JP5749113B2 - 可動接点部品用被覆複合材および可動接点部品、スイッチならびにその製造方法 - Google Patents
可動接点部品用被覆複合材および可動接点部品、スイッチならびにその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5749113B2 JP5749113B2 JP2011171627A JP2011171627A JP5749113B2 JP 5749113 B2 JP5749113 B2 JP 5749113B2 JP 2011171627 A JP2011171627 A JP 2011171627A JP 2011171627 A JP2011171627 A JP 2011171627A JP 5749113 B2 JP5749113 B2 JP 5749113B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silver
- alloy
- movable contact
- contact part
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Contacts (AREA)
Description
(1)ステンレス鋼基材の表面の少なくとも一部にニッケル、コバルト、ニッケル合金、コバルト合金のいずれかからなる下地層が形成され、その上層に銅または銅合金からなる中間層が形成され、さらに中間層の上層に銀合金層が最表層として形成されている可動接点部品用銀被覆複合材であって、前記中間層の厚さが0.05〜0.3μmであり、かつ前記最表層に形成された銀合金の平均結晶粒径が0.5〜5.0μmであり、前記最表層の表面の銅成分の検出量が5質量%未満であり、前記銀合金としては、銀−錫合金、銀−インジウム合金、銀−ロジウム合金、銀−ルテニウム合金、銀−金合金、銀−パラジウム合金、銀−ニッケル合金、銀−セレン合金、銀−アンチモン合金、銀−亜鉛合金、銀−ビスマス合金であることを特徴とする、可動接点部品用銀被覆複合材。
(2)前記最表層の厚さが、0.3〜2.0μmであることを特徴とする、(1)記載の可動接点部品用銀被覆複合材。
(3)(1)または(2)に記載の可動接点部品用銀被覆複合材が加工されて形成された可動接点部品であって、接点部分がドーム状または凸形状に形成されたことを特徴とする可動接点部品。
(4)(3)に記載の可動接点部品を用いたスイッチであって、前記可動接点部品および前記可動接点部品と接続される固定接点が、樹脂ケース中に組み込まれていることを特徴とするスイッチ。
(5)ステンレス鋼基材の表面の少なくとも一部にニッケル、コバルト、ニッケル合金、コバルト合金のいずれかからなる下地層を形成し、その上層に銅または銅合金からなる中間層を形成し、さらに上層に銀または銀合金層を最表層として形成する可動接点部品用銀被覆複合材の製造方法であって、
前記中間層の厚さが0.05〜0.3μmであり、かつ前記最表層に形成された銀または銀合金の平均結晶粒径が0.5〜5.0μmであり、
前記銀合金が最表層の表面の銅成分の検出量が5質量%未満であり、前記銀および銀合金としては、銀、銀−錫合金、銀−インジウム合金、銀−ロジウム合金、銀−ルテニウム合金、銀−金合金、銀−パラジウム合金、銀−ニッケル合金、銀−セレン合金、銀−アンチモン合金、銀−亜鉛合金、銀−ビスマス合金であり、
前記最表層を形成する銀および銀合金めっきは、その陰極電流密度を許容電流密度の80%以上で行い、前記銀および銀合金めっき後に通電加熱を施し、前記通電加熱は、銀および銀合金めっき電解槽と当該電解槽の出側に配置した給電装置との間で実施し、前記通電加熱を条材の断面積1mm 2 当り4A以上の電流で行い、その通電加熱時間を2〜30秒程度とすることを特徴とする可動接点部品用銀被覆複合材の製造方法。
(6)前記最表層の厚さが、0.3〜2.0μmであることを特徴とする(5)に記載の可動接点部品用銀被覆複合材の製造方法。
また、本発明の可動接点部品は、前記可動接点部品用銀被覆複合材を加工したものであり、ドーム状や凸形状に加工した後の各層の割れの発生が抑制される。よって、接触抵抗値が長期にわたって低く安定に保たれ、接点寿命の長い可動接点部品となる。特に、繰り返しせん断応力がかかるドーム状接点では効果が大きい。
しかしながら、本構成品を可動接点用銀被覆ステンレス部品として使用したとき、接触抵抗値が上昇してしまう問題が発生していた。本発明者らは、この問題に対して調査を行ったところ、中間層の銅成分が、最表層を形成する銀中に容易に拡散し、その拡散した銅成分が最表層の表面に到達したときに酸化されて酸化銅を形成し、接触抵抗を増大させてしまうという現象であることを明らかにした。
なお、中間層が銅合金により形成された場合、スズ、亜鉛、ニッケルから選ばれる1種または2種以上の元素を合計で1〜10質量%含む銅合金が好ましい。銅と合金化する成分は必ずしも限定するものではないが、銀層中を透過した酸素の捕捉と下地層および最表面を形成する銀または銀合金との密着性を向上させる主成分が銅であり、他の合金元素が含まれた場合、中間層が硬くなって耐摩耗性が向上する。これらの元素の合計は、1質量%未満であれば、中間層が純銅である場合とほぼ同等の効果となり、10質量%を超えると、中間層が硬くなりすぎて、プレス性が悪くなったり、接点として使用中に割れが発生したりして、耐食性が低下するために好ましくない。
許容電流密度とは、めっきの電流密度を徐々に上昇させて、めっきが焼ける直前の電流密度のことであるが、例えば、5A/dm2が許容電流密度であった場合は、その80%以上である4A/dm2以上でめっきを行うことが必要である。
80%未満の場合は、銀および銀合金の内部応力が小さいために再結晶が困難で、専用の焼鈍炉を用いて高温で再結晶処理する必要がある。許容電流密度に対して85%〜98%の条件で行うのが好ましく、90%〜98%の条件で行うことがより好ましい。
したがってステンレス条は、比抵抗が大きいために通電によって容易に発熱させることが可能であり、その電流の大きさと時間によって銀または銀合金めっき層の結晶粒径を容易に調整することが可能である。
第2整流器16の通電電流は、条の断面積1mm2当り4A以上が必要で、電流値が小さい場合には発熱が不十分で再結晶しない。より好ましくは、6A以上であり、特に好ましくは8A以上であるが、電流が大きすぎても発熱が過剰になって材料が軟化する恐れがあるため、最大でも20A以下に抑えることが必要である。
また、電解槽11の出側の加熱ゾーン14の長さは、限定するものではないが、加熱される時間が2〜30秒程度になる長さに設定する。
(電解脱脂)
処理液:オルソケイ酸ソーダ100g/リットル
処理温度:60℃
陰極電流密度:2.5A/dm2
処理時間:10秒
(活性化)
処理液:10%塩酸
処理温度:30℃
浸漬処理時間:10秒
(ニッケルめっき)
処理液:塩化ニッケル250g/リットル、遊離塩酸50g/リットル
処理温度:40℃
電流密度:5A/dm2
めっき厚:0.005〜0.3μm
処理時間:めっき厚毎に時間を調整
(コバルトめっき)
処理液:塩化コバルト250g/リットル、遊離塩酸50g/リットル
処理温度:40℃
電流密度:2A/dm2
めっき厚:0.02〜0.08μm
処理時間:2秒
(銅めっき1:表においてCu−1と表記)
処理液:硫酸銅150g/リットル、遊離硫酸100g/リットル、遊離塩酸50g/リットル
処理温度:30℃
電流密度:5A/dm2
めっき厚:0.05〜0.32μm
処理時間:めっき厚毎に時間を調整
(銅めっき2:表においてCu−2と表記)
処理液:シアン化第一銅30g/リットル、遊離シアン10g/リットル
処理温度:40℃
電流密度:5A/dm2
めっき厚:0.045〜0.15μm
処理時間:めっき厚毎に時間を調整
処理液:シアン化銀5g/リットル、シアン化カリウム50g/リットル
処理温度:30℃
電流密度:2A/dm2
処理時間:10秒
(銀めっき)
処理液:シアン化銀50g/リットル、シアン化カリウム50g/リットル、炭酸カリウム30g/リットル
処理温度:40℃
電流密度:4.9〜6.7A/dm2の範囲で変化
めっき厚:0.3〜2.0μm
処理時間:めっき厚毎に時間を調整
(銀−錫合金めっき)Ag−10%Sn
処理液:シアン化カリウム100g/リットル、水酸化ナトリウム50g/リットル、シアン化銀10g/リットル、スズ酸カリウム80g/リットル
処理温度:40℃
電流密度:6A/dm2
めっき厚:1.0μm
処理時間:0.3分
(銀−インジウム合金めっき)Ag−10%In
処理液:シアン化カリウム(KCN)100g/リットル、水酸化ナトリウム50g/リットル、シアン化銀100g/リットル、塩化インジウム60g/リットル
処理温度:30℃
電流密度:6A/dm2
めっき厚:1.0μm
処理時間:0.3分
得られた銀被覆ステンレス条の銀および銀合金の結晶粒径は、FIBで断面切断後にEBSD(電子線後方散乱回折)で画像を写真撮影し、その写真から平均の結晶粒径を求めた。
また、打鍵試験後の可動接点側について目視検査を行い、めっきの剥離有無について観察を行って、剥離有無を調査した。
比較例4のように、銅からなる中間層が厚いときは、結晶粒径を調整しても最表面における銅成分の拡散が多く見られ、その結果接触抵抗値が増大していることがわかる。一方、結晶粒径が0.5μmよりも小さい比較例2、3においては、中間層厚が0.05〜0.3μmで制御されていても銅成分の拡散量が多くなり、最表層の表面に銅成分の露出が多くなって接触抵抗値を増大している様子が伺えた。
2 可動接点
3 充填剤
4 樹脂ケース
Claims (6)
- ステンレス鋼基材の表面の少なくとも一部にニッケル、コバルト、ニッケル合金、コバルト合金のいずれかからなる下地層が形成され、その上層に銅または銅合金からなる中間層が形成され、さらに上層に銀合金層が最表層として形成されている可動接点部品用銀被覆複合材であって、
前記中間層の厚さが0.05〜0.3μmであり、かつ前記最表層に形成された銀または銀合金の平均結晶粒径が0.5〜5.0μmであり、
前記銀合金が最表層の表面の銅成分の検出量が5質量%未満であり、前記銀合金としては、銀−錫合金、銀−インジウム合金、銀−ロジウム合金、銀−ルテニウム合金、銀−金合金、銀−パラジウム合金、銀−ニッケル合金、銀−セレン合金、銀−アンチモン合金、銀−亜鉛合金、銀−ビスマス合金であることを特徴とする可動接点部品用銀被覆複合材。 - 前記最表層の厚さが、0.3〜2.0μmであることを特徴とする請求項1に記載の可動接点部品用銀被覆複合材。
- 請求項1または請求項2に記載の可動接点部品用銀被覆複合材が加工されて形成された可動接点部品であって、
接点部分がドーム状または凸形状に形成されたことを特徴とする可動接点部品。 - 請求項3に記載の可動接点部品を用いたスイッチであって、
前記可動接点部品および前記可動接点部品と接続される固定接点が、樹脂ケース中に組み込まれていることを特徴とするスイッチ。 - ステンレス鋼基材の表面の少なくとも一部にニッケル、コバルト、ニッケル合金、コバルト合金のいずれかからなる下地層を形成し、その上層に銅または銅合金からなる中間層を形成し、さらに上層に銀または銀合金層を最表層として形成する可動接点部品用銀被覆複合材の製造方法であって、
前記中間層の厚さが0.05〜0.3μmであり、かつ前記最表層に形成された銀または銀合金の平均結晶粒径が0.5〜5.0μmであり、
前記銀または銀合金が最表層の表面の銅成分の検出量が5質量%未満であり、前記銀および銀合金としては、銀、銀−錫合金、銀−インジウム合金、銀−ロジウム合金、銀−ルテニウム合金、銀−金合金、銀−パラジウム合金、銀−ニッケル合金、銀−セレン合金、銀−アンチモン合金、銀−亜鉛合金、銀−ビスマス合金であり、
前記最表層を形成する銀および銀合金めっきは、その陰極電流密度を許容電流密度の80%以上で行い、前記銀および銀合金めっき後に通電加熱を施し、前記通電加熱は、銀および銀合金めっき電解槽と当該電解槽の出側に配置した給電装置との間で実施し、前記通電加熱を条材の断面積1mm 2 当り4A以上の電流で行い、その通電加熱時間を2〜30秒程度とすることを特徴とする可動接点部品用銀被覆複合材の製造方法。 - 前記最表層の厚さが、0.3〜2.0μmであることを特徴とする請求項5に記載の可動接点部品用銀被覆複合材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011171627A JP5749113B2 (ja) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | 可動接点部品用被覆複合材および可動接点部品、スイッチならびにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011171627A JP5749113B2 (ja) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | 可動接点部品用被覆複合材および可動接点部品、スイッチならびにその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013036072A JP2013036072A (ja) | 2013-02-21 |
JP5749113B2 true JP5749113B2 (ja) | 2015-07-15 |
Family
ID=47885947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011171627A Active JP5749113B2 (ja) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | 可動接点部品用被覆複合材および可動接点部品、スイッチならびにその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5749113B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6079508B2 (ja) * | 2013-08-29 | 2017-02-15 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | めっき部材、コネクタ用めっき端子、めっき部材の製造方法、およびコネクタ用めっき端子の製造方法 |
US8877630B1 (en) * | 2013-11-12 | 2014-11-04 | Chipmos Technologies Inc. | Semiconductor structure having a silver alloy bump body and manufacturing method thereof |
CN106414811B (zh) * | 2014-05-30 | 2019-05-28 | 古河电气工业株式会社 | 电触点材料、电触点材料的制造方法和端子 |
JP7353928B2 (ja) * | 2019-11-13 | 2023-10-02 | 古河電気工業株式会社 | 電気接点用材料およびその製造方法、コネクタ端子、コネクタならびに電子部品 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3889718B2 (ja) * | 2003-03-04 | 2007-03-07 | Smk株式会社 | 電気接点に用いる金属板及び同金属板の製造方法 |
JP3772240B2 (ja) * | 2003-06-11 | 2006-05-10 | 東洋精箔株式会社 | 押しボタンスイッチに用いる電気接点用ばね材およびその製造方法 |
JP4728571B2 (ja) * | 2003-10-31 | 2011-07-20 | 古河電気工業株式会社 | 可動接点用銀被覆ステンレス条の製造方法 |
JP2007291510A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-11-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 可動接点用銀被覆複合材料およびその製造方法 |
JP2007291509A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-11-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 可動接点用銀被覆複合材料およびその製造方法 |
JP4887533B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2012-02-29 | Dowaメタルテック株式会社 | 銀めっき金属部材およびその製造法 |
JP2009099550A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-05-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 可動接点用銀被覆複合材料およびその製造方法 |
US8607848B2 (en) * | 2008-08-05 | 2013-12-17 | Nucor Corporation | Method for casting metal strip with dynamic crown control |
JP5184328B2 (ja) * | 2008-12-19 | 2013-04-17 | 古河電気工業株式会社 | 可動接点部品用銀被覆材およびその製造方法 |
-
2011
- 2011-08-05 JP JP2011171627A patent/JP5749113B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013036072A (ja) | 2013-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5705738B2 (ja) | 可動接点部品用銀被覆複合材料とその製造方法および可動接点部品 | |
JP4728571B2 (ja) | 可動接点用銀被覆ステンレス条の製造方法 | |
JP4834023B2 (ja) | 可動接点部品用銀被覆材およびその製造方法 | |
JP4834022B2 (ja) | 可動接点部品用銀被覆材およびその製造方法 | |
JP5184328B2 (ja) | 可動接点部品用銀被覆材およびその製造方法 | |
JP6324085B2 (ja) | 電気接点用貴金属被覆板材およびその製造方法 | |
JP5749113B2 (ja) | 可動接点部品用被覆複合材および可動接点部品、スイッチならびにその製造方法 | |
JP4279285B2 (ja) | 可動接点用銀被覆ステンレス条およびその製造方法 | |
JP2007291510A (ja) | 可動接点用銀被覆複合材料およびその製造方法 | |
JP2009099548A (ja) | 可動接点用銀被覆複合材料およびその製造方法 | |
JP2012049041A (ja) | 可動接点部品用銀被覆材およびその製造方法 | |
WO2007119522A1 (ja) | 可動接点用銀被覆複合材料およびその製造方法 | |
JP5598851B2 (ja) | 可動接点部品用銀被覆複合材料およびその製造方法および可動接点部品 | |
JP2007291509A (ja) | 可動接点用銀被覆複合材料およびその製造方法 | |
JP5391214B2 (ja) | 可動接点用銀被覆ステンレス条及びこれを用いたスイッチ | |
JP2009099550A (ja) | 可動接点用銀被覆複合材料およびその製造方法 | |
JP4558823B2 (ja) | 可動接点用銀被覆複合材料およびその製造方法 | |
JP6099672B2 (ja) | 温度ヒューズ用電極材料およびその製造方法 | |
WO2007116717A1 (ja) | 可動接点用銀被覆複合材料およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140606 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150306 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150414 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150513 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5749113 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |