JP5778054B2 - 基板処理装置、および、基板処理方法 - Google Patents
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Description
<1.装置構成>
第1の実施の形態に係る基板処理装置1の構成について、図1、図2を参照しながら説明する。図1は、基板処理装置1の構成を模式的に示す側面図である。図2は、基板処理装置1の構成を模式的に示す平面図である。
ステージ10は、基板Wを水平姿勢に吸着保持する。ステージ10の構成について、図1、図2に加えて図3、図4を参照しながら説明する。図3は、ステージ10、押圧部80、および、これらが備える配管系統を、模式的に示す図である。図4は、保持面11を模式的に示す平面図である。なお、図4には、説明の便宜上、保持面11に後述する押圧面811が対向配置された状態において、押圧面811に配置されている各ベルヌーイチャック800と対向する位置が仮想線tで示されている。
再び図1、図2を参照する。ステージ駆動機構20は、ステージ10を基台105に対して移動させる機構であり、ステージ10を主走査方向(Y軸方向)、副走査方向(X軸方向)、および回転方向(Z軸周りの回転方向(θ軸方向))に移動させる。ステージ駆動機構20は、具体的には、ステージ10を回転させる回転機構21(図1)を備える。ステージ駆動機構20は、さらに、回転機構21を介してステージ10を支持する支持プレート22と、支持プレート22を副走査方向に移動させる副走査機構23とを備える。ステージ駆動機構20は、さらに、副走査機構23を介して支持プレート22を支持するベースプレート24と、ベースプレート24を主走査方向に移動させる主走査機構25とを備える。
計測部30は、ステージ10の位置を計測する機構であり、ステージ10外からステージ10に向けてレーザ光を出射するとともにその反射光を受光し、当該反射光と出射光との干渉からステージ10の位置(具体的には、主走査方向に沿うY位置、および、回転方向に沿うθ位置)を計測する、干渉式のレーザ測長器により構成される。
光学ユニット40は、ステージ10上に保持された基板Wの上面に光を照射して露光するための機構である。上述したとおり、基板処理装置1は2個の光学ユニット40,40を備える。一方の光学ユニット40は、例えば、基板Wの+X側半分の露光を担当し、他方の光学ユニット40は、例えば、基板Wの−X側半分の露光を担当する。これら2個の光学ユニット40,40は、ステージ10およびステージ駆動機構20を跨ぐようにして基台105上に架設されたフレーム107に、間隔をあけて固設される。なお、2個の光学ユニット40,40の間隔は必ずしも一定に固定されている必要はなく、光学ユニット40,40の一方あるいは両方の位置を変更可能とする機構を設けて、両者の間隔を調整可能としてもよい。
撮像ユニット50は、基板Wの上面に形成されたアライメントマークを撮像する。撮像ユニット50は、鏡筒、対物レンズ、および、例えばエリアイメージセンサ(二次元イメージセンサ)により構成されるCCDイメージセンサ(いずれも図示省略)を備える。また、撮像ユニット50は、照明ユニット501から延びるファイバ502と接続される。照明ユニット501から出射される光はファイバ502によって鏡筒に導かれ、鏡筒を介して基板Wの上面に導かれる。そして、その反射光が、対物レンズを介してCCDイメージセンサで受光される。これによって、基板Wの上面の撮像データが取得されることになる。CCDイメージセンサは、制御部90からの指示に応じて撮像データを取得するとともに、取得した撮像データを制御部90に送信する。なお、撮像ユニット50はオートフォーカス可能なオートフォーカスユニットをさらに備えていてもよい。
搬送装置60は、基板Wを支持するための2本のハンド61,61と、ハンド61,61を独立に移動させるハンド駆動機構62とを備える。各ハンド61は、ハンド駆動機構62によって駆動されることにより進退移動および昇降移動されて、プリアライメント部70の載置台71に対する基板Wの受け渡しを行う。
プリアライメント部70は、基板Wの回転位置を粗く補正する装置である。プリアライメント部70は、例えば、回転可能に構成された載置台71と、載置台71に載置された基板Wの外周縁の一部に形成された切り欠き部(例えば、ノッチ、オリエンテーションフラット等)の位置を検出するセンサ(図示省略)と、載置台71を回転させる回転機構(図示省略)とから構成することができる。この場合、プリアライメント部70におけるプリアライメント処理は、まず、載置台71に載置された基板Wの切り欠き部の位置をセンサで検出し、続いて、回転機構が、当該切り欠き部の位置が定められた位置となるように(例えば、切り欠きの方向がステージ10の移動方向(例えば、X方向))と平行になるように)載置台71を回転させることによって行われる。
押圧部80は、基板Wを平坦化するための部材である。押圧部80の構成について、図1〜図3に加えて図5を参照しながら説明する。図5は、押圧面811を模式的に示す平面図である。
制御部90は、基板処理装置1が備える各部と電気的に接続されており、各種の演算処理を実行しつつ基板処理装置1の各部の動作を制御する。
<2−1.全体の流れ>
次に、基板処理装置1において実行される基板Wに対する一連の処理の流れについて、図10を参照しながら説明する。図10は、当該処理の流れを示す図である。以下に説明する一連の動作は、制御部90の制御下で行われる。
プリアライメント処理済みの基板Wがプリアライメント部70から搬出されて、ステージ10の保持面11に移載され、保持面11において吸着保持された状態とされる処理(ステップS3の処理)について、図12〜図17を参照しながら説明する。図12は、当該処理の流れを示す図である。図13は、押圧板81を下降させる処理の流れを示す図である。図14〜図17のそれぞれは、ステップS3の処理の各段階における押圧板81およびステージ10の位置関係を説明するための図である。
描画処理済みの基板Wが保持面11から取り上げられてプリアライメント部70の載置台71に移載される処理(ステップS6の処理)について、図18を参照しながら説明する。図18は、当該処理の流れを示す図である。
上記の実施の形態によると、基板Wの裏面が保持面11と対向配置されるとともに、基板Wの表面が押圧面811と対向配置された状態において、押圧面811に形成されたベルヌーイチャック800から気体が噴出されるとともに、押圧板81が、押圧面811と基板Wの表面との離間距離が基準距離d0よりも小さくなるような位置に降下される。この構成によると、基板Wはベルヌーイチャック800から噴出されて押圧面811に沿って流れ出る気体によって保持面11に向けて非接触で押圧されて、平坦化される。したがって、非平坦な基板Wであっても、これを効率的かつ有効に平坦化することができる。その結果、焦点位置のずれなどが生じにくくなり、目標位置に正確にパターンを形成することができる。また、処理の途中に、保持面11に対して基板Wが位置ずれするといった事態も生じにくい。したがって、パターンの描画精度を良好なものとすることができる。
第2の実施の形態に係る基板処理装置について説明する。この実施の形態に係る基板処理装置は、押圧部が押圧面の法線方向に沿ってガスを噴出する構成を備えている点において、第1の実施の形態と相違する。以下においては、第1の実施の形態と相違する点を説明し、同じ構成については説明を省略するとともに、同じ符号を付して示す。
第2の実施の形態に係る基板処理装置が備える押圧部80aの構成について、図19、図20を参照しながら説明する。図19は、ステージ10、押圧部80a、および、これらが備える配管系統を、模式的に示す図である。図20は、押圧面811aを模式的に示す平面図である。
プリアライメント処理済みの基板Wがプリアライメント部70から搬出されて、ステージ10の保持面11に移載され、保持面11において吸着保持された状態とされる処理(図10のステップS3の処理)について、図21を参照しながら説明する。図21は、当該処理の流れを示す図である。
第2の実施の形態によると、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。さらに、第2の実施の形態においては、基板Wはベルヌーイチャック800から噴出されて押圧面811に沿って流れ出る気体によって保持面11に向けて非接触で押圧されるとともに、補助吐出口810から吐出される気体によっても保持面11に向けて非接触で押圧される。したがって、非平坦な基板Wを速やかに平坦化することができる。
第3の実施の形態に係る基板処理装置の構成について説明する。この実施の形態に係る基板処理装置は、押圧部80を水平面内で移動させる機構(水平駆動機構822)を備えない点において、第1の実施の形態と相違する。以下においては、第1の実施の形態と相違する点を説明し、同じ構成については説明を省略するとともに、同じ符号を付して示す。
第3の実施の形態に係る基板処理装置1bの構成について、図22を参照しながら説明する。図22は、基板処理装置1bの構成を模式的に示す側面図である。
第1の実施の形態においては、載置台71とステージ10bの保持面11との間の基板Wの移載は、押圧部80によって行われていたが、この実施の形態においては、当該移載は、搬送装置60によって行われる。
プリアライメント処理済みの基板Wがプリアライメント部70から搬出されて、ステージ10bの保持面11に移載され、保持面11において吸着保持された状態とされる処理(図10のステップS3に相当する処理)について、図23を参照しながら説明する。図23は、当該処理の流れを示す図である。
描画処理済みの基板Wが保持面11から取り上げられて搬出される処理(図10のステップS6〜ステップS7に相当する処理)について説明する。
第1、あるいは、第2の実施の形態においては、押圧部80が、載置台71とステージ10との間で基板Wを搬送する。この構成において、ベルヌーイチャック800により非接触状態で吸着保持された基板Wが、水平面内に沿って位置ずれしないように、押圧面811の外縁にガイドピン等を立設しておいてもよい。この場合、保持面11における、ガイドピンと対応する位置(押圧面811と保持面11とが対向配置された状態において、ガイドピンの形成位置に対向する位置)に、ガイドピンが入り込むことができる凹部を形成しておく。このような凹部を形成しておけば、ガイドピンの先端が保持面11に当接してしまって、それ以上、押圧面811を保持面11に近接させることができない、といった事態が生じない。
10,10b ステージ
11 保持面
12 真空吸引口
80,80a 押圧部
81,81a 押圧板
811,811a 押圧面
800 ベルヌーイチャック
810 補助吐出口
90 制御部
W 基板
Claims (10)
- 基板に対して所定の処理を施す基板処理装置であって、
上面に水平な保持面が形成された保持板と、
下面に水平な押圧面が形成された押圧板と、
前記押圧面に形成され、気体を噴出することによりベルヌーイの原理に応じた負圧を形成して、前記押圧面から基準距離だけ離間した位置にある対象面を前記負圧によって非接触で吸着保持するベルヌーイチャックと、
前記押圧板を、鉛直方向に沿って移動させる昇降駆動機構と、
基板の裏面が前記保持面と対向配置されるとともに、前記基板の表面が前記押圧面と対向配置された状態において、前記押圧面に形成された前記ベルヌーイチャックから気体を噴出させるとともに、前記押圧板を、前記押圧面と前記基板の表面との離間距離が前記基準距離よりも小さくなるような位置に降下させる、制御部と、
を備え、
前記押圧板を、水平面内で移動させる水平駆動機構、
をさらに備え、
前記制御部が、
所定の受け渡し位置に配置された基板の表面に前記押圧面が対向配置された状態として前記押圧面に形成された前記ベルヌーイチャックに前記基板の表面を非接触で吸着保持させ、さらに、前記押圧板を前記保持面の上方まで移動させて、前記基板の裏面が前記保持面と対向配置された状態とする、基板処理装置。 - 基板に対して所定の処理を施す基板処理装置であって、
上面に水平な保持面が形成された保持板と、
下面に水平な押圧面が形成された押圧板と、
前記押圧面に形成され、気体を噴出することによりベルヌーイの原理に応じた負圧を形成して、前記押圧面から基準距離だけ離間した位置にある対象面を前記負圧によって非接触で吸着保持するベルヌーイチャックと、
前記押圧板を、鉛直方向に沿って移動させる昇降駆動機構と、
基板の裏面が前記保持面と対向配置されるとともに、前記基板の表面が前記押圧面と対向配置された状態において、前記押圧面に形成された前記ベルヌーイチャックから気体を噴出させるとともに、前記押圧板を、前記押圧面と前記基板の表面との離間距離が前記基準距離よりも小さくなるような位置に降下させる、制御部と、
を備え、
前記押圧面に形成され、前記押圧面の法線方向に沿って気体を吐出する、補助吐出口、
をさらに備え、
前記制御部が、
基板の裏面が前記保持面と対向配置されるとともに、前記基板の表面が前記押圧面と対向配置された状態において、前記押圧面に形成された前記補助吐出口から気体を吐出させる、基板処理装置。 - 基板に対して所定の処理を施す基板処理装置であって、
上面に水平な保持面が形成された保持板と、
下面に水平な押圧面が形成された押圧板と、
前記押圧面に形成され、気体を噴出することによりベルヌーイの原理に応じた負圧を形成して、前記押圧面から基準距離だけ離間した位置にある対象面を前記負圧によって非接触で吸着保持するベルヌーイチャックと、
前記押圧板を、鉛直方向に沿って移動させる昇降駆動機構と、
基板の裏面が前記保持面と対向配置されるとともに、前記基板の表面が前記押圧面と対向配置された状態において、前記押圧面に形成された前記ベルヌーイチャックから気体を噴出させるとともに、前記押圧板を、前記押圧面と前記基板の表面との離間距離が前記基準距離よりも小さくなるような位置に降下させる、制御部と、
を備え、
前記保持面に配置され、前記保持面とこれに対向配置される基板の裏面との離間距離を検知する検知部、
をさらに備える、基板処理装置。 - 請求項3に記載の基板処理装置であって、
前記検知部を複数個備え、
前記複数の検知部のうちの少なくとも1個の検知部が、前記保持面と前記押圧面とが対向配置された状態において、前記保持面における、前記ベルヌーイチャックと対向する位置に配置され、残りの検知部が、前記ベルヌーイチャック間の隙間と対向する位置に配置される、基板処理装置。 - 請求項3または4に記載の基板処理装置であって、
基板の裏面が前記保持面と対向配置されるとともに、前記基板の表面が前記押圧面と対向配置された状態において、前記制御部が、
前記昇降駆動機構を制御して前記押圧板を第1速度で降下させ、
前記検知部が、前記保持面とこれに対向配置される基板の裏面との離間距離が所定値となったことを検出すると、前記押圧板の下降速度を、前記第1速度から前記第1速度よりも遅い第2速度に切り換える、基板処理装置。 - 請求項1から5のいずれかに記載の基板処理装置であって、
前記保持面上の基板に対して光を照射して、前記基板にパターンを描画する光学ヘッド、
を備える、基板処理装置。 - 基板に対して所定の処理を施す基板処理方法であって、
a)上面に水平な保持面が形成された保持板と、下面に水平な押圧面が形成された押圧板との間に基板を配置して、前記基板の裏面が前記保持面と対向配置されるとともに、前記基板の表面が前記押圧面と対向配置された状態とする工程と、
b)前記押圧面に形成され、気体を噴出することによりベルヌーイの原理に応じた負圧を形成して前記押圧面から基準距離だけ離間した位置にある対象面を前記負圧によって非接触で吸着保持するベルヌーイチャックから、気体を噴出させる工程と、
c)前記押圧板を、前記押圧面と前記基板の表面との離間距離が基準距離よりも小さくなるような位置に降下させる工程と、
を備え、
d)所定の受け渡し位置に配置された基板の表面に前記押圧面が対向配置された状態として前記押圧面に形成された前記ベルヌーイチャックに前記基板の表面を非接触で吸着保持させる工程と、
e)前記押圧板を前記保持面の上方まで移動させて、前記基板の裏面が前記保持面と対向配置された状態とする工程と、
を備える、基板処理方法。 - 基板に対して所定の処理を施す基板処理方法であって、
a)上面に水平な保持面が形成された保持板と、下面に水平な押圧面が形成された押圧板との間に基板を配置して、前記基板の裏面が前記保持面と対向配置されるとともに、前記基板の表面が前記押圧面と対向配置された状態とする工程と、
b)前記押圧面に形成され、気体を噴出することによりベルヌーイの原理に応じた負圧を形成して前記押圧面から基準距離だけ離間した位置にある対象面を前記負圧によって非接触で吸着保持するベルヌーイチャックから、気体を噴出させる工程と、
c)前記押圧板を、前記押圧面と前記基板の表面との離間距離が基準距離よりも小さくなるような位置に降下させる工程と、
を備え、
f)前記押圧面に形成された補助吐出口から、前記押圧面の法線方向に沿って気体を吐出する工程、
をさらに備える、基板処理方法。 - 基板に対して所定の処理を施す基板処理方法であって、
a)上面に水平な保持面が形成された保持板と、下面に水平な押圧面が形成された押圧板との間に基板を配置して、前記基板の裏面が前記保持面と対向配置されるとともに、前記基板の表面が前記押圧面と対向配置された状態とする工程と、
b)前記押圧面に形成され、気体を噴出することによりベルヌーイの原理に応じた負圧を形成して前記押圧面から基準距離だけ離間した位置にある対象面を前記負圧によって非接触で吸着保持するベルヌーイチャックから、気体を噴出させる工程と、
c)前記押圧板を、前記押圧面と前記基板の表面との離間距離が基準距離よりも小さくなるような位置に降下させる工程と、
を備え、
基板の裏面が前記保持面と対向配置されるとともに、前記基板の表面が前記押圧面と対向配置された状態において、前記押圧板を降下させる際に、
前記保持面とこれに対向配置される基板の裏面との離間距離が所定値となった場合に、前記押圧板の下降速度を、第1速度から前記第1速度よりも遅い第2速度に切り換える、基板処理方法。 - 請求項7から9のいずれかに記載の基板処理方法であって、
g)前記保持面上の基板に対して光を照射して、前記基板にパターンを描画する工程、
を備える、基板処理方法。
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