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JP5792125B2 - 周波数同期回路及び受信器 - Google Patents

周波数同期回路及び受信器 Download PDF

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Description

本発明は、タイムスタンプを受信する周波数同期回路及び受信器に関する。
従来のEthernet(登録商標)のネットワークにおいて周波数同期を行う方式として、Phase Locked Loop(PLL)を用いた周波数、及びビット同期方式がある。図8は、データ列に周波数同期及び位相同期を行うPLLのブロック図の一例を表す。位相比較器51では、データ列と分周された内部クロックとの位相比較を行い、内部クロックとの位相誤差を検出して、誤差に比例したパルス幅の誤差信号を出力する。フィルタ52は、誤差に比例したパルス幅の誤差信号を平坦化し、位相誤差の大きさに比例した振幅の制御信号として出力する。Voltage Controlled Oscillator(VCO)53は、入力される制御信号に応じて出力する内部クロックの周波数及び位相を調整する。分周器54は、出力される内部クロックを、位相比較に適切な周波数にまで分周するなどして、周波数の変更を行う。分周器54より出力されたクロックは再度位相比較器51に入力され、位相比較される。これらの一連のループにより内部クロックの周波数、及び位相を入力されるデータ列の周波数及び位相に同期させる。
PLLでは一連のループに常にデータ列の位相が連続に、かつ周波数が一定で入力されていれば、フィードバックが常に安定に動作し、同期を安定して行うことができる。しかしながらデータ列の周波数が一定にも関わらず、位相に不連続が生じる場合には、位相比較器51に入力されるデータ列と分周器54から出力されるクロックの周波数が同期している場合においても、位相比較器51にて位相のずれを検知し、VCO53に位相同期のための電圧の制御が行われるため、位相の変化が生じ、これに伴い周波数のずれが生じてしまうため、周波数の同期精度が劣化するという課題があった。
データ列の位相に不連続が生じる例として、例えば次々世代のPONの一つの候補として考えられているWavelength Division Multiplexing(WDM)/Time Division Multiplexing(TDM)−PONがある。
図9にWDM/TDM−PONの一形態を示す。局舎にある送受信装置にあたるOptical Line Terminal(OLT)92に下り信号の送信器にあたるOptical Service Unit(OSU)95が複数存在し、周回性Arrayed Waveguide Grating(AWG)94を用いて波長ごとに分岐し、お客様装置にあたるOptical Network Unit(ONU)91にデータ信号を伝送する構成である(例えば、参考文献1参照。)。
OLT92からONU91に向けた信号の伝送(以下下り伝送と呼ぶ)においては送信器にあたるOSU95が複数存在し、それぞれが別の波長でデータ信号をONU91へと伝送する。この際全OSU95を共通のクロックで動作させるなどの運用により、全てのOSU95の動作周波数を同期することができるが、OSU95とONU91間の伝送距離が各OSU95で異なり、また異なる波長で伝送を行うために波長分散の影響もあり、ONU91で受信する各OSU95からのデータ信号の伝搬遅延時間が異なるため、ONU91で受信する各OSU95からのデータ信号の位相は必ずしも一致しない。そのため、OSU95を切り替える場合に、データ列の周波数は一定であるが、位相が不連続となる。そのため、従来のPLLによる周波数同期及びビット同期を行うことができない課題があった。
ここではデータ列の位相に不連続が生じる場合に生じる課題を、WDM/TDM−PONの下り伝送を例として述べたが、この課題は複数の送信器と受信器との間でデータ列を伝送する際、送信器の切り替わりに伴い、一般的に起こりうる課題である。
周波数同期の別手法の一つとして、例えばPrecision Time Protocol(PTP)といったタイムスタンプを用いて周波数同期を行う手法がある(例えば、参考文献2参照。)。図10にPTPにて周波数同期を行う場合のタイムスタンプのやりとりを示す。
マスターノードは、送信した時点でのマスターノードの時刻T,Tにおいてタイムスタンプを打ち、スレーブノードへとそれぞれのタイムスタンプを送る。スレーブノードは、タイムスタンプT,Tを受け取った時点の時刻にて、スレーブノードにてタイムスタンプT’,T’を打つ。T−Tの差と、T’−T’の差が等しくなるように内部クロックの周波数を調整する。
上記の手法は、マスターノードとスレーブノードの間の信号の伝搬遅延時間が常に一定であることを前提とした周波数同期手法であり、マスターノードとスレーブノードの間の遅延時間に変化が生じる場合には、スレーブノードにおいてタイムスタンプを受信する時点の時刻にゆらぎが生じる。
マスターノードにあたる送信器がスレーブノードにあたる受信器との間に複数接続され、送信器の切り替わりが生じる場合には、前述のごとく、送信器ごとに受信器との信号伝播遅延時間が異なる可能性があり、それによって上記周波数同期手法において、同期精度に誤差が生じる可能性がある。
他方、位相の不連続なデータ列に対して、0,1の識別のためのビット同期を行う手法として、従来PONの上りデータ列に対して位相同期を行うために用いられてきた、Clock Recovery(CR)手法が既にあり、一例としてGated Oscillatorがある。
図11にGated Oscillatorの回路ブロック図の一例を示す。NAND回路では、Dataとデータタイムスロット幅Tの1/2の位相をずらしたDataの間でNANDをとり、入力されるデータ信号の立ち上がり或いは立下りエッジを検出する。このエッジをリングオシレータに入力することで、データの立ち上がり或いは立下りエッジと位相同期したクロックを生成することができる。
Jun−ichi Kani, "Enabling Technologies for Future Scalable and Flexible WDM−PON and WDM/TDM−PON Systems", IEEE Journal of Selected Topics in quantum electronics, vol. 16, no. 5, 2010. IEEE Instrumentation and Measurement Society, "IEEE Standard for a Precision Clock Synchronization Protocol for Networked Measurement and Control Systems" , IEEE Std 1588−2008, 2008.
CR手法を用いて、位相が不連続なデータ列に対してビット同期を行うことで、タイムスタンプの値を読み出す手法と、データ列の位相が不連続な場合において、タイムスタンプを用いて周波数同期を行う手法は存在するが、受信器に対して送信器が複数接続され、送信器の切り替わりが生じる場合には、いずれの手法を用いても送信器ごとに受信器との遅延時間が異なる可能性があり、それによって上記のタイムスタンプを用いた周波数同期手法において同期精度に誤差が生じる可能性があり、課題となっていた。
本願発明の周波数同期回路は、外部装置である送信器と接続された受信器が有する周波数同期回路であって、1つ以上の送信器から送信されたデータ信号を識別するためのビット同期機能と、前記送信器から送信されたタイムスタンプの値の読み出し機能と、各タイムスタンプの値及び各タイムスタンプの受信時刻を用いて、前記送信器のクロックと内部クロックとの周波数差を検出する機能と、検出した周波数差をもとに、前記内部クロックの周波数を前記送信器の周波数に同期させる周波数機能と、を有する。
本願発明の周波数同期回路では、タイムスタンプの送信元の判別機能をさらに有し、前記周波数差を検出する機能において、同じ送信器から出力された複数のタイムスタンプに対して、タイムスタンプの値の時間差及び各タイムスタンプの受信時刻の時間差を用いて、前記送信器のクロックと内部クロックとの周波数差を検出してもよい。
本願発明の周波数同期回路では、タイムスタンプの送信元の判別機能をさらに有し、前記周波数差を検出する機能において、異なる送信器から出力された複数のタイムスタンプに対して、タイムスタンプの値の時間差に送信器の差異による伝搬遅延の差を補正し、補正後の時間差及び各タイムスタンプの受信時刻の時間差を用いて、前記送信器のクロックと内部クロックとの周波数差を検出してもよい。
本願発明の周波数同期回路では、前記ビット同期機能は、前記周波数同期機能によって送信器と同期された内部クロックに周波数同期していてもよい。
本願発明の周波数同期回路では、前記周波数同期機能によって送信器と同期された内部クロックを所望の周波数にまで逓倍して前記外装置に出力してもよい。
本願発明の周波数同期回路では、前記周波数差を検出する機能において、所定間隔で送られてくる複数のタイムスタンプの各々の時間差から継続的に周波数差を検出し、周波数ずれを監視してもよい。
本願発明の周波数同期回路では、前記周波数差を検出する機能において、周波数ずれを検知した場合に内部クロックの周波数を制御し、同期しなおしてもよい。
本願発明の受信器は、外部装置である送信器と接続された受信器であって、受信したデータ信号又はタイムスタンプに対して位相同期を行う位相同期部と、受信したタイムスタンプの送信元を判別する送信元判定部と、送信器から送信された2つのタイムスタンプの時間差を送信器のクロックと受信クロックで測定し、その結果から送信器と受信器の間のクロックの周波数差を検出する周波数差検出部と、受信器のクロックの周波数を制御する周波数同期部と、を有する。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、複数の送信器と受信器とが接続されているシステムにおいて、送信器の切り替わりにおいて、データ信号の遅延時間に変動が生じた場合においても、周波数同期を行うことができる。
受信器の構成図の一例を示す。 DDSの構成図の一例を示す。 実施形態1に係る周波数同期方法の一例である。 実施形態2に係る周波数同期方法の第1例である。 実施形態2に係る周波数同期方法の第2例である。 実施形態3に係る周波数同期方法の第1例である。 実施形態3に係る周波数同期方法の第2例である。 PLLのブロック図の一例を示す。 WDM/TDM−PONの一形態を示す。 PTPにおける周波数同期に必要なタイムスタンプのやりとりを示す。 Gated Oscillatorのブロック図の一例を示す。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本発明に係る周波数同期回路は、N個(Nは自然数)の送信器と受信器の接続において、受信器にてデータ信号或いはタイムスタンプの0,1を識別するために、データ信号に対してビット同期を、データ信号、タイムスタンプが入力されるごとに行い、これによりデータ信号、タイムスタンプの受信を行う。その上で、送信器から送信されたタイムスタンプの値を読み出し、タイムスタンプの送信元を受信器にて判別する。送信器から送信された複数のタイムスタンプの時間差を測定し、その結果から送信器と受信器の間のクロックの周波数差を検出し、周波数同期を行う。
ここでタイムスタンプの送信元が2つ以上存在する場合には、同じ送信元の複数のタイムスタンプに対して時刻差を測定し、その結果から送信器と受信器の間のクロックの周波数差を測定する方法、或いはあらかじめ各送信器と受信器の間の遅延時間を測定しておき、異なる送信元の複数のタイムスタンプに対して時刻差を測定する際、遅延時間の補正を行うことで、送信器と受信器の間のクロックの周波数差を測定する方法を用いてもよい。
図1は本発明を実施するための受信器の回路ブロック図の一例である。
本実施形態に係る受信器10は、DEC11及び位相同期部22を備える。DEC11及び位相同期部22は、送信器(不図示)から送信されたデータ信号を識別するためのビット同期機能として機能する。送信器(不図示)から伝送されたデータ及びタイムスタンプは、位相同期部22へと入力される。位相同期部22は、受信したデータ信号又はタイムスタンプに対して位相同期を行う。位相同期部22は例えばGated Oscillatorを用いることができる。
ここで位相同期部22はデータ列或いはタイムスタンプの位相の不連続が生じた場合に、ある程度の時間経過したのちに、位相の同期を行う。この位相同期にかかる時間は数百ns程度であることが望ましい。位相同期したクロックを用いて、D−Flip Flopから構成されるDecoder(DEC)11においてデータ列或いはタイムスタンプの0,1の識別を行い、受信が開始される。
本実施形態に係る受信器10は、データ列を受信するために、一般インターフェース12及びデータ読み取り部13を備える。データ列は一般インターフェース12を介してデータ読み取り部13に入力される。データ読み取り部13は、データ列を読み取り、受信器10の外部へ出力する。
本実施形態に係る受信器10は、タイムスタンプインターフェース14と、タイムスタンプ生成部15と、タイムスタンプ読み取り部16と、周波数差検出部17と、DDS18と、を備える。タイムスタンプインターフェース14及びタイムスタンプ読み取り部16は、送信器から送信されたタイムスタンプの値の読み出し機能として機能する。タイムスタンプ生成部15、タイムスタンプ読み取り部16及び周波数差検出部17は、周波数差を検出する機能として機能する。DDS18は、内部クロック20の周波数を送信器の周波数に同期させる周波数同期機能として機能する。
受信器10は、送信器よりタイムスタンプを2つ受信し、タイムスタンプインターフェース14を通じて、それらのタイムスタンプ値をタイムスタンプ読み取り部16にて読み取る。同時に、タイムスタンプ生成部15がタイムスタンプを受信した時点においてタイムスタンプを生成し、タイムスタンプ読み取り部16がタイムスタンプ生成部15の生成したタイムスタンプの読み取りを行う。タイムスタンプ読み取り部16は、タイムスタンプの送信元を判別し、送信元とタイムスタンプの値の組を周波数差検出部17へ出力する。
周波数差検出部17は、送信器より送られた2つのタイムスタンプの差と、タイムスタンプ生成部15の生成した2つのタイムスタンプの差を算出し、これらの差の差を算出することで、周波数のずれを検出する。
周波数差検出部17で検出された周波数のずれ値を用いて、Digital Direct Synthesizer(DDS)18を制御し、DDS18の出力周波数を送信器のクロックの周波数に同期させる。ここでDDS18は図2のような構成であり、周波数差検出部17から出力周波数を制御するためのデジタル信号を入力することで、分周器19,21,23への出力周波数をデジタル的に制御可能である。
DDS18は、例えば、加算器31と、位相レジスタ32と、正弦波テーブル33と、D/A変換器34と、LPF35を備える。加算器31は、位相レジスタ32からの位相値に、周波数差検出部17の検出結果を加算する。位相レジスタ32は、加算器31からの出力信号を累積する。正弦波テーブル33は、位相レジスタ32からの出力信号に応じた正弦波を出力する。D/A変換器34は、正弦波テーブル33からの正弦波をアナログ信号に変換する。LPF35は、D/A変換器34からの出力信号を平坦化する。
DDS18の出力は、受信器10においてタイムスタンプを生成するために必要となるカウンタ24の基準クロックとして用いることができる。また同時に位相同期部22へと入力することで、位相同期部22にて出力するクロックの周波数をデータ列に同期することができる。またDDS18の出力クロックを外部に出力してもよい。DDS18をそれぞれのブロックにおいて基準クロックとして用いる場合に、DDS18の周波数がそのブロックの基準クロックとして望まれる周波数と異なる場合には、分周器19、21、23を用いて周波数を調整して入力することができる。
(実施形態1)
図3は、本実施形態に係る周波数同期方法の一例である。以降タイムスタンプをTSと表記する。
本実施形態においては、まずデータ列またはTSに対して、位相同期部22が位相同期を行う。その後位相の不連続が生じた場合、位相同期部22が逐次位相の同期を行う(S101)。
その後TSを受信するまで待機し(S102)、TSを受信したのち(S103)、タイムスタンプ読み取り部16がTSの値及びTSの送信元の読み取りを行う(S104)。この後、TSを受け取った時点での受信器におけるTS値をタイムスタンプ読み取り部16が読み取る(S105)。
その後TSを過去1回以上受信したかタイムスタンプ読み取り部16が判定を行い(S106)、受信していれば、過去最近2回受信したTS値の差と上記2つのTSを受信した際の受信器におけるTS値の差から周波数差の検出を周波数差検出部17が行う(S107)。その後得られた周波数差から、DDS18が周波数同期を行う(S108)。
(実施形態2)
図4及び図5は、本実施形態による周波数同期方法の第1例及び第2例である。
これらの方式においては先の実施形態1との違い、複数の送信器からのTSを想定し動作する。
異なる送信器から入力されたTSは、送受信器の間の伝搬遅延の異なりにより、図3のように単純に差を算出するのみでは、正確な周波数誤差を検出できない。
そこで、図4に示す本実施形態による周波数同期方法の第1例では、前述のステップS106に代えて同じ送信元のTSを過去に受信したか否かをタイムスタンプ読み取り部16が判定し(S206)、同じ送信元のTSを受信している場合には、同じ送信元のTS2つをもとに周波数の同期を行う。同じ送信元のTSであれば、伝搬遅延の変化が生じないため、正確な周波数誤差の検出が可能である。
図5に示す本実施形態による周波数同期方法の第2例では、前述のステップS107に代えて過去最近2回受信したTS値と上記2つのTSを受信した際の受信器におけるTS値をもとに、送信器の違いによる伝播遅延の差の補正を行うことで周波数差検出を行う(S307)。異なる送信元のTS2つをもとに周波数同期を行うが、あらかじめ送受信器の間の伝搬遅延を測定しておき、その伝搬遅延の差を補正することで、周波数差の検出を正確に行う。
(実施形態3)
図6及び図7は、本実施形態による周波数同期方法の第1例及び第2例である。
これらの方式においては、周波数の誤差検出及び同期を1回で終わらせず、継続的に行うことがこれまでの例と異なる。これによって長期安定した周波数誤差検出、同期を行うことができる。
例えば、図6に示す本実施形態による周波数同期方法の第1例では、ステップS107の実行後にステップS102へ移行し、ステップS102からステップS107を繰り返す。
例えば、図7に示す本実施形態による周波数同期方法の第2例では、ステップS108の実行後にステップS102へ移行し、ステップS102からステップS108を繰り返す。
以上のような方式及び装置を用いることで、受信器に対して送信器が複数接続され、送信器の切り替わりが生じる場合には、送信器ごとに受信器との遅延時間が異なる可能性があり、それによって上記のタイムスタンプを用いた周波数同期手法において、同期精度に誤差が生じる可能性がある場合においても、周波数同期を達成することができる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
10:受信器
11:DEC
12:一般インターフェース
13:データ読み取り部
14:タイムスタンプインターフェース
15:タイムスタンプ生成部
16:タイムスタンプ読み取り部
17:周波数差検出部
18:DDS
19、21、23:分周器
20:内部クロック
22:位相同期部
24:カウンタ
31:加算器
32:位相レジスタ
33:正弦波テーブル
34:D/A変換器
35:LPF
51:位相比較器
52:フィルタ
53:VCO
54:分周器
91:ONU
92:OLT
93:スプリッタ
94:周回性AWG
95:OSU

Claims (7)

  1. 外部装置である送信器と接続された受信器が有する周波数同期回路であって、
    1つ以上の送信器から送信されたデータ信号を識別するためのビット同期機能と、
    前記送信器から送信されたタイムスタンプの値の読み出し機能と、
    各タイムスタンプの値及び各タイムスタンプの受信時刻を用いて、前記送信器のクロックと内部クロックとの周波数差を検出する機能と、
    検出した周波数差をもとに、前記内部クロックの周波数を前記送信器の周波数に同期させる周波数同期機能と、
    前記周波数差を検出する機能において、異なる送信器から出力された複数のタイムスタンプに対して、タイムスタンプの値の時間差に送信器の差異による伝搬遅延の差を補正し、補正後の時間差及び各タイムスタンプの受信時刻の時間差を用いて、前記送信器のクロックと内部クロックとの周波数差を検出するタイムスタンプの送信元の判別機能と、
    を有する周波数同期回路。
  2. タイムスタンプの送信元の判別機能をさらに有し、
    前記周波数差を検出する機能において、同じ送信器から出力された複数のタイムスタンプに対して、タイムスタンプの値の時間差及び各タイムスタンプの受信時刻の時間差を用いて、前記送信器のクロックと内部クロックとの周波数差を検出することを特徴とする請求項1に記載の周波数同期回路。
  3. 前記ビット同期機能は、前記周波数同期機能によって送信器と同期された内部クロックに周波数同期していることを特徴とする請求項1又は2に記載の周波数同期回路。
  4. 前記周波数同期機能によって送信器と同期された内部クロックを所望の周波数にまで逓倍して前記外装置に出力することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の周波数同期回路。
  5. 前記周波数差を検出する機能において、
    所定間隔で送られてくる複数のタイムスタンプの各々の時間差から継続的に周波数差を検出し、周波数ずれを監視することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の周波数同期回路。
  6. 前記周波数差を検出する機能において、
    周波数ずれを検知した場合に内部クロックの周波数を制御し、同期しなおすことを特徴とする請求項に記載の周波数同期回路。
  7. 外部装置である送信器と接続された受信器であって、
    受信したデータ信号又はタイムスタンプに対して位相同期を行う位相同期部と、
    受信したタイムスタンプの送信元を判別する送信元判定部と、
    送信器から送信された2つのタイムスタンプの時間差を送信器のクロックと受信クロックで測定し、その結果から送信器と受信器の間のクロックの周波数差を検出する周波数差検出部と、
    受信器のクロックの周波数を制御する周波数同期部と、を有し
    前記送信元判定部は、
    前記周波数差検出部において、異なる送信器から出力された複数のタイムスタンプに対して、タイムスタンプの値の時間差に送信器の差異による伝搬遅延の差を補正し、補正後の時間差及び各タイムスタンプの受信時刻の時間差を用いて、前記送信器のクロックと内部クロックとの周波数差を検出する
    ことを特徴とする受信器。
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