JP5864006B1 - 直流電力系の安全装置 - Google Patents
直流電力系の安全装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5864006B1 JP5864006B1 JP2015078094A JP2015078094A JP5864006B1 JP 5864006 B1 JP5864006 B1 JP 5864006B1 JP 2015078094 A JP2015078094 A JP 2015078094A JP 2015078094 A JP2015078094 A JP 2015078094A JP 5864006 B1 JP5864006 B1 JP 5864006B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power system
- mosfet
- switch
- safety device
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 8
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 13
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 7
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 7
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 6
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 206010014357 Electric shock Diseases 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 4
- 238000003491 array Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J1/00—Circuit arrangements for DC mains or DC distribution networks
- H02J1/001—Hot plugging or unplugging of load or power modules to or from power distribution networks
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
Description
太陽電池アレイが所定の出力電圧を満足するように、各ストリングは逆流防止ダイオード(後述)を介して並列接続される。逆流防止ダイオードは、太陽電池アレイの一部が日影になった場合に、太陽電池アレイ間の電圧アンバランスによる太陽電池アレイ間の逆電流を防止するためのものである。
しかしながら、絶縁手袋を使用する作業は効率が悪く、また、遮光シートを用いる場合は、全ての太陽電池モジュールに被せる必要があり、また、風等によってシートが剥がれた場合には太陽電池モジュールが発電をしてしまう危険性があり、安全対策としては不十分であった。
特に、特許文献2に記載の方法は、特許文献1の図2のスイッチ1を半導体素子(トランジスタ)で置き換えたものであり、その動作を図10を用いて説明する。図10は、特許文献2の図1と同じであるが、説明の都合上、参照符号を変更している。
特に、1枚の太陽電池モジュールであれば、その出力は50V以下であるので特に問題にはならないが、複数の太陽電池モジュールが直列接続されたストリングになると、出力が400V〜1000Vにもなるので、機械的スイッチでは、ストリングから電流が流れている状態で回路を切断すると、アークが発生してしまうといった問題があった。
アークを防ぐためには大型の直流リレー等のスイッチを使用する必要があり、回路の開閉に大きな設備を必要とする。
このような直流電流の開閉の問題は、太陽電池モジュールのストリングのみならず、例えば電気自動車やスマートハウスの蓄電池等の高圧の直流電流源の取り扱いにおいても同様に起こる問題である。
一般のリードリレーの耐電圧は200V程度が限度であるから、特許文献2に記載の短絡回路は、出力が400V〜1000Vにもなるストリング等の高圧直流電力系の短絡には使用できないという問題がある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明に係る直流電力系の安全装置の第1実施形態を示す回路図である。
図1において、参照符号1で示すものは、高圧の直流電力系の実施例である太陽電池ストリングである。なお、ここでは直流電力系1が太陽電池ストリングである場合を示しているが、これに限定されないことは言うまでもない。
また、「太陽電池ストリング」を、説明の都合上、以下「ストリング」と呼ぶこととする。
MOSFET4は、図の抵抗器5の下端の電圧Vgによってオン/オフを制御するようになっている。
また、スイッチ6(SW1)は、MOSFET4のオン/オフを制御する電圧Vgを切り換える目的で設けられているものであり、SW1が開放(オフ)の時は、Vgはストリング1の出力電圧(=ドレインDの電位)にほぼ等しくなり、SW1が短絡(オン)の時はVgはゼロ電圧になる。
なお、逆流防止ダイオード7は、上述の通り、ストリング1の一部が日影になった場合に、他のストリングとの間の電圧アンバランスによる逆電流の流入を防止するためのものである。
また、SW1としては、一般的なトグルスイッチのような手動スイッチや、リードスイッチ、後述のリレーを採用することもできる。
なお、抵抗器5の抵抗値はMOSFET4のベータ値(トランスコンダクタンス値)に応じて決定するが、数kΩで十分である。なお、ここでは10kΩとした。
ストリング1の設置時にSW1をオフにしておくと、太陽電池モジュールに太陽光が当たると太陽電池モジュールが発電を開始する。そうすると、図1のVgの電圧が上がり、MOSFET4の閾値電圧を超えるとMOSFET4がオンになる。
これにより、作業者が万一ストリング1の出力に感電したとしても、ストリング1の出力電圧は10V以下であるため、全く人体には影響がない。
一方、保守作業、建物等の火災又は大規模地震等の発生時や、ストリング1の一部の太陽電池モジュールに不具合等が発生した場合には、ストリング1の出力を短絡させて危険のない電圧に下げる必要がある。そのような場合には、SW1をオフにすることによりストリング1の出力を短絡することができる。
また、SW1がオフのときが安全サイド(MOSFET4が短絡状態)であるため、SW1がオン状態の時に、SW1が接点不良又は破損してオフになっても安全であるという特長がある。
また、図1では、MOSFET4がNチャンネルの場合を図示しているが、MOSFET4がPチャンネルの場合はプラスとマイナスが逆になるだけであるので、図示は省略した。
図2のBJT4は、NPN型トランジスタ2個をダーリントン接続したものであるが、トランジスタ1個でも勿論構わない。ダーリントン接続したトランジスタの直流電流増幅率(hFE)は、各トランジスタのhFEの積に等しくなるので、ダーリントン接続によってhFEを大きくすることができ、ベース電流を小さくすることができるという利点がある。一般に、ダーリントン接続されたトランジスタのhFEは1000以上になるので、ベース電流はわずかである(1mA未満)。
また、BJTの代わりに、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下「IGBT」という。)を用いてもよい。IGBTは大電力の高速スイッチングに適している。なお、IGBTを用いた場合の動作説明は、上記図1の説明における「ドレインD」を「コレクタC」と、「ソースS」を「エミッタE」と、それぞれ置き換えれば同様である。
次に、本発明の第2実施形態について、図3を用いて説明する。図3は、本発明に係る直流電力系の安全装置の第2実施形態を示す回路図である。
図3に示す第2実施形態が第1実施形態(図1)と異なるのは、第2実施形態が、ストリング1と他のストリング又は機器等との接続/遮断を切り換える第2スイッチ8(SW2)を逆流防止ダイオード7に直列に接続した点と、SW1とSW2とが“インターロック機構”になっていることである。その他の点は第1実施形態と同じであるので、説明は省略する。
なお、インターロック機構とは、一般には、ある一定の条件が整わないと他の動作ができなくなるような機構のことを意味するが、本発明の場合は、SW1とSW2の操作順が所定の順序に設定されていることを意味している。
(1)切換動作が「遮断時」の場合
最初にSW1をオフしてからSW2をオフする。この順序でしないと操作ができないようにしてある。何故この順序で操作をするのかを説明する。
SW1及びSW2がオンの状態では、ストリング1では通常の発電が行われており、その出力電流(直流)がSW2を介して外部に流出している。この電流が数十Aになると、SW2をオフしようとしても空気中でアーク放電して電流を遮断できないという問題がある。
最初にSW2をオンしてからSW1をオンする。この順序でしないと操作ができないようにしてある。何故この順序で操作をするのかを説明する。もし、先にSW1をオンしてしまうと、その瞬間にMOSFET4がオフとなり、ストリング1の発電が開始されて、SW2には大きな電圧がかかる。この状態でSW2の接点に触れてしまうと危険であるので、まだSW1がオフである状態(ストリング1の出力が短絡状態)の時に先にSW2をオンすれば安全だからである。このインターロック機構によって安全性がさらに向上する。
次に、本発明の第3実施形態について、図5を用いて説明する。図5は、本発明に係る直流電力系の安全装置の第3実施形態を示す回路図である。
第3実施形態が第1実施形態と異なる点は、第3実施形態では、抵抗器5に直列に発光ダイオード9を接続した点である。
次に、本発明の第4実施形態について、図6を用いて説明する。図6は、本発明に係る直流電力系の安全装置の第4実施形態を示す回路図である。
第4実施形態が第1実施形態と異なる点は、第4実施形態では、図1のスイッチ6を単極双投スイッチ6で置き換え、MOSFET4のゲート−ソース間にb接点(ノーマリークローズ)を接続し、MOSFET4のドレイン−ソース間にa接点(ノーマリーオープン)を接続した点である。このスイッチ6は例えば単極双投のリレーを利用すれば、外部から遠隔制御をすることができるので好ましい。
ここでリレーの電源をオンすると、リレーのコイルが電磁石となり、b接点に接触していた可動片が磁石の力でa接点側に吸い寄せられてa接点がオンになる(図6(C))。
a接点がオンになると、ドレイン−ソース間(すなわち、直流電力系1の出力間)が短絡され、直流電力系1からの電流はa接点を流れる。
すなわち、この時間内は、MOSFET4がオンになり、直流電力系1が短絡され、直流電力系1からの電流がMOSFET4を通して流れる。しかし、約1ms〜2ms経過後にa接点がオンになり(図6(C))、電流はオン抵抗の小さいa接点を通して流れるため、MOSFET4の発熱はほとんどない。
なお、単極双投スイッチ6がリレーである場合を例として説明したが、補助接点付のリレーや単極双投の手動スイッチでも同様の効果が得られることは勿論である。
また、MOSFET4の代わりに、高電圧、大電流用のIGBTを用いれば、1500V、数百A程度の直流遮断器を実現することが可能であり、電気自動車の保護用遮断器等として小型軽量なので有用である。
上述の第1乃至第4実施形態においては、MOSFET4のボディダイオードの存在により、逆方向の電流に対しては阻止できないので、電圧が逆転すると常に導通状態となる。太陽光発電設備の故障若しくは事故の状況によっては、電流が逆に流れる故障モードになる可能性も否定できない。例えば、ストリングが接続されるDC母線の電圧が異常になる場合や、極性が反転する場合等である。
次に説明する第5実施形態は、遮断時に電流の方向が定まらない、あるいは逆方向に流れる場合でも遮断することが可能な安全装置である。
図7において、4個のダイオード(d1〜d4)をそれぞれ2個ずつ直列に順接続した2組のダイオード列(d1,d2)と(d3,d4)とMOSFET4とを、d1及びd3のカソード側をMOSFET4のドレイン側に、d2及びd4のアノード側をMOSFET4のソース側にそれぞれ接続する。そして、MOSFET4のドレイン−ゲート間にさらに抵抗器5を接続する。
そして、各ダイオード列の各中点を直流電力系1の端子間に接続して使用するものである。
例えば、上側がプラスで、下側がマイナスの場合、スイッチ6をb接点からa接点に切り換えると、接点の接続は一時的に図6(B)と同様の状態になり、図7のMOSFET4がオンとなる。
その結果、直流電力系1のプラス側(上)から流れ出た電流は、上からダイオードd1を通り、MOSFET4からダイオードd4を通ってマイナス側(下)に流れ、直流電力系1が短絡される。そして、1ms〜2ms後には右側の双投スイッチのa接点が導通するため、電流はa接点を通して上から下へと流れる。
電圧は10V以下であるからアークは発生せずに、a接点を流れていた電流はダイオードd1を通してMOSFET4に転流し、さらにダイオードd4を通ってマイナス側に流れる。1ms〜2ms後にb接点がオンになると(図7の状態)、MOSFET4はオフになり、遮断は終了する。この時は、電流は、ダイオードd1から抵抗器5を通り、さらに左側の双投スイッチのb接点からダイオードd4を通ってマイナス側に流れる。
従って、この安全装置は、直流の電流双方向のスイッチとして機能する。直流配電では電流がどちら方向に流れるかわからないので、この安全装置を直流電流電1に挿入しておけば安全性がさらに向上する。
また、この回路はMOSFETが一つだけで直流電流双方向スイッチとして機能するところが優れている。なお、2極双投スイッチ6は、手動スイッチでも電動リレースイッチでもどちらでもよい。
(A)は図1の第1実形態の安全装置を太陽電池セルの出力に並列に接続して太陽電池モジュールとして構成したものである。また、(B)は図5の第3実形態の安全装置を太陽電池セルの出力に並列に接続して太陽電池モジュールとして構成したものである。
なお、この図では、短絡用の半導体スイッチとしてMOSFETを使用しているが、MOSFETのボディダイオードがバイパスダイオードとして利用できる利点がある。近年のMOSFETのボディダイオードのオン電圧は、1.2V程度であり、一般のダイオードと遜色ないレベルである。
太陽電池モジュールに初めから安全装置が組み込まれていれば、設置時の作業の安全性向上に寄与することができる。
図9(A)において、太陽電池モジュールは、400V、4Aの発電電力を出力する等価回路で表している。
また、(2)Ioutは、外部に出力される電流の大きさを表しているのに対し、Ipvは、太陽電池モジュールで発電した電流の大きさを示している。Ipvは4A一定であることが分かる。
また、(4)Vgate=1Vの時にSW1がオンになり、その結果としてMOSFETのゲートGが接地されるため、MOSFETはオフとなり、(B)の一番上のチャート(1)に示すように、太陽電池モジュールの出力電圧Vpvは、0〜0.05sまでは400Vに保持されている。
また、IpvはMOSFETを通って流れるため、外部には流出せず、Ioutはゼロとなる((2)参照)。その結果、(3)Powerもゼロとなる。
以上のシミュレーションの結果、本発明に係る直流電力系の安全装置の動作及び効果が確認された。
ゲートの電流を手動スイッチで開閉するための電圧、電流は数V、数十mAであり、アークなど存在しないので電極寿命も問題ない。この安全装置は部品数が少なく低コストである部品で構成され、小型で接続ボックス内に収納できるのも特徴である。
そこでは、遮断する電流が流れる回路にインダクタンスがある場合、遮断時にサージ電圧が発生するので、その対策として必要に応じてバリスタなどの過電圧保護装置を付加する。
以上で実施形態の説明を終了するが、以上説明した各実施形態、動作及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることはもちろんである。
2 コンデンサ
3 バイパスダイオード
4 半導体スイッチ(MOSFET、BJT、IGBT)
5 抵抗器
6 第1スイッチ
7 逆流防止ダイオード
8 第2スイッチ
9 発光ダイオード
Claims (11)
- 直流電力系の出力を短絡させるために、該直流電力系の出力端子間に挿入する安全装置であって、該安全装置は、
一つのMOSFETと、該MOSFETのドレイン−ゲート間に接続された抵抗器と、前記MOSFETのソース−ゲート間に接続されたスイッチとを備え、さらに、
前記MOSFETがNチャンネルの場合は、前記MOSFETの前記ドレインを前記直流電力系のプラス出力端子に、前記ソースを前記直流電力系のマイナス出力端子にそれぞれ接続し、或いは
前記MOSFETがPチャンネルの場合は、前記MOSFETの前記ソースを前記直流電力系のプラス出力端子に、前記ドレインを前記直流電力系のマイナス出力端子にそれぞれ接続することを特徴とする直流電力系の安全装置。 - 前記MOSFETを絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下「IGBT」という。)で置換したものであって、前記ドレインが前記IGBTのコレクタであり、かつ、前記ソースが前記IGBTのエミッタであることを特徴とする請求項1に記載の直流電力系の安全装置。
- 直流電力系の出力を短絡させるために、該直流電力系の出力端子間に挿入する安全装置であって、該安全装置は、
一つのバイポーラジャンクショントランジスタ(以下「BJT」という。)と、該BJTのコレクタ−ベース間に接続された抵抗器と、前記BJTのエミッタ−ベース間に接続されたスイッチとを備え、さらに、
前記BJTがNPN型の場合は、前記BJTの前記コレクタを前記直流電力系のプラス出力端子に、前記エミッタを前記直流電力系のマイナス出力端子にそれぞれ接続し、或いは、
前記BJTがPNP型の場合は、前記BJTの前記エミッタを前記直流電力系のプラス出力端子に、前記コレクタを前記直流電力系のマイナス出力端子にそれぞれ接続することを特徴とする直流電力系の安全装置。 - 前記抵抗器に直列に発光ダイオードを挿入し、前記直流電力系が放電又は発電中である時に点灯させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の直流電力系の安全装置。
- 前記直流電力系の出力端子のいずれかに、前記直流電力系の電力の接続/遮断を切り換える第2スイッチをさらに備え、
該第2スイッチをオンした後に前記スイッチのオンを許可し、前記スイッチをオフした後に前記第2スイッチのオフを許可するインターロック機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の直流電力系の安全装置。 - 前記スイッチを双投スイッチで置き換えるとともに、該双投スイッチのb接点を前記ゲートに接続し、前記双投スイッチのa接点を前記ドレインに接続するとともに、前記双投スイッチのコモン接点を前記ソースに接続したことを特徴とする請求項1に記載の直流電力系の安全装置。
- 前記スイッチを双投スイッチで置き換えるとともに、該双投スイッチのb接点を前記ゲートに接続し、前記双投スイッチのa接点を前記コレクタに接続するとともに、前記双投スイッチのコモン接点を前記エミッタに接続したことを特徴とする請求項2に記載の直流電力系の安全装置。
- 前記スイッチを双投スイッチで置き換えるとともに、該双投スイッチのb接点を前記ベースに接続し、前記双投スイッチのa接点を前記コレクタに接続するとともに、前記双投スイッチのコモン接点を前記エミッタに接続したことを特徴とする請求項3に記載の直流電力系の安全装置。
- 前記スイッチのオン/オフ制御を外部からの信号によって遠隔制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の直流電力系の安全装置。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の安全装置が内蔵されていることを特徴とする安全装置内蔵型太陽電池モジュール。
- 直流電流双方向の電源の電流を開閉させるため、該電流の短絡・解放を行う直流電力系の安全装置であって、該安全装置は、
4個のダイオードをそれぞれ2個ずつ直列に順接続した2組のダイオード列と、1個のMOSFETと、2極双投スイッチとを備え、
前記2組のダイオード列のカソード側を1個のMOSFETのドレイン側に、前記2組のダイオード列のアノード側を1個のMOSFETのソース側にそれぞれ接続し、
前記MOSFETのドレイン−ゲート間にさらに抵抗器を接続し、
前記2極双投スイッチの一方の双投スイッチのb接点(a接点は無接続)を前記MOSFETのゲートに接続し、そのコモン接点を前記MOSFETのソースに接続し、
さらに、
前記2極双投スイッチの他方の双投スイッチのa接点(b接点は無接続)を、前記各ダイオード列の一方の中点に接続し、そのコモン接点を他方の中点に接続するとともに、
前記各ダイオード列の各中点を前記直流電流双方向の直流電力系の端子間に接続して使用することを特徴とする直流電力系の安全装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015078094A JP5864006B1 (ja) | 2015-04-06 | 2015-04-06 | 直流電力系の安全装置 |
PCT/JP2016/060720 WO2016163304A1 (ja) | 2015-04-06 | 2016-03-31 | 直流電力系の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015078094A JP5864006B1 (ja) | 2015-04-06 | 2015-04-06 | 直流電力系の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5864006B1 true JP5864006B1 (ja) | 2016-02-17 |
JP2016197984A JP2016197984A (ja) | 2016-11-24 |
Family
ID=55346929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015078094A Active JP5864006B1 (ja) | 2015-04-06 | 2015-04-06 | 直流電力系の安全装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5864006B1 (ja) |
WO (1) | WO2016163304A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6061260B1 (ja) * | 2016-06-15 | 2017-01-18 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 太陽光発電システムの感電防止回路 |
JP2017191764A (ja) * | 2016-04-15 | 2017-10-19 | 嶋田 隆一 | 無アーク電流接続装置 |
JP6238219B1 (ja) * | 2017-08-25 | 2017-11-29 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 太陽光発電システムの不具合検知回路 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113258874B (zh) * | 2021-06-16 | 2021-10-29 | 浙江英达威芯电子有限公司 | 一种关断器以及一种光伏系统 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004511121A (ja) * | 2000-07-25 | 2004-04-08 | コングドン,ジェームズ,エス. | 3端子反転ヒステリシス性トランジスタ・スイッチ |
JP2011199927A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | 太陽光発電システム |
JP2014068509A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Hochiki Corp | 太陽光発電システム |
-
2015
- 2015-04-06 JP JP2015078094A patent/JP5864006B1/ja active Active
-
2016
- 2016-03-31 WO PCT/JP2016/060720 patent/WO2016163304A1/ja active Application Filing
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004511121A (ja) * | 2000-07-25 | 2004-04-08 | コングドン,ジェームズ,エス. | 3端子反転ヒステリシス性トランジスタ・スイッチ |
JP2011199927A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | 太陽光発電システム |
JP2014068509A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Hochiki Corp | 太陽光発電システム |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017191764A (ja) * | 2016-04-15 | 2017-10-19 | 嶋田 隆一 | 無アーク電流接続装置 |
JP6061260B1 (ja) * | 2016-06-15 | 2017-01-18 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 太陽光発電システムの感電防止回路 |
JP6238219B1 (ja) * | 2017-08-25 | 2017-11-29 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 太陽光発電システムの不具合検知回路 |
JP2019041515A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 太陽光発電システムの不具合検知回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016197984A (ja) | 2016-11-24 |
WO2016163304A1 (ja) | 2016-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2010227893B2 (en) | Switch disconnector for galvanic direct current interruption | |
CN106663557B (zh) | 用于中断直流电流的分离开关 | |
US8350414B2 (en) | Semiconductor assisted DC load break contactor | |
US10354820B2 (en) | Device for switching a direct current | |
JP5864006B1 (ja) | 直流電力系の安全装置 | |
US8587906B2 (en) | Photovotaic system including hybrid bi-directional DC contactors and method of detection and isolation of faults therein | |
KR102093112B1 (ko) | 직류를 인터럽팅하기 위한 인터럽터 디바이스 | |
JP5376641B2 (ja) | 電池装置 | |
US20180166994A1 (en) | Voltage-Regulated Power Converter Module | |
WO2021003790A1 (zh) | 一种组件关断器及光伏发电系统安全保护系统 | |
DK2926455T3 (en) | DEVICE FOR SWITCHING OF DC DIRECTIONS IN THE DEFINITIONS OF A DC TENSION | |
EP3923433A1 (en) | Breaker device and inverter system | |
KR20170113836A (ko) | 직류전원 단로기의 접점 보호와 차단 및 재투입장치 | |
US9735777B2 (en) | Disconnection of solar modules | |
US10607792B2 (en) | Disconnecting device for galvanic direct current interruption | |
CN103983855A (zh) | 一种绝缘阻抗检测方法及电路 | |
CN105990825A (zh) | 过电压保护装置 | |
CN205790256U (zh) | 一种可级联的动力电池组安全保护模块 | |
AU2017223887B2 (en) | Device for switching a DC current in a pole of a DC voltage network | |
CN102088248B (zh) | 高输出功率的本质安全型电源 | |
CN109818569B (zh) | 用于光伏组件的并联式关断系统及关断后重新启动的方法 | |
CN105932344B (zh) | 一种可级联的动力电池组安全保护模块 | |
JP2018125270A (ja) | 直流電力系の安全開閉装置 | |
CN113054623A (zh) | 一种光伏组件安全快速关断装置及控制方法 | |
JP7143984B2 (ja) | 直流電流開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151222 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5864006 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |