JP5877361B2 - スクロール圧縮機を備えた超低温冷凍装置 - Google Patents
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Description
前記吐出される冷媒ガスが、凝縮器、液冷媒を溜めるレシーバタンクを経て膨張弁にて減圧膨張された液冷媒を蒸発器で蒸発した後、再び前記吸入管から前記スクロール圧縮要素へ帰還する冷媒循環回路を形成し、
前記圧縮機のスクロール圧縮要素から吐出する冷媒ガスが前記密閉容器外の前記凝縮器に送り出される冷媒循環回路上にオイルセパレータが設置され、
前記オイルセパレータに貯油したオイルを前記密閉容器内に返油するオイルリターン回路を備え、
前記レシーバタンクに溜まった液冷媒の一部または前記レシーバタンクを出た冷媒を過冷却器で過冷却した液冷媒の一部を、前記スクロール圧縮要素の低圧部または中間圧部の圧縮室へ供給するリキッドインジェクション回路を備え、
前記オイルセパレータで冷媒から分離されたオイルを前記スクロール圧縮要素の低圧部または中間圧部の圧縮室へ供給するオイルインジェクション回路を備え、
−40℃以下の超低温に冷却する超低温冷凍装置において、
前記オイルセパレータは、
上下方向に長い容器と、
この容器内の上部側に設置される冷媒とオイルの分離用フィルタと、
前記密閉容器から吐出する冷媒が前記フィルタへ流入する流入管及び前記フィルタで分離されたオイルが前記凝縮器へ流出する流出管を前記容器の上部に有し、
前記フィルタで分離され滴下されて前記容器内の底部に貯留するオイルの液量に応じて昇降するフロートと、
このフロートが予め設定された所要レベルを越えて上昇すると作動するフロート式弁と、
前記容器内の底部に貯留するオイルの液面が所要レベルを越えるところで前記フロート式弁が開き前記容器内の底部に貯留するオイルを圧力差にて吸引し前記容器の上部から前記オイルリターン回路へ供給するオイル管と、を備え、
更に、前記オイルインジェクション回路の先端部が前記容器内の最下部に接続される構成であり、
前記低圧室の内部圧力を検知する低圧圧力センサを設け、制御部によって、前記低圧圧力センサからの出力信号に基づき冷媒の圧力とエンタルピーとの相関性を示す線図によって算出される前記低圧室の温度が設定値を下回っているとき、前記オイルインジェクション回路に設けた電磁弁を開き、前記低圧室の内部温度が設定温度に達するまでオイルを前記スクロール圧縮要素の低圧部または中間圧部の圧縮室へ供給する
ことを特徴とする。
また、オイルリターン回路を備えることにより、冷媒回路の蒸発器として作用する熱交換器などへオイルが送り込まれることによる各種の不都合を回避できるという利点がある。
本発明の請求項3に係る超低温冷凍装置によれば、圧縮機の密閉容器内の低圧室の温度が所定値以下に降下すると、第2電磁弁が開いてオイルが補給されるので、温度低下が原因でスクロールの圧縮室内に生じるオイル不足を解消させることができるという利点がある。
更に、油量が所定値を上回ると自動的に密閉容器内へ回収させることができるので、簡易かつ低コストでオイルの供給自動化を実現できるという利点がある。
図1は、本実施形態に係る超低温冷凍装置に用いる冷媒循環回路を構成する冷媒回路1を示すものであり、この冷媒回路1は、スラッジ等の異物を除去するためのストレーナ2と、液冷媒(液状の冷媒、以下同じ。)を貯留しガス化させるアキュムレータ3と、極低温・低圧のガス冷媒(ガス状の冷媒、以下同じ。)を吸入し圧縮するスクロール型の超低温圧縮機(以下、「圧縮機」とよぶ)100と、この圧縮機100から吐出された高温・高圧の冷媒に含まれる潤滑油であるオイルを分離・貯留し後述するオイルリターン回路23を介して圧縮機100に戻すオイルセパレータ5と、凝縮器として作用する熱交換器6と、この熱交換器6から流出した液冷媒を貯留するレシーバタンク7と、熱交換器6と一体的に設置された過冷却器8と、冷媒に含まれる水分を除去するフィルタードライヤ9と、及び水分検出用のモイスチャーインジケータ10と、が順次配管接続されている。
図2において、スクロール圧縮機100は内部低圧型のものであって、鋼板からなる縦型円筒状の密閉容器101を備えている。この密閉容器101は、縦長円筒状を呈する容器本体101Aと、この容器本体101Aの両端(上下両端)にそれぞれ溶接固定された略椀状を呈するエンドキャップ101B(図中上方)及びボトムキャップ101C(図中下方)とから構成されている。以下、密閉容器101のエンドキャップ101B側を上、ボトムキャップ101C側を下で説明を行う。
初めに、圧縮機100内のスクロール圧縮要素102の作用、特に圧縮ガスの冷却作用について説明する。なお、ここでは、詳細は後述するが、吐出される冷媒温度が所定の温度を上回ったことを、温度検知部60を介して制御部24で検出すると、以下のような工程を経て、制御部24の制御により、レシーバタンク7内の液冷媒が、リキッドインジェクション回路21を介してスクロール圧縮要素102の中間圧部に戻され、蒸発して圧縮ガスの冷却が行われる。
まず、本実施形態には、リキッドインジェクション回路21を備えており、スクロール型超低温圧縮機100においては、温度検知部60が所定の設定温度以上に上昇したことを検知することにより、制御部24が動作制御する。
例えば、オイルインジェクション回路22に関する温度検出は、本実施形態では、制御部24により、低圧圧力センサ25の圧力検知に基づき圧縮機100の密閉容器101内の低圧室112の内部圧力から温度が演算される構成であるが、特にこれに限定されない。
1A 流入管
1B 流出管
11、12 ユニット間配管
13 減圧装置(膨張弁)
14 熱交換器(蒸発器)
2 ストレーナ
21 リキッドインジェクション回路
21A 第1電磁弁
22 オイルインジェクション回路
22B 第2電磁弁(電磁弁)
23 オイルリターン回路
24 制御部
25 低圧圧力センサ
3 アキュムレータ
5 オイルセパレータ
5A 容器
5B フロート式弁
5C フロート
5D オイル管
6 熱交換器(凝縮器)
60 温度検知部
7 レシーバタンク
8 過冷却器
100 圧縮機(スクロール型超低温圧縮機)
101 密閉容器
112 低圧室
113 吐出孔(吐出ポート)
114 固定スクロール
145 冷媒吸入管
P パイプ
Claims (1)
- 電動要素と前記電動要素によって駆動されるスクロール圧縮要素とが密閉容器内に収容され、前記密閉容器内の前記スクロール圧縮要素の下方空間を低圧室とし、前記密閉容器内の前記スクロール圧縮要素の上方空間を前記スクロール圧縮要素にて圧縮された冷媒ガスの吐出圧力空間とし、前記スクロール圧縮要素に連通した吸入管から吸い込んだ冷媒ガスを前記スクロール圧縮要素にて圧縮しつつ吐出ポートから前記吐出圧力空間に吐出し、この吐出される冷媒ガスを前記密閉容器外に吐出するスクロール圧縮機を備え、
前記吐出される冷媒ガスが、凝縮器、液冷媒を溜めるレシーバタンクを経て膨張弁にて減圧膨張された液冷媒を蒸発器で蒸発した後、再び前記吸入管から前記スクロール圧縮要素へ帰還する冷媒循環回路を形成し、
前記圧縮機のスクロール圧縮要素から吐出する冷媒ガスが前記密閉容器外の前記凝縮器に送り出される冷媒循環回路上にオイルセパレータが設置され、
前記オイルセパレータに貯油したオイルを前記密閉容器内に返油するオイルリターン回路を備え、
前記レシーバタンクに溜まった液冷媒の一部または前記レシーバタンクを出た冷媒を過冷却器で過冷却した液冷媒の一部を、前記スクロール圧縮要素の低圧部または中間圧部の圧縮室へ供給するリキッドインジェクション回路を備え、
前記オイルセパレータで冷媒から分離されたオイルを前記スクロール圧縮要素の低圧部または中間圧部の圧縮室へ供給するオイルインジェクション回路を備え、
−40℃以下の超低温に冷却する超低温冷凍装置において、
前記オイルセパレータは、
上下方向に長い容器と、
この容器内の上部側に設置される冷媒とオイルの分離用フィルタと、
前記密閉容器から吐出する冷媒が前記フィルタへ流入する流入管及び前記フィルタで分離されたオイルが前記凝縮器へ流出する流出管を前記容器の上部に有し、
前記フィルタで分離され滴下されて前記容器内の底部に貯留するオイルの液量に応じて昇降するフロートと、
このフロートが予め設定された所要レベルを越えて上昇すると作動するフロート式弁と、
前記容器内の底部に貯留するオイルの液面が所要レベルを越えるところで前記フロート式弁が開き前記容器内の底部に貯留するオイルを圧力差にて吸引し前記容器の上部から前記オイルリターン回路へ供給するオイル管と、を備え、
更に、前記オイルインジェクション回路の先端部が前記容器内の最下部に接続される構成であり、
前記低圧室の内部圧力を検知する低圧圧力センサを設け、制御部によって、前記低圧圧力センサからの出力信号に基づき冷媒の圧力とエンタルピーとの相関性を示す線図によって算出される前記低圧室の温度が設定値を下回っているとき、前記オイルインジェクション回路に設けた電磁弁を開き、前記低圧室の内部温度が設定温度に達するまでオイルを前記スクロール圧縮要素の低圧部または中間圧部の圧縮室へ供給する
ことを特徴とする超低温冷凍装置。
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