JP5834608B2 - 車両のエンジン自動停止制御装置 - Google Patents
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Description
内燃機関であるエンジン1には、エンジン始動を行う始動装置1aを有する。具体的にはスタータモータが備えられ、エンジン始動指令に基づいてエンジンクランキングを行うと共に、燃料を噴射し、エンジン1が自立回転可能となると、スタータモータを停止する。
ベルト式無段変速機3は、発進クラッチと、プライマリプーリ及びセカンダリプーリと、これらプーリに掛け渡されたベルトから構成され、プーリ溝幅を油圧制御によって変更することで所望の変速比を達成する。また、ベルト式無段変速機3内には、エンジン1によって駆動されるオイルポンプが設けられ、エンジン作動時には、このオイルポンプを油圧源としてトルクコンバータ2のコンバータ圧やロックアップクラッチ圧を供給し、また、ベルト式無段変速機3のプーリ圧やクラッチ締結圧を供給する。
次に、エンジン自動停止制御処理について説明する。実施例1の車両のエンジン自動停止制御装置は、車両停止時に、所定の条件が成立したときは、エンジンアイドリングを停止する所謂アイドリングストップ制御を行う。尚、アイドリングストップ制御については周知の構成を適宜実施すればよいため、詳細な説明は省略する。加えて、車両走行中であっても、減速中であり、このまま車両停止してアイドリングストップ制御に移行する可能性が高いと判断したときは、エンジン1を停止するコーストストップ制御を行う。
図2は実施例1のエンジン自動停止再始動制御処理を表すフローチャートである。尚、本フローチャートに表れない他の条件等を追加設定してもよい。
ステップS101では、車速、マスタシリンダ圧、基準となるアイドリングストップ許可上限・下限値及びコーストストップ許可上限・下限値の読み込みを行う。車速は車輪速センサ14により検出された各車輪速の平均値でもよいし、従動輪車輪速の平均値でもよく、特に限定しない。アイドリングストップ許可上限値及びコーストストップ許可上限値については、システム内に予め設定された値であり、実施例1の場合は、固定値とする。アイドリングストップ許可下限値はコーストストップ許可下限値よりも大きな値に設定されている。これは、アイドリングストップが行われる状態は車両停止状態であり、この状態でエンジン始動をすると、クリープトルクが出力されるが、ブレーキによる制動力が低い状態では、このクリープトルクによって不用意に車両が移動するおそれがあるからである。また、コーストストップが行われる状態は車両減速中(すなわち走行中)であり、この状態では極力エンジン停止を行うことで燃費を改善することが狙いであり、仮に車両停止前にエンジンが再始動したとしても、走行中であればクリープトルクによる飛び出し感を運転者が感じにくいことによる。
次に、上述したコーストストップ許可下限値の設定処理について説明する。図3は実施例1のコーストストップ許可下限値設定処理を表すフローチャートである。
ステップS201では、路面勾配検出部10aにより路面勾配を検出する。
ステップS202では、車両重量検出部10bにより車両重量を検出する。
ステップS203では、路面μ検出部10cにより路面μを検出する。
次に、上記制御処理に基づく作用について説明する。図9は実施例1の上り勾配走行時におけるコーストストップ許可下限値の設定処理の作用を表すタイムチャートである。図9中、点線は勾配に応じた補正を行う前の状態を表し、実線は勾配に応じた補正を行った後の状態を表す。このタイムチャートの最初の時刻における走行状態である前提条件は、上り勾配路面を走行中に、運転者がアクセルペダルから足を放し、コースト走行状態を行っているものとする。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t11において、マスタシリンダ圧が補正前コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t44において、マスタシリンダ圧が十分に低下し、補正前コーストストップ許可下限値を下回ると、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎているため、車両を停止させる力が不十分となり、ロールバックが生じる。また、エンジン再始動タイミングが遅いため、駆動輪にトルクが伝わるタイミングも遅れてしまう。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t2において、マスタシリンダ圧が補正後コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t4において、マスタシリンダ圧が僅かに低下すると、補正後コーストストップ許可下限値を下回り、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎていないため、車両を停止させる力を確保することができ、ロールバックを回避できる。また、エンジン再始動タイミングが早いため、駆動輪にトルクが伝わるタイミングも早めることができ、運転者の意図に沿った走行状態を達成できる。
図10は実施例1の下り勾配走行時におけるコーストストップ許可下限値の設定処理の作用を表すタイムチャートである。図10中、点線は勾配に応じた補正を行う前の状態を表し、実線は勾配に応じた補正を行った後の状態を表す。このタイムチャートの最初の時刻における走行状態である前提条件は、下り勾配路面を走行中に、運転者がアクセルペダルから足を放し、コースト走行状態を行っているものとする。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t11において、マスタシリンダ圧が補正前コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t44において、マスタシリンダ圧が十分に低下し、補正前コーストストップ許可下限値を下回ると、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎているため、車両を停止させる力が不十分となり、エンジン再始動に伴う飛び出し感が生じる。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t2において、マスタシリンダ圧が補正後コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t4において、マスタシリンダ圧が僅かに低下すると、補正後コーストストップ許可下限値を下回り、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎていないため、車両を停止させる力を確保することができ、エンジン再始動に伴う飛び出し感を回避できる。
図11は実施例1の上り勾配走行時において車両重量が増加した場合のコーストストップ許可下限値の設定処理の作用を表すタイムチャートである。図11中、点線は勾配及び車両重量に応じた補正を行う前の状態を表し、実線は勾配及び車両重量に応じた補正を行った後の状態を表す。このタイムチャートの最初の時刻における走行状態である前提条件は、乗員や車載荷物が多数で上り勾配路面を走行中に、運転者がアクセルペダルから足を放し、コースト走行状態を行っているものとする。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t11において、マスタシリンダ圧が補正前コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t44において、マスタシリンダ圧が十分に低下し、補正前コーストストップ許可下限値を下回ると、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎているため、車両を停止させる力が不十分となり、特に車両重量が増加していることから、より後方に移動する力が強くなり、ロールバックが生じる。また、エンジン再始動タイミングが遅いため、駆動輪にトルクが伝わるタイミングも遅れてしまう。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t2において、マスタシリンダ圧が補正後コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t4において、マスタシリンダ圧が僅かに低下すると、補正後コーストストップ許可下限値を下回り、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎていない(すなわち車両重量に応じてコーストストップ許可下限値が高めに設定されている)ため、車両を停止させる力を確保することができ、車両重量が重い場合であってもロールバックを回避できる。また、エンジン再始動タイミングが早いため、駆動輪にトルクが伝わるタイミングも早めることができ、運転者に意図に沿った走行状態を達成できる。
図12は実施例1の下り勾配走行時に車両重量が増加した場合のコーストストップ許可下限値の設定処理の作用を表すタイムチャートである。図12中、点線は勾配及び車両重量に応じた補正を行う前の状態を表し、実線は勾配及び車両重量に応じた補正を行った後の状態を表す。このタイムチャートの最初の時刻における走行状態である前提条件は、乗員や車載荷物が多数で下り勾配路面を走行中に、運転者がアクセルペダルから足を放し、コースト走行状態を行っているものとする。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t11において、マスタシリンダ圧が補正前コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t44において、マスタシリンダ圧が十分に低下し、補正前コーストストップ許可下限値を下回ると、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎているため、車両を停止させる力が不十分となり、特に車両重量が増加していることから、より前方に移動する力が強くなり、エンジン再始動に伴う飛び出し感が生じる。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t2において、マスタシリンダ圧が補正後コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t4において、マスタシリンダ圧が僅かに低下すると、補正後コーストストップ許可下限値を下回り、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎていない(すなわち車両重量に応じてコーストストップ許可下限値が高めに設定されている)ため、車両を停止させる力を確保することができ、車両重量が重い場合であってもエンジン再始動に伴う飛び出し感を回避できる。
図13は実施例1の低μ路走行時におけるコーストストップ許可下限値の設定処理を表すタイムチャートである。図13中、点線は路面μに応じた補正を行う前の状態を表し、実線は路面μに応じた補正を行った後の状態を表す。このタイムチャートの最初の時刻における走行状態である前提条件は、低μ路を走行中に、運転者がアクセルペダルから足を放し、コースト走行状態を行っているものとする。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t2において、マスタシリンダ圧が補正前コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。このとき、低μ路面であることから、ABS制御が開始すると、ABS制御側においてロック傾向にある車輪のホイルシリンダ圧を減圧・保持・増圧し、最適な制動力及びコーナリングフォースが得られるように制御する。このとき、ABS制御側ではエンジン側からトルクが作用している前提で各種制御ゲイン等を設定しているため、このエンジントルクが無い状態では、適切なABS制御を実行できず(例えば車輪速を減圧・保持によって復帰させるタイミングがずれる等)、結果として、車速が十分に低下できないことから、停止状態に移行するまでの距離が長くなり、安全上好ましくない。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
基本的に低μ路時にはコーストストップ許可下限値が高い値に補正されているため、この場合には、マスタシリンダ圧が補正後コーストストップ許可下限値を超えることがなく、コーストストップは行われない。このとき、低μ路面であることから、ABS制御が開始すると、ABS制御側においてロック傾向にある車輪のホイルシリンダ圧を減圧・保持・増圧し、最適な制動力及びコーナリングフォースが得られるように制御する。ABS制御側ではエンジン側からトルクが作用している前提で各種制御ゲイン等を設定しているため、停止状態に移行するまでの距離が長くなることがなく、また、車両挙動も安定させることができ、安全上好ましい。
図14は実施例1の上り勾配走行時において車速に応じて補正した場合のコーストストップ許可下限値の設定処理の作用を表すタイムチャートである。図14中、点線は車速に応じた補正を行う前の状態を表し、実線は車速に応じた補正を行った後の状態を表す。このタイムチャートの最初の時刻における走行状態である前提条件は、上り勾配路面を走行中に、運転者がアクセルペダルから足を放し、コースト走行状態を行っているものとする。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t22において、マスタシリンダ圧が補正前コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t44において、マスタシリンダ圧が十分に低下し、補正前コーストストップ許可下限値を下回ると、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎているため、車両を停止させる力が不十分となり、ロールバックが生じる。また、エンジン再始動タイミングが遅いため、駆動輪にトルクが伝わるタイミングも遅れてしまう。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t2において、マスタシリンダ圧が補正後コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。このとき、車速が高いときは車速補正量が小さく設定されているため、比較的低いマスタシリンダ圧でもコーストストップ許可下限値を超えるため、早めにコーストストップを開始することができ、燃費を改善できる。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t4において、マスタシリンダ圧が僅かに低下すると、補正後コーストストップ許可下限値を下回り、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎていない(すなわち車速に応じてコーストストップ許可下限値が高めに設定されている)ため、車両を停止させる力を確保することができ、ロールバックを回避できる。また、エンジン再始動タイミングが早いため、駆動輪にトルクが伝わるタイミングも早めることができ、運転者に意図に沿った走行状態を達成できる。
図15は実施例1の下り勾配走行時において車速に応じて補正した場合のコーストストップ許可下限値の設定処理の作用を表すタイムチャートである。図15中、点線は車速に応じた補正を行う前の状態を表し、実線は車速に応じた補正を行った後の状態を表す。このタイムチャートの最初の時刻における走行状態である前提条件は、下り勾配路面を走行中に、運転者がアクセルペダルから足を放し、コースト走行状態を行っているものとする。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t11において、マスタシリンダ圧が補正前コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t44において、マスタシリンダ圧が十分に低下し、補正前コーストストップ許可下限値を下回ると、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎているため、車両を停止させる力が不十分となり、より前方に移動する力が強くなり、エンジン再始動に伴う飛び出し感が生じる。
時刻t1において、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めると、減速を開始する。
時刻t2において、マスタシリンダ圧が補正後コーストストップ許可下限値を超えると、コーストストップを開始するためエンジン回転数は停止に向けて低下し始める。このとき、車速が高いときは車速補正量が小さく設定されているため、比較的低いマスタシリンダ圧でもコーストストップ許可下限値を超えるため、早めにコーストストップを開始することができ、燃費を改善できる。
時刻t3において、運転者がブレーキペダルの踏み込みを緩め始める。そして、時刻t4において、マスタシリンダ圧が僅かに低下すると、補正後コーストストップ許可下限値を下回り、コーストストップを終了してエンジン再始動を行う。このとき、マスタシリンダ圧が低下しすぎていない(すなわち車速に応じてコーストストップ許可下限値が高めに設定されている)ため、車両を停止させる力を確保することができ、エンジン再始動に伴う飛び出し感を回避できる。
(1)走行中に運転者がブレーキペダルをコーストストップ許可下限値(所定の閾値)以上操作したときは、エンジンを停止するステップS106(コーストストップ制御手段)と、路面ミュー(路面摩擦係数)を検出する路面摩擦係数検出部10c(路面摩擦係数検出手段)と、検出された路面摩擦係数が小さいほどコーストストップ許可下限値を大きくするステップS206(閾値設定手段)と、を備えた。
よって、低μ路面ではコーストストップ制御が行われにくくなり、エンジン再始動に伴うトルク変動を回避することで、運転性の向上を図ることができる。
よって、ABS制御時に駆動輪にエンジン側からトルクが作用している状態を維持でき、停止状態に移行するまでの距離が長くなることがなく、また、車両挙動も安定させることができる。
すなわち、外気温が例えば4℃以下のときは、凍結路面の可能性が高いため、路面摩擦係数が小さいと判断でき、簡易な構成で路面摩擦係数を検出することができる。
1a 始動装置
2 トルクコンバータ
3 ベルト式無段変速機
3a 電動オイルポンプ
4 駆動輪
10 エンジンコントロールユニット
10a 路面勾配検出部
10b 車両重量検出部
10c 路面μ検出部
11 ブレーキスイッチ
12 アクセルペダル開度センサ
13 マスタシリンダ圧センサ
14 車輪速センサ
15 外気温センサ
20 コントロールユニット
Claims (3)
- 走行中に運転者がブレーキペダルを所定の閾値以上操作したときは、エンジンを停止するコーストストップ制御手段と、
車輪のロックを回避するアンチロックブレーキシステムの作動より前に前記コーストストップ制御手段によるエンジン停止を行なわないように前記所定の閾値を設定する閾値設定手段と、
を備えたことを特徴とする車両のエンジン自動停止制御装置。 - 請求項1に記載の車両のエンジン自動停止制御装置において、
路面摩擦係数を検出する路面摩擦係数検出手段を備え、
前記閾値設定手段は、検出された路面摩擦係数が小さいほど前記所定の閾値を大きくすることを特徴とする車両のエンジン自動停止制御装置。 - 請求項2に記載の車両のエンジン自動停止制御装置において、
前記路面摩擦係数検出手段は、外気温を検出し、外気温が所定温度以下のときは路面摩擦係数を小さな値として検出することを特徴とする車両のエンジン自動停止制御装置。
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