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JP5982687B2 - シートロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートロック装置に関する。
車両本体にシートを固定するシートロック装置には、ボディと、フックと、ガイドレバーとを備えたものがある(例えば、特許文献1を参照。)。
ボディは、フックやガイドレバーなどを収容する略凹形状のケース部材であり、車両本体又はシートのいずれか一方に設けられたストライカが進入するストライカ進入溝を有する。フックは、ストライカ進入溝に進入したストライカと係合してストライカを拘束するものである。このフックは、ストライカを拘束する拘束位置からストライカを解放するストライカ解放方向に移動可能な態様でボディに支持されており、かつバネによりストライカ解放方向とは反対の方向に付勢されている。ガイドレバーは、ストライカ解放方向に移動したフックを待機位置に保持するものであり、フックに設けたガイド係合部と係合するフック係合部と、ストライカと当接するストライカ当接部とが設けられている。このガイドレバーは、フック係合部とフックのガイド係合部とが係合した係合位置からその係合を解除する係合解除方向に移動可能な態様でボディに支持されており、かつバネにより係合解除方向とは反対の方向に付勢されている。
この種のシートロック装置におけるフックの待機位置は、ストライカを解放可能になる解放位置よりもさらにストライカ解放方向側に移動した位置に設定してある。また、ガイドレバーは、ストライカ当接部をストライカ進入溝の最奥部に向かう方向に押圧すると係合解除方向に移動するようにしてある。そのため、ストライカ進入溝に進入したストライカがストライカ当接部を押圧するとフックのガイド係合部とガイドレバーのフック係合部との係合が解除され、フックが拘束位置に移動してストライカを拘束する。一方、拘束位置にあるフックを待機位置まで移動させると、フックが待機位置に保持される。
このようなシートロック装置は、ストライカを拘束する際にストライカでフックをストライカ解放方向に移動させる必要がないので、軽い操作力でストライカを拘束できる。また、ストライカを解放した際に、ガイドレバーのストライカ当接部がストライカを押圧するので、軽い操作力でストライカをストライカ進入溝から退出させることができる。
特許第3908506号公報
上記のシートロック装置では、フックを拘束位置から待機位置に動かした場合、待機位置に到達する前にストライカを解放可能になる。そのため、フックが待機位置に到達する前にストライカがストライカ進入溝から退出することがある。また、フックが待機位置に到達する前にフックを移動させる操作をやめると、フックは拘束位置に戻る。その結果、上記のシートロック装置では、フックが拘束位置にあるにもかかわらずストライカを拘束していない事態が起こり得る。このような事態を防ぐため、上記のシートロック装置では、例えばフックを付勢するバネのバネ力を大きくし、待機位置に到達する前にフックを移動させる操作をやめた場合にストライカがストライカ進入溝から退出するよりも速くフックが拘束位置側に移動するようにしている。
しかしながら、フックを付勢するバネのバネ力を大きくすると、フックを拘束位置から待機位置に移動させるために大きな力が必要になる。そのため、ストライカを解放する際の操作力が重くなってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、軽い操作力でストライカを解放でき、かつフックが拘束位置にあるにもかかわらずストライカを拘束していない事態を防ぐことができるシートロック装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係るシートロック装置は、ストライカが進入するストライカ進入溝を有するボディと、ストライカ進入溝に進入したストライカと係合してストライカを拘束する拘束位置からストライカを解放するストライカ解放方向に移動可能な態様で前記ボディに支持されており、かつバネによりストライカ解放方向とは反対の方向に付勢されたフックと、ストライカ解放方向に移動した前記フックと係合して当該フックの位置を保持する係合位置から前記フックとの係合を解除する係合解除方向に移動可能な態様で前記ボディに支持されており、かつバネにより係合解除方向とは反対の方向に付勢されたガイドレバーとを備え、前記ガイドレバーは、前記フックに設けられたガイド係合部と係合するフック係合部及びストライカと当接するストライカ当接部とを有し、前記フックと前記ガイドレバーとは、前記フックがストライカを解放可能になる解放位置よりもストライカ解放方向側の待機位置に到達すると前記ガイドレバーが係合位置に移動して前記フックのガイド係合部と前記ガイドレバーのフック係合部とが係合し、前記フックが待機位置に保持される一方、ストライカで前記ガイドレバーのストライカ当接部を押圧すると当該ガイドレバーが係合解除方向に移動して前記フックのガイド係合部と前記ガイドレバーのフック係合部との係合が解除され、前記フックがストライカを拘束するとともに前記ガイドレバーが係合解除方向に移動した位置に保持されるよう構成してあるシートロック装置であって、前記ガイドレバーは、前記フックが解放位置と拘束位置との間のハーフ位置にあり、かつストライカが前記フックにより拘束可能な位置にない場合には前記フックのガイド係合部と係合して当該フックをハーフ位置に保持するハーフ係合部を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るシートロック装置は、上記請求項1に係るシートロック装置において、前記ガイドレバーのハーフ係合部は、前記フックのストライカ解放方向への移動を許容する態様で前記フックのガイド係合部と係合することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係るシートロック装置は、上記請求項1又は請求項2に係るシートロック装置において、前記フックがハーフ位置に保持されている場合、ストライカの径よりも前記フックと前記ガイドレバーのストライカ当接部との距離が短いことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係るシートロック装置は、上記請求項1乃至請求項3のいずれかに係るシートロック装置において、前記フックは、ストライカとストライカ進入溝の進入口との間で当該ストライカ進入溝を横切ってストライカを拘束する拘束部を有し、前記拘束部は、ストライカ進入溝の進入口側を向いた面に、前記フックがハーフ位置で保持されているときのストライカ進入溝の進入口との距離が先端部に向かうにつれて長くなる傾斜面を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係るシートロック装置は、上記請求項1乃至請求項4のいずれかに係るシートロック装置において、前記フックは、前記ボディに設けられたフック軸に回転可能に支持されており、前記フック軸は、前記ボディに回転可能に設けられており、前記ボディは、前記フック軸を介してストライカ進入溝の開口位置を変更させる状態で支持部材に回転可能に支持されることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係るシートロック装置は、上記請求項1乃至請求項4のいずれかに係るシートロック装置において、前記フックをストライカ解放方向に移動させる態様で前記ボディに支持されており、かつバネにより前記フックをストライカ解放方向を移動させる方向とは反対の方向に付勢されたオープンレバーを備え、前記フックは、前記ボディに設けられたフック軸に回転可能に支持されており、前記フック軸を境とした一方側に前記ガイド係合部を有し、前記フック軸を境とした他方側に前記オープンレバーと係合して当該オープンレバーの位置を保持するインジケート係合部を有しており、前記オープンレバーは、前記フックのインジケート係合部を押圧して当該フックをストライカ解放方向に移動させる解除部と、付勢された方向に移動した際に前記フックのインジケート係合部と係合するインジケート部とを有することを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係るシートロック装置は、上記請求項6に係るシートロック装置において、前記オープンレバーのインジケート部と前記フックのインジケート係合部とは、前記フックが拘束位置にある場合に前記オープンレバーが保持される位置と、前記フックが拘束位置以外の位置にある場合に前記オープンレバーが保持される位置とが異なるよう構成してあることを特徴とする。
また、本発明の請求項8に係るシートロック装置は、上記請求項6又は請求項7に係るシートロック装置において、前記フック軸は、前記ボディに回転可能に設けられており、前記ボディは、前記フック軸を介してストライカ進入溝の開口位置を変更させる状態で支持部材に回転可能に支持されることを特徴とする。
本発明に係るシートロック装置では、フックを保持する待機位置がストライカを解放可能になる解放位置よりもストライカ解放方向側にある。そのため、解放位置を越えたフックが待機位置に到達する前にフックをストライカ解放方向に移動させる操作をやめると、フックは拘束位置に向けて移動する。この際、ストライカがフックにより拘束可能な位置にない状態であると、フックのガイド係合部とガイドレバーのハーフ係合部とが係合し、フックが解放位置と拘束位置との間にあるハーフ位置に保持される。これにより、ストライカがフックにより拘束可能な位置にない状態でフックが拘束位置に到達することを防げる。そのため、フックを付勢するバネのバネ力を大きくせずとも、ストライカがフックにより拘束可能な位置にない状態でフックが拘束位置に移動することを防げる。すなわち、本発明に係るシートロック装置は、軽い操作力でストライカを解放でき、かつフックが拘束位置にあるにもかかわらずストライカを拘束していない事態を防ぐことができる。
図1は、本発明の実施の形態であるシートロック装置の概略構成を示す平面図である。 図2は、図1のA−A線断面図である。 図3は、フックが待機位置に保持されているときのフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。 図4は、フックとガイドレバーとの係合が解除されたときのフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。 図5は、フックが拘束位置に到達したときのフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。 図6は、フックを拘束位置から待機位置に移動させたときのフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。 図7は、フックが解放位置に到達した時点でのフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。 図8は、フックがハーフ位置に保持されている時のフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。 図9は、ハーフ位置の好ましい条件を示す模式図である。 図10は、シートロック装置の取り付け方法を示す模式平面図である。 図11は、図10のB−B線断面図である。 図12は、ストライカの進入位置が基準進入位置よりも車両上方側にずれている場合のシートロック装置の動作を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るシートロック装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の実施の形態であるシートロック装置の概略構成を示す平面図である。図2は、図1のA−A線断面図である。
本実施の形態のシートロック装置は、車両本体にシートを固定するためのものであり、車両本体又はシートのいずれか一方に取り付けられる。本実施の形態では、シートの背もたれ部にシートロック装置を取り付けた場合を例に挙げる。
シートロック装置1は、図1及び図2に示すように、ボディ2、ベースプレート3、フック4、ガイドレバー5、オープンレバー6、フック軸7、コイルバネ8などを備える。なお、図1及び図2に示した車両上方、車両下方、車両前方、車両後方、及び車両幅方向は、シートの背もたれ部にシートロック装置1を取り付けた場合の車両本体に対するシートロック装置1の向きを示したものである。
ボディ2は、フック4、ガイドレバー5、オープンレバー6などで構成されるロック機構を収容するものであり、合成樹脂で形成した略凹形状のケース部材である。このボディ2は、図1における車両上下方向の略中央となる位置に、車両後方側の端から車両前方側に向けて延在するストライカ進入溝201を設けている。ストライカ進入溝201は、車両本体に設けたストライカSを収容可能な幅であり、かつ奥部から進入口に向かうにつれて幅が徐々に広くなっている。ストライカ進入溝201の最奥部201aは、拘束したストライカSの車両上下方向のガタツキを軽減するため、車両前方側に凹の曲面形状にしている。
また、ボディ2には、フック軸挿通孔202、ガイドレバー軸203、オープンレバー軸204、バネ支持部205を設けている。フック軸挿通孔202は、フック軸7を回転可能に挿通する孔であり、ストライカ進入溝201の車両前方側となる位置に設けている。フック軸7は、フック4を回転可能に支持するとともに、シートロック装置1をシートの支持部材(図示せず)に取り付けた際の回転軸として機能する。フック軸7は、軸心方向に貫通した貫通孔701を有する円筒状をなしている。ガイドレバー軸203は、ガイドレバー5を回転可能に支持する軸であり、ストライカ進入溝201の車両下方側となる位置に設けている。オープンレバー軸204は、オープンレバー6を回転可能に支持する軸であり、ストライカ進入溝201の車両上方側となる位置に設けている。バネ支持部205は、フック4及びガイドレバー5を付勢するコイルバネ8を支持する突出部であり、フック軸挿通孔202よりも車両下方側のフック4及びガイドレバー5と干渉しない位置に設けている。コイルバネ8は、フック4及びガイドレバー5のそれぞれを、図1における時計回り方向に付勢するバネである。
さらに、ボディ2には、操作部材連結窓207,208及び回転規制孔209を設けている。操作部材連結窓207,208は、シートに設けた操作レバー等の操作部材(図示せず)とオープンレバー6の連結部601,602とを連結するための開口である。回転規制孔209は、シートロック装置1の回転中心(図1におけるフック軸7の貫通孔701の中心)を中心とする円弧状の長孔であり、後述するようにシートロック装置1の回転角度範囲を規制するために設けてある。
ベースプレート3は、金属または合成樹脂で形成した板状部材であり、フック4、ガイドレバー5、オープンレバー6などを収容するためにボディ2に設けた開口面を塞ぐように取り付けている。このベースプレート3は、ボディ2のフック軸挿通孔202と対向する位置に、フック軸挿通孔202と同じ寸法の丸孔301を設けており、当該丸孔301にはフック軸7を回転可能な状態で挿通している。フック軸7は、一方の端部にフランジ702を有する。また、フック軸7の他方の端部には、径外方向に突出するように変形させた潰し部703を形成しており、フック軸7がフック軸挿通孔202及び丸孔301から抜け落ちるのを防いでいる。
フック4は、車両本体に設けたストライカSと係合させてストライカSを拘束するものである。フック4は、フック軸7に回転可能に支持されており、かつコイルバネ8により図1における時計回り方向に付勢されている。フック4には、軸孔401、係合面402、拘束部403、ガイド係合部404、インジケート係合部405を設けている。
軸孔401は、フック軸7を挿通する孔である。係合面402は、ストライカSを拘束する際にストライカSと係合する面であり、軸孔401を中心とする略円弧状に設けている。拘束部403は、係合面402と係合したストライカSを拘束しストライカ進入溝201から退出するのを阻止する部分である。ガイド係合部404は、後述するガイドレバー5の待機係合部501及びハーフ係合部502と係合可能な凸部である。インジケート係合部405は、後述するオープンレバー6の解除部603及びインジケート部604と係合可能な凸部である。ガイド係合部404はフック軸7を境とした一方側に配置し、インジケート係合部405はフック軸7を境とした他方側に配置している。
ガイドレバー5は、フック4を待機位置(図1に示した位置)又はハーフ位置で保持するものである。ガイドレバー5は、ガイドレバー軸203に回転可能に支持されており、かつコイルバネ8により図1における時計回り方向に付勢されている。ガイドレバー5には、軸孔(図示せず)、待機係合部501、ハーフ係合部502、及びストライカ当接部503を設けている。
軸孔は、ガイドレバー軸203を挿通する孔である。待機係合部501は、フック4が待機位置にある場合にフック4のガイド係合部404と係合してフック4を待機位置に保持する部分である。ハーフ係合部502は、フック4が後述するハーフ位置にある場合にガイド係合部404と係合してフック4をハーフ位置に保持する部分である。ストライカ当接部503は、ストライカ進入溝201に進入したストライカSと当接する部分であり、待機係合部501又はハーフ係合部502がガイド係合部404と係合している場合にはストライカ進入溝201の最奥部201aからストライカ進入溝201に進出している。
オープンレバー6は、フック4をストライカ解放方向(図1における反時計回り方向)に移動させるものであるとともに、フック4の位置を検出するインジケート部材として機能するものである。オープンレバー6は、オープンレバー軸204に回転可能に支持されており、かつ図示しないコイルバネにより反時計回り方向に付勢されている。オープンレバー6には、軸孔(図示せず)、連結部601,602、解除部603、及びインジケート部604を設けている。
軸孔は、オープンレバー軸204を挿通する孔である。一方の連結部601は、オープンレバー5を回転させるためのプルロッド(図示せず)を取り付ける部分である。他方の連結部602は、オープンレバー5を回転させるためのプッシュロッド(図示せず)を取り付ける部分である。解除部603は、フック4のインジケート係合部405を押圧してフック4をストライカ解放方向に移動させる部分である。インジケート部604は、一方の連結部601からフック4のインジケート係合部405側に突出した部分であり、フック4の位置の検出に用いる。
次に、図3乃至図6を参照しながら、本実施の形態のシートロック装置1の基本動作について説明する。
図3は、フックが待機位置に保持されているときのフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。図4は、フックとガイドレバーとの係合が解除されたときのフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。図5は、フックが拘束位置に到達したときのフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。図6は、フックを拘束位置から待機位置に移動させたときのフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。
本実施の形態のシートロック装置1は、上述のようにシートの背もたれ部に取り付けられる。その場合、ストライカSは車両本体に設けられる。シートを車両本体に固定する際には、シートを図1における車両後方側に移動させることで、ストライカSをストライカ進入溝201に進入させる。
ストライカSがストライカ進入溝201に進入する前、フック4、ガイドレバー5、及びオープンレバー6は、それぞれ図3に示した位置に保持されている。フック4は、拘束部403がストライカ進入溝201から退出した待機位置に保持されている。待機位置にあるフック4はコイルバネ8により図3における時計回り方向に付勢されているので、ガイドレバー5の待機係合部501をガイド係合部404に係合させることで、フック4を待機位置に保持する。ガイドレバー5は、待機係合部501がガイド係合部404と係合した係合位置にある場合、ストライカ当接部503がストライカ進入溝201に進出している。ガイドレバー5は、コイルバネ8により図3における時計回り方向に付勢されているので、ガイドレバー5を図3における反時計回り方向(係合解除方向)に動かす外力が作用しない限り、係合位置に保持される。オープンレバー6は、インジケート部604の第1係合部604aがフック4のインジケート係合部405と係合している。オープンレバー6は、図3における反時計回り方向に付勢されているので、オープンレバー6を図3における時計回り方向に動かす外力が作用しない限り、第1係合部604aとインジケート係合部405とが係合する位置に保持される。
フック4が待機位置に保持されている場合、ストライカ進入溝201に進入したストライカSがストライカ当接部503に当接しストライカ当接部503を押圧すると、ガイドレバー5は待機係合部501とガイド係合部404との係合が解除される係合解除方向に移動する。そして、ストライカSがフック4により拘束可能な位置(ストライカ進入溝201の最奥部201aの近傍)に到達すると、図4に示すように、ガイドレバー5は待機係合部501及びハーフ係合部502がガイド係合部404と係合しない位置まで移動する。そのため、フック4は付勢方向(図4における時計回り方向)、すなわちストライカSを拘束する拘束位置に移動する。この移動により、図5に示すように、フック4の係合面402がストライカSと係合するとともに拘束部403がストライカ進入溝201を横切りストライカSを拘束する。このとき、ガイドレバー5は係合位置から係合解除方向に移動した位置に保持される。ガイドレバー5はコイルバネ8により図5における時計回り方向に付勢されているので、ストライカSはガイドレバー5のストライカ当接部503からの押圧荷重を受けた状態で拘束されることとなり、ストライカSのガタツキを防ぐことができる。
また、フック4がストライカSを拘束する拘束位置に移動すると、インジケート係合部405も円弧状に動くので、インジケート係合部405とオープンレバー6のインジケート部604との係合が解除される。そのため、オープンレバー6は、図示しないバネからの付勢力により反時計回り方向に移動する。この際、オープンレバー6は、連結部601と軸孔との間にある当接部605がインジケート係合部405に当接することとなり、フック4が待機位置にある場合とは異なる位置に保持される。
一方、ストライカSを解放する場合は、オープンレバー6を図5における時計回り方向に移動させる。オープンレバー6は、連結部601に連結したプルロッドを引く操作又は連結部602に連結したプッシュロッドを押す操作をすることで時計回り方向に移動する。オープンレバー6が時計回り方向に移動すると、解除部603がフック4のインジケート部405を押圧する。これにより、図6に示すように、フック4がストライカ解放方向に移動し、ストライカSが解放される。ストライカSが解放されると、コイルバネ8からの付勢力により、ガイドレバー5が図6における時計回り方向に移動する。この移動により、ストライカSはストライカ当接部503から押圧荷重を受けて、ストライカ進入溝201から退出する方向に押し出される。そのため、軽い操作力でストライカSをストライカ進入溝201から退出させることができる。
また、ストライカ解放方向に移動したフック4が待機位置に到達していると、ガイドレバー5が図6における時計回り方向に回転した際に、待機係合部501とガイド係合部404とが係合する。そのため、フック4が待機位置に到達した状態でプルロッドを引く操作又はプッシュロッドを押す操作をやめると、フック4、ガイドレバー5、及びオープンレバー6は、図3に示した位置関係に戻る。この際、フック4は、ストライカSを解放可能になる解放位置よりもストライカ解放方向側にある待機位置で保持されており、拘束部403がストライカ進入溝201から退出する。そのため、解放されたストライカSを確実にストライカ進入溝201から退出させることができる。
図7は、フックが解放位置に到達した時点でのフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。図8は、フックがハーフ位置に保持されている時のフック、ガイドレバー、及びオープンレバーの位置関係を示す模式図である。図9は、ハーフ位置の好ましい条件を示す模式図である。
本実施の形態のシートロック装置1では、フック4が待機位置に到達するより前に、ストライカSが解放される。すなわち、図7に示すように、フック4とストライカ進入溝201との距離D1がストライカSの径とほぼ一致する位置までフック4が移動すれば、フック4がストライカSを解放可能な解放位置に到達したことになり、ストライカSをストライカ進入溝201から退出させることが可能になる。そのため、フック4を待機位置まで移動させなくても、ストライカSをストライカ進入溝201から退出させることができる。
しかしながら、フック4が待機位置に到達する前にフック4をストライカ解放方向に移動させる操作をやめた場合、ストライカSがストライカ進入溝201から退出してガイドレバー5が図7における時計回り方向に移動しても、ガイド係合部404と待機係合部501とが係合できない。そのため、フック4はコイルバネ8からの付勢力により拘束位置に向けて移動する。本実施の形態のシートロック装置1では、このようにストライカSがストライカ進入溝201から退出した状態、すなわちストライカSがフック4により拘束可能な位置にない状態でフック4が拘束位置に戻ってしまうのを防ぐために、ガイドレバー5にハーフ係合部502を設けている。
ハーフ係合部502は、図8に示すように、フック4が解放位置と拘束位置との間のハーフ位置にあり、かつストライカSがフック4により拘束可能な位置にない場合に、ガイド係合部404と係合してフック4をハーフ位置に保持する。一方、図7に示すように、フック4が解放位置にあり、かつストライカSがフック4により拘束可能な位置にある場合は、ハーフ係合部502がガイド係合部404と係合できない位置にある。そのため、フック4がハーフ位置に保持されることはなく、フック4の拘束位置への移動が許容される。
ガイドレバー5は、ストライカSを拘束する際には図7における反時計回り方向(係合解除方向)に移動し、かつコイルバネ8により時計回り方向に付勢されている。そのため、ストライカSがフック4により拘束可能な位置にない場合のガイドレバー5の位置は、フック4でストライカSを拘束しているときに保持される位置よりも係合位置側にある。この両者の位置の差に基づいてハーフ係合部502の寸法を設定することで、フック4がハーフ位置にあり、かつストライカSがフック4により拘束可能な位置にない場合にはハーフ係合部502とガイド係合部404とが係合してフック4をハーフ位置に保持し、ストライカSがフック4により拘束可能な位置にある場合にはフック4の拘束位置への移動を許容することができる。これにより、ストライカSがフック4により拘束可能な位置にない状態でフック4が拘束位置に到達することを防げる。すなわち、フック4が拘束位置にあるにもかかわらずストライカSを拘束していない事態を防ぐことができる。
このようにフック4をハーフ位置で保持する場合、図8に示したように、インジケート部604の第2係合部604bがインジケート係合部405と係合する位置でオープンレバー6が保持されるようにする。すなわち、インジケート係合部405は、インジケート部604の第1係合部604a及び第2係合部604bと係合した場合のオープンレバー6の位置が、フック4が拘束位置にないことを検出可能な位置となるような形状にする。このように、フック4が拘束位置にある場合とそれ以外の位置にある場合とでオープンレバー6が異なる位置に保持されるようにすることで、オープンレバー6の位置からシートロック装置1がストライカSを拘束しているか否かを確実に検出できる。
ところで、フック4をハーフ位置で保持する場合、図8に示すように、フック4の拘束部403の先端部分がストライカ進入溝201に進出している。この状態でストライカ進入溝201にストライカSが進入すると、ストライカSが拘束部403の先端部分に当接する。本実施の形態のシートロック装置1では、拘束部403におけるストライカ進入溝201の進入口側を向いた面を傾斜面406にしている。この傾斜面406は、フック4がハーフ位置で保持されているときにストライカ進入溝201の進入口との距離が先端部に向かうにつれて長くなるように傾斜している。これにより、ストライカ進入溝201の最奥部201aに向かうストライカSからの押圧荷重でフック4をストライカ解放方向に移動させることが可能となり、ストライカSを拘束することができる。
また、フック4をハーフ位置で保持する場合、図9に示すように、ストライカSの径φよりもフック4とガイドレバー5のストライカ当接部503との距離D2が短くなるようにすることが好ましい。同様に、ストライカSの径φよりもフック4とストライカ進入溝201との隙間D3が小さくなるようにすることが好ましい。これにより、フック4がハーフ位置で保持されている場合にフック4とストライカ当接部503との隙間にストライカSが入り込んだ擬似的な拘束を防ぐことができる。
図10は、シートロック装置の取り付け方法を示す模式平面図である。図11は、図10のB−B線断面図である。図12は、ストライカの進入位置が基準進入位置よりも車両上方側にずれている場合のシートロック装置の動作を示す模式図である。
本実施の形態のシートロック装置1をシートの背もたれ部に取り付ける場合、図10及び図11に示すように、背もたれ部にあるフレーム9にボルト10及びナット11を用いて取り付ける。なお、図10ではボルト10を省略している。
フック軸7は、前述のようにボディ2のフック軸挿通孔202に回転可能に挿通している。そのため、図11に示すように、ボルト10の軸10Bをフック軸7の貫通孔701及びフレーム9の取付孔901に挿通してボルト10とナット11とを締結すると、シートロック装置1は、フック軸7を回転軸として回転可能な状態でフレーム9に取り付けられる。この際、フック軸7のフランジ702がフレーム9に接する向きでシートロック装置1を取り付けると、ベースプレート3とフレーム9との間に隙間が生じる。そのため、ベースプレート3(シートロック装置1)とフレーム9との摩擦等による回転不良を防ぐことができる。
また、ボディ2の回転規制孔209及びベースプレート3の回転規制孔(図示せず)には、フレーム9に設けた回転規制棒902を挿通してある。これにより、シートロック装置1の回転角度が規制される。
シートロック装置1をフレーム9に取り付ける場合、その取り付け位置は、ストライカ進入溝201とストライカSとの車両上下方向の位置関係が図10に示す関係になるような位置に定められる。しかしながら、シートロック装置1及びストライカSの取り付け位置の公差等により、ストライカ進入溝201に対するストライカSの進入位置が車両上下方向にずれることがある。本実施の形態のシートロック装置1のようにストライカ進入溝201の進入口の幅を広くしておくと、ストライカSの進入位置が車両上下方向にずれた場合でも、ストライカSのストライカ進入溝201への進入が許容される。
また、本実施の形態のシートロック装置1は、フック軸7を回転軸として回転可能な状態でフレーム9に取り付けられている。そのため、図12に示すように、ストライカSの進入位置が基準進入位置Pから車両上方側に大きくずれた場合、シートロック装置1が回転する。図12では、ストライカSがストライカ進入溝201に進入する前のボディ2の位置を二点鎖線で示している。ボディ2が図12における二点鎖線で示された位置にある状態でストライカSがストライカ進入溝201に進入すると、ストライカSは、最奥部201aに到達する前にストライカ進入溝201の側面に当接する。ストライカ進入溝201は、進入口から最奥部201aに向かって幅が徐々に狭くなっているので、ストライカSが当接すると、ストライカSからの押圧荷重によりボディ2(シートロック装置1)が図12における反時計回り方向に回転する。この回転によりストライカ進入溝201の開口位置が変更されるので、ストライカSをストライカ進入溝201の最奥部201aに移動させることができる。そのため、ストライカSでガイドレバー5のストライカ当接部503を押圧することが可能となり、フック4が拘束位置に移動することでストライカSを確実に拘束することができる。これにより、ストライカSを拘束可能にするための許容代(噛合許容代)を大きくすることができる。
さらに、本実施の形態のシートロック装置1は、ボディ2の回転規制孔209及びベースプレート3の回転規制孔にフレーム9の回転規制棒902を挿通してある。そのため、シートロック装置1の回転は、回転規制孔209の周方向の長さに応じた角度範囲に規制される。すなわち、回転規制孔209の周方向の長さを調節することで、シートロック装置1の回転範囲を噛合許容代の範囲内に設定することができる。これにより、シートロック装置1が噛合許容代の範囲を超える角度まで回転してしまいストライカSを拘束できなくなる事態を防げる。したがって、本実施の形態のシートロック装置1は、噛合許容代の範囲内でストライカSを確実に拘束することができる。
以上のように、本実施の形態のシートロック装置1によれば、ストライカSがフック4により拘束可能な位置にない場合にはフック4が待機位置又はハーフ位置に保持され、ストライカSが拘束可能な位置にある場合にのみフック4が拘束位置に保持される。そのため、フック4を付勢するコイルバネ8のバネ力を大きくせずとも、ストライカSがフック4により拘束可能な位置にない状態でフック4が拘束位置に移動することを防げる。すなわち、本実施の形態のシートロック装置1は、軽い操作力でストライカSを解放でき、かつフック4が拘束位置にあるにもかかわらずストライカSを拘束していない事態を防ぐことができる。
また、フック4が拘束位置にある場合とそれ以外の位置にある場合とでオープンレバー6が異なる位置に保持されるよう、オープンレバー6のインジケート部604とフック4のインジケート係合部405とを構成したことで、オープンレバー6の位置からフック4が拘束位置にあるか否かを検出することができる。そのため、オープンレバー6の位置から、シートロック装置1がストライカSを拘束しているか否かを確実に検出することができる。
また、フック4がストライカ解放方向に移動可能な態様でガイドレバー5のハーフ係合部502をガイド係合部404に係合させるとともに、拘束部403の先端部分に傾斜面406を設けることで、フック4がハーフ位置に保持されている場合にもストライカ進入溝201に進入したストライカSを確実に拘束することができる。
さらに、フック4は、フック軸7に回転可能に支持されており、かつ、フック軸7を境とした一方側にガイド係合部404を設け、フック軸7を境とした他方側にインジケート係合部405を設けている。そのため、ガイド係合部404に係合するガイドレバー5とインジケート係合部405に係合するオープンレバー6とを重合しないように配置することができ、シートロック装置1の厚みを抑えることができる。
しかも、フック軸7をボディ2に回転可能に設けてあり、フック軸7を回転軸として回転可能な状態でシートロック装置1をフレーム9に取り付けることができるので、ストライカ進入溝201に対するストライカSの進入位置にずれがあってもストライカSを確実に拘束することができる。
以上、本発明に係るシートロック装置1の実施の形態を説明したが、本発明は、上記の実施の形態に示した構成に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であることはもちろんである。
例えば、フック4を回転可能に支持するフック軸は、ボディ2に一体に設けられていてもよい。また、シートロック装置1は、フレーム9に対して回転しないように取り付けるものであってもよい。その場合、ボディ2の回転規制孔209やフレーム9の回転規制棒902はなくてよい。
また、ガイドレバー5にハーフ係合部502を設ける代わりに、フック4にハーフ位置で待機係合部501と係合する係合部を設けてもよい。また、フック4、ガイドレバー5、及びオープンレバー6は、直線移動により位置が変化するよう支持してもよい。
1 シートロック装置
2 ボディ
201 ストライカ進入溝
201a 最奥部
202 フック軸挿通孔
203 ガイドレバー軸
204 オープンレバー軸
205 バネ支持部
207,208 操作部材連結窓
209 回転規制孔
3 ベースプレート
301 丸孔
4 フック
401 軸孔
402 係合面
403 拘束部
404 ガイド係合部
405 インジケート係合部
5 ガイドレバー
501 待機係合部
502 ハーフ係合部
503 ストライカ当接部
6 オープンレバー
601,602 連結部
603 解除部
604 インジケート部
604a 第1係合部
604b 第2係合部
605 当接部
7 フック軸
701 貫通孔
702 フランジ
703 潰し部
8 コイルバネ
9 フレーム
901 取付孔
902 回転規制棒
10 ボルト
10A 頭部
10B 軸
11 ナット

Claims (8)

  1. ストライカが進入するストライカ進入溝を有するボディと、
    ストライカ進入溝に進入したストライカと係合してストライカを拘束する拘束位置からストライカを解放するストライカ解放方向に移動可能な態様で前記ボディに支持されており、かつバネによりストライカ解放方向とは反対の方向に付勢されたフックと、
    ストライカ解放方向に移動した前記フックと係合して当該フックの位置を保持する係合位置から前記フックとの係合を解除する係合解除方向に移動可能な態様で前記ボディに支持されており、かつバネにより係合解除方向とは反対の方向に付勢されたガイドレバーとを備え、
    前記ガイドレバーは、前記フックに設けられたガイド係合部と係合するフック係合部及びストライカと当接するストライカ当接部とを有し、
    前記フックと前記ガイドレバーとは、前記フックがストライカを解放可能になる解放位置よりもストライカ解放方向側の待機位置に到達すると前記ガイドレバーが係合位置に移動して前記フックのガイド係合部と前記ガイドレバーのフック係合部とが係合し、前記フックが待機位置に保持される一方、ストライカで前記ガイドレバーのストライカ当接部を押圧すると当該ガイドレバーが係合解除方向に移動して前記フックのガイド係合部と前記ガイドレバーのフック係合部との係合が解除され、前記フックがストライカを拘束するとともに前記ガイドレバーが係合解除方向に移動した位置に保持されるよう構成してあるシートロック装置であって、
    前記ガイドレバーは、前記フックが解放位置と拘束位置との間のハーフ位置にあり、かつストライカが前記フックにより拘束可能な位置にない場合には前記フックのガイド係合部と係合して当該フックをハーフ位置に保持するハーフ係合部を有することを特徴とするシートロック装置。
  2. 前記ガイドレバーのハーフ係合部は、前記フックのストライカ解放方向への移動を許容する態様で前記フックのガイド係合部と係合することを特徴とする請求項1に記載のシートロック装置。
  3. 前記フックがハーフ位置に保持されている場合、ストライカの径よりも前記フックと前記ガイドレバーのストライカ当接部との距離が短いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシートロック装置。
  4. 前記フックは、ストライカとストライカ進入溝の進入口との間で当該ストライカ進入溝を横切ってストライカを拘束する拘束部を有し、
    前記拘束部は、ストライカ進入溝の進入口側を向いた面に、前記フックがハーフ位置で保持されているときのストライカ進入溝の進入口との距離が先端部に向かうにつれて長くなる傾斜面を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシートロック装置。
  5. 前記フックは、前記ボディに設けられたフック軸に回転可能に支持されており、前記フック軸は、前記ボディに回転可能に設けられており、前記ボディは、前記フック軸を介してストライカ進入溝の開口位置を変更させる状態で支持部材に回転可能に支持されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシートロック装置。
  6. 前記フックをストライカ解放方向に移動させる態様で前記ボディに支持されており、かつバネにより前記フックをストライカ解放方向を移動させる方向とは反対の方向に付勢されたオープンレバーを備え、
    前記フックは、前記ボディに設けられたフック軸に回転可能に支持されており、前記フック軸を境とした一方側に前記ガイド係合部を有し、前記フック軸を境とした他方側に前記オープンレバーと係合して当該オープンレバーの位置を保持するインジケート係合部を有しており、
    前記オープンレバーは、前記フックのインジケート係合部を押圧して当該フックをストライカ解放方向に移動させる解除部と、付勢された方向に移動した際に前記フックのインジケート係合部と係合するインジケート部とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシートロック装置。
  7. 前記オープンレバーのインジケート部と前記フックのインジケート係合部とは、前記フックが拘束位置にある場合に前記オープンレバーが保持される位置と、前記フックが拘束位置以外の位置にある場合に前記オープンレバーが保持される位置とが異なるよう構成してあることを特徴とする請求項6に記載のシートロック装置。
  8. 前記フック軸は、前記ボディに回転可能に設けられており、
    前記ボディは、前記フック軸を介してストライカ進入溝の開口位置を変更させる状態で支持部材に回転可能に支持されることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のシートロック装置。
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