JP5964572B2 - コイル装置用インサート成形コアの製造方法、コイル装置用リングコアユニットの製造方法、コイル装置の製造方法、及びコイル装置 - Google Patents
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Description
10 リングコアユニット
12A、12B インサート成形コア
14 ギャップ部材
16 Iコア
20 コイル
22、24 直線コイル部
22a、24a リード部
26 コイル連結線
30 バスバー
40 放熱シート
121 Uコア
121a コア脚部
121b コア側面
121c コア脚部端面
121d コア上面
121e コア下面
122 金属ブロック
122a ブロック下面
122b ブロック上面
123 中空筒部
123a 筒部開口
123A 爪部
123B 爪嵌合部
124、125 非樹脂被覆領域
126 樹脂フランジ
127 金属フランジ
127a 固定用孔
200 インサート成形型
202 キャビティ底面
204 第一の可動型
206 キャビティ側壁面
208 第二の可動型
300 インバータケース
Claims (19)
- コアと、樹脂よりも熱伝導率の高い熱伝導ブロックと、を上下方向に重ねた状態で、該コア用のインサート成形型内に載置する載置工程と、
前記インサート成形型内で左右方向に可動する第一の可動型により、前記コアの一側面を押して、該コアの他側面を、該インサート成形型内の側壁面に圧することで、該インサート成形型内における該コアの位置を決めるとともに、該インサート成形型内で上下方向に可動する第二の可動型により、該コアの上面を押して、前記熱伝導ブロックの下面を、該インサート成形型内の底面に圧して密着させることで、該コアと熱伝導ブロックの互いの対向面を密着させる対向面密着工程と、
前記インサート成形型内に溶融樹脂を注入する注入工程と、
前記インサート成形型内に注入された溶融樹脂を硬化させることにより、前記互いの対向面が直接密着した状態にある前記コア及び前記熱伝導ブロックを樹脂被覆したインサート成形コアを得る成形工程と、
を含む、コイル装置用インサート成形コアの製造方法。 - 前記コアを搭載するコイル装置のコイル端子に接続させるバスバーを前記インサート成形型に設置するバスバー設置工程
を含み、
前記成形工程にて、根元部分がインサート成形されたバスバーを有するインサート成形コアを得る、請求項1に記載のコイル装置用インサート成形コアの製造方法。 - 前記熱伝導ブロックは、前記インサート成形コアを所定の冷却器に固定するための固定用孔が形成されたフランジ部を有し、
前記対向面密着工程時、前記フランジ部は、前記溶融樹脂が流れ込まない位置に固定され、
前記成形工程にて、前記フランジ部が露出したインサート成形コアを得る、請求項1又は請求項2に記載のコイル装置用インサート成形コアの製造方法。 - 前記対向面密着工程にて、前記コアと前記熱伝導ブロックの互いの対向面の一部だけが密着するように、該互いの対向面の少なくとも一方は凸形状を有しており、
前記注入工程にて、前記対向面同士の隙間に前記溶融樹脂を注入し、
前記成形工程にて、前記対向面同士の隙間が樹脂で埋められたインサート成形コアを得る、請求項1から請求項3の何れか一項に記載のコイル装置用インサート成形コアの製造方法。 - 前記コアは、平行に並ぶ二本の脚部を有する略U字状のUコアであり、
前記対向面密着工程では、前記第一の可動型により、前記二本の脚部の夫々の脚部端面が前記インサート成形型内の側壁面に圧せられ、
前記Uコア上の樹脂被覆は、前記脚部端面を超えて該Uコアから離れる方向にまで延びることによって略筒状の中空筒部を形成している、請求項1から請求項4の何れか一項に記載のコイル装置用インサート成形コアの製造方法。 - 前記成形工程にて、互いに直交する前記インサート成形型内の前記側壁面と前記底面が転写されることにより、前記熱伝導ブロックの下面と前記Uコアの脚部端面とが直交する前記インサート成形コアを得る、請求項5に記載のコイル装置用インサート成形コアの製造方法。
- 請求項5又は請求項6に記載のコイル装置用インサート成形コアの製造方法により製造された一対のインサート成形コアを用いてコイル装置用のリングコアユニットを製造するコイル装置用リングコアユニットの製造方法であって、
前記一対のインサート成形コアの夫々の前記中空筒部の開口から、該中空筒部内に所定の介在部材を挿入する介在部材挿入工程と、
前記所定の介在部材が挿入された前記一対のインサート成形コアの前記開口を互いに突き合わせてリングコアユニットを形成するリングコアユニット形成工程と、
を含む、コイル装置用リングコアユニットの製造方法。 - 前記所定の介在部材は、
前記一対のUコアの各前記脚部端面の間の磁路を構成する略棒状のIコアと、
前記Uコアと前記Iコア、該Iコア同士の各間に配置されるギャップ部材と、
を有する、請求項7に記載のコイル装置用リングコアユニットの製造方法。 - 請求項7又は請求項8に記載のコイル装置用リングコアユニットの製造方法により製造されたリングコアユニットを用いてコイル装置を製造するコイル装置の製造方法であって、
前記リングコアユニットのうち、前記樹脂被覆を介してコアが内在するコア内在部分の外周にコイルを巻回するコイル巻回工程
を含む、コイル装置の製造方法。 - 非樹脂被覆領域である前記熱伝導ブロックの下面と、前記コイルの外周の下面との段差を埋める放熱シートを、該コイルの外周の下面上に密着させる放熱シート密着工程
を含む、請求項9に記載のコイル装置の製造方法。 - 前記コイル端子を前記バスバーに接続するバスバー接続工程
を含む、請求項2を引用する請求項9又は請求項10に記載のコイル装置の製造方法。 - インサート成形により樹脂被覆されたインサート成形コアと、
前記インサート成形コアの外周を前記樹脂被覆の上から巻回するコイルと、
を備え、
前記インサート成形コアは、
コアと、
前記樹脂被覆内にて前記コアと直接密着した状態にある、樹脂よりも熱伝導率の高い熱伝導ブロックと、
を有し、
所定の冷却器と面接触する前記インサート成形コアの下面に、前記熱伝導ブロックの一部が露出していることを特徴とする、コイル装置。 - 前記インサート成形コアの少なくとも一方にインサート成形によって固定され、前記コイルの端子に接続されるバスバー
を備えることを特徴とする、請求項12に記載のコイル装置。 - 前記熱伝導ブロックは、非樹脂被覆部分であるフランジ部を有し、
前記フランジ部には、前記コイル装置を前記所定の冷却器に固定するための固定用孔が形成されていることを特徴とする、請求項12又は請求項13に記載のコイル装置。 - 前記コアと前記熱伝導ブロックの互いの対向面の一部だけが密着するように、該互いの対向面の少なくとも一方は凸形状を有しており、
前記対向面同士の隙間は、樹脂で埋められていることを特徴とする、請求項12から請求項14の何れか一項に記載のコイル装置。 - 一対の前記インサート成形コアからなるリングコアユニット
を備え、
前記一対のインサート成形コアは、夫々、
平行に並ぶ二本の脚部を有する略U字状のUコアと、
前記樹脂被覆内にて前記Uコアと密着状態にある前記熱伝導ブロックと、
を有し、前記Uコア上の樹脂被覆が、前記二本の脚部の夫々の脚部端面を超えて該Uコアから離れる方向にまで延びることによって略筒状の中空筒部を形成しており、
前記中空筒部の開口から該中空筒部内に所定の介在部材が挿入されており、
前記所定の介在部材が挿入された前記一対のインサート成形コアの前記開口が互いに突き合わせられることにより、前記リングコアユニットが形成されていることを特徴とする、請求項12から請求項15の何れか一項に記載のコイル装置。 - 前記インサート成形コアは、前記熱伝導ブロックの下面と前記Uコアの脚部端面とが直交することを特徴とする、請求項16に記載のコイル装置。
- 前記所定の介在部材は、
前記一対のUコアの各前記脚部端面の間の磁路を構成する略棒状のIコアと、
前記Uコアと前記Iコア、該Iコア同士の各間に配置されるギャップ部材と、
を備えることを特徴する、請求項16又は請求項17に記載のコイル装置。 - 前記コイルの外周の下面上に、非樹脂被覆領域である前記熱伝導ブロックの下面と、前記コイルの外周の下面との段差を埋める放熱シートが密着していることを特徴とする、請求項12から請求項18の何れか一項に記載のコイル装置。
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