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JP5710753B2 - アドバンストlteシステムにおける通信のリレー - Google Patents

アドバンストlteシステムにおける通信のリレー Download PDF

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Description

本開示は、通信システムにおいてモバイル機器による通信をリレーすることに関する。
通信システムは、モバイル通信機器などの2又はそれ以上のエンティティ間、及び/又は通信システムに関連するその他の局間の通信セッションを可能にする設備と見なすことができる。通常、通信システム及び互換通信機器は、システムに関連する様々なエンティティが何をすることができるか、及びいかにしてそれを達成すべきかを示す所与の標準又は仕様に従って動作する。例えば、通常は、通信機器がいかにして通信システムにアクセスできるか、及び通信機器間、通信ネットワークの要素間、及び/又はその他の通信機器間でいかにして通信を実施すべきかが定められている。
無線通信システムでは、少なくとも2つの局間の通信の少なくとも一部が無線リンクを介して行われる。無線システムの例としては、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)、衛星通信システム、及び、例えば無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)などの様々な無線ローカルネットワークが挙げられる。無線システムでは、基地局によりアクセスノードが提供される。基地局の無線カバレッジ領域はセルとして知られており、従って、無線システムはセルラーシステムと呼ばれることが多い。システムによっては、基地局アクセスノードがノードBと呼ばれる。
ユーザは、適当な通信機器によって通信システムにアクセスすることができる。ユーザの通信機器は、ユーザ装置(UE)と呼ばれることが多い。通信機器は、他のパーティとの通信を可能にするための適当な信号送受信構成を備える。通信機器は、例えば、インターネットアクセスなどを可能にするための音声、電子メール(Eメール)、テキストメッセージ、マルチメディアなどの通信を運ぶデータをやりとりするように構成することができる。従って、ユーザの通信機器を介して、ユーザに数多くのサービスを提案及び提供することができる。通信接続は、1又はそれ以上のデータベアラによって提供することができる。
無線システムでは、通信機器が、アクセスノード及び/又は別の通信機器と通信できる送受信局を提供する。通信機器又はユーザ装置を通信システムの一部と見なすこともできる。用途によっては、例えばアドホックネッワークでは、通信システムが、互いに通信可能な複数のユーザ装置の使用に基づくことができる。
無線通信機器の特徴は、これらがユーザにモビリティを提供する点である。モバイル通信機器、すなわち略してモバイル機器を、1つの基地局から別の基地局に、さらには異なるシステムに属する基地局間で移行又はハンドオーバすることもできる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)無線アクセス技術のロングタームエボリューション(LTE)として知られているアーキテクチャを標準化中である。その目的は、とりわけ、レイテンシを短縮し、ユーザデータレートを高め、システム容量及びカバレッジを改善し、通信事業者のコストを削減することである。本明細書では、LTEのさらなる発展をLTE−Advancedと呼ぶ。LTE−Advancedは、低いコストでさらにデータレートを高めてレイテンシを短縮することにより、さらに強化したサービスを提供することを目的としている。3GPP LTE仕様の様々な開発段階は、リリースと呼ばれる。
国際移動体通信(IMT)に向けた新たなスペクトル帯には、より高い周波数帯域が含まれ、LTE−Advancedは、より高いデータレートを目指しているので、伝播損失が高いこと及びビットあたりエネルギーが制限されることにより、1つの基地局のカバレッジが制限される可能性がある。カバレッジを拡大する1つの可能性としてリレー方式が提案されてきた。このカバレッジの拡大という目的とは別に、リレー概念を導入することで、高シャドーイング環境における高ビットレートカバレッジの提供を支援し、ユーザ装置における平均無線送信電力を削減することができる。これにより、バッテリ寿命を向上させ、セル容量を高め、スループットを効率的にすることができる。リレー方式では、無線アクセスネットワーク(RAN)の開発コストを削減することもできる。
LTE−Aアーキテクチャでは、リレーノードが、ドナーeNodeB(DeNB)などの基地局と通信することができる。3GPP TSG RAN WG3#68及び3GPP TSG-RAN WG3#66bisに述べられているように、DeNBは、リレーノードが他のエンティティと通信する際にリレーノードのためのプロキシとして機能することができる。このようにして、DeNBは、X2インターフェイスなどのインターフェイスの正しい確立を可能にするとともに、非ユーザ装置のシグナリングがリレーノードとの間で的確に伝わることを確実にする。
特定のDeNBに関連するリレーノードは、システム内の基地局などの他のエンティティに対しては、DeNBのセルの一部と見なされる。実際には、近隣のリレーノードがDeNBに関連するリレーノードを識別し、このリレーノードに関連するDeNBと通信できるようにするために、DeNBに関連するリレーノードは、同じeNB識別情報をDeNBと共有することができる。
X2インターフェイスなどのいくつかのインターフェイスは、ポイントツーポイントインターフェイスとして設計されたものである。例えば、以前は、X2インターフェイスを使用して2つの基地局間で通信することができていた。しかしながら、基地局に関連するリレーノードが導入されることにより、X2インターフェイスは、例えばLTE−Aアーキテクチャとともに使用したときに、元々設計されていたようなポイントツーポイントインターフェイスとして動作することができない。これにより、リレーノードが開始できるユーザ装置のハンドオーバの種類が不明確になり得る。このことは、特定の基地局に関連する正しいリレーノードにメッセージを伝達できないことも意味し得る。
本発明の実施形態は、これらの問題の1つ又はいくつかに対処することを目的とするものである。
実施形態によれば、
第1のノードに関連するリレーノードから、少なくとも1つの第2のノードの指示を含む情報を受け取るステップと、
この指示に基づいて、少なくとも1つの第2のノードのパラメータ情報を判断するステップと、
を含む方法が提供される。
この情報は、少なくとも1つの第2のノードがリレーノードの新たな近隣ノードである旨の指示を含むことが好ましい。
この方法は、少なくとも1つの第2のノードのパラメータ情報をリレーノードに送信するステップを含むことが好ましい。
この方法は、第1のノードと少なくとも1つの第2のノードの間に接続が確立されているかどうかを判断するステップを含むことが好ましい。
この方法は、第1のノードと少なくとも1つの第2のノードの間に接続が確立されていない場合に、第1のノードと少なくとも1つの第2のノードの間に接続を確立し始めるステップを含むことが好ましい。
この方法は、リレーノードが第1のノードと少なくとも1つの第2のノードの間の接続を使用できるかどうかを判断するステップを含むことが好ましい。
パラメータ情報を送信するステップは、少なくとも1つの第2のノードの構成情報をリレーノードに送信して、このリレーが接続を使用できる旨を示すステップを含むことが好ましい。
パラメータ情報を送信するステップは、少なくとも1つの第2のノードの構成情報をリレーノードに送信しないことで、このリレーノードが接続を使用できない旨を示すステップを含むことが好ましい。
判断するステップは、リレーノードが接続をハンドオーバに使用できるかどうかを判断するステップを含むことが好ましい。
少なくとも1つの第2のノードの指示を含む情報は、第2のノードのリソースの状況要求を含むことが好ましい。
判断するステップは、リレーノード及び少なくとも1つの第2のノードの識別情報を状況要求から判断するステップを含むことが好ましい。
この方法は、識別情報に基づいて、リレーノードと少なくとも1つの第2のノードの間のアドレスマッピングを作成するステップを含むことが好ましい。
この方法は、アドレスマッピングに基づいて、リレーノードと少なくとも1つの第2のノードの間でメッセージを転送するステップを含むことが好ましい。
さらに別の実施形態によれば、
第1のノードに関連するリレーノードから、少なくとも1つの第2のノードの指示を含む情報を受け取る手段と、
この指示に基づいて、少なくとも1つの第2のノードのパラメータ情報を判断する手段と、
を備える装置が提供される。
この情報は、少なくとも1つの第2のノードがリレーノードの新たな近隣ノードである旨の指示を含むことが好ましい。
この装置は、少なくとも1つの第2のノードのパラメータ情報をリレーノードに送信する手段を備えることが好ましい。
この装置は、第1のノードと少なくとも1つの第2のノードの間に接続が確立されているかどうかを判断する手段を備えることが好ましい。
この装置は、第1のノードと少なくとも1つの第2のノードの間に接続が確立されていない場合に、第1のノードと少なくとも1つの第2のノードの間に接続を確立し始める手段を備えることが好ましい。
この装置は、リレーノードが第1のノードと少なくとも1つの第2のノードの間の接続を使用できるかどうかを判断する手段を備えることが好ましい。
パラメータ情報を送信する手段は、少なくとも1つの第2のノードの構成情報をリレーノードに送信して、このリレーが接続を使用できる旨を示すように構成されることが好ましい。
パラメータ情報を送信する手段は、少なくとも1つの第2のノードの構成情報をリレーノードに送信しないことで、リレーノードが接続を使用できない旨を示すように構成されることが好ましい。
判断する手段は、リレーノードが接続をハンドオーバに使用できるかどうかを判断するように構成されることが好ましい。
少なくとも1つの第2のノードの指示を含む情報は、第2のノードのリソースの状況要求を含むことが好ましい。
判断する手段は、リレーノード及び少なくとも1つの第2のノードの識別情報を状況要求から判断するように構成されることが好ましい。
この装置は、識別情報に基づいて、リレーノードと少なくとも1つの第2のノードの間のアドレスマッピングを作成する手段を備えることが好ましい。
この装置は、アドレスマッピングに基づいて、リレーノードと少なくとも1つの第2のノードの間でメッセージを転送する手段を備えることが好ましい。
さらに別の実施形態によれば、プロセッサと、コンピュータプログラムコードを含むメモリとを備えた装置が提供され、このメモリ及びコンピュータプログラムコードは、プロセッサを用いて装置に、第1のノードに関連するリレーノードから、少なくとも1つの第2のノードの指示を含む情報を受け取るステップと、この指示に基づいて、少なくとも1つの第2のノードのパラメータ情報を判断するステップとを少なくとも実行させる。
本発明の方法を実行するようになっているプログラムコード手段を含むコンピュータプログラムを提供することもできる。
以下の詳細な説明及び添付の特許請求の範囲には、様々な他の態様及びさらなる実施形態も記載する。
以下の例及び添付図面を参照しながら、本発明をほんの一例としてさらに詳細に説明する。
いくつかの実施形態における通信システムの例を示す図である。 いくつかの実施形態によるフロー図である。 いくつかの実施形態によるシグナリング図である。 いくつかの実施形態によるシグナリング図である。 いくつかの実施形態における、近隣ノード間のインターフェイスの概略図である。 他のいくつかの実施形態によるシグナリング図である。
以下、モバイル通信機器にサービスを提供する無線又は移動体通信システムを参照しながら、いくつかの例示的な実施形態について説明する。いくつかの例示的な実施形態の詳細を説明する前に、説明例の基礎をなす技術の理解に役立つように、図1を参照しながら無線通信システム及びモバイル通信機器のいくつかの一般的原理について簡単に説明する。
通信機器は、通信システムを介して提供される様々なサービス及び/又はアプリケーションへのアクセスに使用することができる。無線又は移動体通信システムでは、モバイル通信機器11と適当なアクセスシステム10の間で無線アクセスインターフェイスを介してアクセスが行われる。通常、モバイル機器11は、少なくとも1つの基地局又はアクセスシステム10の同様の無線送信機及び/又は受信機ノードを介して通信システムに無線でアクセスすることができる。1又はそれ以上の基地局は、X2インターフェイスを介して通信することができる。X2インターフェイスは、直接物理リンクとすることも、或いは両基地局が通信を行っているデータネットワークによって提供することもできる。通常、基地局サイトは、セルラーシステムの1又はそれ以上のセルを提供する。図1の例では、第1の基地局12a及び第2の基地局12bがセルを提供するように構成されているが、各々がセルを提供する例えば3つのセクタを提供することもできる。モバイル機器11、並びに第1の基地局12a及び第2の基地局12bは、1又はそれ以上の無線チャネルを同時に開くことができ、複数のソースから信号を受信することができる。
通常、第1の基地局12a及び第2の基地局12bは、これらの動作及び基地局と通信するモバイル通信機器の管理を可能にするために、少なくとも1つの適当なコントローラにより制御される。この制御エンティティを他の制御エンティティと相互接続することもできる。図1には、コントローラがブロック18によって提供されるように示している。適当なコントローラ装置18は、少なくとも1つのメモリ14、少なくとも1つのデータ処理ユニット13、及び入力/出力インターフェイスを備えることができる。これらの制御機能を複数のコントローラユニット間で分散することもできると理解されたい。以下で詳細に説明するように、基地局12aのためのコントローラ装置13は、制御機能を提供するための適当なソフトウェアコードを実行するように構成することができる。第2の基地局12bもコントローラ装置を有することができるが、明確にするために図示していない。
図1の例では、第1の基地局ノード12aが、適当なゲートウェイ15を介してデータネットワーク16に接続されている。明確にするために、第2の基地局のデータネットワーク16との接続は図示していない。例えばパケットデータゲートウェイ及び/又はアクセスゲートウェイ17などのいずれかの適当なゲートウェイノードにより、アクセスシステムと、パケットデータネットワークなどの別のネットワークとの間のゲートウェイ機能を提供することもできる。従って、1又はそれ以上の相互接続ネットワーク及びその要素によって通信システムを提供することができ、様々なネットワークを相互接続するための1又はそれ以上のゲートウェイノードを提供することができる。
或いは、通常、モバイル機器11は、少なくとも1つのリレー20を介して通信システム10にアクセスすることができる。明確にするために、第1の基地局12aに関連する1つのリレーノード20のみを図示している。いくつかの実施形態では、第1の基地局に関連する他のリレーノード、及び/又は第2の基地局12bなどの他の基地局に関連する1又はそれ以上のリレーノードが存在することもある。リレーノード20は、セルカバレッジを拡大するとともに、通信システムのセル容量を高めることができる。
リレーノード20を少なくとも1つのコントローラ装置22により制御してこれを動作させ、このリレーノード20と通信する通信機器11を管理することができる。図1には、リレーノード20に接続されたコントローラ装置22を示している。コントローラ装置22は、メモリ24に接続された少なくとも1つのデータプロセッサ23を備えることができる。リレーノード20のためのコントローラ装置22は、以下でより詳細に説明する制御機能を提供するための適当なソフトウェアコードを実行するように構成することができる。
通信機器11を使用して、様々なサービス及び/又はアプリケーションにアクセスすることができる。通信機器は、符号分割多元接続(CDMA)又は広帯域CDMA(WCDMA)などの様々なアクセス技術に基づいて通信システムにアクセスすることができる。後者の技術は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)仕様に基づく通信システムにより使用されている。他の例には、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、空間分割多元接続(SDMA)などがある。本明細書で説明する原理を適用できる移動体アーキテクチャの非限定的な例は、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)として知られている。適当なアクセスノードの非限定的な例にセルラーシステムの基地局があり、例えば、3GPP仕様の語彙ではNodeB又はエンハンストNodeB(eNB)として知られている。eNBは、ユーザプレーンの無線リンク制御/媒体アクセス制御/物理層プロトコル(RLC/MAC/PHY)、及びモバイル通信機器に向けた制御プレーンの無線リソース制御(RRC)プロトコル終端などのE−UTRAN機能を提供することができる。他の例としては、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)及び/又はWiMax(ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス)などの技術に基づくシステムの基地局が挙げられる。
無線信号を送受信できるあらゆる機器により、適当なモバイル通信機器を提供することができる。非限定的な例として、携帯電話又はスマートフォンとして知られているものなどの移動局(MS)、無線インターフェイスカード又はその他の無線インターフェイス設備を備えたポータブルコンピュータ、無線通信機能を備えた携帯情報端末(PDA)、又はこれらのあらゆる組み合わせなどが挙げられる。
通信機器11を音声及びビデオ通話に使用して、データネットワークを介して提供されるサービスアプリケーションにアクセスすることができる。通信機器11は、無線キャリア又は無線ベアラ上で無線信号を送受信するための適当な装置を介して信号を受け取ることができる。この通信機器は、例えば無線部及び関連するアンテナ配列によって実現できる送受信機を備えることができる。アンテナ配列は、モバイル機器の内部に配置しても、又は外部に配置してもよい。通常、通信機器は、少なくとも1つのデータ処理エンティティ、少なくとも1つのメモリ、及び実行するように設計されたタスクで使用できるその他の構成要素も備える。これらのデータ処理エンティティ、ストレージエンティティ、及びその他のエンティティは、適当な回路基板上及び/又はチップセット内に設けることができる。
通信機器11のモビリティ管理は、モビリティ管理エンティティ(MME)19によって行うことができる。例えば、MME19は、通信機器11の1つのセルから別のセルへのハンドオーバを制御する。MME19は、ある基地局又はリレーノードのセルから別の基地局又はリレーノードのセルへのハンドオーバを制御することもできる。図1では、MME19が、S1インターフェイスを介して第1の基地局12a及び第2の基地局12bと通信する。
第1の基地局12a及び第2の基地局12bは、S1インターフェイスによってEPC(進化型パケットコア)に接続される。より詳細には、第1の基地局12a及び第2の基地局12bは、S1−MME接続(図示せず)によってMME19に接続され、S1−U接続(図示せず)によってサービングゲートウェイ(S−GW、図示せず)に接続される。いくつかの実施形態では、S1インターフェイスが、MME/サービングゲートウェイとeNBの間の多対多の関係をサポートする。S1−U接続を使用してユーザプレーントラフィックが伝達され、S1−MMEを使用してシグナリングトラフィックが伝達される。
MME19を少なくとも1つのコントローラ装置(図示せず)により制御してこれを動作させ、通信機器11のモビリティ管理を行うことができる。このコントローラ装置は、メモリ21に接続された少なくとも1つのデータプロセッサ20を備えることができる。MME19のためのコントローラ装置は、以下で詳細に説明するような制御機能を提供するための適当なソフトウェアコードを実行するように構成することができる。
以下、図1を参照しながら、いくつかの実施形態によるリレー情報の作用について説明する。第1の基地局12aは、LTE−Aアーキテクチャによる、リレーノード20のドナーeNB(DeNB)である。第1の基地局12aは、リレーノード20のS1及びX2インターフェイスのためのプロキシ機能を実施する。S1及びX2手順に関連する非通信機器シグナリングは、リレーノード20と第1の基地局12aの間、又は第1の基地局12aとMME19の間のいずれかにおいて実行される。図1には、リレーノード20と第1の基地局12aの間のS1及びX2インターフェイスを介したシグナリングを、S1及びX2と表示する矢印でそれぞれ示している。第1の基地局12aとMME19の間のシグナリングは、S1と表示する矢印で示している。矢印X2と表示するX2インターフェイスを介した第1の基地局12aと第2の基地局12bの間のシグナリングも示している。
いくつかの実施形態では、リレーノード20をサポートするためのアーキテクチャを図5に示している。図5には、第1の基地局12a、第2の基地局12b、リレーノード20、及び図1と同様の構成のMME19を示している。また、いくつかの実施形態では、1又はそれ以上の他のMME502が存在してもよい。
図5に示すように、リレーノード20は、第1の基地局12aからのS1、X2及びUnインターフェイスを終端させる。第1の基地局12aすなわちDeNBは、リレーノード20と、第2の基地局12b、他のeNB、MME及びS−GWなどの他のネットワークノードとの間のS1及びX2プロキシ機能を提供するように構成される。S1及びX2プロキシ機能は、ユーザ装置専用のS1及びX2シグナリングメッセージ及び汎用パケット無線サービストンネリングプロトコル(GTP)データパケットを、リレーノード20に関連するS1及びX2インターフェイスと、他のネットワークノードに関連するS1及びX2インターフェイスとの間で受け渡すことを含むことができる。いくつかの実施形態では、第1の基地局12aがプロキシ機能を提供するように構成され、リレーノード20にとっては、MME(S1接続の場合)、eNB(X2接続の場合)及びS−GWのように映る。
第1の基地局12aは、リレーノード20のためのサービングゲートウェイ(S−GW)及び/又はプロキシゲートウェイ(P−GW)機能も提供する。第1の基地局12aは、リレーノード20のためのセッションを作成し、リレーノード20のための進化型パケットシステム(EPS)ベアラを管理し、リレーノード20にサービスを提供するMME19に向けてS11インターフェイスを終端させるように構成される。リレーノード20及び第1の基地局12aは、リレーノード20に合わせて構成されたEPSベアラに対するシグナリング及びデータパケットのマッピングも行う。このマッピングは、ユーザ装置及びプロキシゲートウェイのために定められたサービス品質(QoS)機構に基づくことができる。
第1の基地局12aは、プロキシ機能を実行してX2インターフェイスを正しく確立できるようにするとともに、リレーノード20とその近隣ノードの間のX2インターフェイスを介したシグナリングが、リレーノード20との間で的確に伝わることを確実にする。
リレーノード20の近隣ノードは、例えば第2の基地局12bなどの基地局、又は例えば第2の基地局12bに関連するリレーノードなどの別のリレーノード(図示せず)とすることができる。
いくつかの実施形態では、リレーノード20が、通信機器11に対して第1の基地局12aのセルと見なされる。このように、リレーノード20は、第1の基地局12aと同じ一意の基地局識別情報を共有する。第1の基地局12aは、eNB IDなどの一意の識別情報を有する。eNB IDは、グローバルセルID(GUI)の最初の20ビットを含む。いくつかの実施形態では、リレーノード20のグローバルセルIDに含まれる最初の20ビットが、第1の基地局12aがサポートする他の全てのセルに等しい。このことは、リレーノード20の近隣ノードがリレーノード20を識別し、第1の基地局12aなどの適当な基地局と通信できることを意味する。リレーノード20の近隣ノードが第1の基地局12aと通信しようと試みると、第1の基地局12aはプロキシ機能を実行し、リレーノード20へ向けて通信を転送する。
いくつかの実施形態は、リレーノード20とその近隣ノードの間のX2インターフェイス通信をポイントツーポイントレベルで有利に提供する。このことは、実施形態によっては、通信機器11を近隣セル内の近隣ノードにハンドオーバする際にリレーノード20が開始する必要があるハンドオーバの種類をリレーノード20が判断するための情報を取得する構成が提供されることを意味する。例えば、リレーノード20は、S1に基づくハンドオーバを実行すべきであるか、それともX2に基づくハンドオーバを実行すべきであるかを判断するための情報を取得することができる。また、実施形態によっては、同じX2インターフェイスを共有する基地局に1又はそれ以上のリレーノードが関連付けられているにも関わらず、リレーノード20及びその近隣ノードが、ポイントツーポイント方式でメッセージを交換するのに十分なアドレス情報を取得する構成が提供される。
以下、図2を参照しながらいくつかの実施形態について説明する。図2には、基地局で実施される方法のフロー図を示している。
ステップ202に示すように、第1の基地局12aが、リレーノード20aから情報を受け取る。基地局12aにおいてリレーノード20から受け取られる情報は、例えば第2の基地局12bなどの少なくとも1つの近隣ノードの指示を含む。いくつかの実施形態では、この情報がメッセージの形で第1の基地局12aへ送信される。このメッセージは、上記少なくとも1つの近隣ノードに関する情報を求める要求、或いはこの少なくとも1つの近隣ノードに関する情報を求める要求の指示を含むことができる。いくつかの実施形態では、この要求の指示を事前に決めておくことができる。例えば、第1の基地局は、リレーノード20から送られた更新メッセージに応答して、近隣ノードのパラメータ情報を判断する。
第1の基地局12aは、ステップ204に示すように、リレーノード20からの情報を受け取ったことに応答して、少なくとも1つの近隣ノード12bのパラメータ情報を判断する。基地局12aのプロセッサ13は、1又はそれ以上の他のエンティティと情報の交換を開始することができる。例えば、いくつかの実施形態では、リレーノードから受け取った情報が、リレーノード20が近隣ノードに関連する1又はそれ以上のインターフェイスに関するパラメータ情報を必要としている旨を示す。リレーノード20は、近隣ノード12bからインターフェイス情報を取得できないことがあるので、近隣ノード12bに関連するインターフェイスの構成及びパラメータに関する情報を第1の基地局12aが取得することを必要とする。
第1の基地局12aは、近隣ノードに要求を送信することにより、近隣ノードのインターフェイスに関する情報を取得する。或いは、第1の基地局12aは、近隣ノード12bとのインターフェイスの情報をメモリ14から取り出すこともできる。
或いは、プロセッサ13が、リレーノード20から受け取った要求に応答して、少なくとも1つの近隣ノードのアドレスを判断することもできる。いくつかの実施形態では、プロセッサ13が、近隣ノードに関する情報の1又はそれ以上のその他のソースからのアドレスを相関付けてアドレス情報を判断することができる。
第1の基地局12aのプロセッサ13が、少なくとも1つの近隣ノード12bのパラメータ情報を判断すると、第1の基地局12aは、このパラメータ情報をリレーノード20に送信する。このことは、リレーノード20が、第1の基地局をプロキシエンティティとして使用することにより、X2インターフェイスを使用して情報を受け取れることを意味する。このことは、リレーノード20が1又はそれ以上の近隣ノードとのインターフェイスの利用可能性に関する情報を取得することを有利に意味する。リレーノード20は、第1の基地局12aが決定した固有のマッピングに基づいて、近隣ノードにメッセージを送信することもできる。
以下、図3を参照しながら他のいくつかの実施形態について説明する。図3には、いくつかのより詳細な実施形態のシグナリング図を示している。
リレーノード20を、新たな近隣ノードの存在を判断するように構成することができる。例えば、第2の基地局12bが初期化手順を実行した場合、リレーノード20に関連する通信機器11は、測定を行って第2の基地局12bの新たな存在を検出することができる。ステップ302に示すように、リレーノード20は測定レポートを受け取る。図3のステップ302には、測定レポート又は自動近隣関係測定(ANR MRM)を示している。
いくつかの実施形態では、近隣関係テーブルにエントリを提供するために、第1の基地局12aが自動近隣関係機能を用いて測定を使用することができる。この近隣関係機能は、近隣ノードのアイデンティティ、リレーノード20がX2インターフェイスの確立を許可されているかどうか、及びリレーノード20がX2インターフェイスを介したモビリティ手順の送信を許可されているかどうかに関する情報を含むことができる情報を、第1の基地局12aのプロセッサ13に提供する。
いくつかの実施形態では、通信機器11から少なくとも1つの測定レポートを受け取ると、リレーノード20のプロセッサ23が、新たな近隣ノードの存在を判断する。この測定レポートは、物理セル識別子を示すことができる。この測定レポートは、他の情報を含むこともできる。これとは別に、又はこれに加えて、セルグローバルアイデンティティなどの他の情報を提供する後続の測定レポートをユーザ装置から受け取ることもできる。
次に、ステップ304に示すように、プロセッサ23は、第1の基地局12aに構成更新メッセージを送信することができる。第1の基地局12aに構成更新メッセージが送信されることにより、第1の基地局12aは、メモリ14に記憶された記録を更新することができる。通常、この更新メッセージは、確立されたX2インターフェイスを介してリレーノード20から第1の基地局12aへ送信される。いくつかの実施形態では、更新情報がeNB構成更新メッセージである。eNB構成更新メッセージは、新たな近隣ノードのアイデンティティ、セルグローバル識別子(CGI)、及び/又は物理セル識別子(PCI)についての情報のうちの1又はそれ以上を含む。CGIは、公衆陸上移動体ネットワーク内のセルを一意に識別するアイデンティティである。PCIは、別の種類のセルアイデンティティであるが、CGIよりも小さい。このように、PCIは、シグナリングオーバヘッドをそれほど必要とせず、例えばメッセージ内のスペースをそれほど取らないので、情報交換に使用することができる。しかしながら、PCIは、ネットワーク内のセルを一意に識別しないこともある。
第1の基地局12aが更新メッセージを受け取ると、第1の基地局12aのプロセッサ13は、第1の基地局と新たな近隣ノード12bの間に適当なインターフェイスが確立されているかどうかを判断する。
例えば、第1の基地局12aは、新たな近隣ノード12bと通信する必要がある場合に、この新たな近隣ノード12bとのインターフェイスが確立されているかどうかをチェックすることができる。
第1のシナリオでは、ステップ306に示すように、第1の基地局12aのプロセッサ13が、新たな近隣ノード12bとの間にX2インターフェイスなどのインターフェイスが既に確立されていると判断する。近隣ノード12bが再起動したことを新たに検出することができる。
次に、第1の基地局12aのプロセッサ13は、X2インターフェイスを介してモビリティが許可されているかどうかを判断する。第1の基地局12aのプロセッサ13は、X2インターフェイスが利用可能であるがX2モビリティが許可されていないと判断した場合、この新たな近隣ノードのX2インターフェイスにハンドオーバが許可されていないとマーキングするようにメモリ14を更新する。いくつかの実施形態では、第1の基地局12aが、近隣ノードのX2インターフェイス上におけるモビリティの利用可能性及び許容可能性を記憶するための基地局近隣テーブルを更新する。ステップ310には、第1の基地局12aのメモリ14を更新することを示している。
次に、ステップ312に示すように、第1の基地局12aのプロセッサ13は、この新たな近隣ノードに関する情報をリレーノード20に送信し始める。更新メッセージは、いつリレーノードに送信してもよい。実際には、第1の基地局12aがリレーノード20から情報を受け取ったかどうかに関わらず、定期的にステップ306、308及び310を実行することができる。このようにして、近隣ノード12bとのX2インターフェイスの利用可能性に関する要求をリレーノード20から受け取る前に、X2インターフェイスが利用可能であるかどうかを判断することができる。
リレーノード20のプロセッサ23は、更新メッセージから新たな近隣ノードに関する情報を判断し、これに応じてリレーノード20のメモリを更新する。
いくつかの実施形態では、更新メッセージが、eNB構成更新メッセージを含む。eNB構成更新メッセージは、X2インターフェイスモビリティを使用したハンドオーバを許可しているリレーノード20の全ての近隣ノードの詳細を含む。X2モビリティを介してリレーノードの近隣ノードに到達可能であるかどうかを示す情報は、X2インターフェイスを介した通信機器11のハンドオーバにどのリレーノードを使用できるかをリレーノード20が判断するための情報を提供する。
いくつかの実施形態では、第1の基地局12aが、X2インターフェイスを使用するハンドオーバがリレーノード20に対して許可されていないと判断した場合、構成更新メッセージは、新たに発見された近隣ノードの詳細を全く含まない。このように、近隣ノードに対する情報が存在しない場合、新たな近隣ノード12bへのX2インターフェイスを介したハンドオーバが許可されていない旨の情報がリレーノード20に示される。
或いは、第1の基地局12aと近隣ノード12bの間にX2インターフェイスが事前に確立されており、プロセッサ13が、X2インターフェイス上のモビリティが許可されていると判断することもある。この場合、更新メッセージは、新たに発見された近隣ノードに関する情報を含む。このようにして、リレーノード20のプロセッサ23は、X2インターフェイスを介した新たな近隣ノード12bへのハンドオーバがリレーノード20によって許可されていると判断する。実際には、プロセッサ23は、更新メッセージ内に近隣ノードの情報が存在することに基づいて、リレーノードがX2インターフェイスを使用できると判断する。
別のシナリオでは、ステップ306に示すように、第1の基地局12aのプロセッサ13が、新たな近隣ノード12bとの間にX2インターフェイスが確立されていないと判断する。例えば、近隣ノード12bが初めて設置された場合もあれば、或いは第1の基地局12aがリセットされている場合もある。第1の基地局12aと第2の基地局12bの間にX2インターフェイスが確立されていない場合、第1の基地局のプロセッサ13は、ステップ308に示すようにX2セットアップ手順を開始する。次に、第1の基地局12aのプロセッサ13は、近隣ノード12bとのX2インターフェイス上でリレーノード20のためのX2モビリティが許可されているかどうかを判断することができる。リレーノード20のためのX2モビリティが許可されている場合、第1の基地局12aのプロセッサ13は、新たな近隣ノードの情報をリレーノード20に送信する。ステップ312に示すように、リレーノード20のプロセッサ23は、更新メッセージに近隣ノード12bの詳細が含まれた時にX2モビリティが利用可能であると判断する。
第1の基地局12aのプロセッサ13は、ステップ308に示すような近隣ノード12bとのX2セットアップ手順を実行した場合、このセットアップ手順が成功しなかったと判断することもある。例えば、プロセッサ13は、近隣ノード12bとのX2インターフェイスが利用可能でない、或いは近隣ノード12bとのX2インターフェイスは利用可能であるがリレーノード20から近隣へのX2モビリティが可能でないと判断することがある。
前回と同様に、第1の基地局12aのプロセッサ13は、ステップ312に示すように更新メッセージを送信し、新たに発見された近隣ノード12bの詳細を除外して、他の近隣リレーノード全ての詳細を含める。
このようにして、リレーノード20のプロセッサ23は、近隣ノード12bの情報が存在しないことに基づいて、リレーノードがX2インターフェイスを使用できないと判断する。
いくつかの代替の実施形態では、ステップ312において基地局12aが更新メッセージを送信しない。このように、eNB構成更新メッセージが存在しない場合、リレーノードのプロセッサ23は、新たに発見された近隣ノード12bへのX2モビリティが可能でないと判断する。
リレーノード20のプロセッサ23は、更新メッセージに新たな近隣ノードの詳細が含まれていない場合、X2インターフェイスを介したハンドオーバが可能でないと判断する。代わりに、リレーノード20のプロセッサ23は、他の手段を使用して通信機器11を近隣ノードにハンドオーバすべきであると判断する。例えば、リレーノードは、S1インターフェイスを使用してハンドオーバを実行することができる。
以下、図4を参照しながら別の実施形態について説明する。図4には、他のいくつかの詳細な実施形態のメッセージシグナリング図を示している。
いくつかの実施形態では、リレーノード20のプロセッサ23が、リソース状況手順を開始することができる。リソース状況手順は、特定の測定をレポートするための情報を近隣基地局12bから取得するためにリレーノード20のプロセッサ23によって開始される。他のいくつかの実施形態では、近隣基地局12bがリソース状況手順を開始して、リレーノード20から特定の測定を取得することができる。
リソース状況要求及びリソース状況応答のリソース状況手順メッセージは、ソース及びネットワークのターゲットノードを識別するための情報要素を含んでいなくてもよい。この理由は、リソース状況手順メッセージが、そもそも単一ホップのピアツーピアインターフェイス上で動作するように規定されているからである。いくつかの実施形態では、第1の基地局12aが、ネットワーク内のリレーノードのアイデンティティを以下通りに判断するように有利に構成される。
ステップ402に示すように、リレーノード20のプロセッサ23は、リソース状況要求を送信することによってリソース状況手順を開始する。リソース状況要求に含まれる情報は、リレーノード20のeNB測定ID及び第1の基地局12aのeNB測定IDを含む。第1の基地局12aは、リレーノード20からリソース状況要求を受け取り、第1の基地局12aのプロセッサ13は、このリソース状況要求を開く。
測定を要求する例えば第2の基地局12bなどのeNBとのX2インターフェイスを介した測定構成を一意に識別するために、第1の基地局12aによってeNB1測定IDが割り当てられる。例えば、このeNB1測定IDを、第2の基地局12bに固有のものとする。これが必要なのは、第2の基地局12bが複数の測定を要求する場合があり、これらの各々の測定構成が異なるためである。このように、この測定IDにより、第2の基地局12bなどのeNBがこれらの測定を区別できるようになる。
ステップ404に示すように、第1の基地局のプロセッサ13は、このeNB測定IDを翻訳する。
ステップ406に示すように、第1の基地局12aは、近隣ノード12bにリソース状況要求を送信する。次に、ステップ408に示すように、近隣ノード12bは、リソース状況要求を受け取るとリソース状況応答を送信する。このリソース状況応答は、リレーノード20の近隣ノード12bの現在利用可能なリソースの情報を含む。
第1の基地局12aのプロセッサ13は、近隣ノード12bからリソース状況応答を受け取ると、eNB測定IDをX2インターフェイス上の適当なリレーノードにマッピングする。ステップ410にこのマッピングを示している。第1の基地局12aは、X2通信の異なる部分で交換されたeNB測定ID間に一意のマッピングが存在することを確認する。例えば、第1の基地局12aは、リレーノード20から第1の基地局12aへのX2通信のための一意のマッピング、及び第1の基地局12aから近隣ノード12bへの一意のマッピングを判断する。
ステップ410に示すように、プロセッサ13は、eNB測定IDをマッピングした後、リレーノード20にリソース状況応答を送信する。
以下、図6を参照しながら、測定識別情報のマッピング及び翻訳についてさらに詳細に説明する。図6には、いくつかの実施形態によるシグナリング図を示している。
ステップ602に示すように、第1の基地局12aのプロセッサ13は、リレーノード20からリソース状況要求を受け取る。このリソース状況要求は、識別情報リレーノード20を示す測定ID=Aを含む。リソース状況要求は、セルa、b、x及びyの測定も含む。セルa及びbは、第2の基地局12bのセルであり、セルx及びyは、第3の基地局12cのセルである。第1の基地局12aのプロセッサ13は、リソース状況要求を受け取ると、ステップ604に示すように、第1の基地局12aとリレーノード20の間でリソース状況応答メッセージ及びリソース状況更新メッセージを通信するために識別情報NB2測定ID=Bを確保する。
プロセッサ13は、このリソース状況要求から、リソース状況要求を第2の基地局12bに転送してセルa及びbのリソース状況情報を取得しなければならないと判断する。同様に、プロセッサ13は、このリソース状況要求から、リソース状況要求を第3の基地局12cに転送してセルx及びyのリソース状況情報を取得しなければならないと判断する。
次に、プロセッサ13は、ステップ604にも示すように、第2の基地局12bに要求を送信するために識別情報eNB1測定ID=Cを使用し、第3の基地局12cに要求を送信するために識別情報eNB1測定ID=Dを使用する。次に、第1の基地局12aは、ステップ606及び614にそれぞれ示すように、第2の基地局12b及び第3の基地局12cに要求を送信する。
第2の基地局12bは、リソース状況要求を受け取り、ステップ608に示すように、リソース状況応答及びリソース状況更新メッセージに識別情報eNB2測定ID=Eを使用すると決定する。同様に、第3の基地局12cは、リソース状況要求を受け取り、ステップ616に示すように、リソース状況応答及びリソース状況更新メッセージに識別情報eNB2測定ID=Fを使用すると決定する。
次に、第2の基地局12b及び第3の基地局12cは、ステップ610及び618にそれぞれ示すように、リソース状況応答メッセージ又はリソース状況更新メッセージを第1の基地局12aに送信する。
いくつかの実施形態では、リソース状況応答及びリソース状況更新メッセージが、第1の基地局12a及び第2基地局12b又は第3の基地局12cによって割り当てられる識別情報をいずれも含む。例えば、リソース状況応答メッセージは、第1の基地局12aによって割り当てられたeNB1測定ID、及び第2の基地局12b又は第3の基地局12cによって割り当てられたeNB2測定IDを含む。図6では、2つの識別情報を含むリソース状況応答をステップ610及び618に示している。
第1の基地局のプロセッサ13は、第2の基地局12b又は第3の基地局12cからリソース状況メッセージを受け取ると、リレーノード20にメッセージを送信するために使用すべき識別情報を判断する。
次に、第1の基地局12aは、ステップ612又は620にそれぞれに示すように、第2の基地局12b又は第3の基地局12cから受け取ったリソース状況応答メッセージ又はリソース状況更新メッセージをリレーノード20に送信する。
第1の基地局12aがステップ604において割り当てたeNB1測定IDがリソース状況応答メッセージ内に存在することにより、第1の基地局12aは、対応するリソース状況要求メッセージを識別することができる。このようにして、第1の基地局12aのプロセッサ13は、eNB1測定ID=Cを含む要求メッセージが、eNB2測定ID=Eを含む応答メッセージに対応し、eNB1測定ID=Dを含む要求メッセージが、eNB2測定ID=Fを含む応答メッセージに対応し、eNB1測定ID=Aを含む要求メッセージが、eNB2測定ID=Bを含む応答メッセージに対応すると判断することができる。
このようにして、第1の基地局のプロセッサ13は、リレーノードeNB1測定ID=Aからの識別情報を、第2の基地局eNB1測定ID=C及び第3の基地局eNB1測定ID=Dの識別情報にマッピングすることにより、リレーノード20から第2の基地局12b又は第3の基地局12cへのメッセージマッピングを実行する。同様に、プロセッサ13は、第2の基地局eNB2測定ID=E及び第3の基地局eNB2測定ID=Fの識別情報を、リレーノードeNB2測定ID=Bの識別情報にマッピングすることにより、第2の基地局12bからリレーノードへのメッセージマッピングを実行する。
いくつかの実施形態では、リレーノード20が、ステップ612及び620に示す2つのリソース状況更新メッセージの代わりに、第1の基地局12aから単一のリソース状況更新メッセージを受け取る。第1の基地局12aは、ステップ610及び618に示すように第2及び第3の基地局から全てのリソース状況応答が受け取られるまで待機することができる。第1の基地局のプロセッサ13は、リソース状況応答メッセージからの情報を組み合わせて単一のリソース状況応答メッセージにするように構成される。第1の基地局12aは、第1の基地局12aからの単一のリソース状況応答メッセージをリレーノード20に送信する。このようにして、ステップ612及び620に示すリソース状況応答メッセージは、単一のリソース状況応答メッセージに置き換えられる。
なお、LTEに関連して実施形態を説明したが、複数のコンポーネントキャリアを含むキャリアを利用する他のあらゆる通信システムにも同様の原理を適用することができる。例えば、上述した実施形態の一部又は全部を、ユニバーサル移動体電話システム(UMTS)に適用することができる。
また、基地局によって提供されるキャリアの代わりに、モバイルユーザ装置などの通信機器によってコンポーネントキャリアを含むキャリアを提供することもできる。例えば、このことは、例えばアドホックネットワークにおいて、固定装置が提供されずに複数のユーザ装置によって通信システムが提供されるような用途に当てはまり得る。従って、無線ネットワーク、技術及び標準のためのいくつかの例示的なアーキテクチャを参照しながらいくつかの実施形態を一例として説明したが、本明細書で図示し説明した以外のあらゆる好適な形の通信システムに実施形態を適用することもできる。
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書に開示した解決策には様々な変形及び修正を行うことができる。
一般に、様々な実施形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、論理回路、又はこれらのあらゆる組み合わせの形で実現することができる。例えば、ハードウェアの形で実現できる本発明の態様もあれば、コントローラ、マイクロプロセッサ、又はその他のコンピュータ機器により実行できるファームウェア又はソフトウェアの形で実現できる態様もあるが、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明の様々な態様をブロック図、フロー図、又は他の何らかの図的記述を使用して図示し説明することができるが、本明細書で説明したこれらのブロック、装置、システム、技術、又は方法を、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又は論理回路、汎用ハードウェア又はコントローラ又はその他のコンピュータ機器、又はこれらのいくつかの組み合わせの形で実行できることが十分に理解される。
本発明の実施形態は、プロセッサエンティティなどのモバイル機器のデータプロセッサによって実行可能なコンピュータソフトウェアにより、又はハードウェアにより、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより実施することができる。
さらに、これに関して、図中の論理フローのあらゆるブロックは、プログラムステップ、又は相互接続された論理回路、ブロック及び機能、又はプログラムステップと論理回路、ブロックと機能の組み合わせを表すことができる。ソフトウェアは、メモリチップなどの物理媒体、又はプロセッサ内に実装されたメモリブロック、ハードディスク又はフロッピー(登録商標)ディスクなどの磁気媒体、及び例えばDVD及びそのデータ変形、CDなどの光学媒体に記憶することができる。
メモリは、ローカル技術環境に適したいずれの種類のものであってもよく、半導体ベースのメモリ素子、磁気記憶装置及びシステム、光学記憶装置及びシステム、固定メモリ及び取り外し可能メモリなどのあらゆる適当なデータ記憶技術を使用して実現することができる。データプロセッサは、ローカル技術環境に適したいずれの種類のものであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、ゲートレベル回路及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1又はそれ以上を挙げることができる。
本発明の実施形態は、集積回路モジュールなどの様々な構成要素内で実施することができる。集積回路の設計は、概して高度に自動化されたプロセスである。論理レベルの設計を半導体基板上にエッチング及び形成できる状態の半導体回路設計に変換するための複雑かつ強力なソフトウェアツールを利用することができる。
上記の説明では、本発明の例示的な実施形態の完全かつ有益な説明を一例としてかつ非限定的な例として行った。しかしながら、添付図面及び添付の特許請求の範囲と併せて読めば、当業者には上述の説明に照らして様々な修正及び適応が明らかになるであろう。しかしながら、添付の特許請求の範囲に定義する本発明の範囲には、本発明の教示のこのような及び同様の全ての修正も含まれる。実際に、1又はそれ以上の実施形態を上述した他の実施形態のいずれかと組み合わせたものを含むさらなる実施形態も存在する。
202 第1のノードに関連するリレーノードから、少なくとも1つの第2のノードの指示を含む情報を受け取り
204 指示に基づいて少なくとも1つの第2のノードのパラメータ情報を判断
206 少なくとも1つの第2のノードのパラメータ情報をリレーノードに送信

Claims (27)

  1. 第1のノードに関連するリレーノードから、少なくとも1つの第2のノードの指示を含む情報を受け取るステップであって、前記リレーノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間の通信をサポートする通信インターフェイスが利用できないものであるステップと、
    前記指示に基づいて、前記少なくとも1つの第2のノードのパラメータ情報を判断するステップと、
    を含み、
    前記パラメータ情報は、前記リレーノードに対して固有にマッピングされており、前記リレーノードのための前記少なくとも1つの第2のネットワークノードの現在の利用可能なリソースを示すものであることを特徴とする方法。
  2. 前記情報が、前記少なくとも1つの第2のノードが前記リレーノードの新たな近隣ノードである旨の指示を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法が、前記少なくとも1つの第2のノードのパラメータ情報を前記リレーノードに送信するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記方法が、前記第1のノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間に接続が確立されているかどうかを判断するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記方法が、前記第1のノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間に接続が確立されていない場合に、前記第1のノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間に接続を確立し始めるステップを含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記方法が、前記リレーノードが前記第1のノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間の接続を使用できるかどうかを判断するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記パラメータ情報を送信するステップが、前記少なくとも1つの第2のノードの構成情報を前記リレーノードに送信して、該リレーが前記接続を使用できる旨を示すステップを含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記パラメータ情報を送信するステップが、前記少なくとも1つの第2のノードの構成情報を前記リレーノードに送信しないことで、前記リレーノードが前記接続を使用できない旨を示すステップを含む、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記判断するステップが、前記リレーノードが前記接続をハンドオーバに使用できるかどうかを判断するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項6から8に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つの第2のノードの指示を含む前記情報が、前記第2のノードのリソースの状況要求を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記判断するステップが、前記リレーノード及び前記少なくとも1つの第2のノードの識別情報を前記状況要求から判断するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記方法が、前記識別情報に基づいて、前記リレーノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間のアドレスマッピングを作成するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記方法が、前記アドレスマッピングに基づいて、前記リレーノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間でメッセージを転送するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 求項1から13に記載の方法を構成する各ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  15. 第1のノードに関連するリレーノードから、少なくとも1つの第2のノードの指示を含む情報を受け取る手段であって、前記リレーノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間の通信をサポートする通信インターフェイスが利用できないものである手段と、
    前記指示に基づいて、前記少なくとも1つの第2のノードのパラメータ情報を判断する手段と、
    を備え
    前記パラメータ情報は、前記リレーノードに対して固有にマッピングされており、前記リレーノードのための前記少なくとも1つの第2のネットワークノードの現在の利用可能なリソースを示すものであることを特徴とする装置。
  16. 前記情報が、前記少なくとも1つの第2のノードが前記リレーノードの新たな近隣ノードである旨の指示を含む、
    ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記装置が、前記少なくとも1つの第2のノードのパラメータ情報を前記リレーノードに送信する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載の装置。
  18. 前記装置が、前記第1のノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間に接続が確立されているかどうかを判断する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記装置が、前記第1のノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間に接続が確立されていない場合に、前記第1のノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間に接続を確立し始める手段を備える、
    ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記装置が、前記リレーノードが前記第1のノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間の接続を使用できるかどうかを判断する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項18又は19に記載の装置。
  21. 前記パラメータ情報を送信する手段が、前記少なくとも1つの第2のノードの構成情報を前記リレーノードに送信して、該リレーが前記接続を使用できる旨を示すように構成される、
    ことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 前記パラメータ情報を送信する手段が、前記少なくとも1つの第2のノードの構成情報を前記リレーノードに送信しないことで、前記リレーノードが前記接続を使用できない旨を示すように構成される、
    ことを特徴とする請求項20又は21に記載の装置。
  23. 前記判断する手段が、前記リレーノードが前記接続をハンドオーバに使用できるかどうかを判断するように構成される、
    ことを特徴とする請求項20から22に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つの第2のノードの指示を含む前記情報が、前記第2のノードのリソースの状況要求を含む、
    ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
  25. 前記判断する手段が、前記リレーノード及び前記少なくとも1つの第2のノードの識別情報を前記状況要求から判断するように構成される、
    ことを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 前記装置が、前記識別情報に基づいて、前記リレーノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間のアドレスマッピングを作成する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 前記装置が、前記アドレスマッピングに基づいて、前記リレーノードと前記少なくとも1つの第2のノードの間でメッセージを転送する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項26に記載の装置。
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