JP5843152B2 - 排出機構及び販売装置 - Google Patents
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Description
この特許文献1に記載の手動式販売装置は、筒状のカプセルが複数個収納された収納ケースと、収納ケースの前方側に設けられて筒状のカプセルを1つずつ排出する排出口と、排出口に連通して筒状のカプセルを1つ受け入れ可能なポケット部と、ポケット部に受け入れられたカプセルを排出口に押し出す底壁部材とを有する。また、収納ケースの底面には回転ハンドルの回転に対応して回転する回転台が設けられており、回転ハンドルを回転させると、回転台が所定角度回転する。底壁部材は、この回転台の回転に連動して、ポケット部の上方を開放する開放位置と、ポケット部の上方を閉じる閉じ位置との間で往復運動するようになっている。底壁部材が開放位置にあるとき、ポケット部にカプセルが受け入れられ、底壁部材が開放位置から閉じ位置に移動する際に、ポケット部に受け入れられたカプセルを排出口に排出する。
図1は、本発明の一実施形態に係る販売装置としての手動式販売装置100を正面側からみた斜視図である。本発明の一実施形態に係る手動式販売装置100は、一方を他方の上面の上に積み上げたすなわち上下二段構成になっている。上下の手動式販売装置100は、それぞれ箱型の筐体101を有する。筐体101の上部には、筒体Aを複数収納し、筒体Aを一つずつ排出する本発明の一実施形態に係る排出機構1が設けられている。また、手動式販売装置100の排出機構1の下方には、筐体101の前面開口を覆うカバー体103が、ヒンジにより開閉自在に設けられている。
カバー体103には、コインを投入するためのコイン投入口104と、返却されるコインが排出されるコイン受け皿106と、が設けられている。また、カバー体103には、排出機構1を作動させるために操作する回転ハンドル110がカバー体103に対して回転可能に配置されている。さらに、カバー体103からは、投入したコインを返却させるための返却部材102が突出している。
また、本実施形態では、手動式販売装置100の筐体101は、従来の球形のカプセルに包装された物品を販売するための手動式販売装置の筐体と同じものを使用している。つまり、本発明の第一実施形態に係る排出機構1は、従来の手動式販売装置に着脱可能となっており、したがって、本実施形態の手動式販売装置100は、既存の手動式販売装置の上部に配置される、球状のカプセルが収納される収納ケースを、本発明の第一実施形態に係る排出機構1に付け替えた構成となっている。したがって、図1の手動式販売装置100には、従来の球状のカプセルを取り出すための取出口105がカバー体103に設けられているが、本実施形態では、この取出口105は使用しない。
図2に示すように、手動式販売装置100の上方には、排出機構1が、中央には、投入されたコインを選別するコイン検出装置107が、下方には、コイン検出装置107で選別されたコインを収納するコイン収納部108が設けられている。
なお、本実施形態では、手動式販売装置100は、従来球状のカプセルに収納された物品を排出する既存の手動式販売装置の筐体を使用しているため、歯車112から回転台20の歯21までの減速比は、回転ハンドル110が1回転すると、回転台20が所定角度回動するように設定されている。
一方、コイン検出装置1は、所定種類のコインが所定枚数投入されていない場合には、伝達機構109を作動させず、回転ハンドル110の回転を阻止する。この結果、排出機構1が作動せず、筒体Aは取り出されない。
また、コイン検出装置1は、コイン受け皿106に連通しており、返却されるべきコインをコイン受け皿106に排出する。さらに、コイン検出装置1は、コイン収納部108とも連通しており、回転ハンドル110が回転されるごとに、投入された所定枚数の所定種類のコインをコイン収納部108に排出する。
次に、排出機構1の構成について説明する。
図3は、排出機構1を上方から見た斜視図であり、図4は、排出機構1を下方から見た斜視図である。また、図5は、排出機構1の平面図であり、図6は、排出機構1の側断面図であり、図7は、排出機構1の駆動力伝達構造を示す分解斜視図である。これらの図3乃至図7に示すように、排出機構1は、筒体Aを複数収納する収納ケース10と、前述の回転台20(図4)と、回転台20の回動運動を伝達する回転板30(図7)と、回転板30によって伝達された駆動力によって往復動する底壁部材40と、収納ケース10の前方に形成され、筒体Aが排出される排出口50(図6)と、収納ケース10内の筒体Aを排出口50に向かって移動させる送り手段60と、を備える。なお、本実施形態では、収納ケース10において、排出口50が設けられた側を前方側とし、その反対側を後方側として説明する。また、収納ケース10の前後方向に直交する略水平方向を収納ケース10の横方向(幅方向)として説明する。
本実施形態では、収納ケース10と回転台20は、一つ設けられ、回転板30、底壁部材40、および送り手段60は、それぞれ複数(本実施形態では二つ)設けられている。
図8は、本発明の一実施形態に係るストッパ71を示す斜視図であり、図9は、本発明の一実施形態に係るストッパ75を示す斜視図である。図8に示すように、ストッパ71は、最前方の筒体収納空間17とその後方の筒体収納空間18との間に配置されており、棒状に形成され、その一端に、筒体収納空間17に収納された筒体Aと当接可能な当接部分72を有し、その他端には、筒体収納空間17と筒体収納空間18との間の空間に突出可能な係止部73を有する。当接部分72は、図6に示すように、筒体収納空間17に収納された筒体Aのうち、下から2番目の筒体Aに当接する位置に配置されている。係止部73は、筒体収納空間17に収納された最も下の筒体Aと筒体収納空間18に収納された最も下の筒体Aとの間に配置されている。ストッパ71は、棒状部材の略中央において、回転軸74が収納ケース10または仕切り部材11に取り付けられることにより、回転軸74を中心に揺動可能に取り付けられている。それにより、ストッパ71は、係止部73が、筒体収納空間17,18の間の位置で、収納ケース10の内側に突出する突出位置と、筒体収納空間17,18の間の位置で突出しない退避位置との間で揺動可能である。なお、ストッパ71は、当接部分72に筒体Aが当接していない状態では、自重により当接部分72が突出し、係止部73が退避位置に位置するような位置で安定するような形状とされている。
回転板30A,30Bの上面の円周上には、上方に突出するピン38A,38Bが形成されている。これらのピン38A,38Bは、位相を互いに所定角度(本実施形態では約180°)ずらした位置に配置されている。つまり、ピン38Aがその軌跡上で排出機構1の最後方に位置したときに、ピン38Bは、排出機構1の最前方に位置するように配置されている。このように、いずれか一方のピン38A,38Bが排出機構1の最後方に、いずれか他方が最前方に配置される位置が、回転板30A,30Bの初期位置となっている。
また、回転台20から回転板30A,30Bまでの減速比は、回転ハンドル110が一回転して回転台20が所定角度回動したときに、回転板30A,30Bがそれぞれ半回転(180°)回動するように設定されている。
また、底壁部材40A,40Bの後方下面には、回転板30A,30Bのピン38A,38Bが係合可能な係合壁47A,47Bが形成されている。係合壁47A,47Bは、底壁部材40A,40Bの幅方向約半分(本実施形態では前方方向に向かって右側半分)にわたって横方向に延び且つ下方に突出している。
なお、本実施形態では、回転台20と、ピン38A,38Bを備えた回転板30A,30Bと、ばね42A,42Bを備えて、底壁部材40を駆動する本発明の駆動手段を構成する。
図12は、本発明の一実施形態に係る排出機構1の蓋部材52の構造を示す斜視図である。また、図13は、本発明の一実施形態に係る排出機構1の蓋部材52の開閉機構を示す断面図である。図12及び図13や図6に示すように、蓋部材52は、周面に開口52Aを有する円筒形で、長手方向軸線に直交する方向の断面が円弧状(略C字形)となっている。蓋部材52は、長手方向軸線が収納ケース10の幅方向に沿うように、収納ケース10の略全幅にわたって配置されている。
蓋部材52は、長手方向に延びる回転軸52Cを中心に回動可能に設けられ、図示しない付勢手段によって開口52Aが排出口50側を向いて円弧状部分が取出口51を覆うように、付勢されている。蓋部材52Aの周面には、蓋部材52を付勢手段に抗して下方に回動させるためのつまみ52Bが設けられている。また、蓋部材52の内部の径寸法は、筒体Aの径寸法よりも大きくなるように設定されており、蓋部材52の内部に、排出口50から排出された筒体Aを受け入れる受入室52Dが形成される。
リンク部材55は、蓋部材52の回転軸52Cよりも前方側に位置する回転軸55Aが収納ケース10に回動可能に取り付けられた三日月形の部材である。リンク部材55の中央部には、リンク部材55の回転中心である回転軸55Aを中心とする円弧状の長孔55Bが形成されており、この長孔55Bには、蓋部材52の回転軸52Cが貫通する。また、リンク部材55の長孔55Bより後方側には、回転軸55Aを中心とするリンク部材55の略半径方向に延びる長孔55Cが形成され、この長孔55Cには、遮断部材54の端部54Bの内面から内側に突出するピン54Dが挿通される。更に、リンク部材55には、長孔55Bを囲むように略円弧状の長孔55Dが形成されている。この長孔55Dには、蓋部材52に設けられたピン52Eが挿通される。
長孔55Dは、リンク部材55の回転軸55A側、即ち前方側に形成された端部分55Eと、その他の円弧部分55Fとを有する。端部分55Eは、長孔55Bの下端に回転軸52Cが位置した状態(図13の状態)で、回転軸52Cを中心とする略半径方向に、円弧部分55Fから僅かに外側に突出するように形成されている。円弧部分55Fは、長孔55Bの上端に回転軸52Cが位置した状態(図25の状態)で、回転軸52Cを中心とする円弧状に形成されている。
中央のプーリ61A,61Bの回転軸65の端部には、歯車63が固定されており、この歯車63は、歯車63の下方に配置された歯車64に噛み合っている。そして、歯車64は、回転台20の歯24に噛み合っている。したがって、回転台20の回転に伴って、歯車64が回転し、この回転が歯車63を介して中央のプーリ61A,61Bに伝達されることによって環状ベルト62A,62Bの上方部分が前方に向かって移動することとなる。
次に、本実施形態の手動式販売装置100の動作について説明する。
まず、コイン投入口104から所定種類のコインを所定枚数投入すると、コイン検出装置107がコインを検出して、回転ハンドル110を回転可能にするとともに、所定枚数のコインをコイン収納部108に収納する。
まず、図17及び図18に示すように、排出機構1の初期状態においては、底壁部材40A,40Bは、収納ケース10の最後方の位置に配置された開放位置に位置するので、ポケット部46A,46Bの上方が開放され、ポケット部46A,46Bに筒体Aが1つずつ受け入れられた状態となっている。
一方、回転板30Aも回転するが、ピン38Aは係合壁47Aに当接しないため、回転板30Aは底壁部材40Aに対して空回りすることとなり、底壁部材40Aは移動しない。
このような動作により、底壁部材40Bによって筒体Aを1つ受入れ室52Dに排出する。なお、この底壁部材40Bの動作の間、ピン38Aは係合壁47Aに当接しないため、底壁部材40Aは、ポケット部46Aの上方を開放する開放位置に位置したまま、移動しない。
また、筒体Aを1つ排出した後、次の筒体Aを排出する動作の際には、底壁部材40Aが開放位置から閉じ位置に移動して筒体Aを排出口50の外へ押し出すが、底壁部材40Bは開放位置に静止したままとなる。
図25及び図26は、本発明の一実施形態に係る排出機構1において、筒体Aが取出口51から取り出される時の排出機構1の動作を表す概略図である。購入者が蓋部材52のつまみ52Bを把持して蓋部材52を下方に移動させると、蓋部材52が付勢手段の付勢力に抗して長手方向軸線を中心に下方に回動する。すると、蓋部材52の開口52Aが取出口51に整列して、取出口51が開く。この動作により、受入室52C内の筒体Aが開口52Aから外部に露出するため、購入者は筒体Aを取り出すことができる。
以上のようにして、筒体Aは、前方の筒体収納空間17内の筒体Aから後方の筒体収納空間18内の筒体Aへ、順番に取り出される。
回転板30A,30Bのピン38A,38Bが、底壁部材40A,40Bの係合壁47A,47Bに当接することで底壁部材40A,40Bを前方に押し、ピン38A,38Bの係合壁47A,47Bへの係合が解除されると、ばね42A,42Bの付勢力によって底壁部材40A,40Bが後方へ移動するようになっているので、ピン38A,38Bの係合が解除されると、底壁部材40A,40Bが素早く開放位置に戻る。排出機構1の排出動作の1サイクルのうち、底壁部材40A,40Bが開放位置に配置されている時間を長く確保することができるから、ポケット部46A,46B内に筒体Aをより確実に収納することができ、筒体Aのポケット部46A,46Bへの受入れ、排出口50への排出をより確実に行うことができる。
また、底壁部材44A,44Bを移動させる構造を、ピン38A,38B及び係合壁47A,47Bで構成しているので、ピン38A,38Bが係合壁47A,47Bに当接してこれを押すことで底壁部材44A,44Bが移動する。また、ピン38A,38Bが係合壁47A,47Bを越えて移動することによってピン38A,38Bと係合壁47A,47Bとの係合が解除される。したがって、ピン38A,38Bと係合壁47A,47Bとの係合、解除が容易に行われ、底壁部材44A,44Bの駆動手段を簡単な構造とすることができる。
また、送り手段60A,60Bが、プーリ61A,61Bおよび環状ベルト62A,62Bを有して構成されるので、簡単な構造で送り手段60A,60Bを構成できる。
また、環状ベルト62A,62Bの外周に突起66A,66Bが形成されているので、突起66A,66Bが筒体Aの側面に当接するから、筒体Aが環状ベルト62A,62B上で滑るのを防止でき、より確実に筒体Aを収納ケース10の前方に移動させることができる。
遮断部材の構造は、前述の実施形態のものに限らず、蓋部材を開放位置に移動させるときに、受入室とポケット部との間を遮断可能な任意の構造を採用することができる。
筒体は、筒状の容器に玩具等を収納して構成されるものに限らず、例えば販売する製品自体が筒状のものであってもよい。
販売装置は、手動式販売装置に限らず、例えば排出機構の回転台をモータで駆動するなどして構成してもよい。
10 収納ケース
17,18 筒体収納空間
20 回転台
30 回転板
38 ピン
40 底壁部材
42 ばね(付勢手段)
44 押出部
46 ポケット部
47 係合壁(係合部材)
50 排出口
51 取出口
52 蓋部材
54 遮断部材
54D 受入室
55 リンク部材
60 送り手段
71,75 ストッパ
72,76 当接部分
73,77 係止部
100 手動式販売装置
A 筒体
Claims (4)
- 筒体を一つずつ排出する排出機構であって、
内部に前記筒体を複数収納して、前記筒体を一つずつ排出する排出口と、前記排出口に連通するとともに前記筒体を一つだけ受け入れ可能なポケット部と、を有する収納ケースと、
前記ポケット部に向かって移動して、前記ポケット部の上方の少なくとも一部を閉じる閉じ位置と、前記ポケット部の上方を開放する開放位置との間で、前記ポケット部を横切る方向に往復動可能な底壁部材と、
この底壁部材を駆動するための駆動手段と、を備え、
前記底壁部材は、前記ポケット部に受け入れられた前記筒体を前記排出口の外に向けて押すための押出部を有し、前記底壁部材が前記開放位置に移動すると、前記ポケット部に前記筒体が受入れ可能となり、前記閉じ位置に向けて移動するとき、前記ポケット部内の前記筒体を前記押出部によって前記排出口の外に押し出し、
前記駆動手段は、前記底壁部材を前記開放位置側に付勢する付勢手段と、前記底壁部材に係合可能な係合部材とを有し、前記係合部材は、前記底壁部材と係合した状態で前記付勢手段の付勢力に抗して前記底壁部材を前記閉じ位置に向けて移動させるとともに、前記底壁部材が前記閉じ位置に達した後、前記底壁部材との係合を解除し、
前記排出口に隣接して、前記排出口から押し出された前記筒体を受け入れる受入室が形成されており、この受入室は、開閉可能な蓋部材が設けられた、前記筒体を取り出すための取出口を有し、
前記蓋部材は、長手方向軸線に直交する方向の断面が円弧状の、開口を有する筒状に形成されるとともに前記軸線を中心に回動可能であり、
さらに、前記排出口には、前記蓋部材の前記軸線を中心に回動可能な遮断部材が設けられ、
この遮断部材は、前記蓋部材が前記取出口を閉じるとき、前記排出口を開放する非遮断位置と、前記蓋部材を下方に移動させて前記取出口を開くとき、前記軸線を中心に下方へと回動して前記排出口を塞ぎ、前記受入室と前記ポケット部との間を遮断する遮断位置との間で回動可能である、
ことを特徴とする排出機構。 - 前記係合部材は、回転可能な円板の円周上に形成されたピンであり、前記底壁部材は、往復運動方向に直交する方向に延びる係合壁を有し、前記ピンは、前記係合壁に当接し、前記円板の回転に伴って前記係合壁に沿って移動しながら、前記底壁部材を押すことで該底壁部材を前記開放位置から前記閉じ位置に向かって移動させ、前記底壁部材が前記閉じ位置に達した後、前記ピンが前記係合壁を越えて移動することにより、前記ピンと前記係合壁との係合が解除される、
ことを特徴とする請求項1に記載の排出機構。 - 前記収納ケースは、前記筒体を上下方向に積み重ねた第1のストックを収納するための第1の収納空間と、前記第1のストック後方に、前記筒体を上下方向に積み重ねた第2のストックを収納するための第2の収納空間とを有し、更に、前記第1の収納空間内に前記筒体が収納されている場合には前記第2の収納空間内の前記筒体が前記ポケット部に向かって移動するのを阻止するストッパを有し、
前記ストッパは、前記第1のストックの最も下の筒体と前記第2のストックの最も下の筒体との間に突出可能な係止部と、前記第1のストックの下から2番目に位置する筒体に当接する当接部分と、を有し、前記係止部が前記第1のストックの最も下の筒体と前記第2のストックの最も下の筒体との間に突出する突出位置と、前記係止部が前記第1のストックの最も下の筒体と前記第2のストックの最も下の筒体との間から退避する退避位置との間で揺動可能に設けられており、
前記当接部分が前記第1のストックの下から2番目に位置する筒体に当接するとき、前記ストッパは、前記係止部が前記突出位置に移動するように揺動し、前記第1のストックの下から2番目に位置する筒体が前記第1の収納空間内に存在しなくなり、前記当接部分が筒体に当接しなくなったとき、前記ストッパは自重により揺動して、前記係止部が前記退避位置に移動する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排出機構。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の排出機構を備えたことを特徴とする販売装置。
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