JP5948428B2 - 磁気カップリング - Google Patents
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Description
本発明は、磁気カップリングに関する。
回転軸を有する構造物においては、回転軸が主回転軸と被回転軸とに分けられ、両者の間に磁石の吸引力を利用した磁気カップリングを利用したものがある。この磁気カップリングの利用による主回転軸のトルクを被回転軸に伝える機構は多数存在する。特に化学薬品の搬送や、血液、食品など衛生上の関係から、回転トルクを発生する発動機と薬品等との接触を避けることが必要な場合に多く用いられている。
その一例として、特開2005−160274号公報(特許文献1)がある。この例では、冷凍機の冷媒を搬送する電動機の軸に磁気カップリングを取り付け、主回転軸側と被回転軸側との間に金属製の隔壁が介在されている。この隔壁の板厚を薄くすることで磁力の劣化を防いだ例が記載されている。そして薄くなった隔壁の強度を補う目的で、特許文献1では、繊維強化プラスチック製のリングをその外周側に設置したものである。
また、特開2001−258208号公報(特許文献2)は、自動車用冷却剤のポンプに磁気カップリングを利用し、回転軸側とポンプファンのついた被回転軸側の間に繊維強化されたプラスチックで製作された隔壁を設けた例である。なお、回転軸と静止側の容器の間にゴムなどで製作されたシール材をはさみ、容器の内外の流体の移動を極力抑える例は多数ある。
さらに、特開平7−158643号公報(特許文献3)は、回転軸が熱膨張で軸方向に伸縮する場合に備え、ベアリングの左右に設けた部屋にグリースを注入したものである。このグリースによって、ベアリングが左右に動いた場合でも、グリースが圧力バッファとなるようにしたものである。
上記の従来技術では次のような課題が考えられる。
海水中や腐食溶液中で使用する回転機械の場合、構造物の容器内側と外側の流体の移動を避けたいがために、上述の磁気カップリングを利用することが多い。ただし、容器内外に圧力差がある場合は、回転軸と被回転軸との間に位置する隔壁の強度、剛性を上げて、容器が変形あるいは破壊を防止する必要が生じる。その場合、必然的に隔壁の板厚を増加させ、磁気カップリングの回転軸側の磁石と被回転軸側の磁石との間隔を広げる必要がある。
このとき、磁力の伝達率をなるべく低下させないように、隔壁に透磁率の小さい繊維強化樹脂材を設ける特許文献1のアイデアが考えられる。しかし、金属製の隔壁に対して剛性の小さい繊維強化樹脂材で隔壁を作成すると、圧力差に耐えうる剛性と強度を確保するためには、隔壁自身の板厚は金属単体で隔壁を製作した時以上に増加してしまう。したがって、磁力の伝達率は低下してしまう。
容器内外に圧力差がある場合に、上記のシール材を介在させる特許文献2のアイデアを用いる場合、シール材の接触面圧を大きくすることですきまを小さくとる必要がある。
しかし、この高面圧荷重によってシール材の摩耗が促進されるため、定期的な交換が必要となる。さらに回転軸の回転トルクも大きくなってしまう。また、摺動させて回転させるためには、わずかながら隙間が必要となる。この隙間に高圧水や特許文献3のような高圧グリースなどを常に満たしておく必要が生じるため、回転シール部からは、多少の水やグリースが漏えいする可能性がある。水やグリースが漏洩した状況での長期間の使用においては、回転シール部にグリースなどが付着、堆積するためそこにゴミなどが混入し、美観を維持することが難しい。
そこで本発明の目的は、回転軸の容器内外に圧力差がある場合、また海水などの腐食環境中であっても使用可能な磁気カップリングを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、複数個の第1の磁石を固定した回転軸と、この回転軸と同軸に配されて複数個の第2の磁石を固定した被回転軸とを有し、前記第1と第2の磁石のお互いの吸引力で前記回転軸の回転トルクを前記被回転軸に伝達する磁気カップリングであって、前記回転軸と前記被回転軸との間に繊維強化樹脂からなる隔壁が二層設けられ、この隔壁間に繊維強化樹脂からなる中間回転体を介在させ、この中間回転体は複数個の第3の磁石を固定するとともに、前記中間回転体は二層の隔壁との間で回転自由となっており、この中間回転体の表面に摺動部材が固定され、前記第1の磁石と前記第3の磁石の対向面の磁性が異なり、前記第3の磁石と前記第2の磁石の対向面の磁性が異なることを特徴とする。
本発明によれば、回転軸の容器内外に圧力差がある場合、また海水などの腐食環境中であっても使用可能な磁気カップリングを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明の一実施例を図にしたがって順次説明する。
本実施例では、磁気カップリングの例を説明する。なお、説明の関係上、本発明を船に実施した場合を例として説明するが、本発明は船に限定されるものではない。
図1は本発明の実施例1に係る磁気カップリングの断面図である。
図1において、回転軸1の円筒あるいは円柱形状をした部位の外周部近傍に第1の磁石2aが複数個固定されている。この回転軸1は水密容器3の内部(例えば、船舶で言えば、キャビン内部)に位置したエンジンと連結された回転軸のことである。
水密容器3の一部には繊維強化樹脂で製作された円筒状の隔壁4(船舶で言えば、キャビンを構成する壁)が存在する。この隔壁4は二層存在し、その間隔はスペーサ5の板厚で一定とされている。二層の隔壁4の端部は水密容器3、スペーサ5に接着あるいは適当なシール材を介して固定される。二層の隔壁4の間には、繊維強化樹脂で製作された円筒状の中間回転体6が存在する。
中間回転体6には第3の磁石2cが複数個固定されている。外側の隔壁4の外部には、被回転軸7(船舶で言えば、海水側のスクリューに連結された回転軸)が存在し、回転軸1の回転軸方向と被回転軸7の軸方向は一致するように配される。被回転軸7の隔壁4に相対する部分には第2の磁石2bが複数個固定されている。なお回転軸1、被回転軸7の材質は問わない。
隔壁4、中間回転体6は円筒形状をしており、繊維強化樹脂で製作されている。この繊維はガラス繊維、炭化ケイ素繊維、セラミック繊維、有機繊維などの導電率が小さく、比透磁率が小さく、高強度な繊維が用いられる。樹脂の種類としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂が考えられる。これらの樹脂は導電率が小さく、比透磁率が小さければ種類を問わないが、強度が比較的大きいものが好ましい。
回転軸1に固定された第1の磁石2aの外表面側の磁性は、中間回転体6に固定された第3の磁石2cの内表面側の磁性と異なるように配されている。この中間回転体6に固定された第3の磁石2cの外表面側の磁性は、被回転軸7に固定された第2の磁石2bの内表面側の磁性と異なるように配される。磁石の種類としてはネオジウム磁石、フェライト磁石などの磁力の強いものが好ましい。
中間回転体6の外表面と隔壁4内面との接触部には摺動部材8が固定されている。摺動部材8の材質としては繊維強化樹脂とし、繊維はポリベンゾイミダゾール、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール、芳香族ポリアミド、ポリアリレート、芳香族ポリエステルで製造される繊維が用いられる。また、摺動部材8の樹脂はエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂が考えられる。
また摺動部材8が二分割され、一方が隔壁4側内面に固定され、もう一方が中間回転体6外面に固定され互いに接する状態になっていてもよい。この場合の摺動部材の材質は上記の繊維強化樹脂に加えてセラミックス材であってもよい。
このように本実施例によれば、回転軸1にモータなどにより回転運動が伝えられた場合、回転軸1の第1の磁石2aと、中間回転体6の第3の磁石2cの引力によって回転軸1と中間回転体6とは同じ回転速度で回転する。そして、中間回転体6の第3の磁石2cと被回転軸7の第2の磁石2bとの間に働く引力により、中間回転体6と被回転軸7は同じ回転速度で回転する。結果として、回転軸1の回転運動が被回転軸7に伝達される。
水密容器3の外部の海水圧が大きい場合でも、隔壁4と中間回転体6の三層構造の繊維強化樹脂製構造物の剛性により、その変形量は小さくできる。隔壁4の板厚は使用する内外圧差に応じて自由に変えることができる。たとえ、隔壁4の板厚が増加しても、中間回転体6にも第3の磁石2cが固定されているため、回転トルクの伝達は減衰することなく行われる。また、隔壁4が海水圧で変形し水密容器3の内側方向に変形しても、隔壁4と中間回転体6の間に挿入されている摺動部材8によって、低摩擦力で中間回転体6は回転運動可能となる効果を生む。
次に、実施例2を備えた磁気カップリングの例を説明する。
図2は本発明の実施例2に係る磁気カップリングの断面図である。
図3は本発明の実施例2に係る中間回転体の斜視図である。
図4は本発明の実施例2に係る隔壁の斜視図である。
図2において、平板回転軸9には第1の磁石2aが複数個固定されている。この平板回転軸9は水密容器3の内部に位置している。
水密容器3の一部には繊維強化樹脂で製作された円板状の隔壁10が存在する。この隔壁10は二層存在する。二層の隔壁10の端部は水密容器3に隔壁押さえ具11とボルト12によって固定される。二層の隔壁10の間には、繊維強化樹脂で製作された円板状の中間回転体13が存在する。
中間回転体13には第3の磁石2cが複数個固定されている。外側の隔壁10の外部には、平板被回転軸14が存在し、平板回転軸9の回転軸方向と平板被回転軸14の軸方向は一致するように配される。平板被回転軸14の隔壁10に相対する部分には第2の磁石2bが複数個固定される。なお平板回転軸9、平板被回転軸14の材質は問わない。
隔壁10及び中間回転体13は円板形状をしており、繊維強化樹脂で製作されている。この繊維はガラス繊維、炭化ケイ素繊維、セラミック繊維、有機繊維などの導電率が小さく、比透磁率が小さく、高強度な繊維が用いられる。樹脂の種類としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂が考えられる。これらの樹脂は導電率が小さく、比透磁率が小さければ種類を問わないが、強度が比較的大きいものが好ましい。
平板回転軸9に固定された第1の磁石2aの外表面側の磁性は、中間回転体13に固定された第3の磁石2cの内表面側の磁性と異なるように配されている。中間回転体13に固定された第3の磁石2cの外表面側の磁性は、平板被回転軸14に固定された第2の磁石2bの内表面側の磁性と異なるように配される。磁石の種類としてはネオジウム磁石、フェライト磁石などの磁力の強いものが好ましい。
中間回転体13の外表面と隔壁10内面との接触部には摺動部材8が固定されている。摺動部材8の材質としては繊維強化樹脂とし、繊維はポリベンゾイミダゾール、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール、芳香族ポリアミド、ポリアリレート、芳香族ポリエステルで製造される繊維が用いられる。また、摺動部材8の樹脂はエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂が考えられる。
また摺動部材8が二分割され、一方が隔壁10側内面に固定され、もう一方が中間回転体13外面に固定され互いに接する状態になっていてもよい。この場合の摺動部材の材質は上記の繊維強化樹脂に加えてセラミックス材であってもよい。
図3において、中間回転体13の表面の外周部と内周部には摺動部材8が固定されている。この摺動部材8に挟まれる領域に、第3の磁石2cが複数個固定されている。第3の磁石2cの表面は摺動部材8の表面より低い位置にある。これにより、回転運動時に第3の磁石2cを傷つけることを防止できる。
図4において、隔壁10の内側表面の外周部と内周部には摺動部材15が固定されている。この摺動部材15の幅は中間回転体13に固定された摺動部材8の幅よりも大きくなっている。こうすることによって、外圧によって隔壁10が変形した場合でも、常に中間回転体13に固定された摺動部材8と、隔壁10との内側表面に固定された摺動部材15は接触することができ、安定した回転運動を行える。
本実施例によれば、モータ或いはエンジンによって平板回転軸9に回転運動が伝えられた場合、平板回転軸9の第1の磁石2aと、中間回転体13の第3の磁石2cの引力で平板回転軸9と中間回転体13とは同じ回転速度で回転する。そして、中間回転体13の第3の磁石2cと平板被回転軸9の第2の磁石2bとの間に働く引力により、中間回転体13と平板被回転軸14とは同じ回転速度で回転する。結果として、平板回転軸9の回転運動が平板被回転軸14に伝達されることになる。
水密容器3の外部の海水圧が大きい場合でも、隔壁10と中間回転体13の三層構造の繊維強化樹脂製構造物の剛性により、その変形量を小さくできる。また、隔壁10の板厚は使用する内外圧差に応じて自由に変えることができる。
たとえ、隔壁10の板厚が増加しても、中間回転体13にも第3の磁石2cが固定されているため、回転トルクの伝達は減衰することなく行われる。また、隔壁10が海水圧で変形し水密容器3の内側方向に変形しても、隔壁10と中間回転体13の間に挿入されている摺動部材8によって、低摩擦力で中間回転体13は回転運動可能となる効果を生む。
また、平板回転軸9、中間回転体13、平板被回転軸14は円板形状をしているため、軸方向の厚み、高さをコンパクトにできるという効果を生む。
本実施例では、中間回転体13の他の例を説明する。
図5は、本発明の実施例3に係る中間回転体の斜視図である。
図5において、中間回転体13の表面の外周部と内周部に加えて、第3の磁石2cの間にも摺動部材8を固定されている。摺動部材8に挟まれる領域に、第3の磁石2cが複数個固定されている。第3の磁石2cの表面は摺動部材8の表面より低い位置にある。これにより、回転運動時に第3の磁石2cを傷つけることがなくなる。
このように本実施例によれば、中間回転体13に固定された摺動部材8と、隔壁10内面との接触面積が大きくできりため、より高圧の海水中でも隔壁10や中間回転体13の変形を小さくすることができるという効果を生む。
本実施例では、中間回転体13の他の例を説明する。
図6は、本発明の実施例4に係る中間回転体の斜視図である。
図6において、中間回転体13の内部には第3の磁石2cが埋設されている。中間回転体13は繊維強化樹脂で製作されており、第3の磁石2cは繊維強化樹脂の成型時に一体成型(いわゆる、インサート成形)されていてもよいし、成形後に第3の磁石2cを挿入してもよい。
本実施例では第3の磁石2cが埋設された中間回転体13の隔壁10に接する面に摺動部材8が一体成型されている。摺動部材8は、中間回転体13の成形後に、接着剤によって固定されてもよいし、成型過程に一体成型(いわゆる、インサート成形)されてもよい。
このように、本実施例によれば、中間回転体13に固定あるいは一体成型された摺動部材8と、隔壁10との接触面積がより大きくできるため、高圧の海水中でも隔壁10や中間回転体13の面圧や変形を小さくすることができるという効果を生む。
本実施例では、磁気カップリングの他の例を説明する。
図7は、本発明の実施例5に係る磁気カップリングの断面図である。
図7において、円錐形状回転軸16に第1の磁石2aが複数個固定されている。円錐台形状回転軸16は水密容器3の内部に位置している。水密容器3の一部には繊維強化樹脂で製作された円錐台形状の隔壁17が存在する。隔壁17は二層存在する。二層の隔壁17の端部は水密容器3に隔壁押さえ具11とボルト12によって固定される。二層の隔壁17の間には、繊維強化樹脂で製作された円錐台形状の中間回転体18が存在する。
中間回転体18には第3の磁石2cが複数個固定されている。外側の円錐台形状隔壁17の外部には、円錐台形状被回転軸19が存在し、円錐台形状回転軸16の回転軸方向と円錐台形状被回転軸19の軸方向は一致するように配される。
円錐台形状被回転軸19の隔壁17に相対する部分には第2の磁石2bが複数個固定される。なお円錐台形状回転軸16、円錐台形状被回転軸19の材質は問わない。
隔壁17、中間回転体18は円錐台形状をしており、繊維強化樹脂で製作されており、繊維はガラス繊維、炭化ケイ素繊維、セラミック繊維、有機繊維などの導電率が小さく、比透磁率が小さく、高強度な繊維が用いられる。樹脂の種類としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂が考えられる。これらの樹脂は導電率が小さく、比透磁率が小さければ種類を問わないが、強度が比較的大きいものが好ましい。
円錐台形状回転軸16に固定された第1の磁石2aの外表面側の磁性は、中間回転体18に固定された第3の磁石2cの内表面側の磁性と異なるように配され、中間回転体18に固定された第3の磁石2cの外表面側の磁性は、円錐台形状被回転軸19に固定された第2の磁石2bの内表面側の磁性と異なるように配される。磁石の種類としてはネオジウム磁石、フェライト磁石などの磁力の強いものが好ましい。
中間回転体18の外表面と隔壁17内面との接触部には摺動部材8が固定されている。摺動部材8の材質としては繊維強化樹脂とし、繊維はポリベンゾイミダゾール、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール、芳香族ポリアミド、ポリアリレート、芳香族ポリエステルで製造される繊維が用いられる。また、摺動部材8の樹脂はエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂が考えられる。
また摺動部材8が二分割され、一方が隔壁17側内面に固定され、もう一方が中間回転体18外面に固定され互いに接する状態になっていてもよい。この場合の摺動部材の材質は上記の繊維強化樹脂に加えてセラミックス材であってもよい。
本実施例によれば、円錐台形状回転軸16にモータなどにより回転運動が伝えられた場合、円錐台形状回転軸16の第1の磁石2aと、中間回転体18の第3の磁石2cの引力で円錐台形状回転軸16と中間回転体18は同じ回転速度で運動する。そして、中間回転体18の第3の磁石2cと円錐台形状被回転軸19の第2の磁石2bの間に働く引力により、中間回転体13と円錐台形状被回転軸19は同じ回転速度で運動する。結果として、円錐台形状回転軸16の回転運動が円錐台形状被回転軸19に伝達される。
水密容器3の外部の海水圧が大きい場合でも、隔壁17と中間回転体18の三層構造の繊維強化樹脂製構造物の剛性により、その変形量は小さくできる。隔壁17の板厚は使用する内外圧差に応じて自由に変えることができる。たとえ、隔壁17の板厚が増加しても、中間回転体18にも第3の磁石2cが固定されているため、回転トルクの伝達は減衰することなく行われる。また、隔壁17が海水圧で変形し水密容器3の内側方向に変形しても、隔壁17と中間回転体18の間に挿入されている摺動部材8によって、低摩擦力で中間回転体18は回転運動可能となる効果を生む。
また、回転軸16、中間回転体18、被回転軸19は円錐台形状をしているため、高い海水圧に対しても、円錐台形状を構成している強化繊維の中で、周方向の強化繊維が有効に張力を発するために変形が極めて小さくなる。したがって、より高い海水圧環境下での使用が可能になるという効果を生む。また同じ海水圧に対してより隔壁17の板厚を減ずることができるため、磁力の減衰がより少なくできるという効果を生む。
本実施例では、磁気カップリングの他の例を説明する。
図8は、本発明の実施例6に係る磁気カップリングの断面図である。
図8において、ドーム形状回転軸20に第1の磁石2aが複数個固定されている。ドーム形状回転軸20は水密容器3の内部に位置している。水密容器3の一部には繊維強化樹脂で製作されたドーム形状の隔壁21が存在する。隔壁21は二層存在する。二層の隔壁21の端部は水密容器3に隔壁押さえ具11とボルト12によって固定される。二層の隔壁21の間には、繊維強化樹脂で製作されたドーム形状の中間回転体22が存在する。
中間回転体22には第3の磁石2cが複数個固定されている。外側のドーム形状隔壁21の外部には、ドーム形状被回転軸23が存在し、ドーム形状回転軸20の回転軸方向とドーム形状被回転軸23の軸方向は一致するように配される。
ドーム形状被回転軸23の隔壁21に相対する部分には第2の磁石2bが複数個固定される。なおドーム形状回転軸20、ドーム形状被回転軸23の材質は問わない。隔壁21、中間回転体22はドーム形状をしており、繊維強化樹脂で製作されており、繊維はガラス繊維、炭化ケイ素繊維、セラミック繊維、有機繊維などの導電率が小さく、比透磁率が小さく、高強度な繊維が用いられる。樹脂の種類としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂が考えられる。これらの樹脂は導電率が小さく、比透磁率が小さければ種類を問わないが、強度が比較的大きいものが好ましい。
ドーム形状回転軸20に固定された第1の磁石2aの外表面側の磁性は、中間回転体22に固定された第3の磁石2cの内表面側の磁性と異なるように配され、中間回転体22に固定された第3の磁石2cの外表面側の磁性は、ドーム形状被回転軸23に固定された第2の磁石2bの内表面側の磁性と異なるように配される。磁石の種類としてはネオジウム磁石、フェライト磁石などの磁力の強いものが好ましい。
中間回転体22の外表面と隔壁21内面との接触部には摺動部材8が固定されている。摺動部材8の材質としては繊維強化樹脂とし、繊維はポリベンゾイミダゾール、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール、芳香族ポリアミド、ポリアリレート、芳香族ポリエステルで製造される繊維が用いられる。また、摺動部材8の樹脂はエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂が考えられる。
また摺動部材8が二分割され、一方が隔壁21側内面に固定され、もう一方が中間回転体22外面に固定され互いに接する状態になっていてもよい。この場合の摺動部材の材質は上記の繊維強化樹脂に加えてセラミックス材であってもよい。
このように本実施例によれば、ドーム形状回転軸20にモータなどにより回転運動が伝えられた場合、ドーム形状回転軸20の第1の磁石2aと、中間回転体22の第3の磁石2cの引力でドーム形状回転軸20と中間回転体22は同じ回転速度で運動する。そして、中間回転体22の第3の磁石2cとドーム形状被回転軸23の第2の磁石2bとの間に働く引力により、中間回転体22とドーム形状被回転軸23は同じ回転速度で運動する。結果として、ドーム形状回転軸20の回転運動がドーム形状被回転軸23に伝達される。
水密容器3の外部の海水圧が大きい場合でも、隔壁21と中間回転体22との三層構造の繊維強化樹脂製構造物の剛性により、その変形量は小さくできる。隔壁21の板厚は使用する内外圧差に応じて自由に変えることができる。たとえ、隔壁21の板厚が増加しても、中間回転体22にも第3の磁石2cが固定されているため、回転トルクの伝達は減衰することなく行われる。また、隔壁21が海水圧で変形し水密容器3の内側方向に変形しても、隔壁21と中間回転体22の間に挿入されている摺動部材8によって、低摩擦力で中間回転体22は回転運動可能となる効果を生む。
また、回転軸20、中間回転体22、被回転軸23はドーム形状をしているため、高い海水圧に対しても、ドーム形状を構成している強化繊維の中で、周方向の強化繊維が有効に張力を発するために変形が極めて小さくなる。したがって、より高い海水圧環境下での使用が可能になるという効果を生む。また同じ海水圧に対してより隔壁21の板厚を減ずることができるため、磁力の減衰がより少なくできるという効果を生む。さらに隔壁21がドーム形状となっていることで、海水中で移動する機器に設置した場合、その流体抵抗を小さくできるという効果を生む。
本実施例では、磁気カップリングを利用した船舶の例を説明する。
図9は、本発明の実施例7に係る磁気カップリングを内在した船舶の側面図である。
図9において、点線で囲ったように、船舶の進行方向を決定する舵の軸シール部24に、本発明の磁気カップリングが適用される。また、同じく点線で囲ったように推進軸25の軸シール部26にも本発明の磁気カップリングが適用される。
本実施例によれば、淡水、海水などの環境の影響を受けずに、舵の軸シール部、推進軸シール部の密封性が長期間保たれるという効果を生む。
本実施例では、磁気カップリングを利用した深海調査船の例を説明する。
図10は、本発明の実施例8に係る磁気カップリングを内在した深海調査船の側面図である。
図10において、点線で囲った調査船の潜水浮上を行う潜舵の軸シール部27、点線で囲った横舵の軸シール部28、点線で囲った縦舵の軸シール部29、点線で囲った推進軸の軸シール部30にも本発明の磁気カップリングが適用される。
本実施例によれば、淡水、海水などの環境の影響を受けずに、しかも潜航中の高い水圧が働く環境でも、各舵や推進軸の軸シール部の密封性が長期間保たれるという効果を生む。
本実施例では、磁気カップリングを利用した深海掘削機械の例を説明する。
図11は、本発明の実施例9に係る磁気カップリングを内在した深海掘削機械の斜視図である。
図11において、海底資源たとえば水深800〜1000m以上の深い水深領域に存在しているメタンハイドレートを掘削収集するために掘削機構の回転シール部31に本発明の磁気カップリングが適用されている。この掘削機構は、採取されたメタンハイドレートを加熱分解してメタンガスを取り出すための加熱機構32と、該加熱機構32による加熱により生じたメタンガスを海上基地等の貯蔵場所へと輸送するための輸送パイプ33も合わせ持っている。
本実施例によれば、軟弱な深海の地盤を無限軌道推進機構を有した掘削機械で自由に移動し、高い海水圧に耐えながら高トルクで掘削機構を駆動できるという効果を生む。
以上の効果は、海水環境下での使用を想定して記載したが、海水環境下による構造物以外にも適用可能である。たとえば、各種薬品環境下で使用する機械の回転駆動部や、宇宙などの真空環境で使用する機械の回転駆動部にも適用可能となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されたものではない。またある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、またある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…回転軸、2a…第1の磁石、2b…第2の磁石、2c…第3の磁石、3…水密容器、4…隔壁、5…スペーサ、6…中間回転体、7…被回転軸、8…摺動部材、9…平板回転軸、10…隔壁、11…隔壁押え具、12…ボルト、13…中間回転体、14…平板回転軸、15…摺動部材、16…円錐台形状回転軸、17…円錐台形状隔壁、18…円錐台形状中間回転体、19…円錐台形状被回転軸、20…ドーム形状回転軸、21…ドーム形状隔壁、22…ドーム形状中間回転体、23…ドーム形状被回転軸、24…舵の軸シール部、25…推進軸、26…軸シール部、27…潜舵の軸シール部、28…横舵の軸シール部、29…縦舵の軸シール部、30…推進軸の軸シール部、31…掘削機構の回転シール部、32…加熱機構、33…輸送パイプ。
Claims (10)
- 複数個の第1の磁石を固定した回転軸と、この回転軸と同軸に配されて複数個の第2の磁石を固定した被回転軸とを有し、
前記第1と第2の磁石のお互いの吸引力で前記回転軸の回転トルクを前記被回転軸に伝達する磁気カップリングであって、
前記回転軸と前記被回転軸との間に繊維強化樹脂からなる隔壁が二層設けられ、この隔壁間に繊維強化樹脂からなる中間回転体を介在させ、この中間回転体は複数個の第3の磁石を固定するとともに、
前記中間回転体は二層の隔壁との間で回転自由となっており、この中間回転体の表面に摺動部材が固定され、
前記第1の磁石と前記第3の磁石の対向面の磁性が異なり、前記第3の磁石と前記第2の磁石の対向面の磁性が異なることを特徴とする磁気カップリング。 - 請求項1記載の磁気カップリングにおいて、
前記回転軸と中間回転体と被回転軸が円筒形状であることを特徴とする磁気カップリング。 - 請求項1記載の磁気カップリングにおいて、
前記回転軸と中間回転体と被回転軸が円板形状であることを特徴とする磁気カップリング。 - 請求項1記載の磁気カップリングにおいて、
前記回転軸と中間回転体と被回転軸が円錐台形状であることを特徴とする磁気カップリング。 - 請求項1記載の磁気カップリングにおいて、
前記回転軸と中間回転体と被回転軸がドーム形状であることを特徴とする磁気カップリング。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の磁気カップリングにおいて、
前記回転軸と中間回転体と前記被回転軸を構成する繊維強化樹脂はガラス繊維、炭化ケイ素繊維、セラミック繊維、有機繊維が用いられ、樹脂はエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂であることを特徴とする磁気カップリング。 - 請求項1記載の磁気カップリングにおいて、
前記中間回転体の外表面と隔壁内面との接触部には摺動部材が固定されていることを特徴とする磁気カップリング。 - 請求項6記載の磁気カップリングにおいて、
前記摺動部材を構成する繊維強化樹脂はポリベンゾイミダゾール、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール、芳香族ポリアミド、ポリアリレート、芳香族ポリエステルで製造される繊維が用いられ、摺動部材の樹脂はエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂であることを特徴とする磁気カップリング。 - 請求項1記載の磁気カップリングにおいて、
前記中間回転体の外表面と隔壁内面の両方に摺動部材が固定されていることを特徴とする磁気カップリング。 - 請求項8記載の磁気カップリングにおいて、
前記摺動部材を構成する繊維強化樹脂はポリベンゾイミダゾール、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール、芳香族ポリアミド、ポリアリレート、芳香族ポリエステルで製造される繊維が用いられ、摺動部材の樹脂はエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂となっていること、あるいはセラミックス材で製作されていることを特徴とする磁気カップリング。
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