JP5749441B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
ところがこの場合、周溝の深さも必然的に浅くなってしまうため、周溝の幅を広くすることで周溝の内容積の減少を抑えてハイドロプレーニング性能を維持する必要がある。
なお、トレッド部の厚さがタイヤ外径の0.0120倍より小さくなると、例えば耐久性や乗り心地性が低下したり、ハイドロプレーニング性能の維持が困難になったりするおそれがあり、0.0155倍より大きくなると、転がり抵抗を低減することが困難になる。また、周溝の深さがトレッド部の厚さの0.725倍より小さくなると、例えば耐久性が低下したり、ハイドロプレーニング性能の維持が困難になったりするおそれがあり、0.800倍より大きくなると、例えば耐久性が低下したり、操縦安定性が低下したりするおそれがある。さらに、複数の周溝の前記総幅がトレッド接地幅の0.2倍より小さくなると、ハイドロプレーニング性能の維持が困難になり、0.3倍より大きくなると、操縦安定性が大きく低下するおそれがある。
また、前記内側周溝を画成する一対の第2側壁面のうちの少なくとも一方の前記傾斜角度が、前記端周溝を画成する一対の第1側壁面それぞれの前記傾斜角度のうち小さい方の傾斜角度よりも大きくなっているので、トレッド部上で複数の周溝によって区画されたリブを、タイヤ幅方向に倒れ込み難くさせることが可能になり、このようなリブの変形に起因したトレッド部の接地面積の減少を抑えることができる。したがって、コーナリング時に空気入りタイヤに発生する横力が低くなるのを抑制することが可能になり、操縦安定性の低下を防ぐことができる。
なお、前記内側周溝を画成する一対の第2側壁面のうちの少なくとも一方の前記傾斜角度を、前記端周溝を画成する一対の第1側壁面それぞれの前記傾斜角度のうち大きい方の傾斜角度と同等にしてもよい。
本実施形態の空気入りタイヤ1では、図1に示されるように、左右一対のビードコア11間でトロイダル状に延びるカーカス12のクラウン部12aと、トレッド部13と、の間に、スチールベルト層16が設けられている。図示の例では、スチールベルト層16は、第1スチールコード層14と第2スチールコード層15とがタイヤ径方向に積層された二層構造となっている。また、各スチールコード層14、15には、タイヤ径方向に直交する沿面方向において、タイヤ幅方向Hおよびタイヤ周方向それぞれに対して傾斜する方向に延びるスチールコードが、前記沿面方向において前記傾斜する方向と直交する方向に複数並べられて埋設されている。それぞれのスチールコード層14、15に埋設されたスチールコードの延びる方向は互いに逆向きとなっており、これらのスチールコード層14、15が前述のようにタイヤ径方向に積層された状態で、各スチールコード層14、15にそれぞれ埋設されたスチールコードが、トレッド部13の平面視で互いに交差するようになっている。
ここで、トレッド部13の厚さCは、トレッド部13の外周面と、第2スチールコード層15の外周面と、の間のタイヤ径方向における距離となっている。また、周溝18の幅Bは、各周溝18におけるタイヤ径方向の外方端の幅となっている。
したがって、例えば、トレッド部13の接地面積が比較的小さく、かつこの接地面積にタイヤ赤道部CLの占める割合が比較的高い低荷重時に、前述の作用効果を有効に奏功させることができる。
例えば、図1に示した周溝18、19に代えて、図2に示されるような周溝18、19を採用してもよい。以下、図1に示した周溝18、19と異なる点についてのみ図2に基づいて説明する。
なお図示の例では、複数の周溝18、19の全てが互いに同形同大となっている。また、一対の側壁面21、22のうち、車両外側Oに位置する側壁面21、22の前記傾斜角度θ1、θ3、θ5、θ7は、車両内側Iに位置する側壁面21、22の前記傾斜角度θ2、θ4、θ6、θ8よりも10°以上大きくなっている。例えば、車両外側Oに位置する側壁面21、22の前記傾斜角度θ1、θ3、θ5、θ7は約20°、車両内側Iに位置する側壁面21、22の前記傾斜角度θ2、θ4、θ6、θ8は約5°となっている。さらに本実施形態では、空気入りタイヤ2の外表面に、車両への装着方向を明示する図示されないマークが設けられている。
実施例1、2、比較例1、2および従来例の空気入りタイヤをそれぞれ、前輪駆動のセダンタイプの車両に装着してテストコースを走行させ、熟練ドライバーによるフィーリングに基づき10点を満点とする指数で操縦安定性を評価し、また、ISO18164に準拠し、かつスムースドラム、フォース式にて転がり抵抗試験を実施し、従来例を基準とした指数で転がり抵抗を評価し、さらに、テストコース上で前述の車両を走行させ、ハイドロプレーニング現象が発生したときの車両の走行速度を計測し、従来例を基準とした指数でハイドロプレーニング性能を評価した。
実施例1、2、比較例1、2および従来例の空気入りタイヤそれぞれの主要寸法を表1に示す。
なお、転がり抵抗は数値が小さい程良好であることを示し、ハイドロプレーニング性能は数値が大きい程良好であることを示している。
13 トレッド部
18 端周溝(周溝)
19 内側周溝(周溝)
21 第1側壁面(側壁面)
22 第2側壁面(側壁面)
B 周溝の幅
C トレッド部の厚さ
D 周溝の深さ
E タイヤ外径
H タイヤ幅方向
L 垂線
TW トレッド接地幅
θ1〜θ8 傾斜角度
Claims (3)
- トレッド部に、タイヤ周方向に延びる周溝がタイヤ幅方向に間隔をあけて複数形成され、これらの周溝を各別に画成する一対の側壁面がそれぞれ、タイヤ径方向の内側から外側に向かうに従い漸次互いに離反する向きに延びる空気入りタイヤであって、
前記トレッド部の厚さはタイヤ外径の0.0120倍以上0.0155倍以下とされ、周溝の深さはトレッド部の厚さの0.725倍以上0.800倍以下とされ、複数の周溝の各幅を足し合わせた総幅はトレッド接地幅の0.2倍以上0.3倍以下とされ、
複数の周溝のうち、タイヤ幅方向の両端に位置する端周溝を各別に画成する一対の第1側壁面それぞれの、トレッド部の外周面に直交する垂線に対する傾斜角度が互いに異なり、
複数の周溝のうち、前記端周溝よりもタイヤ幅方向の内側に位置する内側周溝を画成する一対の第2側壁面のうちの少なくとも一方の前記垂線に対する傾斜角度が、前記一対の第1側壁面それぞれの前記傾斜角度のうち小さい方の傾斜角度よりも大きくなっており、
前記トレッド部上に、前記複数の周溝によって、タイヤ幅方向の両端に位置するショルダーリブと、これらのショルダーリブ同士の間に位置する内側リブと、が区画され、
前記内側リブを画成する一対の前記側壁面のうちの少なくとも一方の前記傾斜角度が、前記一対の第1側壁面それぞれの前記傾斜角度のうち小さい方の傾斜角度よりも大きくなっていることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 請求項1記載の空気入りタイヤであって、
前記一対の第2側壁面それぞれの前記傾斜角度は、互いに同等とされるとともに、前記一対の第1側壁面のうち、タイヤ幅方向の内側に位置する第1側壁面の前記傾斜角度と同等とされ、かつタイヤ幅方向の外側に位置する第1側壁面の前記傾斜角度よりも大きくなっていることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 請求項1記載の空気入りタイヤであって、
車両への装着方向が明示され、
前記複数の周溝それぞれにおいて、一対の側壁面のうち、車両外側に位置する側壁面の方が、車両内側に位置する側壁面よりも前記傾斜角度が大きくなっていることを特徴とする空気入りタイヤ。
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