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JP5809480B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱調理器に関するものである。
従来より、燃焼を制御する制御部や表示部に電力を供給するための電池の交換時期がきたことを表示する表示器を有する電池交換時期検出手段を備えたグリル付ガス加熱調理器が知られている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1に示される従来の加熱調理器においては、電池の交換時期がきたことを表示する表示器は、グリル庫内のバーナの着火を表示する表示器と兼用するもので、着火検出時に電池交換時期の表示とは異なる表示態様にて着火を表示すると共に、電池の交換時期がバーナの着火と同時に生じた場合には、電池の交換時期表示を優先するものであった。
特開平10−2560号公報
この従来の加熱調理器においては、電池の交換時期を表示している時にグリル庫内のバーナの着火を表示する場合、例えば、表示器の点滅表示によって電池の交換時期であるか否かを示す二通りの表示態様と、グリル庫内のバーナの着火の有無を示す二通りの表示態様を一つの表示器で行うことになり、使用者にとって表示の意味が理解し難いものであった。すなわち使用者は、グリル庫内のバーナの着火の有無の表示はグリルを使用する時にのみ見るため、見る頻度が少なくて四通りもの表示態様を覚え難く、見ても理解し難いものであった。
また、使用者は、グリル庫内のバーナの着火の有無の表示をグリルを使用する時にのみ見て、グリルを使用しない場合にはこの表示器に注意を払わない。このため、この表示器において電池の交換時期を表示していても、気付き難いものであった。
本発明はこれらの事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、使用者が、操作時に、電池の交換時期であることを確実に把握することができ、使用者による電池の交換を確実にできる加熱調理器を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、被加熱物を加熱するバーナと、前記バーナにおける加熱条件を設定する操作部および前記バーナの点火/消火を指令する操作部を含む第1の操作部と、前記第1の操作部の操作を許可するための第2の操作部と、前記第2の操作部および前記第1の操作部の操作に基づき前記バーナの燃焼動作を制御する制御部と、前記第1の操作部の操作が許可されている状態であることを表示する表示部と、電池を収納可能で前記制御部に電力を供給可能にする電池収納部と、前記電池の電圧が所定の電圧以下に低下しているか否かを監視する電圧監視手段と、を備え、前記制御部は、前記第1の操作部の操作が許可されている状態であるときには、前記表示部において第1の表示態様によって表示を行い、前記電圧監視手段によって前記電池の電圧が所定の電圧以下に低下していることを検出し、前記第1の操作部に含まれる操作部のうちのいずれかの操作部を操作したときに、所定時間に亘り前記表示部において前記第1の表示態様とは異なる第2の表示態様にて表示を行うことを特徴としている。
使用者が、加熱調理器のバーナの点消火や加熱条件の設定の前に必ず操作する第2操作部の操作を行ったときに、通常(ここでは電池の電圧が所定の電圧以下に低下していないことをいう)であれば表示部が第1の操作部の操作を許可している状態であることを示す第1の表示態様によって表示されるところ、第1の表示態様と異なる第2の表示態様になる、つまり、表示部の表示態様がいつもと違う表示となることにより電池交換時期を知ることができ、使用者は電池交換時期であることを知ることが確実になる。そして、これにあたり、電池交換時期表示用の表示部を他の表示部(第1の操作部の操作を許可している状態であることを示す表示部)と兼用できるから表示のための部品点数が少なくなり低コストになり、電池交換時期を使用者に適切に表示できる表示部が低コストに構成できるものである。
さらに、 使用者が加熱調理器の近くにいる時に電池交換時期をお知らせするので、使用者が電池交換時期であることに気づき易く、操作がされない限り第2の表示態様での表示が行われないとともに表示が行われても所定時間経過すれば消灯するので、電池の消耗が進みすぎて、電池交換時期表示ができなくなってしまうことが抑制できる。
また請求項に係る発明は、請求項1係る発明において、前記表示部の点灯表示を前記第1の表示態様とし、前記表示部の点滅表示を前記第2の表示態様とすることを特徴とする。
これにより、 点灯表示と点滅表示とにより、第1の表示態様と第2の表示態様とが区別できるから、一層低コストになる。さらに、点滅表示は点灯表示に比べて消費電力が低減できるものであるから、電池の消耗が進みすぎて、電池交換時期表示ができなくなってしまうことを抑制できる。
また請求項に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記第2の表示態様の場合の前記表示部における表示の色を、前記第1の表示態様の場合の前記表示部における表示の色とは異なる色とすることを特徴とする。
これにより、表示の 色によって表示の態様を区別するため、点滅表示と点灯表示のみによって表示の態様を区別する場合に比べて、使用者が表示の態様の変化に気づき易く、より適切に電池交換時期をお知らせすることができる。
本発明においては、使用者が、操作時に、電池の交換時期であることを確実に把握することができ、使用者による電池の交換を確実にできる。
本発明の一実施形態の加熱調理器の斜視図である。 同上におけるバーナへのガス供給の説明図である。 同上におけるコンロ部の要部断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
以下、図面に基づいて、本発明の第1実施形態を説明する。
図1に示すように、加熱調理器3としてのガスコンロは、鍋などの被加熱物(図示せず)を加熱する3つのコンロバーナ1a、1b、1cを備えるコンロ部1、及び、魚などの被加熱物(図示せず)を加熱するグリルバーナ2a〜2c(図2参照)を備えるグリル部2を備えたビルトインタイプのガスコンロにて構成されており、3つのコンロバーナ1a、1b、1cは標準バーナ1aと、小バーナ1bと、高火力バーナ1cとによって構成されている。
又、グリル部2の燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口31が形成されるガラス製のトッププレート30にてガスコンロ上面が覆われており、このトッププレート30の上部に、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々に対応して、夫々にて加熱する鍋などの被加熱物を載置する載置部としての五徳11が載置支持されている。トッププレート30の裏面側に、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々の火力、並びに、グリルバーナ2a〜2cの点消火状態を表示する天面表示部4が、トッププレート30を通して視認可能なように設けられている。
前記天面表示部4は、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々に対応する3個の天面火力表示部41と、グリルバーナ2a〜2cに対応するグリル燃焼表示部42とから構成され、前記天面火力表示部41は、複数のLEDランプをレベルメータとして用い燃焼量(火力)の大きさに応じた数のLEDランプを点灯させて表示する構成となっている。又、前記グリル燃焼表示部42は1個のLEDランプにて構成され、グリルバーナ2a〜2cを点火させるとLEDランプを点灯表示する構成となっている。
図1に示すように、ガスコンロ前側面には、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cとグリルバーナ2a〜2cとの点火及び消火や火力調節と各種の設定とを指令する手動操作部5が設けられ、図2に示すように、各種の制御を実行するように構成された制御部6が手動操作部5にて指令された運転状態に基づいて、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cとグリルバーナ2a〜2cを制御するように構成されている。ガスコンロ前側面の上部の右端に、制御部6をはじめ後述する元ガス電磁弁74や流量制御弁78、手動操作部5等への電力の供給の入切を行う自動復帰型で押し釦式の電源スイッチ32が設けてある。この電源スイッチ32については後述する。
また、ガスコンロ前側面の上部の左端のパネル34は開閉できるようになっており、開くと中に電池ケース(図示せず)が出し入れ自在に収納されるケース収納口(図示せず)が設けてあり、このケース収納口の内部が電池ケースの収納空間となる。電池ケースは、電力の電源となる電池が収容されるもので、電池が収容された電池ケースが収納空間内に収納されると、電力の供給先の機器に電力を供給するための接続線や端子(図示せず)と電池とが導通する。本実施形態では、電池ケース、収納空間、接続線や端子にて、制御部6に電力を供給可能にする電池収納部が構成されるが、電池ケースは特に備えていなくてもよい。なお、電池は、マンガン乾電池、アルカリマンガン乾電池、水銀電池、リチウム電池、等特に限定されない。
図2に示すように、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々には、点火プラグ71及び着火状態を検出する熱電対72が設けられており、グリルバーナは上面バーナ2aと左右一対の下面バーナ2b、2cとを備えた両面バーナにて構成されて、上面バーナ2a及び左右一対の下面バーナ2b、2cの夫々にも点火プラグ71及び着火状態を検出するための熱電対72等が備えられている。
又、標準バーナ1a及び高火力バーナ1cの夫々には、図2及び図3に示すように(但し、図3では標準バーナ1aについて示す)、五徳11に被加熱物が載置されている載置状態であるか載置されていない非載置状態であるかを検出する載置状態検出手段としての載置状態検出部8が設けられている。
この載置状態検出部8は、五徳11に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記載置状態を検出するための載置状態検出位置とその載置状態検出位置よりも上方であって前記非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部81bを備えた伸縮機構81と、その上下可動部81bが前記載置状態検出位置に位置することにより前記載置状態(オフ状態)を検出し、且つ、上下可動部81bが前記非載置状態検出位置に位置することにより前記非載置状態(オン状態)を検出する検出部としての被加熱物検出スイッチ82を備えて構成されている。
前記伸縮機構81は、図3に示すように、ケーシングに対して固定された案内支持部81aに上下可動部81bをバネ(図示省略)にて上方に復帰付勢した状態で上下方向に移動自在に支持して構成されている。そして、五徳11上に被加熱物が載置されていないときは、上下可動部81bが、復帰付勢力により上端が五徳11における被加熱物を受け止める上端部よりも突出する状態の前記非載置状態検出位置に復帰する伸状態となり、被加熱物検出スイッチ82がオン状態となる。又、五徳11上に被加熱物が載置されるに伴って、上下可動部81bが被加熱物の底部により押し下げられて前記載置状態検出位置に位置する縮状態となり、被加熱物検出スイッチ82がオフ状態となる。
尚、前記小バーナ1bには、標準バーナ1a及び高火力バーナ1cの夫々と同様に前記伸縮機構81が設けられるが、被加熱物検出スイッチ82は設けられていない。
図2に示すように、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々に対応する伸縮機構81の上下可動部81bの上端部内には、温度センサ83が設けられ、五徳11上に載置された被加熱物の底部が上下可動部81bの上端に当接した状態で、この温度センサ83により被加熱物の温度を検出するように構成されている。又、図示を省略するが、グリル部2には、グリル庫内の温度を検出する温度センサ83が設けられている。
前記標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cとグリルバーナ2a〜2cとへのガス供給構成について説明すると、図2に示すように、元ガス供給路73には元ガス電磁弁74が設けられ、この元ガス供給路73から、標準バーナ用分岐路75a、小バーナ用分岐路75b、高火力バーナ用分岐路75c、グリルバーナ用分岐路75dの4系統に分岐しており、グリルバーナ2a〜2cへのグリルバーナ用分岐路75dは、さらに、上面バーナ用の分岐路と下面バーナ用分岐路とに分岐してそれらの分岐路には夫々、オリフィス付きの流路76と開閉式電磁弁を備えたバイパス路77が設けられている。そして、標準バーナ用分岐路75a、小バーナ用分岐路75b、高火力バーナ用分岐路75c、及び、グリルバーナ用分岐路75dの夫々には、ガス量を調整して前記各バーナの燃焼量(火力)を調整する流量制御弁78が備えられている。
ガスコンロ前側面には、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々に対応して、バーナ1a、1b、1cの点火指令を指令する点火指令状態とバーナ1a、1b、1cの消火指令を指令する消火指令状態とに切り換え自在な点火/消火指令操作部(本実施形態では後述する回転操作部51)、バーナ1a、1b、1cの燃焼量(火力)の調節を指令する人為操作式の燃焼量調節操作部(本実施形態では同じく回転操作部51)、及び、調理の設定を指令する設定入力パネル52が設けられ、並びに、グリルバーナ2a〜2cに対して、点火及び消火や火力調整を指令するための設定入力パネル53が設けられている。設定入力パネル52及び設定入力パネル53は開閉式になっており、設定入力パネル53には、グリルバーナ2a〜2cに対し点火及び消火を指令するための点火/消火指令操作部(スイッチ)が備えられている。そして、前記設定入力パネル52には図示はしないが、例えば、天ぷら油の温度等、被加熱物の温度が予め設定した設定温度になるようにバーナの燃焼量(火力)を自動調整するための自動調理モードを設定する自動調理用の設定スイッチが設けられている。
設定入力パネル52は開閉式になっており、設定入力パネル52には図示はしないが、調理時間を指令するためのタイマースイッチと、自動調理を指令するための、揚げものスイッチと、湯わかしスイッチと、炊飯スイッチと、調理時間又は設定温度が表示されるセグメントディスプレイと、湯わかしスイッチや炊飯スイッチで選択した調理の設定(加熱条件)を表示する表示部と、が設けてある。
揚げものモードは、バーナ1a、1b、1cの点火後、天ぷら油の温度等、被加熱物の温度が予め設定した設定温度になるようにバーナの燃焼量(火力)を自動調整する。湯わかしモードや炊飯モードは、バーナ1a、1b、1cの点火後、予め設定された燃焼条件で燃焼させ、湯わかしや炊飯の完了が予測される時点で自動的にバーナ1a、1b、1cを消火する。本実施形態では、揚げものスイッチと湯わかしスイッチと炊飯スイッチとが、バーナ1a、1b、1cにおける加熱条件設定操作部となるものである。
設定入力パネル53は開閉式になっており、設定入力パネル53には図示はしないが、グリルバーナ2a〜2cに対し点火及び消火を指令するための点火/消火指令操作部と、調理時間(焼成時間)を指令するためのタイマースイッチと、グリルバーナ2a〜2cの火力を切り替えを指令するための火力切替スイッチと、グリル調理のメニュー(例:「姿焼」「切身」「干物」)を選んで該当するメニューに対応した、焼成制御を指令するためのオートメニュースイッチと、焼き加減を選んで該当する焼き加減に対応した焼成制御を指令するための焼き加減スイッチと、ダッチオーブンモード、クリーンモードを選んでその加熱モードに対応した制御を指令するための選択スイッチと、調理時間が表示されるセグメントディスプレイと、火力切替スイッチ及びオートメニュースイッチ、焼き加減スイッチ、選択スイッチで選択した調理の設定(加熱条件)を表示する表示部と、を備える。本実施形態では、タイマースイッチ、火力切替スイッチ、オートメニュースイッチ、焼き加減スイッチ、選択スイッチが、グリルバーナ2a〜2cにおける加熱条件設定操作部となるものである。
そして本実施形態では、点火/消火指令操作部および、バーナ1a、1b、1c、グリルバーナ2a〜2cにおける加熱条件設定操作部を含む、電源スイッチ32以外の操作部を第1の操作部とするものである。なお、この第1の操作部は、少なくとも点火/消火指令操作部および加熱条件設定操作部を含むもので、それ以外の操作部は含んでも含まなくてもよい。
前記点火/消火指令操作部は、詳述はしないが、円筒状の回転操作部51が押し込み位置と突出位置とにわたり各位置で保持自在に出退自在に設けられ、突出位置に切り換えると内部に備えられた点消火スイッチ(図示せず)がオンして点火を指令し、押し込み位置に切り換えると点消火スイッチがオフして消火を指令する構成となっている。又、燃焼量調節操作部は、突出位置にある回転操作部51を回転操作することでバーナの燃焼量の変更調整を行うように構成されている。ちなみに、標準バーナ1a及び高火力バーナ1cの夫々は、その燃焼量を5段階の設定燃焼量に調節できるように構成され、又、小バーナ1cは、その燃焼量を3段階の設定燃焼量に調節できるように構成されている。
そして、制御部6は、点消火スイッチ、の点火指令に基づいて各バーナ1a〜1c、2a〜2cのうちの対応するものを点火させ、点消火スイッチ、の消火指令に基づいて対応するバーナを消火させるように各バーナ1a〜1c、2a〜2cの作動を制御し、燃焼量調節操作部の指令に基づいて燃料供給量を調整するように流量制御弁78の作動を制御するよう構成されている。
又、図2に示すように、各種情報を音声にて報知する報知手段としてのスピーカ35が備えられており、制御部6は、各種情報をこのスピーカ35により報知させるように構成されている。
従って、この実施形態では、標準バーナ1a、小バーナ1b、高火力バーナ1cとグリルバーナ2a〜2cの夫々が加熱手段に対応し、点消火スイッチが加熱指令手段に対応しており、制御部6を利用して、点消火スイッチによる加熱開始指令により加熱手段の加熱作動を開始し且つ点消火スイッチによる加熱停止指令により加熱手段の加熱作動を停止する燃焼制御、及び、載置状態検出部8の検出情報に基づいて加熱手段の加熱作動を制御する調理用加熱制御を実行する加熱制御手段60が構成されている。
電源スイッチ32は、本実施形態では押圧されると内部のスイッチが入切されるLEDランプからなり、電源スイッチ32が操作されると、制御部6等に電力の供給が開始され、通電状態となり、LEDランプが緑色で点灯し(これを第1の表示態様とする)、使用者に操作できる状態であることを表示する。通電状態で、もう一回、電源スイッチ32を操作すると、LEDランプが消灯し、使用者に操作できない状態であることを表示する。
制御部6は、電力の供給が行われると、操作指令待機状態となるが、何の指令もない状態で、3分間が経過すると、操作指令受付不可状態となると共に、電力の供給は停止される。
本実施形態では、電源スイッチ32を操作しない限り、点火/消火指令操作部および加熱条件設定操作部をはじめ電源スイッチ32以外の操作部(すなわち第1の操作部)の操作が受け付けられない(操作が許可されない)もので、この電源スイッチ32を、第1の操作部の操作を許可する第2の操作部とするものである。さらに、電源スイッチ32のLEDランプが、第2の操作部(電源スイッチ32)が第1の操作部(電源スイッチ32以外の操作部)の操作を許可している(受け付ける)状態であることを表示する表示部33となる。
電源スイッチ32が操作され、制御部6等に電力の供給が行われ、LEDランプが緑色で点灯して(すなわち第1の表示態様)、使用者に操作できる状態を表示し、点消火スイッチ、の点火指令に基づいて、元ガス電磁弁74を開き、且つ各バーナ1a〜1c、2a〜2cに対応する流量制御弁78を所定開度で開くと共に、点火プラグ71をスパークさせて、各バーナ1a〜1c、2a〜2cのうちの対応するものを点火させる。
元ガス電磁弁74は、各バーナ1a〜1c、2a〜2cのうちの少なくとも一つに対応する点消火スイッチ、がON状態のときは開弁し、各バーナ1a〜1c、2a〜2c夫々に対応する点消火スイッチの全てがOFF状態のときは、閉弁状態に維持する。
そして、各バーナ1a、1b、1cの燃焼量(火力)の調節を指令する人為操作式の燃焼量調節操作部、及び、調理の設定を指令する設定入力パネル52、53により、設定された燃焼量(火力)になるように、流量制御弁78の作動を制御する。
点消火スイッチの消火指令に基づいて対応するバーナを消火させるように各バーナ1a〜1c、2a〜2cの作動を制御し、各バーナ1a〜1c、2a〜2cが消火され、3分経過すると、制御部6等に電力の供給が停止され、LEDランプが消灯し、使用者に操作できない状態であることを表示する。
また設定入力パネル52、53により、設定された自動調理が終了し、各バーナ1a、1b、1c、グリルバーナ2a〜2cが消火され、3分経過すると、制御部6等に電力の供給が停止され、LEDランプが消灯し、使用者に操作できない状態であることを表示する。
なお、各バーナ1a〜1c、2a〜2cの点火状態時において、異常検出手段62により各バーナ1a〜1c、2a〜2cの途中消火や各バーナ1a〜1c、2a〜2c上に配置した被加熱物が高温になったことを検知した場合、制御部6は元ガス電磁弁74を閉じて、各バーナ1a〜1c、2a〜2cへのガスの供給を停止し、各バーナ1a〜1c、2a〜2cを消火し、3分経過すると、制御部6等に電力の供給が停止され、LEDランプが消灯し、使用者に操作できない状態であることを表示する。
異常検出手段62により、異常を検知した場合、スピーカ35により報知や、天面火力表示部41の各バーナ1a〜1c、2a〜2cに対応するLEDランプの点滅や、設定入力パネル52及び設定入力パネル53のセグメントディスプレイ上の発生した異常の内容に対応するエラーコードの表示により、使用者に、異常検出により消火した旨、をお知らせする。
また、この加熱調理器3は、電池の電圧が所定の電圧以下に低下しているか否かを監視する電圧監視手段61を備えている。電圧監視手段61は、本実施形態では制御部6がその機能の一部として有しており、電力の供給がされている間、該電圧が所定の電圧(閾値)より低ければ、電池の交換時期と判断する。電池の交換時期と判断すると、電池交換時期であることを表示するために、表示部33の表示態様を第1の表示態様である点灯状態から第2の表示態様である点滅状態に変化させ、使用者に乾電池が消耗してきたことをお知らせする。0.1秒点灯、0.7秒消灯の周期で、点滅表示(第2の表示態様)する。因みに、上記点滅表示に変更されることにより、消費電力は8分の1に低減する。
表示部33を兼用すること、すなわち、第1の操作部の操作を許可している状態であることを示す表示部と電池交換時期表示用の表示部とを兼用することにより、一つの表示部で使用者に操作できる状態であることと、電池交換時期であることをお知らせする。このようにすることで、使用者は電池交換時期であることを知ることが確実になり、しかも、電池交換時期であることの表示部を他の表示部と兼用できるから、表示のための部品点数が少なくなり低コストになる。また、夫々、表示部を設けることより、すっきりとして、デザイン性が良くなる。
[第2実施形態]
本実施形態では、電圧監視手段61によって電池の電圧が所定の電圧以下に低下していることを検出し、第1の操作部に含まれる操作部のうちのいずれかの操作部を操作したときに、所定時間に亘り表示部33において第2の表示態様にて表示を行うものである。その他の部分については第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。
具体例を挙げると、電圧監視手段61が電池の交換時期と判断し、一旦、表示部33を点滅表示(第2の表示態様)させた後、一定の報知時間(例えば5分)経過した時点で表示部33を消灯させる。その後、電源スイッチ32以外のスイッチによる操作を検出したときに、所定時間の間(例えば7分)、点滅表示(第2の表示態様)を再開するものである。このようにすることで、表示部33の点滅表示(第2の表示態様)を連続して継続することによる電池の消耗が抑制され、乾電池交換時期であることの表示が長期に亘って行えるものとなる。
しかも、表示部33の点滅表示(第2の表示態様)の再開は、使用者のスイッチ操作によって行われるから、使用者は調理器の近くにいるはずであるから、使用者は点滅表示(第2の表示態様)が行われていることに、容易に気づくことができる。
[第3実施形態]
上記第1または第2実施形態においては、第1の操作部の操作を許可するための第2の操作部が電源スイッチ32であったが、電源スイッチ32以外の他のスイッチであってもよい。例えば第2の操作部として、チャイルドロックスイッチが挙げられる。
なお、その他の部分については第1または第2実施形態と同じであり、説明を省略する。
[第4実施形態]
上記実施形態では、表示部33のLEDランプの点灯表示や点滅表示の光の強度や色は一種類であるが、光の強度や色を異ならせたり、点滅表示の場合には点滅の周期を異ならせたりして、各表示態様を区別し易くするものである。なお、その他の部分については第1乃至第3実施形態と同じであり、説明を省略する。
[第5実施形態]
また、上記実施形態では、第1の操作部の操作を許可している状態であることを示す表示部と電池交換時期表示用の表示部とを表示部33として兼用しているが、兼用の表示部に加えて、電池交換時期であることを強調するための専用の表示部をさらに別に設けてもよい。なお、その他の部分については第1または第2実施形態と同じであり、説明を省略する。
1 コンロ部
11 五徳
2 グリル部
3 加熱調理器
30 トッププレート
32 電源スイッチ
33 表示部
34 パネル
4 天面表示部
5 手動操作部
51 回転操作部
52 設定入力パネル
53 設定入力パネル
6 制御部
60 加熱制御手段
61 電圧監視手段
62 異常検出手段
71 点火プラグ
72 熱電対
73 元ガス供給路
74 元ガス電磁弁
75a〜75d 分岐路
76 流路
77 バイパス路
78 流量制御弁
8 載置状態検出部
81 伸縮機構
82 被加熱物検出スイッチ
83 温度センサ

Claims (3)

  1. 被加熱物を加熱するバーナと、
    前記バーナにおける加熱条件を設定する操作部および前記バーナの点火/消火を指令する操作部を含む第1の操作部と、
    前記第1の操作部の操作を許可するための第2の操作部と、
    前記第2の操作部および前記第1の操作部の操作に基づき前記バーナの燃焼動作を制御する制御部と、
    前記第1の操作部の操作が許可されている状態であることを表示する表示部と、
    電池を収納可能で前記制御部に電力を供給可能にする電池収納部と、
    前記電池の電圧が所定の電圧以下に低下しているか否かを監視する電圧監視手段と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1の操作部の操作が許可されている状態であるときには、前記表示部において第1の表示態様によって表示を行い、
    前記電圧監視手段によって前記電池の電圧が所定の電圧以下に低下していることを検出し、前記第1の操作部に含まれる操作部のうちのいずれかの操作部を操作したときに、所定時間に亘り前記表示部において前記第1の表示態様とは異なる第2の表示態様にて表示を行うことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記表示部の点灯表示を前記第1の表示態様とし、前記表示部の点滅表示を前記第2の表示態様とすることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記第2の表示態様の場合の前記表示部における表示の色を、前記第1の表示態様の場合の前記表示部における表示の色とは異なる色とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱調理器。
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