JP5826095B2 - 副室式ガスエンジンの運転方法および副室式ガスエンジン - Google Patents
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Description
ピストンに面する主室と前記主室に噴孔を介して連通する副室とを有する燃焼室を備え、
エンジン出力軸に対して負荷が投入されたことを検出する負荷投入検出手段と、
その負荷投入検出手段にて負荷の投入を検出した場合に、前記主室に供給する空気と燃料との混合気における空気過剰率を減少側に変更させる空気過剰率変更手段と、
前記負荷投入検出手段にて負荷の投入を検出した場合に、前記副室に供給する燃料ガスの供給量を低下側に変更させる副室燃料ガス供給量変更手段とを備えた副室式ガスエンジンの運転方法の特徴構成は、
前記燃焼室において失火する確率である失火率を予め定められた目標失火率より小さくする、前記副室に供給する燃料ガスの低下量を求め、求められた燃料ガスの低下量だけ燃料ガスの供給量を低下側に変更設定する構成において、
前記副室に供給する燃料ガスの低下量について、前記失火率と前記空気過剰率との関係に応じた燃料ガスの低下量の目標値である目標低下量が予め複数記憶されており、
前記目標失火率が設定自在に構成され、
前記目標失火率と前記空気過剰率変更手段にて減少側に変更した空気過剰率の減少量とから、予め記憶されている複数の前記目標低下量の1つを選択し、その選択した前記目標低下量を前記燃料ガスの低下量に変更設定する点にある。
さらに、上記特徴構成によれば、燃料ガスの供給量の複数の燃料ガスの目標低下量が、失火率と空気過剰率との関係に応じて予め複数記憶されているので、失火率と空気過剰率との関係に基づいて、燃料ガスの供給量の目標低下量を正確かつ容易に求めることができる。
また、目標失火率と空気過剰率変更手段にて減少側に変更した空気過剰率とから、予め求められている複数の目標低下量から1つを選択して燃料ガスの低下量に変更設定するので、減少側に変更した空気過剰率を基準として、さらに目標失火率との関係で目標低下量の1つを選択し燃料ガスの低下量に変更設定することができる。このように、変更後の空気過剰率を基準として、繰り返し燃料ガスの低下量を変更設定することができるので、確実に副室内部の燃料濃度を適切に調整して、失火の発生を目標失火率の範囲内に抑制することができる。
前記失火率を、前記混合気の燃焼圧力、燃焼ガス温度、燃焼排ガスの燃焼ガス性状のうち少なくとも何れか1つに基づいて求める点にある。
例えば、燃焼圧力が所定の圧力にまで上昇しないサイクルにおいては、失火が発生しているものと判断して、失火率を実測することができる。また、燃焼ガス温度については、失火が発生すると、燃焼ガスの温度が下降するが、例えば、予め燃焼ガス低下温度と失火率との関係を求めておくことで、燃焼ガス低下温度に対応する失火率が発生している状態であると判断することができる。そして、燃焼排ガスの燃焼ガス性状については、失火が発生すると完全に燃焼せずに排出される燃料が多くなるので、例えば、燃料の未燃焼成分である炭化水素や、燃料が不完全燃焼したときに発生する一酸化炭素が燃焼ガスに多く含まれることとなる。従って、これらの排出濃度と失火率との関係を予め計測して求めておくことで、炭化水素や一酸化炭素の燃焼ガス中の濃度に対応する失火率となっていることを判断することができる
ピストンに面する主室と前記主室に噴孔を介して連通する副室とを有する燃焼室を備え、
エンジン出力軸に対して負荷が投入されたことを検出する負荷投入検出手段と、
その負荷投入検出手段にて負荷の投入を検出した場合に、前記主室に供給する空気と燃料との混合気における空気過剰率を減少側に変更させる空気過剰率変更手段と、
前記負荷投入検出手段にて負荷の投入を検出した場合に、前記副室に供給する燃料ガスの供給量を低下側に変更させる副室燃料ガス供給量変更手段とを備えた副室式ガスエンジンの特徴構成は、
副室燃料ガス供給量変更手段が、前記燃焼室において失火する確率である失火率を予め定められた目標失火率より小さくする、前記副室に供給する燃料ガスの低下量を求め、求められた燃料ガスの低下量だけ燃料ガスの供給量を低下側に変更設定する構成において、
前記副室に供給する燃料ガスの低下量について、前記失火率と前記空気過剰率との関係に応じた燃料ガスの低下量の目標値である目標低下量が予め複数記憶されており、
前記目標失火率が設定自在に構成され、
前記副室燃料ガス供給量変更手段が、前記目標失火率と前記空気過剰率変更手段にて減少側に変更した空気過剰率の減少量とから、予め記憶されている複数の前記目標低下量の1つを選択し、その選択した前記目標低下量を前記燃料ガスの低下量に変更設定する点にある。
また、上記特徴構成によれば、副室燃料ガス供給量変更手段が、目標失火率と減少側に変更した空気過剰率とから、予め求められている複数の目標低下量から1つを選択して燃料ガスの低下量に変更設定するので、上述の副室式ガスエンジンの運転方法における作用効果と同様に、減少側に変更した空気過剰率を基準として、さらに目標失火率との関係で目標低下量の1つを選択し燃料ガスの低下量に変更設定することができるので、確実に副室内部の燃料濃度を適切に調整して、失火の発生を目標失火率の範囲内に抑制することができる。
前記失火率を、前記混合気の燃焼圧力、燃焼ガス温度、燃焼排ガスの燃焼ガス性状のうち少なくとも何れか1つに基づいて求める点にある。
また、発電機が商用電力系統と接続されていない単独運転状態において、電力負荷が投入されると、発電機を駆動する副室式ガスエンジンに負荷が発生するが、上記特徴構成の何れかに記載の副室式ガスエンジンによって、副室における燃料濃度を適切な濃度に調整して、失火の発生を防止することができるので、投入された電力負荷に電力を供給することができる。
この副室式ガスエンジン1は、燃焼室4として、ピストン5に面する主室6とその主室6に噴孔7を介して連通する副室8とを有する燃焼室4を備えており、気体燃料である都市ガス(13A)を燃料ガスG(燃料に相当)として利用するものである。副室式ガスエンジン1は、主室6の吸気路9に混合気Iを供給する混合気生成手段Dと、吸気路9に設けられた吸気弁10と、主室6の排気路11に設けられた排気弁12と、副室8に副室燃料ガスG1(燃料ガスに相当)を供給する副室燃料ガス通路13と、副室8に形成された混合気Iを火花点火する点火プラグ14と、副室燃料ガスG1の供給圧力を調整可能な調圧弁33と、副室燃料ガス通路13において調圧弁33の下流に設けられ、燃料ガスGの流通を断続可能な開閉弁16とを備えている。そして、吸気路9には吸気圧センサ9a設けられ、副室8には副室圧センサ8aが設けられている。
副室式ガスエンジン1は、吸気行程において吸気弁10を開弁状態として、燃料ガス流量調整弁41およびミキサ40で構成される混合気生成手段Dによって生成された空気と燃料ガスGとの混合気Iが吸気路9から主室6に供給されるとともに、副室8に副室燃料ガスG1を供給し、圧縮行程にて噴孔7を通して主室6から副室8に混合気Iを流入させて、副室8内に副室燃料ガスG1と混合気Iとの副室混合気を形成し、副室8の点火プラグ14での火花点火によって副室8内で燃焼させた副室混合気を、噴孔7を介して主室6に火炎ジェット(図1中二点鎖線参照)として噴射するように構成されている。これにより、副室式ガスエンジン1は、主室6に供給される空気と燃料ガスGとの混合気Iが燃料希薄混合気の場合においても良好に燃焼させることを可能にしている。
シリンダヘッド20に形成された副室8を形成する円柱状の凹部の上方開口部には、その上方開口部に嵌合する形態で有底筒状の口金21が設けられている。口金21の上方開口部には、その上方開口部に嵌合する形態で内部に副室燃料ガス通路13を形成する燃料供給管22が設けられている。口金21の底部には、副室8と口金21内とを連通する燃料供給口23が形成されている。
そして、口金21内には、弁体24が設けられている。この弁体24は、燃料供給管22に形成された弁座部25に当接して燃料供給管22の先端開口部を開閉自在に配置されている。また、弁体24には、弁体24を弁座部25に向けて付勢する付勢部材(図示せず)が設けられている。
従って、副室式ガスエンジン1は、負荷投入時におけるエンジン回転数Nの低下とともに、低下したエンジン回転数Nにおいて電力負荷Lに対するエンジン出力を維持するために、混合気Iの燃料濃度を上昇させて、つまり空気過剰率λを減少させて燃焼が行われる。また、空気過剰率λの減少量の設定の際は、予め負荷投入時に低下するエンジン回転数Nと空気過剰率λの減少量との関係が求められており、その関係に基づいて設定される。
また、副室燃料ガス供給量変更手段50は、副室8に供給する副室燃料ガスG1の供給量を低下側に変更させる副室燃料ガスG1の低下量を、空気過剰率変更手段30にて減少側に変更後の空気過剰率λおよび予め設定された失火率に応じて設定して、その設定した副室燃料ガスG1の低下量だけ副室燃料ガスG1を低下側に変更させる目標低下量が制御装置27の記憶部(図示せず)に複数記憶されている。従って、空気過剰率λの値に応じて副室差圧dPを調整して副室燃料ガスG1の低下量を設定可能に構成されている。
また、制御装置27の記憶部には、副室式ガスエンジン1の吸入空気の温度或いは吸入空気の湿度の変化に応じて副室8に供給する副室燃料ガスG1の供給量を低下側に変更させる副室燃料ガスG1の目標低下量が複数記憶されている。
そして、空気過剰率λの変更は、制御装置27の空気過剰率変更手段30によって、混合気生成手段Dの燃料ガス流量調整弁41を調整して、ミキサ40に供給する燃料ガスGの流量を制御することで行なわれる。その結果、負荷投入後の空気過剰率λの低下状態が図2(c)に示すように調整される。
そして、副室燃料ガス供給量変更手段50では、失火率についての目標値である目標失火率Aと空気過剰率変更手段30にて減少側に変更後の空気過剰率λの減少量とから、予め設定されている複数の副室差圧dPの減少量として示される目標低下量の1つを選択し、その選択した目標低下量を副室燃料ガスG1の低下量に設定している。これにより、副室燃料ガスG1の供給量を所望の供給量として失火を防止することができる。
ここで、副室差圧dPを減少させるということは、副室8内の圧力を低くすることを示すので、副室8へ供給する副室燃料ガスG1の供給量を低下させることを示す。そして、副室燃料ガスG1の供給量を低下させることは、目標低下量を設定することを意味する。従って、目標低下量を大きく設定するということは、副室差圧dPを大きく減少させることを意味する。
そして、さらに失火率を下げたいときは、目標失火率Aを目標失火率A2に設定することができる。この場合、空気過剰率λ1の時は副室差圧dP1となるようになるように副室燃料ガスG1の低下量が設定される。そして、空気過剰率λ2では副室差圧dP2に、空気過剰率λ3では副室差圧dP3として副室燃料ガスG1の低下量が設定される。このように、目標失火率A2に失火率が調整されることとなる。なお、実際に副室式ガスエンジン1において発生している失火率が、設定した目標失火率A1または目標失火率A2となっているかについては、失火率検出手段によって実測されている失火率によって確認することができる。
(A)上記実施形態においては、副室式ガスエンジン1は燃焼室4が1つである単気筒エンジンによる例を示したが、これに限らず、複数の燃焼室4を有する多気筒エンジンであってもよい。
3 負荷投入検出手段
4 燃焼室
5 ピストン
6 主室
7 噴孔
8 副室
19 出力軸(エンジン出力軸)
30 空気過剰率変更手段
50 副室燃料ガス供給量変更手段
101 商用電力系統
102 同期発電機(発電機)
103 系統遮断器(遮断器)
106 出力電力線
A 目標失火率
dP 副室差圧
G 燃料ガス(燃料)
G1 副室燃料ガス(燃料ガス)
I 混合気
L 電力負荷
λ 空気過剰率
Claims (6)
- ピストンに面する主室と前記主室に噴孔を介して連通する副室とを有する燃焼室を備え、
エンジン出力軸に対して負荷が投入されたことを検出する負荷投入検出手段と、
その負荷投入検出手段にて負荷の投入を検出した場合に、前記主室に供給する空気と燃料との混合気における空気過剰率を減少側に変更させる空気過剰率変更手段と、
前記負荷投入検出手段にて負荷の投入を検出した場合に、前記副室に供給する燃料ガスの供給量を低下側に変更させる副室燃料ガス供給量変更手段とを備えた副室式ガスエンジンの運転方法であって、
前記燃焼室において失火する確率である失火率を予め定められた目標失火率より小さくする、前記副室に供給する燃料ガスの低下量を求め、求められた燃料ガスの低下量だけ燃料ガスの供給量を低下側に変更設定する構成において、
前記副室に供給する燃料ガスの低下量について、前記失火率と前記空気過剰率との関係に応じた燃料ガスの低下量の目標値である目標低下量が予め複数記憶されており、
前記目標失火率が設定自在に構成され、
前記目標失火率と前記空気過剰率変更手段にて減少側に変更した空気過剰率の減少量とから、予め記憶されている複数の前記目標低下量の1つを選択し、その選択した前記目標低下量を前記燃料ガスの低下量に変更設定する副室式ガスエンジンの運転方法。 - 前記失火率を、前記混合気の燃焼圧力、燃焼ガス温度、燃焼排ガスの燃焼ガス性状のうち少なくとも何れか1つに基づいて求める請求項1記載の副室式ガスエンジンの運転方法。
- ピストンに面する主室と前記主室に噴孔を介して連通する副室とを有する燃焼室を備え、
エンジン出力軸に対して負荷が投入されたことを検出する負荷投入検出手段と、
その負荷投入検出手段にて負荷の投入を検出した場合に、前記主室に供給する空気と燃料との混合気における空気過剰率を減少側に変更させる空気過剰率変更手段と、
前記負荷投入検出手段にて負荷の投入を検出した場合に、前記副室に供給する燃料ガスの供給量を低下側に変更させる副室燃料ガス供給量変更手段とを備えた副室式ガスエンジンであって、
副室燃料ガス供給量変更手段が、前記燃焼室において失火する確率である失火率を予め定められた目標失火率より小さくする、前記副室に供給する燃料ガスの低下量を求め、求められた燃料ガスの低下量だけ燃料ガスの供給量を低下側に変更設定する構成において、
前記副室に供給する燃料ガスの低下量について、前記失火率と前記空気過剰率との関係に応じた燃料ガスの低下量の目標値である目標低下量が予め複数記憶されており、
前記目標失火率が設定自在に構成され、
前記副室燃料ガス供給量変更手段が、前記目標失火率と前記空気過剰率変更手段にて減少側に変更した空気過剰率の減少量とから、予め記憶されている複数の前記目標低下量の1つを選択し、その選択した前記目標低下量を前記燃料ガスの低下量に変更設定する副室式ガスエンジン。 - 前記失火率を、前記混合気の燃焼圧力、燃焼ガス温度、燃焼排ガスの燃焼ガス性状のうち少なくとも何れか1つに基づいて求める失火率検出手段を備えた請求項3記載の副室式ガスエンジン。
- 請求項3又は4の何れか1項に記載の副室式ガスエンジンと、その副室式ガスエンジンのエンジン出力軸により駆動されて発電を行うとともに、商用電力系統に連係可能に構成された発電機とを備え、前記発電機は、遮断器を介して前記商用電力系統に接続されており、前記負荷として、前記発電機の出力電力線に投入自在な電力負荷が備えられているエンジン発電システム。
- 前記負荷投入検出手段は、前記遮断器により前記発電機と前記商用電力系統との間を遮断して前記副室式ガスエンジンを運転させる単独運転状態において、前記発電機の作動状態に基づいて、前記発電機の出力電力線に前記電力負荷が投入されたことを検出するように構成されている請求項5に記載のエンジン発電システム。
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