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JP5812731B2 - 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関するものである。
PC等の情報処理装置において、ネットワークを介して接続されたWebサーバ等のサーバ装置からコンテンツを取得して、取得したコンテンツを、当該情報処理装置に搭載されたWebブラウザが画面表示部に表示する技術が一般に知られている。Webサーバから提供されるコンテンツには、HTML等の構造化言語で作成されたファイルや画像データが含まれる。情報処理装置は、Webブラウザが画面表示部に表示した画面に対するユーザの入力を、操作部(入力デバイス)を介して受け付けると、入力された情報をWebサーバに伝える。これにより、情報処理装置は、ユーザからの指示をWebサーバに対する指示として送信する。即ち、Webブラウザを用いることで、情報処理装置の操作部をWebサーバに対する指示の入力デバイスとして使用することが可能である。
最近では、スキャナ、プリンタ等を備えた複合機(MFP:Multi Functional Peripheral)の中にも、上述のようなWebブラウザを備えているものが存在する。このようなMFPは、上述した手順でWebサーバから提供されるコンテンツに基づく操作画面を、当該MFPのWebブラウザによって画面表示部に表示する。さらに、MFPは、表示した操作画面を介して、ユーザの指示の入力を受け付けると、入力された情報をユーザの指示としてWebサーバに送信する。Webサーバは、MFPから受信した指示に対応する処理(例えば、スキャン処理、プリント処理)の実行指示を、当該MFPに送信する。このように、MFPでユーザが入力した指示に応じた処理の実行指示を、Webサーバがネットワークを介してMFPに対して行うことで、MFP単体では実現が困難な画像処理やユーザ管理機能を実現することが可能になる。
Webサーバを介してMFPにおいて実現される機能として複数の機能が存在する場合、Webサーバは、使用する機能をユーザに選択させるための機能選択画面を、WebコンテンツとしてMFPに提供しうる。上述のように、MFPがWebブラウザを用いて操作画面を画面表示部に表示する場合、このような機能選択画面は、Webブラウザのホームページとして登録されうる。また、このようなMFPは、装置の起動時、又はユーザの入力が所定時間行われなかった場合に、ユーザに対する広告又は宣伝のための広告画面、装置の使用に関連する警告又は通知のための警告画面等を、待機画面として画面表示部に表示することがある。
上述の待機画面のコンテンツは、機能選択画面のコンテンツと同様、WebサーバからMFPにWebブラウザ用のコンテンツとして提供されうる。このような待機画面の内容は、頻繁に変更される可能性があり、MFPよりもWebサーバでコンテンツを保持しておく方が、当該画面の保守及び管理が容易になるためである。この場合、MFPは、機能選択画面だけでなく、待機画面についても、Webサーバから提供されるコンテンツをWebブラウザによって画面表示部に表示する。
特許文献1では、ユーザ端末(情報処理装置)において、Webサイト(Webサーバ)から提供されるスクリーンセーバのコンテンツデータに基づいて、Webブラウザを使用してスクリーンセーバを待機画面として表示する技術が提案されている。特許文献1によれば、Webサイトの提供者は、情報処理装置に提供するスクリーンセーバのコンテンツデータを利用して、情報処理装置に広告表示を行わせることが可能である。また、入力デバイスが所定時間操作されなかった場合にスクリーンセーバを表示することにより、ユーザの操作を阻害することなく、Webサーバが保持する広告情報を情報処理装置に表示させることができる。
特開2003−131864号公報
MFP(情報処理装置)は、待機状態において待機画面を表示している間に、例えば、ユーザによって何らかの操作が行われた場合には、機能選択画面に画面表示部の表示を切り替えうる。ここで、上述のように、MFPが待機画面及び機能選択画面の両方を、外部のWebサーバから提供されるWebコンテンツに基づいて表示する場合、待機画面から機能選択画面への切り替えを、短時間に行うことができない可能性がある。具体的には、MFPが待機画面から機能選択画面に画面表示部の表示を切り替える際に、機能選択画面のWebコンテンツをWebサーバから取得するためにある程度の時間が必要となりうる。また、MFPが、取得したWebコンテンツを解析して、機能選択画面を描画するまでに、さらなる時間が必要となりうる。その結果、ユーザがMFPを使用とした場合に、機能選択画面を用いた機能の選択を素早く行うことができず、ユーザの操作性が低下するおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、サーバ装置から取得した画面データに基づいて表示部に画面を表示する情報処理装置において、表示画面を待機画面から機能選択画面に短時間に切り替える技術を提供することを目的としている。
本発明は、例えば、情報処理装置として実現できる。情報処理装置は、画面データを提供するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な情報処理装置であって、前記情報処理装置の待機状態において、前記サーバ装置から取得した画面データに基づく待機画面を前記情報処理装置の表示部に表示する表示制御手段と、前記待機画面についてのクローズ指示がユーザの操作によって入力される前であって、前記表示制御手段によって前記待機画面が前記表示部に表示されている間に、前記情報処理装置が備える機能のうちで使用する機能の選択を受け付けるための機能選択画面の画面データを、前記サーバ装置から取得する取得手段と、前記クローズ指示が入力されると、前記表示部の表示を前記待機画面から、前記待機画面が前記表示部に表示されている間に前記取得手段によって取得された画面データに基づく前記機能選択画面に切り替える表示切替手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、サーバ装置から取得した画面データに基づいて表示部に画面を表示する情報処理装置において、表示画面を待機画面から機能選択画面に短時間に切り替える技術を提供できる。
第1の実施形態における情報処理システムの全体図である。 第1の実施形態におけるMFP101のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるMFP101のソフトウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるWebブラウザ300の動作の手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるMFP101の表示部211に表示される操作画面の例を示す図である。 第2の実施形態におけるWebブラウザ300の動作の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1の実施形態]
<情報処理システムの構成>
図1は、第1の実施形態における、情報処理装置を含む情報処理システム全体の構成を示す図である。本システムでは、MFP101は、ネットワークを介してWebサーバ102、103と接続されている。具体的には、MFP101は、LAN(Local Area Network)104を介してWebサーバ102と接続されており、さらに、インターネット105を介してWebサーバ103と接続されている。MFP101及びWebサーバ102、103は、LAN104及びインターネット105を介して通信可能である。なお、本実施形態において、Webサーバ102、103は、画面データを提供するサーバ装置として機能し、MFP101は、ネットワークを介してサーバ装置と通信可能な情報処理装置として機能する。
MFP101は、紙媒体をスキャンすることで、当該紙媒体の画像を読み取ってスキャンデータを得るとともに、当該スキャンデータに基づく画像を用紙上に形成することで、当該用紙上に画像を印刷する、コピー機能を有する。また、MFP101は、Webブラウザを搭載しており、後述するように、ソフトウェアプログラムとしてWebブラウザを備えている。MFP101は、このWebブラウザを利用して、Webサーバ102、103に保持されているコンテンツをネットワークを介して取得し、取得したコンテンツに基づく画面を表示部に表示することができる。
<MFP101のハードウェア構成>
図2は、第1の実施形態に係るMFP101のハードウェア構成を示すブロック図である。MFP101は、コントローラユニット200、スキャナ213、プリンタ214、及び操作部220を備え、操作部220には表示部211及び入力部212が設けられている。図2に示すように、スキャナ213及びプリンタ214は、それぞれスキャナインタフェース(I/F)208及びプリンタI/F209を介してコントローラユニット200に接続されている。操作部220の表示部211及び入力部212は、それぞれ操作部出力I/F205及び操作部入力I/F206を介してコントローラユニット200に接続されている。また、コントローラユニット200は、ネットワークI/F207を介してLAN104に接続されている。
コントローラユニット200は、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、ハードディスク装置(HDD)204、操作部出力I/F205、操作部入力I/F206、ネットワークI/F207、スキャナI/F208、及びプリンタI/F209を備え、これらのデバイスはシステムバス210に接続されている。CPU201は、ROM203に格納されているブートプログラムに基づき、MFP101を起動する。また、CPU201は、HDD204に格納されている各種の制御プログラムを読み出して実行することで、MFP101における各種の処理を実行する。その際、CPU201は、RAM202をワークエリアとして使用する。HDD204には、Webブラウザ300のソフトウェアプログラムを含む、各種の制御プログラムが格納されている。また、HDD204には、スキャナ213におけるスキャンによって得られたスキャンデータ、ネットワークI/F207を介して、Webサーバ102、103等の外部装置から取得したコンテンツデータ等が格納される。
操作部出力I/F205は、表示部211へのデータの出力制御を行う。また、操作部入力I/F206は、表示部211からのデータの入力制御を行う。ネットワークI/F207は、LAN104に接続されており、LAN104を介した情報の入出力制御を行う。スキャナI/F208は、スキャナ213からの画像データをコントローラユニット200に入力するとともに、スキャナ213を制御するための制御データの入出力を行う。プリンタI/F209は、コントローラユニット200からの出力画像データをプリンタ214に出力するとともに、プリンタ214を制御するための制御データの入出力を行う。
操作部220の表示部211は、LCD(Liquid Crystal Display)、LED(Light Emitting Diode)等の表示装置を備え、ユーザに対する情報を表示する表示インタフェースとして機能する。また、操作部220の入力部212は、表示部211上に設けられたタッチパネル、ハードキー等の入力装置を備え、ユーザからの入力を受け付ける入力インタフェースとして機能する。また、スキャナ213は、CCD(Charge Coupled Device)等の光学的な読取装置を備え、紙媒体を光学的に走査することにより、当該紙媒体上の画像を電子的な画像データとして読み取る機能を有する。プリンタ214は、電子的な画像データを、用紙等の記録媒体上に画像として形成(印刷)する機能を有する。
<MFP101のソフトウェア構成>
図3は、第1の実施形態に係るMFP101におけるソフトウェア構成例を示すブロック図である。MFP101には、組み込みのソフトウェアプログラムとして、図3に示す複数の機能部を含むWebブラウザ300が搭載されている。Webブラウザ300は、図3に示すようにそれぞれ特定の処理を行う複数の機能部に対応する複数のソフトウェアモジュールと、それ以外の処理を行うソフトウェアモジュール(図示せず)とによって実現される。Webブラウザ300及び各機能部は、CPU201が、ROM203又はHDD204に保存されている制御プログラムを読み出して実行することで、MFP101上で実現される。
Webブラウザ300は、入力受付部301、コンテンツ取得部302、及びウィンドウ制御部305をそれぞれ用いて、操作部入力I/F206、操作部出力I/F205、及びネットワークI/F207との間でデータの入出力を行う。入力受付部301は、操作部入力I/F206を介して、操作部220の入力部212を用いてユーザによって入力された指示を受け付ける。具体的には、入力受付部301は、URLの設定指示等、ユーザから各種の指示を受け付ける。
コンテンツ取得部302は、ネットワークI/F207を介して、外部のWebサーバ(Webサーバ102、103の少なくとも何れか)と通信して、当該WebサーバからWebコンテンツを取得する。具体的には、コンテンツ取得部302は、ユーザからの指示に応じて、HTTPプロトコル等の通信プロトコルを使用してWebサーバと通信して、当該Webサーバに対してWebコンテンツを要求する。また、コンテンツ取得部302は、当該要求に応じてWebサーバから送信されたWebコンテンツを受信する。コンテンツ解析部303は、コンテンツ取得部302によって取得されたWebコンテンツを解析し、当該Webコンテンツに対応する画面の画面データを生成する。
Webコンテンツは、主に、HTML等の構造化言語で記述されたファイル、画像データファイル等を含む、表示部211に表示する画面の内容を示すデータ(画面データ)である。MFP101は、Webサーバから、機能選択画面、待機画面等の操作画面のWebコンテンツを提供される。
コンテンツ描画部304は、コンテンツ解析部303による解析結果に基づいて、操作画面を、ウィンドウ制御部305によって表示が制御されるウィンドウ画面に描画(レンダリング)する。ここで、ウィンドウ画面は、実際にはRAM202に確保されたメモリ領域に対応する。コンテンツ描画部304は、コンテンツ解析部303による解析結果に基づいて画面を描画する場合、ウィンドウ制御部305に対して、新たなウィンドウ画面に対応するメモリ領域をRAM202に確保することを要求する。
ウィンドウ制御部305は、コンテンツ描画部304の要求に応じて、ウィンドウ画面に対応するメモリ領域をRAM202に確保し、その旨をコンテンツ描画部304に通知する。ウィンドウ制御部305から当該通知を受けると、コンテンツ描画部304は、通知されたRAM202のメモリ領域に、表示部211に対応した表示用画像の画像データを格納する。コンテンツ描画部304は、複数のウィンドウ画面に対応する表示用画像の画像データを作成し、作成した各画像データを、RAM202に確保された対応するメモリ領域に格納することができる。
ウィンドウ制御部305は、コンテンツ描画部304によってRAM202に格納された画像データを、操作部出力I/F205を介して表示部211に出力することで、当該画像データに基づくウィンドウ画面を表示部211に表示させる。また、ウィンドウ制御部305は、コンテンツ描画部304によって複数のウィンドウ画面が作成され、対応する複数の画像データがRAM202に格納されている場合には、当該複数のウィンドウ画面を表示部211に表示させる際の表示態様を制御する。例えば、ウィンドウ制御部305は、コンテンツ描画部304によって描画された複数のウィンドウ画面のうち何れのウィンドウ画面を、表示部211の表示領域内において最前面に表示するかについて制御する。この表示制御は、入力部212を介して入力されるユーザの指示に応じて行われうる。
一般的に、MFP101に設けられる表示部211の表示領域は狭いため、当該表示領域内に同時に表示可能なウィンドウ画面の数は1つに限られる場合が多い。本実施形態において、ウィンドウ制御部305は、当該表示領域内に表示すべきウィンドウ画面が複数存在する場合には、当該複数のウィンドウ画面を、1つのウィンドウ画面内で選択的に表示可能となるように、表示部211の表示制御を行う。また、ウィンドウ制御部305は、かかる表示制御をユーザの指示に応じて実行できるように、表示部211に表示する1つのウィンドウ画面内に、ウィンドウ画面の表示を切り替えるためのタブを表示する。ユーザは、入力部212を操作して、表示部211に表示された複数のタブの何れかを選択する指示を入力することによって、複数のウィンドウ画面のうちの何れかを、表示部211に表示させることが可能である。このようにして、ウィンドウ制御部305は、Webサーバから提供された複数の画面データに対応する複数の画面を、ユーザの指示に応じて選択的に切り替えて表示部211に表示可能である。
初期画面情報保存部306は、Webブラウザ300が表示部211に初期画面(ホームページ)として表示するWebコンテンツを示す初期画面情報を、ユーザの指示に応じてRAM202又はHDD204に保存する。本実施形態では、初期画面情報は、初期画面として表示されるWebコンテンツについての、ネットワーク上の所在を示すURL(アドレス情報)で表される。Webブラウザ300の初期画面は、一般的には「ホームページ」と呼ばれる。本実施形態では、MFP101が備える複数の機能のうちで使用すべき機能を選択するための機能選択画面が、初期画面として設定される。この場合、初期画面には、MFP101の何れかの機能にそれぞれ対応する複数の項目が、ユーザに対する選択肢として表示される。なお、本実施形態における初期画面情報は、機能選択画面の画面データを特定するための第1の特定情報に相当する。
本実施形態では、Webブラウザ300は、表示部211に表示するWebコンテンツを、初期画面情報保存部306によって保存された初期画面情報(URL)によって特定する。Webブラウザ300は、初期画面を表示部211に表示する場合には、初期画面情報保存部306によって保存されたURLが示すWebサーバから、初期画面のWebコンテンツを入手する。
待機画面情報保存部307は、Webブラウザ300が、MFP101の待機状態において待機画面として表示部211に表示するWebコンテンツを示す待機画面情報を、ユーザの指示に応じてRAM202又はHDD204に保存する。本実施形態では、待機画面情報は、待機画面として表示されるWebコンテンツについての、ネットワーク上の所在を示すURL(アドレス情報)で表される。この待機画面情報は、待機画面の画面データを特定するための第2の特定情報に相当する。
待機画面は、例えば、MFP101が電源オフ状態から起動したタイミング、MFP101に対するユーザのログインが完了したタイミング、MFP101が休止状態から復帰したタイミング、MFP101に対してユーザが何らの操作も行っていない状態で所定の期間が経過したタイミング等の、所定のタイミングに、表示部211に表示される。また、待機画面は、ユーザに対する広告情報を表示するための画面、又は、ユーザに対する通知情報を表示するための画面として用いられる。
待機画面には、何らかの設定情報を入力するための入力欄等は表示されず、画面を閉じる(クローズする)ためのクローズボタン等が表示される。このため、ユーザは、待機画面を介して、MFP101に対して何らの設定情報も入力することはできず、当該待機画面のクローズ指示のみを入力することができる。本実施形態では、Webブラウザ300は、表示部211に待機画面を表示している間に、入力部212を介してクローズボタンが押下されると、待機画面をクローズして、表示部211の表示を待機画面から初期画面(機能選択画面)に切り替える。
タイミング検知部308は、MFP101における様々な動作のタイミングを検知して、検知したタイミングを示すタイミング情報を生成する。タイミング検知部308は、例えば、MFP101が電源オフ状態から起動したタイミング、MFP101に対するユーザのログインが完了したタイミング、MFP101が休止状態から復帰したタイミング、MFP101に対してユーザが何らの操作も行っていない状態で所定の期間が経過したタイミング等の、所定のタイミングを検知する。
Webブラウザ300は、タイミング検知部308によって所定のタイミングが検知されると、検知された内容に応じた処理を実行する。例えば、Webブラウザ300は、タイミング検知部308からのタイミング情報に応じて、コンテンツ取得部302によってWebサーバから待機画面等のWebコンテンツを取得する。また、Webブラウザ300は、当該タイミング情報に応じて、ウィンドウ制御部305によって表示部211に表示中のウィンドウ画面を他のウィンドウ画面に切り替えてもよい。
なお、タイミング検知部308は、対象とするタイミングを自ら検知する以外に、MFP101内のデバイスに対して、対象とするタイミングに関連する事象が生じた際に、そのことを示す情報を通知するように要求してもよい。タイミング検知部308からこのような要求を受けたデバイスは、対象とするタイミングに関連する事象が生じた際に、そのことを示す情報をタイミング検知部308に通知すればよい。
<待機画面及び初期画面の表示処理>
次に、図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係るMFP101において実行される、特定のタイミングにおいて待機画面及び初期画面を表示するための一連の処理の手順について説明する。図4のフローチャートの各ステップに示す動作は、CPU201が制御プログラムを実行することによって実現され、それらの全てがWebブラウザ300によって実行される。
S401で、Webブラウザ300は、タイミング検知部308からのタイミング情報を受け付ける。S402で、Webブラウザ300は、タイミング検知部308からのタイミング情報として、待機画面を表示部211に表示するタイミングを示すタイミング情報が通知されたか否かを判定する。例えば、上述のように、Webブラウザ300は、MFP101が電源オフ状態から起動したタイミング、MFP101に対するユーザのログインが完了したタイミング、MFP101が休止状態から復帰したタイミング、及び、MFP101に対してユーザが何らの操作も行っていない状態で所定の期間が経過したタイミングのうち、何れかのタイミングを示す情報が通知されたか否かを判定する。このようなタイミング情報が通知された場合、Webブラウザ300は、MFP101が待機状態に移行して、待機画面の表示タイミングが到来したと判定する。S402で、Webブラウザ300は、このようなタイミング情報が通知されていないと判定した場合、S401に処理を戻す一方で、通知されたと判定した場合、処理をS403に進める。
S403で、Webブラウザ300は、待機画面として表示するWebコンテンツのURL(待機画面情報)が待機画面情報保存部307によって既に保存されているか否かを判定する。ここで、Webブラウザ300は、待機画面情報が保存されていると判定した場合、処理をS404へ進める一方で、保存されていないと判定した場合、S411へ処理を進め、待機画面を表示せずに初期画面を表示する。
S404で、Webブラウザ300は、待機画面のWebコンテンツを取得し、取得したWebコンテンツに基づいて待機画面を表示部211に表示する。具体的には、Webブラウザ300は、コンテンツ取得部302を用いて、待機画面情報保存部307によって保存された待機画面情報(URL)が示すWebサーバからWebコンテンツを取得する。Webブラウザ300は、取得したWebコンテンツをコンテンツ解析部303によって解析し、その解析結果に基づいて待機画面の画面データを生成する。さらに、Webブラウザ300は、生成された画面データに基づいて、コンテンツ描画部304によってウィンドウ画面に待機画面を描画する。最終的に、Webブラウザ300は、ウィンドウ制御部305によって、描画されたウィンドウ画面を表示部211の表示領域内で最前面に待機画面として表示する。このようにして、S404で、Webブラウザ300は、MFP101の待機状態において、Webサーバから取得した画面データに基づく待機画面を表示部211に表示する。
次に、S405で、Webブラウザ300は、表示部211に表示中の待機画面についてのクローズ指示を受け付けたか否かを判定する。Webブラウザ300は、例えば、待機画面として表示中のWebコンテンツ内にJavaScript(登録商標)等によって記述された、画面クローズ処理が実行された場合に、クローズ指示を受け付けたと判定する。あるいは、Webブラウザ300は、待機画面の表示中に、入力部212に設けられたタッチパネル、ハードキー等の操作が行われたと入力受付部301が判定した場合、クローズ指示を受け付けたと判定する。S405で、Webブラウザ300は、待機画面のクローズ指示を受け付けたと判定した場合、S410に処理を進める一方で、受け付けていないと判定した場合、処理をS406に進める。
S406で、Webブラウザ300は、待機画面が表示部211に表示されている間に、初期画面(機能選択画面)のWebコンテンツ(画面データ)を取得する。具体的には、Webブラウザ300は、コンテンツ取得部302を用いて、初期画面情報保存部306によって保存された初期画面情報(URL)が示すWebサーバからWebコンテンツを取得する。このように、Webブラウザ300は、待機画面を表示部211に表示している間に、Webサーバから初期画面のWebコンテンツを予め取得しておく。これにより、後に待機画面のクローズ指示を受けた際に、Webブラウザ300は、当該クローズ指示を受けてから初期画面のWebコンテンツを取得するよりも、表示部211の表示を待機画面から初期画面に短時間に切り替えることができる。
本実施形態では、S406で、Webブラウザ300はさらに、待機画面が表示部211に表示されている間に、取得したWebコンテンツに基づいて、表示部211に表示するウィンドウ画面に初期画面を描画する。具体的には、Webブラウザ300は、取得したWebコンテンツをコンテンツ解析部303によって解析し、その解析結果に基づいて初期画面の画面データを生成する。Webブラウザ300は、生成された画面データに基づいて、コンテンツ描画部304によってウィンドウ画面に初期画面描画する。その際に、Webブラウザ300は、コンテンツ描画部304によって描画された初期画面のウィンドウ画面を、ウィンドウ制御部305によって操作部出力I/F205には出力させない。ウィンドウ制御部は、初期画面のウィンドウ画面に対応する表示用画像の画像データを、RAM202上に保持しておく。
このようにして、Webブラウザ300は、待機画面の表示中に、Webサーバから取得されたWebコンテンツ(画面データ)から、表示部211に対応した表示用画像を作成しておく。これにより、後に待機画面のクローズ指示を受けた際に、Webブラウザ300は、表示部211の表示を待機画面から初期画面に切り替えるのに要する時間をさらに短くすることができる。なお、S406で、Webブラウザ300は、初期画面のWebコンテンツの取得のみを行う場合には、後述するS409又はS411で初期画面を表示部211に表示する際に、当該取得したWebコンテンツから、ウィンドウ画面に初期画面を描画する処理を行えばよい。
また、ウィンドウ制御部305は、待機画面が表示部211に表示されている間は、表示部211に表示中のウィンドウ画面内(待機画面)に、ウィンドウ画面の表示を複数のウィンドウ画面のうちで切り替えるためのタブを表示しないようにしてもよい。即ち、ウィンドウ制御部305は、待機画面が表示部211に表示されている間は、待機画面から初期画面以外(機能選択画面以外)の画面に表示部211の表示を切り替えることを禁止してもよい。これにより、待機画面のWebコンテンツの作成者が、待機画面がクローズされた際には表示部211の表示を初期画面(機能選択画面)に切り替えることを意図していた場合に、その意図に反する操作をユーザが行ってしまうことを防ぐことができる。
その後、S407で、Webブラウザ300は、コンテンツ描画部304によって、初期画面の描画が完了したか否かを判定する。Webブラウザ300は、初期画面の描画が完了していないと判定した場合、S405に処理を戻す一方で、初期画面の描画が完了したと判定した場合、処理をS408に進める。
S408で、Webブラウザ300は、S405と同様に、表示部211に表示中の待機画面についてのクローズ指示を受け付けたか否かを判定する。Webブラウザ300は、待機画面のクローズ指示を受け付けていないと判定する限り、S408の判定処理を繰り返し、クローズ指示を受け付けたと判定した場合、S409に処理を進める。
S408でクローズ指示を受け付けると、Webブラウザ300は、S409で表示部211の表示を待機画面から初期画面(機能選択画面)に切り替える。具体的には、ウィンドウ制御部305が、待機画面として表示部211に表示していたウィンドウ画面をクローズして、初期画面としてRAM202上で描画していたウィンドウ画面(表示用画像)を、操作部出力I/F205を介して表示部211に出力する。これにより、表示部211の表示画面が、待機画面から初期画面に切り替わり、初期画面が表示部211の表示領域内で最前面に表示される。本実施形態では、初期画面はRAM202上でウィンドウ画面として既に描画されているため、待機画面から待機画面への表示画面の切り替えは短時間に実行される。このように、S409で、Webブラウザ300は表示切替手段として機能する。その後、Webブラウザ300は、図4に示す一連の処理を終了する。
また、Webブラウザ300は、S405からS410に処理を進めた場合、S410において、S409と同様、ウィンドウ制御部305によって、待機画面として表示部211に表示していたウィンドウ画面を閉じる。さらに、S411で、Webブラウザ300は、初期画面のWebコンテンツをWebサーバから取得し、取得したWebコンテンツに基づいて初期画面を表示部211に表示する。
ここで、Webブラウザ300は、S406と同様にして、コンテンツ取得部302、コンテンツ解析部303、コンテンツ描画部304を用いて、Webサーバから取得したWebコンテンツに基づいて、初期画面をウィンドウ画面に描画する。また、Webブラウザ300は、ウィンドウ制御部305によって、RAM202上に描画されたウィンドウ画面を、操作部出力I/F205を介して表示部211に出力する。このようにして、Webブラウザ300は、表示部211に初期画面を表示する。その後、Webブラウザ300は、図4に示す一連の処理を終了する。
<Webブラウザ300による操作画面の表示例>
次に、図5A及び図5Bを参照しながら、図4に示す処理に基づいて表示部211に表示される操作画面の具体例について説明する。図5Aの500a及び500b、並びに図5Bの500c及び500dは、Webブラウザ300が表示部211に表示する操作画面の例を示す。図5A及び図5Bにおいて、領域520は、表示部211の表示領域に相当する。Webブラウザ300によって描画されたウィンドウ画面のうち、図5A及び図5Bにおいて領域520に含まれる部分が、表示部211の表示領域に表示される。500a〜500dに示す操作画面は、Webブラウザ300のコンテンツ描画部304が描画したウィンドウ画面を、ウィンドウ制御部305が操作部出力I/F205を介して表示部211に出力することによって、表示部211に表示される。
図5Aの500aは、初期画面及び待機画面として表示されるWebコンテンツに対応するURL(初期画面情報及び待機画面情報)を設定するための画面の一例である。Webブラウザ300は、初期画面情報及び待機画面情報の設定用の画面を表示すべきことがユーザによって操作部220を介して指示されると、500aに示すように、ダイアログボックス510を表示部211に表示する。ダイアログボックス510は、初期画面情報及び待機画面情報にそれぞれ相当するURLをユーザに入力させるための入力欄511、512を含む。
ユーザが操作部220を介して入力欄511、512を選択すると、Webブラウザ300は、表示部211にソフトウェアキーボード(図示せず)を表示する。ユーザが、表示されたソフトウェアキーボードを用いて入力欄511、512のそれぞれにURLを入力し、OKボタン513を押下すると、初期画面情報保存部306及び待機画面情報保存部307が、それらのURLを設定情報として確定する。初期画面情報保存部306及び待機画面情報保存部307は、それぞれ、確定して設定情報(URL)を、初期画面情報及び待機画面情報としてRAM202又はHDD204に保存する。
図5Aの500bは、S404又はS409においてWebブラウザ300が表示部211に表示する待機画面の一例である。S404では、コンテンツ描画部304によってウィンドウ画面に描画された待機画面が、ウィンドウ制御部305によって500bに示すように表示部211に表示される。待機画面として表示部211に表示されるWebコンテンツには、JavaScript等によって、当該待機画面をクローズするための処理が記述されている。本実施形態では、Webコンテンツに含まれるクローズ処理に対応する記述に基づいて、画面をクローズするためのクローズボタン521が待機画面内に描画される。S405及びS408においては、ユーザが操作部220を介してクローズボタン521を押下することによって、クローズ指示が入力される。
上述のように、Webブラウザ300は、S406で、待機画面の表示中に初期画面のWebコンテンツの取得及び描画を行う場合には、当該待機画面内に、ウィンドウ画面の表示を異なるウィンドウ画面に切り替えるためのタブについては表示しない。ここで、図5Bの500dは、500bに対する比較例として示す待機画面の一例である。500dでは、待機画面を1つのウィンドウ画面に描画し、初期画面を別のウィンドウ画面に描画するとともに、描画したウィンドウのうちで前面に表示するウィンドウ画面を切り替えるためのタブ541、542を、領域520内に表示している。タブ541は、現在前面に表示されている待機画面のウィンドウ画面に関連付けられており、タブ542は、初期画面のウィンドウ画面に関連付けられている。
通常、このようなタブ541、542上には、各ウィンドウ画面のタイトルがテキストで表示されている。ユーザが、タブ541、542に表示されたテキストに基づいて、操作部220を介して何れかのタブを選択すると、Webブラウザ300は、そのタブに関連付けられたウィンドウ画面を前面に表示する。500dでは、ユーザがタブ532を選択すると、Webブラウザ300は、表示中のウィンドウ画面を初期画面のウィンドウ画面に切り替えることになる。しかし、このようなタブが表示されていることで、上述のように、コンテンツ作成者の意図と異なる操作をユーザが行ってしまう可能性があり、その結果、コンテンツ作成者の意図と異なる画面に表示画面が遷移してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、Webブラウザ300は、待機画面の表示中に、当該待機画面とは異なるウィンドウ画面として初期画面を作成した場合であっても、500bに示すように、表示部211の表示領域内に、ウィンドウ画面の切替用のタブを描画しない。即ち、Webブラウザ300は、待機画面の表示中は、ウィンドウ画面を切り替えるためのタブを表示部211の表示領域内に表示することを禁止する。
次に、図5Bの500cは、S409又はS411において、Webブラウザ300が表示部211に表示する初期画面の一例である。本実施形態では、初期画面として機能選択画面が設定されている。500cに示すように、当該初期画面には、Webサーバから取得されたWebコンテンツに基づいて、機能選択ボタン531〜534が描画される。機能選択ボタン531〜534は、MFP101が備える異なる機能にそれぞれ対応している。機能選択ボタン531〜534の何れかを、操作部220を介してユーザが選択すると、MFP101は、選択された機能選択ボタンに対応する機能を実行する。
通常、初期画面には、このような機能選択ボタン531〜534の他にも、多数のボタン、リンク等が含まれることがある。初期画面において操作可能なボタン、リンク等の数が多くなると、初期画面を表示するためのWebコンテンツの記述が複雑になりうる。このような場合、Webブラウザ300によるWebコンテンツの読み込み及び解析に要する時間が長くなり、その結果、初期画面のWebコンテンツを取得してから表示部211に当該初期画面を表示するまでに必要な時間が長くなる可能性がある。
本実施形態では、S404においてWebブラウザ300が待機画面の表示を開始してから、そのクローズ指示が入力されるまでの間に、待機画面とは異なるウィンドウ画面として、初期画面をRAM202上に作成しておく。また、S409において、表示中の待機画面のクローズ指示が入力されると、Webブラウザ300は、ウィンドウ制御部305によるウィンドウ画面の切り替えのみによって、表示画面を待機画面から初期画面に切り替える。このように、待機画面を表示した後、初期画面をウィンドウ画面としてRAM202上に作成しておくことで、待機画面を閉じたタイミングにおいて素早く表示画面を初期画面に切り替えることが可能である。
以上説明したように、第1の実施形態では、待機状態にあるMFP101において、Webブラウザ300は、Webサーバから取得した画面データに基づく待機画面を表示部211に表示している間に、機能選択画面の画面データをWebサーバから取得する。Webブラウザ300は、その後、待機画面の表示中に、待機画面のクローズ指示を受け付けると、表示部211の表示を待機画面から、取得した画面データに基づく機能選択画面に切り替える。このように、本実施形態によれば、待機画面の表示中に予め機能選択画面の画面データをWebサーバから取得しておくことで、MFP101は、待機画面から機能選択画面への表示画面の切り替えを短時間に行うことが可能である。
また、本実施形態に係るMFP101では、機能選択画面の画面データをWebサーバから取得した際に、さらに、待機画面の表示中に、取得した画面データから表示部211に対応した表示用画像を作成してもよい。これにより、MFP101は、さらに短時間に待機画面から機能選択画面への表示画面の切り替えを行うことが可能である。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、待機画面を特定するための待機画面情報(URL)について、操作部220を介したユーザの入力に基づいて設定される情報として、待機画面情報保存部307によって予め保存していた。第2の実施形態では、ユーザの入力を必要とすることなく、Webブラウザ300が待機画面情報を使用することを可能にする。具体的には、Webサーバから提供される初期画面のWebコンテンツの一部に待機画面情報を含めることによって、MFP101が、初期画面の取得時に待機画面情報を同時に取得できるようにする。なお、以下では、説明の簡略化のため、第1の実施形態と異なる部分を中心として説明する。
図6のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係るMFP101において実行される処理の手順について説明する。S601からS602の処理は、第1の実施形態におけるS401からS402の処理と同様である。Webブラウザ300は、S402において待機画面の表示タイミングが到来したと判定すると、S601に処理を進め、初期画面情報保存部306によって保存されている初期画面情報(URL)が示すWebサーバから初期画面のWebコンテンツを取得する。S601においては、Webブラウザ300は画像ファイル等を含む全てのWebコンテンツを取得する必要はなく、HTMLファイル等のコンテンツ記述ファイルのみを取得すればよい。即ち、Webブラウザ300は、初期画面情報によって特定される初期画面(機能選択画面)の画面データのうち、一部の画面データ(コンテンツ記述ファイル)をWebサーバから取得する。
次に、S602で、Webブラウザ300は、取得したWebコンテンツ(コンテンツ記述ファイル)の内容をコンテンツ解析部303によって解析し、待機画面として表示するWebコンテンツに関する情報(待機画面情報)が含まれているか否かを判定する。即ち、Webブラウザ300は、Webサーバから取得し、初期画面の一部の画面データから、待機画面の画面データを特定するための待機画面情報(第2の特定情報)を抽出できるか否かを判定する。
本実施形態では、待機画面情報は、図5Aの500aに示した画面を介してユーザが指定するのではなく、Webサーバから提供される初期画面のWebコンテンツに含まれる。例えば、待機画面情報は、初期画面のWebコンテンツ(コンテンツ記述ファイル)の要求時に、Webサーバから送信されるHTTPレスポンスに含まれる拡張ヘッダ情報として、WebサーバからMFP101に通知される。例えば、当該拡張ヘッダ情報は、当該HTTPレスポンスのヘッダ部に以下のように記述されうる。
X-URL-STANDBY: http://xxx/standby.html
Webブラウザ300のコンテンツ解析部303は、Webサーバから受信したHTTPレスポンスに、このような拡張ヘッダ情報が含まれるか否かに基づいて、待機画面情報の有無を判定する。ただし、待機画面情報は、このような拡張ヘッダ情報以外にも、Webサーバからのスクリプトによる指定、特殊なタグを使用した情報の付加等の記述方法を用いて、WebサーバからMFP101に通知されてもよい。
S602で、Webブラウザ300は、待機画面として表示するWebコンテンツのURL(待機画面情報)が、取得したWebコンテンツに含まれていると判定した場合、当該Webコンテンツから待機画面情報を抽出して、処理をS404に進める。一方で、Webブラウザ300は、待機画面情報が初期画面のWebコンテンツに含まれていないと判定した場合、S411へ処理を進め、待機画面を表示せずに初期画面を表示する。S404〜S411の処理は、基本的に第1の実施形態と同様である。ただし、S406及びS411では、Webブラウザ300は、初期画面の画面データのうち、S601で取得した一部お画面データ以外の残りの画面データを取得すればよい。
以上説明したように、第2の実施形態では、待機状態にあるMFP101において、Webブラウザ300は、待機画面の画面データを特定するための待機画面情報を、ユーザに予め設定させるのではなく、Webサーバから取得する。具体的には、Webブラウザ300は、待機状態において待機画面の表示のためにその画面データをWebサーバから取得する際に、予め初期画面(機能選択画面)の一部の画面データを取得して、取得したデータから待機画面情報を抽出する。さらに、Webブラウザ300は、当該一部の画面データから抽出した待機画面情報によって特定される待機画面の画面データを、Webサーバから取得して、表示部211に待機画面を表示する。
これにより、待機画面の画面データを、WebサーバからMFP101に対して指定可能となる。その結果、WebサーバにおけるWebコンテンツ(画面データ)の作成者にとって、待機画面として表示する画面の変更及び管理が容易になる。特に、待機画面を用いて、Webサーバからユーザに対する広告情報又は通知情報を提供している場合には、そのような情報の変更及び管理が容易となるため、WebサーバからMFP101に対して待機画面の画面データを指定できることは有用である。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 画面データを提供するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な情報処理装置であって、
    前記情報処理装置の待機状態において、前記サーバ装置から取得した画面データに基づく待機画面を前記情報処理装置の表示部に表示する表示制御手段と、
    前記待機画面についてのクローズ指示がユーザの操作によって入力される前であって、前記表示制御手段によって前記待機画面が前記表示部に表示されている間に、前記情報処理装置が備える機能のうちで使用する機能の選択を受け付けるための機能選択画面の画面データを、前記サーバ装置から取得する取得手段と、
    記クローズ指示が入力されると、前記表示部の表示を前記待機画面から、前記待機画面が前記表示部に表示されている間に前記取得手段によって取得された画面データに基づく前記機能選択画面に切り替える表示切替手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得手段は、
    前記機能選択画面の画面データを前記サーバ装置から取得すると、前記表示制御手段によって前記待機画面が前記表示部に表示されている間に、さらに、当該取得した画面データから、前記表示部に対応した表示用画像を作成し、
    前記表示切替手段は、
    記クローズ指示が入力されると、前記待機画面をクローズして、前記取得手段によって作成された表示用画像を前記機能選択画面として表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、
    前記サーバ装置から提供される複数の画面データに対応する複数の画面を、ユーザの指示に応じて選択的に切り替えて前記表示部に表示可能であり、
    前記待機画面を前記表示部に表示している間は、前記待機画面から前記機能選択画面以外の画面に前記表示部の表示を切り替えることを禁止する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記機能選択画面の画面データを特定するための第1の特定情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    前記記憶手段に記憶された前記第1の特定情報によって特定される前記機能選択画面の画面データのうち、一部の画面データを前記サーバ装置から取得する手段と、
    取得された前記一部の画面データから、前記待機画面の画面データを特定するための第2の特定情報を抽出する手段と、
    抽出された前記第2の特定情報によって特定される前記待機画面の画面データを、前記サーバ装置から取得する手段と
    を備え、
    前記取得手段は、前記機能選択画面の画面データのうち、前記一部の画面データ以外の残りの画面データを取得する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記待機画面は、ユーザに対する広告情報を表示するための画面、又は、前記ユーザに対する通知情報を表示するための画面であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、
    前記情報処理装置が電源オフ状態から起動した際、前記情報処理装置に対するユーザのログインが完了した際、前記情報処理装置が休止状態から復帰した際、又は、前記情報処理装置の操作部がユーザによって操作されていない状態で所定の期間が経過した際に、前記表示部に前記待機画面を表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 画面データを提供するサーバ装置とネットワークを介して通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
    表示制御手段が、前記情報処理装置の待機状態において、前記サーバ装置から取得した画面データに基づく待機画面を前記情報処理装置の表示部に表示する表示制御工程と、
    取得手段が、前記待機画面についてのクローズ指示がユーザの操作によって入力される前であって、前記表示制御手段によって前記待機画面が前記表示部に表示されている間に、前記情報処理装置が備える機能のちで使用する機能の選択を受け付けるための機能選択画面の画面データを、前記サーバ装置から取得する取得工程と、
    表示切替手段が、前記クローズ指示が入力されると、前記表示部の表示を前記待機画面から、前記待機画面が前記表示部に表示されている間に前記取得工程において取得された画面データに基づく前記機能選択画面に切り替える表示切替工程と
    を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置の制御方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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