JP5730159B2 - アンテナ基板およびアンテナモジュール - Google Patents
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Description
ことが検討されており、例えば60GHzを用いた超高速無線伝送システム(無線PAN:Personal Area Network)のような応用システムも提案されるようになっている。
られた第2のグランド導体層とをさらに含んでいる。
図1に示されているように、本実施形態におけるアンテナモジュールは、アンテナ基板1と、アンテナ基板1に搭載されたチップ2とを含んでいる。図1(a)において、アンテナモジュールは、仮想のxyz空間におけるxy平面に実装された状態で示されている。図1(a)において、上方向とは仮想のz軸の正方向のことをいう。
続パッド2aが、凹部12内に収容されている。チップ2は、アンテナ用表面導体層13によって受信された信号の処理、またはアンテナ用表面導体層13から放射される信号を生成する機能を有している。
本発明の第2の実施形態について図3を参照して説明する。第2の実施形態のアンテナ基板において第1の実施形態のアンテナ基板と異なる構成は、凹部12の内部に段差を設け、この段差上面にワイヤーボンディング用パターン20を設けたことである。また凹部12の底部に、アンテナ用表面導体層13まで延伸する第3のグランド導体層21を設けたことである。また、アンテナ用表面導体層13と第3のグランド導体層21との間に第4のグランド導体層22を設け、この第4のグランド導体層22と第3のグランド導体層21とによって挟まれた層に、チップ2とアンテナ用表面導体層13を接続する給電線15をさらに備えている。また、第3のグランド導体層21と誘電体層11の下面との間に電源やデータ等を伝送するデータ用配線導体16をさらに備えている。その他の構成は第1の実施形態におけるアンテナモジュールと同様である。
本発明の第3の実施形態について図4を参照して説明する。第3の実施形態のアンテナモジュールにおいて第1の実施形態のアンテナ基板と異なる構成は、シールド部材23をさらに含んでいることである。シールド部材23は、例えば板状部材であって、例えば金属材料、金属粉末または電波吸収体粉末が含有された樹脂から成る。その他の構成は、第1の実施形態におけるアンテナ基板と同様である。
上述の実施形態のアンテナ基板の効果を確認するために図5に示す例を用いてシミュレーションを行なった。図5の例は、基板中央にパッチアンテナ用表面導体層があり、その右側に凹部を用いたチップ実装エリアAA、左側には凹部がないチップ実装エリアBBがある例である。アンテナ用表面導体層から放射された電波の電界強度の凹部がある場合と、凹部がない場合での違いをシミュレーションを用いて調べた。シミュレータにはアンシス製HFSSを用い、基板材料としてアルミナを想定し、その比誘電率を9.2に設定した。パッチ
アンテナ用表面導体層のグランド導体層は基板表面から基板内部に0.3mm入った高さに設
定した。凹部寸法は2mm角、深さ0.3mmで、凹部中心をパッチアンテナ用表面導体層中心から2mm離れた位置に設定した。中心周波数を61.5GHzに設定してパッチアンテナ用表面導
体層を設計し、パッチ寸法を0.64mm角、給電点をパッチ中心から0.18mmずらしたところで図5(b)の反射特性が得られた。反射最小周波数は61.2GHz、反射-10dB以下の帯域は5.2GHzである。
。この図はパッチ導体付近の電界強度が最大になる瞬間の電界強度分布であり、ハッチング領域が18kV/m以上の強電界がかかっている領域である。ここでは電界強度の絶対値は問題ではなく、強電界領域がどのような形状で分布しているかが重要になる。図から凹部がない実装エリアBBには一部18kV/m以上の強電界がかかっているのに対し、凹部がある実装エリアAAにはそのような強電界領域はない。このことから凹部を設けることにより、アンテナ用表面導体層から放射された電波が、凹部がない場合よりも弱められることが分かる。これはアンテナ用表面導体層から放射された電波が、アンテナ用表面導体層近傍ではある程度基板表面に沿って伝播することによる。図5(d)に、図5(c)から位相が30度進んだタイミングでの電界強度分布を示す。実装エリアAAには強電界領域は全くないのに対し、実装エリアBBには基板表面に強電界領域が残っている。この基板表面に残っている強電界領域が、基板表面に沿って伝播する電波の成分である。実装エリアAAのように基板に凹部を設けることにより基板表面に段差ができ、これが電波の基板表面に沿った伝播を阻止して、凹部内の実装エリアAAの電界強度を下げている。このことは凹部内の実装エリアAAは、パッチアンテナ用表面導体層からの直線的経路がないためにアンテナ用表面導体層から放射された電波が到達しにくいと解釈することもできる。したがってチップを実装エリアBBに実装するより、実装エリアAAに実装する方が、チップが受ける電界は弱く、アンテナ用表面導体層からの放射の影響を小さくすることができる。言い換えるとアンテナ用表面導体層チップ間のアイソレーションを高めることができる。
上述の実施形態のアンテナ基板の効果を確認するための他の例を図6に示す。図6の例は、図5の例のチップ実装エリアAA、BBにシリコン製チップ3が実装された場合の例であ
る。シミュレーションは図5の例と同じように行い、シリコンチップの比誘電率は11.9に設定した。シリコンチップの寸法は1.8mm角、厚さ0.25mmに設定した。チップと凹部の水
平方向のクリアランスは0.1mmであり、チップと基板とのすき間はフリップチップ実装を
想定して0.05mmに設定した。図6(b)にこのときの反射特性を示す。反射最小周波数は61.8GHz、反射-10dB以下の帯域は5.2GHzであり、チップが実装されない図5の例とほぼ
同じであった。
れたチップは、広い範囲で18kV/m以上の強電界にさらされているのに対し、凹部がある実装エリアAAに実装されたチップは一部だけそのような強電界にさらされている。このことからチップを凹部がない基板表面に実装するより、凹部内に実装する方が、アンテナ用表面導体層から放射された電波の影響を受けないことが分かる。
2:チップ(高周波用半導体素子)
3:シリコンチップ
11:誘電体層
12:凹部
13:アンテナ用表面導体層
14:実装パッド
15:給電線
16:データ用配線導体
17:第1のグランド導体層
18:第2のグランド導体層
19:チップ実装用パッド
20:ワイヤーボンディング用パターン
21:第3のグランド導体層
22:第4のグランド導体層
23:シールド部材
Claims (3)
- チップ実装用パッドが設けられた凹部を含む上面を有している誘電体層と、
該誘電体層の前記上面に設けられており、前記凹部の周囲に配置されたアンテナ用表面導体層と、
前記誘電体層の下面に設けられた実装パッドと、
前記誘電体層の内部に設けられており、前記チップと前記アンテナ用表面導体層とを電気的に接続する給電線と、
該給電線と前記アンテナ用表面導体層との間に設けられた第1のグランド導体層と、前記給電線と前記誘電体層の下面との間に設けられたデータ用配線導体と、
前記給電線と前記データ用配線導体との間に設けられた第2のグランド導体層とを備えていることを特徴とするアンテナ基板。 - 請求項1に記載されたアンテナ基板と、
該アンテナ基板の前記誘電体層の前記上面に実装されており、前記凹部内に収容された接続パッドを有しているチップとを備えていることを特徴とするアンテナモジュール。 - 前記チップの上に設けられたシールド部材をさらに備えていることを特徴とする請求項2記載のアンテナモジュール。
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