JP5765931B2 - 焦点検出装置および焦点検出方法 - Google Patents
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Description
101はズーム機構を含む撮影レンズである。102は後述する撮像素子上に焦点をあわせるためのフォーカスレンズである。101、102は撮像光学系ともいう。103はAF処理部である。104は被写体からの反射光を電気信号に変換し撮像画像を出力する撮像素子である。105は撮像素子104の出力ノイズを除去するCDS回路やA/D変換前に行う非線形増幅回路を含むA/D変換部である。106は画像処理部である。この画像処理部を用いて、画像の所定領域における色情報などを取得することが可能である。107は撮影シーケンスなどシステムを制御するシステム制御部(以下CPUと記す)である。108は顔検出モードをONまたはOFFに切り替える等の設定を行う撮影モードスイッチである。109はシステムに電源を投入するためのメインスイッチ、110はAFやAE等の撮影スタンバイ動作を行うためのスイッチ(以下SW1と記す)である。111はSW1の操作後、撮影を行う撮影スイッチ(以下SW2と記す)である。112は前記画像処理部106で処理された画像信号を用いて顔検出を行い、検出した一つ又は複数の顔情報(位置・サイズ・信頼度)をCPU107に送る顔検出モジュールである。なお、顔の検出方法は、本発明の主眼点ではないため詳細な説明は省略する。
次に、図2のフローチャートを用いて、本発明の電子カメラでの顔検出時のAF動作について説明する。
次に、図3のフローチャート、並びに、図4から図6を用いて、図2のステップS201におけるAF枠設定について説明する。
ステップS302では、画面の所定範囲に、所定数のAF枠を設定する。
図4の401は、AF枠である。
次に、図7を用いて図2のステップS204における合焦判定について説明する。
AF評価値は、AFスキャンを行った際のフォーカスレンズの移動位置に対応する被写体距離範囲内に被写体が1つしか存在しない場合においては、横軸にフォーカスレンズ位置、縦軸にAF評価値をとると、その形は図7に示すような山状になる。そこでAF評価値の、最大値と最小値の差、一定値(SlopeThr)以上の傾きで傾斜している部分の長さ、傾斜している部分の勾配から、山の形状を判断することにより、合焦判定を行うことができる。
[1]一定値以上の傾きで傾斜している部分の長さLが所定値(L0)以上であるか
[2]傾斜している部分の傾斜の平均値ステップSL/Lが所定値(SL0/L0)以上であるか
[3]AF評価値の最大値(Max)と最小値(Min)の差が所定値(defmaxmin)以上であるか
以上の条件を満たす場合かどうかにより、合焦判定における判定結果は、以下に示すように○判定、×判定で出力される。
○判定:被写体のコントラストが十分、かつスキャンした際のフォーカスレンズの移動位置に対応する被写体距離範囲内の距離に被写体が存在する。
×判定:被写体のコントラストが不十分、もしくはスキャンした際のフォーカスレンズの移動位置に対応する被写体距離範囲外の距離に被写体が位置する。
ここで、所定値L0、SL0、defmaxminを合焦条件といい、これらの値の設定によって合焦判定を厳しくしたり緩くしたりすることができる。
次に、図8のフローチャートを用いて図2のステップS205における合焦位置の決定の動作を説明する。
ステップS801では、顔枠でのピーク位置および顔サイズにより算出した推定距離の中から基準位置を選択し、ステップS802へ進む。ステップS801の手順については、図9、10を用いて後述する。
次に、図9のフローチャートを用いて図8のステップS801における基準選択の動作を説明する。
[1]顔枠のピーク位置が実際の合焦位置よりも大きく外れた状況
[2]人形やポスターなどが被写体となっており、人間の顔サイズから大きく外れた顔サイズに基づいて推定距離を算出しており推定距離の誤差が大きい状況
次に、図11のフローチャートを用いて図8のステップS802における枠選択の動作を説明する。
条件1:図2のS204における合焦判定が○判定
条件2:図8のS801において設定した基準位置とピーク位置が所定深度内
全てのAF枠について判定を行ったら、ステップS1106へ進む。
・枠選択の候補枠を全て選択し、選択したAF枠のピーク位置の平均位置を合焦位置とする
・枠選択の候補枠の中からピーク位置が最も至近にあるAF枠を選択し、選択したAF枠のピーク位置を合焦位置とする
という方法をとってもよい。
次に、図12のフローチャートを用いて図8のステップS804における枠加算の動作を説明する。
ステップS1201では、全てのAF枠に対して合焦判定を行い、ステップS1202へ進む。ここで、合焦条件L0、SL0、defmaxminの値を図2のステップS204で設定した値から変更して、より緩い判定を行う。より緩い合焦判定で○判定となるのは、AF評価値のピークは出ているものの、出力が低いためにそのまま合焦位置として使用するには信頼性が低いような場合である。
条件1:ステップS1201における合焦判定が○判定
条件2:ピーク位置が基準位置から所定深度内である
全てのAF枠に対して判定を行ったら、ステップS1203へ進む
ステップS1203ではステップS1202において加算対象枠として判定したAF枠が2つ以上あるかどうかを調べ、2つ以上ある場合はステップS1204へ進み、2つ未満の場合はステップS1212へ進む。
ステップS1205では、変数iをインクリメントしてステップS1206へ進む。
ステップS1215では、変数iをインクリメントしてステップS1216へ進む。
ステップS1222では加算したAF評価値のピーク位置を合焦位置として決定し、枠加算の動作を終了する。
また、各実施形態の目的は、次のような方法によっても達成される。すなわち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、本発明には次のような場合も含まれる。すなわち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
102 フォーカスレンズ
103 AF処理部
104 撮像素子
105 A/D変換部
106 画像処理部
107 システム制御部
108 撮影モードスイッチ
109 メインスイッチ
110 撮影スタンバイスイッチ
111 撮影スイッチ
112 顔検出モジュール
113 動体検出部
114 角速度センサ部
115 加速度センサ部
116 DRAM
Claims (7)
- 撮像画像から人物の顔が存在する位置とサイズを検出する顔検出手段と、
撮像光学系の合焦状態を検出する際の焦点検出領域として、前記人物の顔が存在する第1の焦点検出領域と、前記人物の顔の位置から見て前記人物の体が位置すると予測される第2の焦点検出領域とを設定する設定手段と、
前記焦点検出領域における信号出力に基づいて前記撮像光学系を移動させて焦点調節を行う焦点調節手段とを有し、
前記設定手段は、前記顔検出手段により検出された顔のサイズが第1のサイズの場合よりも、前記顔検出手段により検出された顔のサイズが前記第1のサイズよりも小さい第2のサイズの場合の方が、前記第1の焦点検出領域のサイズに対する前記第2の焦点検出領域のサイズの比率が大きくなるように、前記第2の焦点検出領域を設定することを特徴とする焦点検出装置。 - 前記設定手段は、前記第2の焦点検出領域を前記体に対して水平方向に分割して複数の焦点検出領域とすることを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
- 前記顔検出手段は、さらに画面に対する顔の傾きの角度を検出し、
前記設定手段は、前記顔の傾きの角度に応じて前記第2の焦点検出領域の分割する方向を変えることを特徴とする請求項2に記載の焦点検出装置。 - 前記設定手段は、前記顔検出手段により検出された顔のサイズに応じて前記第2の焦点検出領域の分割数を変更することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の焦点検出装置。
- 前記設定手段は、前記顔検出手段により検出された顔の位置に応じて前記第2の焦点検出領域の縦横比を変更することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の焦点検出装置。
- 前記設定手段は、前記人物の顔の位置から見て前記人物の体が位置すると予測される位置に、前記顔検出手段により他の顔が検出された場合には、前記第2の焦点検出領域の設定を変更することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の焦点検出装置。
- 撮像画像から人物の顔が存在する位置とサイズを検出する顔検出工程と、
撮像光学系の合焦状態を検出する際の焦点検出領域として、前記人物の顔が存在する第1の焦点検出領域と、前記人物の顔の位置から見て前記人物の体が位置すると予測される第2の焦点検出領域とを設定する設定工程と、
前記焦点検出領域における信号出力に基づいて前記撮像光学系を移動させて焦点調節を行う焦点調節工程とを有し、
前記設定工程では、前記顔検出工程により検出された顔のサイズが第1のサイズの場合よりも、前記顔検出工程により検出された顔のサイズが前記第1のサイズよりも小さい第2のサイズの場合の方が、前記第1の焦点検出領域のサイズに対する前記第2の焦点検出領域のサイズの比率が大きくなるように、前記第2の焦点検出領域を設定することを特徴とする焦点検出方法。
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