JP5882626B2 - インク、インクカートリッジ、及びインクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
HO−(CH2CH2O)n−H 式(1)
(式(1)中、nは1以上4以下である。)
以下、イエローの色相を有し、インクジェット用にも好適な、本発明のインクを構成する各成分について説明する。
本発明のインクは複数の顔料を含有し、該複数の顔料には、C.I.ピグメントイエロー74及びC.I.ピグメントイエロー128が含まれる。また、本発明の効果が得られる限り、これら以外の公知の顔料を併用することもできる。
本発明のインクには、界面活性剤としてHLB値が13.0以上のポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有させる。インク中のHLB値が13.0以上のポリオキシエチレンアルキルエーテルの含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.2質量%以上1.0質量%以下であることが好ましい。含有量が0.2質量%未満であると、C.I.ピグメントイエロー128の分散安定性を向上する作用が弱く、画像の光沢性が十分に得られない場合がある。また、含有量が1.0質量%を超えると、C.I.ピグメントイエロー128の分散安定性を十分に向上することはできるものの、インクの浸透性が高くなるため、普通紙に形成した画像の発色性が十分に得られない場合がある。
本発明のインクには、水溶性有機溶剤として、下記式(1)で表される化合物を含有させる。下記式(1)で表される化合物を上記特定の界面活性剤と併用することで、光沢紙に形成した画像の光沢性と普通紙に形成した画像の発色性とを高いレベルで満足することができる。
HO−(CH2CH2O)n−H 式(1)
(式(1)中、nは1以上4以下である。)
本発明のインクは複数の樹脂を含有し、該複数の樹脂には、水溶性アクリル樹脂及び水溶性ウレタン樹脂が含まれる。本発明において樹脂が水溶性であることとは、該樹脂を酸価と当量のアルカリで中和した場合に粒径を有さないものであることとする。このような条件を満たす樹脂を、本明細書においては水溶性の樹脂として記載する。なお、本明細書における(メタ)アクリルとは、アクリル及びメタクリルを示すものとする。
本発明のインクに使用する水溶性アクリル樹脂は、(メタ)アクリル酸に由来するユニットやアクリルエステルに由来するユニットなどのアクリル成分を少なくとも有すればよい。より具体的には、以下に挙げるような親水性ユニット及び疎水性ユニットを少なくとも構成ユニットとして有するものが好ましい。
本発明のインクに使用する水溶性ウレタン樹脂は、ポリイソシアネートとポリオールとを反応させて得られるものであり、さらに、鎖延長剤を反応させたものでもよい。また、ウレタン樹脂及びその他の樹脂を結合させたハイブリッド型の樹脂などであってもよい。インク中のウレタン樹脂の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上5.0質量%以下であることが好ましい。また、水溶性ウレタン樹脂の重量平均分子量は、5,000以上100,000以下、さらには5,000以上15,000以下であることが好ましい。水溶性ウレタン樹脂の酸価は、10mgKOH/g以上110mgKOH/g以下であることが好ましい。さらに、水溶性アクリル樹脂の酸価よりも、水溶性ウレタン樹脂の酸価が低いことが好ましい。
本発明のインクには、水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒である水性媒体を含有させることができる。水としては脱イオン水を用いることが好ましい。インク中の水の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、50.0質量%以上95.0質量%以下であることが好ましい。また、水溶性有機溶剤としては、アルコール類、グリコールエーテル類、含窒素化合物類などのインクジェット用のインクに使用可能なものをいずれも用いることができ、1種又は2種以上をインクに含有させることができる。インク中の水溶性有機溶剤の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、3.0質量%以上50.0質量%以下であることが好ましい。なお、この水溶性有機溶剤の含有量は、上述の式(1)で表される化合物や、必要に応じて使用する1,2−アルカンジオール及びグリコールエーテルの少なくとも一方を含む値である。
本発明のインクには、上記成分の他に、尿素やその誘導体、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンなどの常温で固体の水溶性有機化合物を含有させてもよい。インク中の常温で固体の水溶性有機化合物の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上20.0質量%以下、さらには3.0質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。また、必要に応じて、その他の界面活性剤、消泡剤、pH調整剤、防腐剤、防黴剤、防錆剤、酸化防止剤、還元防止剤などの種々の添加剤を含有してもよい。
上記で説明した本発明のインクは常法にしたがって調製することができるが、例えば、以下のような方法により調製することが特に好ましい。先ず、水溶性アクリル樹脂を含む水溶液と顔料との混合物について分散処理を行い、水溶性アクリル樹脂により分散されてなる顔料を含む顔料分散液を得る。次に、得られた顔料分散液と、水溶性ウレタン樹脂などのその他の成分を混合し、インクを調製する。本発明では2種類の顔料を用いるが、各顔料を混合してから顔料分散液を調製し、その他の成分を混合してインクを調製してもよく、又は、各顔料を別々に分散処理し、インクの調製の際に各顔料分散液とその他の成分を混合してもよい。いずれにしても、予め水溶性アクリル樹脂によって各顔料を分散し、その後水溶性ウレタン樹脂と混合することで、各顔料が水溶性アクリル樹脂によって分散されてなるインクを容易に得ることができる。このような方法によれば、画像の光沢性を向上するためにインクに添加する水溶性ウレタン樹脂の作用を効率よく発揮させることができるため、本発明においては特に好適である。
本発明のインクカートリッジは、インクを収容するインク収容部を備えてなり、前記インク収容部に、上記で説明した本発明のインクが収容されてなるものである。インクカートリッジの構造としては、インク収容部が、液体のインクを収容するインク収容室、及び負圧によりその内部にインクを保持する負圧発生部材を収容する負圧発生部材収容室で構成されるものが挙げられる。または、液体のインクを収容するインク収容室を持たず、収容量の全量を負圧発生部材により保持する構成のインク収容部であるインクカートリッジであってもよい。さらには、インク収容部と記録ヘッドとを有するように構成された形態のインクカートリッジとしてもよい。
本発明のインクジェット記録方法は、インクジェット方式の記録ヘッドにより上記で説明した本発明のインクを吐出して、記録媒体に画像を記録する方法である。インクを吐出する方式としては、インクに力学的エネルギーを付与する方式やインクに熱エネルギーを付与する方式が挙げられ、本発明においては、熱エネルギーを利用するインクジェット記録方法を採用することが特に好ましい。本発明のインクを用いること以外、インクジェット記録方法の工程は公知のものとすればよい。なお、本発明においては、記録媒体としては、普通紙やコート層を有する記録媒体(光沢紙)などの、インク吸収能を有する紙などを用いることが好ましい。
顔料(C.I.ピグメントイエロー74)10.0部、樹脂分散剤の水溶液20.0部、イオン交換水70.0部を混合し、バッチ式縦型サンドミルで3時間分散した。樹脂分散剤の水溶液としては、酸価170mgKOH/g、重量平均分子量8,000のスチレン−アクリル酸共重合体(水溶性アクリル樹脂)を水酸化ナトリウム水溶液で中和したものを含む、樹脂固形分の含有量が10.0%の水溶液を用いた。その後、遠心分離を行い、粗大粒子を除去し、ポアサイズが3.0μmであるセルロースアセテートフィルター(アドバンテック製)にて加圧ろ過を行い、顔料の含有量が10.0%、樹脂の含有量が2.0%である顔料分散液A1を得た。また、顔料の種類をC.I.ピグメントイエロー128に代えた以外は同様にして、顔料の含有量が10.0%、樹脂の含有量が2.0%である顔料分散液B1を得た。
(ウレタン樹脂A)
数平均分子量2,000のポリテトラメチレングリコール50.3部をメチルエチルケトン中に添加し、十分に撹拌して溶解した。次いで、これに、イソホロンジイソシアネート33.5部、ジメチロールプロピオン酸14.3部を加え、75℃で1時間反応させ、プレポリマーを含む溶液を得た。得られた溶液を60℃に冷却して、水酸化カリウム水溶液を加えることでプレポリマーのカルボキシ基を中和した。次いで、溶液を40℃まで冷却した後、イオン交換水を加え、ホモミキサーで溶液を高速撹拌することで乳化を行った。その後、ネオペンチルグリコール(鎖延長剤)1.9部を加え、プレポリマーの鎖延長反応を30℃で12時間かけて行った。FT−IRによりイソシアネート基の存在が確認されなくなったところで、加熱減圧下で溶液からメチルエチルケトンを留去した。このようにして、樹脂(固形分)が20.0%である水溶性のウレタン樹脂A(酸価60mgKOH/g、重量平均分子量10,000)を得た。
数平均分子量2,000のポリテトラメチレングリコール50.7部をメチルエチルケトン中に添加し、十分に撹拌して溶解した。次いで、これに、イソホロンジイソシアネート33.8部、ジメチロールプロピオン酸14.3部を加え、75℃で1時間反応させ、プレポリマーを含む溶液を得た。得られた溶液を60℃に冷却して、水酸化カリウム水溶液を加えることでプレポリマーのカルボキシ基を中和した。次いで、溶液を40℃まで冷却した後、イオン交換水を加え、ホモミキサーで溶液を高速撹拌することで乳化を行った。その後、エチレンジアミン(鎖延長剤)1.2部を加え、プレポリマーの鎖延長反応を30℃で12時間かけて行った。FT−IRによりイソシアネート基の存在が確認されなくなったところで、加熱減圧下で溶液からメチルエチルケトンを留去した。このようにして、樹脂(固形分)が20.0%である水溶性のウレタン樹脂B(酸価60mgKOH/g、重量平均分子量15,000)を得た。
インクの調製に用いた、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(界面活性剤)の構造、HLB値、アルキル基(疎水基)の炭素数及びエチレンオキサイド基(親水基)の付加モル数を表1に示す。表1中、NIKKOL BC−7、BO−15V、BC−20、BO−50は日光ケミカルズ製、EMALEX 512、712、112は日本エマルジョン製のものである。
下記表2〜4の上段に示す各成分(単位:%)を混合し、十分撹拌した後、ポアサイズが0.8μmであるセルロースアセテートフィルター(アドバンテック製)にて加圧ろ過を行って各インクを調製した。なお、インクの調製に用いた、ポリエチレングリコールの数平均分子量は600であり、アセチレノールE100はアセチレングリコールのエチレンオキサイド(10)付加物(川研ファインケミカル製)である。表2〜4の下段に示した、含有量A[%]はインク中の式(1)で表される化合物の含有量、含有量B[%]はHLB値が13.0以上のポリオキシエチレンアルキルエーテルの含有量、A/Bの値[倍]はこれらの質量比率である。
上記で得られた各インクを充填したインクカートリッジを、熱エネルギーによりインクを吐出する記録ヘッドを搭載したインクジェット記録装置(PIXUS Pro 9500;キヤノン製)にセットした。そして、光沢紙(キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド GL−101;キヤノン製)、及び、普通紙(PB PAPER GF−500;キヤノン製)に、記録デューティが50%と100%の2種のベタ画像を含むパターンをそれぞれ記録した。なお、上記のインクジェット記録装置では、解像度が600dpi×600dpiで、1/600インチ×1/600インチの単位領域に3.5ngのインク滴を8滴付与する条件で記録した画像を記録デューティが100%であると定義するものである。
普通紙を用いて作製した記録物を24時間自然乾燥させた後、記録デューティが100%であるベタ画像について、分光感度特性;ISOステータスAにより規定されるイエロー成分の光学濃度を測定し、発色性の評価を行った。なお、測定には、分光光度計(Spectrolino;Gretag Macbeth製)を用いた。発色性の評価基準は以下の通りである。
A:光学濃度が1.2以上であった
B:光学濃度が1.0以上1.2未満であった
C:光学濃度が1.0未満であった。
光沢紙を用いて作製した記録物を24時間自然乾燥させた後、該記録物をキセノンウエザオーメーターCi4000(アトラス製)に入れ、キセノン光を、照射強度0.39W/m2、ブラックパネル温度63℃、相対湿度70%の条件で300時間照射した。照射前後の記録物における記録デューティが50%であるベタ画像について、分光光度計(Spectrolino;Gretag Macbeth製)を用いて、CIELab表色系におけるL*、a*、b*の値を測定した。そして、E={(L*)2+(a*)2+(b*)2}1/2の値を求め、照射前後のEの値から算出したΔEの値により、耐光性の評価を行った。耐光性の評価基準は以下の通りである。
A:ΔEが5以下であった
B:ΔEが5を超えて15以下であった
C:ΔEが15を超えていた。
光沢紙を用いて作製した記録物を24時間自然乾燥させた後、記録デューティが100%であるベタ画像について以下の評価を行った。観察光源として10cm間隔で配置した2本の蛍光灯を用い、照明角度45度、観察角度45度、2m離れた距離から画像に対して蛍光灯を投影し、画像に投影された蛍光灯の形状を目視で確認することにより光沢性の評価を行った。光沢性の評価基準は以下の通りである。
A:2本の蛍光灯が画像にはっきり投影されていた
B:投影された2本の蛍光灯のエッジが若干ぼやけていた
C:投影された2本の蛍光灯の境目がわからなかった。
Claims (18)
- 複数の顔料、複数の樹脂、界面活性剤、水溶性有機溶剤、及び水を含有するインクジェット用のインクであって、
前記界面活性剤が、グリフィン法によるHLB値が13.0以上のポリオキシエチレンアルキルエーテルであり、
前記複数の顔料に、C.I.ピグメントイエロー74、及び、C.I.ピグメントイエロー128が含まれ、
前記複数の樹脂に、(メタ)アクリル酸に由来するユニットを有するアクリル樹脂、及び、ポリエーテルポリオールに由来するユニットを有するウレタン樹脂が含まれ、
前記水溶性有機溶剤が、下記式(1)で表される化合物、並びに、1,2−アルカンジオール及びグリコールエーテルの少なくとも一方を含むことを特徴とするインク。
HO−(CH2CH2O)n−H 式(1)
(式(1)中、nは1以上4以下である。) - 前記インク中の、前記式(1)で表される化合物の含有量(質量%)が、前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルの含有量(質量%)に対して、質量比率で、10.0倍以上20.0倍以下である請求項1に記載のインク。
- 前記インク中の前記式(1)で表される化合物の含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、1.0質量%以上20.0質量%以下である請求項1又は2に記載のインク。
- 前記インク中の前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルの含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、0.2質量%以上1.0質量%以下である請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインク。
- 前記インク中の、前記C.I.ピグメントイエロー74の含有量(質量%)が、前記C.I.ピグメントイエロー128の含有量(質量%)に対して、質量比率で、0.5倍以上2.0倍以下である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインク。
- 前記インク中の前記C.I.ピグメントイエロー74の含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、0.1質量%以上10.0質量%以下である請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインク。
- 前記インク中の前記C.I.ピグメントイエロー128の含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、0.1質量%以上10.0質量%以下である請求項1乃至6のいずれか1項に記載のインク。
- 前記インク中の、前記(メタ)アクリル酸に由来するユニットを有するアクリル樹脂の含有量(質量%)が、前記ポリエーテルポリオールに由来するユニットを有するウレタン樹脂の含有量(質量%)に対して、質量比率で、0.1倍以上2.0倍以下である請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインク。
- 前記式(1)で表される化合物が、トリエチレングリコールである請求項1乃至8のいずれか1項に記載のインク。
- 前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルのグリフィン法によるHLB値が、15.0以上である請求項1乃至9のいずれか1項に記載のインク。
- 前記(メタ)アクリル酸に由来するユニットを有するアクリル樹脂の酸価が、50mgKOH/g以上300mgKOH/g以下である請求項1乃至10のいずれか1項に記載のインク。
- 前記ポリエーテルポリオールに由来するユニットを有するウレタン樹脂の酸価が、10mgKOH/g以上110mgKOH/g以下である請求項1乃至11のいずれか1項に記載のインク。
- 前記(メタ)アクリル酸に由来するユニットを有するアクリル樹脂の酸価よりも、前記ポリエーテルポリオールに由来するユニットを有するウレタン樹脂の酸価が低い請求項1乃至12のいずれか1項に記載のインク。
- 前記(メタ)アクリル酸に由来するユニットを有するアクリル樹脂が、スチレン、α−メチルスチレン、及びベンジル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれる少なくとも1種の単量体に由来するユニットを有する請求項1乃至13のいずれか1項に記載のインク。
- 前記ポリエーテルポリオールに由来するユニットを有するウレタン樹脂が、ジメチロールプロピオン酸及びジメチロールブタン酸の少なくとも一方に由来するユニットを有する請求項1乃至14のいずれか1項に記載のインク。
- 前記ポリエーテルポリオールに由来するユニットを有するウレタン樹脂の鎖延長剤が、ネオペンチルグリコールである請求項1乃至15のいずれか1項に記載のインク。
- インクを収容するインク収容部を有するインクカートリッジであって、前記インク収容部に収容されたインクが、請求項1乃至16のいずれか1項に記載のインクであることを特徴とするインクカートリッジ。
- インクをインクジェット方式で吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法であって、前記インクが、請求項1乃至16のいずれか1項に記載のインクであることを特徴とするインクジェット記録方法。
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