JP5708190B2 - 高周波増幅回路、無線装置 - Google Patents
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コレクタ電圧可変手段は、エミッタフォロワ用トランジスタのコレクタにそれぞれ異なる電圧を与える複数の電圧印加回路を備える。
複数の電圧印加回路は次の構成である。エミッタフォロワ用トランジスタのコレクタに、第1ダイオードを介して接続される電圧可変型のモード制御電源を備える。エミッタフォロワ用トランジスタのコレクタに、第2ダイオードを介して接続され、電圧可変型のモード制御電源の高出力モードでの電圧より低く、電圧可変型のモード制御電源の低出力モードでの電圧よりも高い直流電圧を出力するリファレンス電源を備える。
この構成では、コレクタ電圧可変手段を複数の電圧印加回路で実現しており、これにより、所望な値にコレクタ電圧を制御することが可能になる。
この構成では、コレクタ電圧可変手段における複数の電圧印加回路の具体例を示している。このような構成とすることで、第1ダイオード側の電圧供給回路と、第2ダイオード側の電圧供給回路とが個別に形成されるので、それぞれに高出力モード時の電圧印加、低出力モード時の電圧印加を割り当てる場合、個別に回路設計することができる。これにより、モード別のエミッタフォロワ用トランジスタへの電圧供給回路の設計自由度が向上する。これにより、それぞれのモードに対して、より所望な値にコレクタ電圧を制御することが可能になる。
高周波増幅回路100Aは、npn型からなる増幅用トランジスタ10を備える。増幅用トランジスタ10のベースは、入力整合回路30を介して高周波信号入力端子101へ接続している。増幅用トランジスタ10のコレクタは、出力整合回路40を介して高周波信号出力端子102へ接続している。増幅用トランジスタ10のコレクタには、チョークコイル60を介して駆動電源に接続され、駆動電圧Vccが印加される。この駆動電源とチョークコイル60との接続点が、本発明の「駆動電圧印加端子」となる。
高出力モードでは、モード制御電源から高電圧のモード制御電圧Vmode(H)が、抵抗素子53を介して、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタに印加される。これにより、高出力モードでは、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタ電圧が高くなる。
本実施形態の高周波増幅回路100Bは、第1の実施形態に示した高周波増幅回路100Aに対して、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタに電圧供給する回路構成が異なり、他の構成は第1の実施形態の高周波増幅回路100Aと同じである。したがって、異なる箇所のみを説明する。
高出力モードでは、高電圧のモード制御電圧Vmode(H)が、リファレンス電圧Vrefよりも高くなる。したがって、モード制御電圧Vmode(H)から第1ダイオード21Aを構成するトランジスタのベース−エミッタ間電圧だけ低下した電圧が、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタに印加される。これにより、高出力モードでは、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタ電圧が高くなり、抵抗素子54が接続されていない分、コレクタ側が低インピーダンスになる。
本実施形態の高周波増幅回路100Cは、第1の実施形態に示した高周波増幅回路100Aに対して、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタに電圧供給する回路構成が異なり、他の構成は第1の実施形態の高周波増幅回路100Aと同じである。したがって、異なる箇所のみを説明する。
高出力モードでは、高電圧のモード制御電圧Vmode(H)によりトランジスタ22Aがオン状態になる。したがって、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタには、トランジスタ22Aを介して駆動電圧Vccが印加される。これにより、高出力モードでは、低出力モードよりも、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタ電圧が相対的に高くなり、抵抗素子54が接続されていない分、コレクタ側が低インピーダンスになる。
本実施形態の高周波増幅回路100Dは、第3の実施形態に示した高周波増幅回路100Cに対して、エミッタフォロワ用トランジスタ20のベースバイアスを供給する回路構成が異なり、他の構成は第3の実施形態の高周波増幅回路100Cと同じである。したがって、異なる箇所のみを説明する。
高出力モードでは、高電圧のモード制御電圧Vmode(H)によりトランジスタ22Aがオン状態になる。したがって、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタには、トランジスタ22Aを介して駆動電圧Vccが印加される。これにより、高出力モードでは、低出力モードよりも、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタ電圧が相対的に高くなり、抵抗素子54が接続されていない分、コレクタ側が低インピーダンスになる。
本実施形態の高周波増幅回路100Eは、第1の実施形態に示した高周波増幅回路100Aに対して、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタに電圧供給する回路構成が異なり、他の構成は第1の実施形態の高周波増幅回路100Aと同じである。したがって、異なる箇所のみを説明する。
高出力モードでは、高電圧のモード制御電圧Vmode(H)が、FET80のゲートに印加され、FET80がオン状態になる。ここで、FET80に直列接続される抵抗素子56Bの抵抗値は、抵抗素子56Aよりも十分に抵抗値が小さい。したがって、高出力モードでは、抵抗素子56BおよびFET80のソース−ドレイン間を介して、駆動電圧Vccが、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタに印加される。そして、抵抗素子56Bの抵抗値が小さく、FET80のソース−ドレイン間の抵抗値も低いため、コレクタ電圧は駆動電圧Vccに近い高い電圧値となる。これにより、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタ電圧が高くなり、抵抗素子56Bの抵抗値が抵抗素子56Aの抵抗値よりも小さい分、コレクタ側が低インピーダンスになる。
本実施形態の高周波増幅回路100Fは、第1の実施形態に示した高周波増幅回路100Aに対して、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタに電圧供給する回路構成が異なり、他の構成は第1の実施形態の高周波増幅回路100Aと同じである。したがって、異なる箇所のみを説明する。
高出力モードでは、モード制御電圧Vmode(H)が高電圧となるため、第3ダイオード23に順方向バイアスがかかり、モード制御電圧Vmode(H)がエミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタに印加される。抵抗素子57による電圧降下もないため、高出力モードでは、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタ電圧が高くなり、抵抗素子57の抵抗値分、コレクタ側が低インピーダンスになる。
本実施形態の高周波増幅回路100Gは、第5の実施形態に示した高周波増幅回路100EのFET80を、npn型のトランジスタ24に置き換えたものである。このように、エミッタフォロワ用トランジスタ20のコレクタに接続するスイッチ素子をFETでなく、トランジスタにしても、図17に示すように、上述の第5の実施形態と同様のゲインコンプレッション型の高周波増幅回路を実現できる。したがって、図13に示したように、ゲインエクスパンジョン型の高周波増幅回路と直列接続することで、ゲインのフラットネスを向上させることができる。
30:入力整合回路、40:出力整合回路、51,53,54,55A,55B,56A,56B,56C,57:抵抗素子、52:バラスト抵抗素子、60:チョークコイル、70:バイパスコンデンサ、80:FET
200:バイアス制御回路
Claims (2)
- ベースから入力された高周波信号を増幅してコレクタから出力する増幅用トランジスタと、
該増幅用トランジスタのベースにエミッタが接続されたエミッタフォロワ用トランジスタと、
低出力モードと高出力モードとの間で、前記エミッタフォロワ用トランジスタのコレクタ電圧を変化させるコレクタ電圧可変手段と、
を備え、
前記コレクタ電圧可変手段は、
前記エミッタフォロワ用トランジスタのコレクタに、それぞれ異なる電圧を与える複数の電圧印加回路を備え、
前記複数の電圧印加回路は、
前記エミッタフォロワ用トランジスタのコレクタに、第1ダイオードを介して接続される電圧可変型のモード制御電源と、
前記エミッタフォロワ用トランジスタのコレクタに、第2ダイオードを介して接続され、前記電圧可変型のモード制御電源の前記高出力モードでの電圧より低く、前記電圧可変型のモード制御電源の前記低出力モードでの電圧よりも高い直流電圧を出力するリファレンス電源と、
を備える高周波増幅回路。 - 請求項1に記載の高周波増幅回路を備え、
該高周波増幅回路を高周波送信信号用のパワーアンプに用いる無線装置。
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