JP5720348B2 - Pedal device for electronic percussion instruments - Google Patents
Pedal device for electronic percussion instruments Download PDFInfo
- Publication number
- JP5720348B2 JP5720348B2 JP2011064104A JP2011064104A JP5720348B2 JP 5720348 B2 JP5720348 B2 JP 5720348B2 JP 2011064104 A JP2011064104 A JP 2011064104A JP 2011064104 A JP2011064104 A JP 2011064104A JP 5720348 B2 JP5720348 B2 JP 5720348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- rack
- pedal device
- base portion
- protrusions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
本発明は、電子打楽器用のペダル装置に関する。 The present invention relates to a pedal device for an electronic percussion instrument.
従来、電子打楽器用のペダル装置が知られている。例えば、下記特許文献1に示されるペダル装置は、パッドを支持するラックにおけるパイプ状等の取付部材に後部が取り付けられると共に、接地面(床面)に載置される。 Conventionally, pedal devices for electronic percussion instruments are known. For example, a pedal device shown in Patent Document 1 below is mounted on a grounding surface (floor surface) while a rear portion is attached to a pipe-like attachment member in a rack that supports a pad.
また、フットボードは非踏み込み操作時に後部が上方に傾斜しており、踏み込まれると水平に近くなる。そのため、フットボードを踏み込むと、ペダル装置のベース部を介して接地面に垂直方向の力が加わると共に、ラックにおける取付部材に対して後方への力が加わる。 In addition, the footboard is inclined upward at the time of non-depressing operation, and becomes almost horizontal when depressed. Therefore, when the footboard is stepped on, a vertical force is applied to the grounding surface via the base portion of the pedal device, and a backward force is applied to the mounting member in the rack.
しかしながら、上記特許文献1を含む従来のペダル装置では、ベース部の下面に設けられた硬いゴムが接地面に当接し、ペダル装置の後部についてはラックの取付部材に剛結されている。そのため、ペダルの踏み込み操作で発生する上記の力により、接地面に対しては垂直方向の振動が伝わり、ラックに対しては主に前後方向への振動が伝わる。 However, in the conventional pedal device including the above-described Patent Document 1, hard rubber provided on the lower surface of the base portion abuts on the grounding surface, and the rear portion of the pedal device is rigidly connected to a rack mounting member. For this reason, the above-described force generated by depressing the pedal transmits the vibration in the vertical direction to the ground contact surface, and mainly transmits the vibration in the front-rear direction to the rack.
これらの振動は、音を発生させるだけでなく、特にラックとの関係においては、ペダル装置の振動がラックに支持されているパッドへ伝わったり、逆にパッドからペダル装置に振動が伝わったりすることもある。そのため操作感にも悪影響を及ぼす。 These vibrations not only generate sound, but especially in relation to the rack, the vibration of the pedal device is transmitted to the pad supported by the rack, and conversely, the vibration is transmitted from the pad to the pedal device. There is also. Therefore, it adversely affects the operation feeling.
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ラック及び接地面に対する振動伝達を抑制することにある。 The present invention has been made to solve the above-described problems of the prior art, and an object thereof is to suppress vibration transmission to the rack and the ground plane.
上記目的を達成するために本発明の請求項1の電子打楽器用のペダル装置は、ベース部(11)と、踏み込み操作により前記ベース部の前部に設けられた回動軸(21)を中心に回動自在なフットボード(20)とを備え、電子打楽器のラックにおける取付部材(29)に対して取り付けられて使用される電子打楽器用のペダル装置であって、第1の弾性体(30)を有し、前記ラックにおける前記取付部材に取り付けられる被取付部(12)と、前記ベース部の下面に設けられ、接地面(24)に当接する第2の弾性体(40)とを有し、前記被取付部の前記第1の弾性体と前記ベース部の前記第2の弾性体とを介して、前記ラック及び前記接地面に弾性的に支持されることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a pedal device for an electronic percussion instrument according to claim 1 of the present invention is centered on a base portion (11) and a rotating shaft (21) provided at the front portion of the base portion by a stepping operation. A pedal device for an electronic percussion instrument that is attached to and used with respect to a mounting member (29) in a rack of the electronic percussion instrument, and includes a first elastic body (30). ), And a mounted portion (12) attached to the mounting member in the rack, and a second elastic body (40) provided on the lower surface of the base portion and in contact with the grounding surface (24). The elastic member is elastically supported on the rack and the grounding surface via the first elastic body of the attached portion and the second elastic body of the base portion.
好ましくは、前記被取付部において、前記第1の弾性体には、後方に向かい且つ前記取付部材における取付面(29a)に向かって突設される複数の突起部(31、32)が含まれる。好ましくは、前記複数の突起部には突設高さが異なる複数の種類が存在し、そのうち一部の種類の突起部(32)は非踏み込み操作時には前記取付面に当接しない。好ましくは、前記ベース部の前記第2の弾性体には、前記接地面に向かって突設される複数の突起部(41、42)が含まれる。好ましくは、前記複数の突起部には突設高さが異なる複数の種類が存在し、そのうち一部の種類の突起部(42)は非踏み込み操作時には前記接地面に当接しない。 Preferably, in the attached portion, the first elastic body includes a plurality of protrusions (31, 32) protruding rearward and toward the attachment surface (29a) of the attachment member. . Preferably, the plurality of protrusions have a plurality of types having different projecting heights, and some of the protrusions (32) do not contact the mounting surface during a non-depressing operation. Preferably, the second elastic body of the base portion includes a plurality of protrusions (41, 42) protruding toward the grounding surface. Preferably, the plurality of protrusions have a plurality of types having different protruding heights, and some of the protrusions (42) do not contact the grounding surface during a non-depressing operation.
なお、上記括弧内の符号は例示である。 In addition, the code | symbol in the said parenthesis is an illustration.
本発明の請求項1によれば、ラック及び接地面に対する振動伝達を抑制することができる。 According to claim 1 of the present invention, vibration transmission to the rack and the ground plane can be suppressed.
請求項2によれば、踏み込み時の後方への力による振動の伝達を抑制することができる。 According to the second aspect, it is possible to suppress the transmission of vibration due to the backward force at the time of depression.
請求項3、5によれば、作用するバネ定数を段階的に変化させることができる。 According to the third and fifth aspects, the acting spring constant can be changed stepwise.
請求項4によれば、踏み込み時の下方への力による振動の伝達を抑制することができる。 According to the fourth aspect, it is possible to suppress the transmission of vibration due to the downward force when the pedal is depressed.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1(a)、(b)、(c)は、本発明の一実施の形態に係る電子打楽器用のペダル装置の模式的な平面図、側面図、底面図である。このペダル装置は、例えば、電子打楽器としての電子バスドラムに用いられるキックペダルとして構成される。このペダル装置は、接地面である床面24の上に載置されて使用され、フットボード20の踏み込みにより演奏操作がされる。図1は、フットボード20が非操作状態である自由状態を示している。以降、ペダル装置の前後、上下方向は、水平な床面24に載置された状態を基準とし、図1(b)の左側、上側が、それぞれ前側、上側とする。
1A, 1B, and 1C are a schematic plan view, a side view, and a bottom view of a pedal device for an electronic percussion instrument according to an embodiment of the present invention. This pedal device is configured as a kick pedal used for an electronic bass drum as an electronic percussion instrument, for example. This pedal device is used by being placed on the
ペダル装置は、床面24に水平なベース部11と、ベース部11の後半部から上方に突設されたカバー12とを有する。ベース部11の上に板状のフットボード20が配設される。
The pedal device includes a
ベース部11の前部にはヒール19が設けられ、ヒール19に、左右方向(図1(a)の上下方向)に沿って回動軸21が設けられる。回動軸21に、フットボード20の前端部20aが軸支されている。これにより、フットボード20は、回動軸21を中心に自由端部である後端部20bが上下方向(図1(b)の時計及び反時計方向)に回動自在になっている。以降、回動方向については、後端部20bが時計方向に回動する方向を「踏み込み方向」、反時計方向に回動する方向を「踏み上げ方向」とも呼称する。フットボード20の後端部20bの下部には、押し子22が前方に延設される。
A
ベース部11の前後方向中間部には、コイルバネ16が配設される。コイルバネ16は、ベース部11の上面とフットボード20の下面とに接続固定されている。フットボード20は、足を乗せていない非操作状態で且つ自由状態において、その自重によりコイルバネ16を少し圧縮させて、図1(b)に示すような平衡状態となる。フットボード20は、踏み上げ方向の上限位置と踏み込み方向の下限位置(踏み込み終了位置)との間を回動可能範囲としている。
A
ベース部11の上面には、アクチュエータ14が配設される。アクチュエータ14は、ゴム等の弾性体で構成され、前端がベース部11に固定され、後半部が上方に湾曲して弧を描く形状に形成されている。アクチュエータ14の下方でベース部11の上面には、不図示のセンサパターンでなるセンサが備えられる。
An
フットボード20が踏み込みされて押し子22によりアクチュエータ14の自由端(後端)が押圧される。アクチュエータ14がほぼ水平に近くなるまで押圧されると、それがフットボード20の往方向の回動終了位置、すなわち、上記した踏み込み方向の下限位置となる。
The
センサにアクチュエータ14が接触すると、接触状態に応じた検出信号が出力される。その接触面積は、アクチュエータ14の変形が大きいほど、すなわち、フットボード20のベース部11に対する踏み込み方向への回動角度が大きいほど大きくなる。センサ15は、アクチュエータ14との接触面積が大きいほど、電気抵抗値が小さくなるように構成される。その抵抗値の変化を把握することにより、フットボード20の位置や踏み込み強さが検出され、それらに応じて、発生する音の音量や音色等を変化させることができる。
When the
検出信号は、不図示のジャックを通じて出力され、出力された信号は、打撃演奏トリガ信号として不図示の信号処理部に送られ、打撃演奏データに変換されたり、リアルタイムに音響に変換されたりする。なお、センサの構成は問わず、アクチュエータ14からの押圧力によりフットボード20の位置や押圧強さを検出できるものでればよい。例えば、ピエゾセンサであってもよい。
The detection signal is output through a jack (not shown), and the output signal is sent as a batting performance trigger signal to a signal processing unit (not shown) and converted into batting performance data or converted into sound in real time. Any sensor configuration may be used as long as the position and pressing strength of the
一方、ペダル装置を単独で手で持って逆さまにした場合等には、フットボード20が踏み上げ方向に大きく回動することがある。その場合、フットボード20に固定された規制片23(図1(b))が、カバー12に設けられた不図示のストッパ部に当接することで、踏み上げ方向の上限位置が規定される。
On the other hand, when the pedal device is held by hand and turned upside down, the
ベース部11の下面には、複数(4個)の接地用弾性体40が取り付け固定される。ペダル装置は、4個の接地用弾性体40を介して床面24に支持される。一方、カバー12の前部が、ラックにおける取付部材であるパイプ29に取り付けられ、それにより、ペダル装置がラックに対して固定される。すなわち、カバー12の前部下部には、カバー12の幅方向の2箇所にラック用弾性体30が設けられ(図1(c))、ラック用弾性体30がパイプ29の上半部を包むように掴んでいる。従って、ペダル装置は、ラックのパイプ29と床面24によって固定的な位置に支持される。
A plurality (four) of grounding
ところで、ラックは、不図示のパッドを複数支持するドラムスタンドであり、そのうちパイプ29は、床面24に横たわるように配設される。図1に示す例では、パイプ29に対して略垂直な方向がペダル装置の前後方向(長手方向)となる。
By the way, the rack is a drum stand that supports a plurality of pads (not shown), of which the
図2(a)、(b)は、1つのラック用弾性体30の側面図、正面図である。2つのラック用弾性体30の構成は同じである。ラック用弾性体30は、側面視で下方が開口するU字型に構成される。ラック用弾性体30のU字の外側には溝部33が形成される。溝部33がカバー12のリブ12aに嵌合され接着等で固定されることで、カバー12にラック用弾性体30が取り付けられる。
FIGS. 2A and 2B are a side view and a front view of one rack
ラック用弾性体30のU字の内面30aからは、突起部31、32が突設される。突起部31、32は、断面円形のパイプ29の中心に向かって突設される。また、突起部31、32には、後方を向いているもの、前方を向いているもの、及び下方を向いているものがある。すなわち、突起部31、32は、パイプ29を前後及び上方から囲んでいる。
Protrusions 31 and 32 protrude from the U-shaped
突起部31、32の突設高さは2種類で、突起部31は突起部32よりも突設高さが高い。ペダル装置を演奏していない非踏み込み操作時においては、突起部31の先端がパイプ29における取付面である外周面29aに当接しているが、突起部32は外周面29aに当接していない。
There are two types of protruding heights of the protruding
図2(c)は、1つの接地用弾性体40の縦断面図である。図2(d)は、1つの接地用弾性体40の底面図である。4つの接地用弾性体40の構成及び取り付け態様は同じである。接地用弾性体40は、円盤部43を有し、円盤部43がネジ24にてベース部11に螺着固定される。
FIG. 2C is a longitudinal sectional view of one grounding
円盤部43の下面43aからは、下方に向かって突起部41、42が突設される。突起部41、42の突設高さは2種類で、突起部41は突起部42よりも突設高さが高い。ペダル装置を演奏していない非踏み込み操作時においては、突起部41の先端が床面24に当接しているが、突起部42は床面24に当接していない。
From the
従って、ペダル装置は、ラック用弾性体30及び接地用弾性体40を介してのみ、パイプ29と床面24とに弾性的に支持されることになる。ラック用弾性体30及び接地用弾性体40に採用する弾性材料や性質については、ペダル装置の振動がパイプ29や床面24に伝達されにくように考慮して決める。まず代表として、接地用弾性体40について説明する。
Therefore, the pedal device is elastically supported by the
図3(a)、(b)は、接地用弾性体40が有する振動伝達の周波数特性を示す図である。接地用弾性体40に採用するバネ定数または質量によって、固有振動数(共振周波数)f0が変化する。図3(a)に示す曲線L1は、曲線L2に比べ、バネ定数を小さくするか、または質量を小さくして慣性を小さくした場合の特性である。振動の伝達効率は、固有振動数f0の1.4倍(=1.4f0)より高い周波数以上で1以下となり、振動が遮断される効果が高まる。そこで、固有振動数f0が極力低くなるような弾性材料を選定するのがよい。
FIGS. 3A and 3B are diagrams showing frequency characteristics of vibration transmission of the grounding
また、図3(b)に曲線C1〜C4で示すように、固有振動数f0が同じであっても、選定する弾性材料自身が有する損失によって振動伝達効率が変化する。例えば、減衰の度合いが高い材料を用いることで、曲線C4のように、伝わる振動の増加を低く抑えることが可能となる。 Further, as shown by curves C1 to C4 in FIG. 3B, even if the natural frequency f0 is the same, the vibration transmission efficiency changes due to the loss of the elastic material to be selected. For example, by using a material having a high degree of attenuation, an increase in transmitted vibration can be suppressed to a low level as shown by a curve C4.
これらの観点から、本実施の形態では、接地用弾性体40には、エラストマ(天然ゴム、EPDM、BR、CR、シリコン等)を採用している。また、ラック用弾性体30にも同様の材料を採用している。
From these viewpoints, in the present embodiment, an elastomer (natural rubber, EPDM, BR, CR, silicon, etc.) is used for the grounding
かかる構成において、非演奏操作状態からフットボード20を踏み込むと、フットボード20が、回動軸21を中心に図1(b)の時計方向に回動する。するとまず、フットボード20からは後方への力が生じ、ラック用弾性体30において後方を向いて突設されている突起部31、32のうち、突起部31が潰れる(弾性変形する)。その際、後方への力が一定以上であると、潰れた突起部31の周辺の突起部32がパイプ29の外周面29aに当接するようになる。非常に大きな力が加わった場合は、突起部32も潰れてラック用弾性体30の内面30aがパイプ29の外周面29aに当接することとなる。
In such a configuration, when the
このように、力の大きさによって突起部31、32、内面30aが順番に作用し、反力が段階的に増すようになっている。これは、後方への力についてであるが、下方への力に関しては、ラック用弾性体30の内面30aの天井に突設されている突起部31、32が同様に作用し、前方への力に関しては、前方を向いて突設されている突起部31、32が同様に作用する。
In this way, the
作用するバネ定数としては、突起部31、32、内面30aのいずれまでが当接しているかによって段階的に変化することになる。突起部32が作用する頻度が高くないように設定することで、多くの場合において突起部31のみの当接で済むようにすれば、振動遮断効果が高い。
The acting spring constant varies stepwise depending on which of the
一方、フットボード20からの下方への力によって、接地用弾性体40の突起部41、42、円盤部43の下面43aについては、突起部31、32、内面30aと同様に、力の大きさに応じて順番に、段階的に床面24に当接するよう作用する。突起部42、円盤部43の下面43aが床面24に当接し得るのは、通常、フットボード20が踏み込み方向の下限位置となったときである。ところで、フットボード20からの下方への力に対しては、接地用弾性体40の突起部41、42とラック用弾性体30において下方に向けて突設されている突起部31、32とが協働して作用する。
On the other hand, due to the downward force from the
本実施の形態によれば、ペダル装置が、ラック用弾性体30と接地用弾性体40とを介して、ラック及び床面24に弾性的に支持されるので、ラック及び床面24に対する振動伝達を抑制することができる。
According to the present embodiment, the pedal device is elastically supported by the rack and the
また、ラック用弾性体30及び接地用弾性体40にはそれぞれ、突設高さが異なる複数種類の突起部が存在するので、作用するバネ定数を段階的に変化させることができる。特に、単純な弾性体と比べて、突起部の数や形状等によってバネ定数を適切に設計しやすい。
In addition, since the rack
ところで、ラック用弾性体30は、パイプ29の上側の半円部を覆うように形成されたが(図2(a))、パイプ29の全周を覆うように構成してもよい。
By the way, although the
突起部31、32、41、42は、ラック用弾性体30や接地用弾性体40と一体に形成することは必須でない。また、突設高さが異なる突起部毎に異なる材料を採用してもよい。また、突起部の突設高さは2種類としたが、3種類以上としてもよい。
It is not essential that the
フットボード20を踏み込む際にはパイプ29に対して主として後方に力が加わる。従って、構成を簡単にする観点からは、突起部31、32については、パイプ29の前側の外周面29aに当接するものだけを設ける構成としてもよい。また、図4に変形例を示すように、ラックの取付部材(パイプ29)は、必ずしも左右方向に延在するものでなくてもよい。
When the
図4(a)、(b)は、縦型のパイプ29に取り付けるペダル装置の前部の平面図、側面図である。ラックにおいて鉛直方向に延在するパイプ29にペダル装置を取り付ける場合、ラック用弾性体30については、後方に開口するU字型に構成する。そして、パイプ29の前半部を覆うようにラック用弾性体30を配設する。また、カバー12の後部にケースクランプ13を設け、ケースクランプ13の前面に弾性体50を取り付ける。弾性体50がパイプ29の後部に当接するようにする。突起部31、32の突設高さ等の設定は図2の例と同様である。
4A and 4B are a plan view and a side view of the front part of the pedal device attached to the
これにより、ペダル装置が、ラック用弾性体30と接地用弾性体40とを介して、ラック及び床面24に弾性的に支持される。ペダル装置の後方、左右方向への力はラック用弾性体30の突起部31、32によって受け止められ、前方への力は弾性体50によって受け止められる。弾性体50の材料はラック用弾性体30と同じでもよい。また、弾性体50にも、突起部31、32と同様の突起部を設けてもよい。
Thus, the pedal device is elastically supported on the rack and the
また、振動伝達抑制の観点からは、突起部31、32、41、42は必須でなく、弾性を有すればよい。弾性材料や弾性体の形状も上記の例示に限定されない。接地用弾性体40を例にとって図5の変形例を説明する。
Further, from the viewpoint of suppressing vibration transmission, the
図5(a)〜(e)は、接地用弾性体40の変形例を示す縦断面図である。まず、図5(a)に示す例のように、接地用弾性体40は、気泡を有するスポンジ状の弾性体であってもよい。弾性体の硬度、床面24との接触面積によりバネ定数を適切に設定し、材料自在の損失と気泡状態にて損失の調整を行う。
FIGS. 5A to 5E are longitudinal sectional views showing modifications of the grounding
また、図5(b)に示すように、ソリッドのゴム等の弾性体を採用してもよい。また、取り付け態様に関しては、図5(c)に示すように、接地用弾性体40を、ベース部11の上側から配設してベース部11の下方に一部が突出するようにしてもよい。この場合は、ネジ45の頭がベース部11の下方にないので、ベース部11と床面24との距離を小さくすることができる。
Further, as shown in FIG. 5B, an elastic body such as solid rubber may be employed. As for the attachment mode, as shown in FIG. 5C, the grounding
また、図5(d)に示すように、接地用弾性体40にフランジ部40bを設け、ベース部11の穴に貫通・嵌合して配設してもよい。この場合は、固定のためのネジが不要になり、部品点数が削減される。
Further, as shown in FIG. 5 (d), the grounding
あるいは、図5(e)に示すように、接地用弾性体40として金属バネ47を採用してもよい。金属バネ47の線径、外形、有効巻数でバネ定数を調整できるので、ゴム等に比し、バネ定数を正確に設計でき、固有振動数f0の設定が容易である。金属バネ47自体は損失が小さいため、高い損失を確保するために、金属バネ47の外周はゴム材料46でコーティングされている。このほか、金属バネ47等の損失が小さい弾性体を採用する場合は、ゴム等の材料を並設してもよい。
Alternatively, as shown in FIG. 5 (e), a
図5に示す各変形例は、適宜、ラック用弾性体30にも適用可能である。
Each modification shown in FIG. 5 is also applicable to the rack
なお、床面24に対する振動伝達を抑制する観点に限れば、ラック用弾性体30を設けることなく、ペダル装置を、接地用弾性体40を介して床面24に弾性的に支持させるだけでも、一定の効果はある。
As long as the vibration transmission to the
11 ベース部、 12 カバー(被取付部)、 20 フットボード、 21 回動軸、 24 床面(接地面)、 29 パイプ(取付部材)、 29a 外周面(取付面)、 30 ラック用弾性体(第1の弾性体)、 31、32、41、42 突起部、 40 接地用弾性体(第2の弾性体)
DESCRIPTION OF
Claims (5)
第1の弾性体を有し、前記ラックにおける前記取付部材に取り付けられる被取付部と、
前記ベース部の下面に設けられ、接地面に当接する第2の弾性体とを有し、
前記被取付部の前記第1の弾性体と前記ベース部の前記第2の弾性体とを介して、前記ラック及び前記接地面に弾性的に支持されることを特徴とする電子打楽器用のペダル装置。 An electronic device that includes a base portion and a footboard that is rotatable about a rotation shaft provided at a front portion of the base portion by a stepping operation, and is attached to a mounting member in a rack of an electronic percussion instrument. A pedal device for a percussion instrument,
An attached portion having a first elastic body and attached to the attachment member in the rack;
A second elastic body provided on the lower surface of the base portion and in contact with the grounding surface;
A pedal for an electronic percussion instrument, wherein the pedal is elastically supported by the rack and the grounding surface via the first elastic body of the attached portion and the second elastic body of the base portion. apparatus.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011064104A JP5720348B2 (en) | 2011-03-23 | 2011-03-23 | Pedal device for electronic percussion instruments |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011064104A JP5720348B2 (en) | 2011-03-23 | 2011-03-23 | Pedal device for electronic percussion instruments |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012198473A JP2012198473A (en) | 2012-10-18 |
JP5720348B2 true JP5720348B2 (en) | 2015-05-20 |
Family
ID=47180729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011064104A Active JP5720348B2 (en) | 2011-03-23 | 2011-03-23 | Pedal device for electronic percussion instruments |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5720348B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9217533B2 (en) | 2013-10-31 | 2015-12-22 | Roland Corporation | Vibration isolating table |
JP6386717B2 (en) * | 2013-10-31 | 2018-09-05 | ローランド株式会社 | Anti-vibration table |
CN107204179B (en) * | 2017-06-29 | 2020-11-24 | 得理乐器(珠海)有限公司 | Electronic drum edge signal detection device |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1124660A (en) * | 1997-06-27 | 1999-01-29 | Yamaha Corp | Vibration isolating base |
US5949008A (en) * | 1997-10-10 | 1999-09-07 | Augsburger; Brad | Rail and system for supporting drums and other percussion musical instruments |
JP3380453B2 (en) * | 1997-12-19 | 2003-02-24 | 星野楽器株式会社 | Drum pedal hoop holding device |
CN2443465Y (en) * | 2000-08-14 | 2001-08-15 | 功学社教育用品股份有限公司 | Stand for drum beating pedal |
US6979770B2 (en) * | 2002-07-02 | 2005-12-27 | Hampton Jr Ronald K | Multi-trigger electronic drum pedal |
JP5446437B2 (en) * | 2009-05-08 | 2014-03-19 | ヤマハ株式会社 | Impact detection device |
-
2011
- 2011-03-23 JP JP2011064104A patent/JP5720348B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012198473A (en) | 2012-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4236611B2 (en) | Electronic percussion instrument | |
JP5446437B2 (en) | Impact detection device | |
US8258392B2 (en) | Stroke sensing device for percussion instruments | |
JP2005208555A5 (en) | ||
US8785758B2 (en) | Electronic hi-hat cymbal controller | |
JP5728371B2 (en) | Percussion instrument support structure | |
US9286870B2 (en) | Pedal device for electronic percussion instrument | |
JP6372105B2 (en) | Electronic percussion instrument | |
JP2008170644A (en) | Electronic musical instrument system and stand for electronic musical instrument | |
CN105304072B (en) | Pedal device for electronic percussion instrument | |
JP5720348B2 (en) | Pedal device for electronic percussion instruments | |
JP2015121728A (en) | Electronic cymbal | |
JP2017083535A (en) | Electronic percussion instrument and striking position detector | |
CN113811944A (en) | Electronic pedal cymbal | |
JP2009069848A (en) | Electronic percussion instrument | |
JP2017187700A (en) | Electronic percussion instrument | |
JP6544330B2 (en) | Electronic percussion | |
JP6015133B2 (en) | Pedal device for electronic percussion instruments | |
JP5919923B2 (en) | Pedal device for percussion instruments | |
JP5272387B2 (en) | Electronic pad for striking | |
JP5895710B2 (en) | Pedal device for electronic percussion instruments | |
JP5733370B2 (en) | Impact detection device | |
JP4556894B2 (en) | Electronic percussion instrument device | |
JP5098598B2 (en) | Hi-hat electronic pad | |
JP5029322B2 (en) | Hi-hat electronic pad |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150224 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150309 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5720348 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |