JP5982197B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、上記蒸気発生装置から供給される蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記本体ケーシングの前方に配置されると共に、上記加熱室の開口部を開閉する扉と、
上記加熱室の上記開口部の縁の下方に配置されると共に、上記加熱室で発生する結露水を受け、かつ、一以上の被保持部を有する露受容器と、
上記本体ケーシングの下側に設けられると共に、上記露受容器の上記被保持部を着脱可能に保持する保持部材と
を備え、
上記露受容器は、上記被保持部を上記保持部材に着脱するときに把持される取手部を有し、この取手部は、上記被保持部と略同じ高さに、位置し、
上記一以上の被保持部のうちの少なくとも一つの被保持部は、幅方向の両側に、第1側面および第2側面を有し、
上記保持部材は、上記少なくとも一つの被保持部の上記第1側面および上記第2側面を挟み込む少なくとも一つの挟み部を有し、
上記露受容器は、前方から見て、
右側に配置された第1の上記被保持部と、
左側に配置された第2の上記被保持部と
を有し、
上記保持部材は、
上記第1の被保持部を挟み込む第1の上記挟み部と、
上記第2の被保持部を挟み込む第2の上記挟み部と
を有し、
上記第1の挟み部の上記第1の被保持部に対する挟持力と、上記第2の挟み部の上記第2の被保持部に対する挟持力とは、互いに異なることを特徴としている。
ここで、「左右」とは、加熱調理器を扉側から見た正面視の左右をいう。
また、上記第1の挟み部の上記第1の被保持部に対する挟持力と、上記第2の挟み部の上記第2の被保持部に対する挟持力とは、互いに異なる。
これによって、上記露受容器を上記保持部材から取り外す際に、露受容器を一気に引き抜いても、第1の被保持部と第2の被保持部とが同時に外れることを防止できる。したがって、一気に引き抜いた際に生じる反動を低減して、この反動による水のこぼれを防止できる。
上記一以上の被保持部のうちの少なくとも一つの被保持部は、幅方向の両側に、第1側面および第2側面を有し、
上記保持部材は、上記少なくとも一つの被保持部の上記第1側面および上記第2側面を挟み込む少なくとも一つの挟み部を有し、
上記少なくとも一つの被保持部の上記第1側面および上記第2側面のうちの少なくとも一方は、上記第1側面と上記第2側面との間の間隔が、上記被保持部を上記挟み部に挿入する方向へ、次第に狭くなるように、テーパ状に形成されている。
上記少なくとも一つの被保持部は、一つまたは複数の片側平行保持部を含み、
上記各片側平行保持部の上記第1側面は、テーパ状に形成される一方、上記各片側平行保持部の上記第2側面は、その片側平行保持部の上記挟み部への挿入方向に対して、平行となるように形成されている。
本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、上記蒸気発生装置から供給される蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記本体ケーシングの前方に配置されると共に、上記加熱室の開口部を開閉する扉と、
上記加熱室の上記開口部の縁の下方に配置されると共に、上記加熱室で発生する結露水を受け、かつ、一以上の被保持部を有する露受容器と、
上記本体ケーシングの下側に設けられると共に、上記露受容器の上記被保持部を着脱可能に保持する保持部材と
を備え、
上記露受容器は、上記被保持部を上記保持部材に着脱するときに把持される取手部を有し、この取手部は、上記被保持部と略同じ高さに、位置し、
上記一以上の被保持部のうちの少なくとも一つの被保持部は、幅方向の両側に、第1側面および第2側面を有し、
上記保持部材は、上記少なくとも一つの被保持部の上記第1側面および上記第2側面を挟み込む少なくとも一つの挟み部を有し、
上記露受容器は、前方から見て、
右側に配置された第1の上記被保持部と、
左側に配置された第2の上記被保持部と
を有し、
上記保持部材は、
上記第1の被保持部を挟み込む第1の上記挟み部と、
上記第2の被保持部を挟み込む第2の上記挟み部と
を有し、
上記第1の挟み部と上記第2の挟み部とは、前後方向、同一位置にあり、
上記第1の被保持部と上記第2の被保持部とは、前後方向、異なる位置にある。
これにより、上記露受容器内に溜まった水を捨てるために、露受容器を本体ケーシングから引き抜く際に、露受容器が、前後に傾くことがなく、露受容器内が満水になっていても、水がこぼれないように露受容器を取り外すことができる。
また、上記第1の挟み部と上記第2の挟み部とは、前後方向、同一位置にあり、上記第1の被保持部と上記第2の被保持部とは、前後方向、異なる位置にある。
上記露受容器は、左右の両側に、結露水を溜める貯留部を有し、
左右の一方の上記貯留部は、結露水を排水するための排水口に面し、
上記第1の被保持部および上記第2の被保持部のうちの上記排水口に面する上記貯留部側の一方は、上記第1の被保持部および上記第2の被保持部のうちの他方よりも、後方に位置する。
上記露受容器は、左右の両側に貯留部を有し、
この左右両側の貯留部の間に、仕切板を設けている。
この発明の加熱調理器は、
本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、上記蒸気発生装置から供給される蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記本体ケーシングの前方に配置されると共に、上記加熱室の開口部を開閉する扉と、
上記加熱室の上記開口部の縁の下方に配置されると共に、上記加熱室で発生する結露水を受け、かつ、一以上の被保持部を有する露受容器と、
上記本体ケーシングの下側に設けられると共に、上記露受容器の上記被保持部を着脱可能に保持する保持部材と
を備え、
上記露受容器は、前方から見て、
右側に配置された第1の上記被保持部と、
左側に配置された第2の上記被保持部と
を有し、
上記保持部材は、
上記第1の被保持部を保持する第1の上記保持部材と、
上記第2の被保持部を保持する第2の上記保持部材と
を有し、
上記第1の保持部材の上記第1の被保持部に対する保持力と、上記第2の保持部材の上記第2の被保持部に対する保持力とは、互いに異なることを特徴としている。
図1は、この発明の第1実施形態の加熱調理器を示す斜視図である。図1に示すように、この加熱調理器は、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1の前面に取り付けられた扉2とを有する。
図8は、この発明の第2実施形態の加熱調理器の係止ピンおよび挟み部を示す底面図である。この第2の実施形態は、上記第1の実施形態とは、係止ピンの位置のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、この第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
2 扉
9 露受容器
10 保持部材
101 右側挟み部(第1の挟み部)
102 左側挟み部(第2の挟み部)
12 蒸気発生装置
13 加熱室
13a 凹部
94 取手部
95 右側貯留部
96 左側貯留部
97 仕切板
98 右側係止ピン(第1の被保持部)
981 内側側面(第1側面)
982 外側側面(第2側面)
99 左側係止ピン(第2の被保持部)
991 内側側面(第1側面)
992 外側側面(第2側面)
Claims (8)
- 本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、上記蒸気発生装置から供給される蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記本体ケーシングの前方に配置されると共に、上記加熱室の開口部を開閉する扉と、
上記加熱室の上記開口部の縁の下方に配置されると共に、上記加熱室で発生する結露水を受け、かつ、一以上の被保持部を有する露受容器と、
上記本体ケーシングの下側に設けられると共に、上記露受容器の上記被保持部を着脱可能に保持する保持部材と
を備え、
上記露受容器は、上記被保持部を上記保持部材に着脱するときに把持される取手部を有し、この取手部は、上記被保持部と略同じ高さに、位置し、
上記一以上の被保持部のうちの少なくとも一つの被保持部は、幅方向の両側に、第1側面および第2側面を有し、
上記保持部材は、上記少なくとも一つの被保持部の上記第1側面および上記第2側面を挟み込む少なくとも一つの挟み部を有し、
上記露受容器は、前方から見て、
右側に配置された第1の上記被保持部と、
左側に配置された第2の上記被保持部と
を有し、
上記保持部材は、
上記第1の被保持部を挟み込む第1の上記挟み部と、
上記第2の被保持部を挟み込む第2の上記挟み部と
を有し、
上記第1の挟み部の上記第1の被保持部に対する挟持力と、上記第2の挟み部の上記第2の被保持部に対する挟持力とは、互いに異なることを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1に記載の加熱調理器において、
上記少なくとも一つの被保持部は、一つまたは複数の片側平行保持部を含み、
上記各片側平行保持部の上記第1側面は、テーパ状に形成される一方、上記各片側平行保持部の上記第2側面は、その片側平行保持部の上記挟み部への挿入方向に対して、平行となるように形成されていることを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1に記載の加熱調理器において、
上記第1の挟み部の上記第1の被保持部に対する挟持力は、上記第2の挟み部の上記第2の被保持部に対する挟持力よりも、大きいことを特徴とする加熱調理器。 - 本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、上記蒸気発生装置から供給される蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記本体ケーシングの前方に配置されると共に、上記加熱室の開口部を開閉する扉と、
上記加熱室の上記開口部の縁の下方に配置されると共に、上記加熱室で発生する結露水を受け、かつ、一以上の被保持部を有する露受容器と、
上記本体ケーシングの下側に設けられると共に、上記露受容器の上記被保持部を着脱可能に保持する保持部材と
を備え、
上記露受容器は、上記被保持部を上記保持部材に着脱するときに把持される取手部を有し、この取手部は、上記被保持部と略同じ高さに、位置し、
上記一以上の被保持部のうちの少なくとも一つの被保持部は、幅方向の両側に、第1側面および第2側面を有し、
上記保持部材は、上記少なくとも一つの被保持部の上記第1側面および上記第2側面を挟み込む少なくとも一つの挟み部を有し、
上記露受容器は、前方から見て、
右側に配置された第1の上記被保持部と、
左側に配置された第2の上記被保持部と
を有し、
上記保持部材は、
上記第1の被保持部を挟み込む第1の上記挟み部と、
上記第2の被保持部を挟み込む第2の上記挟み部と
を有し、
上記第1の挟み部と上記第2の挟み部とは、前後方向、同一位置にあり、
上記第1の被保持部と上記第2の被保持部とは、前後方向、異なる位置にあることを特徴とする加熱調理器。 - 請求項4に記載の加熱調理器において、
上記第1の被保持部は、上記第2の被保持部よりも、前方に位置することを特徴とする加熱調理器。 - 請求項4に記載の加熱調理器において、
上記露受容器は、左右の両側に、結露水を溜める貯留部を有し、
左右の一方の上記貯留部は、結露水を排水するための排水口に面し、
上記第1の被保持部および上記第2の被保持部のうちの上記排水口に面する上記貯留部側の一方は、上記第1の被保持部および上記第2の被保持部のうちの他方よりも、後方に位置することを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1から6の何れか一つに記載の加熱調理器において、
上記露受容器は、左右の両側に、結露水を溜める貯留部を有し、
この左右両側の貯留部の間に、仕切板を設けていることを特徴とする加熱調理器。 - 本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記本体ケーシング内に配置されると共に、上記蒸気発生装置から供給される蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記本体ケーシングの前方に配置されると共に、上記加熱室の開口部を開閉する扉と、
上記加熱室の上記開口部の縁の下方に配置されると共に、上記加熱室で発生する結露水を受け、かつ、一以上の被保持部を有する露受容器と、
上記本体ケーシングの下側に設けられると共に、上記露受容器の上記被保持部を着脱可能に保持する保持部材と
を備え、
上記露受容器は、前方から見て、
右側に配置された第1の上記被保持部と、
左側に配置された第2の上記被保持部と
を有し、
上記保持部材は、
上記第1の被保持部を保持する第1の上記保持部材と、
上記第2の被保持部を保持する第2の上記保持部材と
を有し、
上記第1の保持部材の上記第1の被保持部に対する保持力と、上記第2の保持部材の上記第2の被保持部に対する保持力とは、互いに異なることを特徴とする加熱調理器。
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- 2012-06-28 JP JP2012145765A patent/JP5982197B2/ja not_active Expired - Fee Related
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