JP5887804B2 - プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、糸巻き歪を補正するための操作を容易に行うことが可能なプロジェクター、および、プロジェクターの制御方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、投射される画像の四隅の角部と四つの辺とにそれぞれ対応する8つの識別画像を表示し、これらの識別画像から1つを選択する操作に応じて選択された識別画像を表示し、この識別画像に対する操作に基づいて糸巻き歪補正を行うので、糸巻き歪補正を行うための操作を容易に行うことができる。
本発明によれば、角部と辺に対してそれぞれ最適な方向マークを表示することにより適切に操作を案内することができ、糸巻き歪を補正するための操作をより容易にすることができる。
本発明によれば、糸巻き歪補正とともに、台形歪補正をするための操作を容易に行うことができる。
本発明によれば、糸巻き歪補正と台形歪補正とのそれぞれに最適な表示を行って、操作をより容易にすることができる。
本発明によれば、マークの表示状態によって、角部または辺を移動させる操作の限界を知らせることができるので、糸巻き歪を補正するための操作をより容易にすることができる。
本発明によれば、投射される画像の四隅の角部と四つの辺とにそれぞれ対応する8つの識別画像を表示し、これらの識別画像から1つを選択する操作に応じて選択された識別画像を表示し、この識別画像に対する操作に基づいて糸巻き歪補正を行うので、糸巻き歪補正を行うための操作を容易に行うことができる。
プロジェクターは、光源から射出された光を変調して、外部から入力される画像情報に基づく画像(以降、「入力画像」という。)を形成し、この画像をスクリーンや壁面等の表面(以降、「投射面」という。)に投射する光学機器である。
図1に示すように、プロジェクター1は、画像投射部10、制御部20、記憶部21、入力操作部22、画像情報入力部23、画像処理部24、OSD処理部25、画像補正部26等を備えている。
図2及び図3は、台形歪を説明するための説明図であり、図2(a)及び図3(a)は、プロジェクター1及び投射面Sを側方から見た側面図、図2(b)及び図3(b)、(d)は、投射面Sを示す正面図、図3(c)は、液晶ライトバルブ12の画素領域12aを示す図である。
図4は、糸巻き歪を説明するための説明図であり、(a)はプロジェクター及び投射面を斜め上方から見た斜視図、(b)、(d)、(f)、(h)は液晶ライトバルブの画素領域を示す図であり、(c)、(e)、(g)は投射面を示す正面図である。
図4(a)にはプロジェクター1を投射面Sの正面に設置した状態を示し、台形歪は生じていないが、投射面Sが曲面で構成されているために、投射画像Aoは上下の辺が凸の曲線となるような歪を生じている。画素領域12aの全域で入力画像Piを形成している場合には、投射面Sが平面であれば矩形で表示されるはずの入力画像Piは、糸巻き歪によって歪んで表示される。
図4(a)の例では投射面Sが縦方向すなわち垂直方向には歪がなく、左右方向すなわち水平方向において中央がプロジェクター1から離れる側に凸になった曲面(柱面)である。この場合、投射画像Aoは上下に曲線を有する樽型に歪む。
さらに、図4(a)に示す設置状態において、図3(a)に示したようにプロジェクター1が投射面Sに対して傾斜している場合には、図3(b)に示したような台形歪と図4(a)に示したような糸巻き歪との両方を生じる。この場合、投射画像Aoは、台形歪と糸巻き歪の両方により、例えば樽型の投射画像Aoの上方が広がった形状に歪む。このような場合には、画素領域12aに形成される画像形成領域12eの形状を、台形歪と糸巻き歪の一方を補正するよう変形させ、さらに他方を補正するよう変形させた形状とすることで、投射面Sに矩形の投射画像Aoを表示させることができる。
図4(e)には、投射面Sが、水平方向に歪がなく、垂直方向にゆがんだ柱面を構成し、プロジェクター1から離れた側に凸となっている例を示す。この例では投射面Sに投射された投射画像Aoが、左右の垂直方向の辺が曲線となるような歪を生じている。ここで、図4(f)に示すように、投射画像Aoとは反対向きに歪んだ形状の画像形成領域12eを画素領域12a内に設定すれば、糸巻き歪を相殺して、投射面Sに矩形状の入力画像Piを表示できる。
図4(g)には、投射面Sが、水平方向に歪がなく、垂直方向にゆがんだ柱面を構成し、図4(e)とは逆にプロジェクター1側に凸となっている例を示す。この例では投射面Sに投射された投射画像Aoが、左右の垂直方向の辺が曲線となるような歪を生じている。ここで、図4(h)に示すように、投射画像Aoとは反対向きに歪んだ形状の画像形成領域12eを画素領域12a内に設定すれば、糸巻き歪を相殺して、投射面Sに矩形状の入力画像Piを表示できる。
上記のように、入力操作部22には、糸巻き歪補正キーが備えられており、ユーザーは、この糸巻き歪補正キーを操作することにより、画像形成領域12eの形状を設定して、糸巻き歪を補正できる。
プロジェクター1が入力画像Piを投射している状態で、ユーザーにより台形歪補正キー又は糸巻き歪補正キーが操作されると、制御部20は、図4に示すフローに従って動作する。なお、入力操作部22において、糸巻き歪補正と台形歪補正とのいずれにも対応する歪補正キーを設け、この歪補正キーの操作に応じて、プロジェクター1が糸巻き歪補正と台形歪補正とを選択するためのメニュー画面を表示し、入力操作部22の操作によりメニュー画面上で糸巻き歪補正と台形歪補正のいずれかを選択する構成としてもよい。この場合、入力操作部22の操作キーは1つで済む上に、投射面S上の投射画像Aoの歪が台形歪なのか糸巻き歪なのかを判別しにくい場合や、台形歪と糸巻き歪とが混在した歪を生じている場合に、ユーザーは歪の種類を考えず直感的に歪補正キーを操作すればよく、操作性の向上を図ることができる。
台形歪補正が指示された場合、制御部20は、ステップST13に移行して、台形歪補正モードに移行し、台形歪補正処理を開始し、ステップST14で、OSD処理部25に指示をして、コーナー選択画像Ps(図7(a)参照)を入力画像Pi上に重畳表示させる。
コーナー選択画像Psには、タイトル部Taと、入力画像Piの四隅、即ち画像形成領域12eの四隅に対応する4つの識別画像Cと、ユーザーへのメッセージが表記されるメッセージ部Maと、操作可能な操作キーとその動作を案内するキー案内部Kaとを含んでいる。
拡大画像表示部Zには、上述した4つの識別画像C1〜C4のうち、コーナー選択画像Psで選択された1つの識別画像C(図6の例では識別画像C1)が拡大されて表示されており、選択されなかった3つの識別画像Cは表示されていない。また、拡大画像表示部Zには、上下左右の方向を指し示す三角状の方向マークDが付加されており、拡大されている識別画像Cに対応する角部を上下左右に移動(位置調整)可能であることを示している。さらに、メッセージ部Mbには、「調整を実施してください。」というメッセージが表記されており、角部の位置を調整するようにユーザーに促している。このコーナー調整画像Pzが表示されている状態では、ユーザーは、方向キーを操作することによって角部の位置を調整することができる。
ステップST16で、制御部20は、操作された方向キーの方向に配置されている他の識別画像Cを新たに選択してステップST14に戻る。これにより、コーナー選択画像Psには、新たに選択された識別画像Cが選択配色で表示され、それまで選択されていた識別画像Cが非選択配色で表示される。
また、ステップST17で、制御部20は、ユーザーにより決定キーが操作されたか否かを判断し、決定キーが操作されていない場合にはステップST18に移行し、決定キーが操作された場合にはステップST20に移行する。
ステップST19で、制御部20は、OSD処理部25に指示をしてコーナー選択画像Psの重畳表示を終了させて、本処理を終了する。
ステップST22で、制御部20は、画像補正部26に指示をして、選択された角部を、操作された方向キーの方向に移動させて、ステップST20に戻る。例えば、コーナー選択画像Psで識別画像C1が選択された場合、即ち左上の角部が選択された場合には、画像補正部26は、図8に示すように、画像形成領域12eの左上の角部を移動の対象として、操作された方向キーの方向に所定量だけ移動させる。そして、これ以降、画像補正部26は、角部が移動した後の新たな形状の画像形成領域12e内に入力画像Piが形成されるよう、画像情報を補正する。そして、ユーザーが、方向キーを繰り返し操作したり、長押ししたりすれば、ステップST21,ST22が繰り返し実行され、選択した角部を必要な量だけ移動させることができる。
なお、投射される入力画像Piの上下左右と、液晶ライトバルブ12の上下左右の関係は、必ずしも一致しないが、その場合には、投射される入力画像Piの角部が、操作された方向に移動するよう、画像形成領域12eの角部を移動させるものとする。
糸巻き歪補正が指示された場合、制御部20は、ステップST31で、OSD処理部25に指示をして、調整部選択画像Puを入力画像Pi上に重畳表示させる。
調整部選択画像Puには、タイトル部Tcと、入力画像Piの四隅、即ち画像形成領域12eの四隅に対応する4つの識別画像G1〜G4と、画像形成領域12eの四辺に対応する4つの識別画像G5〜G8と、ユーザーへのメッセージが表記されるメッセージ部Mcと、操作可能な操作キーとその動作を案内するキー案内部Kcとを含んでいる。
拡大画像表示部Vには、調整部選択画像Puで選択された1つの識別画像G(図10の例では識別画像G1)が拡大されて表示されており、選択されなかった3つの識別画像G(図10の例ではG2〜G4)は表示されていない。また、拡大画像表示部Vには、上下左右の方向を指し示す三角状の方向マークDが付加されており、拡大されている識別画像Gに対応する角部を上下左右に移動(位置調整)可能であることを示している。さらに、メッセージ部Mdには、「調整を実施してください。」というメッセージが表記されており、角部の位置を調整するようにユーザーに促している。このコーナー調整画像Pvが表示されている状態では、ユーザーは、方向キーを操作することによって角部の位置を調整することができる。
拡大画像表示部Vには、コーナー調整画像Pvと同様、上下左右の方向を指し示す三角状の方向マークDが付加されている。ただし、画像形成領域12eの辺は上下方向のみ調整可能であるため、辺調整画像Pwでは2つの方向を示す2つの方向マークDが付加される。上辺及び下辺に対応する識別画像G5、G8が選択された場合は、辺調整画像Pwには上下方向を示す2つの方向マークDが付加され、左辺及び右辺に対応する識別画像G6、G7が選択された場合は左右方向を示す2つの方向マークDが付加される。
これらの方向マークDにより、拡大されている識別画像Gに対応する辺を、上下あるいは左右に移動(位置調整)可能であることを示している。
例えば、図14(b)の状態で、左方向を示す方向キーが操作されると、画像形成領域12eの辺の中心が一段階左に移動され、この移動に伴って、この辺すなわち画像形成領域12eの輪郭を構成する曲線が、図14(a)に示すように変形される。図13(b)の状態で、右方向を示す方向キーが操作されると、画像形成領域12eの角部は一段階右に移動され、画像形成領域12eは図14(c)に示すように変形される。
ステップST33で、制御部20は、操作された方向キーの方向に配置されている他の識別画像Gを新たに選択してステップST31に戻る。これにより、調整部選択画像Puには、新たに選択された識別画像Gが選択配色で表示され、それまで選択されていた識別画像Gが非選択配色で表示される。
また、ステップST34で、制御部20は、ユーザーにより決定キーが操作されたか否かを判断し、決定キーが操作されていない場合にはステップST35に移行し、決定キーが操作された場合にはステップST37に移行する。
ステップST36で、制御部20は、OSD処理部25に指示をして調整部選択画像Puの重畳表示を終了させて、本処理を終了する。
ステップST39で、制御部20は、画像補正部26に指示をして、コーナー調整画像Pvまたは辺調整画像Pwで拡大表示されている角部または辺を、操作された方向キーの方向に移動させて、ステップST37に戻る。画像補正部26は、図12〜図14で説明したように、画像形成領域12eの角部または辺の中心を、操作された方向キーの方向に所定量だけ移動させる。そして、これ以降、画像補正部26は、角部または辺の中心が移動した後の新たな形状の画像形成領域12e内に入力画像Piが形成されるよう、画像情報を補正する。そして、ユーザーが、方向キーを繰り返し操作したり、長押ししたりすれば、ステップST38,ST39が繰り返し実行され、選択した角部または辺を必要な量だけ移動させることができる。
また、ステップST39の後にステップST37に戻ってコーナー調整画像Pvを改めて表示するようにしているのは、状況に応じて方向マークDの色を更新するためである。また、移動可能範囲の限界は、画素領域12aの外縁上のみならず、画素領域12aの内側の方向に限界を設けるようにしてもよい。
図15及び図16は、糸巻き歪の補正手順を説明するための説明図であり、図15(a)〜(g)は投射面Sを示す正面図であり、図16(a)、(b)は、液晶ライトバルブ12の画素領域12aを示す図である。
投射面Sに投射されている入力画像Piに糸巻き歪が生じている状態で、ユーザーが糸巻き歪補正キーを操作すると、制御部20は、図6に示すフローに従った動作を開始し、まず、図15(a)に示すように、入力画像Pi上に調整部選択画像Puを重畳表示させる(ステップST31)。
コーナー調整画像Pvが表示されると、ユーザーは、方向キーの操作によって画像形成領域12e(入力画像Pi)の角部を移動させることが可能であり、ユーザーは、選択した左上の角部を左上の方向に移動させるべく、左方向キーと上方向キーを適宜操作する(ステップST38)。図12に示したように、画像形成領域12eの左上の角部は、左方向キーが操作される度に左方向に所定量ずつ移動し、上方向キーが操作される度に上方向に所定量ずつ移動する(ステップST39)。そして、ユーザーは、投射面Sに投射される入力画像Pi(図15(c)参照)を見ながら、画像形成領域12eの左上の角部を必要な量だけ左上に移動させる(図15(d)参照)。これにより、液晶ライトバルブ12上に形成される画像形成領域12eは、図16(a)に示すように左上の角部が左上に移動するよう変形される。その後、ユーザーが決定キー又は取消キーを操作すると(ステップST40)、左上の角部の移動は完了し、調整部選択画像Puが表示される状態に戻る(ステップST31)。
辺調整画像Pwが表示されると、ユーザーは、投射面Sに投射される入力画像Pi(図15(f)参照)を見ながら、上方向キーを適宜操作して(ステップST38)、画像形成領域12eの上辺を必要な量だけ上に移動させる。これにより、液晶ライトバルブ12上に形成される画像形成領域12eは、図16(a)に示すように上辺が上に移動するよう変形される。そして、ユーザーが決定キー又は取消キーを操作すると(ステップST40)、上辺の移動は完了し、調整部選択画像Puが表示される状態に戻る(ステップST31)。その後、ユーザーが取消キーを操作すると(ステップST35)、調整部選択画像Puの重畳表示が終了し(ステップST36)、糸巻き歪が解消された状態で入力画像Piが表示される。
制御部20は、入力操作部22により選択された角部または辺上の所定の位置が移動可能範囲の限界に位置していて所定の方向へ移動できない状態では、当該方向に対応する方向マークDを目立たなくするので、方向マークDの表示状態によって、角部または辺を移動させる操作の限界を知らせることができるので、糸巻き歪を補正するための操作をより容易にすることができる。
また、上記実施形態において、コーナー調整画像Pvまたは辺調整画像Pwが表示されている状態で方向キーが操作された場合に、その操作に連動して、対応する方向マークDの色を一時的に変化させるようにしてもよい。これによれば、方向キーを操作するたびに方向マークDの色が変化するため、ユーザーは、方向キーの操作が正常に受け付けられていることを認識することができる。
上記実施形態では、光源11は、放電型の光源ランプ11aによって構成されているが、LED光源等の固体光源や、その他の光源を用いることもできる。
Claims (5)
- 糸巻き歪補正を行う糸巻き歪補正モードと、台形歪補正を行う台形歪補正モードとを選択可能に構成され、
光源と、
前記光源から射出された光を変調する光変調装置と、
前記光変調装置で変調された画像光を投射する投射光学系と、
前記糸巻き歪補正モードにおいて、前記画像光が示す画像の四隅の角部と、前記角部の間にある四つの辺とにそれぞれ対応する8つの識別画像を、前記投射光学系から画像光を投射することによって表示する識別画像表示部と、
前記糸巻き歪補正モードにおいて、前記識別画像表示部が表示する前記8つの識別画像の中から1つを選択する操作を受け付ける選択操作部と、
前記選択操作部で選択された識別画像を、他の識別画像と識別可能に強調表示する強調表示部と、
前記糸巻き歪補正モードにおいて、前記強調表示部が前記識別画像を表示している状態で、前記角部または前記辺上の所定位置を移動させるための操作を受け付ける移動操作部と、
前記糸巻き歪補正モードにおいて、前記移動操作部で受け付けた操作に基づいて、前記選択操作部で選択された前記識別画像に対応する前記角部または前記辺上の所定位置を移動させるとともに、この移動に伴う糸巻き歪補正を実行する画像補正部と、を備え、
前記台形歪補正モードにおいては、
前記識別画像表示部は、前記画像の四隅の角部にそれぞれ対応する4つの識別画像を表示し、
前記選択操作部は、前記識別画像表示部が表示する前記4つの識別画像の中から1つを選択する操作を受け付け、
前記移動操作部は、前記強調表示部が前記識別画像を表示している状態で、前記角部を移動させるための操作を受け付け、
前記画像補正部は、前記移動操作部で受け付けた操作に基づいて、前記選択操作部で選択された前記識別画像に対応する角部を移動させるとともに、この移動に伴う台形歪補正を実行すること、
を特徴とするプロジェクター。 - 前記強調表示部は、前記角部に対応する前記識別画像に対しては、前記移動操作部で移動可能な少なくとも2つの軸に対応する方向マークを、前記選択操作部で選択された前記識別画像に付加し、前記辺に対応する前記識別画像に対しては、前記移動操作部で移動可能な1つの軸に対応する方向マークを、前記選択操作部で選択された前記識別画像に付加することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
- 前記強調表示部は、前記糸巻き歪補正モードにおいては前記選択操作部で選択されなかった7つの前記他の識別画像を非表示にし、前記台形歪補正モードにおいては前記選択操作部で選択されなかった3つの前記他の識別画像を非表示にすることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクター。
- 前記強調表示部は、前記選択操作部により選択された前記角部または前記辺上の所定の位置が移動可能範囲の限界に位置していて所定の方向へ移動できない状態では、当該方向に対応する前記方向マークを目立たなくすることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプロジェクター。
- 糸巻き歪補正を行う糸巻き歪補正モードと、台形歪補正を行う台形歪補正モードとを選択可能に構成され、光源から射出された光を変調した画像光を投射するプロジェクターの制御方法であって、
前記糸巻き歪補正モードにおいては、
前記画像光が示す画像の四隅の角部と、前記角部の間にある四つの辺とにそれぞれ対応する8つの識別画像を、投射光学系から画像光を投射することによって表示し、
前記8つの識別画像の中から1つを選択する操作を受け付け、
選択された識別画像を、他の識別画像と識別可能に強調表示し、
前記識別画像を強調表示している状態で、前記角部または前記辺上の所定位置を移動させるための操作を受け付け、
受け付けた操作に基づいて、選択操作部で選択された前記識別画像に対応する前記角部または前記辺上の所定位置を移動させるとともに、この移動に伴う糸巻き歪補正を実行し、
前記台形歪補正モードにおいては、
前記画像の四隅の角部にそれぞれ対応する4つの識別画像を表示し、
前記4つの識別画像の中から1つを選択する操作を受け付け、
前記識別画像を強調表示している状態で、前記角部の所定位置を移動させるための操作を受け付け、
受け付けた操作に基づいて、選択操作部で選択された前記識別画像に対応する前記角部を移動させるとともに、この移動に伴う台形歪補正を実行すること、
を特徴とするプロジェクターの制御方法。
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