JP5834928B2 - 十字軸式自在継手用ヨーク - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/26—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
- F16D3/38—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
- F16D3/382—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another constructional details of other than the intermediate member
- F16D3/387—Fork construction; Mounting of fork on shaft; Adapting shaft for mounting of fork
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Description
尚、本発明に関連する先行技術文献として、上述した特許文献1〜2の他に、下記の特許文献3がある。
このうちの基部は、筒状であって、円周方向1箇所に、この基部の内周面と外周面と軸方向基端縁とにのみ開口する状態で設けられた軸方向に長いスリットと、このスリットを挟んで設けられた第一、第二両フランジ部と、このうちの第一フランジ部に、前記基部の中心軸に対し捩れの位置の関係で形成された通孔と、同じく第二フランジ部の一部でこの通孔に整合する位置に形成されたねじ孔と、前記第一フランジ部の外側面で前記通孔の開口部を囲む部分に形成された座面部とを備えている。
そして、ボルトを、前記通孔に挿通すると共に、前記ねじ孔に螺合する事により、前記回転軸の端部を前記基部に結合固定する。
特に、本発明の十字軸式自在継手用ヨークに於いては、前記スリットの幅が前記基部の内側に前記回転軸の端部を挿入可能な寸法まで広くなっている状態で、前記ねじ孔の中心軸と前記座面部の中心軸とが、前記基部の軸方向に直交する仮想平面内でも、この基部の軸方向と前記第一、第二両フランジ部同士の配列方向とに平行な仮想平面内でも、互いに傾斜している。そして、この基部の内側で前記回転軸の端部を固定可能な寸法にまで前記スリットの幅を狭くした状態で、前記ねじ孔の中心軸と前記座面部の中心軸とが互いに一致する傾向になる。
以上の様な構成を有する本発明の十字軸式自在継手用ヨークを実施する場合には、追加的に、前記両腕部同士の配列方向と、前記第一、第二両フランジ部同士の配置方向とを、互いに90度ずらした構成を採用する事ができる。
以上の様な構成を有する本発明の十字軸式自在継手用ヨークを実施する場合には、追加的に、自由状態で、前記通孔に挿通した前記ボルトの杆部を、前記ねじ孔に螺合する事が可能となる様に、前記通孔の内径寸法を、前記ボルトの杆部の外径寸法及び前記ねじ孔の内径寸法よりも大きく形成する構成を採用できる。
又、この様な構成を採用した場合には、追加的に、前記ボルトの杆部を前記ねじ孔に螺合した状態で、前記ボルトの杆部の外周面と、前記通孔の内周面とが当接しない様に構成する事ができる。
或いは、請求項3に記載した発明の様に、前記座面部の中心軸を前記第一フランジ部の厚さ方向に対して傾斜させ、且つ、前記ねじ孔の中心軸を前記第二フランジ部の厚さ方向に一致させる構造と、前記座面部の中心軸を前記第一フランジ部の厚さ方向に一致させ、且つ、前記ねじ孔の中心軸を前記第二フランジ部の厚さ方向に対して傾斜させる構造とのうちの、何れか一方の構造を採用する。
又、請求項3に記載した発明に関して、前記座面部の中心軸を前記第一フランジ部の厚さ方向に一致させる構成を採用する場合には、この第一フランジ部に対する前記座面部の形成のし易さを、より高いレベルで良好にできる。これに対し、前記ねじ孔の中心軸を前記第二フランジ部の厚さ方向に一致させる構成を採用する場合には、この第二フランジ部に対する前記ねじ孔の形成のし易さを、より高いレベルで良好にできる。
図1〜3は、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例のヨーク8cの特徴は、自由状態で互いに平行に配置された第一、第二両フランジ部12c、13cに対する、通孔15cとねじ孔16cと座面部17cとの形成方向にある。その他の部分の構造及び作用は、前述の図8〜10に示した従来構造の第1例の場合と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
図4は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、ねじ孔16cの中心軸のみを、第二フランジ部13cの厚さ方向に対して傾斜させており、通孔15及び座面部17の中心軸は、第一フランジ部12の厚さ方向に一致させている。この様な構成を採用する本例の場合には、この第一フランジ部12に対する前記通孔15及び座面部17の形成のし易さを、より高いレベルで良好にできる。
その他の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分には同一符号又は同種の符号(同一数字及び異なるアルファベット文字から成る符号)を付して、重複する図示並びに説明は省略する。
図5は、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、通孔15c及び座面部17cの中心軸のみを、第一フランジ部12cの厚さ方向に対して傾斜させており、ねじ孔16の中心軸は、第二フランジ部13の厚さ方向に一致させている。この様な構成を採用する本例の場合には、この第二フランジ部13に対する前記ねじ孔16の形成のし易さを、より高いレベルで良好にできる。
その他の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分には同一符号又は同種の符号(同一数字及び異なるアルファベット文字から成る符号)を付して、重複する図示並びに説明は省略する。
図6は、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、座面部17cの中心軸のみを、第一フランジ部12dの厚さ方向に対して傾斜させている。通孔15の中心軸は、この第一フランジ部12dの厚さ方向に一致させており、ねじ孔16の中心軸も、第二フランジ部13の厚さ方向に一致させている。この様な構成を採用する本例の場合には、前記第一フランジ部12dに対する前記通孔15の形成のし易さと、前記第二フランジ部13に対する前記ねじ孔16の形成のし易さとを、それぞれより高いレベルで良好にできる。
その他の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分には同一符号又は同種の符号(同一数字及び異なるアルファベット文字から成る符号)を付して、重複する図示並びに説明は省略する。
2 ステアリングシャフト
3 自在継手
4 中間シャフト
5 ステアリングギヤユニット
6 入力軸
7 タイロッド
8、8a〜8f ヨーク
9、9a〜9f 基部
10 腕部
11 スリット
12、12a〜12d 第一フランジ部
13、13a〜13c 第二フランジ部
14 セレーション孔
15、15a〜15c 通孔
16、16a〜16c ねじ孔
17、17a〜17c 座面部
18 円孔
19 回転軸
20 雄セレーション部
21 ボルト
22 頭部
Claims (3)
- 回転軸の端部を結合固定する為の基部と、この基部の軸方向先端縁のうちで、この基部に関する直径方向反対側となる2箇所位置から軸方向に延出した1対の腕部と、これら両腕部の先端部に互いに同心に形成された1対の円孔とを備え、
このうちの基部は、筒状であって、円周方向1箇所に、この基部の内周面と外周面と軸方向基端縁とにのみ開口する状態で設けられた軸方向に長いスリットと、このスリットを挟んで設けられた第一、第二両フランジ部と、このうちの第一フランジ部に、前記基部の中心軸に対し捩れの位置の関係で形成された通孔と、同じく第二フランジ部の一部でこの通孔に整合する位置に形成されたねじ孔と、前記第一フランジ部の外側面で前記通孔の開口部を囲む部分に形成された座面部とを備えており、
ボルトを、前記通孔に挿通すると共に、前記ねじ孔に螺合する事により、前記回転軸の端部を前記基部に結合固定する、
十字軸式自在継手用ヨークに於いて、
前記両腕部同士の配列方向と、前記第一、第二両フランジ部同士の配置方向とは、互いに90度ずれており、
前記スリットの幅が前記基部の内側に前記回転軸の端部を挿入可能な寸法まで広くなっている状態で、前記ねじ孔の中心軸と前記座面部の中心軸とが、前記基部の軸方向に直交する仮想平面内でも、この基部の軸方向と前記第一、第二両フランジ部同士の配列方向とに平行な仮想平面内でも、互いに傾斜しており、この基部の内側で前記回転軸の端部を固定可能な寸法にまで前記スリットの幅を狭くした状態で、前記ねじ孔の中心軸と前記座面部の中心軸とが互いに一致する傾向になり、
自由状態で、前記通孔に挿通した前記ボルトの杆部を、前記ねじ孔に螺合する事が可能となる様に、前記通孔の内径寸法を、前記ボルトの杆部の外径寸法及び前記ねじ孔の内径寸法よりも大きく形成しており、
前記ボルトの杆部を前記ねじ孔に螺合した状態で、前記ボルトの杆部の外周面と、前記通孔の内周面とが当接しない事を特徴とする十字軸式自在継手用ヨーク。
- 前記座面部の中心軸が前記第一フランジ部の厚さ方向に対して傾斜しており、且つ、前記ねじ孔の中心軸が前記第二フランジ部の厚さ方向に対して傾斜している、請求項1に記載した十字軸式自在継手用ヨーク。
- 前記座面部の中心軸が前記第一フランジ部の厚さ方向に対して傾斜しており、且つ、前記ねじ孔の中心軸が前記第二フランジ部の厚さ方向に一致している構造と、前記座面部の中心軸が前記第一フランジ部の厚さ方向に一致しており、且つ、前記ねじ孔の中心軸が前記第二フランジ部の厚さ方向に対して傾斜している構造とのうちの、何れか一方の構造を採用している、請求項1に記載した十字軸式自在継手用ヨーク。
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