JP5750738B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
図1、図2は、それぞれ、本発明に係るパチンコ機の正面、背面を示したものであり、パチンコ機81の正面の中央よりやや上方には、略円形の遊技領域が設けられている。そして、遊技領域の下方には、供給皿と貯留皿とが上下に連設されており、貯留皿の右サイドには、発射ハンドルが突設されている。また、遊技領域の中央上部には、図柄表示装置が設けられており、図柄表示装置の下方には、チューリップ形状の普通電動役物(図柄始動口)が設けられている。さらに、普通電動役物の両サイドには、それぞれ、左ゲートおよび右ゲートが設けられており、普通電動役物の下側には、扉が前方へ開閉する形状の大入賞口が設置されている。加えて、遊技領域には、上記部材の他に、サイドランプ、電飾ランプ、種々の入賞口、風車、および多数の障害釘等が設けられている。一方、パチンコ機81の背面の中央よりやや下側には、パチンコ機81の作動内容を制御する制御装置1が設置されている。
図3は、制御装置1の正面図であり、図4は、図3におけるA−A線断面を示す説明図である(なお、図4(b)は、図4(a)の一部を拡大して示したものである)。制御装置1は、ROM8やCPU等の種々の制御素子を搭載した基板4、透明な合成樹脂製の上カバー6および下カバー5等によって構成されている。
図6は、封印ネジ13を示したものであり、当該封印ネジ13は、金属製の雄ネジ部61とこの雄ネジ部61の軸線上に一体に設けた金属製の回転部材62とを備えるとともに、この回転部材62の先端すなわち雄ネジ部61とは反対端にフランジ部62aを形成している。そして、上記回転部材62の周囲には、コイルスプリング63をはめているが、このコイルスプリング63の内径は回転部材62の外径よりも多少小さくして、コイルスプリング63に圧入代を確保している。このようにしたコイルスプリング63の上端すなわち上記フランジ部62aに隣接する端部には、外径方向に突出する突出部63aを設けている。
TL=(EIδ/RA 2)X(e2πμN−1) ・・・・・・・ (1)
TS=(EIδ/RA 2)X{1−(1/e2πμN)} ・・・・ (2)
上記(1)式のTLはロックトルクであり、(2)式のTSはスリップトルクである。また、上記両式の記号は、次のとおりである。
E・・・・コイルスプリングの縦弾性係数
I・・・・コイルスプリングの断面2次モーメント
δ・・・・コイルスプリングの圧入代
RA・・・・コイルスプリングが嵌合する回転部材の半径
μ・・・・コイルスプリングと回転部材との間の摩擦係数
N・・・・コイルスプリングの有効巻き数
上記の如くパチンコ機81の裏面側の機構板に設置された制御装置1は、搭載されたROM8やCPU等の種々の制御素子によって、パチンコ機の作動内容を制御する。
パチンコ機81の制御装置1に用いられる封印ネジ13は、回転操作部材64を締める方向に回したときには、ネジ部がその締め付け方向に回って、締め付け対象を封印する。この状態からネジ部を緩める方向に回転操作部材64を回すと、この回転操作部材64が空回りするので、当該封印ネジ13を緩めることができない。しかも、回転操作部材64に設けた覆部64bは、ネジ部と直結している回転部材62の外周ほぼ全域を覆うので、回転部材62をペンチなどで直接摘んでそれを回すことができない。また、接着剤によってドライバ等の工具を封印ネジのヘッド部に固着させて当該ヘッド部を緩める方向に回転させても、当該封印ネジを取り外すことができない。したがって、かかる封印ネジ13によれば、ネジ部を締める方向に回すときには、通常のネジと同様に締め付け力を発揮させることができる。また、ネジ部を緩める方向に回転操作部材64を回そうとしても、それが空回りしてしまう。しかも、その回転部材62は空回りする回転操作部材64の覆部64bに覆われているので、回転部材62を直接回すこともできない。したがって、封印ネジ13は、ほぼ完璧な封印機能を発揮することができる。それゆえ、封印ネジ13を利用した制御装置1は、取付片10,10を切断することなく上カバー6が不正に取り外される事態を効果的に防止することができる。したがって、パチンコ機81によれば、制御装置1の内部に搭載された制御素子(ROM8)の不正取り替え、不正改造を効果的に防止することが可能となる。
なお、本発明の遊技機の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、制御装置(基板、上カバー、下カバー、ワンウェイタイプの封印ネジ等)の形状、構造等の構成を本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することができる。
4a,4b・・基板
5・・下カバー
6・・上カバー
7・・ネジ突起
8・・制御素子
9・・ネジ保持部
13・・封印ネジ
61・・雄ネジ部
62・・回転部材
63・・コイルスプリング
64・・回転操作部材
64a・・覆部
67・・雌ネジ部
68・・回転部材
81・・パチンコ機
Claims (1)
- 遊技内容を制御するための制御装置を備えた遊技機であって、
前記制御装置が、
上カバー、およびその上カバーと合致する下カバーによって、制御素子を設置した基板が覆われているとともに、
前記下カバーと螺合する封印ネジを保持したネジ保持部が、切断可能な取付片を介して前記上カバーの端縁に設けられており、
そのネジ保持部に保持された前記封印ネジを前記下カバーと螺合することによって前記上カバーを前記下カバーに対して閉じた状態で保持するとともに、前記下カバーと螺合された前記ネジ保持部を前記上カバーから切断することによって、前記上カバーと前記下カバーとを分離するものであるとともに、
前記封印ネジが、
雄ネジ部にシャフトからなる回転部材を同一軸線上に設け、その回転部材の周囲に、その回転部材の外径よりもわずかに小さいコイル径を有するコイルスプリングを設け、このコイルスプリングを設けた回転部材を、袋ナット状の覆部を有する回転操作部材で覆うとともに、前記コイルスプリングの一端を前記回転操作部材の内面に止め、前記雄ネジ部を締め付ける方向に前記回転操作部材を回転させたとき前記コイルスプリングのコイル径を縮径して、前記コイルスプリングの内周を前記回転部材に圧接し、それらの前記回転部材と前記回転操作部材とを一体回転させる一方、前記回転操作部材を、前記雄ネジ部を緩める方向に回転させたとき、前記コイルスプリングの圧接力を小さくして、前記回転部材と前記回転操作部材とが相対回転するワンウェイクラッチ機構を備えており、前記雄ネジ部を締め付け対象にネジ結合させるとともに、前記回転操作部材を締め付け方向に回転させた場合に、ネジ結合の締め付け力が、予め定めた設定値に達したときに、前記回転部材と前記回転操作部材とが、前記コイルスプリングの圧接力に抗して相対回転するものであることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009171596A JP5750738B2 (ja) | 2009-07-22 | 2009-07-22 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009171596A JP5750738B2 (ja) | 2009-07-22 | 2009-07-22 | 遊技機 |
Publications (3)
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JP2011024691A5 JP2011024691A5 (ja) | 2012-06-21 |
JP5750738B2 true JP5750738B2 (ja) | 2015-07-22 |
Family
ID=43634162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009171596A Expired - Fee Related JP5750738B2 (ja) | 2009-07-22 | 2009-07-22 | 遊技機 |
Country Status (1)
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2009
- 2009-07-22 JP JP2009171596A patent/JP5750738B2/ja not_active Expired - Fee Related
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