JP5866849B2 - 液体吐出装置、及び、画像形成方法 - Google Patents
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Description
また、上述したプリンターでは、各ノズル列を半分ずつ使用することによって、1回のドット形成動作において、補助画像のドットの形成と、主画像のドットの形成を同時に行っている。この場合、補助画像と主画像のそれぞれの画像に適した印刷を行えなくなる。このため印刷品質や印刷速度の最適化が困難であった。
そこで、本発明は、印刷品質と印刷速度の最適化を図ることを目的とする。
主画像を形成するための第1液体を吐出するノズルが媒体の搬送方向に複数並ぶ第1ノズル列と、前記主画像を補助する補助画像を形成するための第2液体を吐出するノズルが前記搬送方向に複数並ぶ第2ノズル列であって、前記搬送方向と交差する移動方向に前記第1ノズル列と並ぶように設けられた第2ノズル列と、前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列を前記移動方向に移動させつつ各ノズルから液体を吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、媒体を前記搬送方向に搬送する搬送動作とを行うことにより媒体に画像を形成する制御部と、を備えた液体吐出装置であって、媒体に前記補助画像を形成した後、前記補助画像上に前記主画像を形成する表刷りモードと、媒体に前記主画像を形成した後、前記主画像上に前記補助画像を形成する裏刷りモードと、を有し、前記制御部は、前記表刷りモードでは、各ドット形成動作を行う際に、前記第1液体を吐出する前記第1ノズル列のノズルが、前記第2液体を吐出する前記第2ノズル列のノズルよりも前記搬送方向の下流側となるように、前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列をそれぞれ部分的に使用し、前記裏刷りモードでは、各ドット形成動作を行う際に、前記第1ノズル列又は前記第2ノズル列の全ノズルを使用し、前記裏刷りモードにおける1回の前記搬送動作の搬送量を、前記表刷りモードにおける1回の前記搬送動作の搬送量よりも多くする、ことを特徴とする液体吐出装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
主画像を形成するための第1液体を吐出するノズルが媒体の搬送方向に複数並ぶ第1ノズル列と、前記主画像を補助する補助画像を形成するための第2液体を吐出するノズルが前記搬送方向に複数並ぶ第2ノズル列であって、前記搬送方向と交差する移動方向に前記第1ノズル列と並ぶように設けられた第2ノズル列と、前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列を前記移動方向に移動させつつ各ノズルから液体を吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、媒体を前記搬送方向に搬送する搬送動作とを行うことにより媒体に画像を形成する制御部と、を備えた液体吐出装置であって、媒体に前記補助画像を形成した後、前記補助画像上に前記主画像を形成する表刷りモードと、媒体に前記主画像を形成した後、前記主画像上に前記補助画像を形成する裏刷りモードと、を有し、前記制御部は、前記表刷りモードでは、各ドット形成動作を行う際に、前記第1液体を吐出する前記第1ノズル列のノズルが、前記第2液体を吐出する前記第2ノズル列のノズルよりも前記搬送方向の下流側となるように、前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列をそれぞれ部分的に使用し、前記裏刷りモードでは、各ドット形成動作を行う際に、前記第1ノズル列又は前記第2ノズル列の全ノズルを使用することを特徴とする液体吐出装置が明らかとなる。
このような液体吐出装置によれは、裏刷りモードの際に、主画像と補助画像のそれぞれの画像に適した印刷解像度やドットサイズで印刷を行うことができるとともに、印刷速度の向上を図ることができる。また、表刷りモードでは各ノズル列を部分的に使用することで、裏刷りモードよりも高画質の印刷を行うことができる。よって印刷品質と印刷速度の最適化を図ることができる。
このような液体吐出装置によれば、裏刷りモードでの印刷速度を速くすることができる。
このような液体吐出装置によれば、表刷りモードでの画質の向上を図ることができる。
このような液体吐出装置によれば、補助画像を主画像よりも厚く形成することが可能であり、補助画像を厚くすることで主画像を見やすくできる。
を有することが望ましい。
このような液体吐出装置によれば、第1液体及び第2液体によるドット形成後、直ちにドットを硬化させることができる。
このような液体吐出装置によれば、ドット形成動作の回数を減らすことができ、印刷速度を速くすることができる。
各ドット形成動作の際に、前記第1液体を吐出する前記第1ノズル列のノズルが、前記第2液体を吐出する前記第2ノズル列のノズルよりも前記搬送方向の下流側となるように、前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列をそれぞれ部分的に使用して、媒体に前記補助画像を形成した後、前記補助画像上に前記主画像を形成する表刷りモードと、
或るドット形成動作の際に、前記第1ノズル列の全ノズルを使用して媒体に前記主画像を形成し、前記或るドット形成動作よりも後のドット形成動作の際に、前記第2ノズル列の全ノズルを使用して、前記或るドット形成動作で形成された前記主画像上に前記補助画像を形成する裏刷りモードと、を有することを特徴とする画像形成方法が明らかとなる。
<プリンターの構成について>
以下、図1、図2、図3A、及び図3Bを参照しながら本実施形態のプリンター1について説明する。図1は、プリンター1の構成を示すブロック図である。図2は、プリンター1のヘッド周辺の概略図である。図3A及び図3Bは、プリンター1の横断面図である。図3Aは図2のA−A断面に相当し、図3Bは図2のB−B断面に相当する。
なお、ヘッド31の構成については、後述する。
図4は、ヘッド31の構成の一例の説明図である。なお、図4はヘッド31を下から(すなわちプラテン14側から)見た図である。図4に示すように、ヘッド31の下面には、シアンインクノズル列Cと、マゼンダインクノズル列Mと、イエローインクノズル列Yと、ブラックインクノズル列Kと、ホワイトインクノズル列Wが形成されている。各ノズル列は、各色のUVインクを吐出するための吐出口であるノズルを複数個(本実施形態では180個)備えている。また、図に示すように各ノズル列は、それぞれ移動方向に並ぶように設けられている。以下の説明において、シアンインクのことをCインク、マゼンダインクのことをMインク、イエローインクのことをYインク、ブラックインクのことをKインク、ホワイト(白)インクのことをWインクともいう。さらに、Cインク、Mインク、Yインク、Kインクのことをまとめてカラーインク(第1液体に相当する)ともいい、これらのカラーインクを吐出する各ノズル列をカラーインクノズル列(第1ノズル列に相当する)ともいう。また、これらのカラーインクによって形成される画像のことをカラー画像(主画像に相当する)ともいう。
本実施形態のプリンター1は、印刷面側から画像を見る印刷物を印刷するモード(表刷りモード)と、透明な媒体を用いて媒体側(印刷面の裏側)から画像を見る印刷物を印刷するモード(裏刷りモード)の2種の印刷モードを行う。
図5は、表刷りモードで形成される画像と裏刷りモードで形成される画像の説明図である。
表刷りモードでは、媒体上にまずWインクによる背景画像が形成される。そして、その背景画像上に重なるようにして、カラーインクによるカラー画像が形成される。これにより、印刷面側から画像を見る印刷物が形成される。
一方、裏刷りモードでは、まず、媒体上にカラーインクよるカラー画像が形成される。そして、そのカラー画像上に重なるようにしてWインクによる背景画像が形成される。これにより媒体側から画像を見る印刷物が形成される。
表刷りモードで形成された印刷物と裏刷りモードで形成された印刷物を比べると、裏刷りモードで形成された印刷物では、表刷りモードで形成された印刷物よりも画質の劣化(例えばバンディングや粒状性など)が目立ちにくい。これは、例えば、裏刷りモードで形成された印刷物では、画像を見る側の表面(すなわち媒体表面)が平坦なので、画像を見るときの光の散乱が、表刷りモードで形成された画像を見る場合と比べて小さいからであると考えられる。よって、本実施形態では、後述するように、表刷りモードと裏刷りモードとにおいて異なる印刷動作を行なうようにして、裏刷りモードで画像を形成する際には画質よりも印刷速度を優先するようにしている。
まず、本実施形態における表刷りモードの印刷動作について説明する。
図6A〜図6Fは、本実施形態における表刷りモードによる画像形成の様子の概略説明図である。
これらの図では、表刷りモードにおけるドット形成動作(パス)と搬送動作を順に示している。各図において、ヘッド31のハッチング部(斜線部分)は、インクを吐出するノズルの範囲を示し、未ハッチング部はインクを吐出しないノズルの範囲を示している。また、各照射部のハッチング部(灰色部分)は、LEDを点灯させる領域(UV照射する領域)を示し、未ハッチング部はLEDを消灯させる領域(UV照射しない領域)を示している。
パス1の後、コントローラー60は媒体をノズル列長さの半分の搬送量で搬送させる(搬送動作)。この搬送動作によって、図6Cに示すように、図6Bの領域R1の印刷画像(背景画像)が、印刷領域のうちの搬送方向下流側の部分に移動する。
このとき、コントローラー60は、パス1のときと同様に、ヘッド31のホワイトインクノズル列Wのうちの搬送方向上流側(ノズル番号が大きい側)の半分のノズルから、Wインクを吐出させる。また、パス2では、ヘッド31のカラーインクノズル列(C、M、Y、K)のそれぞれの搬送方向下流側(ノズル番号が小さい側)の半分のノズルから、カラーインクを吐出させる。
照射部42bは、キャリッ21において、ヘッド31の各ノズル列と移動方向に並ぶ位置に設けられているので、ドット形成直後のタイミングでUV照射を行うことができる。
このパス2によって、図6Dに示すように、領域R1にはパス1で形成された背景画像の上に重なるようにカラー画像が印刷される。また、領域R1よりも搬送方向上流側の領域R2には、白色の背景画像が印刷される。このとき、領域R2の印刷画像は、未完成画像(背景のみの画像)であり、領域R1の印刷画像は、完成画像(背景画像+カラー画像)である。
また、コントローラー60は、パス3(往路)では、ヘッド31の移動方向の上流側の第1仮硬化用照射部42aからUVを照射させる。図6Eでは、移動方向が図6Cと逆なのでUV照射を行う照射部が図6Cの場合と逆になっている。
裏刷りモードでは、透明な媒体を用いて、媒体側(印刷面の裏側)から見る印刷物が形成される。前述したように、裏刷りモードでは、表刷りモードと比べてバンディングや粒状性などが目立ち難い(つまり、画質の劣化が目立ち難くい)。このため、裏刷りモードでは、画質よりも印刷速度の方が要求されることがある。もし、仮に、裏刷りモードにおいても、前述した表刷りモードと同様にノズル列を分割して印刷を行うと、各パスの合間に媒体をノズル列長さの半分の搬送量で搬送させなければならないことになる。このため印刷速度の向上を図ることが困難になる。
図7A〜図7Eは、裏刷りモードによる画像形成の様子の概略説明図である。
これらの図では、裏刷りモードにおけるドット形成動作(パス)と搬送動作を順に示している。表刷りモードのときと同様に、ヘッド31のハッチング部(斜線部分)は、インクを吐出するノズルの範囲を示し、未ハッチング部はインクを吐出しないノズルの範囲を示している。また、各照射部のハッチング部(灰色部分)は、LEDを点灯させる領域(UV照射する領域)を示し、未ハッチング部はLEDを消灯させる領域(UV照射しない領域)を示している。
また、このパスにおいて、コントローラー60は、ヘッド31の移動方向の上流側の照射部42aからUVを照射させる。このとき、コントローラー60は、ノズル列長さに相当する照射部42aの全範囲(図の灰色部分)のLEDを点灯させてUVを照射させる。
このパス2によって、図6Dに示すように領域R1´には、パス1で形成されたカラー画像上に白色の背景画像が印刷される。パス2の後の領域R1´の印刷画像は、完成画像(カラー画像+背景画像)である。
この搬送動作の後、コントローラー60は、パス3を実行させる。パス3では、パス1と同様に、キャリッジ21を移動方向(往路方向)に移動させつつ、ヘッド31のカラーインクノズル列(C、M、Y、K)の全ノズルから、カラーインクを吐出させる。また、コントローラー60は、ヘッド31の移動方向の上流側の照射部42aからUVを照射させる。
このパス3によって、不図示であるがパス1と同様に、媒体の領域R1´の搬送方向下流側の領域に、カラーインクによって形成された画像(カラー画像)が印刷される。
第2実施形態では、ヘッドの構成が第1実施形態と異なる。図8は、第2実施形態におけるヘッド周辺の概略図である。なお、図8において図2と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。
図8に示すように、第2実施形態では、キャリッジ21に第1ヘッド31aと第2ヘッド31bが設けられている。
第1ヘッド31aは、キャリッジ21の中心よりも移動方向の一端側で、且つ、搬送方向の上流側の位置に設けられている。
第2ヘッド31bは、キャリッジ21の中心よりも移動方向の他端側で、且つ、搬送方向の下流側の位置に設けられている。
例えば、表刷りモードでは、第1ヘッド31aのホワイトインクノズル列Wからインクを吐出し、第2ヘッド31bのカラーインクノズル列からインクを吐出するようにする。また、インクを吐出したノズルに対応する照射部42a、42bからUVを照射刷るようにする。
なお、第2実施形態による画像の形成の動作については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
一実施形態としてのプリンター等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述の実施形態では、液体吐出装置の一例としてプリンターが説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の液体吐出装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。
前述の実施形態では、圧電素子(ピエゾ素子)を用いてインクを吐出していた。しかし、液体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
前述の実施形態は、紫外線(UV)の照射を受けることによって硬化するインク(UVインク)をノズルから吐出していた。しかし、ノズルから吐出する液体は、このようなインクに限られるものではなく、UV以外の他の光(例えば可視光線など)の照射を受けることによって硬化する液体をノズルから吐出しても良い。この場合、各照射部から、その液体を硬化させるための光(可視光線など)を照射するようにすればよい。
また、前述の実施形態ではカラーインクはCMYKの4色であったが、これ以外の色(例えばライトシアン、ライトマゼンダ)のインクを用いるようにしてもよい。
前述した実施形態では、キャリッジ21における移動方向の両端にそれぞれUVの照射部(42a、42b)を設けていた。そして、双方向印刷におけるキャリッジ21の移動する方向(移動方向)に応じて使用する照射部を切り替えていたが、これには限られない。例えば、キャリッジ21の片側端に照射部を設けて単方向印刷を行なうようにしてもよい。この場合、ドットを形成するパスの際にヘッドよりも移動方向の上流側に位置するように照射部を設ければよい。こうすることで、ドット形成後に直ちにUV照射を行うことができる。ただし、前述した実施形態のように、キャリッジ21に照射部42a、42bを設け、キャリッジ21の移動方向に応じて使用する照射部を切り替えるようにするとパス数を減らすことができ、印刷速度を速くすることができる。
前述した実施形態では、プリンター1が液体吐出装置に相当し、プリンター1のコントローラー60(制御部)が画像を形成する際のドット形成動作及び搬送動作等の制御を行なっていたが、これには限られない。例えば、プリンター1とコンピューター110とから構成される装置(システム)で液体吐出装置を構成してもよい。この場合、コンピューター110が制御部であってもよい。あるいは、プリンター1のコントローラー60とコンピューター110とで制御部を構成してもよい。
13 搬送ローラー、14 プラテン、15 排紙ローラー、
20 キャリッジユニット、21 キャリッジ、
30 ヘッドユニット、31 ヘッド、
31a 第1ヘッド、31b 第2ヘッド、
40 照射ユニット、42a,42b 照射部、
50 検出器群、53 紙検出センサー、54 光学センサー、
60 コントローラー、61 インターフェイス部、62 CPU、
63 メモリー、64 ユニット制御回路、
110 コンピューター
Claims (7)
- 主画像を形成するための第1液体を吐出するノズルが媒体の搬送方向に複数並ぶ第1ノズル列と、
前記主画像を補助する補助画像を形成するための第2液体を吐出するノズルが前記搬送方向に複数並ぶ第2ノズル列であって、前記搬送方向と交差する移動方向に前記第1ノズル列と並ぶように設けられた第2ノズル列と、
前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列を前記移動方向に移動させつつ各ノズルから液体を吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、媒体を前記搬送方向に搬送する搬送動作とを行うことにより媒体に画像を形成する制御部と、
を備えた液体吐出装置であって、
媒体に前記補助画像を形成した後、前記補助画像上に前記主画像を形成する表刷りモードと、
媒体に前記主画像を形成した後、前記主画像上に前記補助画像を形成する裏刷りモードと、
を有し、
前記制御部は、
前記表刷りモードでは、各ドット形成動作を行う際に、前記第1液体を吐出する前記第1ノズル列のノズルが、前記第2液体を吐出する前記第2ノズル列のノズルよりも前記搬送方向の下流側となるように、前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列をそれぞれ部分的に使用し、
前記裏刷りモードでは、各ドット形成動作を行う際に、前記第1ノズル列又は前記第2ノズル列の全ノズルを使用し、
前記裏刷りモードにおける1回の前記搬送動作の搬送量を、前記表刷りモードにおける1回の前記搬送動作の搬送量よりも多くする、
ことを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1に記載の液体吐出装置であって、
前記制御部は、
前記表刷りモードでは、各ドット形成動作の合間に、前記搬送動作を行ない、
前記裏刷りモードでは、前記第1ノズル列の全ノズルを使用した前記ドット形成動作と前記第2ノズル列の全ノズルを使用した前記ドット形成動作を行った後、前記搬送動作を行う、
ことを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1又は2に記載の液体吐出装置であって、
前記制御部は、前記裏刷りモードにおける前記搬送動作の回数を、前記表刷りモードにおける前記搬送動作の回数よりも少なくする、
ことを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1〜3の何れかに記載の液体吐出装置であって、
前記表刷りモードの各ドット形成動作において、前記第1ノズル列の使用部分の前記搬送方向の長さは、前記第2ノズル列の使用部分の前記搬送方向の長さ以下である、
ことを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1〜4の何れかに記載の液体吐出装置であって、
前記第1液体及び前記第2液体は、光の照射によって硬化する液体であり、
前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列が設けられたキャリッジであって、前記移動方向に移動するキャリッジと、
前記キャリッジにおいて前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列と前記移動方向に並ぶ位置に配置され、前記光を照射する照射部と、
を有することを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項5に記載の液体吐出装置であって、
前記照射部は、前記キャリッジの前記移動方向の両端に設けられており、
前記制御部は、前記キャリッジの移動する方向に応じて前記光を照射する前記照射部を切り替える、
ことを特徴とする液体吐出装置。 - 主画像を形成するための第1液体を吐出するノズルが媒体の搬送方向に複数並ぶ第1ノズル列と、前記主画像を補助する補助画像を形成するための第2液体を吐出するノズルが前記搬送方向に複数並ぶ第2ノズル列であって、前記搬送方向と交差する移動方向に前記第1ノズル列と並ぶように設けられた第2ノズル列と、を備えた液体吐出装置によって、前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列を前記移動方向に移動させつつ各ノズルから液体を吐出して媒体にドットを形成するドット形成動作と、媒体を前記搬送方向に搬送する搬送動作と、を行ない媒体に画像を形成する画像形成方法であって、
各ドット形成動作の際に、前記第1液体を吐出する前記第1ノズル列のノズルが、前記第2液体を吐出する前記第2ノズル列のノズルよりも前記搬送方向の下流側となるように、前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列をそれぞれ部分的に使用して、媒体に前記補助画像を形成した後、前記補助画像上に前記主画像を形成する表刷りモードと、
或るドット形成動作の際に、前記第1ノズル列の全ノズルを使用して媒体に前記主画像を形成し、前記或るドット形成動作よりも後のドット形成動作の際に、前記第2ノズル列の全ノズルを使用して、前記或るドット形成動作で形成された前記主画像上に前記補助画像を形成する裏刷りモードと、
を有し、
前記裏刷りモードにおける前記搬送動作の搬送量を、前記表刷りモードにおける前記搬送動作の搬送量よりも多くする、
ことを特徴とする画像形成方法。
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