JP5793526B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
複数の第1配線と、
前記第1配線に交差するように延びる複数の第2配線と、
前記第1配線と前記第2配線との各交差部に配置され可変抵抗素子を含む複数のメモリセルと、
前記メモリセルに印加する電圧を制御する制御回路とを備える。
前記制御回路は、前記可変抵抗素子を第1の電圧で導通するリセット状態に変化させるリセット動作時に、選択第1配線及び選択第2配線に接続された選択メモリセルに第1の極性のリセット電圧を印加するリセット動作を実行可能に構成されている。
前記制御回路は、前記選択第1配線又は選択第2配線のいずれか一方に接続され、前記リセット動作時に前記リセット電圧に満たない電圧が印加された非選択メモリセルに対し、前記第1の極性とは逆の第2の極性のキャンセル電圧を印加するキャンセル動作を実行すると同時に、前記選択メモリセルに対して前記第2の極性の読み出し電圧を印加して前記選択メモリセルの状態を読み出すベリファイ動作を実行可能に構成されている。
前記キャンセル電圧と前記読み出し電圧とは、同一の電圧値である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性メモリの構成を示すブロック図である。この不揮発性メモリは、後述する可変抵抗素子VRを使用したメモリセルをマトリクス状に配置したメモリセルアレイ1を備える。
図2は、メモリセルアレイ1の一部の斜視図、図3は、図2におけるI−I’線で切断して矢印方向に見たメモリセル1つ分の断面図である。複数本の第1の配線としてワード線WL0〜WL2が、半導体基板Sの表面に平行なY方向に配設される。ワード線WLと交差するように複数本の第2の配線としてビット線BL0〜BL2が、半導体基板Sの表面に平行なX方向に配設される。ワード線WL0〜WL2とビット線BL0〜BL2との各交差部には、両配線に挟まれるようにメモリセルMCが配置される。第1及び第2の配線は、熱に強く、且つ抵抗値の低い材料が望ましく、例えばW、WN、WSi、NiSi、CoSi等を用いることができる。
図3に示すように、メモリセルMCは、ビット線BLとワード線WLとの間に可変抵抗素子VRが接続された回路である。可変抵抗素子VRのZ方向の上下には、バリアメタル及び接着層として機能する電極EL1、EL2が配置される。電極EL1上には可変抵抗素子VRが配置され、可変抵抗素子VR上には電極EL2が配置されている。電極EL2の電極材料としては、伝導フィラメントを構成する金属元素を含むものが用いられる。電極EL2に用いられる金属元素としては、例えば、Ag、Ni、Co、Al、Zn、Ti、Ta、Cu等を選択することができる。電極EL2には、さらに、不純物がドープされたシリコン、W、Ti、TiNx、TiSix、TiSixNy、Ta、TaNx、TaSixNyが積層されていてもよい。電極EL1としては、種々の金属元素を用いることができるが、例えば、不純物がドープされたシリコン、W、Ti、TiNx、TiSix、TiSixNy、Ta、TaNx、TaSixNyや、これらの積層構造から選択することができる。
可変抵抗素子VRとしては、電圧印加によって、電界、電流、熱、化学エネルギー等を介して抵抗値を変化させることができる物質が用いられる。可変抵抗素子VRは、例えば、基材として酸化シリコン(SiOx)を含む膜からなる。具体的には、酸化シリコン(SiOx)の単層膜、又は酸化シリコン(SiOx)と半導体や絶縁体とが積層された構造からなる。酸化シリコン(SiOx)に積層される半導体や絶縁体としてはシリコン(Si)や酸化ハフニウム(HfOx)等が用いられる。後述するように、本実施の形態の可変抵抗素子VRは、状態により印加電圧に対する電流電圧特性が異なる。これを利用して、可変抵抗素子VRを選択素子として用いることができる。
図4は、メモリセルアレイ1及びその周辺回路の回路図である。各ビット線BLの一端はカラム制御回路2の一部であるカラム系周辺回路2aに接続されている。また、各ワード線WLの一端はロウ制御回路3の一部であるロウ系周辺回路3aに接続されている。このカラム系周辺回路2a及びロウ系周辺回路3aにより、ビット線BL及びワード線WLに対して動作に必要な電圧が供給される。カラム系周辺回路2a及びロウ系周辺回路3aには、ビット線BL及びワード線WLの動作制御に必要な異なる機能をそれぞれ付加することが可能である。
図5は、可変抵抗素子VRを含むメモリセルMCの動作方法を説明する図である。
以下、図7及び図8を参照して、本実施の形態に係るセット動作を説明する。ここで、本実施の形態におけるセット動作は、選択メモリセルMCに対し正の極性のセット電圧を印加して、可変抵抗素子VRをセット状態へ変化させる動作であるものとする。以下、セット動作について説明する。
以下、図9及び図10を参照して、本実施の形態に係るリセット動作を説明する。ここで、本実施の形態におけるリセット動作は、選択メモリセルMCに対し負の極性のリセット電圧を印加して、可変抵抗素子VRをリセット状態へ変化させる動作であるものとする。以下、リセット動作について説明する。
このリセット動作を実行した後、選択メモリセルMCが所望の状態に変化したか否かを判定するためのベリファイ動作を行う。ベリファイ動作は、電圧Vreadを読み出し電圧として選択メモリセルMC20に印加し、選択メモリセルMC20に流れる電流を検出する。上述のように、メモリセルMCへ電圧Vreadを印加すると、メモリセルMCがリセット状態へ変化していない場合には、電流が多く流れる。一方、メモリセルMCがリセット状態に変化している場合、電流はほとんど流れない。選択メモリセルMC20に流れる電流が判定値Ithより小さければ、選択メモリセルMC20はリセット状態へ変化していると判定され、動作は終了する。一方、選択メモリセルMC20に流れる電流が判定値Ith以上であれば、選択メモリセルMC20はセット状態であると判定され、再度リセット動作が実行される。なお、本実施の形態におけるベリファイ動作の制御については、後述する。
ここで、本実施の形態におけるキャンセル動作は、リセット動作後の半選択メモリセルMCに対し正の極性のキャンセル電圧を印加して、可変抵抗素子VRのディスターブを解消させる動作である。可変抵抗素子VRに対し、リセット電圧−Vrに満たない負の極性の電圧が印加されると、可変抵抗素子VRが導通する電圧が高くなるように変化する(ディスターブ)。このディスターブを受けた可変抵抗素子VRに対して、正の極性のキャンセル電圧を印加する動作によって、可変抵抗素子VRが導通する電圧を低くすることができる。また、本実施の形態の半導体記憶装置では、このキャンセル動作とともに、選択メモリセルMC20のベリファイ動作を実行する。以下、キャンセル動作及びベリファイ動作について説明する。
本実施の形態に係る半導体記憶装置において、リセット動作、キャンセル動作、及びベリファイ動作を実行する。キャンセル動作時の電圧印加により、半選択メモリセルMCには、キャンセル動作に必要な正の極性のキャンセル電圧Vcancelが印加される。これにより、半選択メモリセルMCの可変抵抗素子VRのディスターブが解消される。また、半選択メモリセルMCにキャンセル動作を実行する際に、キャンセル電圧Vcancelを読み出し電圧Vreadと同一の値とする。これにより、半選択メモリセルMCのキャンセル動作と選択メモリセルMCのベリファイ動作を同時に実行している。その結果、リセット動作後のメモリセルアレイ1に対してベリファイ動作を実行する場合でも、ベリファイ動作のために、動作時間を必要とすることがなく、半導体記憶装置の動作時間を低減することができる。
次に、図15を参照して、第1の実施の形態の動作を実行するための制御回路について説明する。図15は、実施の形態の動作を制御する制御回路の回路図である。図15に示すように、メモリセルアレイ1のビット線BL及びワード線WLは、それぞれビット線選択回路2b及びワード線選択回路3bに接続されている。ビット線選択回路2b及びワード線選択回路3bは、カラム選択信号CSn、bCSn及びロウ選択信号RSn、bRSnによって制御されて、動作に必要なビット線BL及びワード線WLが選択される。
次に、図16を参照して、第1の実施の形態の動作を実行するための制御回路の他の例について説明する。図16は、実施の形態の動作を制御する制御回路の回路図である。図16に示す制御回路は、リセット動作時の選択ワード線WLへ電圧を供給する電源ノードVWWを削除し、電源ノードVZZから選択ワード線WLに電圧を印加する点において、図15に示す制御回路と異なる。また、トランジスタN7、P7からなるワード線放電回路を有する点において、図15に示す制御回路と異なる。
次に、本発明の第2の実施の形態を、図18を参照して説明する。本実施の形態の半導体記憶装置の全体構成は、第1の実施の形態と同様であり、その詳細な説明は省略する。また、第1の実施の形態と同様の構成を有する箇所には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。上述の第1の実施の形態は、キャンセル動作1を実行した後に、キャンセル動作2及びベリファイ動作を実行するものとして説明した。以下の第2の実施形態は、キャンセル動作2及びベリファイ動作を、キャンセル動作1の前に実行する点において、第1の実施の形態と異なる。
本実施の形態に係る半導体記憶装置において、リセット動作、キャンセル動作、及びベリファイ動作を実行する。キャンセル動作時の電圧印加により、半選択メモリセルMCの可変抵抗素子VRのディスターブが解消される。また、半選択メモリセルMCのキャンセル動作と選択メモリセルMCのベリファイ動作を同時に実行している。そのため、リセット動作後のメモリセルアレイ1に対してベリファイ動作を実行する場合でも、ベリファイ動作のために、動作時間を必要とすることがなく、半導体記憶装置の動作時間を低減することができる。
そして、本実施の形態の半導体記憶装置では、キャンセル動作1と、キャンセル動作2及びベリファイ動作とは、任意に順番を入れ替えることが可能である。半導体記憶装置の動作を制御する際の制約が少なくなり、動作を容易に実行することが可能となる。
次に、本発明の第3の実施の形態を、図19を参照して説明する。本実施の形態の半導体記憶装置の全体構成は、第1の実施の形態と同様であり、その詳細な説明は省略する。また、第1の実施の形態と同様の構成を有する箇所には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。上述の第2の実施の形態は、キャンセル動作2及びベリファイ動作の後に実行するキャンセル動作1を1回のみ実行するものとして説明した。以下の第3の実施形態は、キャンセル動作2及びベリファイ動作の後に実行するキャンセル動作1の回数を変化させる点において、第2の実施の形態と異なる。
本実施の形態に係る半導体記憶装置において、リセット動作、キャンセル動作、及びベリファイ動作を実行する。キャンセル動作時の電圧印加により、半選択メモリセルMCの可変抵抗素子VRのディスターブが解消される。また、半選択メモリセルMCのキャンセル動作と選択メモリセルMCのベリファイ動作を同時に実行している。そのため、リセット動作後のメモリセルアレイ1に対してベリファイ動作を実行する場合でも、ベリファイ動作のために、動作時間を必要とすることがなく、半導体記憶装置の動作時間を低減することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態を、図20を参照して説明する。本実施の形態の半導体記憶装置の全体構成は、第1の実施の形態と同様であり、その詳細な説明は省略する。また、第1の実施の形態と同様の構成を有する箇所には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下の第3の実施形態では、キャンセル動作時にビット線BL及びワード線WLに印加する電圧の制御が第1及び第2の実施の形態と異なる。
本実施の形態におけるキャンセル動作も、リセット動作後の半選択メモリセルMCに対し正の極性のキャンセル電圧を印加して、可変抵抗素子VRのディスターブを解消させる動作である。ここで、本実施の形態は、リセット動作時と、キャンセル動作時及びベリファイ動作時とで、非選択ビット線BL1、BL2及び非選択ワード線WL0、WL1の電圧を変更しないように制御を行う。以下、本実施の形態のキャンセル動作及びベリファイ動作について説明する。
本実施の形態に係る半導体記憶装置において、リセット動作、キャンセル動作、及びベリファイ動作を実行する。キャンセル動作時の電圧印加により、半選択メモリセルMCの可変抵抗素子VRのディスターブが解消される。また、半選択メモリセルMCのキャンセル動作と選択メモリセルMCのベリファイ動作を同時に実行している。そのため、リセット動作後のメモリセルアレイ1に対してベリファイ動作を実行する場合でも、ベリファイ動作のために、動作時間を必要とすることがなく、半導体記憶装置の動作時間を低減することができる。
次に、図21を参照して、第4の実施の形態の動作を実行するための制御回路について説明する。図21は、実施の形態の動作を制御する制御回路の回路図である。図21に示す制御回路は、ベリファイ動作時の選択ワード線WLへ電圧を供給する電源ノードVUUを設けた点において、図15に示す制御回路と異なる。
この制御回路及び電源ノードの制御により、上述の各キャンセル動作1’、キャンセル動作2’及びベリファイ動作を実行することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態を、図22乃至図25を参照して説明する。本実施の形態の半導体記憶装置の全体構成は、第1の実施の形態と同様であり、その詳細な説明は省略する。また、第1の実施の形態と同様の構成を有する箇所には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。上述の実施の形態は、キャンセル動作時に選択メモリセルMCには正の極性のキャンセル電圧Vcancelのみを印加するものとして説明した。以下の第2の実施形態では、キャンセル動作は、正の極性のキャンセル電圧Vcancel印加後に弱い負の極性の電圧を印加するものとして説明する。
本実施の形態のセット動作は、リセット状態の可変抵抗素子VRに対して、伝導フィラメントFが電極EL1に接続することのできる正の極性のセット電圧Vsを印加する。その後、伝導フィラメントFを一部切断するように負の極性の電圧を印加して、図5に示すセット状態を形成するものとする。
本実施の形態に係る半導体記憶装置において、リセット動作、キャンセル動作、及びベリファイ動作を実行する。キャンセル動作時の電圧印加により、半選択メモリセルMCの可変抵抗素子VRのディスターブが解消される。また、半選択メモリセルMCのキャンセル動作と選択メモリセルMCのベリファイ動作を同時に実行している。そのため、リセット動作後のメモリセルアレイ1に対してベリファイ動作を実行する場合でも、ベリファイ動作のために、動作時間を必要とすることがなく、半導体記憶装置の動作時間を低減することができる。
次に、図26を参照して、第5の実施の形態の動作を実行するための制御回路について説明する。図26は、実施の形態の動作を制御する制御回路の回路図である。図26に示す制御回路は、負電圧印加動作の制御を実行するため、回路C5、C6、C7を設けた点において、図15に示す制御回路と異なる。
この制御回路及び電源ノードの制御により、上述の負電圧印加動作1及び負電圧印加動作2を実行することができる。
次に、本発明の第6の実施の形態を、図27及び図28を参照して説明する。本実施の形態の半導体記憶装置の全体構成は、第1の実施の形態と同様であり、その詳細な説明は省略する。また、第1の実施の形態と同様の構成を有する箇所には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。上述の実施の形態は、ベリファイ動作時のデータ読み出しをビット線BLに流れる電流に基づいて行うものとして説明した。以下の第6の実施形態では、ベリファイ動作は、ワード線WLに流れる電流に基づいて行うものとして説明する。
本実施の形態に係る半導体記憶装置において、リセット動作、キャンセル動作、及びベリファイ動作を実行する。キャンセル動作時の電圧印加により、半選択メモリセルMCの可変抵抗素子VRのディスターブが解消される。また、半選択メモリセルMCのキャンセル動作と選択メモリセルMCのベリファイ動作を同時に実行している。そのため、リセット動作後のメモリセルアレイ1に対してベリファイ動作を実行する場合でも、ベリファイ動作のために、動作時間を必要とすることがなく、半導体記憶装置の動作時間を低減することができる。
次に、図29を参照して、第6の実施の形態の動作を実行するための制御回路について説明する。図29は、実施の形態の動作を制御する制御回路の回路図である。
また、ベリファイ動作は、選択ワード線WLに接続された増幅器A14において、フィードバック型のワード線接地用の増幅器A13の出力電圧と、参照電圧VREF_RVRとの大小を比較することにより行われる。選択メモリセルMCがリセット状態になると、増幅器A14の出力信号SAO_RVRは、“L”となる。この制御回路によって、上述の各動作を実行することができる。
Claims (5)
- 複数の第1配線と、
前記第1配線に交差するように延びる複数の第2配線と、
前記第1配線と前記第2配線との各交差部に配置され可変抵抗素子を含む複数のメモリセルと、
前記メモリセルに印加する電圧を制御する制御回路とを備え、
前記制御回路は、前記可変抵抗素子を第1の電圧で導通するリセット状態に変化させるリセット動作時に、選択第1配線及び選択第2配線に接続された選択メモリセルに第1の極性のリセット電圧を印加するリセット動作を実行可能に構成されており、
前記制御回路は、前記選択第1配線又は選択第2配線のいずれか一方に接続され、前記リセット動作時に前記リセット電圧に満たない電圧が印加された非選択メモリセルに対し、前記第1の極性とは逆の第2の極性のキャンセル電圧を印加するキャンセル動作を実行すると同時に、前記選択メモリセルに対して前記第2の極性の読み出し電圧を印加して前記選択メモリセルの状態を読み出すベリファイ動作を実行可能に構成されており、
前記キャンセル電圧と前記読み出し電圧とは、同一の電圧値である
ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記キャンセル動作は、前記選択第1配線に接続された前記非選択メモリセルに対して、前記キャンセル電圧を印加する第1キャンセル動作と前記選択第2配線に接続された前記非選択メモリセルに対して、前記キャンセル電圧を印加する第2キャンセル動作とを含み、
前記制御回路は、前記第1キャンセル動作又は前記第2キャンセル動作のいずれか一方とともに前記ベリファイ動作を実行するよう構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記第1キャンセル動作又は前記第2キャンセル動作の一方を、前記ベリファイ動作とともに複数回実行した後、前記第1キャンセル動作又は前記第2キャンセル動作の他方を実行するよう構成されている
ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記リセット動作時に、前記選択第1配線に第1リセット電圧、前記選択第2配線に第2リセット電圧、非選択第1配線及び非選択第2配線に第3リセット電圧を印加し、前記第1キャンセル動作時に、前記選択第1配線に第1キャンセル電圧、前記選択第2配線に第2キャンセル電圧、前記非選択第1配線及び前記非選択第2配線に第3キャンセル電圧を印加し、前記第2キャンセル動作時に、前記選択第1配線に第4キャンセル電圧、前記選択第2配線に第5キャンセル電圧、前記非選択第1配線及び前記非選択第2配線に第3キャンセル電圧を印加するよう構成されており、
前記第3リセット電圧及び前記第3キャンセル電圧は、同一の電圧値である
ことを特徴とする請求項2又は3記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記キャンセル電圧を印加した前記非選択メモリセルに対し、前記第1の極性であり、且つ、電圧値又は電圧印加時間の少なくともいずれか一方が前記リセット電圧よりも小さく設定される弱リセット電圧を印加するよう構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の半導体記憶装置。
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