JP5893216B2 - Faネットワーク用lsiおよび通信装置 - Google Patents
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Description
この発明は、FA(Factory Automation)ネットワーク用LSI(Large Scale Integrated circuit)および通信装置に関するものである。
FA機器メーカからは同一のハードウェア(以下、H/Wという)で複数のFAネットワーク用プロトコルに対応したいという要求があり、Ethernet(登録商標)ベースのマルチプロトコル対応LSIが製品化されつつある。FA機器用ではないが、デジタル複合機において、マルチプロトコル対応LSIについての発明が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1には、高速コネクションと低速コネクションでの処理を切り分けるネットワークLSIを有する複合機が開示されている。この複合機では、アプリケーションが高速コネクションを要求する場合には、ネットワークLSIの高速コネクションに処理を振り分け、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)プロトコルをH/W処理により実行する。一方、アプリケーションが低速コネクションを要求する場合には、低速コネクションに処理を振り分け、ネットワークLSIではないTCP/IP処理部で、TCP/IPプロトコルのソフトウェア(以下、S/Wという)処理を行い、ネットワークLSIではTCP/IP処理を行わない。
しかしながら、特許文献1に記載したように、従来のネットワーク用LSIでは、ネットワーク層以上の処理で高速コネクションにするか低速コネクションにするかを分けており、データリンク層以下で処理を切り分けることに関しては従来提案されていなかった。また、特許文献1は、通常のネットワークを対象としたものであり、FAネットワークのようにリアルタイム性が要求される通信機器に関するものではない。
この発明は上記に鑑みてなされたもので、データリンク層で複数のプロトコルが使用される可能性があるFAネットワークの環境下において、FAネットワーク用LSIを変更しなくてもいずれのプロトコルでも通信可能なFAネットワーク用LSIおよび通信装置を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるFAネットワーク用LSIは、複数の通信装置がネットワークを介して接続されたFAシステムで使用され、複数のプロトコルでネットワーク層以上の通信処理が可能な前記通信装置に搭載される1チップで構成されるFAネットワーク用LSIであって、前記ネットワークとの間で通信される制御データについて、データリンク層での処理を行うデータリンク層処理手段と、前記制御データについてネットワーク層以上での処理を行うプロトコル処理手段と、相手側通信装置に割り当てられた通信装置識別情報およびMACアドレスと、前記相手側通信装置で使用されるプロトコルの種類と、を対応付けたプロトコル設定情報を記憶するプロトコル設定情報記憶手段と、を備え、前記データリンク層処理手段は、高速処理が要求されるプロトコルに対応して専用に規定される前記データリンク層での第1データリンク層処理を行う第1データリンク層処理部と、前記高速処理が要求されるプロトコル以外のプロトコルについて標準的なデータリンク層での第2データリンク層処理を行う第2データリンク層処理部と、送信する制御データについて所定の基準に従って前記第1データリンク層処理部と前記第2データリンク層処理部の一方を選択し、前記プロトコル処理手段側に配置される第1セレクタ、および受信される制御データについて所定の基準に従って前記第1データリンク層処理部と前記第2データリンク層処理部の一方を選択し、前記ネットワーク側に配置される第2セレクタを有するデータリンク層処理選択部と、前記制御データに含まれる前記相手側通信装置の通信装置識別情報またはMACアドレスに対応するプロトコルを前記プロトコル設定情報から取得する第1プロトコル情報取得部と、を有し、前記データリンク層処理手段は、ハードウェアによって構成され、前記第1プロトコル情報取得部は、制御データが送信される場合には、送信される制御データの送信先の前記通信装置識別情報に対応するプロトコルを前記プロトコル設定情報から取得し、制御データが受信される場合には、受信された制御データの送信元MACアドレスに対応するプロトコルを前記プロトコル設定情報から取得し、前記第1セレクタおよび前記第2セレクタは、前記第1プロトコル情報取得部で取得した前記プロトコルにしたがって前記第1データリンク層処理部および前記第2データリンク層処理部のうちの一方を選択することを特徴とする。
この発明によれば、FAネットワーク用LSIのMAC処理部に、H/Wで構成した専用MAC処理部と標準MAC処理部を設け、予め選択された一方を使用するようにしたので、高速プロトコルと低速プロトコルが使用可能なFAネットワークで実際に使用されるプロトコルが高速プロトコルであっても低速プロトコルであっても1つのFAネットワーク用LSIで静的に対応することができるという効果を有する。また、高速プロトコルを含む複数のFAネットワーク用プロトコルに対応するFAネットワーク対応機器のコストを削減することができるという効果を有する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるFAネットワーク用LSIおよび通信装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。なお、以下では、一般的なFAネットワーク用LSIの構成とその問題点を説明した後、実施の形態についての説明を行う。
これまでのマルチプロトコル対応LSIは、1チップの中にネットワーク層以上のプロトコル処理を行うS/Wを実行するためのCPU(Central Processing Unit)と、データリンク層の処理を行うEthernet(登録商標)規格に沿った標準MAC(Media Access Control)処理部と、を内蔵し(物理層の処理を行うPHY処理部を内蔵するものもある)、ネットワーク層以上のプロトコル処理を行うS/Wを交換することによりマルチプロトコルに対応していた。
FAネットワークでは、リアルタイム性が要求される処理とそうでない処理とに分けることができる。前者のような処理の場合には、リアルタイム性を満たすために速い処理が必要となるが、後者のような処理の場合には、リアルタイム性を満たすことが要求されないため、遅い処理でもかまわない。そこで、リアルタイム性が要求される処理に対して、リアルタイム性を実現する高速での処理を行うための高速プロトコルを規定し、リアルタイム性が要求されない処理に対して、高速プロトコルでの処理ほど速くない低速で処理を行うための低速プロトコルを規定することができる。
ところで、標準MACでは、標準MACの規格上高速プロトコル処理の一部を外部で実行する必要があるため、H/Wでプロトコル処理の一部を実行してもオーバーヘッド等により処理が遅くなってしまう。このため標準MACを使用する従来のマルチプロトコル対応LSIでは高速プロトコルを実現することができない。そこで、ネットワーク層以上が高速プロトコルの場合に、データリンク層で標準的に使用されているプロトコルである標準MACではなく、標準MACに比べてプロトコル処理の一部を高速に行うことが可能なデータリンク層のプロトコル(以下、専用MACという)を設けることで、さらに高速性を実現することが可能になる。この専用MACでは、上記した標準MACでのプロトコル処理の一部を外部で実行する部分を省略することで、標準MACに比して高速な処理を実現している。
しかし、高速プロトコルを含む複数のプロトコルに対応するには、標準MACで動作可能な複数のプロトコル(低速プロトコル)用LSIと高速プロトコル用LSIが必要になってしまう。つまり、2以上のLSIが必要となるため、高速プロトコルを含む複数のFAネットワーク用プロトコルに対応するFAネットワーク対応機器のコストが高くなってしまうという問題点があった。
以下の実施の形態では、高速プロトコルと低速プロトコルに1台で対応することができるネットワーク用LSIおよび通信装置について説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるFAネットワークシステムの構成の一例を模式的に示す図である。FAネットワークシステムは、プログラマブルコントローラなどが保持する通信装置であるマスタ10と、I/O(Input/Output)装置などが保持する通信装置であるスレーブ20−1〜20−Nと、が伝送路(ネットワーク)30を介して接続されている。なお、以下の実施の形態では、伝送路30として、Ethernet(登録商標)を用いる場合を例に挙げる。
図1は、実施の形態1によるFAネットワークシステムの構成の一例を模式的に示す図である。FAネットワークシステムは、プログラマブルコントローラなどが保持する通信装置であるマスタ10と、I/O(Input/Output)装置などが保持する通信装置であるスレーブ20−1〜20−Nと、が伝送路(ネットワーク)30を介して接続されている。なお、以下の実施の形態では、伝送路30として、Ethernet(登録商標)を用いる場合を例に挙げる。
FAネットワークシステムでは、マスタ10は伝送路30を通してスレーブ20−1〜20−Nに制御指令を送り、スレーブ20−1〜20−Nはこの制御指令に対応した処理を実行し、結果をマスタ10に返す。このやり取りは、周期的に繰り返し実行され、リアルタイム性が要求される。また、このFAネットワークシステムでは、マスタ10とスレーブ20−1〜20−Nのやり取りは単一のプロトコルで行われるものとする。
図2は、実施の形態1によるマスタおよびスレーブの構成を模式的に示すブロック図である。マスタ10およびスレーブ20は、伝送路30(Ethernet(登録商標))の物理層での標準的な処理を実現する物理層処理手段であるPHY処理部110と、複数のFAネットワーク用プロトコルに対応するFAネットワーク用LSIであるマルチプロトコル対応LSI120と、マスタ10またはスレーブ20の通信装置としての機能を実行する機能処理手段である機能処理部150と、を有する。機能処理部150で実行される機能は、たとえばマスタ10がコントローラの場合には、制御プログラムによるスレーブ20の制御であり、スレーブ20がI/O装置の場合には、外部出力回路による外部との入出力などである。なお、ここで挙げた例ではマスタ10の機能処理部150はS/Wによって処理され、スレーブ20の機能処理部150はH/Wによって処理されているが、マスタ10/スレーブ20に関係なく機能処理部150がS/WまたはH/Wのいずれで処理されるようにしてもよい。
マルチプロトコル対応LSI120は、伝送路30のデータリンク層での処理を実現するデータリンク層処理手段であるMAC処理部130と、プロトコル処理手段である内蔵CPU140と、を有する。
MAC処理部130は、高速プロトコルを実現するための高速化機能を内蔵した専用MACでデータリンク層での処理を行う第1データリンク層処理部である専用MAC処理部131と、低速プロトコルで使用される標準MACでデータリンク層での処理を行う第2データリンク層処理部である標準MAC処理部132と、専用MAC処理部131と標準MAC処理部132のどちらを使用するかを選択するデータリンク層処理選択部であるMACセレクタ133と、を有する。
専用MAC処理部131と標準MAC処理部132は、それぞれ専用MACと標準MACに対応した通信処理をH/Wで行うことが可能な構成を有している。また、MACセレクタ133は、PHY処理部110側に配置されるセレクタ133aおよび内蔵CPU140側に配置されるセレクタ133bと、専用MAC処理部131と標準MAC処理部132のどちらを使用するかを選択する選択情報をマスタ10またはスレーブ20の起動時に確認し、確認した選択情報に基づいてセレクタ133a,133bを設定する選択情報確認部134と、を有する。
内蔵CPU140は、ネットワーク層以上のプロトコル処理を行うプロトコル処理プログラムを読み込んで、プロトコル処理を実行するプロトコル処理部141を有する。このプロトコル処理プログラムを変更することによって、高速プロトコルおよび複数の低速プロトコルに対応することが可能になる。
また、実施の形態1では、MAC処理部130のインタフェース(PHY処理部110側と内蔵CPU140側のそれぞれ)を1系統のみとしている。これによって、外部の回路数を減らすことができ、装置のコスト削減を実現することができる。
このように、実施の形態1によるマルチプロトコル対応LSI120では、高速プロトコルを実現するために、標準MACでの処理を高速化させた専用MACを定義し、この専用MACを処理する専用MAC処理部131と、高速プロトコル以外の低速プロトコルで使用される標準MACを処理する標準MAC処理部132と、を設け、これらをMACセレクタ133で切り替える。その結果、専用MACと標準MACとの間の選択処理の高速化が可能になる。
つぎに、このような構成の通信装置における制御データの送受信処理について、図2を参照しながら説明する。
(1)制御データの送信処理の場合
まず、マスタ10/スレーブ20の起動時に、マスタ10/スレーブ20のMACセレクタ133の選択情報確認部134は、FAネットワークのプロトコルに応じて設定された設定スイッチ、設定ファイルまたは製品出荷時の設定などの選択情報を確認し、セレクタ133a,133bを選択情報に基づいて切り替える。なお、最初にセレクタ133a,133bの設定が行われると、以後選択の変更は発生しない。
まず、マスタ10/スレーブ20の起動時に、マスタ10/スレーブ20のMACセレクタ133の選択情報確認部134は、FAネットワークのプロトコルに応じて設定された設定スイッチ、設定ファイルまたは製品出荷時の設定などの選択情報を確認し、セレクタ133a,133bを選択情報に基づいて切り替える。なお、最初にセレクタ133a,133bの設定が行われると、以後選択の変更は発生しない。
ついで、機能処理部150で実行された結果である制御データが、プロトコル処理プログラムに基づいて、内蔵CPU140のプロトコル処理部141によって処理される。プロトコル処理部141は、プロトコル処理プログラムで規定されるプロトコルに従って制御データをMAC処理部130に送る。
その後、MAC処理部130では、MACセレクタ133によって最初に設定された選択内容に従って、専用MAC処理部131または標準MAC処理部132を使用して制御データをEthernet(登録商標)の規格に従い処理を行った後、PHY処理部110に送る。そして、PHY処理部110はEthernet(登録商標)の規格に従って制御データを伝送路30に送信する。
(2)制御データの受信処理の場合
受信処理の場合も送信処理の場合と同様に、マスタ10/スレーブ20の起動時に、マスタ10/スレーブ20のMACセレクタ133の選択情報確認部134は、選択情報を確認し、セレクタ133a,133bを選択情報に基づいて切り替える処理を行う。なお、最初にセレクタ133a,133bの設定が行われると、以後選択の変更は発生しない。
受信処理の場合も送信処理の場合と同様に、マスタ10/スレーブ20の起動時に、マスタ10/スレーブ20のMACセレクタ133の選択情報確認部134は、選択情報を確認し、セレクタ133a,133bを選択情報に基づいて切り替える処理を行う。なお、最初にセレクタ133a,133bの設定が行われると、以後選択の変更は発生しない。
ついで、PHY処理部110は、伝送路30から制御データを受信すると、MAC処理部130に受信した制御データを送る。MAC処理部130では、MACセレクタ133によって起動時に選択された専用MAC処理部131または標準MAC処理部132に制御データが送られる。
選択されたMACが標準MAC処理部132の場合には、標準MAC処理部132は、制御データのMACアドレスをチェックする。MACアドレスが自局のものであれば制御データを内蔵CPU140へと送り、自局のものでない場合には制御データを破棄する。また、MACアドレスがブロードキャストアドレスまたはマルチキャストアドレスである場合には、制御データを内蔵CPU140に送る。
一方、選択されたMACが専用MAC処理部131の場合には、専用MAC処理部131は、制御データのMACアドレスをチェックする。MACアドレスが自局のものであれば制御データをチェックし、高速プロトコルに必要な処理を行い、自局に必要な制御データである場合には内蔵CPU140に制御データを送る。また、自局に必要な制御データでない場合には制御データを破棄する。また、MACアドレスが自局のものでない場合にも制御データを破棄する。
その後、内蔵CPU140のプロトコル処理部141は、専用MAC処理部131または標準MAC処理部132から制御データを受け取ると、プロトコル処理プログラムに従って必要なプロトコル処理を行う。プロトコル処理部141は、制御データを機能処理部150に送り、機能処理部150は、制御データを用いて所定の処理を行う。
実施の形態1では、マルチプロトコル対応LSI120のMAC処理部130に、H/Wで構成した専用MAC処理部131と標準MAC処理部132を設け、予め選択された一方を使用するようにした。これによって、高速プロトコルと低速プロトコルが使用可能なFAネットワークで実際に使用されるプロトコルが高速プロトコルであっても低速プロトコルであっても1つのマルチプロトコル対応LSI120で静的に対応することができる。また、専用MAC処理部131と標準MAC処理部132を有するMAC処理部130のPHY処理部110側のインタフェースと、内蔵CPU140側のインタフェースをともに1系統としたので、部品点数も抑制することができ、FAネットワーク対応機器のコストを削減することができる。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2によるFAネットワークシステムの構成の一例を模式的に示す図である。このFAネットワークシステムも、実施の形態1と同様に、マスタ10と、スレーブ20−1〜20−Nと、が伝送路(たとえばEthernet(登録商標))30を介して接続されている。ただし、スレーブ20−1,・・・とマスタ10との間で高速プロトコルで通信が行われ、スレーブ20−2,・・・,20−Nとマスタ10との間で低速プロトコルで通信が行われている。すなわち、実施の形態2では、マスタ10と複数のスレーブ20−1〜20−Nとの間のやり取りにおいて、高速プロトコルと低速プロトコルが共存している点が実施の形態1とは異なる。
図3は、実施の形態2によるFAネットワークシステムの構成の一例を模式的に示す図である。このFAネットワークシステムも、実施の形態1と同様に、マスタ10と、スレーブ20−1〜20−Nと、が伝送路(たとえばEthernet(登録商標))30を介して接続されている。ただし、スレーブ20−1,・・・とマスタ10との間で高速プロトコルで通信が行われ、スレーブ20−2,・・・,20−Nとマスタ10との間で低速プロトコルで通信が行われている。すなわち、実施の形態2では、マスタ10と複数のスレーブ20−1〜20−Nとの間のやり取りにおいて、高速プロトコルと低速プロトコルが共存している点が実施の形態1とは異なる。
図4は、実施の形態2によるマスタの構成を模式的に示すブロック図である。このマスタ10は、マルチプロトコル対応LSI120内の内蔵CPU140Aの構成が実施の形態1のものとは異なっている。すなわち、内蔵CPU140Aは、高速プロトコル処理プログラムに従ってネットワーク層以上の高速プロトコル処理を行う第1プロトコル処理部である高速プロトコル処理部142と、低速プロトコル処理プログラムに従ってネットワーク層以上の低速プロトコル処理を行う第2プロトコル処理部である低速プロトコル処理部143と、高速プロトコル処理部142と低速プロトコル処理部143のどちらを使用するかを選択するプロトコル処理選択部であるプロトコルセレクタ144と、制御データの送受信時におけるプロトコルの切り替え処理の設定に関するプロトコル設定情報を記憶するプロトコル設定情報記憶部145と、を有する。
図5は、プロトコル設定情報の一例を示す図である。プロトコル設定情報は、送信先ID、送信先MACアドレスおよびプロトコルを含む。送信先IDは、機能処理部150で送信先のスレーブ20を指定する際に使われる識別子であり、番号でもよいし、名称でもよい。送信先MACアドレスは、受信時に使用するプロトコルを判断する際に使用される。プロトコルは、送信先IDまたは送信先MACアドレスで特定されるスレーブ20で使用されるプロトコル(たとえば、ネットワーク層以上で使用するプロトコル)を指定するものである。
また、プロトコルセレクタ144は、MAC処理部130側に配置されるセレクタ144aおよび機能処理部150側に配置されるセレクタ144bと、送受信される制御データごとに、プロトコル設定情報からプロトコルを取得するプロトコル情報取得部144cと、を有する。具体的には、機能処理部150から渡される制御データに対しては、プロトコル情報取得部144cは、制御データに含まれる送信先IDに一致するプロトコルをプロトコル設定情報から取得し、セレクタ144bは、取得したプロトコルに基づいて選択を行う。また、MAC処理部130から渡される制御データに対しては、プロトコル情報取得部144cは、制御データの送信元MACアドレスに一致する送信先MACアドレスをプロトコル設定情報中で検索して一致するプロトコルを取得し、セレクタ144aは、取得したプロトコルに基づいて選択を行う。
さらに、MAC処理部130のMACセレクタ133は、送受信される制御データごとに、プロトコル設定情報からプロトコルを取得するプロトコル情報取得部133dをさらに有する。なお、MACセレクタ133の専用MAC処理部131と標準MAC処理部132のいずれかの選択処理は、プロトコルセレクタ144での処理と同様である。ただし、取得したプロトコルが高速プロトコルの場合には専用MAC処理部131が選択され、低速プロトコルの場合には標準MAC処理部132が選択される。
なお、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略している。また、スレーブ20−1〜20−Nの構成は、実施の形態1と同じである。
つぎに、このような構成の通信装置における制御データの送受信処理について、図4を参照しながら説明する。
(1)制御データの送信処理の場合
まず、機能処理部150で実行された結果である制御データが、内蔵CPU140Aのプロトコルセレクタ144に送られる。このとき、機能処理部150は、プロトコル設定情報記憶部145中のプロトコル設定情報に基づいて、送信先のスレーブ20の送信先IDを指定する。
まず、機能処理部150で実行された結果である制御データが、内蔵CPU140Aのプロトコルセレクタ144に送られる。このとき、機能処理部150は、プロトコル設定情報記憶部145中のプロトコル設定情報に基づいて、送信先のスレーブ20の送信先IDを指定する。
ついで、プロトコルセレクタ144のプロトコル情報取得部144cは、送信先IDに対応するプロトコルをプロトコル設定情報記憶部145のプロトコル設定情報から取得し、セレクタ144a,144bは、取得したプロトコルの種類に応じて切り替えを行う。そして、プロトコルセレクタ144は、制御データを高速プロトコル処理部142または低速プロトコル処理部143に渡す。
その後、高速プロトコル処理部142または低速プロトコル処理部143は、各プロトコルに従って制御データの処理を行った後、制御データをMAC処理部130に送る。ついで、MAC処理部130のプロトコル情報取得部133dは、送信先IDに対応するプロトコルをプロトコル設定情報記憶部145のプロトコル設定情報から取得し、セレクタ133a,133bは、取得したプロトコルの種類に応じて切り替えを行う。ここでは、プロトコル設定情報のプロトコルが「高速プロトコル」の場合には「専用MAC処理部131」であると判定し、「低速プロトコル」の場合には「標準MAC処理部132」であると判定する。
そして、MACセレクタ133は、制御データを専用MAC処理部131または標準MAC処理部132に送る。専用MAC処理部131または標準MAC処理部132での制御データの処理は、実施の形態1と同様であり、それぞれ専用MACまたは標準MACで規定されるEthernet(登録商標)の規格に従って制御データを処理し、PHY処理部110に送る。最後にPHY処理部110は、Ethernet(登録商標)の規格に従って制御データを伝送路30に送信する。
(2)制御データの受信処理の場合
まず、PHY処理部110は、伝送路30から制御データを受信すると、MAC処理部130に受信した制御データを送る。MAC処理部130のプロトコル情報取得部133dは、受信した制御データの送信元MACアドレスと、プロトコル設定情報中の送信先MACアドレスと、を比較し、一致したレコードのプロトコルを取得する。そして、セレクタ133a,133bは、取得したプロトコルの種類に応じて切り替えを行う。ここでは、プロトコル設定情報のプロトコルが「高速プロトコル」の場合には「専用MAC処理部131」であると判定し、「低速プロトコル」の場合には「標準MAC処理部132」であると判定する。そして、MACセレクタ133は、制御データを専用MAC処理部131または標準MAC処理部132に送る。
まず、PHY処理部110は、伝送路30から制御データを受信すると、MAC処理部130に受信した制御データを送る。MAC処理部130のプロトコル情報取得部133dは、受信した制御データの送信元MACアドレスと、プロトコル設定情報中の送信先MACアドレスと、を比較し、一致したレコードのプロトコルを取得する。そして、セレクタ133a,133bは、取得したプロトコルの種類に応じて切り替えを行う。ここでは、プロトコル設定情報のプロトコルが「高速プロトコル」の場合には「専用MAC処理部131」であると判定し、「低速プロトコル」の場合には「標準MAC処理部132」であると判定する。そして、MACセレクタ133は、制御データを専用MAC処理部131または標準MAC処理部132に送る。
選択されたMACが標準MAC処理部132の場合には、標準MAC処理部132は、制御データのMACアドレスをチェックする。MACアドレスが自局のものであれば制御データを内蔵CPU140Aの低速プロトコル処理部143へと送り、自局のものでない場合には制御データを破棄する。また、MACアドレスがブロードキャストアドレスまたはマルチキャストアドレスである場合には、制御データを内蔵CPU140Aの低速プロトコル処理部143に送る。
一方、選択されたMACが専用MAC処理部131の場合には、専用MAC処理部131は、制御データのMACアドレスをチェックする。MACアドレスが自局のものであれば制御データをチェックし、高速プロトコルに必要な処理を行い、自局に必要な制御データである場合には内蔵CPU140Aの高速プロトコル処理部142に制御データを送る。また、自局に必要な制御データでない場合には制御データを破棄する。さらに、MACアドレスが自局のものでない場合にも制御データを破棄する。
MAC処理部130から内蔵CPU140Aに制御データが渡されると、プロトコルセレクタ144のプロトコル情報取得部144cは、受信した制御データの送信元MACアドレスと、プロトコル設定情報中の送信先MACアドレスと、を比較し、一致したレコードのプロトコルを取得する。そして、セレクタ144a,144bは、取得したプロトコルの種類に応じて切り替えを行う。そして、プロトコルセレクタ144は、制御データを高速プロトコル処理部142または低速プロトコル処理部143に送る。
その後、高速プロトコル処理部142または低速プロトコル処理部143は、各プロトコルに従って制御データの処理を行った後、制御データを機能処理部150に送る。そして、機能処理部150は、制御データを用いて所定の処理を行う。
実施の形態2では、データリンク層でのプロトコル処理を行うH/Wからなる専用MAC処理部131と標準MAC処理部132とを設け、処理する制御データの通信相手のMACアドレスに応じて、MACセレクタ133でいずれかのMAC処理部が選択されるようにした。また、ネットワーク層以上でのプロトコル処理を行うS/Wからなる高速プロトコル処理部142と低速プロトコル処理部143とを設け、処理する制御データの通信相手に応じて、プロトコルセレクタ144でいずれかのプロトコル処理部(プロトコル処理プログラム)が選択されるようにした。これによって、使用するプロトコルが異なるスレーブ20が伝送路30中に混在する状況下でも、マスタ10については、1台のマルチプロトコル対応LSI120でそれぞれのプロトコルに対応する処理に動的に対応することができる。
また、同一の伝送路30に複数のプロトコル(高速プロトコルと低速プロトコル)を共存させることができるので、それぞれのプロトコルに対応した通信装置をそのまま使用することができる。すなわち、伝送路30に様々な種類の機器を接続できる。さらに、高速プロトコル内に低速プロトコルを通すためにプロトコルを変換するゲートウェイ、または一方のデータをカプセル化して通すような機器を省くことが可能になる。さらにまた、専用MAC処理部131と標準MAC処理部132の切り替えが制御データの送受信処理時に常に発生するので、MACセレクタ133をMAC処理部130に内蔵することによる切り替え速度の高速化が可能になる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3によるFAネットワークシステムの構成の一例を模式的に示す図である。この図6では、高速プロトコルで通信を行うマスタ10−1とスレーブ20とが伝送路31(たとえばEthernet(登録商標))で接続された第1ネットワークと、低速プロトコルで通信を行うマスタ10−2とスレーブ20とが伝送路32(たとえばEthernet(登録商標))で接続された第2ネットワークと、が切り離されて配置されている場合を示している。なお、第1ネットワークと第2ネットワークには、他のスレーブも接続されている。
図6は、実施の形態3によるFAネットワークシステムの構成の一例を模式的に示す図である。この図6では、高速プロトコルで通信を行うマスタ10−1とスレーブ20とが伝送路31(たとえばEthernet(登録商標))で接続された第1ネットワークと、低速プロトコルで通信を行うマスタ10−2とスレーブ20とが伝送路32(たとえばEthernet(登録商標))で接続された第2ネットワークと、が切り離されて配置されている場合を示している。なお、第1ネットワークと第2ネットワークには、他のスレーブも接続されている。
この実施の形態3では、たとえば第1ネットワークに接続されているスレーブ20を第2ネットワークに移動させる場合のように、異なるプロトコルで通信が行われているネットワークにスレーブ20を移動させる場合に、プロトコルの変更の設定を不要とするスレーブ20について説明する。
図7は、実施の形態3によるスレーブの構成を模式的に示すブロック図である。このスレーブ20は、マルチプロトコル対応LSI120内のMAC処理部130Bと内蔵CPU140Bの構成が実施の形態1のものとは異なっている。
内蔵CPU140Bは、高速プロトコル処理プログラムに従ってネットワーク層以上の高速プロトコル処理を行う第1プロトコル処理部である高速プロトコル処理部146と、低速プロトコル処理プログラムに従ってネットワーク層以上の低速プロトコル処理を行う第2プロトコル処理部である低速プロトコル処理部147と、を有する。
MAC処理部130BのMACセレクタ133は、PHY処理部110側のセレクタ133aのみ配置され、内蔵CPU140B側には配置されていない。そのため、専用MAC処理部131は、内蔵CPU140Bの高速プロトコル処理部146と対応付けられ(接続され)、標準MAC処理部132は、内蔵CPU140Bの低速プロトコル処理部147と対応付けられる(接続される)。
また、MACセレクタ133は、スレーブ20が現在のネットワークに接続されて初めて制御データをマスタ10から受信した場合に、その制御データに含まれるEtherTypeを調べ、プロトコルのタイプを取得するプロトコル指定情報取得部であるプロトコル情報取得部133dをさらに有する。
なお、MACセレクタ133のセレクタ133aは、プロトコル情報取得部133dで取得されたプロトコルのタイプに従って切り替えを行う。たとえば、取得されたプロトコルのタイプが0x0800(IPv4)または低速プロトコルのタイプである場合には、セレクタ133aは標準MAC処理部132側に切り替え、取得されたプロトコルのタイプが高速プロトコルのタイプである場合には、セレクタ133aは専用MAC処理部131側に切り替える。なお、この切り替えは最初の制御データ受信時のみ実施され、以後、制御データを受信してもMACセレクタ133の切り替えは行われない。
なお、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略している。また、マスタ10の構成は、実施の形態1または実施の形態2と同じである。
つぎに、このような構成の通信装置における制御データの送受信処理について、図7を参照しながら説明する。
(1)制御データの受信処理の場合
まず、スレーブ20が高速プロトコルまたは低速プロトコルで処理が行われるネットワークに接続された後、PHY処理部110で伝送路31,32から初めて制御データを受信すると、MAC処理部130Bに受信した制御データが送られる。MAC処理部130Bのプロトコル情報取得部133dは、低速プロトコルのタイプであるか高速プロトコルのタイプであるかを制御データのEtherTypeから取得し、セレクタ133aは、取得したプロトコルのタイプの結果に基づいて切り替えを行う。セレクタ133aは、高速プロトコルの場合には専用MAC処理部131側に切り替え、低速プロトコルの場合には標準MAC処理部132側に切り替える。ついで、MACセレクタ133は、制御データを選択された専用MAC処理部131または標準MAC処理部132に送る。
まず、スレーブ20が高速プロトコルまたは低速プロトコルで処理が行われるネットワークに接続された後、PHY処理部110で伝送路31,32から初めて制御データを受信すると、MAC処理部130Bに受信した制御データが送られる。MAC処理部130Bのプロトコル情報取得部133dは、低速プロトコルのタイプであるか高速プロトコルのタイプであるかを制御データのEtherTypeから取得し、セレクタ133aは、取得したプロトコルのタイプの結果に基づいて切り替えを行う。セレクタ133aは、高速プロトコルの場合には専用MAC処理部131側に切り替え、低速プロトコルの場合には標準MAC処理部132側に切り替える。ついで、MACセレクタ133は、制御データを選択された専用MAC処理部131または標準MAC処理部132に送る。
選択されたMACが標準MAC処理部132の場合には、標準MAC処理部132は、制御データのMACアドレスをチェックする。MACアドレスが自局のものであれば制御データを、標準MAC処理部132に予め関連付けられていた低速プロトコル処理部147へと送り、自局のものでない場合には制御データを破棄する。また、MACアドレスがブロードキャストアドレスまたはマルチキャストアドレスである場合にも、制御データを低速プロトコル処理部147に送る。低速プロトコル処理部147は、低速プロトコル処理プログラムに基づいて必要なプロトコル処理を行い、制御データを機能処理部150に送る。
一方、選択されたMACが専用MAC処理部131の場合には、専用MAC処理部131は、制御データのMACアドレスをチェックする。MACアドレスが自局のものであれば制御データをチェックし、高速プロトコルに必要な処理を行い、自局に必要な制御データである場合には、専用MAC処理部131に予め関連付けられていた高速プロトコル処理部146へと送る。また、自局に必要な制御データでない場合には制御データを破棄する。さらに、MACアドレスが自局のものでない場合にも制御データを破棄する。高速プロトコル処理部146は、高速プロトコル処理プログラムに基づいて必要なプロトコル処理を行い、制御データを機能処理部150に送る。
なお、セレクタ133aの切り替え処理については、スレーブ20が最初に伝送路に接続される際に行われ、その後は固定となる。そのため、2回目以降に制御データを受信した際には、上記したセレクタ133aの切り替え処理は行われず、MACセレクタ133のセレクタ133aで設定された方向に送られる。
(2)制御データの送信処理の場合
機能処理部150は、受信した制御データに基づいて所定の機能を実行し、その結果である制御データを、制御データを送ってきた高速プロトコル処理部146または低速プロトコル処理部147に送る。
機能処理部150は、受信した制御データに基づいて所定の機能を実行し、その結果である制御データを、制御データを送ってきた高速プロトコル処理部146または低速プロトコル処理部147に送る。
高速プロトコル処理部146または低速プロトコル処理部147は、高速プロトコル処理プログラムまたは低速プロトコル処理プログラムに従って制御データのプロトコル処理を行う。その後、高速プロトコル処理部146または低速プロトコル処理部147は、自身に関連付けられたMAC処理部130Bの専用MAC処理部131または標準MAC処理部132に制御データを送る。
その後、専用MAC処理部131または標準MAC処理部132では、それぞれ専用MACまたは標準MACで規定されるEthernet(登録商標)の規格に従って制御データを処理し、PHY処理部110に送る。最後にPHY処理部110は、Ethernet(登録商標)の規格に従って制御データを伝送路31,32に送信する。
実施の形態3では、データリンク層でのプロトコル処理を行うH/Wからなる専用MAC処理部131と標準MAC処理部132とをMAC処理部130Bに設け、伝送路31,32に接続された後に初めてマスタ10から受信した制御データに含まれるプロトコルタイプを示す情報に基づいて、いずれかのMAC処理部が選択されるようにした。また、ネットワーク層以上でのプロトコル処理を行うS/Wからなる高速プロトコル処理部146と低速プロトコル処理部147とを、それぞれ専用MAC処理部131と標準MAC処理部132とに関連付けして設けた。これによって、専用MAC処理部131と標準MAC処理部132は、最初に受信した制御データで自動的に選択され、また選択されたMAC処理部とプロトコル処理部(プロトコル処理プログラム)とは予め関連付けられているので、自動的に選択される。その結果、スレーブ20についてはユーザが何ら設定することなしに、1つのマルチプロトコル対応LSI120で高速プロトコルにも低速プロトコルにも静的に対応できるようになる。
なお、上記した説明では、データリンク層としてEthernet(登録商標)を用いる場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。
以上のように、この発明にかかるFAネットワーク用LSIは、複数のプロトコルが使用されうる状況にあるFAネットワークで使用される通信装置に有用である。
10 マスタ、20 スレーブ、30〜32 伝送路、110 PHY処理部、120 マルチプロトコル対応LSI、130,130B MAC処理部、131 専用MAC処理部、132 標準MAC処理部、133 MACセレクタ、133a,133b,144a,144b セレクタ、133d,144c プロトコル情報取得部、134 選択情報確認部、140,140A,140B 内蔵CPU、141 プロトコル処理部、142,146 高速プロトコル処理部、143,147 低速プロトコル処理部、144 プロトコルセレクタ、145 プロトコル設定情報記憶部、150 機能処理部。
Claims (14)
- 複数の通信装置がネットワークを介して接続されたFAシステムで使用され、複数のプロトコルでネットワーク層以上の通信処理が可能な前記通信装置に搭載される1チップで構成されるFAネットワーク用LSIであって、
前記ネットワークとの間で通信される制御データについて、データリンク層での処理を行うデータリンク層処理手段と、
前記制御データについてネットワーク層以上での処理を行うプロトコル処理手段と、
相手側通信装置に割り当てられた通信装置識別情報およびMACアドレスと、前記相手側通信装置で使用されるプロトコルの種類と、を対応付けたプロトコル設定情報を記憶するプロトコル設定情報記憶手段と、
を備え、
前記データリンク層処理手段は、
高速処理が要求されるプロトコルに対応して専用に規定される前記データリンク層での第1データリンク層処理を行う第1データリンク層処理部と、
前記高速処理が要求されるプロトコル以外のプロトコルについて標準的なデータリンク層での第2データリンク層処理を行う第2データリンク層処理部と、
送信する制御データについて所定の基準に従って前記第1データリンク層処理部と前記第2データリンク層処理部の一方を選択し、前記プロトコル処理手段側に配置される第1セレクタ、および受信される制御データについて所定の基準に従って前記第1データリンク層処理部と前記第2データリンク層処理部の一方を選択し、前記ネットワーク側に配置される第2セレクタを有するデータリンク層処理選択部と、
前記制御データに含まれる前記相手側通信装置の通信装置識別情報またはMACアドレスに対応するプロトコルを前記プロトコル設定情報から取得する第1プロトコル情報取得部と、
を有し、
前記データリンク層処理手段は、ハードウェアによって構成され、
前記第1プロトコル情報取得部は、制御データが送信される場合には、送信される制御データの送信先の前記通信装置識別情報に対応するプロトコルを前記プロトコル設定情報から取得し、制御データが受信される場合には、受信された制御データの送信元MACアドレスに対応するプロトコルを前記プロトコル設定情報から取得し、
前記第1セレクタおよび前記第2セレクタは、前記第1プロトコル情報取得部で取得した前記プロトコルにしたがって前記第1データリンク層処理部および前記第2データリンク層処理部のうちの一方を選択することを特徴とするFAネットワーク用LSI。 - 前記データリンク層処理手段は、当該FAネットワーク用LSIが搭載される前記通信装置の起動時に、前記第1データリンク層処理部および前記第2データリンク層処理部のうちいずれを実行するかを規定する選択情報を取得する選択情報確認部をさらに有し、
前記データリンク層処理選択部は、取得した前記選択情報に基づいて前記第1データリンク層処理部と前記第2データリンク層処理部のうちの一方を選択することを特徴とする請求項1に記載のFAネットワーク用LSI。 - 前記データリンク層処理選択部は、前記ネットワーク側と前記プロトコル処理手段側にセレクタが設けられることを特徴とする請求項2に記載のFAネットワーク用LSI。
- 前記プロトコル処理手段は、
前記高速処理が要求されるプロトコルで前記制御データに対して処理を行う第1プロトコル処理部と、
前記高速処理が要求されるプロトコル以外の前記プロトコルで前記制御データに対して処理を行う第2プロトコル処理部と、
前記制御データに含まれる前記相手側通信装置の通信装置識別情報またはMACアドレスに対応するプロトコルを前記プロトコル設定情報から取得する第2プロトコル情報取得部と、
送信する制御データまたは受信される制御データごとに、前記第2プロトコル情報取得部で取得した前記プロトコルに従って前記第1プロトコル処理部および前記第2プロトコル処理部のうちの一方を選択するプロトコル処理選択部と、
を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のFAネットワーク用LSI。 - 前記プロトコル処理選択部は、前記データリンク層処理手段側に設けられる第1セレクタ、および当該FAネットワーク用LSIが設けられる前記通信装置で行われる所定の機能処理を行う機能処理手段側に設けられる第2セレクタであり、
前記データリンク層処理選択部は、前記ネットワーク側に設けられる第3セレクタ、および前記プロトコル処理手段側に設けられる第4セレクタであることを特徴とする請求項4に記載のFAネットワーク用LSI。 - 前記プロトコル処理手段は、
前記高速処理が要求されるプロトコルで前記制御データに対して処理を行う第1プロトコル処理部と、
前記高速処理が要求されるプロトコル以外のプロトコルで前記制御データに対して処理を行う第2プロトコル処理部と、
を備え、
前記データリンク層処理手段は、当該FAネットワーク用LSIが搭載される前記通信装置が前記ネットワークに接続された後に最初に相手側通信装置から前記制御データを受信したときに、相手側通信装置から受信した制御データに含まれるプロトコルを指定するプロトコル指定情報を取得するプロトコル指定情報取得部をさらに有し、
前記第1データリンク層処理部は、前記第1プロトコル処理部と関連付けされ、
前記第2データリンク層処理部は、前記第2プロトコル処理部と関連付けされ、
前記データリンク層処理選択部は、取得した前記プロトコル指定情報に基づいて前記第1データリンク層処理部と前記第2データリンク層処理部のうちの一方を選択することを特徴とする請求項1に記載のFAネットワーク用LSI。 - 前記データリンク層処理選択部は、前記ネットワーク側にのみ設けられるセレクタであることを特徴とする請求項6に記載のFAネットワーク用LSI。
- 複数の通信装置がネットワークを介して接続されたFAシステムで使用され、複数のプロトコルでネットワーク層以上の通信処理が可能な前記通信装置であって、
前記ネットワークとの間で、制御データの物理層での処理を行う物理層処理手段と、
前記制御データを用いて所定の処理を行う機能処理手段と、
前記物理層処理手段と前記機能処理手段との間に設けられ、前記制御データに対するデータリンク層での処理とネットワーク層以上での処理を行う1チップで構成されるFAネットワーク用LSIと、
を備え、
前記FAネットワーク用LSIは、
前記制御データについて前記データリンク層での処理を行うデータリンク層処理手段と、
前記制御データについて前記ネットワーク層以上での処理を行うプロトコル処理手段と、
相手側通信装置に割り当てられた通信装置識別情報およびMACアドレスと、前記相手側通信装置で使用されるプロトコルの種類と、を対応付けたプロトコル設定情報を記憶するプロトコル設定情報記憶手段と、
を有し、
前記データリンク層処理手段は、
高速処理が要求されるプロトコルに対応して専用に規定される前記データリンク層での第1データリンク層処理を行う第1データリンク層処理部と、
前記高速処理が要求されるプロトコル以外のプロトコルについて標準的なデータリンク層での第2データリンク層処理を行う第2データリンク層処理部と、
送信する制御データについて所定の基準に従って前記第1データリンク層処理部と前記第2データリンク層処理部の一方を選択し、前記プロトコル処理手段側に配置される第1セレクタ、および受信される制御データについて所定の基準に従って前記第1データリンク層処理部と前記第2データリンク層処理部の一方を選択し、前記ネットワーク側に配置される第2セレクタを有するデータリンク層処理選択部と、
前記制御データに含まれる前記相手側通信装置の通信装置識別情報またはMACアドレスに対応するプロトコルを前記プロトコル設定情報から取得する第1プロトコル情報取得部と、
を具備し、
前記データリンク層処理手段は、ハードウェアによって構成され、
前記第1プロトコル情報取得部は、制御データが送信される場合には、送信される制御データの送信先の前記通信装置識別情報に対応するプロトコルを前記プロトコル設定情報から取得し、制御データが受信される場合には、受信された制御データの送信元MACアドレスに対応するプロトコルを前記プロトコル設定情報から取得し、
前記第1セレクタおよび前記第2セレクタは、前記第1プロトコル情報取得部で取得した前記プロトコルにしたがって前記第1データリンク層処理部および前記第2データリンク層処理部のうちの一方を選択することを特徴とする通信装置。 - 前記FAネットワーク用LSIの前記データリンク層処理手段は、当該FAネットワーク用LSIが搭載される前記通信装置の起動時に、前記第1データリンク層処理部および前記第2データリンク層処理部のうちいずれを実行するかを規定する選択情報を取得する選択情報確認部をさらに有し、
前記FAネットワーク用LSIの前記データリンク層処理選択部は、取得した前記選択情報に基づいて前記第1データリンク層処理部と前記第2データリンク層処理部のうちの一方を選択することを特徴とする請求項8に記載の通信装置。 - 前記FAネットワーク用LSIの前記データリンク層処理選択部は、前記ネットワーク側と前記プロトコル処理手段側にセレクタが設けられることを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
- 前記FAネットワーク用LSIの前記プロトコル処理手段は、
前記高速処理が要求されるプロトコルで前記制御データに対して処理を行う第1プロトコル処理部と、
前記高速処理が要求されるプロトコル以外の前記プロトコルで前記制御データに対して処理を行う第2プロトコル処理部と、
前記制御データに含まれる前記相手側通信装置の通信装置識別情報またはMACアドレスに対応するプロトコルを前記プロトコル設定情報から取得する第2プロトコル情報取得部と、
送信する制御データまたは受信される制御データごとに、前記第2プロトコル情報取得部で取得した前記プロトコルに従って前記第1プロトコル処理部および前記第2プロトコル処理部のうちの一方を選択するプロトコル処理選択部と、
を備えることを特徴とする請求項8に記載の通信装置。 - 前記FAネットワーク用LSIの前記プロトコル処理選択部は、前記データリンク層処理手段側に設けられる第1セレクタ、および前記FAネットワーク用LSIが設けられる前記通信装置で行われる所定の機能処理を行う機能処理手段側に設けられる第2セレクタであり、
前記FAネットワーク用LSIの前記データリンク層処理選択部は、前記ネットワーク側に設けられる第3セレクタ、および前記プロトコル処理手段側に設けられる第4セレクタであることを特徴とする請求項11に記載の通信装置。 - 前記FAネットワーク用LSIの前記プロトコル処理手段は、
前記高速処理が要求されるプロトコルで前記制御データに対して処理を行う第1プロトコル処理部と、
前記高速処理が要求されるプロトコル以外のプロトコルで前記制御データに対して処理を行う第2プロトコル処理部と、
を備え、
前記FAネットワーク用LSIの前記データリンク層処理手段は、当該FAネットワーク用LSIが搭載される前記通信装置が前記ネットワークに接続された後に最初に相手側通信装置から前記制御データを受信したときに、相手側通信装置から受信した制御データに含まれるプロトコルを指定するプロトコル指定情報を取得するプロトコル指定情報取得部をさらに有し、
前記FAネットワーク用LSIの前記第1データリンク層処理部は、前記第1プロトコル処理部と関連付けされ、
前記FAネットワーク用LSIの前記第2データリンク層処理部は、前記第2プロトコル処理部と関連付けされ、
前記FAネットワーク用LSIの前記データリンク層処理選択部は、取得した前記プロトコル指定情報に基づいて前記第1データリンク層処理部と前記第2データリンク層処理部のうちの一方を選択することを特徴とする請求項8に記載の通信装置。 - 前記FAネットワーク用LSIの前記データリンク層処理選択部は、前記ネットワーク側にのみ設けられるセレクタであることを特徴とする請求項13に記載の通信装置。
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