[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP5977451B2 - 熱硬化樹脂を硬化させるためのプロセス - Google Patents

熱硬化樹脂を硬化させるためのプロセス Download PDF

Info

Publication number
JP5977451B2
JP5977451B2 JP2015526974A JP2015526974A JP5977451B2 JP 5977451 B2 JP5977451 B2 JP 5977451B2 JP 2015526974 A JP2015526974 A JP 2015526974A JP 2015526974 A JP2015526974 A JP 2015526974A JP 5977451 B2 JP5977451 B2 JP 5977451B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon atoms
resin
group
process according
imine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015526974A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015524868A (ja
Inventor
ウィレム カレル コエルス,フレデリック
ウィレム カレル コエルス,フレデリック
ジェラルドゥス タルマ,オーク
ジェラルドゥス タルマ,オーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nouryon Chemicals International BV
Original Assignee
Akzo Nobel Chemicals International BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akzo Nobel Chemicals International BV filed Critical Akzo Nobel Chemicals International BV
Publication of JP2015524868A publication Critical patent/JP2015524868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5977451B2 publication Critical patent/JP5977451B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/14Peroxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F283/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G
    • C08F283/01Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G on to unsaturated polyesters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/24Crosslinking, e.g. vulcanising, of macromolecules
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/24Crosslinking, e.g. vulcanising, of macromolecules
    • C08J3/247Heating methods
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/17Amines; Quaternary ammonium compounds
    • C08K5/175Amines; Quaternary ammonium compounds containing COOH-groups; Esters or salts thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/29Compounds containing one or more carbon-to-nitrogen double bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2335/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical, and containing at least one other carboxyl radical in the molecule, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Derivatives of such polymers
    • C08J2335/02Characterised by the use of homopolymers or copolymers of esters

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Description

本発明は、熱硬化樹脂を硬化させるためのプロセスに関連する。
そのような樹脂は従来、酸化剤(例えば、過酸化物)と、促進剤としての可溶性の遷移金属イオン錯体とを含むレドックス系を使用して硬化させられる。促進剤は、酸化剤の活性をより低い温度において増大させるために、かつ、その結果として、硬化速度を速めるために役立つ。
典型的な促進剤は遷移金属の塩又は錯体を含む。この目的のための最も頻繁に使用されている遷移金属がコバルトである。しかしながら、その毒性を考慮した場合、法律は、コバルトの量を減らすことを求めている。
結果として、Co非含有の促進剤を提供することが望まれている。そのようなCo非含有促進剤系を開示する文書の例として、国際公開第2008/003492号、同第2008/003793号及び同第2008/003500号が挙げられる。これらの文書による促進剤系において使用される金属は、Coに代わって、Mn、Cu、Fe及びTiである。
しかしながら、金属非含有の促進剤系を提供することが一層より望ましいと思われる。
そのような系が従来において、米国特許第4,042,646号に記載されており、この系では、β−アミノ−α,β−不飽和ケトンが、ヒドロペルオキシ(−OOH)基を含有する過酸化物との組合せで促進剤として使用される。前記特許に開示される過酸化物には、ケトンペルオキシド及びヒドロペルオキシドが含まれる。開示されたケトンペルオキシドがメチルエチルケトンペルオキシド及びメチルイソブチルケトンペルオキシドである。
国際公開第2008/003492号 国際公開第2008/003793号 国際公開第2008/003500号 米国特許第4,042,646号
しかしながら、この促進系は商業的適用に決してたどり着かなかった。その理由は十中八九は、性能が満足の行くものではないということであろう。
今回、そのような金属非含有系がメチルイソプロピルケトンペルオキシドの使用によってさらに改善され得ることが見出されている。
したがって、本発明は、熱硬化樹脂を硬化させるためのプロセスであって、前記樹脂を(i)構造C(R)(R)=N−Rのイミン及び(ii)メチルイソプロピルケトンペルオキシドと接触させる工程を含むプロセスに関連する。
本発明のプロセスにおいて使用されることになる上記イミンは、下記のように定義される一般式C(R)(R)=N−Rを有する:
は、水素、ヒドロキシル、1個〜22個の炭素原子を有する直鎖アルキル又は分岐アルキル、3個〜22個の炭素原子を有するシクロアルキル、6個〜15個の炭素原子を有するアリール、及び、7個〜22個の炭素原子を有するアラルキルから選択され、但し、前記アルキル基、シクロアルキル基、アリール基及びアラルキル基は、S、O、P及び/又はSiから選択されるヘテロ原子を含有する1つ又はそれ以上の基により必要に応じて置換されていてもよい;
は、−C(R)(R)−C(=O)−R、−C(R)(R)−C(=S)−R及び−C(R)(R)−C(=N)−Rから選択され、但し、式中、R、R及びRは、水素、1個〜6個の炭素原子を有する直鎖アルキル又は分岐アルキル、3個〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル、アリール、アラルキル、1個〜6個の炭素原子を有するアルコキシ、及び、アリールオキシから選択される;
は、1個〜22個の炭素原子を有する直鎖アルキル又は分岐アルキル、3個〜22個の炭素原子を有するシクロアルキル、6個〜15個の炭素原子を有するアリール、及び、7個〜22個の炭素原子を有するアラルキルから選択される。
好ましい実施形態において、Rが−C(H)(R)−C(=O)−Rであるイミンが使用される。より好ましくは、Rが−CH−C(=O)−Rである。
一層より好ましいものが、Rがアルコキシであり、かつ、Rがアルキルであるイミンである。最も好ましくは、Rがエトキシであり、かつ、Rがメチルである。これらのイミンは下記の式を有する:
上記式における好ましいR基が、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、t−アミル及びシクロヘキシル並びにヒドロキシエチルである。
が−CH−C(=O)−Rであるイミンは、下記の式に従ってケチミン−エナミンの互変異性及びケト−エノールの互変異性を受ける:
これらの好ましいイミンの合成は何年にもわたって公知であり、それらは一般に、対応するβ−ジケトン又はβ−ケトエステルをアンモニア又は第一級アミンと反応させることによって容易に合成される。別のプロセスとして、それらはまた、β−アセチレン性ケトンをアンモニア、第一級アミン又はヒドロキシルアミンと反応させることによって得ることができる。
上記イミンは好ましくは、100重量部の樹脂に基づいて0.01〜10重量部(pbw)の量で、より好ましくは0.1〜5pbwの量で、最も好ましくは0.5〜2pbwの量で本発明によるプロセスにおいて使用される。
本発明のプロセスにおいて使用されることになる過酸化物はメチルイソプロピルケトンペルオキシドである。この過酸化物は下記の式を有することができる:
(式中、Rはメチルであり、かつ、Rはイソプロピルである)
又は
(式中、R及びRはメチルであり、かつ、R及びRはイソプロピルである)。
第1の式は、いわゆるタイプ4のケトンペルオキシドを反映する;第2の式は、いわゆるタイプ3のケトンペルオキシドを反映する。両方のタイプが一般に、過酸化水素に加えて、過酸化物配合物に存在する。
上記過酸化物は好ましくは、100重量部の樹脂に基づいて0.1〜10重量部(pbw)の量で、より好ましくは0.5〜5pbwの量で、最も好ましくは1〜2pbwの量で本発明のプロセスにおいて使用される。
本発明のプロセスに従って硬化させられる好適な熱硬化樹脂には、不飽和ポリエステル(UP)樹脂、ビニルエステル樹脂、(メタ)アクリラート樹脂、ポリウレタン、エポキシ樹脂、及び、UP樹脂とエポキシ樹脂との組合せ、又は、異なるUP樹脂の組合せのようなそれらの組合せが含まれる。好ましい樹脂が、(メタ)アクリラート樹脂、UP樹脂及びビニルエステル樹脂である。本出願との関連において、用語「不飽和ポリエステル樹脂」及び用語「UP樹脂」は、不飽和ポリエステル樹脂とエチレン性不飽和モノマー化合物との組合せを示す。用語「(メタ)アクリラート樹脂」は、アクリラート樹脂又はメタクリラート樹脂とエチレン性不飽和モノマー化合物との組合せを示す。上記で定義されるような様々なUP樹脂及びアクリラート樹脂が一般的な慣行であり、また、市販されている。
本発明のプロセスによって硬化させられる好適なUP樹脂が、いわゆるオルト樹脂、イソ樹脂、iso−npg樹脂及びジシクロペンタジエン(DCPD)樹脂である。そのような樹脂の例として、マレイン酸樹脂、フマル酸樹脂、アリル系樹脂、ビニル系樹脂及びエポキシ型樹脂、ビスフェノールA樹脂、テレフタル酸樹脂、並びに、ハイブリッド型樹脂が挙げられる。
ビニルエステル樹脂には、アクリラート樹脂、例えば、メタクリラート、ジアクリラート、ジメタクリラート及びそれらのオリゴマーに基づくアクリラート樹脂が含まれる。
アクリラート樹脂には、アクリラート、メタクリラート、ジアクリラート及びジメタクリラート、並びに、それらのオリゴマーが含まれる。
不飽和ポリエステル樹脂又はビニルエステル樹脂はモノマーを含有する場合がある。好適なモノマーの例として、エチレン性不飽和モノマー化合物が挙げられ、例えば、スチレン、及び、α−メチルスチレンのようなスチレン誘導体、ビニルトルエン、インデン、ジビニルベンゼン、ビニルピロリドン、ビニルシロキサン、ビニルカプロラクタム、スチルベン、しかし、同様に、ジアリルフタラート、ジベンジリデンアセトン、アリルベンゼン、メチルメタクリラート、メチルアクリラート、(メタ)アクリル酸、ジアクリラート、ジメタクリラート、アクリルアミド系化合物;ビニルアセタート、トリアリルシアヌラート、トリアリルイソシアヌラート、光学用途のために使用されるアリル化合物(例えば、(ジ)エチレングリコールジアリルカルボナートなど)、クロロスチレン、tert−ブチルスチレン、tert−ブチルアクリラート、ブタンジオールジメタクリラート、並びに、それらの混合物などが挙げられる。
(メタ)アクリラート反応性希釈剤の好適な例として、下記のものが挙げられる:PEG200ジ(メタ)アクリラート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリラート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリラート、2,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリラート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリラート及びその異性体、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、グリセロールジ(メタ)アクリラート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリラート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリラート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリラート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリラート、PPG250ジ(メタ)アクリラート、トリシクロデカンジメチロールジ(メタ)アクリラート、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリラート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリラート、ペンタエリトリトールテトラ(メタ)アクリラート、グリシジル(メタ)アクリラート、(ビス)マレイミド類、(ビス)シトラコンイミド類、(ビス)イタコンイミド類、及び、それらの混合物。
樹脂におけるエチレン性不飽和モノマーの量は、不飽和ポリエステル樹脂又はビニルエステル樹脂の重量に基づいて、好ましくは少なくとも0.1wt%であり、より好ましくは少なくとも1wt%であり、最も好ましくは少なくとも5wt%である。エチレン性不飽和モノマーの量は好ましくは50wt%以下であり、より好ましくは40wt%以下であり、最も好ましくは35wt%以下である。
本発明によるプロセスは、上記過酸化物及び上記イミンを上記樹脂と接触させる工程を伴う。これらの化合物は、どのような順序であれ、互いに加えることができる。1つの実施形態において、樹脂をイミンによる促進化前処理に供することができ、硬化が、過酸化物をその直後に加えるか、或いは、数日後、数週間後又は数ヶ月後に加えるかのどちらかによって行われる。過酸化物及びイミンを(ほぼ)同時に加えることもまた可能である。
使用されることになる上記イミンが室温で固体であるときには、樹脂へのその添加の前に当該イミンを融解するか、又は、当該イミンを好適な溶媒に溶解することが好ましい。好適な溶媒の例として、ホワイトスピリット、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、リン酸ジブチル、リン酸トリエチル、メチルエチルケトン、エチルプロキシトール(ethyl proxytol)が挙げられる。
過酸化物は好ましくは、好適な鈍化剤に希釈される樹脂に加えられる。これらの配合物において使用することができる鈍化剤は、従来型タイプのものであり、好ましくは、アルカノール、シクロアルカノール、アルキレングリコール、アルキレングリコールモノアルキルエーテル、環状エーテル置換アルコール、環状アミド、エステル、ケトン、芳香族溶媒、ハロゲン化炭化水素溶媒、及び、それらの混合物から選択される。
本発明のプロセスの期間中に存在してもよい他の化合物が、アルカリ金属化合物又はアルカリ土類金属化合物、リン含有化合物、1,3−ジケトン、窒素含有塩基及び還元剤である。
1,3−ジケトンの例として、アセチルアセトン、ベンゾイルアセトン及びジベンゾイルメタン、並びに、アセトアセタート類、例えば、ジエチルアセトアセトアミド、ジメチルアセトアセトアミド、ジプロピルアセトアセトアミド、ジブチルアセトアセトアミド、メチルアセトアセタート、エチルアセトアセタート、プロピルアセトアセタート及びブチルアセトアセタートなどが挙げられる。
アルカリ金属化合物又はアルカリ性金属(alkaline metal)化合物の例として、アルカリ金属又はアルカリ性金属のカルボン酸塩、例えば、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の2−エチルヘキサン酸塩、オクタン酸塩、ノナン酸塩、ヘプタン酸塩、ネオデカン酸塩及びナフテン酸塩などが挙げられる。好ましいアルカリ金属がKである。
リン含有化合物の例として、式P(R)及び式P(R)=Oを有するリン化合物(但し、式中、それぞれのRは独立して、水素、1個〜10個の炭素原子を有するアルキル基、及び、1個〜10個の炭素原子を有するアルコキシ基から選択される)が挙げられる。好ましくは、少なくとも2つのR基がアルキル基又はアルコキシ基のどちらかから選択される。好適なリン含有化合物の具体的な例として、リン酸ジエチル、リン酸ジブチル、リン酸トリブチル、リン酸トリエチル(TEP)、亜リン酸ジブチル及びリン酸トリエチルが挙げられる。
窒素含有塩基の例として、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ジエチルアニリン又はN,N−ジメチル−p−トルイジン(DMPT)のような第三級アミン、1,2−(ジメチルアミン)エタンのようなポリアミン、ジエチルアミンのような第二級アミン、トリエタノールアミン、ジメチルアミノエタノール、ジエタノールアミン又はモノエタノールアミンのようなエトキシル化アミン、及び、ビピリジンのような芳香族アミンが挙げられる。
還元剤の例として、アスコルビン酸、ホルムアルデヒドスルホキシル酸ナトリウム(SFS)、グルコース及びフルクトースのような還元糖、シュウ酸、ホスフィン類、ホスフィト類、有機ニトリル又は無機ニトリル、有機スルフィト又は無機スルフィト、有機スルフィド又は無機スルフィド、メルカプタン及びアルデヒド、並びに、それらの混合物が挙げられる。アスコルビン酸(本明細書におけるそのような用語はL−アスコルビン酸及びD−アスコルビン酸を包含する)が、好ましい還元剤である。
本発明によるラジカル硬化性組成物に存在してもよい必要に応じて使用される添加物が、フィラー、繊維、顔料、ラジカル抑制剤、難燃剤及び助触媒である。
好ましい実施形態において、ラジカル硬化性組成物はフィラー及び/又は強化繊維を含む。強化繊維の例として、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維(例えば、Twaron(登録商標))及び天然繊維(例えば、ジュート、ケナフ、工業用アサ、亜麻(リネン)、ラミーなど)が挙げられる。フィラーの例として、石英、砂、三水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、チョーク、水酸化カルシウム、粘土、二酸化チタン及び石灰が挙げられる。
難燃剤には、ハロゲン含有難燃剤及びリン含有難燃剤の両方が含まれる。ラジカル抑制剤の例には、下記のものが含まれる:2−メトキシフェノール、4−メトキシフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチルフェノール、2,4,6−トリメチルフェノール、2,4,6−トリス−ジメチルアミノメチルフェノール、4,4’−チオ−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−イソプロピリデンジフェノール、2,4−ジ−t−ブチルフェノール、6,6’−ジ−t−ブチル−2,2’−メチレン、ジ−p−クレゾール、ヒドロキノン、2−メチルヒドロキノン、2−t−ブチルヒドロキノン、2,5−ジ−t−ブチルヒドロキノン、2,6−ジ−t−ブチルヒドロキノン、2,6−ジメチルヒドロキノン、2,3,5−トリメチルヒドロキノン、カテコール、4−t−ブチルカテコール、4,6−ジ−t−ブチルカテコール、ベンゾキノン、2,3,5,6−テトラクロロ−1,4−ベンゾキノン、メチルベンゾキノン、2,6−ジメチルベンゾキノン、ナフトキノン、1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オール(TEMPOL)、1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オン(TEMPON)、1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチル−4−カルボキシル−ピペリジン(4−カルボキシ−TEMPO)、1−オキシル−2,2,5,5−テトラメチルピロリジン、1−オキシル−2,2,5,5−テトラメチル−3カルボキシルピロリジン(3−カルボキシ−PROXYL)、アルミニウム−N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン、フェノチアジン、及び、それらの組合せ。
遷移金属化合物(例えば、Co、Cu、Mn、V又はFeの化合物など)を樹脂に加えることが可能であるが、本発明のプロセスをそのような化合物の非存在下で行うことが好ましい。これらの金属の1つ又はそれ以上が存在すると思われるならば、それらは好ましくは、0.02mmol/kg樹脂〜10mmol/kg樹脂の(金属として計算される)量で、より好ましくは0.10mmol/kg樹脂〜5mmol/kg樹脂の(金属として計算される)量で、最も好ましくは0.25mmol/kg樹脂〜2mmol/kg樹脂の(金属として計算される)量で存在する。
樹脂、過酸化物及びイミンが組み合わされているとき、これらの化合物は混合され、分散される。硬化プロセスを、−15℃から250℃までのどのような温度においてでも行うことができる。好ましくは、硬化プロセスは、様々な適用において一般に使用される周囲温度で行われ、例えば、ハンド・レイアップ、スプレーアップ、フィラメントワインディング、レジントランスファー成形、コーティング(例えば、ゲルコートコーティング及び標準的コーティング)、ボタン製造、遠心注型、波形シート又は平坦パネル、リライニング(relining)系、及び、コンパウンド注入によるキッチンシンクなどにおいて一般に使用される周囲温度で行われる。しかしながら、硬化プロセスはまた、SMC技術、BMC技術、引抜き技術及び同様な技術において使用することができ、但し、この場合、それらについては、180℃までの温度が使用され、より好ましくは150℃までの温度が使用され、最も好ましくは100℃までの温度が使用される。
硬化した組成物は、硬さをさらに最適化するために硬化後の処理に供することができる。そのような硬化後の処理が一般には、40℃〜180℃の範囲の温度で30分間〜15時間行われる。
硬化した組成物には、海洋用途、化学的固着、屋根材、建築、リライニング、パイプ及びタンク、床材、風車の羽根、積層品などを含めて、様々な用途において使用が見出される。
下記の物質を下記の実施例において使用した:
Palatal P6−オルトフタル酸系不飽和ポリエステル樹脂(前身のDSMの樹脂)
Butanox(登録商標)P50−メチルイソプロピルケトンペルオキシド(フタル酸ジメチルにおける50wt%;前身のAkzoNobel)
Butanox(登録商標)M50−活性酸素含有量が8.9wt%であるメチルエチルケトンペルオキシド(フタル酸ジメチルにおける50wt%;前身のAkzoNobel)
Trigonox(登録商標)233−メチルイソブチルケトンペルオキシド(イソドデカンにおける50wt%;前身のAkzoNobel)
イミン1−4−(n−ブチルアミノ)−3−ペンテン−2−オン
イミン2−エチル−3−(n−ブチルアミノ)−2−ブテノアート
イミン3−3−(n−ブチルアミノ)−N,N−ジエチル−2−ブテンアミド
硬化性組成物を、表1〜表3に列記されるように、100phrの樹脂、1phrの促進剤及び2phrの過酸化物を混合することによって調製した。促進剤は、上記で示されるイミンの1つであった。
組成物を20℃で硬化させた。
組成物の硬化を、the Society of Plastic Instituteの方法(分析法F/77.1;Akzo Nobel Polymer Chemicalsから入手可能)によって分析した。
この方法は、ピーク発熱、ピーク到達時間及びゲル化時間の測定を伴う。
この方法に従って、樹脂、過酸化物及び促進剤を含む混合物の20gを試験管の中に注ぎ、熱電対を、囲いを貫いて試験管の中心に設置した。その後、このガラス管を20℃で維持される環境調節室に置き、時間−温度曲線を測定した。曲線から、下記のパラメーターを計算した:
ゲル化時間(GT)=実験開始から浴温度を5.5℃超えるまでの間に経過した時間(分単位)。
ピーク発熱到達時間(TTP)=実験開始から、ピーク発熱に達したときまでの間に経過した時間。
ピーク発熱(PE)=達した最大温度。
ショアーD硬度を標準的方法のASTM D2240によって求めた。
また、最終的な硬化した樹脂の色も評価した。
結果が表1〜表3に示される。
これらのデータは、これらの系の最も良い硬化挙動が、他のケトンペルオキシドと比較して、メチルイソプロピルケトンペルオキシドを使用することによって得られることを示す。
本願発明には以下の態様が含まれる。
[1]
熱硬化樹脂を硬化させるためのプロセスであって、前記樹脂を、
(i)構造C(R )(R )=N−R のイミン(但し、式中、
・R は、水素、ヒドロキシル、1個〜22個の炭素原子を有する直鎖アルキル又は分岐アルキル、3個〜22個の炭素原子を有するシクロアルキル、6個〜15個の炭素原子を有するアリール、及び、7個〜22個の炭素原子を有するアラルキルから選択され、但し、前記アルキル基、シクロアルキル基、アリール基及びアラルキル基は、S、O、P及び/又はSiから選択されるヘテロ原子を含有する1つ又はそれ以上の基により必要に応じて置換されていてもよく;
・R は、C(R )(R )−C(=O)−R 、−C(R )(R )−C(=S)−R 及び−C(R )(R )−C(=N)−R4から選択され、但し、式中、R 、R 及びR は、水素、1個〜6個の炭素原子を有する直鎖アルキル又は分岐アルキル、3個〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル、アリール、アラルキル、1個〜6個の炭素原子を有するアルコキシ、及び、アリールオキシから選択され;
・R は、1個〜22個の炭素原子を有する直鎖アルキル又は分岐アルキル、3個〜22個の炭素原子を有するシクロアルキル、6個〜15個の炭素原子を有するアリール、及び、7個〜22個の炭素原子を有するアラルキルから選択される)、及び
(ii)メチルイソプロピルケトンペルオキシド
と接触させる工程を含むプロセス。
[2]
が式−C(H)(R )−C(=O)−R を有する、上記[1]に記載のプロセス。
[3]
が水素である、上記[1]又は[2]に記載のプロセス。
[4]
がアルコキシ基であり、かつ、R がアルキル基である、上記[1]から[3]のいずれか一項に記載のプロセス。
[5]
がエトキシ基である、上記[4]に記載のプロセス。
[6]
がメチル基である、上記[4]又は[5]に記載のプロセス。
[7]
が、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、t−アミル、シクロヘキシル及びヒドロキシエチルから選択される、上記[1]から[6]のいずれか一項に記載のプロセス。
[8]
前記樹脂が100重量部の樹脂あたり0.5重量部〜2重量部のイミンの量で前記イミンと接触させられる、上記[1]から[7]のいずれか一項に記載のプロセス。
[9]
前記樹脂が100重量部の樹脂あたり1重量部〜2重量部のイミンの量で前記メチルイソプロピルケトンペルオキシドと接触させられる、上記[1]から[8]のいずれか一項に記載のプロセス。

Claims (9)

  1. 熱硬化樹脂を硬化させるためのプロセスであって、前記樹脂を、
    (i)構造C(R)(R)=N−Rのイミン(但し、式中、
    ・Rは、水素、ヒドロキシル、1個〜22個の炭素原子を有する直鎖アルキル又は分岐アルキル、3個〜22個の炭素原子を有するシクロアルキル、6個〜15個の炭素原子を有するアリール、及び、7個〜22個の炭素原子を有するアラルキルから選択され、但し、前記アルキル基、シクロアルキル基、アリール基及びアラルキル基は、S、O、P及び/又はSiから選択されるヘテロ原子を含有する1つ又はそれ以上の基により必要に応じて置換されていてもよく;
    は、C(R )(R )−C(=O)−R 、及び−C(R )(R )−C(=S)−R から選択され、但し、式中、R、R及びRは、水素、1個〜6個の炭素原子を有する直鎖アルキル又は分岐アルキル、3個〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル、アリール、アラルキル、1個〜6個の炭素原子を有するアルコキシ、及び、アリールオキシから選択され;
    ・Rは、1個〜22個の炭素原子を有する直鎖アルキル又は分岐アルキル、3個〜22個の炭素原子を有するシクロアルキル、6個〜15個の炭素原子を有するアリール、及び、7個〜22個の炭素原子を有するアラルキルから選択される)、及び
    (ii)メチルイソプロピルケトンペルオキシド
    と接触させる工程を含むプロセス。
  2. が式−C(H)(R)−C(=O)−Rを有する、請求項1に記載のプロセス。
  3. が水素である、請求項1又は2に記載のプロセス。
  4. がアルコキシ基であり、かつ、Rがアルキル基である、請求項1から3のいずれか一項に記載のプロセス。
  5. がエトキシ基である、請求項4に記載のプロセス。
  6. がメチル基である、請求項4又は5に記載のプロセス。
  7. が、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、t−アミル、シクロヘキシル及びヒドロキシエチルから選択される、請求項1から6のいずれか一項に記載のプロセス。
  8. 前記樹脂が100重量部の樹脂あたり0.5重量部〜2重量部のイミンの量で前記イミンと接触させられる、請求項1から7のいずれか一項に記載のプロセス。
  9. 前記樹脂が100重量部の樹脂あたり1重量部〜2重量部のイミンの量で前記メチルイソプロピルケトンペルオキシドと接触させられる、請求項1から8のいずれか一項に記載のプロセス。
JP2015526974A 2012-08-17 2013-08-14 熱硬化樹脂を硬化させるためのプロセス Expired - Fee Related JP5977451B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP12180828.1 2012-08-17
EP12180828 2012-08-17
US201261693821P 2012-08-28 2012-08-28
US61/693,821 2012-08-28
PCT/EP2013/066952 WO2014027008A2 (en) 2012-08-17 2013-08-14 Process for curing thermoset resins

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015524868A JP2015524868A (ja) 2015-08-27
JP5977451B2 true JP5977451B2 (ja) 2016-08-24

Family

ID=46982405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015526974A Expired - Fee Related JP5977451B2 (ja) 2012-08-17 2013-08-14 熱硬化樹脂を硬化させるためのプロセス

Country Status (15)

Country Link
US (1) US9840599B2 (ja)
EP (1) EP2885348A2 (ja)
JP (1) JP5977451B2 (ja)
KR (1) KR20150046031A (ja)
CN (1) CN104520368B (ja)
AU (1) AU2013304065B2 (ja)
BR (1) BR112015002677A2 (ja)
CA (1) CA2881550A1 (ja)
IL (1) IL236848A (ja)
MX (1) MX2015002009A (ja)
PH (1) PH12015500296A1 (ja)
RU (1) RU2653853C2 (ja)
TW (1) TWI613239B (ja)
WO (1) WO2014027008A2 (ja)
ZA (1) ZA201500674B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103025282B (zh) 2010-05-10 2015-03-11 特拉维夫大学拉玛特有限公司 通过将电磁能量引导到眼睛的角膜缘区域来治疗青光眼的系统
EP2961364B1 (en) 2013-02-26 2020-05-06 Belkin Laser Ltd. System for glaucoma treatment

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL298715A (ja) 1961-10-20
DE1289047B (de) 1966-09-23 1969-02-13 Elektrochem Werke Muenchen Ag Stabilisierung von Ketonperoxydloesungen in Trialkylphosphaten mittels Aminen
JPS5128193A (en) 1974-09-02 1976-03-09 Nippon Oils & Fats Co Ltd Fuhowahoriesuterujushi no kokahoho
JPS5134985A (ja) * 1974-09-20 1976-03-25 Nippon Oils & Fats Co Ltd Fuhowahoriesuterujushi no kokaho
DE3016051A1 (de) * 1980-04-25 1981-10-29 Peroxid-Chemie GmbH, 8023 Höllriegelskreuth Beschleuniger fuer die haertung von ungesaettigten harzen und seine verwendung
DE3932517A1 (de) 1989-09-29 1991-04-11 Herberts Gmbh Bindemittelzusammensetzung und deren verwendung in ueberzugsmitteln
WO1996003397A1 (en) * 1994-07-21 1996-02-08 Akzo Nobel N.V. Cyclic ketone peroxide formulations
EP1219602A1 (en) * 2000-12-29 2002-07-03 Akzo Nobel N.V. Methyl isopropyl ketone peroxide formulations and their use for curing unsaturated polyesters
WO2002053531A2 (en) * 2000-12-29 2002-07-11 Akzo Nobel N.V. Methyl propyl ketone peroxide formulations and their use for curing unsaturated polyesters
CN101193959B (zh) * 2005-06-10 2012-05-30 帝斯曼知识产权资产管理有限公司 不饱和聚酯树脂或乙烯基酯树脂组合物
ES1063481Y (es) 2006-07-03 2007-03-01 Saez Rosanna Pastor Protector para pies
ES2644938T3 (es) 2006-07-06 2017-12-01 Akzo Nobel Chemicals International B.V. Composiciones de resina de éster de vinilo o de resina de poliéster insaturada
ES2359846T3 (es) 2006-07-06 2011-05-27 Dsm Ip Assets B.V. Composiciones de resina de poliéster insaturado.
ES2452821T3 (es) 2006-07-06 2014-04-02 Dsm Ip Assets B.V. Composiciones de resina de poliéster insaturado o de resina de éster vinílico
US8288591B2 (en) * 2008-11-20 2012-10-16 Designer Molecules, Inc. Curing agents for epoxy resins
AR088945A1 (es) * 2011-12-02 2014-07-16 Akzo Nobel Chemicals Int Bv Composicion curable multi-componente y proceso de curado correspondiente
BR112015002814A2 (pt) * 2012-08-17 2017-07-04 Akzo Nobel Chemicals Int Bv processo para a cura de uma resina de termocura

Also Published As

Publication number Publication date
US9840599B2 (en) 2017-12-12
CN104520368B (zh) 2016-12-14
BR112015002677A2 (pt) 2017-10-31
RU2015108063A (ru) 2016-10-10
AU2013304065B2 (en) 2016-06-16
CN104520368A (zh) 2015-04-15
US20150225515A1 (en) 2015-08-13
IL236848A (en) 2017-06-29
CA2881550A1 (en) 2014-02-20
AU2013304065A1 (en) 2015-02-12
WO2014027008A2 (en) 2014-02-20
TW201414780A (zh) 2014-04-16
RU2653853C2 (ru) 2018-05-15
TWI613239B (zh) 2018-02-01
WO2014027008A3 (en) 2014-04-10
JP2015524868A (ja) 2015-08-27
PH12015500296A1 (en) 2015-04-20
EP2885348A2 (en) 2015-06-24
ZA201500674B (en) 2016-01-27
KR20150046031A (ko) 2015-04-29
MX2015002009A (es) 2015-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5764253B2 (ja) 樹脂を硬化させるための促進剤
JP6352432B2 (ja) (メタ)アクリレート含有up樹脂又はve樹脂を硬化するためのプロセス
KR101967724B1 (ko) 수지 경화용 철계 가속화제
JP5977451B2 (ja) 熱硬化樹脂を硬化させるためのプロセス
JP6038322B2 (ja) 熱硬化性樹脂を硬化させるための方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5977451

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees