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JP5864184B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置、通信システム、及び通信制御方法に関する。
従来、LTE/WiMAX/XGPシステム等においては、パケット合成型の再送制御(H−ARQ)方式が用いられており、再送の必要性の有無は受信側装置にて受信データの誤りの有無をCRC(Cyclic Redundancy Check)により判断し、データの誤りがある場合にのみ、受信側装置は送信側装置にデータの再送を要求する再送制御を行っている。また、パケット合成型のH−ARQ方式においては、受信側装置にて誤りとなったデータも保存しておき、後に送信側装置より再送されてくるデータと物理層のレベルにて信号合成を行い、データの誤りを低減するという処理が行われている(例えば特許文献1)。
特開2008−72662号公報
従来のパケット合成型の再送制御処理においては、受信装置側の受信データの誤りの有無を判断した結果は、“誤りなし(ACK)”または“誤りあり(NACK)”の2値(例えば、ACKの場合には“1”で、NACKの場合には“0”)にて受信側装置から送信側装置に情報が伝送される。このとき、パケット合成型の再送制御が行われている場合には、受信側装置にて初回に受信したデータの復調を成功するために僅かな電力が足りなかったのか、それとも、大きな電力が足りなかったのかによって、送信側装置にて再送データの送信制御方式(例えば、送信電力や変調方式等々)を変更し最適にすることが望ましい。
例えば、送信側装置から1回目のパケット(以下、「初送データ」という。)を送信し、初送データを受信する受信側装置で受信エラーが発生したので、送信側装置は1回目と同等のパケット(以下、「再送データ」という。)を再送し、次に受信側装置では初送データと再送データを合成し、パケットデータ受信に成功する場合のことを考える。
このとき、図8に示す初送データ、再送データおよび受信回線品質(SINR)のような関係があると、送信側装置が最初に送信する初送データに関しては、受信側装置の復調後のデータが僅かに所要回線品質に満たないため受信処理は失敗する。送信側装置は受信側装置にて受信処理が失敗した際には同等のデータを、初送データと同一の送信電力で再送する。そして送信装置から送信されたデータは初送時と同様の伝搬路を通って受信装置に伝送されるため、受信側での受信回線品質(SINR)は1回目と同様の値となり、受信側装置にて初送データと再送データとをパケット合成した受信回線品質は所要回線品質を大きく超過することとなる。
そのため、ある通信が所要回線品質を大きく上回る品質(必要以上の送信電力)にて通信を行っている場合には、他の装置に対して干渉を大きく与えることとなり、セクタスループットの低下、平均遅延時間の増加、システム容量の減少等、システム効率を劣化させる要因となり得る。
また、一般的に送信側装置の消費電力を抑えることが望ましく、特に送信側装置が携帯電話端末等の移動局である場合においては、バッテリー容量の観点から、送信電力は必要最低限に抑えることが望ましい。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、再送要求情報を動的に制御し、システム効率を向上させることができる通信装置、通信システム、及び通信制御方法を提供することにある。
また本発明に係る通信システムは、
第1通信装置と、第2通信装置とを備える通信システムであって、
前記第1通信装置は、
前記第2通信装置にデータを送信し、かつ、前記第2通信装置から該データの再送要求情報を受信する第1送受信部と、
前記第1送受信部が前記再送要求情報を受信した場合に、該再送要求情報に基づいて前記第2通信装置に送信する再送データを制御する第1制御部と、
を備え、
前記第2通信装置は、
前記第1通信装置から前記データを受信し、該データの再送を要求する再送要求情報を送信する第2送受信部と、
前記第2送受信部が受信した前記データの誤りを検出し、誤りがある場合には、前記再送要求情報を生成する第2制御部と、
を備え、
前記第2制御部は、前記再送要求情報を生成する際に、過去受信したデータ及び誤りを検出した前記データに関する情報に基づく分散値を算出し、該分散値に基づいて前記再送要求情報のビット長を制御すると共に、過去受信したデータの受信回線品質から得られた情報及びデータの誤りが検出されたときの受信回線品質を再送要求情報に含め、
前記第1通信装置の前記第1制御部は、前記再送要求情報を受信した際に、前記データを再送する際の送信電力として前記再送要求情報の受信回線品質値に応じて規定の送信電力よりも低い送信電力を決定することを特徴とする。
また本発明に係る通信システムは、
前記第1制御部は、前記再送要求情報の受信回線品質値が所定の閾値を超過しかつ当該受信回線品質が高いほど、送信電力値を小さくするように制御することを特徴とする。
本発明における通信装置、通信システム、及び通信制御方法によれば、再送要求情報を動的に制御し、システム効率を向上させることができる。
実施の形態1の通信システムのブロック図である。 実施の形態1の通信システムの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1の通信システムにおける受信回線品質値の分散値及び再送要求情報のビット数の関係を表すテーブルである。 実施の形態1の通信システムにおける受信回線品質値及び送信電力値の関係を表すテーブルである。 実施の形態1の通信システムにおける再送時の送信電力の概念図である。 実施の形態2の通信システムのブロック図である。 実施の形態2の通信システムの動作を示すフローチャートである。 従来例における再送時の送信電力の概念図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る通信システムのブロック図である。本発明の実施の形態1に係る通信システムは、第1通信装置1と、第2通信装置2とを備える。第1通信装置1は、好ましくは移動局または基地局であり、また第2通信装置2は、好ましくは第1通信装置1が移動局の場合は基地局であり、第1通信装置1が基地局の場合、移動局である。
第1通信装置1は、制御部11と、送受信部12と、アンテナ13とを備える。制御部11は、送信ベースバンド処理部111と、再送制御部114と、送信電力制御部115と、受信ベースバンド処理部116とを備える。送信ベースバンド処理部111は、誤り訂正処理部112と、送信電力処理部113とを備える。送受信部12は、送信RF処理部121と、受信RF処理部122とを備える。
誤り訂正処理部112は、第1通信装置1から第2通信装置2に送信するデータに対して、誤り訂正処理を行う。また誤り訂正処理部112は、再送制御部114からの要求に応じて、再送要求情報に基づく再送データの誤り訂正処理を行う。そして誤り訂正処理部112は、誤り訂正処理を行ったデータ(再送データ)を送信電力処理部113に出力する。
送信電力処理部113は、誤り訂正処理がされたデータの送信電力制御を行う。また送信電力処理部113は、再送データに関し、送信電力制御部115が再送要求情報により決定した送信電力により、再送データの送信電力制御を行う。具体的には、送信電力処理部113は、送信電力制御部115が決定した送信電力を送信RF処理部121に通知する。
再送制御部114は、受信ベースバンド処理部116において再送要求情報がベースバンド信号に変換された場合、誤り訂正処理部112に、再送要求情報に基づく再送データの要求をする。
送信電力制御部115は、ベースバンド信号に変換された再送要求情報に基づき、送信電力を決定する。そして送信電力制御部115は、決定した送信電力を送信電力処理部113に通知する。
受信ベースバンド処理部116は、送受信部12が受信した再送要求情報をベースバンド信号に変換するほか、送受信部12が受信した各種データをベースバンド信号に変換する。受信ベースバンド処理部116は、ベースバンド信号に変換した再送要求情報を、再送制御部114及び送信電力制御部115に出力する。
送信RF処理部121は、送信するデータをRF信号に変換する。そして送受信部12は、アンテナ13を介して該変換したデータを、送信電力処理部113から通知された送信電力に基づき、第2通信装置2に送信する。また送信RF処理部121は、再送データをRF信号に変換する。送受信部12は、アンテナ13を介して該変換した再送データを第2通信装置2に送信する。
受信RF処理部122は、RF信号に変換された再送要求情報を復号する。そして受信RF処理部122は、復号した再送要求情報を、受信ベースバンド処理部116に出力する。当該再送要求情報は、送受信部12がアンテナ13を介して第2通信装置2から受信する。
第2通信装置2は、アンテナ21と、送受信部22と、制御部23とを備える。送受信部22は、受信RF処理部221と、送信RF処理部222とを備える。制御部23は、受信ベースバンド処理部231と、受信回線品質値算出部232と、受信回線品質値分散算出部233と、誤り判定部234と、再送要求情報生成部235と、送信ベースバンド処理部236とを備える。
受信RF処理部221は、RF信号に変換されたデータを復号する。当該データは、送受信部22が、アンテナ21を介して第1通信装置1から受信する。そして受信RF処理部221は、復号したデータを、受信ベースバンド処理部231に出力する。
送信RF処理部222は、送信ベースバンド処理部236から渡された再送要求情報をRF信号に変換する。そして送受信部22は、RF信号に変換された再送要求情報を、アンテナ21を介して第1通信装置1に送信する。
受信ベースバンド処理部231は、受信RF処理部221により復号されたデータを、ベースバンド信号に変換する。そして受信ベースバンド処理部231は、変換したベースバンド信号を、受信回線品質値算出部232及び誤り判定部234に出力する。
受信回線品質値算出部232は、受信ベースバンド処理部231から渡されたベースバンド信号に基づき、第1通信装置1から受信したデータの受信回線品質値を算出する。例えば、受信回線品質値とは、SINR(Signal to Interference and Noise Power Ratio)や、受信信号強度により表されるものである。また受信回線品質値算出部232は、算出した受信回線品質値を、受信回線品質値分散算出部233及び再送要求情報生成部235に出力する。
受信回線品質値分散算出部233は、受信回線品質値算出部232から渡された受信回線品質値に基づき、第1通信装置1から受信したデータの受信回線品質値の分散値を算出する。該分散を算出するために、受信回線品質値分散算出部233は、受信回線品質値算出部232から渡された受信回線品質値に加えて、過去に算出したデータの受信回線品質値を用いる。過去に算出したデータの受信回線品質値は、図示しないメモリ等に格納される。そして受信回線品質値分散算出部233は、算出した該分散値を、再送要求情報生成部235に出力する。
誤り判定部234は、受信ベースバンド処理部231から渡されたベースバンド信号に基づき、第1通信装置1から受信したデータの誤りの有無を判定する。そして誤り判定部234は、第1通信装置1から受信したデータの誤りの有無を再送要求情報生成部235に通知する。
再送要求情報生成部235は、誤り判定部234により誤りがあると判定されたデータに関し、再送要求情報を生成する。再送要求情報生成部235は、受信回線品質値分散算出部233から渡された受信回線品質分散値に基づき、再送要求情報のビット値を決定する。また第1通信装置1が再送データを送信する際に送信電力を決定するために、再送要求情報は、受信回線品質値算出部232により算出された受信回線品質値を備える。そして再送要求情報生成部235は、生成した再送要求情報を、送信ベースバンド処理部236に出力する。
送信ベースバンド処理部236は、再送要求情報生成部235により生成された再送要求情報にベースバンド処理を行い、ベースバンド処理を行ったデータを、送信RF処理部222に出力する。
次に、実施の形態1に係る通信システムについて、図2に示すフローチャートによりその動作を説明する。
はじめに第1通信装置1の誤り訂正処理部112は、送信するデータに対して誤り訂正処理を行う(ステップS1)。次に、送信電力処理部113は、誤り訂正処理がされたデータの送信電力制御を行う(ステップS2)。
続いて送信RF処理部121は、送信電力制御がされたデータをRF信号に変換する(ステップS3)。そして送受信部12は、アンテナ13からRF信号に変換されたデータを第2通信装置2に送信する(ステップS4)。
次に第2通信装置2の送受信部22は、アンテナ21を介して、第1通信装置1から送信されたデータを受信する(ステップS5)。続いて受信RF処理部221は、RF信号に変換されたデータを復号し、その後、受信ベースバンド処理部231は、復号されたデータをベースバンド信号に変換する(ステップS6)。
続いて受信回線品質値算出部232は、ベースバンド信号に変換したデータの受信回線品質値を算出する。また受信回線品質値分散算出部233は、ベースバンド信号に変換したデータの受信回線品質値の分散を算出する(ステップS7)。該分散を算出するために、受信回線品質値分散算出部233は、過去に算出したデータの受信回線品質値を用いる。
続いて、誤り判定部234は、受信したデータの誤りの有無を判定する(ステップS8)。誤り判定部234が、誤りがあると判定した場合、ステップS9に進む。誤りが無いと判定した場合は処理が完了する。
誤り判定部234が、誤りがあると判定した場合、再送要求情報生成部235は、受信回線品質値及び受信回線品質値の分散に基づき、再送要求情報を生成する(ステップS9)。具体的には、再送要求情報生成部235は、再送要求情報に受信回線品質値を含める。また再送要求情報生成部235は、受信回線品質分散値に基づき、例えば図3に示すテーブルに応じて再送要求情報のビット数を制御(決定)する。
図3のテーブルは、受信回線品質値の分散値及び再送要求情報のビット数を示す。ここで、分散値であるVと、VとVとの大小関係は、V<V<Vであり、また、Aと、Bと、Cとの大小関係は、A<B<Cである。受信回線品質値の分散が大きい場合には、通信を行っている伝搬路の特性変動が大きいことを意味する。そしてこの場合、再送要求情報生成部235は、再送要求情報の割当てビット数を多くし、伝搬路特性の変動に対して精度良く追従、特性劣化を最小限に低減することが可能となるように制御を行う。逆に、受信回線品質の分散が小さい場合には、動的に変化させる複数ビットの再送要求情報の割当てビット数を少なくし、制御情報のオーバヘッドを少なくするような制御を行う。なお、再送要求情報の割当てビット数が大きい程、再送要求情報をより精度よく表現でき、かつダイナミックレンジを広く表現することができる。
続いて送信ベースバンド処理部236が、該再送要求情報のベースバンド処理を行い、送信RF処理部222が再送要求情報をRF信号に変換する。そして送受信部22は、アンテナ21を介して、RF信号に変換された再送要求情報を第1通信装置1に送信する(ステップS10)。
続いて第1通信装置1の送受信部12は、アンテナ13を介して、再送要求情報を受信する(ステップS11)。そして第1通信装置1の受信RF処理部122は、RF信号に変換された再送要求情報を復号し、受信ベースバンド処理部116は、ベースバンド信号に変換する(ステップS12)。
続いて再送制御部114は、受信ベースバンド処理部116において再送要求情報がベースバンド信号に変換された場合、誤り訂正処理部112に、再送要求情報に基づく再送データの要求をする。そして誤り訂正処理部112は、再送制御部114からの要求に応じて、再送要求情報に基づく再送データの誤り訂正処理を行う(ステップS13)。
また送信電力制御部115は、ベースバンド信号に変換された再送要求情報に基づき、例えば図4に示すテーブルに応じて送信電力を決定する。
図4のテーブルは、受信回線品質値及び送信電力値の関係を示す。ここで、受信回線品質値であるx1、2、との大小関係は、x<x<xである。また、受信回線品質値に関し予め定められた閾値x0を基準にし、xは、x未満であり、x及びxは、xを超過しているものとする。
そして図4に示すように、受信回線品質値がx、すなわちx未満の場合には、送信電力制御部115は、送信電力を、規定の送信電力値であるYと決定する。
一方、受信回線品質値が、x又はx、すなわちxを超過する場合には、送信電力制御部115は、送信電力を、規定の送信電力であるYよりも低い値に決定する。具体的には図4に示すように、受信回線品質値がx場合は、送信電力値を、Y−(x−x0)に設定する。また受信回線品質値がx3場合は、送信電力値を、Y−(x3−x0)に設定する。すなわち、送信電力制御部115は、所定の閾値xを超過しかつ回線線品質値が高いほど、送信電力値を小さくするように制御する。
そして送信電力制御部115が、再送要求情報により決定した送信電力により、送信電力処理部113は再送データに送信電力制御を行う(ステップS14)。続いて送信RF処理部121は、再送データをRF信号に変換し(ステップS15)、送受信部12が、アンテナ13を介して再送データを第2通信装置2に送信する(ステップS16)。そして第2通信装置2の送受信部22は、再送データを受信し(ステップS17)、処理が終了する。
図5は、本発明による再送時の送信電力の概念図を示す。図5に示すように、初送データが所要回線品質に満たない場合において、再送時の送信電力を、初送データを送信する送信電力より低くして、送信電力を必要最小限に抑えることが可能となる。
このように本発明によれば、第2通信装置2が、第1通信装置1から送信されたデータの受信回線品質値の分散値に応じて再送要求情報のビット数を増減するため、再送要求情報を動的に制御し、セクタスループット増加、平均遅延時間低減、システム容量増加、消費電力低減等、システム効率を向上させることができる。
なお、送信側の装置である第1通信装置1の再送制御方式に於いて、インクリメンタルリダンダンシー方式(再送データ生成時に誤り訂正処理部112のパンクチャパターンを初送/再送時で変更する方式)を採用する場合で、かつ、複数回の再送処理がなされている場合には、前記の可変ビット数で表された“受信回線品質値”が低かったデータのパンクチャパターンを優先的に再送時のパンクチャパターンとして使用することにて、誤り率特性を向上させてもよい。
なお、ステップS9において、受信回線品質値算出部232は、図3に基づき、受信回線品質値の分散が大きい程、再送要求情報の割当てビット数を多くするように制御したが、これとは反対に、受信回線品質値の分散が小さい程、再送要求情報の割当てビット数を多くするように制御してもよい。受信回線品質値の分散が小さく受信回線品質が安定している場合にはデータの誤りがより少ないことから、このように制御することで、データの誤りが少ない環境下においてより多くのビット数で再送要求情報を送信し、割り当てたビットをより有効に活用することができる。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2について説明をする。図6は本発明の実施の形態2の通信システムの構成を示すブロック図である。実施の形態1と同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。実施の形態2に係る通信システムは、実施の形態1にかかる構成と比較して、受信回線品質値算出部232の代わりに尤度情報算出部237を備え、また、受信回線品質値分散算出部233の代わりに尤度情報分散算出部238を備える点が相違する。
尤度情報算出部237は、第1通信装置1から受信したデータの尤度情報を算出する。尤度情報とは、受信したデータの確からしさを表す情報であり、受信ベースバンド処理部231において復調される前段階において算出できる情報である。尤度情報分散算出部238は、第1通信装置1から受信したデータの尤度情報の分散値を算出する。該分散を算出するために、尤度情報分散算出部238は、過去に算出したデータの尤度情報を用いる。過去に算出したデータの尤度情報は、図示しないメモリ等に格納される。
次に、実施の形態2に係る通信システムについて、図7に示すフローチャートによりその動作を説明する。なお実施の形態1と同一の動作については同一の符号を付し、説明は省略する。実施の形態2に係る通信システムの動作は、実施の形態1にかかる通信システムの動作と比較して、ステップS7の代わりに、ステップS27において尤度情報及び分散を算出するステップを設けており、また、ステップS9の代わりに、ステップS29において尤度情報及び尤度情報の分散に基づき再送要求情報を生成するステップを設けている点が相違する。
ステップS27において、尤度情報算出部237は、第1通信装置1から受信したデータの尤度情報を算出する。また、尤度情報分散算出部238は、第1通信装置1から受信したデータの尤度情報の分散を算出する。該分散を算出するために、尤度情報分散算出部238は、過去に算出したデータの尤度情報を用いる。
ステップS29において、誤り判定部234が、誤りがあると判定した場合、再送要求情報生成部235は、尤度情報及び尤度情報の分散に基づき、再送要求情報を生成する。具体的には、再送要求情報生成部235は、尤度情報の分散に基づき、尤度情報の分散が大きい程、再送要求情報のビット数を増やすように再送要求情報を生成する。
このように実施の形態2にかかる通信システムによれば、受信回線品質値ではなく尤度情報によっても、第2通信装置2が、第1通信装置1から送信されたデータの受信回線品質値の分散値に応じて再送要求情報のビット数を増減するため、再送要求情報を動的に制御し、セクタスループット、遅延時間、システム容量、消費電力低減等のシステム効率を向上させることができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1 第1通信装置
11 制御部
111 送信ベースバンド処理部
112 誤り訂正処理部
113 送信電力処理部
114 再送制御部
115 送信電力制御部
116 受信ベースバンド処理部
12 送受信部
121 送信RF処理部
122 受信RF処理部
13 アンテナ
2 第2通信装置
21 アンテナ
22 送受信部
221 受信RF処理部
222 送信RF処理部
23 制御部
231 受信ベースバンド処理部
232 受信回線品質値算出部
233 受信回線品質値分散算出部
234 誤り判定部
235 再送要求情報生成部
236 送信ベースバンド処理部
237 尤度情報算出部
238 尤度情報分散算出部

Claims (2)

  1. 第1通信装置と、第2通信装置とを備える通信システムであって、
    前記第1通信装置は、
    前記第2通信装置にデータを送信し、かつ、前記第2通信装置から該データの再送要求情報を受信する第1送受信部と、
    前記第1送受信部が前記再送要求情報を受信した場合に、該再送要求情報に基づいて前記第2通信装置に送信する再送データを制御する第1制御部と、
    を備え、
    前記第2通信装置は、
    前記第1通信装置から前記データを受信し、該データの再送を要求する再送要求情報を送信する第2送受信部と、
    前記第2送受信部が受信した前記データの誤りを検出し、誤りがある場合には、前記再送要求情報を生成する第2制御部と、
    を備え、
    前記第2制御部は、前記再送要求情報を生成する際に、過去受信したデータ及び誤りを検出した前記データに関する情報に基づく分散値を算出し、該分散値に基づいて前記再送要求情報のビット長を制御すると共に、過去受信したデータの受信回線品質から得られた情報及びデータの誤りが検出されたときの受信回線品質を再送要求情報に含め、
    前記第1通信装置の前記第1制御部は、前記再送要求情報を受信した際に、前記データを再送する際の送信電力として前記再送要求情報の受信回線品質値に応じて規定の送信電力よりも低い送信電力を決定することを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1制御部は、前記再送要求情報の受信回線品質値が所定の閾値を超過しかつ当該受信回線品質が高いほど、送信電力値を小さくするように制御する請求項に記載の通信システム。
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