(116a)を中心に回動するように構成されている。これにより、第1壁部111a(112a)が、保持した柔軟物6側(Z1方向側)に押出されるように移動される。つまり、第1受部111(第2受部112)は、保持した柔軟物6を型枠5に載置する際に、柔軟物6の上方に位置する第1壁部111a(112a)により、柔軟物6を下方に押出すように構成されている。また、第2壁部111c(112c)が、第1受部111(第2受部112)の外側に向かって移動される。つまり、第1受部111(第2受部112)は、保持した柔軟物6を載置する際に、柔軟物6よりも下方に位置する第2壁部111c(112c)により、載置する柔軟物6が他の柔軟物6に重ならないように載置位置の周囲の他の柔軟物6を第1受部111(第2受部112)の外側(Y1方向側(Y2方向側))に移動させるように構成されている。
ハンド部11は、図2に示すように、さらに、第1受部111を支持するアーム115と、第2受部112を支持するアーム116と、エアシリンダ114の駆動を第1受部111に伝達する連結部117と、エアシリンダ114の駆動を第2受部112に伝達する連結部118と、エアシリンダ114の駆動を連結部117および118に伝達するプレート119とを有する。
エアチャック113は、第1受部111および第2受部112の柔軟物6を受け取った側(内側)が互いに対向するように第1受部111および第2受部112を移動(回動)させるように構成されている。具体的には、エアチャック113は、図2に示すように、開閉するように回動するフィンガ部113aおよび113bを有する。また、エアチャック113には、駆動のためのエアを供給する1対のチューブ113cが取り付けられている。フィンガ部113aには、第1受部111を支持するアーム115が取り付けられている。また、フィンガ部113bには、第1受部111を支持するアーム115が取り付けられている。図5に示すように、エアチャック113は、エア駆動により、フィンガ部113aをA1方向に回動し、フィンガ部113bをA2方向に回動することにより、第1受部111および第2受部112の柔軟物6を受け取った側が互いに対向するように第1受部111および第2受部112を移動させるように構成されている。また、エアチャック113は、エア駆動により、フィンガ部113aをA1方向と反対方向に回動し、フィンガ部113bをA2方向と反対方向に回動することにより、第1受部111および第2受部112を開いた状態に戻すように構成されている。
エアシリンダ114は、保持した柔軟物6を載置する際に、第1受部111および第2受部112を回動させるように構成されている。具体的には、エアシリンダ114には、図6に示すように、駆動のためのエアを供給する1対のチューブ114aが取り付けられている。また、エアシリンダ114には、プレート119を介して、第1受部111に連結された連結部117および第2受部112に連結された連結部118が接続されている。これにより、エアシリンダ114の駆動が、プレート119および連結部117を介して第1受部111に伝達される。また、エアシリンダ114の駆動が、プレート119および連結部118を介して第2受部112に伝達される。また、エアシリンダ114は、プレート119を第1受部111および第2受部112の方向に押すまたは引くように伸縮して駆動するように構成されている。つまり、エアシリンダ114は、保持した柔軟物6を載置する際に、プレート119を下方(Z1方向)に押出すように駆動するように構成されている。これにより、第1受部111(第2受部112)は、図7および図8に示すように、連結部117(118)により下方(Z1方向)に押されて、回動軸115a(116a)を中心に回動するように構成されている。
アーム115は、第1受部111を支持するように構成されている。具体的には、アーム115は、一方端において、柔軟物6の長手方向に沿って延びる回動軸115a(図7参照)を介して、第1受部111を回動可能に支持している。また、アーム115は、図2に示すように、他方端において、エアチャック113のフィンガ部113aに固定されている。アーム116は、第2受部112を支持するように構成されている。具体的には、アーム116は、一方端において、柔軟物6の長手方向に沿って延びる回動軸116a(図7参照)を介して、第2受部112を回動可能に支持している。また、アーム116は、図2に示すように、他方端において、エアチャック113のフィンガ部113bに固定されている。
連結部117(118)は、プレート119および第1受部111(第2受部112)を連結するように構成されている。また、連結部117(118)は、図2に示すように、連結棒117a(118a)と、リンク部117bおよび117c(118bおよび118c)とを有する。連結棒117a(118a)は、プレート119側でリンク部117b(118b)に接続され、第1受部111(第2受部112)側でリンク部117c(118c)に接続されている。リンク部117b(118b)は、連結棒117a(118a)の軸方向を中心に回動可能であるとともに、プレート119のプレート面に対して傾動可能なようにプレート119に取り付けられている。これにより、エアチャック113により、第1受部111がA1方向(図5参照)に回動し、第2受部112がA2方向(図5参照)に回動した場合でも、連結部117(118)により、プレート119および第1受部111(第2受部112)を連結することが可能である。リンク部117c(118c)は、第1受部111(第2受部112)の第1壁部111a(112a)に対して傾動可能なように、第1受部111(第2受部112)の第1壁部111a(112a)に取り付けられている。これにより、プレート119を介して、連結部117(118)により、エアシリンダ114の駆動を、第1受部111(第2受部112)が回動するように伝達することが可能である。
ロボットコントローラ3は、ロボット1および2の駆動を制御するように構成されている。具体的には、ロボットコントローラ3は、ロボット1および2による柔軟物6の加工および搬送をする制御を行うように構成されている。
コンベア4は、図1に示すように、柔軟物6をX1方向に搬送するように構成されている。また、コンベア4は、Y方向に2列の柔軟物6を搬送するように構成されている。また、コンベア4の上方には、図10に示すように、柔軟物6の最大幅を検知する第1センサ41および第2センサ42と、柔軟物6のY方向に対する傾きを検知する第3センサ43および第4センサ44とが設けられている。なお、第1検知センサ41、第2検知センサ42、第3検知センサ43および第4検知センサ44は、2列の柔軟物6ごとに、それぞれ、コンベア4の上方に2組設けられている。第3センサ43および第4センサ44は、コンベア4の搬送方向(X方向)に対して直交する方向(Y方向)にD1の間隔を隔てて配置されている。第1センサ41および第2センサ42は、コンベア4の搬送方向に対して直交する方向(Y方向)にD1より大きいD2の間隔を隔てて配置されている。また、第1検知センサ41、第2検知センサ42、第3検知センサ43および第4検知センサ44は、コンベア4のX1方向の端部からX方向に距離D3離間した位置に配置されている。
第1検知センサ41、第2検知センサ42、第3検知センサ43および第4検知センサ44は、センサの下方に対応するコンベア4上に柔軟物6が存在するか否かを検知するように構成されている。つまり、第1検知センサ41、第2検知センサ42、第3検知センサ43および第4検知センサ44は、図12に示すように、センサの下方を柔軟物6が通過している場合、ONの検知信号を送信し、下方に柔軟物6がない場合、OFFの検知信号を送信するように構成されている。たとえば、図11に示す例の場合、柔軟物6がY方向に対して傾いているため、第3センサ43の検知信号が先にON(図12参照)になり、柔軟物6がSxの距離を進んだあと、時間t秒だけ遅れて第4センサ44の検知信号がONになる。つまり、第3検知センサ43および第4検知センサ44の柔軟物6を検知する時間差に基づいて、ロボットコントローラ3により、Y方向に対する柔軟物6の傾きが算出される。
型枠5は、図2に示すように、Y方向に延びる略直方体形状の箱状に形成されている。また、型枠5は、コンベア4の下側(Z1方向側)をX1方向に搬送されるように構成されている。また、複数の型枠5は、図1に示すように、搬送方向(X1方向)に沿って隣接するように配置されている。また、型枠5の内部には、折り畳まれた4つの柔軟物6がY方向に沿って載置されるように構成されている。
次に、図2〜図13を参照して、ロボットコントローラ3による柔軟物の傾き検知処理およびその後の柔軟物6の搬送および加工動作処理について説明する。
コンベア4により柔軟物6が搬送されてくると、ロボットコントローラ3は、図13のステップS1において、第3センサ43および第4センサ44により柔軟物6を検知する。具体的には、ロボットコントローラ3は、第3センサ43および第4センサ44から送信される検知信号を取得して柔軟物6を検知する。ロボットコントローラ3は、ステップS2において、第3センサ43および第4センサ44から送信される検知信号がONになるタイミングの時間差を算出する。たとえば、図11に示す例では、Y方向に対して柔軟物6が傾いているため、図12に示すように、第3センサ43の検知信号がONになってから時間t秒だけ遅れて第4センサ44の検知信号がONになる。
ロボットコントローラ3は、ステップS3において、算出した時間差に基づいて、柔軟物6のY方向のズレSyを算出する。具体的には、ロボットコントローラ3は、柔軟物のX方向のズレSxに基づいて、柔軟物6の搬送方向(X1方向)の先端の位置のY方向のズレSyを算出する。
ここで、ロボットコントローラ3による、ズレSyの算出方法について説明する。ロボットコントローラ3は、算出した時間差に基づいて、柔軟物6の搬送方向(X方向)のズレSxを算出する。具体的には、ロボットコントローラ3は、ズレSx=t×コンベアの速度vの式に基づいて、X方向の柔軟物6のズレSxを算出する。次に、ズレSy=ズレSx×柔軟物の幅W/センサ間の距離D1の式に基づいて、柔軟物6の搬送方向と直交する方向(Y方向)のズレSyを算出する。
ロボットコントローラ3は、ステップS4において、ハンド部11(12)をズレSy分だけY方向にシフトさせる制御を行う。つまり、ロボットコントローラ3は、柔軟物6が第3センサ43および第3センサ44の位置から距離D3だけコンベア4により搬送されて進む間に、柔軟物6のY方向のズレSyを算出して、ハンド部11(12)のY方向の位置を調整して移動させる。
その後、柔軟物6の搬送および加工動作が行われる。すなわち、柔軟物6をコンベア4から受け取る際に、図2および図3に示すように、ハンド部11(21)の第1受部111(211)および第2受部112(212)が、Y方向に沿って並んだ状態でコンベア4の下側(Z1方向側)に移動する。また、この際、ロボットコントローラ3は、上記のようにコンベア4の搬送方向(X1方向)に対して搬送面内で直交する直交方向(Y方向)に対する柔軟物6の傾きに基づいて、ハンド部11(21)の柔軟物6を受け取るためのY方向の位置を移動させる。
柔軟物を加工する際に、図5に示すように、第1受部111および第2受部112の柔軟物6を受け取った側(内側)が互いに対向するように第1受部111および第2受部112が移動(回動)する。具体的には、エアチャック113を閉じるように駆動して、フィンガ部113aがA1方向に回動し、フィンガ部113bがA2方向に回動する。また、この際、アーム12がB方向に回動して、ハンド部11がB方向に回動する。これにより、図6に示すように、ハンド部11が下方を向いた状態で第1受部111および第2受部112により、折り畳まれた状態の柔軟物6が保持される。
そして、折り畳まれた状態の柔軟物6を保持した第1受部111および第2受部112が、型枠5の柔軟物6の載置位置に移動する。具体的には、アーム12を駆動して、第1受部111および第2受部112が、型枠5の柔軟物6の載置位置の上方に移動する。その後、アーム12を下降して、第1受部111および第2受部112が、型枠5の柔軟物6の載置位置に移動する。
また、保持した柔軟物6を載置する際に、図7および図8に示すように、第1受部111(第2受部112)が、回動軸115a(116a)を中心に回動する。具体的には、エアシリンダ114を伸ばすように駆動して、プレート119により連結部117(118)を第1受部111(第2受部112)側に押出すことにより、第1受部111(第2受部112)が、回動軸115a(116a)を中心にC1(C2)方向に回動する。これにより、第1受部111および第2受部112により、柔軟物6が下方に押出されて型枠5の載置位置に載置される。
柔軟物6を載置した後に、ハンド部11の第1受部111(第2受部112)が、次の柔軟物6をコンベア4から受け取る位置に移動する。具体的には、アーム12を駆動して、図9に示すように、第1受部111および第2受部112が、型枠5の上方に移動する。また、エアシリンダ114を縮ませるように駆動して、第1受部111(第2受部112)が、回動軸115a(116a)を中心にC1(C2)方向と反対方向に回動する。また、エアチャック113を開くように駆動して、ハンド部11(21)の第1受部111(211)および第2受部112(212)が、Y方向に沿って並べて配置される。
本実施形態では、上記のように、ロボットシステム100は、コンベア4により搬送される柔軟物6をコンベア4の下側(Z1方向側)で受け取り、柔軟物6を加工して搬送するハンド部11(21)を含むロボット1(2)を備える。これにより、柔軟物6が落ちてくる所定の位置にハンド部11(21)を移動させる制御を行うだけで、ハンド部11(21)により柔軟物6をコンベア4の下側(Z1方向側)で受け取ることができるので、柔軟物6を持ち上げる場合と異なり、柔軟物6の搬送の際の制御が複雑になるのを抑制することができる。また、柔軟物6を搬送するハンド部11(21)を、柔軟物6を加工する作業にも利用することができるので、柔軟物6を加工するハンド部を別個に設ける必要がない。
また、本実施形態では、上記のように、ハンド部11(21)は、柔軟物6をコンベア4の下側(Z1方向側)で受け取る際に、柔軟物6の長手方向(Y方向)に沿って配置され、柔軟物6を受け取る第1受部111(211)および第2受部112(212)を有する。これにより、長細い形状の柔軟物6を、柔軟物6の長手方向(Y方向)に沿って配置された第1受部111(211)および第2受部112(212)により、コンベア4の下側(Z1方向側)で確実に受け取ることができる。
また、本実施形態では、上記のように、ロボットコントローラ3が、第1受部111および第2受部112の柔軟物6を受け取った側が互いに対向するように第1受部111および第2受部112を移動させる制御を行うことにより、第1受部111および第2受部112によって、柔軟物6を折り畳んで加工するとともに、加工した状態で柔軟物6を保持するように構成する。これにより、柔軟物6を容易に折り畳んで加工することができるとともに、加工した状態の柔軟物6を保持して確実に搬送することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ハンド部11は、第1受部111および第2受部112の柔軟物6を受け取った側が互いに対向するように第1受部111および第2受部112を移動させるエアチャック113を有する。これにより、エア駆動のエアチャック113のON/OFF制御のみにより、第1受部111および第2受部112を移動させて、柔軟物6を折り畳んで加工することができるので、モータ駆動で第1受部111および第2受部112を移動させる場合と異なり、柔軟物6を加工する制御が複雑になるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、第1受部111(第2受部211)は、第1壁部111a(211a)および第2壁部111c(211c)を有し、かつ、略U字形状の断面を有して柔軟物6の長手方向に延びるように形成されている。これにより、コンベア4から落ちてくる柔軟物6をコンベア4の下側(Z1方向側)で確実に受け取ることができる。
また、本実施形態では、上記のように、第1壁部111a(112a)を、ハンド部11により柔軟物6を受け取る際に、コンベア4側と反対側(X1方向側)に配置し、第2壁部111c(112c)を、ハンド部11により柔軟物6を受け取る際に、コンベア4側(X2方向側)に配置するとともに、第1壁部111a(112a)よりも緩い角度で外側に傾斜するように形成する。これにより、第1受部111(第2受部112)の開口している部分を大きくすることができるので、コンベア4から落下してくる柔軟物6を受けやすくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、ハンド部11を、保持した柔軟物6を載置する際に、柔軟物6の上方(Z2方向)に位置する第1壁部111a(112a)により、柔軟物6を第1受部111(第2受部112)から下方(Z1方向)に押出すように構成する。これにより、柔軟物6が粘着性を有する場合でも、柔軟物6を第1受部111(第2受部112)から容易に下方に離間させることができるので、柔軟物6を容易に載置することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ハンド部11を、保持した柔軟物6を載置する際に、柔軟物6の下方(Z1方向)に位置する第2壁部111c(112c)により、載置する柔軟物6が他の柔軟物6に重ならないように載置位置の周囲の他の柔軟物6を第1受部111(第2受部112)の外側に移動させるように構成する。これにより、柔軟物6同士が重ならないように載置することができるので、柔軟物6の上下方向(Z方向)の高さを揃えて柔軟物6を載置することができる。
また、本実施形態では、上記のように、第1受部111(第2受部112)を、保持した柔軟物6を載置する際に、柔軟物6の長手方向に沿って延びる回動軸115a(116a)を中心に回動するように構成し、ハンド部11を、第1受部111(第2受部112)を回動させることにより、第1壁部111a(112a)を柔軟物6側(Z1方向側)に押出すように移動させるとともに、第2壁部111c(112c)を第1受部111(第2受部112)の外側に向かって移動させるように構成する。これにより、第1受部111(第2受部112)を回動軸115a(116a)を中心に回動させることにより、保持した柔軟物6を下方(Z1方向)に押出すことができるとともに、載置位置の周囲の他の柔軟物6を第1受部111(第2受部112)の外側に移動させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、ハンド部11は、保持した柔軟物6を載置する際に、第1受部111および第2受部112を回動させるエアシリンダ114を有する。これにより、エア駆動のエアシリンダ114のON/OFF制御のみにより、第1受部111および第2受部112を回動させて、柔軟物6を載置することができるので、モータ駆動で第1受部111および第2受部112を回動させる場合と異なり、柔軟物6を載置する制御が複雑になるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ロボットコントローラ3を、コンベア4の搬送方向に対して搬送面内で直交する直交方向(Y方向)に対する柔軟物6の傾きに基づいて、ハンド部11の柔軟物6を受け取るためのY方向の位置を移動させる制御を行うように構成する。これにより、コンベア4により搬送される柔軟物6のY方向に対する傾きに起因して、ハンド部11による柔軟物6の受け取り位置がずれるのを抑制することができるので、ハンド部11により、柔軟物6を精度よく加工することができる。
また、本実施形態では、上記のように、Y方向に対する柔軟物6の傾きを検知する第3センサ43および第4センサ44を備える。これにより、Y方向に対する柔軟物6の傾きを容易に検知することができるので、ハンド部11による柔軟物6の受け取り位置がずれるのを容易に抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、第3センサ43および第4センサ44を、Y方向に沿って設け、ロボットコントローラ3を、第3センサ43および第4センサ44の柔軟物6を検知する時間差に基づいて、Y方向に対する柔軟物6の傾きを算出するように構成する。これにより、画像認識などによりY方向に対する柔軟物6の傾きを検知する場合と異なり、柔軟物6の傾きを算出する処理が複雑になるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ハンド部11(12)を、型枠5の中に、複数の柔軟物6を隣接して載置するように構成する。これにより、型枠5の中に複数の柔軟物6を隣接して載置したものを容易に製造することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ハンド部11を、隣接するハンド部21側と反対側(Y1方向側)でロボット1のアーム12に装着し、ハンド部21を、隣接するハンド部11側と反対側(Y2方向側)でロボット2のアーム22に装着する。これにより、ロボット1および2をコンベア4のY方向における両側に配置することができるので、ハンド部11と、ハンド部21とが干渉するのを容易に抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、ハンド部(ロボットハンド)が柔軟物を折り畳んで加工する構成の例を示したが、ロボットハンドが柔軟物を折り畳む以外の加工を行う構成であってもよい。
また、上記実施形態では、ハンド部(ロボットハンド)が2つ設けられている構成の例を示したが、ロボットハンドが1つ、または、3つ以上設けられている構成であってもよい。ロボットハンドが3つ以上設けられる場合、複数のロボットハンドは、互いに干渉しないように、それぞれ、ロボットのアームに取り付けられていてもよい。
また、上記実施形態では、型枠(箱状の入れ物)に柔軟物を載置する構成の例を示したが、柔軟物を加工して搬送する構成であれば、箱状の入れ物に柔軟物を載置しない構成であってもよい。
また、上記実施形態では、コンベアの上方に柔軟物を検知するセンサを設ける構成の例を示したが、ロボットハンド側に柔軟物を受け取ったことを検知する検知部を設けてもよい。
また、上記実施形態では、説明の便宜上、ロボットコントローラ(制御部)の処理を処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、制御部の処理動作を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
1 ロボット(第1ロボット)
2 ロボット(第2ロボット)
3 ロボットコントローラ(制御部)
4 コンベア
5 型枠(箱状の入れ物)
6 柔軟物
11 ハンド部(ロボットハンド、第1ロボットハンド)
12 アーム
21 ハンド部(ロボットハンド、第2ロボットハンド)
22 アーム
43 第3センサ(センサ)
44 第4センサ(センサ)
100 ロボットシステム
111、211 第1受部
111a、112a、211a、212a 第1壁部
111c、112c、211c、212c 第2壁部
112、212 第2受部
113、213 エアチャック(第1エア駆動部)
114、214 エアシリンダ(第2エア駆動部)
115a、116a 回動軸

Claims (16)

  1. コンベアにより搬送される柔軟物を前記コンベアの下側で受け取り、前記柔軟物を折り畳んで加工して搬送するロボットハンドを含むロボットと、
    前記ロボットによる前記柔軟物の加工および搬送の制御を行う制御部とを備える、ロボットシステム。
  2. 前記ロボットハンドは、前記柔軟物を前記コンベアの下側で受け取る際に、前記柔軟物の長手方向に沿って配置され、前記柔軟物を受け取る第1受部および第2受部を有する、請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記制御部は、前記第1受部および前記第2受部の前記柔軟物を受け取った側が互いに対向するように前記第1受部および前記第2受部を移動させる制御を行うことにより、前記第1受部および前記第2受部によって、前記柔軟物を折り畳んで加工するとともに、加工した状態で前記柔軟物を保持するように構成されている、請求項2に記載のロボットシステム。
  4. 前記ロボットハンドは、前記第1受部および前記第2受部の前記柔軟物を受け取った側が互いに対向するように前記第1受部および前記第2受部を移動させる第1エア駆動部をさらに有する、請求項3に記載のロボットシステム。
  5. 前記第1受部および前記第2受部は、共に、第1壁部および第2壁部を有し、かつ、略U字形状の断面を有して前記柔軟物の長手方向に延びるように形成されている、請求項3または4に記載のロボットシステム。
  6. 前記第1壁部は、前記ロボットハンドにより前記柔軟物を受け取る際に、前記コンベア側と反対側に配置され、
    前記第2壁部は、前記ロボットハンドにより前記柔軟物を受け取る際に、前記コンベア側に配置されるとともに、前記第1壁部よりも緩い角度で外側に傾斜するように形成されている、請求項5に記載のロボットシステム。
  7. 前記ロボットハンドは、保持した前記柔軟物を載置する際に、前記柔軟物の上方に位置する前記第1壁部により、前記柔軟物を前記第1受部および前記第2受部から下方に押出すように構成されている、請求項5または6に記載のロボットシステム。
  8. 前記ロボットハンドは、保持した前記柔軟物を載置する際に、前記柔軟物の下方に位置する前記第2壁部により、載置する前記柔軟物が他の柔軟物に重ならないように載置位置の周囲の前記他の柔軟物を前記第1受部および前記第2受部の外側に移動させるように構成されている、請求項5〜7のいずれか1項に記載のロボットシステム。
  9. 前記第1受部および前記第2受部は、保持した前記柔軟物を載置する際に、前記柔軟物の長手方向に沿って延びる回動軸を中心に回動するように構成されており、
    前記ロボットハンドは、前記第1受部および前記第2受部を回動させることにより、前記第1壁部を前記柔軟物側に押出すように移動させるとともに、前記第2壁部を前記第1受部および前記第2受部の外側に向かって移動させるように構成されている、請求項5〜8のいずれか1項に記載のロボットシステム。
  10. 前記ロボットハンドは、保持した前記柔軟物を載置する際に、前記第1受部および前記第2受部を回動させる第2エア駆動部をさらに有する、請求項9に記載のロボットシステム。
  11. 前記制御部は、前記コンベアの搬送方向に対して搬送面内で直交する直交方向に対する前記柔軟物の傾きに基づいて、前記ロボットハンドの前記柔軟物を受け取るための前記直交方向の位置を移動させる制御を行うように構成されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載のロボットシステム。
  12. 前記直交方向に対する前記柔軟物の傾きを検知するセンサをさらに備える、請求項11に記載のロボットシステム。
  13. 前記センサは、前記直交方向に沿って複数設けられており、
    前記制御部は、複数の前記センサの前記柔軟物を検知する時間差に基づいて、前記直交方向に対する前記柔軟物の傾きを算出するように構成されている、請求項12に記載のロボットシステム。
  14. 前記ロボットハンドは、箱状の入れ物の中に、複数の前記柔軟物を隣接して載置するように構成されている、請求項1〜13のいずれか1項に記載のロボットシステム。
  15. 前記ロボットハンドは、隣接するように配置された第1ロボットハンドおよび第2ロボットハンドを含み、
    前記第1ロボットハンドは、隣接する前記第2ロボットハンド側と反対側で第1ロボットのアームに装着されており、
    前記第2ロボットハンドは、隣接する前記第1ロボットハンド側と反対側で第2ロボットのアームに装着されている、請求項1〜14のいずれか1項に記載のロボットシステム。
  16. コンベアにより搬送される柔軟物を前記コンベアの下側で受け取り、前記柔軟物を折り畳んで加工して搬送するハンド部を備える、ロボットハンド。
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