JP5826643B2 - スクライビングホイール用ホルダー及びスクライブ装置 - Google Patents
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Description
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様は、ディスク状のスクライビングホイールを回転自在に保持する保持溝と、前記スクライビングホイールを固定するためのピン孔を備えたスクライビングホイール用ホルダーであって、前記保持溝の内壁の前記スクライビングホイールの側面と対向する位置に、円弧状の溝が形成されており、前記円弧状の溝はピン孔よりも上方に形成され、前記保持溝の端まで延設されていることを特徴とする。
本発明の実施形態1に係るスクライブ装置10の概略図を図1に示す。スクライブ装置10は、移動台11が一対の案内レール12a,12bに沿って、y軸方向に移動自在に保持されている。移動台11はボールネジ13と螺合している。このボールネジ13はモータ14の駆動により回転し、移動台11を案内レール12a,12bに沿って、y軸方向に移動させる。
スクライブ装置10の上部には、脆性材料基板17のアライメントマークを撮像する2台のCCDカメラ18が設けられている。そして、スクライブ装置10には、移動台11とその上部のテーブル16を跨ぐようにブリッジ19がx軸方向に沿って支柱20a,20bにより架設されている。
この保持溝42の内壁45a,45bに形成されている溝の具体例について図面を用いて説明を行う。
実施例1のホルダー40aの断面図を図4に示す。なお、図4(a)は図3のIVa−IVa線に沿った断面図であり、図4(b)は図3のIVb−IVb線に沿った断面図である。また、スクライビングホイール50については破線で示している。
本実施例においては、溝46の深さは一定であるが、場所によって溝の深さを異ならせてもよい。例えば、スクライビングホイール50の側面52a,52bと対向する位置においては最も溝の深さが深く、スクライビングホール50の側面52a,52bと対向しない位置から保持溝42の端部へと近づくにつれて溝の深さを浅くすることにより、溝に溜まった異物をより排出し易くすることができる。
実施例2のホルダー40aの構成を図5に示す。なお、図5(a)は図3のIVa−IVa線に沿った断面図であり、図5(b)が図3のIVb−IVb線に沿った断面図である。また、スクライビングホイール50については破線で示している。
この溝47a,47b,47cは実施例1の溝46と同様に、スクライビングホイール50の側面52a,52bと対向する位置から対向しない位置まで延設されている。また、鉛直方向Gに向かって保持溝42の端部まで延設されている。したがって、カレット等の異物が内壁45a,45bと側面52a,52bとの間に入り込んできたとしても、溝47a,47b,47cを介して異物を排出することができ、スクライビングホイール50の回転不良を低減することができる。
実施例3のホルダー40aの構成を図6に示す。なお、図6は図3のIVa−IVa線に沿った断面図であり、スクライビングホイール50については破線で示している。
この溝48a,48b,48cは実施例1の溝46と同様に、スクライビングホイール50の側面52aと対向する位置に形成され、鉛直方向Gに向かって保持溝42の端部まで延設されている。したがって、カレット等の異物が内壁45a,45bと側面52a,52bとの間に入り込んできたとしても、溝48a,48b,48cを介して異物を排出することができ、スクライビングホイール50の回転不良を低減することができる。
更に、この溝48a,48b,48cはスクライビングホイール50の曲率よりも大きな曲線となっている。したがって、溝に溜まった異物は鉛直方向Gに沿ってより落下し易くなっている。
実施例4のホルダー40aの構成を図7に示す。なお、図7は図3のIVa−IVa線に沿った断面図であり、スクライビングホイール50については破線で示している。
溝49aは実施例1の溝46と同様に、スクライビングホイール50の側面52aと対向する位置に形成され、鉛直方向Gに向かって保持溝42の端部まで延設されている。したがって、カレット等の異物が内壁45aと側面52aとの間に入り込んできたとしても、溝49aを介して異物を排出することができ、スクライビングホイール50の回転不良を低減することができる。
次に、実施形態1のホルダー40aと異なる構成の実施形態2のホルダー40bについて、図8を用いて説明する。なお、図8はホルダー40bを拡大した斜視図である。また、ホルダー40aと同様の構成については、同じ符号を用いて説明し、その詳細な説明は省略する。
実施形態2のホルダー40bは、実施形態1のホルダー40aと同様に、スクライブ装置10のスクライブヘッド21において、ホルダージョイント23の開口28へ挿入され、取り付けられている。
また、平坦部41a,41bの下端には、スクライビングホイール50を固定するために切り欠いて形成されたピン孔43bがそれぞれ形成されている。そして、このピン孔43bにピン44が貫通され、スクライビングホイール50が回転自在にホルダー40bに取り付けられている。
このホルダー40bの上端側には、ホルダー40aと同様に傾斜部46aと平坦部46bからなる取付部46が形成されている。
次に、実施形態1に示したホルダー40aや実施形態2に示したホルダー40bとは異なる構成の実施形態3のホルダー140について、図9を用いて説明する。なお、図9は実施形態3のホルダー140の正面図である。
ホルダー140は略円柱状をしており、回転軸部141と、ホイール保持部142で構成されている。そして、スクライブヘッド21にホルダー140が装着された状態においては、この回転軸部141には、ホルダー140を回動自在に保持するための二つのベアリング126a,126bが円筒形のスペーサ127を介して取り付けられた状態になっている。なお、図9にはホルダー140の正面図を示すとともに、回転軸部141に取り付けられたベアリンク126a,126bとスペーサ127の断面図を示している。
21…スクライブヘッド
23…ホルダージョイント
40a,40b,140…ホルダー
42,144…保持溝
45a,45b…内壁
46,47a,47b,47c,48a,48b,48c,49a,49b…溝
50,150…スクライビングホイール
52a,52b,151a,151b…側面
Claims (7)
- ディスク状のスクライビングホイールを回転自在に保持する保持溝と、前記スクライビングホイールを固定するためのピン孔を備えたスクライビングホイール用ホルダーであって、
前記保持溝の内壁の前記スクライビングホイールの側面と対向する位置に、円弧状の溝が形成されており、前記円弧状の溝はピン孔よりも上方に形成され、前記保持溝の端まで延設されていることを特徴とするスクライビングホイール用ホルダー。 - 前記溝は、前記スクライビングホイールの側面と対向しない位置まで延設されていることを特徴とする請求項1に記載のスクライビングホイール用ホルダー。
- 前記溝は、前記スクライビングホイールの側面と対向する位置においては最も溝の深さが深く、前記スクライビングホールの側面と対向しない位置から保持溝の端部へと近づくにつれて溝の深さを浅くされていることを特徴とする請求項2に記載のスクライビングホイール用ホルダー。
- 前記溝は、複数設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のスクライビングホイール用ホルダー。
- 前記複数の溝は、それぞれの曲率が異なっていることを特徴とする請求項4に記載のスクライビングホイール用ホルダー。
- 請求項1から5の何れかに記載のスクライビングホイール用ホルダーが取り付けられたスクライブヘッドを備えたスクライブ装置。
- 前記スクライビングホイール用ホルダーが着脱可能なホルダージョイントを備えた請求項6に記載のスクライブ装置。
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