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JP5899918B2 - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データを処理する画像処理装置、ならびに画像処理方法に関する。
近年、遠隔地にインターネットなどを介して端末装置から他の端末装置に映像や音声を配信するテレビ会議が行われるようになってきた。テレビ会議で利用される端末装置にはテレビカメラやマイクが接続されており、テレビカメラで撮影した動画の画像データやマイクから入力された音声データ等を、ネットワークを介して他の端末装置に送信して遠隔地間にて会議が行われる。
一般的に動画に使われる画像データは、扱うデータ量が大きく、特に近年の画像データの高画質化により、端末装置における画像処理の負荷は増大していく一方であり、画像データの処理時間の増加は画像データの送信遅延の増加となっていた。
端末装置で行う画像処理の例としては、画像の回転、指定領域の切り出し、あおり補正、拡大、歪曲収差補正、ホワイトバランス調整、輝度調整などがあり、テレビ会議の利用用途に応じてこれらの画像処理が適宜使用されていた。
画像処理は、その処理の内容によって一度に必要とするデータ量、及びそのデータに対するメモリの大きさが異なる。例えば、上記の画像処理の中で、回転、指定領域の切り出し、あおり補正、拡大等の処理は、画像をフレーム単位で処理するため、フレーム単位でのバッファ(フレームバッファ)が必要となる。一方、歪曲収差補正等の処理は、数ライン単位で処理がされるため、数ライン分のラインバッファが必要となる。さらには、ホワイトバランス調整、輝度調整等の処理は、順次処理が可能であり、画像処理のための一定単位でのバッファは不要となる。このため、画像処理装置では、一番メモリの容量が必要な画像処理を基準にして、フレーム単位でのメモリを用意していた。
フレーム単位でのメモリを有する画像処理装置では、撮像デバイスから1ライン単位で入力される画像をフレーム単位での書き込みが完了した後に、順次読み出して画像処理を行っていく。しかし、高画質化にて1フレームあたりの画像のデータ量が大きくなると、メモリへのフレーム単位での保存完了まで処理を待つことになり、メモリI/Oがボトルネックとなっていた。例えばテレビ会議においては画像データの送信が遅延するという問題があった。
特許文献1(特開2010−134743)には、デジタルカメラの入力画像に対する画像処理の順序を変えたり、スキップしたりする際に、一時的にラインメモリにデータを入れて、メモリI/Oのボトルネックを低減する画像処理装置に関する技術が開示されている。
しかしながら、上記従来の画像処理装置は、画像処理の種類に拘わらず、常に1フレーム分のメモリ書き込みによる遅延が発生していた。
本発明は上記の課題を鑑みてなされたものであり、画像処理で発生するメモリI/Oのボトルネックを低減させる画像処理装置、及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、1ライン単位でメモリに書き込まれる画像データに対する1以上の画像処理の指示が入力される画像処理指示入力部と、前記画像処理指示入力部により入力された画像処理の指示を基に画像処理に必要な画像データのライン数を導出するライン数導出部と、前記ライン数導出部で導出した画像データのライン数をライン数の閾値として出力するライン数指示部と、前記ライン数の閾値が指定されている場合、前記メモリに書込済みのライン数が前記ライン数の閾値になったときに、リード開始コマンドを発行して前記メモリからの画像データの読み出しを開始させるリードタイミング制御部と、前記画像処理指示入力部により入力された前記画像処理の指示を基に、画像処理に使われるパラメータを出力するパラメータ指示部と、前記出力されたパラメータに基づいて、前記メモリから読み出された画像データに画像処理を行う画像処理部と、を有することを特徴とする画像処理装置を提供する。

本発明の実施形態によれば、1ライン単位でメモリに入力された画像データの読み出しタイミングを画像処理の内容に応じてリ設定できるので、画像処理で発生するメモリI/Oのボトルネックを低減させることができる。
テレビ会議システム全体図の一例である。 画像処理装置の外観図の一例である。 画像処理装置の全体構成図の一例である。 画像処理装置の詳細な構成図の一例 画像変換パラメータ設定部の第1の実施形態の構成図の一例 画像変換パラメータ表を示す一例 必要ライン数表を示す一例 歪曲収差補正必要ライン対応表を示す一例 メモリの書き込み/読み込みタイミングを説明するシーケンス図の一例 必要ライン数テーブルの更新方法を説明するフローチャートの一例 画像変換パラメータ設定部の第2実施形態の構成図の一例
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本願発明における画像処理装置の一例として説明する、テレビ会議システムの全体図の一例である。図1において、ネットワーク1には、テレビ会議端末2が複数接続されている。テレビ会議端末2は、撮像装置10とコントローラ20とを備えている。テレビ会議端末2は、コントローラ20に接続された、図示しないマイク、スピーカ、ディスプレイ等をさらに備えている。
テレビ会議端末2の撮像装置10で撮影された画像は、当該テレビ会議端末2内の撮像装置10とコントローラ20の協同により画像処理が施される。画像処理された画像は当該テレビ会議端末2内のディスプレイに表示される。また、この画像処理された画像は、ネットワーク1に接続された他のテレビ会議端末2に送信されて、他のテレビ会議端末に接続されたディスプレイにも表示される。
テレビ会議端末2において、ユーザがコントローラ20に設置された図示しないズームイン/ズームアウトボタンや画像の回転ボタンを押下すると、当該テレビ会議端末2内の同じく撮像装置10とコントローラ20の協同によりデジタルズーム処理が施されて、デジタルズーム画像が、当該テレビ会議端末2のディスプレイに表示される。また、画像はネットワーク1に接続された他のテレビ会議端末2にも送信されて、そのディスプレイにも表示される。
このテレビ会議システムによれば、ネットワークに接続された複数のテレビ会議端末2で、あおり補正やデジタルズーム等の画像処理の施された画像を、音声などのデータとともに送信して、リアルタイムに表示することが可能になる。
図2に、図1に示すテレビ会議端末2の具体的外観図を示す。以下、テレビ会議端末2の長手方向をX軸方向とし、水平面内でX軸方向と直交する方向をY軸方向(幅方向)とし、X軸方向およびY軸方向に直交する(鉛直方向、高さ方向)をZ軸方向として説明する。
テレビ会議端末2は、筐体1100、アーム1200、ハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の右側壁面1130には、音収音用の孔1131が設けられる。当該音収音用の孔1131を通過した、外部からの音が、内部に設けられた音入力部14に収音される。
上面部1150には、電源スイッチ109と、操作表示部110と、音出力用の孔1151が設けられる。ユーザが、電源スイッチ109をONにすることで、テレビ会議端末2を起動させることが出来る。ユーザは操作表示部110において、画像のズーム操作や画像を90度又は180度回転させる画像回転操作、ホワイトバランス調整等の設定を行うことができる。
音出力部12から出力された音は、音出力孔1151を通過して、外部に出力される。また、筐体の1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための、凹部形状の収容部1160が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140には、接続口(図示せず)が設けられる。接続口は、映像出力部30と、表示装置120(ディスプレイ)とを接続するためのケーブル120cが接続されるものである。
アーム1200は、トルクヒンジ1210により、筐体1100に取り付けられる。アーム1200が、筐体1100に対して、135度のチルト角ω1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図2では、チルト角ω1が90度の状態であることを示している。チルト角ω1を0度にすることで、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容部1160に収容することが出来る。
カメラハウジング1300には、内蔵型の撮像装置10が収容されている。当該撮像装置10により、人物(例えば、テレビ会議の参加者)や、用紙に記載された文字や記号、部屋などを撮影することが出来る。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図2で示されている状態を0度として、±180度のパン角ω2の範囲で、かつ、±45度のチルト角ω3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
ユーザは撮像装置10により撮影した画像を表示装置120で表示させながら、操作表示部110によって、画像のズーム、回転、あおり補正等の設定を行う。
なお、本実施例のテレビ会議端末2は、図2に記載されたものではなく、他の構成であっても良い。例えば、パソコンに、音出力部12や音入力部14を外部接続したものを用いてもよい。本実施例のテレビ会議端末2をスマートフォンなどの携帯型端末に適用しても良い。撮像装置10はテレビ会議端末2と一体に形成されても良いし、別途分離しても良い。また、操作表示部110は本体に設置しても良いし、リモコンとして本体から分離しても良く、さらには操作表示部としての携帯型端末111にアプリ1111を搭載して無線通信によって操作表示部の機能を与えても良い。
図3は、画像処理装置の全体構成図の一例である。図3において、画像処理装置2は、撮像装置10とコントローラ20とを備える。ここで、コントローラ20は、例えばパソコンであり、撮像装置10とコントローラ20との間はUSB等の有線あるいは無線で接続される。
撮像装置10は、レンズ11、該レンズ11で結像された光学像を電気信号のフレーム画像に変換するCCDやCMOSなどのセンサ12、センサ12から入力される画像に対して各種画像処理を行うISP(イメージ・シグナル・プロセッサ)などの画像処理ユニット13、フレーム画像や変換済みフレーム画像、その他のデータ、制御信号などをコントローラ20とやり取りするI/F(インターフェイス)ユニット14などを備える。
コントローラ20は、撮像装置10と画像データ、変換済み画像データ、その他のデータ、又は制御信号などをやり取りするI/Fユニット21、種々の処理を実行するCPU22、CPU22の処理に必要な各種ソフトウエアやデータ、フレーム画像や変換済みフレーム画像などを格納するメモリ23、ディスプレイ120などに映像信号を送る映像出力ユニット24、画像などデータをネットワークに接続した別の装置に送る、本願発明の「通信部」としての通信ユニット25、コントローラ20全体を制御する制御ユニット26、操作表示部110、111とのインターフェイスである操作部I/F27、さらに各ユニットを接続するバス28などを備える。なお、「メモリ」とはRAM,ROM,HDDなどの記憶機能を有するデバイスの総称である。
図4は、画像処理装置の詳細な構成図の一例である。ここでは、図3で説明した一部の部分は省略して説明する。
図4において、センサ12は、画像取得部121を有しており、画像処理ユニット13は、メモリコントローラ(ライト)131、DDR2メモリ132、メモリコントローラ(リード)133、画像変換部134、リードタイミング制御部135、ならびに画像変換パラメータ設定部136を有している。また、I/Fユニット14は画像伝送部141を有している。また、I/Fユニット21は画像変換パラメータ伝送部211を有し、CPU22は画像変換パラメータ算出部221、エンコード部222、デコード部223を有している。
ここで、メモリコントローラ(ライト)131、メモリコントローラ(リード)133、画像変換部134、リードタイミング制御部135、ならびに画像変換パラメータ設定部136は、それぞれが機能ブロックを表しており、これらの機能は専用のハードウエアによっても実施ができる他、メモリ上に実装されたソフトウエアやミドルウエアによる機能によっても実施ができ、これら各機能ブロックがその区分によってデバイスを限定するものではない。
センサ12は画像データを生成する画像取得部121を有している。撮像デバイスによって撮影された画像は、撮像周期に応じて1ライン分のデータとして時系列的にメモリコントローラ(ライト)131に送られる。ここで生成される画像データは撮像デバイスによりそのデータ構造が異なるが、上記のライン単位でのメモリへの書き込みでは共通している。
メモリコントローラ(ライト)131は、画像データをDDR2メモリ132に書き込むと共に、書込済ライン数をリードタイミング制御部135に通知する。
画像変換パラメータ設定部136は、コントローラ20から指示された画像処理における画像変換パラメータを画像変換部134に通知する。また、詳細は後述する、コントローラから指示された画像変換処理を行うために必要なライン数を導出し、導出結果をライン数閾値としてリードタイミング制御部135に通知する。
画像変換部134は、画像変換パラメータに基づき、メモリコントローラ(リード)133にリードする画像データのアドレスを通知し、画像データを受け取り、画像変換を行い、画像伝送部141に変換済画像データを出力する。ここでの画像処理は、前述した通り、例えば、回転、指定領域の切り出し、あおり補正、拡大等の様に、画像のフレーム単位で処理するものがある。また、歪曲収差補正等の様に、数ライン単位で処理するものがある。さらには、ホワイトバランス調整、輝度調整等の様に、画像データを順次処理するのもがある。画像変換部134はこれら様々な処理を画像パラメータ設定部136からの画像変換パラメータの内容に基づいて行う。
リードタイミング制御部135は、メモリコントローラ(ライト)131から通知された書込済ライン数が画像変換パラメータ設定部136から通知されたライン数閾値を上回った場合にメモリコントローラ(リード)133にリード開始コマンドを発行する。
メモリコントローラ(リード)133は、リード開始コマンドを受け取ると、リードアドレスで指定されたアドレスの画像データをDDR2メモリ132から読み出し、画像変換部134に送る。画像伝送部141は、処理装置20に変換済画像データを送る。
なお、図4で例示した撮像装置10は、一つの画像取得部から生成される画像データを一つのメモリに書き込む例を説明しているが、例えば3つのセンサにより同時に3つのメモリに書き込んでも良い。また、書き込み読み込みは複数のライン毎に書き込み読み込みが行われても良く、要は1ライン毎にカウントできる様にライン単位で管理されていれば良い。
コントローラ20において、操作部I/F27を通じて入力された、図2及び図3で説明した操作表示部110、111から画像処理の指示は、画像変換パラメータ算出部221によって画像処理のための画像処理パラメータに変換され、画像変換パラメータ伝送部211を通じて画像変換パラメータ設定部136に送信される。また、撮像装置10で画像処理がされた画像は、エンコード部222にてエンコード処理されて、通信ユニット25を介して他の画像処理装置に送信されると共に、画像出力ユニット24を通じてディスプレイ120に表示される。また、他の画像処理装置から通信ユニット25を介して送信された画像は、デコード部223によってデコード処理されて、映像出力ユニット24を通じてディスプレイ120に画像が表示される。
図5は、画像変換パラメータ設定部の第1の実施形態における構成図の一例である。図5において、画像変換パラメータ設定部136は、画像処理指示入力部1361、ライン数導出部1362、ライン数指示部1363、必要ライン数テーブル1364、パラメータ指示部1366を有する。
コントローラ20から入力された画像処理パラメータは、画像変換パラメータ設定部136の画像処理指示入力部1361に入力されて、ライン数導出部1362、及びパラメータ指示部1366に入力される。パラメータ指示部1366は、画像処理パラメータを基に画像変換パラメータを作成し、図4の画像変換部134に出力する。画像変換部134は、画像処理パラメータで指示された画像処理を行う。なお、この実施形態においては、パラメータ指示部は画像変換パラメータ設定部136の一部として説明しているが、画像処理部としての画像変換部134に画像処理で利用するパラメータを指示するものであれば、画像変換パラメータ設定部136とは別個に設けることも可能である。
ライン数導出部1362は、入力された画像処理パラメータを解析する。この画像処理パラメータには1以上の画像処理が指示されており、ライン数導出部1362は、指示されたそれぞれの画像処理について必要ライン数テーブル1364を参照して、必要ライン数を導出する。導出したライン数は、ライン数指示部1363を通じてライン数閾値として、図4で説明したリードタイミング制御部135に通知される。
ここで必要ライン数テーブル1364の例として、図6、図7、ならびに図8を参照して必要ライン数を導出する方法を説明する。
図6はコントローラ20から指示される画像処理パラメータを基に必要ライン数テーブル1364に保存される画像変換パラメータ表を示す一例である。また、図7は画像処理に応じた必要ライン数を参照するための必要ライン数テーブル1364に保存される必要ライン数表を示す一例である。
図6において、コントローラ20から指示される画像処理パラメータには、画像処理の内容とそれに対応した各パラメータが設定されている。
ここで、「実施有無」がONの場合にその画像処理が「設定値」の内容にて実施され、またOFFの場合は「設定値」の内容は無視されてその画像処理は実施されない。このONとOFFは後述する画像変換パラメータ変更コマンドにて変更可能である。
画像処理パラメータによってここでは1以上の画像処理のうち、歪曲収差補正とホワイトバランス調整がONに設定され、画像処理が行われることが表現されている。ここで、図7の表を参照すると、歪曲収差補正に必要なライン数は200、ホワイトバランス調整に必要なライン数は1であることがわかる。ライン数導出部では、得られた各画像処理における必要ライン数から、例えば一番大きな値を導出する様にすることができる。この場合、ライン数200を、図4で説明した、リードタイミング制御部135に指示し、DDR2メモリ132に200ライン分の画像データが書き込まれたタイミングでメモリコントローラ(リード)133によって画像データが読み出され、画像変換部134にて、パラメータ設定値にて設定された画像変換パラメータによって画像処理がされる。これにより、例えば1フレーム単位で画像処理機能を有する画像処理装置においても、フレーム単位での処理が必要でない画像処理においては、DDR2メモリ132に対する1フレーム分の書き込みを待つことなく、画像データの読み出しを開始することができ、メモリI/Oにおける遅延を削減することが可能となる。
なお、図6、図7に示した必要ライン数テーブルは、画像変換パラメータ部に保存しておき、書き換えがされるまでその内容を適用してメモリの読み出しを制御することもできるし、画像処理の指示の度に書き換えてメモリの読み出しを制御しても良い。また、必ずしも表形式で記述されている必要はなく、画像処理の内容に応じて必要ライン数が参照できるデータ形式であれば良い。
図8は指示された画像処理の一例として歪曲収差補正における必要ライン数を参照するための歪曲収差補正必要ライン対応表を示す一例である。図7の必要ライン数が画像処理の種類によって固定であったのに対して、図8においては、そのパラメータの内容によって必要ライン数を変更する場合を例示している。例えば、歪曲収差補正の様に、設定される補正度合い(0%〜100%)によって必要な画像のライン数が変わってくる場合、そのパラメータによってメモリからの画像データの読み出しタイミングも変更した方が、さらに最適なタイミングが計られる。
なお、上記では画像処理が複数の場合は、必要ライン数の中で最大のものを基準に必要ライン数が導出される例を示したが、例えば、ネットワーク環境やCPU負荷状況によって、導出されたライン数に一定の遅延を認めてシステムの他の要因との協調を計ることも可能である。
図9は、メモリの書き込み/読み込みタイミングを説明するシーケンス図の一例である。図9において、リードタイミング制御部135が画像変換パラメータ設定部136からライン数閾値nを指定されている場合を説明する。メモリコントローラ(ライト)131は、DDR2メモリに画像データを1ライン書き込むと、リードタイミング制御部135に1ラインが書き込み済みである旨の通知を行う。リードタイミング制御部135は、内部の書き込み済みラインカウンタにて書き込み済みのライン数をカウントし、そのカウント値が設定されたnになったときにメモリコントローラ(リード)133に対してリード開始コマンドを発行して、DDR2メモリ132からの画像データ読み出しを開始させる。メモリコントローラライトは、画像データの最終ラインにて、リードタイミング制御部135に対して書き込み済みカウンタをリセットさせるコマンドを発行する。画像処理の内容によってこのn値は異なり、画像処理に応じてメモリの読み出し時間の遅延が短縮される。
このシーケンスにより、DDR2からの画像データの読み込みが終わらないタイミングで次の画像データの書き込みが行われた場合であっても、読み出しのタイミングが正確に計られる。
図10は、図6及び図7で説明した画像変換パラメータ設定部136における画像変換パラメータ表及び必要ライン数表で表現される必要ライン数テーブルの更新方法を説明するフローチャートの一例である。
先ずは、画像変換パラメータ表の初期化(S100)と、必要ライン数表の初期化(S101)を行う。この初期化は、コントローラ20から画像処理コマンドに合わせて指示しても良いし、画像処理完了にて行っても良い。次に、画像変換パラメータ設定部136が画像変換パラメータ変更コマンドを受信したか否かを判断する(S102)。受信した場合は、画像変換パラメータ表を更新し(S103)、合わせて必要ライン数を導出して(S104)、必要ライン数を更新する(S105)。ここで1フレームの画像処理の途中で画像処理内容を変更してしまうことを防ぐと共に、画像処理中においても画像変換パラメータ表等の更新を行って、表更新のオーバーヘッド時間の短縮を図るために、画像処理が1フレーム終了したか否かを判断する(S106)。処理が1フレーム終了していたら、画像変換パラメータを画像変換部134に通知し(S107)、ライン数閾値をリードタイミング制御部に通知して処理を終了する(S108)。一方、画像変換パラメータ変更コマンドを受信しない場合は、必要ライン変更コマンドのみを受信したかを判断し(S109)、もし受信していれば必要ライン数表を更新し(105)、もしこのコマンドも受信していなければ、更新しない以前のテーブルにて画像処理が継続される。
この更新方法により、画像処理のフレーム単位でテーブルの更新が可能となる。また、必要ライン数表のみの更新が可能となる。
必要ライン数テーブルの変更コマンドは、コントローラ20から出されるが、例えば画像変換パラメータ変更コマンドは画像変換パラメータ伝送部211が発行しても良い。
また、例えば図9のパラメータ「実施有無」をOFFとして指示することにより、画像処理を行わない場合であっても変更が可能となる。
なお、本画像処理装置がテレビ会議端末として利用される場合は、画像データとともに音声データも他の画像処理装置に送信される。このとき、本画像処理装置はメモリI/Oによる遅延が押さえられるため、音声データとの同期を取るのが容易となり、画像と音声を、ネットワークを介した他の画像処理装置においてタイムラグ無く再生することにも有利となる。
〔第2の実施形態〕
図11は、画像変換パラメータ設定部の第2の実施形態における構成図の一例である。図6においては、図5における必要ライン数テーブル1364に替えて、計算式保存部1365を有している。
例えば、歪曲収差補正を行う場合に、計算式保存部1365に保存された以下の計算式を利用する。
歪曲収差補正必要ライン数=補正率*200
この例では単純な計算式を例示しているが、例えばパラメータが複数関係する様な場合、表形式での参照は参照する表のデータが大きくなってしまう場合があり、撮像装置10の計算能力に余裕がある場合はこの実施形態における必要ライン数の導出の方が有利となる場合がある。
ここでは歪曲収差補正を例に取り説明したが、計算式は画像処理毎に準備され得る。
また、複数の画像処理が画像変換部134にて予め決めあれた順序にて時系列的に処理される場合には、最初に処理される画像処理にて必要ライン数を求めることもでき、第2の実施形態の様に計算式を用いる場合には、処理順序に処理速度を考慮した計算も可能である。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、以上説明した実施形態においては、本願発明の画像処理装置としてテレビ会議システムで利用される端末装置を説明したが、利用の用途はこれに限定されない。
2 画像処理装置
10 撮像装置
20 コントローラ
11 レンズ
12 センサ
13 画像処理ユニット
14、21 I/Fユニット
22 CPU
110、111 操作表示部
121 画像取得部
131 メモリコントローラ(ライト)
132 DDR2メモリ
133 メモリコントローラ(リード)
134 画像変換部
135 リードタイミング制御部
136 画像変換パラメータ設定部
141 画像伝送部
211 画像変換パラメータ伝送部
221 画像変換パラメータ算出部
222 エンコード部222
223 デコード部
136 画像変換パラメータ設定部
1361 画像処理指示入力部
1362 ライン数導出部
1363 ライン数指示部
1364 必要ライン数テーブル
1365 計算式保存部
1366 パラメータ指示部
特開2010−134743号公報

Claims (7)

  1. 1ライン単位でメモリに書き込まれる画像データに対する1以上の画像処理の指示が入力される画像処理指示入力部と、
    前記画像処理指示入力部により入力された画像処理の指示を基に画像処理に必要な画像データのライン数を導出するライン数導出部と
    記ライン数導出部で導出した画像データのライン数をライン数の閾値として指定するライン数指示部と
    前記ライン数の閾値が指定されている場合、前記メモリに書込済みのライン数が前記ライン数の閾値になったときに、リード開始コマンドを発行して前記メモリからの画像データの読み出しを開始させるリードタイミング制御部と
    記画像処理指示入力部により入力された前記画像処理の指示を基に、画像処理に使われるパラメータを出力するパラメータ指示部と、
    前記出力されたパラメータに基づいて、前記メモリから読み出された画像データに画像処理を行う画像処理部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ライン数導出部は、前記画像処理指示入力部により指示された1以上の画像処理の中から最も多くの画像データのライン数を必要とする画像処理を判別し、判別した結果を利用して画像データのライン数を導出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置は、画像処理の内容と必要な画像データのライン数とを対応させた必要ライン数テーブルをさらに有し、
    前記ライン数導出部は、前記必要ライン数テーブルを参照することにより、画像処理に必要な画像データのライン数を導出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理指示入力部は前記必要ライン数テーブルを変更するテーブル変更コマンドが入力可能であり、
    前記テーブル変更コマンドが入力された場合、前記必要ライン数テーブルを更新して画像処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理装置は、画像処理の内容から必要な画像データのライン数を計算する計算式を保存する計算式保存部をさらに有し、
    前記ライン数導出部は、前記画像処理指示入力部により指示された画像処理のパラメータから画像処理に必要な画像データのライン数を前記計算式保存部に保存された計算式により算出して導出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理装置は、ネットワークを介して他の画像処理装置に前記画像処理された画像データを送信する通信部をさらに有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 1ライン単位でメモリに書き込まれる画像データに対する1以上の画像処理の指示が入力される画像処理指示入力ステップと、
    前記画像処理指示入力ステップにより入力された画像処理の指示を基に画像処理に必要な画像データのライン数を導出するライン数導出ステップと
    記ライン数導出ステップで導出した画像データのライン数をライン数の閾値として指定するライン数指示ステップと、
    前記ライン数の閾値が指定されている場合、前記メモリに書込済みのライン数が前記ライン数の閾値になったときに、リード開始コマンドを発行して前記メモリからの画像データの読み出しを開始させるリードタイミング制御ステップと、
    記画像処理指示入力ステップにより入力された前記画像処理の指示を基に、画像処理に使われるパラメータを出力するパラメータ指示ステップと、
    前記出力されたパラメータに基づいて、前記メモリから読み出された画像データに画像処理を行う画像処理ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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