JP5807820B2 - 閉蓋状態保持機能付きカップ状容器 - Google Patents
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Description
特許文献3に記載の発明は、表基材層20、剥離剤層14及びプラスチックフィルム層50を備えた積層体構造の蓋材Aの表基材層20にフック部1が、プラスチックフィルム層50にフック部差込用切れ目2が形成されており、蓋材Aの開封用プルタブ5をつまんで蓋材Aを容器本体Bから開封すると、表基材層20にフック部1が形成され、剥離剤層14が設けられた剥離領域C内にプラスチックフィルム層50が露出し、フック部1を差し込むためのフック部差込用切れ目2が現出する。そして、蓋材Aのフック部1をフック部差込用切れ目2に差し込むことにより、閉蓋状態を保持することができるようになっている。
側壁の上縁部にフランジが周設された有底カップ状の容器本体と、フランジよりも径方向外側に向かって突出するタブを有すると共にフランジに接合されて容器本体を封止する蓋体と、を備えたカップ状容器において、
フランジに容器本体の底部方向に折り返す折り返し部を形成し、側壁の外側で且つ折り返し部の内側に、折り曲げ状態としたタブを挟み込んで保持することを可能とする保持部を設けと共に、保持部の奥部から入り口に向かって徐々に高さ寸法が高くなる凸状の縦リブを、側壁の表面と折り返し部の内面の少なくとも一方に形成し、一部開封された蓋体が閉蓋状態に設定されるようにしたことを特徴とする、と云うものである。
本発明の主たる構成においては、蓋体側のタブと、容器本体側の側壁の外側に設けた保持部とにより、閉蓋状態の保持を簡単且つ安価に構成することができると共に、タブの先端を折り曲げて保持部に差し込むだけという簡単な作業により、一部開封した蓋体の閉蓋状態の保持を確実に達成することができる。
しかも従来のように容器本体の開口端の中心側に張り出す剥離領域を不用とすることができるので、麺やスープをスムーズに取り出して食することが可能となる。
図1は本発明のカップ状容器を示す斜視図、図2は図1に示すカップ状容器の平面図、図3は図1に示すカップ状容器の縦方向の半断面図である。図4は図1に示すカップ状容器の要部を示すと共に第1参考例としてのフランジを拡大して示す部分断面図であり、Aは蓋体を接合する前の後加工処理を示し、Bはタブが保持された状態を示している。
図1乃至図3に示すように、本発明のカップ状容器1は、カップ麺などの即席食品、スープの素及びその他の具材を収納する開口部2aを備えた容器本体2と、このカップ状容器1を封止するシート状の蓋体7とを有して構成される。
なお、第1参考例では、折り返し部5bがフランジ5の全周に亘って形成されているので、タブ8の形成位置は蓋体7の周縁部のいずれの位置であってもよい。
図5は第2参考例として、カップ状容器のフランジを拡大して示す部分断面図である。なお、図5では蓋体を省略した状態を示しているが、蓋体及びタブの基本的な作用及び効果は第1参考例と同様である。
第2参考例に示すカップ状容器1が第1実施例と大きく異なる点はフランジ5の形状が断面円弧状である点にあり、その他の構成は上記第1参考例と同様である。
なお、第2参考例においても折り返し部5bがフランジ5の全周に亘って形成されているので、タブ8の形成位置は蓋体7の周縁部上のいずれの位置であってもよい。
図6は第1実施例として、カップ状容器のフランジを拡大して示す部分断面図である。
第1実施例に示すカップ状容器1が第1参考例と大きく異なる点は側壁3に縦リブ10が形成されている点及びタブ8が蓋体7の縁部に全周に亘って形成されている点にあり、その他の構成は上記第1参考例と同様である。
図7は第2実施例として、カップ状容器のフランジを拡大して示す部分断面図である。
第2実施例に示すカップ状容器1が第1参考例と大きく異なる点は、側壁3の外側に折り返し部が二重に形成されている点にあり、その他の構成は上記第1参考例と同様である。
すなわち、この第2実施例においても、蓋体7を接合するためのシール受け治具挿入用のスペースの確保と保持部9での保持力の強化とを同時に達成することが可能である。
加えて、縦リブはフランジ5の周方向の一箇所に形成された折り返し部5bと全周に亘って形成された中間折り返し部5cとの対向部分の少なくとも一方に部分的に形成される構成であってもよいし、複数の縦リブを、全周に亘って形成された折り返し部5bと同じく全周に亘って形成された中間折り返し部5cの少なくとも一方に周方向に沿って一定の間隔で形成される構成であってもよい。
2 ;容器本体
3 ;側壁
4 ;底壁
5 ;フランジ
5a ;接合面
5b ;折り返し部
5b1;折り返し部の下端
5b2;折り返し部の上端
5c ;中間折り返し部
7 ;蓋体
8 ;タブ
9 ;保持部
10 ;縦リブ
11 ;挿入部
Claims (6)
- 側壁(3)の上縁部にフランジ(5)が周設された有底カップ状の容器本体(2)と、前記フランジ(5)よりも径方向外側に向かって突出するタブ(8)を有すると共に前記フランジ(5)に接合されて前記容器本体(2)を封止する蓋体(7)と、を備えたカップ状容器において、
前記フランジ(5)に前記容器本体(2)の底部方向に折り返す折り返し部(5b)を形成し、前記側壁(3)の外側で且つ前記折り返し部(5b)の内側に、折り曲げ状態としたタブ(8)を挟み込んで保持することを可能とする保持部(9)を設けると共に、前記保持部(9)の奥部から入り口に向かって徐々に高さ寸法が高くなる凸状の縦リブ(10)を、前記側壁(3)の表面と前記折り返し部(5b)の内面の少なくとも一方に形成し、一部開封された蓋体(7)が閉蓋状態に設定されるようにしたことを特徴とする閉蓋状態保持機能付きカップ状容器。 - 側壁(3)と折り返し部(5b)との間に中間折り返し部(5c)を形成し、前記折り返し部(5b)と前記中間折り返し部(5c)との間に保持部(9)が設けられている請求項1記載の閉蓋状態保持機能付きカップ状容器。
- 折り返し部(5b)が、フランジ(5)の周方向の一箇所で且つタブ(8)と重なる位置に形成されている請求項1又は2に記載の閉蓋状態保持機能付きカップ状容器。
- 折り返し部(5b)が、フランジ(5)の全周に亘って形成されている請求項1又は2に記載の閉蓋状態保持機能付きカップ状容器。
- 複数の縦リブ(10)が、周方向に一定の間隔で形成されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の閉蓋状態保持機能付きカップ状容器。
- 保持部(9)は、入り口側の対向間隔(d1)が奥部側の最大対向間隔(d2)よりも狭い寸法で形成されている請求項1乃至5のいずれか一項に記載の閉蓋状態保持機能付きカップ状容器。
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