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JP5958029B2 - ステータの冷却構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ステータコアを軸方向に圧締して固定する回転電機用ステータの冷却構造に関する。
回転電機のステータのコイルは回転駆動時の通電に基づく銅損によって発熱し、コイルを卷回するステータコアも鉄損によって発熱する。発熱したステータコアを冷却する手段としては、例えば、特許文献1に開示された技術がある。
特許文献1の技術は、冷却手段として、ステータコアの外周面を内周面で接触保持するコアホルダと、コアホルダの内周面に設けられステータコアの外周面に冷媒を流通させる冷媒流路と、コアホルダの外周面と内周面とを連通してステータコアの外周面に冷媒を導入する複数の貫通孔とを有するというものである。
特開2011−36024号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、コアホルダはステータコアを確実に締め付けるに足る強度を有せねばならないので、その断面積を所定以上のものとする必要がある。そのため、コアホルダの内周面に形成する冷媒流路の断面積は小さく制限されたものとなる。その結果、冷媒とステータコアとの接触面積が減少して冷却能力が低下し、最大出力時など発熱が大きい動作状態では冷却能力不足により回転電機の出力が制限されるのである。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、軸方向に圧締して固定するステータコアと保持筒又は押さえ部材との間に冷却通路を設けることで大きな流路面積が確保できるステータの冷却構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、円筒状のステータコア(32)と、軸方向一端に底面をもつ円筒状を有し、前記底面の内面に前記ステータコア(32)の軸方向一方側端面が当接するように前記ステータコア(32)が内部に挿入される保持筒(23)と、前記ステータコア(32)の軸方向他方側端面が当接し、前記保持筒(23)とともにハウジング(1)に締着され前記ステータコア(32)を軸方向に圧締する押さえ部材(13)と、前記保持筒(23)の内周面と前記ステータコア(32)の外周面との間に形成される冷却通路(44)と、前記ステータコア(32)の径方向の外周近傍で軸方向に貫通する複数の貫通路(46)と、前記各貫通路(46)に前記冷却通路(44)から連通させる連通路(45)と、を備えるものであって、前記ステータコア(32)は、複数の分割コア(33)を周方向に積層してなり、前記分割コア(33)は軸方向の前記分割コア(33)同士の当接面に連通路(45)を形成する溝(49)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ステータコア32)は軸方向に挟持され圧締されるとともに、保持筒23の内周面とステータコア32)の外周面との間に冷却通路44)が形成される。そのため、ステータコア32)の外周面に広い接触面積を有する冷却通路が形成され、冷媒の大きな流路面積が確保されるので、ステータコア32)の冷却が極めて効果的に行われるという優れた効果を奏する。
本発明のステータ冷却構造の第1参考例を示す正面図である。 図1におけるII―II断面図である。 本発明の第1参考例によるステータ冷却構造を分解して示す斜視図である。 本発明のステータ冷却構造の第2参考例を示す正面図である。 図4におけるV―V断面図である。 本発明の第2参考例によるステータ冷却構造を分解して示す斜視図である。 本発明のステータ冷却構造の第3参考例を示す正面図である。 図7におけるVIII―VIII断面図である。 本発明の第3参考例によるステータ冷却構造を分解して示す斜視図である。 本発明のステータ冷却構造の第4参考例を示す正面図である。 図10におけるXI―XI断面図である。 本発明の第4参考例によるステータ冷却構造を分解して示す斜視図である。 本発明のステータ冷却構造実施形態を示す正面図である。 図13におけるXIV―XIV断面図である。 本発明実施形態によるステータ冷却構造を分解して示す斜視図である。 図14のXVI―XVI断面図である。 図13,図14及び図15における分割コア33の斜視図である。 図17におけるA部(溝)の第1変形態様を示す部分拡大図である。 図17におけるA部(溝)の第2変形態様を示す部分拡大図である。
以下、本発明の参考例及び本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
参考例及び本実施形態の回転電機のステータは、電磁鋼板又は圧粉鉄心からなるステータコア30〜32のスロット6に図示しないコイルが卷回されてなる。円筒状のステータコア30〜32は保持筒20〜23に挿入され、その一方の端面は保持筒20〜23の底面の内面に当接する。ステータコア30〜32の他方の端面は、ステータコア30〜32を収容する保持筒20〜23に蓋をするような押さえ部材10〜13に当接する。
保持筒20〜23及び押さえ部材10〜13は、それぞれの取付孔5が連穿される状態でハウジング1(図2にのみ記載し、図5、8、11,14では記載を省略する。)にボルト7によって締着される。このとき、保持筒20〜23の鍔4と押さえ部材10〜13の鍔4との間には、僅かな間隙が生ずるようにステータコア30〜32の軸方向の寸法及び保持筒20〜23の深さ寸法が設定されているので、ボルト7の締着力によってステータコア30〜32には軸方向の圧締力が付与される。これにより、ステータコア30〜32はハウジング1に固定される。
ハウジング1は、ステータコア30〜32の中心孔内壁に接近して回転する円柱状の図示しないロータをステータコア30〜32の中心軸に軸支する。また、ハウジング1は、冷却通路40〜44の入口8及び出口9に液密で連結する冷媒通路を備える。
次に、第1参考例を図1,図2及び図3に基づいて説明する。
保持筒20は、その一方端である底部分に開口部24を有し、その他方端に、取付孔5が穿孔された複数の鍔4を有する筒状体である。保持筒20の筒状部分には、軸方向の長孔である入口8及び出口9が筒状部分の直径位置にそれぞれ穿孔して設けられている。入口8及び出口9の開口部24側の端部位置から鍔4までの保持筒20の筒状部分内周面は、拡径された段部50となっている。
ステータコア30は、保持筒20の段部50を除く内周部分に挿入できるようにその直径が設定されているので、ステータコア30の端面が保持筒20の底面に当接可能となる。
押さえ部材10は、ステータコア30の直径とスロット6の谷径との中間寸法の内径と、保持筒20の直径に略等しい外径とを有する円環板を備える。押さえ部材10の円環板の外周には、複数の鍔4が径方向に突設されている。鍔4には、保持筒20の取付孔5と連穿されるように取付孔5が穿孔されている。押さえ部材10の円環板には、ステータコア30の外径より僅かに大きい内径と、保持筒20の段部50の内径より僅かに小さい外径とを有する円筒部2が円環板と同芯に立設されている。円筒部2が段部50とステータコア30との間に嵌挿されたとき、円筒部2の先端が入口8及び出口9の長手方向の端面に位置するように、円筒部2の高さが設定されている。
このような保持筒20、ステータコア30及び押さえ部材10が図2に示すように組み立てられたとき、保持筒20の内周面である段部50とステータコア30の外周面との間には環状の冷却通路40が形成される。そして、冷却通路40の幅は、段部50と円筒部2によって入口8及び出口9の長手方向の寸法に区画される。冷媒は、入口8から流入して半周の冷却通路40に分流し、出口9で合流して流出する。この構成によれば、押さえ部材10が円筒部2を備えるので剛性が向上することにより、ステータコア30の圧締力を増強させることができ、ステータコア30の固定を強固なものとすることができる。
次に、第2参考例を図4,図5及び図6に基づいて説明する。
保持筒21は、その一方端である底部分に開口部24を有し、その他方端に、取付孔5が穿孔された複数の鍔4を有する筒状体である。保持筒21の筒状部分には、軸方向の長孔である入口8及び出口9が筒状部分の直径位置にそれぞれ穿孔して設けられている。
押さえ部材11は、ステータコア30の直径とスロット6の谷径との中間寸法の内径と、保持筒21の直径に略等しい外径とを有する円環板を備える。押さえ部材11の円環板の外周には、複数の鍔4が径方向に突設されている。鍔4には、保持筒21の取付孔5と連穿されるように取付孔5が穿孔されている。押さえ部材11の円環板には、ステータコア30の外径より僅かに大きい内径と、保持筒21の内径より僅かに小さい外径とを有する円筒部3が円環板と同芯に立設されている。円筒部3には、軸方向の長孔である入口8及び出口9が円筒部3の直径位置に保持筒21の入口8及び出口9と連穿するようにそれぞれ穿孔して設けられている。円筒部3の内周面には、入口8及び出口9の長手方向と同一幅寸法の溝部51が拡径して形成されている。円筒部3が保持筒21に挿入されて、円筒部3と保持筒21の鍔4同士を当接させたとき、円筒部3の先端が保持筒21の底面に接触しないように、円筒部3の高さが設定されている。
ステータコア30は、押さえ部材11の円筒部3に挿入可能な直径寸法を有している。そして、円筒部3にステータコア30を収納した押さえ部材11は、保持筒21に挿入され、ステータコア30の端面が保持筒21の底面に当接可能となる。
このような保持筒21、ステータコア30及び押さえ部材11が図5に示すように組み立てられたとき、押さえ部材11の内周面である溝部51とステータコア30の外周面との間には環状の冷却通路41が形成される。そして、冷却通路41の幅は、溝部51によって入口8及び出口9の長手方向の寸法に区画される。冷媒は、入口8から流入して半周の冷却通路41に分流し、出口9で合流して流出する。この構成によれば、押さえ部材11が大きな円筒部3を備えるので剛性がより向上することにより、ステータコア30の圧締力をさらに増強させることができ、ステータコア30の固定をより強固なものとすることができる。
次に、第3参考例を図7、図8及び図9に基づいて説明する。
保持筒22は、その一方端である底部分に開口部24を有し、その他方端に、取付孔5が穿孔された複数の鍔4を有する筒状体である。保持筒22の筒状部分には、軸方向の長孔である入口8及び出口9が筒状部分の直径位置にそれぞれ穿孔して設けられている。保持筒22の筒状部の内周面には、入口8及び出口9の長手方向寸法と同一の幅寸法を有する拡径された溝部52が形成されている。
ステータコア30は、保持筒22の溝部52を除く内周部分に挿入できるようにその直径が設定されているので、ステータコア30の端面が保持筒22の底面に当接可能となる。
押さえ部材12は、ステータコア30の直径とスロット6谷径との中間寸法の内径と、保持筒22の直径に略等しい外径とを有する円環板を備える。押さえ部材12の円環板の外周には、複数の鍔4が径方向に突設されている。鍔4には、保持筒22の取付孔5と連穿されるように取付孔5が穿孔されている。
このような保持筒22、ステータコア30及び押さえ部材12が図8に示すように組み立てられたとき、保持筒22の内周面である溝部52とステータコア30の外周面との間には環状の冷却通路42が形成される。そして、冷却通路42の幅は、溝部52によって入口8及び出口9の長手方向の寸法に区画される。冷媒は、入口8から流入して半周の冷却通路42に分流し、出口9で合流して流出する。この構成によれば、押さえ部材12が円筒部を備えないので、低コストにステータの冷却構造を得ることができる。
次に、第4参考例を図10,図11及び図12に基づいて説明する。
保持筒21は、その一方端である底部分に開口部24を有し、その他方端に、取付孔5が穿孔された複数の鍔4を有する筒状体である。保持筒21の筒状部分には、軸方向の長孔である入口8及び出口9が筒状部分の直径位置にそれぞれ穿孔して設けられている。
ステータコア31は、保持筒21の内周部分に挿入できるようにその直径が設定されているので、ステータコア31の端面が保持筒21の底面に当接可能となる。ステータコア31の外周面には、ステータコア31の外径を縮径して形成した溝部53が設けられている。溝部53の幅寸法は、保持筒21の入口8及び出口9の長手方向寸法と同一である。ステータコア31が保持筒21に挿入されステータコア31の端面が保持筒21の底面に当接したとき、入口8及び出口9と溝部53とが両者の全幅で連通するように、両者の軸方向の位置が設定されている。
押さえ部材12は、ステータコア31の直径とスロット6谷径との中間寸法の内径と、保持筒21の直径に略等しい外径とを有する円環板を備える。押さえ部材12の円環板の外周には、複数の鍔4が径方向に突設されている。鍔4には、保持筒21の取付孔5と連穿されるように取付孔5が穿孔されている。
このような保持筒21、ステータコア31及び押さえ部材12が図11に示すように組み立てられたとき、保持筒21の内周面とステータコア31の外周面である溝部53との間には環状の冷却通路43が形成される。そして、冷却通路43の幅は、溝部53によって入口8及び出口9の長手方向の寸法に区画される。冷媒は、入口8から流入して半周の冷却通路43に分流し、出口9で合流して流出する。この構成によれば、押さえ部材12が円筒部を備えないので、低コストにステータの冷却構造を得ることができる。
次に、実施形態を図13、図14及び図15に基づいて説明する。
保持筒23は、その一方端である底部分に開口部24を有し、その他方端に、取付孔5が穿孔された複数の鍔4を有する筒状体である。保持筒23の筒状部分には、軸方向の長孔である入口8が穿孔して設けられている。入口8の開口部24側の端部位置から鍔4までの保持筒23の筒状部分内周面は、拡径された段部54となっている。保持筒23の底面には、複数の貫通孔47が設けられている。貫通孔47は、ステータコア32径方向のスロット6の谷と外周との中間位置でステータコア32軸方向に貫通する複数の貫通路46に連通するように穿孔される。貫通孔47の形状は、貫通路46の断面形状と同じであることが好ましいが、冷媒が流通可能であれば、異なった形状であってもよい。
ステータコア32は、保持筒23の段部54を除く内周部分に挿入できるようにその直径が設定されているので、ステータコア32の端面が保持筒23の底面に当接可能となる。
ステータコア32は、複数の分割コア33を円環状に積層したものを軸方向に連接させた構成を有する。分割コア33は、図17に示すように、スロット6と、スロット6の半割の一方と、貫通路46の半割である溝48と、連通路45の四分割である溝49とを有する。すなわち、ステータコア32は、周方向に相互に当接する分割コア33間に形成され径方向のスロット6の谷と外周との中間位置で軸方向に貫通する複数の貫通路46を有する。貫通路46は、図16に示すように、ステータコア32における磁路の断面積を確保するため、磁束方向である周方向に細長い断面形状を有することが好ましい。分割コア33は、電磁鋼板を軸方向に積層して形成される。
また、ステータコア32は連通路45を有する。連通路45は、周方向と軸方向に当接する四個の分割コア33の溝49で形成され、冷却通路44と各貫通路46とを連通させる。連通路45は、図17に示す溝49によれば断面形状が円形となるが、図18に示す溝50によれば、断面形状が正方形となる。また、図19に示す溝51によれば、連通路45の断面形状は正方形又は矩形となる。溝49,50を備えた分割コア33は、溝49,50の形状と配設位置に起因して、電磁鋼板による製造が困難である。そのため、溝49,50を備えた分割コア33は、プレス成型による圧粉鉄心からなることが好ましい。
押さえ部材13は、ステータコア32の直径とスロット6の谷径との中間寸法の内径と、保持筒23の直径に略等しい外径とを有する円環板を備える。押さえ部材13の円環板の外周には、複数の鍔4が径方向に突設されている。鍔4には、保持筒23の取付孔5と連穿されるように取付孔5が穿孔されている。押さえ部材13の円環板には、ステータコア32の外径より僅かに大きい内径と、保持筒23の段部54の内径より僅かに小さい外径とを有する円筒部2が円環板と同芯に立設されている。円筒部2が段部54とステータコア32との間に嵌挿されたとき、円筒部2の先端が入口8の長手方向の端面に位置するように、円筒部2の高さが設定されている。押さえ部材13の円環板の内周近傍には、ステータコア32の外周近傍で軸方向に貫通する各貫通路46に連通するように穿孔された複数の貫通孔47が設けられている。貫通孔47の形状は、貫通路46の断面形状と同じであることが好ましいが、冷媒が流通可能であれば、異なった形状であってもよい。
このような保持筒23、ステータコア32及び押さえ部材13が図14に示すように組み立てられたとき、保持筒23の内周面である段部54とステータコア32の外周面との間には環状の冷却通路44が形成される。そして、冷却通路44の幅は、段部54と円筒部2によって入口8の長手方向の寸法に区画される。この構成によれば、押さえ部材13が円筒部2を備えるので剛性が向上することにより、ステータコア32の圧締力を増強させることができ、ステータコア32の固定を強固なものとすることができる。さらに、入口8から流入した冷媒は、冷却通路44、連通路45、貫通路46を順次に経由して、ステータコア32の両側にある保持筒23の底面及び押さえ部材13の各貫通孔47から吐出し、スロット6に卷回されたコイルのコイルエンドに雨飛するので、ステータコア32とともにコイルも効果的に冷却することができるという優れた効果を奏する。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態のステータの冷却構造によれば、ステータコ32は軸方向に挟持され圧締されるとともに、保持の内周面とステータコ32の外周面との間に冷却通44が形成される。そのため、ステータコ32の外周面に広い接触面積を有する冷却通路が形成され、冷媒の大きな流路面積が確保されるので、ステータコ32の冷却が極めて効果的に行われるという優れた効果を奏する。
なお、本発明は、当業者の知識に基づいて様々な変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものを含む。また、前記変更等を加えた実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りいずれも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1 ハウジング
10,11,12,13 押さえ部材
20,21,22,23 保持筒
30,31,32, ステータコア
40,41,42,43,44 冷却通路

Claims (3)

  1. 円筒状のステータコア(32)と、
    軸方向一端に底面をもつ円筒状を有し、前記底面の内面に前記ステータコア(32)の軸方向一方側端面が当接するように前記ステータコア(32)が内部に挿入される保持筒(23)と、
    前記ステータコア(32)の軸方向他方側端面が当接し、前記保持筒(23)とともにハウジング(1)に締着され前記ステータコア(32)を軸方向に圧締する押さえ部材(13)と、
    前記保持筒(23)の内周面と前記ステータコア(32)の外周面との間に形成される冷却通路(44)と、
    前記ステータコア(32)の径方向の外周近傍で軸方向に貫通する複数の貫通路(46)と、
    前記各貫通路(46)に前記冷却通路(44)から連通させる連通路(45)と、
    を備えるものであって、
    前記ステータコア(32)は、複数の分割コア(33)を周方向に積層してなり、
    前記分割コア(33)は軸方向の前記分割コア(33)同士の当接面に連通路(45)を形成する溝(49)を備えることを特徴とするステータの冷却構造。
  2. 前記貫通路(46)は、前記ステータコア(32)の周方向に細長い断面形状を有するものであることを特徴とする請求項1に記載のステータの冷却構造。
  3. 前記貫通路(46)は、前記分割コア(33)の積層面に設けた溝(48)により形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載のステータの冷却構造。
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