JP5781056B2 - エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 - Google Patents
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Description
〈第1実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第1実施形態によるエレベータシステムの構成について、図1および図2を参照して説明する。図1は、本実施形態によるエレベータシステム1Aの構成を示す全体図であり、図2は、本実施形態によるエレベータシステム1Aの構成を示すブロック図である。
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Aの動作について説明する。
本発明の第2実施形態として、第1実施形態と同様の構成を有するエレベータシステム1Bにおいて、災害時の避難階として複数階が設定されている場合について説明する。
ここでは、火災検知信号が「4階」の煙感知器2−4から取得されており、ステップS14で行き先階として登録されている階床に該当するため、他の避難階として設定されている「1階」に行き先階登録が変更される。
〈第3実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第3実施形態によるエレベータシステムの構成について、図6および図7を参照して説明する。図6は、本実施形態によるエレベータシステム1Cの構成を示す全体図であり、図7は、本実施形態によるエレベータシステム1Cの構成を示すブロック図である。
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Cの動作について説明する。
当該建物内の13階の第2エリアA2の場所P3で火災が発生すると、煙感知器2−13で煙が感知され、火災検知信号が出力される。
当該建物内の15階の第3エリアA3の場所P4で火災が発生すると、煙感知器2−45で煙が感知され、火災検知信号が出力される。
ここでは、煙感知器2−45で火災検知信号が出力されており、当該煙感知器2−45は第3エリアA3に設置されていることから、第2エリアA2の煙感知器で検出されたものではないと判定される(S32の「NO」)。
2−1〜2−60…煙感知器
3、3−1、3−2…昇降路
4、4−1、4−2…機械室
5…エレベータ制御盤
6、6−1、6−2…巻き上げ機
7、7−1、7−2…ロープ
9−1〜9−60…ボタン
10…釣り合い錘
11…エレベータ群管理制御装置
12−1〜12−30…スピーカ
51…行き先階登録部
52…乗り場呼び登録部
53…火災検知信号取得部
54…動作制御部
81、81−1、81−2…行き先階登録ボタン
111…行き先階登録部
112…乗り場呼び登録部
113…火災検知信号取得部
114…動作制御部
Claims (3)
- 建物内に設置された第1のエレベータおよび第2のエレベータと、前記建物内の各階床の、前記第1のエレベータにのみ隣接する第1のエリアにそれぞれ設置された火災検知器と、前記各階床の、前記第1のエレベータおよび前記第2のエレベータの双方に隣接する第2のエリアにそれぞれ設置された火災検知器と、前記各階床の前記第1のエリアにそれぞれ設置されたスピーカとに接続されたエレベータ制御装置において、
前記第1のエレベータおよび前記第2のエレベータそれぞれについて、乗りかご内の行き先階登録ボタンの操作に基づいて行き先階情報を登録する行き先階登録部と、
前記第1のエレベータおよび前記第2のエレベータそれぞれについて、前記各階床の乗り場にそれぞれ設置された乗り場呼びボタンの操作に基づいて、乗り場呼び情報を登録する乗り場呼び登録部と、
前記各階床の、前記第1のエリアに設置された火災検知器、および前記第2のエリアに設置された火災検知器のいずれかで火災が感知されたときに、当該火災検知器から出力された火災検知信号を取得する火災検知信号取得部と、
前記火災検知信号取得部において、いずれかの階床の前記第1のエリアに設置された火災検知器からの火災検知信号が取得されたときには、当該火災検知器の設置階よりも上階のスピーカから、前記第1のエリアの在館者に前記第2のエリアへの移動を促すための音声アナウンスを出力するとともに、前記第1のエレベータに関し、登録されたすべての行き先階情報をキャンセルし、予め設定された複数の避難階のうち、当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階以外で前記第1のエレベータの乗りかごの現在位置に最も近い避難階を行き先階として登録し、当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階以外の階床の乗場呼び登録を可能にしつつ、以降の新たな行き先階情報の登録、および当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階の乗り場呼び登録を不可に設定し、
前記火災検知信号取得部において、いずれかの階床の前記第2のエリアに設置された火災検知器からの火災検知信号が取得されたときには、前記第1のエレベータおよび前記第2のエレベータ双方に関し、登録されたすべての行き先階情報をキャンセルし、前記複数の避難階のうち、当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階以外でそれぞれのエレベータの乗りかごの現在位置に最も近い避難階をそれぞれのエレベータの行き先階として登録し、当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階以外の階床の乗場呼び登録を可能にしつつ、以降の新たな行き先階情報の登録、および当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階の乗り場呼び登録を不可に設定し、
当該行き先階として登録した避難階に設置された火災検知器から火災検知信号を取得したときは、前記登録された行き先階を他の避難階に変更する動作制御部と
を備えることを特徴とするエレベータ制御装置。 - 前記火災検知器は、煙感知器、温度計測器、または、該当する階床を撮影して得た画像情報を解析して火災発生の有無を判定する火災判定装置である
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ制御装置。 - 建物内に設置された第1のエレベータおよび第2のエレベータと、前記建物内の各階床の、前記第1のエレベータにのみ隣接する第1のエリアにそれぞれ設置された火災検知器と、前記各階床の、前記第1のエレベータおよび前記第2のエレベータの双方に隣接する第2のエリアにそれぞれ設置された火災検知器と、前記各階床の前記第1のエリアにそれぞれ設置されたスピーカとに接続されたエレベータ制御装置が、
前記第1のエレベータおよび前記第2のエレベータそれぞれについて、乗りかご内の行き先階登録ボタンの操作に基づいて行き先階情報を登録する行き先階登録ステップと、
前記第1のエレベータおよび前記第2のエレベータそれぞれについて、前記各階床の乗り場にそれぞれ設置された乗り場呼びボタンの操作に基づいて、乗り場呼び情報を登録する乗り場呼び登録ステップと、
前記各階床の、前記第1のエリアに設置された火災検知器、および前記第2のエリアに設置された火災検知器のいずれかで火災が感知されたときに、当該火災検知器から出力された火災検知信号を取得する火災検知信号取得ステップと、
前記火災検知信号取得ステップで、いずれかの階床の前記第1のエリアに設置された火災検知器からの火災検知信号が取得されたときには、当該火災検知器の設置階よりも上階のスピーカから、前記第1のエリアの在館者に前記第2のエリアへの移動を促すための音声アナウンスを出力するとともに、前記第1のエレベータに関し、登録されたすべての行き先階情報をキャンセルし、予め設定された複数の避難階のうち、当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階以外で前記第1のエレベータの乗りかごの現在位置に最も近い避難階を行き先階として登録し、当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階以外の階床の乗場呼び登録を可能にしつつ、以降の新たな行き先階情報の登録、および当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階の乗り場呼び登録を不可に設定し、
前記火災検知信号取得ステップで、いずれかの階床の前記第2のエリアに設置された火災検知器からの火災検知信号が取得されたときには、前記第1のエレベータおよび前記第2のエレベータ双方に関し、登録されたすべての行き先階情報をキャンセルし、前記複数の避難階のうち、当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階以外でそれぞれのエレベータの乗りかごの現在位置に最も近い避難階をそれぞれのエレベータの行き先階として登録し、当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階以外の階床の乗場呼び登録を可能にしつつ、以降の新たな行き先階情報の登録、および当該火災検知信号が出力された火災検知器の設置階の乗り場呼び登録を不可に設定する動作制御ステップと
を有することを特徴とするエレベータ制御方法。
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