JP5889726B2 - Steering wheel manufacturing method - Google Patents
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Description
本発明は、車両の操縦に使用されるステアリングホイールの製造方法に関する。 The present invention relates to a method for manufacturing a steering wheel used for steering a vehicle.
運転席の前方に配置される車両用のステアリングホイールに関しては、その機能に加えて、外観も重要視されている。ステアリングホイールの表面は、一般に、芯金を覆う外側部材からなり、芯金は、ステアリングホイールの内部に設けられる。このステアリングホイールを被覆材(例えば、樹脂材)の被覆により製造するときには、被覆材を芯金に被覆しつつ成形して、芯金を被覆材からなる被覆部により覆う。これに対し、従来、スポークの芯金の一部を露出することで、軽快な外観を維持したステアリングホイールが知られている(特許文献1参照)。 In addition to its function, the appearance of the vehicle steering wheel disposed in front of the driver's seat is also regarded as important. The surface of the steering wheel is generally composed of an outer member that covers the core metal, and the core metal is provided inside the steering wheel. When the steering wheel is manufactured by covering with a covering material (for example, a resin material), the core is formed by covering the core with the covering material, and the core is covered with a covering portion made of the covering material. On the other hand, conventionally, a steering wheel that maintains a light appearance by exposing a part of a core metal of a spoke is known (see Patent Document 1).
この芯金の露出部を備えたステアリングホイールを被覆材の被覆により製造するときには、被覆材を芯金の一部に被覆することで、被覆部と露出部がステアリングホイールに設けられる。その際、被覆材からなる不要部(バリ等)が、露出部に隣接する被覆部の縁部に生じることがある。 When manufacturing the steering wheel provided with the exposed portion of the core metal by coating the covering material, the covering portion and the exposed portion are provided on the steering wheel by covering the covering material with a part of the core metal. In that case, an unnecessary part (burr etc.) which consists of covering materials may arise in the edge of the covering part adjacent to an exposed part.
図7は、従来のステアリングホイール100の製造手順を示す断面図であり、被覆部101と露出部102の境界付近を示している。また、図7Aは被覆材を被覆する際の芯金103を示す図、図7Bは被覆材を被覆した芯金103を示す図、図7Cは図7BのZ部を拡大した図である。
ステアリングホイール100の製造時には、芯金103(図7A参照)を一対の金型110、111の間に配置して、金型110、111を組み合わせる。その際、芯金103の露出部102を金型110、111の間に挟み込み、被覆材を充填する空間112を金型110、111と芯金103の一部(被覆部101を形成する部分)の間に形成する。
FIG. 7 is a cross-sectional view showing the manufacturing procedure of the
At the time of manufacturing the
続いて、被覆材を空間112に充填し、空間112内で、被覆材を芯金103に被覆しつつ成形する。これにより、被覆材からなる被覆部101(図7B参照)が、ステアリングホイール100に形成される。その後、金型110、111を離して、ステアリングホイール100を金型110、111から取り出す。ただし、被覆材の被覆時には、被覆材が、金型110、111と露出部102の間に入り込み、不要部(ここでは、バリ)104(図7C参照)が、被覆部101の縁部に生じることがある。
Subsequently, the coating material is filled into the
この不要部104は、ステアリングホイール100の外観を維持するために、カッター等により、被覆部101の縁部から切り取り除去する必要がある。ところが、不要部104の切り取りに伴い、露出部102が傷付いて、ステアリングホイール100の外観が損なわれる虞がある。
In order to maintain the appearance of the
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、被覆部と芯金の露出部を備えたステアリングホイールの製造時に、ステアリングホイールの外観を損なうことなく、露出部に隣接する被覆部の縁部に生じる不要部を除去することである。 The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and an object thereof is to adjoin an exposed portion without impairing the appearance of the steering wheel at the time of manufacturing a steering wheel having a covering portion and an exposed portion of a core metal. It is to remove unnecessary portions generated at the edge of the covering portion.
本発明は、芯金と、芯金に被覆した被覆材からなる被覆部と、被覆材で被覆せずに芯金が露出する露出部を備えたステアリングホイールの製造方法であって、芯金の被覆部と露出部の境界位置に保護部材を配置する工程と、露出部を露出しつつ芯金に被覆材を被覆し、露出部に隣接する被覆部の縁部を保護部材の表面に形成する工程と、被覆部の縁部に生じる不要部を保護部材の表面で切り取る工程と、保護部材と切り取られた不要部を除去する工程と、を有するステアリングホイールの製造方法である。 The present invention relates to a method for manufacturing a steering wheel, comprising a cored bar, a coating part made of a coating material coated on the cored bar, and an exposed part where the cored bar is exposed without being coated with the coating material, The step of disposing the protective member at the boundary position between the covering portion and the exposed portion, and covering the core metal with the covering material while exposing the exposed portion, and forming the edge of the covering portion adjacent to the exposed portion on the surface of the protective member A method for manufacturing a steering wheel, comprising: a step; a step of cutting off an unnecessary portion generated at an edge portion of a covering portion on a surface of a protective member; and a step of removing the unnecessary portion of the protective member and the cut off portion.
本発明によれば、被覆部と芯金の露出部を備えたステアリングホイールの製造時に、ステアリングホイールの外観を損なうことなく、露出部に隣接する被覆部の縁部に生じる不要部を除去することができる。 According to the present invention, at the time of manufacturing a steering wheel provided with a covering portion and an exposed portion of a metal core, an unnecessary portion generated at the edge of the covering portion adjacent to the exposed portion is removed without impairing the appearance of the steering wheel. Can do.
本発明のステアリングホイールの製造方法について、その一実施形態を、図面を参照して説明する。
ステアリングホイールは、車両用の操縦部材であり、運転席の前方に配置されて、車両の操縦に使用される。本実施形態のステアリングホイールの製造方法では、ステアリングホイールを被覆材の被覆により製造する。
An embodiment of a method for manufacturing a steering wheel according to the present invention will be described with reference to the drawings.
The steering wheel is a steering member for the vehicle, and is disposed in front of the driver's seat and used for steering the vehicle. In the method for manufacturing a steering wheel according to this embodiment, the steering wheel is manufactured by covering with a covering material.
図1は、本実施形態のステアリングホイール1の斜視図であり、ステアリングホイール1を車両の乗員側からみて示している。図2は、図1に示すステアリングホイール1の内部構造を示す斜視図である。
ステアリングホイール1は、図示のように、金属製のボス部2と、中央部に設けられたカバー3と、環状のリム部4と、3つのスポーク部5を備えている。また、ステアリングホイール1は、芯金10と、芯金10の一部に設けられた被覆部20と、芯金10の一部からなる露出部6を備えている。
FIG. 1 is a perspective view of a
As shown in the figure, the
ボス部2は、リム部4の内側に配置され、ステアリングシャフト(図示せず)に連結される。カバー3は、樹脂により椀状に形成され、ボス部2を覆うようにステアリングホイール1に取り付けられる。リム部4は、ステアリングホイール1の操作時に乗員に握られるグリップであり、ボス部2を囲む。スポーク部5は、ボス部2とリム部4の間に設けられて、ボス部2とリム部4に固定される。ボス部2とリム部4は、放射状に配置された3つのスポーク部5により連結される。
The
芯金10は、ステアリングホイール1の金属製の骨格部材であり、環状のリム芯金11と3つの板状のスポーク芯金12を有する。リム芯金11は、リム部4に設けられてボス部2を囲む。スポーク芯金12は、スポーク部5に設けられてボス部2とリム芯金11を連結する。芯金11は、金属(例えば、アルミニウム合金、マグネシウム合金)の鋳造により一体に形成され、或いは、リム芯金11とスポーク芯金12の接合により形成される。
The
被覆部20は、芯金10に被覆した被覆材からなり、環状のリム被覆部21と3つのスポーク被覆部22を有する。リム被覆部21は、リム芯金11に被覆したリム部4の被覆材からなる。スポーク被覆部22は、スポーク芯金12に被覆したスポーク部5の被覆材からなる。ここでは、被覆材は、成形可能な樹脂材であり、芯金10の表面の一部に被覆されつつ所定形状に成形される。リム被覆部21とスポーク被覆部22は、金型により一体に成形され、リム芯金11とスポーク芯金12を包み込む。
The covering
露出部6では、芯金10の一部を被覆材で被覆せずに、芯金10の一部が露出する。露出部6は、ステアリングホイール1の乗員からみえる部分に設けられ、ステアリングホイール1の表面に意匠として露出する。ここでは、3つのスポーク芯金12の一部を被覆材で被覆せずに、スポーク芯金12の一部を露出する。また、スポーク被覆部22がスポーク芯金12のリム芯金11側の部分に形成され、スポーク芯金12のボス部2側の部分が露出する。
In the exposed
図3は、ステアリングホイール1のスポーク部5を示す側面図であり、スポーク部5の一部を図1のW方向からみて模式的に示している。
スポーク部5の表面は、リム部4側のスポーク被覆部22とボス部2側の露出部6からなる。露出部6は、スポーク芯金12の一部からなり、スポーク被覆部22とカバー3の間に設けられる。
FIG. 3 is a side view showing the
The surface of the
次に、ステアリングホイール1の製造手順について説明する。
まず、芯金10を作製し、表面処理(塗装、メッキ等)を芯金10に施す。また、被覆材を被覆する前に前処理を芯金10に施し、金型を用いた射出成形により、被覆部20を芯金10に形成する。
図4は、本実施形態の被覆部20の形成手順を示す断面図であり、被覆部20と露出部6の境界付近を示している。また、図4Aは被覆材を被覆する前の芯金10を示す図、図4Bは被覆材を被覆する際の芯金10を示す図、図4Cは図4BのX部を拡大した図である。
Next, the manufacturing procedure of the
First, the
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the procedure for forming the covering
被覆材の被覆前に(図4A参照)、芯金10の保護部材30を、被覆部20と露出部6の境界に沿って芯金10に配置し、芯金10の表面に貼り付ける。保護部材30は、所定幅の薄い部材からなり、芯金10の被覆部20と露出部6の境界位置Kに配置される。境界位置Kは、芯金10の表面における被覆部20と露出部6の境界に対応する位置であり、保護部材30は、境界位置Kの芯金10の表面に貼り付けられる。その際、保護部材30が芯金10の境界位置Kを含む所定部分に配置され、芯金10の境界位置Kの周辺部が保護部材30により覆われて保護される。ここでは、保護部材30は、芯金10に貼り付けられて芯金10を保護する帯状の保護テープである。保護テープは、例えば、粘着テープからなり、被覆部20と露出部6の境界に沿って芯金10に貼り付けられる。また、この保護部材30は、境界位置Kを中心にして、芯金10の所定幅の部分に配置される。
Prior to covering with the covering material (see FIG. 4A), the
保護部材30を芯金10に貼り付けることで、芯金10の表面がシールされる。即ち、保護部材30は、芯金10の表面をシールするシール部材でもある。被覆材の被覆時には、保護部材30により、被覆材が保護部材30と芯金10の間に入り込むのが防止される。そのため、保護部材30が貼り付けられた部分では、被覆材は、芯金10に被覆されずに、保護部材30に被覆される。また、保護部材30が芯金10に貼り付けられた状態に維持される。
By sticking the
保護部材30の配置後(図4B、図4C参照)、射出成形機(図示せず)が備える一対の金型40、41を離して、芯金10を金型40、41の間に配置する。次に、金型40、41を組み合わせて芯金10に密着し、芯金10の露出部6を金型40、41の間に挟み込む。同時に、被覆材を充填する空間42を、金型40、41と芯金10の一部(被覆部20を形成する部分)の間に形成する。その際、金型40、41を露出部6から芯金10の境界位置Kまで配置し、保護部材30の露出部6側の部分を金型40、41と芯金10の間に挟み込む。
After the
保護部材30の被覆部20側の部分は、空間42内に配置される。その状態で、射出成形機により、軟化した被覆材を空間42に射出して空間42に充填し、被覆材を空間42内で成形する。これにより、露出部6を露出しつつ芯金10に被覆材を被覆し、被覆材を硬化させる。その後、金型40、41を離して、芯金10を金型40、41から取り出す。
A portion of the
図5は、被覆材を被覆した芯金10を示す断面図であり、後述する被覆部20に生じる不要部25の除去手順を示す図である。また、図5Aは被覆部20と露出部6の境界付近を示す図、図5Bは図5AのY部を拡大した図、図5Cは図5Bに対応する部分の図である。
被覆材の被覆により、被覆材からなる被覆部20が芯金10に形成される(図5A、図5B参照)。その際、被覆材をリム芯金11の全体に被覆して、リム被覆部21をリム芯金11の全体に形成する。同時に、被覆材をスポーク芯金12の一部に被覆して、スポーク被覆部22をスポーク芯金12の一部に形成する。スポーク部5には、スポーク被覆部22と露出部6が設けられる。
FIG. 5 is a cross-sectional view showing the cored
The covering
芯金10の境界位置Kでは、被覆材の被覆により、露出部6に隣接する被覆部20(スポーク被覆部22)の縁部23を、保護部材30の表面31に形成する。保護部材30は、芯金10の境界位置Kに沿って、境界位置Kの両側に配置されており、スポーク被覆部22の縁部23は、保護部材30の表面31内の位置に、保護部材30の長手方向(境界位置K)に沿って形成される。保護部材30のスポーク被覆部22側の部分は、スポーク被覆部22(縁部23)により覆われ、保護部材30の露出部6側の部分は、スポーク被覆部22外で露出部6を覆う。
At the boundary position K of the cored
また、被覆材の芯金10への被覆時に、被覆材が金型40、41と保護部材30の間に入り込むと、バリ24がスポーク被覆部22の縁部23に生じる。このように、スポーク被覆部22の縁部23には、被覆材からなる余分な部分(不要部25)が生じる。不要部25は、スポーク被覆部22に不要な部分であり、縁部23の余分部(バリ24、縁部23からはみ出した被覆材等)からなる。即ち、不要部25は、被覆材の被覆時に、余剰な被覆材により縁部23に形成される余剰部である。
Further, when the covering material enters between the
スポーク被覆部22の縁部23に不要部25が生じたときには、不要部25を、切断手段(カッター、ナイフ等)(図示せず)により切断して縁部23から切り取る。切断時には、切断手段により露出部6の表面6Aが傷付かないように、不要部25を、露出部6の表面6Aで切り取らずに、保護部材30の表面31で切り取る。その際、不要部25を、保護部材30に向かって切断し、保護部材30の上で縁部23(保護部材30の長手方向)に沿って切り取る。続いて、保護部材30を芯金10から剥がしながらスポーク被覆部22から抜き取り(図5C参照)、保護部材30と切り取られた不要部25を、芯金10及びスポーク被覆部22から除去する。これにより、露出部6の表面6Aの縁部が露出するとともに、スポーク被覆部22の縁部23が所定形状に形成される。
When the
その後(図1、図2参照)、ボス部2を芯金10に固定し、カバー3等を芯金10とボス部2に取り付ける。また、必要に応じて、エアバッグ装置がステアリングホイール1に搭載される。これにより、芯金10と、被覆部20と、露出部6を備えたステアリングホイール1の製造が完了する。
Thereafter (see FIGS. 1 and 2), the
以上説明したように、不要部25がスポーク被覆部22の縁部23に生じたときには、不要部25を保護部材30の表面31で切り取る。その際、保護部材30により芯金10(露出部6)を保護できるため、不要部25の切り取りに伴い露出部6が傷付くのを防止することができる。従って、ステアリングホイール1の外観を損なうことなく不要部25を除去でき、良好な外観を維持することができる。また、不要部25を保護部材30の表面31で容易に切り取ることができるため、切り取り作業の手間と時間を削減することができる。保護部材30(保護テープ)を芯金10に貼り付けることで、保護部材30を芯金10の所定位置に容易かつ確実に配置できる。
As described above, when the
なお、不要部25を保護部材30の表面31で切り取る際には、保護部材30により芯金10を保護できればよく、保護部材30に傷が付いてもよい。即ち、保護部材30は、不要部25の切り取り時に芯金10を保護できる部材であり、例えば、金属又は樹脂からなる。不要部25の切断手段は、保護部材30を切断することなく、不要部25のみを切断する。保護部材30が不要部25よりも硬いときには、不要部25の切り取り時に、保護部材30が切断され難くなる。そのため、保護部材30は不要部25よりも硬い部材であるのが望ましく、これにより、芯金10の露出部6を、より確実に保護できる。
When the
保護部材30は、芯金10の境界位置Kの全体に配置してもよく、境界位置Kの一部に配置してもよい。保護部材30を境界位置Kの一部に配置する場合には、保護部材30を、少なくとも芯金10の乗員側の部分に配置する。これにより、保護部材30を配置するための手間が削減されるため、ステアリングホイール1の外観を維持しつつ作業効率を向上することができる。保護部材30を芯金10の乗員側の部分のみに配置することで、作業効率を、より向上することができる。
The
保護部材30を芯金10の境界位置Kに配置する際には、保護部材30の全体を芯金10の表面に貼り付けてもよく、保護部材30の一部(例えば、一方又は両方の縁部)を芯金10の表面に貼り付けてもよい。ただし、保護部材30は、被覆材の被覆時に、境界位置Kに配置されていればよく、保護部材30を芯金10に貼り付けないようにしてもよい。この場合には、例えば、保護部材30を芯金10の表面に密着して、保持部材(保持用の粘着テープ、クリップ等)により、保護部材30を芯金10に保持する。保持部材は、金型40、41(図4参照)により覆われる位置に設けられて、保護部材30とともに、金型40、41と芯金10の間に配置される。芯金10を金型40、41から取り出した後、保持部材を芯金10から取り除く。これに対し、被覆材の被覆時に、保持部材を空間42内に位置させてもよい。この保持部材は、例えば、被覆材により被覆されて、被覆部20の一部となる。
When the
次に、他の実施形態のステアリングホイール1について説明する。
図6は、他の実施形態のステアリングホイール1の正面図であり、スポーク部5とリム部4の一部を示している。
このステアリングホイール1では、図示のように、露出部6の表面6Aがヘアライン加工面6Bになっている。ヘアライン加工は、並列する多数の微細な線(ヘアライン)を形成するための加工であり、露出部6の表面6Aに施されている。ヘアライン加工面6Bのヘアラインは、不要部25の切り取り方向Hに沿う方向の線からなり、表面6Aの全体に形成されている。
Next, a
FIG. 6 is a front view of the
In this
ステアリングホイール1の製造時には、被覆材の被覆前に、切り取り方向Hに沿う方向のヘアライン加工を露出部6の表面6Aに施す。これにより、万一、不要部25の切り取りに伴い、露出部6の表面6Aが僅かに傷付いたとしても、傷を目立たなくすることができる。その結果、ステアリングホイール1の外観が損なわれるのを防止できる。
At the time of manufacturing the
以上、露出部6をスポーク部5に設ける例を説明したが、露出部6は、ステアリングホイール1のスポーク部5以外の部分に設けるようにしてもよい。例えば、露出部6をリム部4に設ける場合には、被覆材をリム芯金11の一部に被覆して、リム被覆部21をリム芯金11の一部に形成する。また、リム芯金11の他の部分を被覆材で被覆せずに、リム芯金11が露出する露出部6をリム部4に設ける。不要部25が、露出部6に隣接するリム被覆部21の縁部23に生じたときには、不要部25を、上記と同様に、リム被覆部21から切り取り除去する。このように、被覆部20と芯金10の露出部6をステアリングホイール1に設けて、被覆部20の縁部23に生じる不要部25を被覆部20から除去する。
Although the example in which the exposed
1・・・ステアリングホイール、2・・・ボス部、3・・・カバー、4・・・リム部、5・・・スポーク部、6・・・露出部、6A・・・表面、6B・・・ヘアライン加工面、10・・・芯金、11・・・リム芯金、12・・・スポーク芯金、20・・・被覆部、21・・・リム被覆部、22・・・スポーク被覆部、23・・・縁部、24・・・バリ、25・・・不要部、30・・・保護部材、31・・・表面、40・・・金型、41・・・金型、42・・・空間、K・・・境界位置。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
芯金の被覆部と露出部の境界位置に保護部材を配置する工程と、
露出部を露出しつつ芯金に被覆材を被覆し、露出部に隣接する被覆部の縁部を保護部材の表面に形成する工程と、
被覆部の縁部に生じる不要部を保護部材の表面で切り取る工程と、
保護部材と切り取られた不要部を除去する工程と、
を有するステアリングホイールの製造方法。 A method of manufacturing a steering wheel comprising a cored bar, a coating part made of a coating material coated on the cored bar, and an exposed part where the cored bar is exposed without being coated with the coating material,
A step of disposing a protective member at a boundary position between the covering portion of the core metal and the exposed portion;
Covering the core metal with the covering material while exposing the exposed portion, and forming the edge of the covering portion adjacent to the exposed portion on the surface of the protective member;
A step of cutting off unnecessary portions generated at the edge of the covering portion on the surface of the protective member;
Removing the protective member and the unnecessary portion cut off;
A method of manufacturing a steering wheel having
保護部材が、被覆部の不要部よりも硬い部材からなるステアリングホイールの製造方法。 In the manufacturing method of the steering wheel according to claim 1,
A method for manufacturing a steering wheel, wherein the protective member is a member harder than an unnecessary portion of the covering portion.
保護部材を配置する工程が、保護部材を芯金の表面に貼り付ける工程を有するステアリングホイールの製造方法。 In the manufacturing method of the steering wheel according to claim 1 or 2,
A method for manufacturing a steering wheel, wherein the step of arranging the protective member includes a step of attaching the protective member to the surface of the core metal.
保護部材が、芯金に貼り付けられる保護テープであるステアリングホイールの製造方法。 In the manufacturing method of the steering wheel according to claim 3,
A method for manufacturing a steering wheel, wherein the protective member is a protective tape attached to a metal core.
不要部の切り取り方向に沿う方向のヘアライン加工を露出部の表面に施す工程を有するステアリングホイールの製造方法。 In the manufacturing method of the steering wheel according to any one of claims 1 to 4,
The manufacturing method of the steering wheel which has the process of giving the hairline process of the direction in alignment with the cutting direction of an unnecessary part to the surface of an exposed part.
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